特開2016-223595IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ウオームギヤと噛み合って使用されるウオームホイール

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】樹脂製のギヤ歯を備えたウオームホイールにおいて、繊維状補強材を必ずしも含有しない場合でも、機械的強度を向上させることができるウオームホイールを提供する。
【解決手段】ウオームギヤと噛み合って動力を伝達するためのウオームホイールであって、
該ウオームホイールは、前記ウオームギヤと噛み合う樹脂製のギヤ歯を有し、該ギヤ歯は前記ウオームギヤと噛み合う噛合部と、歯幅方向の少なくとも一端において周方向に連続した環状部とを備えている。

【選択図】図3

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、樹脂組成物に繊維状補強材を配合すると材料費が上昇し、さらにその繊維状補強材を特定の方向に配列させるように制御するには製造コストが上昇してしまうという問題が出てくる。 本発明は上述した状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、樹脂製のギヤ歯を備えたウオームホイールにおいて、繊維状補強材を必ずしも含有しない場合でも、機械的強度を向上させることができるウオームホイールを提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するため、本発明に係るウオームホイールは、以下のように構成される。 ウオームギヤと噛み合って動力を伝達するためのウオームホイールであって、 該ウオームホイールは前記ウオームギヤと噛み合う樹脂製のギヤ歯を有し、 該ギヤ歯は前記ウオームギヤと噛み合う噛合部と、歯幅方向の少なくとも一端において周方向に連続した環状部とを備えていること、 を特徴とするウオームホイール。
【発明の効果】
本発明によれば、ウオームホイールのギヤ歯は、歯幅方向の少なくとも一端において周方向に連続した環状部を備えていることにより、ギヤ歯の噛合部に噛み合い荷重が印加されたときの噛合部のたわみ量を小さく抑えることができる。このため、噛合部の歯元の曲げ応力を小さくでき、ギヤ歯の強度を向上させることができる。従って、電動パワーステアリング装置に使用されるモータパワーの高出力化に対応可能になるとともに、電動パワーステアリング装置の軽量化を達成することも可能となる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】パワーステアリング装置の一例を示す概略構成図である。

【図2】減速ギヤ機構部分の部分断面図である。

【図3】本発明のウオームホイールがウオームギヤと噛合している状態を示す斜視図である。

【図4】(a)は本発明のウオームホイールのギヤ歯の1歯分を示す斜視図、(b)は(a)のB矢視図、(c)は噛み合い荷重が作用したときのたわみ量の説明図である。

【図5】ウオームホイールの切削加工時の加工形状の違いを示す説明図で、(a)は本発明に係る実施形態、(b)は従来例である。

【図6】従来のウオームホイールがウオームギヤと噛合している状態を示す斜視図である。

選択図 図3出願人が指定した本件の代表的な図

11 ステアリングシャフト   13 電動モータ   20 ラック・ピニオン式運動変換機構   21 ラック軸   22 ピニオン軸   30 減速ギヤ   31 ウォームギヤ   32 ウォームホイール   33 樹脂部   33a ギヤ歯   33b 噛合部   33c 環状部   33d 歯元部   34 芯管

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