技術分野
自動車や各種産業機械の変速機などに利用可能なトロイダル型無段変速機
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】ディスクの微小変形に起因するフレッチング摩耗を抑制できるトロイダル型無段変速機を提供する。 【解決手段】トロイダル型無段変速機の押圧装置12が、ローディングカム46と、このローディングカム46のカム面46aと入力側ディスク2のカム面2dとの間で保持器47により転動可能に保持されたカムローラ48とを有し、保持器47に複数の前記カムローラ48が入力側ディスク2の径方向に並んで配置され、複数のカムローラ48a,48b,48cは、当該ころの配置位置で直径が異なり、入力側ディスク2側から加わる力が強い外径側のカムローラ48ほど直径を小さく設定されているので、外径側と内径側とにおいて、面圧のかたよりを少なくすることができる。したがって、入力側ディスク2の微小変形に起因するフレッチング摩耗を抑制できる。 【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ところで、このようなトロイダル型無段変速機におけるローディングカム式の押圧装置では、ローディングカム部のころとカム面の接触点にてフレッチング摩耗が発生し易い問題がある。
このフレッチング摩耗発生の理由の一つとして、ローディングカムのころに加わる面圧が高く、このような高い面圧は、複数のころの配置位置により異なることが挙げられる。これは、パワーローラによって、(入力側ディスク)側から受ける軸方向の外力によって、(入力側)ディスクが撓んで微小に変形するため、ころの配置位置において、その内径側、中央側、外径側で面圧にかたよりが生じてしまうからである。
このような理由によるフレッチング摩耗の防止策については、前記特許文献1および2のいずれにも記載されていない。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、ディスクの微小変形に起因するフレッチング摩耗を抑制できるトロイダル型無段変速機を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
前記目的を達成するために、本発明のトロイダル型無段変速機は、それぞれの内側面同士を互いに対向させた状態で互いに同心的にかつ回転可能に設けられた第1ディスクおよび第2ディスクと、これら両ディスクの間に挟持されるパワーローラと、前記両ディスクを互いに近づけ合う方向に押圧する押圧装置とを備え、この押圧装置が、ローディングカムと、このローディングカムのカム面と前記第1ディスクのカム面との間で保持器に・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明によれば、第1ディスク側から加わる力が強い位置に配置するころほど直径を小さく設定して面圧を低くすることができるので、面圧のかたよりを少なくすることができ、よって、ディスクの微小変形に起因するフレッチング摩耗を抑制できる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 本発明の実施の形態に係るトロイダル型無段変速機を示すもので、(a)は押圧装置の断面図、(b)は要部の断面図である。
【図2】 従来のトロイダル型無段変速機の一例を示す断面図である。
【図3】 図2におけるA−A線に沿う断面図である。
2 入力側ディスク(第1ディスク)
2d カム面
3 出力側ディスク(第2ディスク)
11 パワーローラ
12 押圧装置
46 ローディングカム
46a カム面
47 保持器
48,48a,48b,48c カムローラ(ころ)
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