特開2016-223567IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

モータの出力軸からの駆動力を、タイミングベルトを介して一軸アクチュエ
ータの入力軸に入力する一軸アクチュエータ装置

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】一軸アクチュエータの入力軸が受けるタイミングベルトの張力を軽減しつつコン
パクトな構成で入力軸を支持する。
【解決手段】この一軸アクチュエータ装置1は、一軸アクチュエータ本体10が装着され
る一軸アクチュエータブラケット18と、一軸アクチュエータブラケット18からタイミ
ングベルト機構40側に張り出す一軸アクチュエータ本体10のねじ軸(入力軸)21に
装着される従動プーリ42と、従動プーリ42と一軸アクチュエータブラケット18との
間に配置されるアンギュラ玉軸受45とを備え、従動プーリ42は、転がり軸受45を介して一軸アクチュエータブラケット18に回転自在に支持されている。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、近年、この種の一軸アクチュエータ装置において、スライドテーブルに重量
物を載せて用いる用途が増加している。そのため、スライドテーブルが担う荷重の増大に
より、スライドテーブルを駆動する一軸アクチュエータの入力軸、つまり、ボールねじ機
構のねじ軸を回転させるために、より一層大きな駆動トルクが要求されている。
ボールねじ機構の駆動トルクを増大させるためには、ボールねじ機構やモータを大型化
する方策が考えられる。しかしながら、単にボールねじ機構やモータを大型化すれば、装
置全体が大型化する。そのため、コンパクトな装置を望む市場要求を満足せず、また、大
きなコストアップともなるため、必ずしも望ましい方策とはいえない。 一方、ボールねじ機構やモータを大型化せずに、一軸アクチュエータの駆動トルクを増
大させる上では、従動プーリを大径化してタイミングベルト機構の減速比を大きくする方
策が有効である。これに対し、特許文献1ないし2記載の技術では、タイミングベルトは
、「張力がかかった状態に取り付けられる」ものの、これら文献の開示からは、タイミン
グベルトを掛け回す従動プーリ部分の支持構造が不明である。 ここで、従動プーリ部分の支持構造として、例えば、一軸アクチュエータが取付けられ
るブラケット部分で一軸アクチュエータの入力軸を1つの軸受で片持ち支持する場合、タ
イミングベルトの張力が大きければ、入力軸には大きな曲げモーメントが作用する。その
ため、円滑な駆動を行う上で改善の余地があり、極端な場合、片持ち支持された入力軸が
破断するおそれがある。 また、従動プーリ部分の支持構造として、一軸アクチュエータの入力軸を2つの軸受を
用いて従動プーリの両側で両持ち支持する場合、入力軸を安定して支持し得るものの、両
持ち支持するための支持構造が従動プーリの両側に必要となる。そのため、タイミングベ
ルト機構が大型化し、コンパクトな装置を望む市場要求を満足する上では改善の余地があ
る。 そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、一軸アクチュ
エータの入力軸が受けるタイミングベルトの張力を軽減しつつコンパクトな構成で入力軸
を支持し得る一軸アクチュエータおよびこれを備える一軸アクチュエータ装置を提供する
ことを課題とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決するために、本発明の一態様に係る一軸アクチュエータは、スライドテ ーブルと、ボールねじ機構と直動案内機構とが組み合わされたスライドテーブル移動構造 とを有する一軸アクチュエータ本体を備え、前記ボールねじ機構のねじ軸が入力軸になっ ており、前記入力軸にタイミングベルト機構からの駆動力が入力される一軸アクチュエー タであって、前記一軸アクチュエータ本体が装着される一軸アクチュエータ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
上述のように、本発明によれば、一軸アクチュエータの入力軸が受けるタイミングベル
トの張力を軽減しつつコンパクトな構成で入力軸を支持することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の一態様に係る一軸アクチュエータ装置の一実施形態を説明する模式的平面図であり、同図では、タイミングベルト機構の従動プーリ部分を、軸線を含む断面にて図示している。

【図2】図1の正面図である。

【図3】図1の左側面図である。

【図4】図1の右側面図であり、同図では、タイミングベルト機構を囲むケーシングを取り外した状態を図示している。

【図5】図2のZ−Z断面の拡大図である。

【図6】図1の要部(図4でのY−Y断面)の拡大図である。

【図7】図6に示す従動プーリ部分の入力軸支持構造の構成部品を分解して示す図である。

【図8】比較例として示す一軸アクチュエータ装置の模式的平面図であり、同図は、図1に対応する図を示している。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 一軸アクチュエータ装置   2 モータ   3 フランジ   4 出力軸   5 モータブラケット   6 ブラケット固定ボルト   7 雌ねじ   8 長穴   9 ボルト   10 一軸アクチュエータ   11 スライドテーブル   12 筐体   13 軸受ブロック   14 軸受ブロック   16 ロックナット   18 一軸アクチュエータブラケット   19 外輪嵌合部   20 ボールねじ機構   21 ねじ軸(入力軸)   22 ボールねじナット   30 直動案内機構   31 案内レール   32 スライダ   40 タイミングベルト機構   41 駆動プーリ   42 従動プーリ   43 タイミングベルト   44 ケーシング   45 アンギュラ玉軸受   46 内輪   47 外輪   48 転動体   49 内輪嵌合部   50 張力調整部   51 調整用ボルト   53 ロックナット   54 取付けブロック   55 取付けボルト   56 張力調整ナット   60 入力軸支持構造

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