特開2016-223893IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

細胞評価方法に関するものである。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】より生体内に近い細胞集塊の状態で培養されている細胞を細胞集塊内の位置に関連づけて評価する。
【解決手段】細胞集塊を構成する細胞の少なくとも一部を、少なくとも1つの化学物質で標識する標識ステップS1と、標識された細胞の複数枚のスライス画像を細胞集塊の少なくとも一部に対して取得する撮影ステップS2と、取得された複数枚のスライス画像に基づいて細胞の特性を評価する評価ステップS3と、撮影ステップS2により取得された複数枚のスライス画像を画像処理して細胞集塊の少なくとも一部の3次元の画像を構築する3次元画像構築ステップS4と、構築された細胞集塊の3次元の画像から、該細胞集塊の重心位置を決定する重心決定ステップS5と、決定された重心位置からの距離に対して、評価ステップS3により得られた評価結果を整理する整理ステップS6とを含む細胞評価方法を提供する。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、特許文献1の技術は、細胞集塊全体の解析を行うため、細胞集塊を構成する個々の細胞の解析については考慮されていない。細胞ベースの研究や薬剤スクリーニングでは、細胞集塊を構成する個々の細胞の反応を定量化する必要がある。特に、細胞集塊を構成している細胞の内、内側の細胞と外側の細胞とでは反応が異なるため、細胞集塊全体の解析では、個々の細胞の解析を行うことができないという問題がある。 本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであって、より生体内に近い細胞集塊の状態で培養されている細胞を細胞集塊内の位置に関連づけて評価することができる細胞評価方法を提供することを目的としている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。 本発明の一態様は、細胞集塊を構成する細胞の少なくとも一部を、少なくとも1つの蛍光または発光を生じさせる化学物質で標識する標識ステップと、該標識ステップにおいて標識された前記細胞の複数枚のスライス画像を前記細胞集塊の少なくとも一部に対して取得する撮影ステップと、該撮影ステップにより取得された複数枚のスライス画像に基づいて前記細胞の特・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、より生体内に近い細胞集塊の状態で培養されている細胞を細胞集塊内の位置に関連づけて評価することができるという効果を奏する。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の一細胞評価方法を示すフローチャートである。

【図2】図1の細胞評価方法を実施するために使用される顕微鏡システムを示す図である。

【図3】図1の細胞評価方法の3次元画像構築ステップにより構築された細胞集塊の3次元画像の一例を示す図である。

【図4】図1の細胞評価方法の重心決定ステップによる細胞集塊の重心の決定方法を説明する図である。

【図5】図1の細胞評価方法により構築された細胞集塊の3次元画像の断面を模式的に示す図である。

【図6】図1の細胞評価方法による評価結果の一例を示すグラフである。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

S1 標識ステップ   S2 撮影ステップ   S3 評価ステップ   S4 3次元画像構築ステップ   S5 重心決定ステップ   S6 整理ステップ   L 内側領域(領域)   M 中間領域(領域)   N 外側領域(領域)   O 重心位置   X 細胞集塊   Y 細胞

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