特開2016-223765IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

気化装置および流量分布調整方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】伝熱管の外面を流れる流体の膜切れを抑止することができる気化装置を提供する。
【解決手段】気化装置X1は、複数の伝熱管21を有する伝熱管パネル2と、トラフ本体51に導入された海水を伝熱管パネル2の外面に導くトラフエッジ52を有するトラフ5と、を備え、伝熱管21は、複数のフィン21bを有しており、トラフエッジ52における伝熱管パネル2側の外縁部分52aは、第1外縁部分52bと、第1外縁部分52bよりも高さ位置の低い第2外縁部分52cと、を有しており、互いに隣り合うフィン21bの先端同士の間のそれぞれに形成される複数の領域は、第1領域E1と、トラフ本体51の長手方向において第1領域E1よりも幅の小さい第2領域E2と、を含んでおり、第1外縁部分52bは、第1領域E1に対応する位置に配置されており、第2外縁部分52cは、第2領域E2に対応する位置に配置されている。
【選択図】図3

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

オープンラック式気化装置200では、流水面220bが平坦状をなしているため、当該流水面220bの上から流れ落ちる海水の流量は、伝熱管210aが並ぶ方向において略均一となる。しかしながら、オープンラック式気化装置200では、伝熱管210aが複数のフィン210bを有しているため、流水面220bの上を流れる海水の流れ方向に直交する方向おいて、互いに隣り合うフィン210bの先端同士の離間距離がそれぞれ異なる可能性がある。このような場合、流水面220b上から流れ落ちる海水の流量が伝熱管210aの並ぶ方向において略均一であったとしても、互いに隣り合うフィン210bの間の領域にそれぞれ流入する海水の流量が異なることになる。このため、当該海水の流量が少なくなる領域に対応するフィン210bの外面において海水の膜切れが発生する可能性がある。 本発明は、の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、伝熱管の外面を流れる流体の膜切れを抑止することができる気化装置および流量分布調整方法を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に係る気化装置は、複数の伝熱管を有する伝熱管パネルと、トラフ本体に導入された熱交換用流体を前記伝熱管パネルの外面に導くトラフエッジを有するトラフと、を備え、前記伝熱管は、複数のフィンを有しており、前記トラフエッジにおける前記伝熱管パネル側の外縁部分は、第1外縁部分と、当該第1外縁部分よりも高さ位置の低い第2外縁部分と、を有しており、互いに隣り合う前記フィンの先端同士の間のそれぞれに形成・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、伝熱管の外面を流れる流体の膜切れを抑止することができる気化装置および流量分布調整方法が提供される。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】第1の気化装置の概略構成を示す斜視図である。

【図2】第1の気化装置の概略構成を示す側方断面図である。

【図3】第1の気化装置の概略構成を示す上面図であって、各伝熱管を断面視した図である。

【図4】第1の気化装置のトラフの要部を示す斜視図である。

【図5】第1の気化装置のトラフの要部を示す図であって、トラフ本体の長手方向に直交する方向の断面図である。

【図6】第1のトラフのトラフエッジから流出する海水の流量割合とトラフ本体の長手方向におけるリブ本体の頂点からの距離との関係を示すグラフであって、エッジ本体の上面に対するリブ本体の高さを変更した場合を示している。

【図7】第1のトラフのトラフエッジから流出する海水の流量割合とトラフ本体の長手方向におけるリブ本体の頂点からの距離との関係を示すグラフであって、前記長手方向におけるリブ本体の幅を変更した場合を示している。

【図8】第1の伝熱管における各領域に流入する海水の最大流量分布と互いに隣り合うリブ本体の間隔の大きさで規格化したエッジ本体の上面に対するリブ本体の高さとの関係を示すグラフであって、トラフ本体の長手方向におけるリブ本体の幅を変更した場合を示している。

【図9】第1の伝熱管における各領域に流入する海水の最大流量分布と互いに隣り合うリブ本体の間隔の大きさで規格化したリブ本体の幅との関係を示すグラフである。

【図10】第1の伝熱管における各領域に流入する海水の最大流量分布とトラフ本体の長手方向に直交する方向におけるエッジ本体の奥行長さで規格化したリブ本体の奥行長さとの関係を示すグラフである。

【図11】第1の伝熱管における各領域に流入する海水の最大流量分布とトラフから各伝熱管の外面に導かれる海水の流量との関係を示すグラフであって、エッジ本体の外縁部分から2m下方の位置における計測値を示している。

【図12】第1の伝熱管における各領域に流入する海水の最大流量分布とトラフから各伝熱管の外面に導かれる海水の流量との関係を示すグラフであって、エッジ本体の外縁部分から4m下方の位置における計測値を示している。

【図13】第1のリブのリブ本体の変形例1を示した概略斜視図である。

【図14】第1のリブのリブ本体の変形例2を示した概略斜視図である。

【図15】第1のリブのリブ本体の変形例3を示した概略斜視図である。

【図16】第1の気化装置の変形例4であるトラフの要部を示した図であって、トラフ本体の長手方向に直交する方向の断面図である。

【図17】第2の気化装置のトラフの要部を示す斜視図である。

【図18】第2の気化装置のトラフの要部を示す図であって、トラフ本体の長手方向に直交する方向の断面図である。

【図19】第2の気化装置の概略構成を示す上面図であって、各伝熱管を断面視した図である。

【図20】第2のトラフのトラフエッジから流出する海水の流量割合とトラフ本体の長手方向における窪み部の底点からの距離との関係を示すグラフであって、エッジ本体の上面に対する窪み部の深さを変更した場合を示している。

【図21】第2のトラフのトラフエッジから流出する海水の流量割合とトラフ本体の長手方向における窪み部の底点からの距離との関係を示すグラフであって、前記長手方向における窪み部の幅を変更した場合を示している。

【図22】第3の気化装置のトラフの要部を示す斜視図である。

【図23】第3の気化装置のトラフの要部を示す図であって、トラフ本体の長手方向に直交する方向の断面図である。

【図24】第2の気化装置の変形例5であるトラフの要部を示した図であって、トラフ本体の長手方向に直交する方向の断面図である。

【図25】第4の気化装置のトラフの要部を示す斜視図である。

【図26】特許文献1に記載のオープンラック式気化装置の概略構成を示す斜視図である。

選択図 図3出願人が指定した本件の代表的な図

E1 第1領域   E2 第2領域   X1 気化装置   2 伝熱管パネル   5 トラフ   21 伝熱管   21b フィン   51 トラフ本体   52 トラフエッジ   52a 外縁部分   52b 第1外縁部分   52c 第2外縁部分   521 エッジ本体   521A 上面   522 リブ   522a リブ本体   522b 固定部

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