(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2016-43224(P2016-43224A)
(43)【公開日】2016年4月4日
(54)【発明の名称】小孔付きレンゲスプーン
(51)【国際特許分類】
A47G 21/04 20060101AFI20160307BHJP
【FI】
A47G21/04 C
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】3
(21)【出願番号】特願2014-181704(P2014-181704)
(22)【出願日】2014年8月20日
(71)【出願人】
【識別番号】514053963
【氏名又は名称】阿部 邦昭
(72)【発明者】
【氏名】阿部 邦昭
【テーマコード(参考)】
3B115
【Fターム(参考)】
3B115AA17
3B115AA22
3B115BA02
(57)【要約】
【課題】本発明は、汁物を食べるとき容器に残った小さな食材を食べられるようレンゲスプーンの底の周りに小さな孔を設け、小孔から汁を容器に戻し食材だけを食べる小孔付きレンゲスプーンを提供する。
【解決手段】 レンゲスプーン(1)の底の周りに小さな孔(2)を複数設けたことを特徴とする。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
レンゲスプーン(1)の底の周りに小さな孔(2)を複数設けたことを特徴とする小孔付きレンゲスプーン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、汁物を食べるとき容器に残った小さな食材を食べられるようレンゲスプーンの底の周りに小さな孔を設け、小孔から汁を容器に戻し食材だけを食べる小孔付きレンゲスプーンに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のレンゲスプーンの底には孔があけられていないのが一般的である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これは次のような欠点があった。
(イ)汁物を食べたとき箸でつかめない小さな食材が容器の中に残り、汁を全部飲まなければ箸で食材をつかめない。
(ロ)従来のレンゲスプーンで食材をすくうと汁も一緒に入り汁も飲むようになる、スプーンを傾け汁だけを容器に戻そうとすると食材も一緒に流れる。
本発明は、これらの欠点をなくすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
レンゲスプーン(1)の底の周りに小さな孔(2)を複数設ける。
本発明は、以上の構成による小孔付きレンゲスプーンである。
【発明の効果】
【0006】
(イ)容器に汁と一緒に残った食材を小孔付きレンゲスプーンで汁と食材をすくい小孔から汁を容器に戻し箸でつかめなかった食材だけをスプーンに残し食べる。
(ロ)汁の中に残った食材をレンゲスプーンですくい小孔から汁だけを容器に戻せるので汁を飲まなくとも食材を食べられる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、発明を実施するための形態について説明する。
レンゲスプーン(1)の底の周りに小さな孔(2)を複数設ける。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、容器の汁の中に残った食材をレンゲスプーン(1)ですくい スプーンの底の周りの複数の小さな孔(2)から汁を容器に戻し、汁を飲まず食材だけ を食べれる。
スプーンに残った食材を食べやすくするため、スプーン(1)のさきを細くしてある。
小孔の大きさを直径3mmとした。
【符号の説明】
【0009】
1 レンゲスプーン
2 孔