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特開2016-224790ネットワークシステム、ネットワークシステムの制御方法、及び、サーバー
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2016-224790(P2016-224790A)
(43)【公開日】2016年12月28日
(54)【発明の名称】ネットワークシステム、ネットワークシステムの制御方法、及び、サーバー
(51)【国際特許分類】
   G07G 1/14 20060101AFI20161205BHJP
   G06F 9/445 20060101ALI20161205BHJP
【FI】
   G07G1/14
   G06F9/06 610B
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
【全頁数】28
(21)【出願番号】特願2015-111973(P2015-111973)
(22)【出願日】2015年6月2日
(71)【出願人】
【識別番号】000002369
【氏名又は名称】セイコーエプソン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100116665
【弁理士】
【氏名又は名称】渡辺 和昭
(74)【代理人】
【識別番号】100164633
【弁理士】
【氏名又は名称】西田 圭介
(74)【代理人】
【識別番号】100179475
【弁理士】
【氏名又は名称】仲井 智至
(72)【発明者】
【氏名】千原 一徳
(72)【発明者】
【氏名】▲吉▼澤 潤一
(72)【発明者】
【氏名】堤 浩一郎
【テーマコード(参考)】
3E142
5B376
【Fターム(参考)】
3E142EA19
3E142HA02
3E142HA14
3E142JA02
5B376AA05
5B376AA25
5B376AA32
5B376AA34
5B376AA35
5B376AA38
(57)【要約】
【課題】サーバーと、サーバーとネットワークを介して接続された制御装置とを備えるシステムについて、制御装置とサーバーとが通信可能な構成を用いて、サーバーでデバイスの設定に関する情報を含む設定情報を管理できるようにすることを目的とする。
【解決手段】会計システム1において、POS端末10は、接続されたデバイスの設定に関する情報を含む設定情報データ524(設定情報)を記憶し、制御サーバー15は、グローバルネットワークGNを介してPOS端末10から設定情報データ524を取得し、取得した設定情報データ524を記憶し、POS端末10からの要求に応じて、記憶した設定情報データ524をPOS端末10に送信する。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワークと接続するサーバーと、
前記サーバーと前記ネットワークを介して通信可能に接続され、デバイスが接続可能な制御装置とを備え、
前記制御装置は、
接続されたデバイスの設定に関する情報を含む設定情報を記憶し、
前記サーバーは、
前記ネットワークを介して前記制御装置から前記設定情報を取得し、取得した前記設定情報を記憶し、
前記制御装置からの要求に応じて、記憶した前記設定情報を前記制御装置に送信する
ことを特徴とするネットワークシステム。
【請求項2】
前記サーバーは、
前記制御装置に前記設定情報の送信を要求し、当該要求に応じて前記制御装置が送信した前記設定情報を受信して取得する
ことを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
【請求項3】
前記サーバーは、
前記制御装置から取得した前記設定情報の内容を、前記制御装置から前記設定情報を取得した後における前記制御装置の設置状況の変化に応じて変更する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のネットワークシステム。
【請求項4】
前記制御装置は、記録媒体に記録する記録部を有し、
前記設定情報は、前記制御装置に接続されたデバイスの設定に関する情報として、前記制御装置に接続されたデバイスの種類を示す情報を含み、
前記サーバーは、
前記制御装置からの要求に応じて、記憶した前記設定情報に含まれるデバイスの種類を示す情報に基づいて、デバイスの種類を示す情報を記録させる記録データを生成し、前記制御装置に送信し、
前記制御装置は、
前記サーバーから受信した前記記録データに基づいて、前記記録部を制御して、前記記録媒体にデバイスの種類を示す情報を印刷する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
【請求項5】
ネットワークと接続するサーバーと、前記サーバーと前記ネットワークを介して通信可能に接続され、デバイスが接続可能な制御装置とを備えるネットワークシステムの制御方法であって、
前記制御装置は、
接続されたデバイスの設定に関する情報を含む設定情報を記憶し、
前記サーバーは、
前記ネットワークを介して前記制御装置から前記設定情報を取得し、取得した前記設定情報を記憶し、
前記制御装置からの要求に応じて、記憶した前記設定情報を前記制御装置に送信する
ことを特徴とするネットワークシステムの制御方法。
【請求項6】
デバイスが接続可能な制御装置にネットワークを介して接続可能なサーバーであって、
前記ネットワークを介して前記制御装置から、前記制御装置に接続されたデバイスの設定に関する情報を含む設定情報を取得し、取得した前記設定情報を記憶し、
前記制御装置からの要求に応じて、記憶した前記設定情報を前記制御装置に送信する
ことを特徴とするサーバー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ネットワークシステム、ネットワークシステムの制御方法、及び、サーバーに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、制御装置(POS装置)と、サーバーとが通信するシステムにおいて、サーバーが、制御装置にマスターデータを送信する技術が知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2013−178632号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、制御装置には、所定のデバイスが接続可能に構成されたものがある。一般に、デバイスが接続可能な制御装置は、接続されたデバイスの設定に関する情報に基づいて、デバイスを制御する。特許文献1に記載のシステムのように、制御装置とサーバーとが通信するシステムでは、制御装置とサーバーとが通信可能な構成を用いて、デバイスの設定に関する情報を含む設定情報を管理したいとするニーズがある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、サーバーと、サーバーとネットワークを介して接続された制御装置とを備えるシステムについて、制御装置とサーバーとが通信可能な構成を用いて、サーバーでデバイスの設定に関する情報を含む設定情報を管理できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明のネットワークシステムは、ネットワークと接続するサーバーと、前記サーバーと前記ネットワークを介して通信可能に接続され、デバイスが接続可能な制御装置とを備え、前記制御装置は、接続されたデバイスの設定に関する情報を含む設定情報を記憶し、前記サーバーは、前記ネットワークを介して前記制御装置から前記設定情報を取得し、取得した前記設定情報を記憶し、前記制御装置からの要求に応じて、記憶した前記設定情報を前記制御装置に送信することを特徴とする。
本発明の構成によれば、サーバーと、サーバーとネットワークを介して接続された制御装置とを備えるシステムについて、制御装置とサーバーとが通信可能な構成を用いて、サーバーでデバイスの設定に関する情報を含む設定情報を管理できる。
【0006】
また、本発明のネットワークシステムは、前記サーバーは、前記制御装置に前記設定情報の送信を要求し、当該要求に応じて前記制御装置が送信した前記設定情報を受信して取得することを特徴とする。
本発明の構成によれば、サーバーは、主体的に、制御装置に対して設定情報の送信を要求して、設定情報を取得することができる。
【0007】
また、本発明のネットワークシステムは、前記サーバーは、前記制御装置から取得した前記設定情報の内容を、前記制御装置から前記設定情報を取得した後における前記制御装置の設置状況の変化に応じて変更することを特徴とする。
本発明の構成によれば、サーバーは、設置状況が変化した制御装置からの要求に応じて、当該制御装置に対して、設置状況の変化に対応する内容の変更が行われた設定情報を送信できる。
【0008】
また、本発明のネットワークシステムは、前記制御装置は、記録媒体に記録する記録部を有し、前記設定情報は、前記制御装置に接続されたデバイスの設定に関する情報として、前記制御装置に接続されたデバイスの種類を示す情報を含み、前記サーバーは、前記制御装置からの要求に応じて、記憶した前記設定情報に含まれるデバイスの種類を示す情報に基づいて、デバイスの種類を示す情報を記録させる記録データを生成し、前記制御装置に送信し、前記制御装置は、前記サーバーから受信した前記記録データに基づいて、前記記録部を制御して、前記記録媒体にデバイスの種類を示す情報を記録する。
本発明の構成によれば、ユーザーは、記録媒体に記録されたデバイスの種類を示す情報に基づいて、デバイスの接続等の作業を行うことができる。
【0009】
また、上記目的を達成するために、本発明は、ネットワークと接続するサーバーと、前記サーバーと前記ネットワークを介して通信可能に接続され、デバイスが接続可能な制御装置とを備えるネットワークシステムの制御方法であって、前記制御装置は、接続されたデバイスの設定に関する情報を含む設定情報を記憶し、前記サーバーは、前記ネットワークを介して前記制御装置から前記設定情報を取得し、取得した前記設定情報を記憶し、前記制御装置からの要求に応じて、記憶した前記設定情報を前記制御装置に送信することを特徴とする。
本発明の構成によれば、サーバーと、サーバーとネットワークを介して接続された制御装置とを備えるシステムについて、制御装置とサーバーとが通信可能な構成を用いて、サーバーでデバイスの設定に関する情報を含む設定情報を管理できる。
【0010】
また、上記目的を達成するために、本発明のサーバーは、デバイスが接続可能な制御装置にネットワークを介して接続可能なサーバーであって、前記ネットワークを介して前記制御装置から、前記制御装置に接続されたデバイスの設定に関する情報を含む設定情報を取得し、取得した前記設定情報を記憶し、前記制御装置からの要求に応じて、記憶した前記設定情報を前記制御装置に送信することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本実施形態に係るネットワークシステムの構成を示す図。
図2】ネットワークシステムが備える各装置の機能的構成を示すブロック図。
図3】POS端末の動作を示すフローチャート。
図4】会計用ユーザーインターフェースを示す図。
図5】POS端末、制御サーバーの動作を示すフローチャート。
図6】POS端末、制御サーバーの動作を示すフローチャート。
図7】POS端末の動作を示すフローチャート。
図8】POS端末の動作を示すフローチャート。
図9】POS端末の動作を示すフローチャート。
図10】店舗の移店が行われる場合の移店前の店舗システムと移店後の店舗システムを示す図。
図11】POS端末、制御サーバーの動作を示すフローチャート。
図12】設定情報データを示す図。
図13】POS端末、制御サーバーの動作を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
【0013】
図1は、本実施形態に係る会計システム1(ネットワークシステム)の構成を示す図である。
図1に示すように、会計システム1は、複数の店舗システム11を備える。店舗システム11は、スーパーマーケットや、コンビニエンスストア、デパート、飲食店等の小売店店舗に用いられるシステムである。
店舗システム11は、顧客が購入した商品に応じた会計を行う機能、会計に応じてレシートを発行する機能等を備える。
【0014】
店舗システム11が適用される店舗には、顧客が会計を行なうレジカウンターLが設けられる。レジカウンターLには、会計に応じてレシートを発行可能なPOS端末10(制御装置)が設けられる。
【0015】
POS端末10は、レジカウンターLで行われる会計に応じて会計処理を実行し、会計に関する情報が記録されたレシートを発行する機能を有する。POS端末10により発行されたレシートは、顧客に引き渡される。
POS端末10の構成、機能、及び、機能に基づく処理については後述する。
【0016】
店舗システム11は、ローカルネットワークLNを備える。
POS端末10は、LANに係る通信規格に従って、ローカルネットワークLNと接続する。POS端末10がローカルネットワークLNと接続する際に使用する通信規格は何でもよく、また、有線接続でも無線接続でもよい。
ローカルネットワークLNには、通信装置14が接続される。通信装置14は、ローカルネットワークLNと、インターネットを含むグローバルネットワークGNとを接続するインターフェース装置である。通信装置14は、モデム(又は、ONU(Optical Network Unit))としての機能、ルーター機能、NAT(Network Address Translation)機能、及び、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバー機能等を有する。通信装置14は、ローカルネットワークLNに接続された機器と、グローバルネットワークGNに接続された機器との間で行われる通信に際し、機器間で送受信されるデータを転送する。なお、図1では、通信装置14を1つのブロックで表現するが、通信装置14は、機能に応じた複数の装置を有する構成でもよい。
POS端末10は、通信装置14を介して、グローバルネットワークGNにアクセス可能である。
【0017】
グローバルネットワークGNには、制御サーバー15(サーバー)が接続される。制御サーバー15は、サーバー機能を有し、POS端末10をクライアントとする、クラウドシステムのクラウドサーバーである。すなわち、制御サーバー15は、クライアントからの要求等をトリガーとして、所定の演算処理を実行し、演算処理の結果に基づくデータを、クライアントに送信する。なお、図1では、制御サーバー15を、1つのブロックによって表現するが、これは制御サーバー15が単一のサーバー装置により構成されることを意味するものではない。例えば、制御サーバー15は、複数のサーバー装置を含んで構成されたものでもよい。すなわち、制御サーバー15は、後述する各種処理を実行可能な構成であれば、その形態を問わない。
【0018】
図2は、会計システム1が有するPOS端末10と、制御サーバー15との機能的構成を示すブロック図である。
【0019】
POS端末10は、ロール紙(記録媒体)を収容し、ロール紙にライン型のサーマルヘッドによってドットを形成することにより画像を記録するラインサーマルプリンターである。
図2に示すように、POS端末10は、制御装置制御部50と、制御装置記録部51と、制御装置記憶部52と、制御装置通信部53と、制御装置デバイス通信部54と、を備える。
【0020】
制御装置制御部50は、図示しないCPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、POS端末10を制御する。
【0021】
制御装置記録部51は、POS端末10の筐体に収容されたロール紙を搬送する搬送機構や、サーマルヘッドによってロール紙にドットを形成して画像を記録する記録機構、ロール紙を所定の位置で切断する切断機構等のロール紙への記録に関する各種機構を備える。制御装置記録部51は、制御装置制御部50の制御で、搬送機構によりロール紙を搬送しつつ、記録機構によりロール紙にレシートに係る画像を記録し、切断機構により所定の位置でロール紙を切断して、レシートを発行する。
【0022】
制御装置記憶部52は、EPROM等の不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。
制御装置記憶部52は、商品の商品コードと、商品に関する情報とを対応付けた商品マスターである制御装置側商品マスター521を記憶する。商品に関する情報は、少なくとも、商品の単価を示す情報を含む。
また、制御装置記憶部52は、制御装置側ウェブアプリケーション522を記憶する。制御装置側ウェブアプリケーション522については後述する。
また、制御装置記憶部52は、会計情報一時記憶データベース523を記憶する。会計情報一時記憶データベース523については後述する。
また、制御装置記憶部52は、設定情報データ524を記憶する。設定情報データ524については後述する。
【0023】
POS端末10には、所定のウェブブラウザーがインストールされる。制御装置制御部50は、インストールされたウェブブラウザーを読み出して実行することにより、クライアント機能部501として機能する。
【0024】
また、POS端末10には、所定のウェブサーバーソフトウェアがインストールされる。制御装置制御部50は、インストールされたウェブサーバーソフトウェアを読み出して実行することにより、サーバー機能部502として機能する。サーバー機能部502は、サーバー機能を有し、クライアント機能部501との関係において、クライアント機能部501をクライアントとするサーバーとして機能する。
上述した制御装置側ウェブアプリケーション522は、POS端末10にインストールされた所定のウェブサーバーソフトウェアで動作するアプリケーションであり、当該所定のウェブサーバーソフトウェアとの間でプログラム間通信が可能である。そして、サーバー機能部502は、制御装置側ウェブアプリケーション522を読み出して実行することにより、制御装置側アプリケーション実行部5021として機能する。
制御装置制御部50が備える各機能ブロックの機能、及び、機能に基づく処理については後述する。
【0025】
制御装置通信部53は、制御装置制御部50の制御で、ローカルネットワークLNにアクセスし、当該ネットワークに接続された機器(他のPOS端末10を含む。)と通信する。
また、制御装置通信部53は、制御装置制御部50の制御で、通信装置14を介して、グローバルネットワークGNにアクセスし、当該ネットワークに接続された機器(制御サーバー15を含む。)と通信する。
【0026】
制御装置デバイス通信部54は、USBの規格に従ったポートや、USB以外のシリアル通信規格に従ったポート、その他通信規格に従ったポートを有するインターフェースボードを備える。各ポートには、デバイスが接続される。制御装置デバイス通信部54は、制御装置制御部50の制御で、ポートを介してPOS端末10に接続されたデバイスと通信する。
なお、制御装置デバイス通信部54が無線通信機能を備え、デバイスと無線通信する構成でもよい。
【0027】
POS端末10には、デバイスとして、バーコードスキャナーBS、カスタマーディスプレーCD、キャッシュドロアーKS、及び、タッチパネルTPが接続される。
【0028】
バーコードスキャナーBSは、商品や、商品の包装等に付されたバーコードを読み取り、読取結果を示すデータを制御装置デバイス通信部54に出力する。制御装置デバイス通信部54は、バーコードスキャナーBSから入力されたデータを、制御装置制御部50に出力する。
カスタマーディスプレーCDは、制御装置制御部50の制御で、画像を表示する。カスタマーディスプレーCDに表示された情報は、レジカウンターLで会計を行う顧客が視認できる。
キャッシュドロアーKSは、現金を収容するトレイ及びトレイをロックする機構を備え、制御装置制御部50の制御で、ロックを解除し、トレイを開く。
タッチパネルTPは、液晶表示パネルや有機ELパネル等の表示装置と、当該表示装置に重ねて設けられ、ユーザー(レジ担当者を含む。)のタッチ操作を検出するタッチセンサーと、を有する。タッチパネルTPは、レジカウンターLにおいて、レジ担当者が視認可能であり、タッチ操作可能な位置に設けられる。タッチパネルTPは、制御装置制御部50の制御で、表示装置に各種画像を表示する。制御装置制御部50のクライアント機能部501は、所定の手段で取得したHTMLファイルに基づいて、タッチパネルTPにウェブページを表示可能である。また、タッチパネルTPは、ユーザーのタッチ操作を検出した場合、タッチ操作された位置を示す信号を制御装置制御部50に出力すする。制御装置制御部50は、タッチパネルTPからの入力に基づいて、ユーザーのタッチ操作に対応する処理を実行する。
【0029】
図2に示すように、制御サーバー15は、サーバー制御部40と、サーバー記憶部41と、サーバー通信部42と、を備える。
サーバー制御部40は、図示しないCPUや、ROM、RAM、その他周辺回路等を備え、制御サーバー15を制御する。
【0030】
サーバー記憶部41は、図示しないハードディスクや、EEPROM等の不揮発性メモリーを備え、各種データを記憶する。
サーバー記憶部41は、商品の商品コードと商品の単価とを対応付けた商品マスターであるサーバー側商品マスター411を記憶する。
また、サーバー記憶部41は、HTMLファイルであるサーバー側HTMLファイル412を記憶する。サーバー側HTMLファイル412については後述する。
また、サーバー記憶部41は、サーバー側ウェブアプリケーション413を記憶する。サーバー側ウェブアプリケーション413については後述する。
また、サーバー記憶部41は、会計情報管理データベース414を記憶する。会計情報管理データベース414については後述する。
【0031】
また、制御サーバー15には、所定のウェブサーバーソフトウェアがインストールされる。サーバー制御部40は、インストールされたウェブサーバーソフトウェアを読み出して実行することにより、サーバー側サーバーソフト実行部401として機能する。
上述したサーバー側ウェブアプリケーション413は、制御サーバー15にインストールされた所定のウェブサーバーソフトウェアで動作するアプリケーションであり、当該所定のウェブサーバーソフトウェアとの間でプログラム間通信が可能である。そして、サーバー側サーバーソフト実行部401は、サーバー側ウェブアプリケーション413を読み出して実行することにより、サーバー側アプリケーション実行部4011として機能する。
【0032】
サーバー通信部42は、サーバー制御部40の制御で、グローバルネットワークGNにアクセスし、当該ネットワークと接続する機器(POS端末10を含む。)と通信する。
【0033】
次に、クライアント機能部501について、より詳細に説明する。
レジカウンターLでレジを担当するレジ担当者(他の者でもよい。)は、会計の前の所定のタイミングで、レジカウンターLに設けられたPOS端末10の電源をオンする。例えば、レジ担当者は、会計システム1が設けられた店舗の開店前に、POS端末10の電源をオンする。
POS端末10は、電源のオンに応じて、POS端末10にインストールされた所定のウェブブラウザーが自動で起動する構成である。
ブラウザーの起動に応じて、POS端末10のクライアント機能部501は、制御サーバー15の所定のURLをアクセス先として、HTTPに従って、制御サーバー15にアクセスする。制御サーバー15のURLや、制御サーバー15との通信に必要な情報は、事前に登録される。POS端末10からのアクセスに応じて、制御サーバー15のサーバー制御部40のサーバー側サーバーソフト実行部401は、アクセス先のURLに対応するサーバー側HTMLファイル412を、POS端末10に送信する。POS端末10の制御装置制御部50のクライアント機能部501は、制御サーバー15が送信したサーバー側HTMLファイル412を取得する。
サーバー側HTMLファイル412には、後述する所定の場合に制御サーバー15のサーバー制御部40のサーバー側アプリケーション実行部4011と通信して会計に係る各種処理を実行する機能、及び、後述する所定の場合にサーバー機能部502の制御装置側アプリケーション実行部5021と通信して会計に係る各種処理を実行する機能を有するプログラムが、所定のスクリプト言語によって実装される。以後、POS端末10の制御装置制御部50のクライアント機能部501の機能は、ブラウザーで動作する所定のスクリプト言語で記述されたプログラム、制御サーバー15のサーバー側ウェブアプリケーション413、POS端末10の制御装置側ウェブアプリケーション522、付随するプログラム等により実現される。
【0034】
ところで、上述したように、POS端末10は、レジカウンターLで行われる会計に応じて会計処理を実行し、会計処理に基づいてレコードを発行する。レコードの発行に係る処理は、より詳細には、以下のようにして実行される。すなわち、クライアント機能部501は、後述する通信監視切替処理により、通信先を制御サーバー15と、サーバー機能部502とのいずれかに切り替える。そして、クライアント機能部501は、通信先が制御サーバー15の場合は、制御サーバー15と通信し、制御サーバー15と会計に係る処理を実行し、レコードを発行する。また、クライアント機能部501は、通信先がサーバー機能部502の場合は、サーバー機能部502と通信し、サーバー機能部502と会計に係る処理を実行する。
以下、通信監視切替処理について説明し、次いで、通信先が制御サーバー15の場合とサーバー機能部502との場合に分けて、POS端末10の処理について説明する。
【0035】
図3は、通信監視切替処理を実行するときのPOS端末10の動作を示すフローチャートである。
なお、図3の動作の開始時点では、クライアント機能部501の通信先は、制御サーバー15である。
【0036】
ここで、クライアント機能部501は、POS端末10のブラウザーが起動し、サーバー側HTMLファイル412の取得後、以下の処理を継続して実行する。
すなわち、クライアント機能部501は、制御サーバー15に対して、所定の間隔をあけて、応答要求に係るデータの送信を行う。制御サーバー15は、当該応答要求に係るデータを受け付けた場合、応答に係るデータを送信する機能を有する。クライアント機能部501は、応答要求に係るデータを送信後、応答に係るデータを受信するまでの経過時間に基づいて、制御サーバー15の通信応答速度を計測する。以上のようにして、クライアント機能部501は、間隔をあけて実行する応答要求に係るデータの送信に応じて制御サーバー15の通信応答速度を計測し、これにより、制御サーバー15の通信応答速度を監視する。なお、通信応答速度を計測する方法(通信応答速度を監視する方法)は、例示した方法に限らず、どのような方法でもよい。
【0037】
図3に示すように、クライアント機能部501は、制御サーバー15の通信応答速度が、閾値TH1(所定の速度)よりも遅いか否かを監視する(ステップSA1)。閾値TH1の値は、POS端末10と、制御サーバー15との通信が許容範囲を超えて遅延した状態の場合に、制御サーバー15の通信応答速度が当該閾値TH1を下回るような値とされる。閾値TH1の値は、事前のテストやシミュレーション等に基づいて決定される。
【0038】
制御サーバー15の通信応答速度が、閾値TH1よりも遅い場合、クライアント機能部501は、制御サーバー15との間で正常に通信できないと判別する。すなわち、本実施形態において、POS端末10と制御サーバー15とが正常に通信できない状態とは、制御サーバー15の通信応答速度が閾値TH1よりも遅い状態を意味する。
【0039】
ステップSA1において、制御サーバー15の通信応答速度が、閾値TH1よりも遅くなったと判別した場合(ステップSA1:YES)、クライアント機能部501は、サーバー機能部502の通信応答速度の監視を開始する(ステップSA2)。
ここで、サーバー機能部502の通信応答速度の監視に際して、クライアント機能部501は、サーバー機能部502に対して、所定の間隔をあけて、応答要求に係るデータの出力を行う。サーバー機能部502は、当該応答要求に係るデータを受け付けた場合、応答に係るデータを出力する機能を有する。クライアント機能部501は、応答要求に係るデータを出力後、応答に係るデータが入力されるまでの経過時間に基づいて、サーバー機能部502の通信応答速度を計測する。以上のようにして、クライアント機能部501は、所定の間隔をあけて実行する応答要求に係るデータの出力に応じてサーバー機能部502の通信応答速度を計測し、これにより、サーバー機能部502の通信応答速度を監視する。なお、通信応答速度を計測する方法(通信応答速度を監視する方法)は、例示した方法に限らず、どのような方法でもよい。
【0040】
このように、本実施形態では、制御サーバー15の通信応答速度が閾値TH1よりも速い場合は、サーバー機能部502の通信応答速度の監視を行わず、制御サーバー15の通信応答速度が閾値TH1よりも遅くなってからサーバー機能部502の通信応答速度の監視を開始する。ここで、制御サーバー15の通信応答速度が閾値TH1よりも速い場合は、通信先の切り替えが行われず、通信先が制御サーバー15の状態が維持されるので、サーバー機能部502の通信応答速度を監視する必要がない。従って、制御サーバー15の通信応答速度が閾値TH1よりも遅くなってからサーバー機能部502の通信応答速度の監視を開始することにより、不必要にサーバー機能部502の通信応答速度の監視に係る処理が行われることを防止でき、処理負荷の軽減、処理効率の向上を図ることができる。
【0041】
サーバー機能部502の通信応答速度の監視の開始後、クライアント機能部501は、サーバー機能部502は、サーバー機能部502の通信応答速度が閾値TH2よりも遅いか否かを判別する(ステップSA3)。閾値TH2の値は、クライアント機能部501とサーバー機能部502との通信が許容範囲を超えて遅延した状態の場合に、クライアント機能部501の通信応答速度が当該閾値TH2を下回るような値とされる。閾値TH2の値は、事前のテストやシミュレーション等に基づいて決定される。
【0042】
ここで、サーバー機能部502の通信応答速度の許容範囲を超えた遅延(サーバー機能部502の通信応答速度が閾値TH2よりも遅くなる状態)は、例えば、POS端末10のCPUに過負荷が生じている場合や、サーバー機能部502が実行中の処理が多数の場合等に生じ得る。ただし、POS端末10のCPUは、制御サーバー15と正常に通信できない場合にクライアント機能部501の通信先がサーバー機能部502に切り替わる可能性があることを想定したスペックのものが採用された状態のため、サーバー機能部502の通信応答速度の遅延が発生する可能性は、制御サーバー15との間での通信に遅延が発生する可能性と比較して非常に小さい。すなわち、制御サーバー15との通信、及び、サーバー機能部502との通信の双方に許容範囲を超えた遅延が発生する可能性は非常に小さい。
【0043】
ステップSA3において、サーバー機能部502の通信応答速度が、閾値TH2よりも小さくない場合(ステップSA3:NO)、クライアント機能部501は、通信先を、制御サーバー15から、サーバー機能部502へと切り替える(ステップSA4)。
次いで、クライアント機能部501は、制御サーバー15の通信応答速度が、上述した閾値TH1よりも速くなったか否かを監視する(ステップSA5)。なお、ステップSI5で、制御サーバー15と比較する閾値は、閾値TH1でなくてもよく、閾値TH1の値に所定のマージンを反映した値の閾値でもよい。
制御サーバー15の通信応答速度が、閾値TH1よりも速くなった場合(ステップSA5:YES)、クライアント機能部501は、サーバー機能部502の通信応答速度の監視を停止し、クライアント機能部501の通信先を、制御サーバー15へと切り替え(ステップSA6)、処理手順をステップSA1へ戻す。
【0044】
一方、ステップSA3において、サーバー機能部502の通信応答速度が閾値TH2よりも遅いと判別した場合(ステップSA3:YES)、クライアント機能部501は、対応する処理を実行し(ステップSA7)、通信先の切り替えを行わない(ステップSA8)。ステップSA7で、クライアント機能部501は、例えば、制御サーバー15、及び、サーバー機能部502のいずれとも正常に通信することができないため、会計に係る処理、その他付随する処理の実行ができない旨の情報をタッチパネルTPに表示する。この場合、レジ担当者を含むユーザーは、タッチパネルTPに表示された情報を参照することにより、POS端末10を用いた会計が行えないこと、及び、その原因を認識でき、当該認識に基づいて原因の解消等の対応する処理を実行できる。
【0045】
このように、制御サーバー15の通信応答速度が閾値TH1よりも遅い場合でも、サーバー機能部502の通信応答速度が閾値TH2よりも遅い場合は、クライアント機能部501は、通信先の切り替えを行わない。これにより、不必要に通信先の切り替えが行われることを防止できる。
【0046】
次いで、クライアント機能部501は、サーバー機能部502の通信応答速度が閾値TH2(閾値TH2の値にマージンを反映した値の閾値でもよい。)よりも速くなった否かを監視し(ステップSA9)、サーバー機能部502の通信応答速度が閾値TH2よりも遅い場合(ステップSA9:NO)、制御サーバー15の通信応答速度が閾値TH1(閾値TH1の値にマージンを反映した値の閾値でもよい。)よりも速くなったか否かを監視する(ステップSA10)。
【0047】
制御サーバー15の通信応答速度が閾値TH1よりも速くなった場合(ステップSA10:YES)、クライアント機能部501は、サーバー機能部502の通信応答速度の監視を停止し(ステップSA11)、処理手順をステップSA1へ戻す。
【0048】
制御サーバー15の通信応答速度が閾値TH1よりも速くなる前に、サーバー機能部502の通信応答速度が閾値TH2よりも速くなった場合(ステップSA9:YES)、クライアント機能部501は、通信先を、制御サーバー15から、サーバー機能部502へと切り替える(ステップSA12)。
次いで、クライアント機能部501は、制御サーバー15の通信応答速度が、上述した閾値TH1(閾値TH1の値にマージンを反映した値の閾値でもよい。)よりも速くなったか否かを監視する(ステップSA13)。
制御サーバー15の通信応答速度が、閾値TH1よりも速くなった場合(ステップSA13:YES)、クライアント機能部501は、サーバー機能部502の通信応答速度の監視を停止し、クライアント機能部501の通信先を制御サーバー15へと切り替え(ステップSA14)、処理手順をステップSA1へ戻す。
【0049】
ここで、後述するように、通信先がサーバー機能部502へと切り替わった場合、クライアント機能部501は、制御サーバー15のサーバー側アプリケーション実行部4011に代えて、サーバー機能部502の制御装置側アプリケーション実行部5021と通信し、制御装置側アプリケーション実行部5021と共に、会計に係る処理、その他付随する処理を実行する。そして、サーバー側アプリケーション実行部4011の機能を実現するサーバー側ウェブアプリケーション413と、制御装置側アプリケーション実行部5021の機能を実現する制御装置側ウェブアプリケーション522とは、同一の機能を有するアプリケーションであり、所定の手段によって同期が取られる。また、サーバー側アプリケーション実行部4011が処理を実行するときに使用するサーバー側商品マスター411と、サーバー機能部502の制御装置側アプリケーション実行部5021が処理を実行するときに使用する制御装置側商品マスター521とは、同一の内容のデータであり、後述する所定の手段によって同期が取られる。このため、クライアント機能部501がサーバー側アプリケーション実行部4011と共に実行した1の処理の処理結果と、制御装置側アプリケーション実行部5021と共に実行した1の処理の処理結果とは、基本的に同一となり、通信先の変更に伴って、処理結果が相違することはない。
【0050】
以上のように、クライアント機能部501は、制御サーバー15の通信応答速度を監視し、通信応答速度が所定の速度よりも遅い場合、制御サーバー15との間で正常に通信できないと判別し、所定の場合を除き、通信先を制御サーバー15から、サーバー機能部502へと切り替える。
これにより、クライアント機能部501は、制御サーバー15と通信が正常にできない場合でも、通信先をサーバー機能部502に切り替えて、処理(会計に係る処理を含む。)を継続して実行可能である。従って、業務が停止することがない。ここで、例えば、ローカルネットワークLNに、制御サーバー15を代替するサーバー(以下、「代替サーバー」という。)を接続し、クライアント機能部501が、制御サーバー15と正常に通信できない場合に、ローカルネットワークLNを介して代替サーバーにアクセスする構成とすることも可能である。しかしながら、この場合、ローカルネットワークLNの輻輳、その他の原因により、代替サーバーとの間での通信が正常に行えない場合が生じ得る。一方で、本実施形態では、クライアント機能部501の通信先の切り替え先が、ネットワークを介して接続された代替サーバーではなく、同一の装置が有し、プログラム間通信で通信可能なサーバー機能部502であるため、上述した事態が発生することがなく、制御サーバー15と正常に通信ができない場合でも、業務を継続して実行可能な可能性が非常に高い。
【0051】
なお、本実施形態では、制御サーバー15と正常に通信可能な場合は、クライアント機能部501の通信先が制御サーバー15とされる。すなわち、クライアント機能部501の通信先は、サーバー機能部502に優先して、制御サーバー15とされる。これは、以下の理由による。すなわち、会計システム1では、各POS端末10が、会計に際し、サーバー側ウェブアプリケーション413の機能により、サーバー側商品マスター411等の制御サーバー15が記憶するデータ等を利用して、処理を実行することが求められる。なぜなら、サーバー側商品マスター411の内容に変更があった場合や、サーバー側ウェブアプリケーション413に修正があった場合に、各POS端末10が最新の変更が反映されたマスターを使用して、最新の修正が反映されたプログラムの機能により、同一性を有する処理を実行可能となるからである。以上を踏まえ、クライアント機能部501の通信先は、サーバー機能部502に優先して、制御サーバー15とされる。
【0052】
<POS端末10が制御サーバー15と正常に通信可能な場合の会計時の処理>
次に、POS端末10が制御サーバー15と正常に通信可能な場合に、レジカウンターLで行われる会計時の会計システム1の各装置の動作について説明する。
クライアント機能部501は、上述した通信監視切替処理で、制御サーバー15と正常に通信可能か否かを判別し、可能な場合は、通信先を制御サーバー15とし、図5(A)のフローチャートの処理を実行する。
【0053】
上述したように、レジカウンターLでレジを担当するレジ担当者(他の者でもよい。)は、会計の前の所定のタイミングで、レジカウンターLに設けられたPOS端末10の電源をオンする。例えば、レジ担当者は、会計システム1が設けられた店舗の開店前に、POS端末10の電源をオンする。ブラウザーの起動に応じて、POS端末10のクライアント機能部501は、制御サーバー15からサーバー側HTMLファイル412を取得する。クライアント機能部501は、取得したサーバー側HTMLファイル412を実行して、会計用ユーザーインターフェース60(図4)をタッチパネルTPに表示する。
【0054】
図4は、タッチパネルTPに表示された会計用ユーザーインターフェース60の一例を示す図である。
図4の会計用ユーザーインターフェース60において、左上部には、顧客が購入した商品の名称(商品名)、商品の単価、及び、商品の数量が一覧表示される一覧表示エリア61が設けられる。一覧表示エリア61の右方には、顧客が購入した商品の合計金額、会計に際して顧客から預かった貨幣の金額、及び、顧客に渡す釣銭の金額が表示される金額表示エリア62が設けられる。
一覧表示エリア61の下方には、バーコードスキャナーBSによって読み取られたバーコードの情報(以下、「バーコード情報」という。)が表示されるバーコード情報表示エリア63が設けられる。バーコード情報は、基本的には、商品に割り当てられた商品コードである。
バーコード情報表示エリア63の右方には、ソフトウェアテンキー64が設けられる。ソフトウェアテンキー64は、会計を確定する確定キー641を有する。
【0055】
図5は、会計時の会計システム1の各装置の動作を示すフローチャートである。(A)はPOS端末10の動作を示し、(B)は制御サーバー15の動作を示す。
【0056】
図5(A)、及び、図5(B)に示すように、POS端末10、及び、制御サーバー15は、会計の開始に応じて、会計処理を実行する(ステップSB1、及び、ステップSC1)。
【0057】
図6は、会計処理において、POS端末10、及び、制御サーバー15が行う処理の一部を示すフローチャートである。(A)はPOS端末10の動作を示し、(B)は制御サーバー15の動作を示す。
会計処理において、レジ担当者は、バーコードスキャナーBSによって、顧客が購入する商品や商品の包装等に付されたバーコードを読み取る(ステップSX1)。バーコードの読み取りに応じて、バーコードスキャナーBSは、読取結果に基づくデータ(以下、「読取結果データ」という。)を、バーコードスキャナーBSが接続されたポートを介して、POS端末10の制御装置デバイス通信部54に出力する。制御装置デバイス通信部54は、読取結果データを、制御装置制御部50に出力する。
読取結果データは、商品の商品コードを示す情報を含むデータである。
【0058】
図6(A)に示すように、POS端末10の制御装置制御部50のクライアント機能部501は、制御装置デバイス通信部54からの入力に基づいて、読取結果データを取得する(ステップSD1)。
次いで、クライアント機能部501は、読取結果データに基づいて、商品コードを取得する(ステップSD2)。
次いで、クライアント機能部501は、会計用ユーザーインターフェース60のバーコード情報表示エリア63にステップSD2で取得した商品コードを表示する(ステップSD3)。
次いで、クライアント機能部501は、制御装置通信部53を制御して、ステップSD2で取得した商品コードの商品名、及び、商品の単価を問い合わせるデータ(以下、「商品情報要求データ」という。)を、制御サーバー15に送信する(ステップSD4)。
なお、クライアント機能部501は、制御サーバー15のアドレスや、対応するプロトコル等、制御サーバー15と通信するために必要な情報を管理しており、管理する情報に基づいて制御サーバー15とコネクションを確立し、確立したコネクションでデータの送受信を行う。
【0059】
図6(B)に示すように、制御サーバー15のサーバー制御部40のサーバー側アプリケーション実行部4011は、サーバー通信部42を制御して、商品情報要求データを受信する(ステップSE1)。
次いで、サーバー側アプリケーション実行部4011は、受信した商品情報要求データに基づいて、商品コードを取得し、サーバー記憶部41が記憶するサーバー側商品マスター411を参照し、取得した商品コードの商品の商品名、及び、商品の単価を取得する(ステップSE2)。
次いで、サーバー側アプリケーション実行部4011は、サーバー通信部42を制御して、ステップSE2で取得した商品の商品名、及び、商品の単価を示す商品情報応答データをPOS端末10に送信する(ステップSE3)。
【0060】
図6(A)に示すように、POS端末10の制御装置制御部50のクライアント機能部501は、制御装置通信部53を制御して、商品情報応答データを受信する(ステップSD5)。
次いで、クライアント機能部501は、受信した商品情報応答データに基づいて、商品の商品名、及び、商品の単価を取得し、会計用ユーザーインターフェース60の一覧表示エリア61の対応する領域に、商品の商品名、商品の単価、及び、商品の数量の組み合わせを表示する(ステップSD6)。
【0061】
以上のように、会計の際は、顧客が購入する商品のそれぞれについて、レジ担当者により、バーコードスキャナーBSによるバーコードの読み取りが行われ、バーコードの読み取りに応じて、POS端末10、及び、制御サーバー15により図6のフローチャートで示す処理が実行される。
全ての商品のバーコードの読み取り、及び、読み取りに応じた各装置の処理が完了すると、一覧表示エリア61に、顧客が購入する商品の商品名、単価、及び、数量の組み合わせが一覧表示された状態となる。
全ての商品のバーコードの読み取りが完了すると、レジ担当者は、ソフトウェアテンキー64を操作して合計金額の確定を行い、また、顧客からの貨幣の受け取り、顧客への釣銭の受け渡し等を行う。POS端末10の制御装置制御部50のクライアント機能部501は、適宜、会計用ユーザーインターフェース60の金額表示エリア62に、顧客が購入した商品の合計金額、会計に際して顧客から預かった貨幣の金額、及び、顧客に渡す釣銭の金額を表示する。また、クライアント機能部501は、適宜、カスタマーディスプレーCDを制御して、カスタマーディスプレーCDに会計に関する情報を表示する。また、クライアント機能部501は、適宜、キャッシュドロアーKSを制御して、キャッシュドロアーKSのトレイを開く。
顧客への釣銭の引き渡しが完了すると、レジ担当者は、会計用ユーザーインターフェース60のソフトウェアテンキー64の確定キー641を操作する。レジ担当者による確定キー641の操作により、会計処理が終了する。
【0062】
図5(A)に示すように、会計処理が終了すると、POS端末10の制御装置制御部50のクライアント機能部501は、会計情報を取得する(ステップSB2)。
会計情報は、会計ごとに一意に付与される識別情報(以下、「会計識別情報」という。)と、顧客が購入した商品のそれぞれの商品コード、商品名、単価、数量の組み合わせを示す情報(以下、「購入商品情報」という。)と、合計購入金額、顧客から受け取った貨幣の金額、顧客に引き渡した釣銭の金額を示す情報(以下、「会計金額情報」という。)と、会計が行われた時刻を示す情報(以下、「会計時刻情報」という。)と、会計が行われた店舗の識別情報である店舗IDと、POS端末10を識別する端末ID(シリアル番号等)と、を含む情報である。
なお、会計中、クライアント機能部501は、購入商品情報に含まれる情報、及び、会計金額情報に含まれる情報を、所定の記憶領域に記憶する。ステップSC2において、クライアント機能部501は、当該所定の記憶領域に記憶した情報に基づいて、購入商品情報、及び、会計金額情報を取得する。
また、会計時刻情報が示す会計が行われた時刻は、確定キー641が操作された時刻である。会計時刻情報が示す会計が行われた時刻は、確定キー641が操作された時刻に限らず、会計に際して1つ目の商品のバーコードが読み取られた時刻等、会計に由来する時刻であればよい。
また、店舗ID、及び、端末IDは、後述する設定情報データ524に記録される。
また、クライアント機能部501は、会計に応じて、会計識別情報を生成する機能を有し、当該機能に基づいて、会計識別情報を生成する。会計識別情報の値は、各店舗で行われる会計のそれぞれについて、一意な値とされる。
【0063】
会計情報の取得後、クライアント機能部501は、制御装置通信部53を制御して、取得した会計情報を示す会計情報データを制御サーバー15に送信する(ステップSB3)。
【0064】
図5(B)に示すように、制御サーバー15のサーバー制御部40のサーバー側アプリケーション実行部4011は、サーバー通信部42を制御して、会計情報データを受信する(ステップSC2)。
次いで、サーバー側アプリケーション実行部4011は、受信した会計情報データが示す会計情報に基づいて、所定のレイアウトのレシートの発行を指示する記録データを生成する(ステップSC3)。
記録データは、所定のレイアウトに従って、いわゆるトップロゴや、ボトムロゴ、会計識別情報、会計が行われた時刻、顧客が購入した商品の商品名、単価、数量、合計購入金額、顧客から受け取った貨幣の金額、顧客に引き渡した釣銭の金額等が記録されたレシートの発行を指示する制御データである。記録データは、XMLのフォーマットに従って情報が記述されたXMLドキュメントである。
【0065】
次いで、サーバー側アプリケーション実行部4011は、サーバー通信部42を制御して、生成した記録データを、POS端末10に送信する(ステップSC4)。
【0066】
図5(A)に示すように、POS端末10の制御装置制御部50のクライアント機能部501は、制御装置通信部53を制御して記録データを受信する(ステップSB4)。
次いで、クライアント機能部501は、XMLドキュメントの記録データに基づいて、制御装置記録部51が対応するコマンド体系の記録コマンドを生成する(ステップSB5)。
次いで、クライアント機能部501は、生成した記録コマンドに基づいて、制御装置記録部51を制御して、レシートを発行させる(ステップSB6)。
ステップSA4で発行されたレシートは、レジ担当者により、顧客に引き渡される。
【0067】
一方、図5(B)に示すように、ステップSC2で会計情報データを受信した後、制御サーバー15のサーバー制御部40のサーバー側アプリケーション実行部4011は、サーバー記憶部41が記憶する会計情報管理データベース414にアクセスする(ステップSC5)。
会計情報管理データベース414の1件のレコードは、購入商品情報と、会計金額情報と、会計時刻情報と、店舗IDと、を関連付けて記憶する。
次いで、ステップSC2で受信した会計情報データに基づいて、会計情報管理データベース414に、会計識別情報と、購入商品情報と、会計金額情報と、会計時刻情報と、店舗IDとを関連付けた1件のレコードを生成する(ステップSC6)。
このように、制御サーバー15は、会計に応じた会計情報を累積的に記憶する。これにより、店舗ごとの売上や、店舗における商品ごとの売り上げを管理できる。
【0068】
<POS端末10が制御サーバー15と通信が正常にできない場合の会計時の処理>
次に、POS端末10が制御サーバー15と通信が正常にできない場合に、レジカウンターLで行われる会計時のPOS端末10の動作について説明する。
クライアント機能部501は、上述した通信監視切替処理により、制御サーバー15と正常に通信可能か否かを判別し、正常に通信できない場合、通信先をサーバー機能部502として、図7(A)のフローチャートで示す処理を実行する。
【0069】
図7は、制御サーバー15と通信不可能な場合のPOS端末10の動作を示すフローチャートであり、(A)はクライアント機能部501の動作を示し、(B)はサーバー機能部502(制御装置側アプリケーション実行部5021を含む。)の動作を示す。
【0070】
ここで、図7に示すフローチャートの開始時点では、POS端末10のクライアント機能部501によるサーバー側HTMLファイル412の取得は完了した状態である。すなわち、図7のフローチャートの処理は、クライアント機能部501によるサーバー側HTMLファイル412の取得が完了した後、所定の原因により、POS端末10と制御サーバー15と間での通信が正常に行えない場合を想定する。なお、サーバー側HTMLファイル412と所定の手段により同期が取られたHTMLファイルをPOS端末10に記憶する構成とし、クライアント機能部501が、制御サーバー15との通信が正常にできないことに起因して制御サーバー15からサーバー側HTMLファイル412が取得できない場合は、記憶したHTMLファイルを取得する構成でもよい。
【0071】
図7(A)、及び、図7(B)に示すように、クライアント機能部501、及び、サーバー機能部502の制御装置側アプリケーション実行部5021は、会計の開始に応じて、会計処理を実行する(ステップSF1、及び、ステップSG1)。
【0072】
図8は、会計処理において、クライアント機能部501、及び、制御装置側アプリケーション実行部5021が行う処理の一部を示すフローチャートである。(A)はクライアント機能部501の動作を示し、(B)はサーバー機能部502の制御装置側アプリケーション実行部5021の動作を示す。
【0073】
会計処理において、レジ担当者は、バーコードスキャナーBSによって、顧客が購入する商品や商品の包装等に付されたバーコードを読み取る(ステップSX2)。バーコードの読み取りに応じて、バーコードスキャナーBSは、読取結果データを、バーコードスキャナーBSが接続されたポートを介して、POS端末10の制御装置デバイス通信部54に出力する。制御装置デバイス通信部54は、読取結果データを、制御装置制御部50に出力する。上述したように、読取結果データは、商品の商品コードを示す情報を含むデータである。
【0074】
図8(A)に示すように、POS端末10の制御装置制御部50のクライアント機能部501は、制御装置デバイス通信部54からの入力に基づいて、読取結果データを取得する(ステップSH1)。
次いで、クライアント機能部501は、読取結果データに基づいて、商品コードを取得する(ステップSH2)。
次いで、クライアント機能部501は、会計用ユーザーインターフェース60のバーコード情報表示エリア63にステップSH2で取得した商品コードを表示する(ステップSH3)。
次いで、クライアント機能部501は、制御装置通信部53を制御して、ステップSH2で取得した商品コードの商品名、及び、商品の単価を問い合わせる商品情報要求データを、制御装置側アプリケーション実行部5021に出力する(ステップSH4)。
【0075】
図8(B)に示すように、制御装置側アプリケーション実行部5021は、クライアント機能部501から入力された商品情報要求データを取得する(ステップSI1)。
次いで、制御装置側アプリケーション実行部5021は、取得した商品情報要求データに基づいて商品コードを取得し、制御装置記憶部52が記憶する制御装置側商品マスター521を参照し、取得した商品コードの商品の商品名、及び、商品の単価を取得する(ステップSI2)。
【0076】
ここで、制御装置側商品マスター521は、POS端末10と制御サーバー15との間で通信が正常にできるときに、制御サーバー15が記憶するサーバー側商品マスター411との間で、所定の手段により同期が取られる。制御装置側商品マスター521と、サーバー側商品マスター411との間で同期をとる手段は、例えば、以下の手段である。
すなわち、POS端末10には、制御装置側商品マスター521と、サーバー側商品マスター411との同期を取る機能を有する専用のアプリケーションがインストールされる。制御装置制御部50は、当該アプリケーションを読み出して実行することにより、POS端末10の電源が投入されたとき等の所定のタイミングで、制御サーバー15と通信し、制御サーバー15からサーバー側商品マスター411をコピーしたデータを受信し、制御装置側商品マスター521として制御装置記憶部52に記憶する。その後、制御装置制御部50は、間欠的に、制御サーバー15に対して、サーバー側商品マスター411の更新が行われたか否かを問い合わせる。制御サーバー15のサーバー側アプリケーション実行部4011は、直近の問い合わせから新たな問い合わせの間に、サーバー側商品マスター411の更新が行われなかった場合は、問い合わせに応じて、その旨を示すデータをPOS端末10に送信する。一方、サーバー側アプリケーション実行部4011は、直近の問い合わせから新たな問い合わせの間に、サーバー側商品マスター411の更新が行われた場合は、問い合わせに応じて、制御装置側商品マスター521に対して、サーバー側商品マスター411に行われた更新に対応する更新を行わせる制御コマンドをPOS端末10に送信する。POS端末10の制御装置制御部50は、制御サーバー15から、問い合わせに応じて、制御コマンドを受信した場合、制御コマンドに基づいて、制御装置側商品マスター521を更新する。
【0077】
なお、制御装置側商品マスター521と、サーバー側商品マスター411との間で同期をとる手段は、例示した手段に限らない。例えば、制御サーバー15が、上述した制御コマンドに代えて、更新後のサーバー側商品マスター411のコピーデータ、更新前のマスターと更新後のマスターの差分を示すデータ等を送信する構成でもよい。また、POS端末10から制御サーバー15に対してマスターの更新の有無を問い合わせるのではなく、制御サーバー15が、サーバー側商品マスター411の更新があった場合に、上述した制御コマンドや、更新後のサーバー側商品マスター411のコピーデータ、更新前のマスターと更新後のマスターの差分を示すデータ等を送信する構成でもよい。
なお、サーバー側ウェブアプリケーション413と、制御装置側ウェブアプリケーション522とも、同様の方法で、制御サーバー15とPOS端末10との間で正常に通信ができるときに、同期が取られる。
【0078】
次いで、制御装置側アプリケーション実行部5021は、ステップSI2で取得した商品の商品名、及び、商品の単価を示す商品情報応答データをクライアント機能部501に出力する(ステップSI3)。
【0079】
図8(A)に示すように、クライアント機能部501は、制御装置側アプリケーション実行部5021から入力された商品情報応答データを取得する(ステップSH5)。
次いで、クライアント機能部501は、受信した商品情報応答データに基づいて、商品の商品名、及び、商品の単価を取得し、会計用ユーザーインターフェース60の一覧表示エリア61の対応する領域に、商品の商品名、商品の単価、及び、商品の数量の組み合わせを表示する(ステップSH6)。
【0080】
図7(A)に示すように、会計処理が終了すると、クライアント機能部501は、上述した会計情報を取得する(ステップSF2)。
【0081】
次いで、クライアント機能部501は、ステップSF2で取得した会計情報を示す会計情報データを、制御装置記憶部52が記憶する会計情報一時記憶データベース523に記憶(登録)する(ステップSF3)。
【0082】
会計情報一時記憶データベース523は、制御サーバー15とPOS端末10との間で通信が不可能な状態の間に、POS端末10が行った会計処理に基づく会計情報データを、累積的に、一時記憶するデータベースである。
後に詳述するが、クライアント機能部501は、制御サーバー15との通信が可能となった後、会計情報一時記憶データベース523に累積的に記憶された会計情報データを、制御サーバー15に送信する。クライアント機能部501は、制御サーバー15に会計情報データを送信した後、送信した会計情報データを会計情報一時記憶データベース523から削除する。
【0083】
ステップSF3で会計情報を記憶した後、クライアント機能部501は、会計情報データを、制御装置側アプリケーション実行部5021に出力する(ステップSF4)。
【0084】
図7(B)に示すように、制御装置側アプリケーション実行部5021は、クライアント機能部501から入力された会計情報データを取得する(ステップSG2)。
次いで、制御装置側アプリケーション実行部5021は、ステップSG2で取得した会計情報データが示す会計情報に基づいて、レシートの発行を指示する記録データを生成する(ステップSG3)。上述したように記録データは、XMLのフォーマットに従って情報が記述されたXMLドキュメントである。
【0085】
次いで、制御装置側アプリケーション実行部5021は、生成した記録データを、クライアント機能部501に出力する(ステップSG4)。
【0086】
図7(A)に示すように、クライアント機能部501は、制御装置側アプリケーション実行部5021から入力された記録データを取得する(ステップSF5)。
次いで、クライアント機能部501は、XMLドキュメントの記録データに基づいて、制御装置記録部51が対応するコマンド体系の記録コマンドを生成する(ステップSF6)。
次いで、クライアント機能部501は、生成した記録コマンドに基づいて、制御装置記録部51を制御して、レシートを発行させる(ステップSF7)。
ステップSA4で発行されたレシートは、レジ担当者により、顧客に引き渡される。
【0087】
以上のように、POS端末10は、制御サーバー15と通信が正常にできない場合、制御サーバー15のサーバー側商品マスター411ではなく、自身が記憶する制御装置側商品マスター521を使用して会計に係る処理を実行する。これにより、POS端末10と制御サーバー15との間で通信が正常にできない状態が発生しても、POS端末10は会計処理を実行でき、ユーザーは、店舗における業務を継続して行える。
【0088】
次に、POS端末10と制御サーバー15との間での通信が正常にできない状態から、通信が正常にできる状態へと移行した後のPOS端末10、及び、制御サーバー15の動作について説明する。
【0089】
図9は、POS端末10と制御サーバー15との間での通信が不可能な状態から、通信が可能な状態へと移行した後のPOS端末10、及び、制御サーバー15の動作を示すフローチャートである。図9(A)はPOS端末10の動作を示し、(B)は制御サーバー15の動作を示す。なお、図9(A)のフローチャートの開始時点では、POS端末10と制御サーバー15との間での通信が不可能な状態である。
【0090】
図9(A)に示すように、POS端末10のクライアント機能部501は、制御サーバー15と通信不可能な状態の間、所定の手段により、制御サーバー15と通信可能な状態となったか否かを監視する(ステップSJ1)。
【0091】
制御サーバー15と通信可能な状態となった場合(ステップSJ1:YES)、クライアント機能部501は、会計情報一時記憶データベース523を参照する(ステップSJ2)。
【0092】
次いで、クライアント機能部501は、会計情報一時記憶データベース523に、1以上の会計情報データが記憶(登録)された状態か否かを判別する(ステップSJ3)。
会計情報一時記憶データベース523に1以上の会計情報データが記憶された状態にある場合、制御サーバー15との通信が不可能な状態の間に、POS端末10が設置されたレジカウンターLにおいて会計が行われ、POS端末10が会計処理を行ったということである。一方、会計情報一時記憶データベース523に1つも会計情報データが記憶された状態にない場合、制御サーバー15との通信が不可能な状態の間に、POS端末10が設置されたレジカウンターLにおいて会計が行われなかったということである。
【0093】
会計情報一時記憶データベース523に1つも会計情報データが記憶された状態にない場合(ステップSJ3:NO)、クライアント機能部501は、処理を終了する。
【0094】
会計情報一時記憶データベース523に1以上の会計情報データが記憶された状態の場合(ステップSJ3:YES)、クライアント機能部501は、当該データベースが記憶する会計情報データの全てを取得する(ステップSJ4)。
【0095】
次いで、クライアント機能部501は、制御装置通信部53を制御して、取得した全ての会計情報データを、制御サーバー15に送信する(ステップSJ5)。
【0096】
図9(B)に示すように、制御サーバー15のサーバー制御部40のサーバー側アプリケーション実行部4011は、サーバー通信部42を制御して、会計情報データ(会計情報データが複数ある場合は、複数の会計情報データのそれぞれ)を受信する(ステップSK1)。
【0097】
次いで、サーバー側アプリケーション実行部4011は、サーバー記憶部41が記憶する会計情報管理データベース414にアクセスする(ステップSK2)。
次いで、サーバー側アプリケーション実行部4011は、ステップSK2で受信した会計情報データに基づいて、会計情報管理データベース414に、ステップSK1で受信した会計情報データのそれぞれに基づいて、会計識別情報と、購入商品情報と、会計金額情報と、会計時刻情報と、店舗IDとを関連付けたレコード(複数の会計情報データがある場合は、複数の会計情報データのそれぞれに対応する複数のレコード)を生成する(ステップSK3)。
【0098】
以上のように、POS端末10と、制御サーバー15との間で通信が正常にできない間に行われた会計に基づく会計情報データは、POS端末10に累積的に記憶され、制御サーバー15との通信が正常にできる状態となった後に、制御サーバー15に送信される。そして、制御サーバー15は、受信した会計情報データに基づいて、会計情報管理データベース414を更新する。このため、POS端末10と、制御サーバー15との間で通信が不可能な状態が発生した場合でも、制御サーバー15の会計情報管理データベース414に、行われた会計に基づく会計情報データに対応するレコードが過不足なく生成される。
【0099】
ところで、飲食店等の実務では、店舗の場所の移動(移店)が行われることがある。
このように店舗の移店が行われる場合、できるだけ簡易に、移店前の店舗(以下、「移転前店舗」という。)に構築された店舗システム11に対応する店舗システム11を、移転後の店舗(以下、「移転後店舗」という。)に構築したいとするニーズがある。
以上を踏まえ、本実施形態に係るPOS端末10、及び、制御サーバー15は、店舗の移店に関し、以下の処理を実行する。
【0100】
なお、以下では、適宜、図10で示すように、店舗Aから店舗Bへの移店が行われ、移転前店舗である店舗Aに構築された店舗システム11aに対応する店舗システム11bを移転後店舗である店舗Bに構築する場合を例にして、説明を行う。図10の例では、店舗Aに構築された店舗システム11aは、3台のPOS端末101、102、及び、103を有しており、店舗の移店に応じて、3台のPOS端末101、102、及び、103が店舗Aから店舗Bに持ち運ばれ、店舗Bにおいて3台のPOS端末101、102、及び、103を有する店舗システム11bが構築される。
図10に示すように、POS端末101、及び、POS端末102には、デバイスとして、バーコードスキャナーBS、カスタマーディスプレーCD、キャッシュドロアーKS、及び、タッチパネルTPが接続される。一方、POS端末103には、デバイスとして、バーコードスキャナーBS、キャッシュドロアーKS、及び、タッチパネルTPが接続され、カスタマーディスプレーCDが接続されない。
【0101】
図11は、制御サーバー15、及び、移転前店舗に設けられたPOS端末10が店舗の移店が行われる前に行う処理を示すフローチャートである。図11(A)は制御サーバー15の動作を示し、(B)はPOS端末10の動作を示す。
【0102】
店舗の移店が行われる場合、制御サーバー15のオペレーター等の対応する権限を有する者(以下、単に「ユーザー」という。)は、制御サーバー15に対して、所定の手段で、以下で説明するステップSL1以下の処理の開始を指示する(ステップSX3)。
図11(A)に示すように、ユーザーからの所定の指示があった場合、制御サーバー15のサーバー制御部40のサーバー側サーバーソフト実行部401は、設定情報データ応答要求コマンドを、POS端末10に送信する(ステップSL1)。設定情報データ応答要求コマンドは、POS端末10が記憶する設定情報データの送信を要求する制御コマンドである。ここで、制御サーバー15には、移転前店舗に設けられたPOS端末10のそれぞれについて、アドレス等の設定情報データ応答要求コマンドを送信するために必要な情報が事前に登録された状態にある。ステップSL1において、サーバー制御部40は、事前に登録された情報に基づいて、移転前店舗に設けられたPOS端末10のそれぞれに対して、設定情報データ応答要求コマンドを送信する。
【0103】
図11(B)に示すように、POS端末10の制御装置制御部50のクライアント機能部501は、制御装置通信部53を制御して、設定情報データ応答要求コマンドを受信する(ステップSM1)。
次いで、クライアント機能部501は、受信した設定情報データ応答要求コマンドに基づいて、制御装置記憶部52が記憶する設定情報データ524を読み出し、制御装置通信部53を制御して、設定情報データ524を制御サーバー15に送信する(ステップSM2)。
【0104】
図11(A)に示すように、制御サーバー15のサーバー側サーバーソフト実行部401は、サーバー通信部42を制御して、設定情報データ524を受信する(ステップSL2)。
次いで、サーバー側サーバーソフト実行部401は、受信した設定情報データ524を、サーバー記憶部41の所定の記憶領域に記憶する(ステップSL3)。
【0105】
図12は、設定情報データ524の内容を示す図である。
図12に示すように、設定情報データ524は、店舗IDと、端末IDと、記録設定情報J1と、通信設定情報J2と、デバイス設定情報J3とを備える。
記録設定情報J1は、制御装置記録部51による記録媒体への記録に関する設定情報であり、記録濃度に関する設定情報や、記録速度に関する設定情報を含む。
通信設定情報J2は、POS端末10の通信に関する設定情報であり、IPアドレスに関する設定情報や、デフォルトゲートウェイに関する設定情報、DNS(Domain Name System)に関する設定情報、通信で使用するパスワードに関する設定情報等を含む。
デバイス設定情報J3は、POS端末10に接続されたデバイスに関する設定情報である。デバイス設定情報J3は、POS端末10によりデバイスの制御に関する設定情報のほか、少なくとも、POS端末10に接続されたデバイスのそれぞれの種類(以下、デバイスの種類を「デバイス種類」という。)を示すデバイス種類情報J31を含む。
【0106】
以上のように、店舗の移店の前に、制御サーバー15は、移転前店舗に設けられたPOS端末10のそれぞれから、設定情報データ524を受信し、受信した設定情報データ524を記憶する。
【0107】
移転前に、POS端末10、及び、制御サーバー15により図11のフローチャートで示す処理が実行された後、移店を担当する者(以下、単に「ユーザー」という。)は、移店に必要な作業を行う。
移店に必要な作業として、ユーザーは、特に以下の作業を行う。すなわち、POS端末10から、POS端末10に接続されたデバイスの物理的な接続状態を解除する。POS端末10にデバイスを接続した状態だと、POS端末10の持ち運びが不便だからである。
そして、ユーザーは、POS端末10のそれぞれと、POS端末10から取り外したデバイスのそれぞれとを、所定の手段で、移転後店舗に持ち込む。
移転後店舗に持ち込まれた時点では、POS端末10と、デバイスとは物理的に接続された状態になく、ユーザーは、POS端末10のそれぞれについて、POS端末10に、移店前店舗で接続されていたデバイスと同一種類のデバイスを接続する必要がある。図10の例では、ユーザーは、移店後店舗において、POS端末101、及び、POS端末102に、バーコードスキャナーBS、カスタマーディスプレーCD、キャッシュドロアーKS、及び、タッチパネルTPを接続する必要がある。また、ユーザーは、POS端末103に、バーコードスキャナーBS、キャッシュドロアーKS、及び、タッチパネルTPを接続する必要がある。
【0108】
また、図11のフローチャートの処理が行われた後、店舗の移店が行われる前の任意のタイミングで、制御サーバー15は、以下の処理を実行する。
すなわち、制御サーバー15のサーバー制御部40は、POS端末10のそれぞれの設定情報データ524について、店舗の移店に応じて(制御装置の設置状況の変化に応じて)、設定情報データ524の内容を変更する。
少なくとも、サーバー制御部40は、設定情報データ524に含まれる店舗IDを、移店前店舗を示す値から、移店後店舗を示す値へと変更する。移店後店舗の店舗IDは、ユーザーにより事前に登録される。
また、サーバー制御部40は、設定情報データ524に含まれる記録設定情報、通信設定情報、及び、デバイス設定情報の内容を、移店後店舗の環境に応じて変更し、また、ユーザーから事前に登録された情報に基づいて変更する。例えば、サーバー制御部40は、記録設定情報の内容を、ユーザーが事前に登録した情報に基づいて変更する。また例えば、サーバー制御部40は、移店後店舗におけるローカルネットワークLNの状況、その他の通信に関する状況に応じて、通信設定情報(例えば、IPアドレスに関する設定情報)の内容を変更する。
【0109】
図13は、制御サーバー15、及び、移店後の店舗に持ち込まれたPOS端末10の動作を示すフローチャートである。図13(A)は制御サーバー15の動作を示し、(B)はPOS端末10の動作を示す。
図13(B)のフローチャートの開始時点では、POS端末10は、移転後店舗に設けられたローカルネットワークLNに接続され、通信装置14によりグローバルネットワークGNを介して制御サーバー15と通信可能な状態である。一方、POS端末10には、デバイスが物理的に接続た状態ではない。
【0110】
ユーザーは、POS端末10に対して、所定の手段で、ステップSO1以下の処理の実行を指示する(ステップSX4)。
図13(B)に示すように、ユーザーの指示に応じて、POS端末10の制御装置制御部50のクライアント機能部501は、制御装置通信部53を制御して、制御サーバー15に、設定情報データ送信要求コマンドを送信する(ステップSO1)。設定情報データ送信要求コマンドは、POS端末10の端末IDを含み、制御サーバー15が記憶する設定情報データ524のうち、端末IDに対応する設定情報データ524(端末IDを含む設定情報データ524)の送信を要求する制御コマンドである。
【0111】
図13(A)に示すように、制御サーバー15のサーバー制御部40のサーバー側サーバーソフト実行部401は、サーバー通信部42を制御して、設定情報データ送信要求コマンドを受信する(ステップSN1)。
設定情報データ送信要求コマンドの受信に応じて、サーバー側サーバーソフト実行部401は、サーバー記憶部41に記憶した設定情報データ524のうち、当該コマンドに含まれる端末IDに対応する設定情報データ524(当該コマンドに含まれる端末IDを含む設定情報データ524)を取得する(ステップSN2)。
次いで、サーバー側サーバーソフト実行部401は、ステップSN2で取得した設定情報データ524に含まれるデバイス種類情報J31を取得する(ステップSN3)。
次いで、サーバー側サーバーソフト実行部401は、ステップSN3で取得したデバイス種類情報J31が示すデバイスの種類を示す情報のロール紙への記録を実行させる記録データを生成する(ステップSN4)。
次いで、サーバー側サーバーソフト実行部401は、サーバー通信部42を制御して、ステップSN2で取得した設定情報データ524、及び、ステップSN4で生成した記録データをPOS端末10に送信する(ステップSN5)。
【0112】
図13(B)に示すように、POS端末10のクライアント機能部501は、設定情報データ524、及び、記録データを受信する(ステップSO2)。
次いで、クライアント機能部501は、ステップSO2で受信した設定情報データ524により、制御装置記憶部52が記憶する設定情報データ524を上書き更新する(ステップSO3)。これにより、制御サーバー15により行われた設定情報データ524の内容の変更が、POS端末10が記憶する設定情報データ524に反映された状態となる。
【0113】
次いで、クライアント機能部501は、ステップSO2で受信した記録データに基づいて、制御装置記録部51が対応するコマンド体系の記録コマンドを生成する(ステップSO4)。
次いで、クライアント機能部501は、生成した記録コマンドに基づいて、制御装置記録部51を制御して、ロール紙にデバイスの種類を示す情報を記録する(ステップSO5)。
ステップSO5でロール紙に記録されたデバイスの種類を示す情報は、移店前店舗においてPOS端末10に接続されたデバイスの種類を示す情報である。
ユーザーは、1のPOS端末10がロール紙に記録した情報を参照することにより、当該1のPOS端末10に接続すべきデバイスの種類(移店前に当該1のPOS端末10に接続されたデバイスの種類)を認識でき、当該認識に基づいて、当該1のPOS端末10を含むPOS端末10へのデバイスの接続に係る作業を容易に行うことができる。
【0114】
以上説明したように、本実施形態に係る会計システム1(ネットワークシステム)は、グローバルネットワークGN(ネットワーク)と接続する制御サーバー15(サーバー)と、制御サーバー15とグローバルネットワークGNを介して通信可能に接続され、デバイスが接続可能なPOS端末10(制御装置)、を備える。POS端末10は、接続されたデバイスの設定に関する情報を含む設定情報データ524(設定情報)を記憶し、制御サーバー15は、グローバルネットワークGNを介してPOS端末10から設定情報データ524を取得し、取得した設定情報データ524を記憶し、POS端末10からの要求に応じて、記憶した設定情報データ524をPOS端末10に送信する。
この構成によれば、制御サーバー15により、POS端末10の設定情報データ524を管理できる。すなわち、上記構成によれば、制御サーバー15と、制御サーバー15とグローバルネットワークGNを介して接続されたPOS端末10とを備えるシステムについて、POS端末10と制御サーバー15とが通信可能な構成を用いて、デバイスの設定に関する情報を含む設定情報を管理できる。
【0115】
また、本実施形態では、制御サーバー15は、POS端末10に設定情報データ524の送信を要求し、当該要求に応じてPOS端末10が送信した設定情報データ524を受信して取得する。
この構成によれば、制御サーバー15は、主体的に、POS端末10に対して設定情報データ524の送信を要求して、設定情報データ524を取得することができる。
【0116】
また、本実施形態では、制御サーバー15は、POS端末10から取得した設定情報データ524の内容を、POS端末10から設定情報データ524を取得した後におけるPOS端末10の設置状況の変化に応じて変更する。
この構成によれば、制御サーバー15は、設置状況が変化したPOS端末10からの要求に応じて、当該POS端末10に対して、設置状況の変化に対応する内容の変更が行われた設定情報データ524を送信できる。
【0117】
また、本実施形態では、制御サーバー15は、POS端末10からの要求に応じて、記憶した設定情報データ524に含まれるデバイスの種類を示す情報に基づいて、デバイスの種類を示す情報を記録させる記録データを生成し、POS端末10に送信する。POS端末10は、制御サーバー15から受信した記録データに基づいて、制御装置記録部51(記録部)を制御して、ロール紙(記録媒体)にデバイスの種類を示す情報を記録する。
この構成によれば、ユーザーは、ロール紙に記録されたデバイスの種類を示す情報に基づいて、デバイスの接続等の作業を行うことができる。
【0118】
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
例えば、上述した実施形態では、POS端末10が記録媒体に記録する記録機能を有し、POS端末10が会計処理に基づいてレシートを発行した。しかしながら、POS端末10に記録機能を有する記録装置を接続し、記録装置によりレシートを発行する構成でもよい。この場合、POS端末10及び記録装置が「制御装置」として機能する。
【0119】
また例えば、上述した実施形態では、会計システム1が、店舗に適用される場合を例示して発明を説明したが、会計システム1が適用される施設は、店舗に限らない。
また例えば、会計システム1を構成する各装置の通信方法はどのような方法でもよい。
また、上述した実施形態では、POS端末10の記録方式は、サーマル式としたが、記録方式は何でもよい。
また例えば、図を用いて説明した各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアにより任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。
また、機能ブロック図に示した機能ブロックは、各装置の機能的構成を示すもので、具体的な実装形態を制限しない。つまり、図中の機能ブロックに対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上記実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアで実現してもよく、あるいは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。
【符号の説明】
【0120】
1…会計システム(ネットワークシステム)、10…POS端末(制御装置)、15…制御サーバー(サーバー)、51…制御装置記録部、411…サーバー側商品マスター(サーバー側データ)、521…制御装置側商品マスター(制御装置側データ)、GN…グローバルネットワーク、LN…ローカルネットワーク。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13