特開2016-225505IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

薄膜トランジスタおよびその製造方法ならびにスパッタリングターゲットに関する。本発明の薄膜トランジスタは、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの表示装置に好適に用いられる。以下では、薄膜トランジスタを、TFT(Thin Film Transistor)と呼ぶことがある。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】酸化物半導体層を用いる薄膜トランジスタにおいて、従来よりもより高い移動度を有する薄膜トランジスタ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】薄膜トランジスタは、基板上に少なくともゲート電極2、ゲート絶縁膜、酸化物半導体層4、ソース−ドレイン電極5、及びソース−ドレイン電極5を保護するSiNx等の保護膜をこの順序で有する薄膜トランジスタであって、酸化物半導体層4は、半導体領域と導体領域を有し、SiNx等の保護膜から拡散した水素によって形成された導体領域は少なくとも、酸化物半導体層4のチャネル領域と端部のうちの1以上に存在することで、高い移動度を有する。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、従来よりもより高い移動度、例えば約40cm2/Vs以上の極めて高い移動度を示す薄膜トランジスタおよびその製造方法、ならびに該薄膜トランジスタの酸化物半導体層形成用のスパッタリングターゲットを提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決し得た本発明の薄膜トランジスタは、基板上に少なくともゲート電極、ゲート絶縁膜、酸化物半導体層、ソース−ドレイン電極、および前記ソース−ドレイン電極を保護する保護膜をこの順序で有する薄膜トランジスタであって、前記酸化物半導体層は、半導体領域と導体領域を有し、該導体領域は少なくとも、酸化物半導体層のチャネル領域と端部のうちの1以上に存在するところに特徴を有する。
【発明の効果】
本発明によれば、従来よりもより高い移動度を有するTFTを提供することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1は、本発明の薄膜トランジスタの実施形態1を概略的に示す上面図である。

【図2】図2は、図1の薄膜トランジスタの断面図である。

【図3】図3は、本発明の薄膜トランジスタの実施形態2を概略的に示す上面図である。

【図4】図4は、図3の薄膜トランジスタの断面図である。

【図5】図5は、従来の薄膜トランジスタの形態の上面図である。

【図6】図6は、図5の薄膜トランジスタの断面図である。

【図7】図7は、実施例におけるサーマルイメージ観察領域を概略的に示す上面図である。

【図8】図8は、実施例において薄膜トランジスタに電流を加えたときのサーマルイメージである。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 基板   2 ゲート電極   3 ゲート絶縁膜   4 酸化物半導体層   5 ソース−ドレイン電極   6 保護膜   7 コンタクトホール   8 スルーホール   9 エッチストップ層   D サーマルイメージ観察領域  

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