特開2016-71312(P2016-71312A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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▶ 関屋 裕子の特許一覧

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  • 特開2016071312-断面が三角形と扁平楕円形の練習箸 図000003
  • 特開2016071312-断面が三角形と扁平楕円形の練習箸 図000004
  • 特開2016071312-断面が三角形と扁平楕円形の練習箸 図000005
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2016-71312(P2016-71312A)
(43)【公開日】2016年5月9日
(54)【発明の名称】断面が三角形と扁平楕円形の練習箸
(51)【国際特許分類】
   G09B 19/24 20060101AFI20160404BHJP
   A47G 21/10 20060101ALI20160404BHJP
【FI】
   G09B19/24 E
   A47G21/10 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】3
(21)【出願番号】特願2014-211216(P2014-211216)
(22)【出願日】2014年9月26日
(71)【出願人】
【識別番号】509090885
【氏名又は名称】関屋 裕子
(72)【発明者】
【氏名】関屋 裕子
【テーマコード(参考)】
3B115
【Fターム(参考)】
3B115AA18
3B115BA06
(57)【要約】      (修正有)
【課題】箸を持つ指の位置と動かし方を理解しやすくするために形状を工夫した練習箸を提供する。
【解決手段】正しい箸の持ち方・動かし方を学習するために,上側の箸1の近位(指で持つ部分)断面を三角形として親指・人差し指・中指で持つ位置と動かし方を分かりやすくし、下側の箸4の近位(指で持つ部分)断面5を扁平楕円形として親指と人差し指の付け根で箸を挟む感覚を分かりやすくし、また下側の箸の薬指末端関節が当たる部分を窪ませることで薬指の位置を分かりやすくした。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
上側の箸の指で持つ部分の断面を三角形とし,下側の箸の指で持つ部分の断面を扁平な楕円形とし,薬指の当たる部位を窪ませた箸.
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は,箸を持つ指の位置と動かし方を理解しやすくするために形状を工夫した練習箸である.
【背景技術】
【0002】
従来の箸は棒状であり,箸の持ち方と動かし方の学習に多くの努力が必要であるため、誤った方法で使用されていることが多い。。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の箸には次のような欠点があった.
(イ)上側の箸を持つ親指・人差し指・中指の位置および力を入れる方向が理解しにくい。
(ロ)上側の箸の回転、および長軸方向の動きが学習しにくい。
(ハ)「下の箸を挟む親指と人差し指の付け根の位置」および「薬指の位置と力を入れる方向」が理解しにくい。
箸使用の学習にはこの様な難しさがある。
本発明は、以上のような欠点をなくし、正しい箸使用の学習を容易にするためになされたものである.
【課題を解決するための手段】
【0004】
上側側の箸の近位(指で持つ部分)断面を三角形とし(1)、下側の箸の近位(指で持つ部分)断面を扁平楕円形とし(2)、下側の箸の薬指が当たる部分を窪ませた(3)。
本発明は、以上の構成よりなる練習箸である。
【発明の効果】
【0005】
上側の箸の近位(指で持つ部分)断面が三角形であるため、親指・人差し指・中指の正しい位置が視覚的・触覚的に理解しやすく、また上側の箸の上下・回旋・前後の動きを生じやすい。下側の箸の近位(指で持つ部分)断面が扁平楕円形であるため、親指と人差し指の付け根でしっかりと挟む感覚が理解しやすく、また薬指末端関節が当たる部分が窪んでいるため,薬指を当てる位置が理解しやすい。
練習箸で正しい持ち方と動かし方を経験することで、箸を正しく使う方法が学習できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
上側の箸(1)の近位(指で持つ部分)断面を三角形とする。
下側の箸(2)の近位(指で持つ部分)断面を扁平楕円形とする。
下側の箸(3)の薬指が当たる部分を窪ませる。
本発明は、以上のような構造である。
箸の使用を正しく学習したい大人や子供が食事で使用すればよい。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】 本発明の「上側の箸」の正面図及び側面図である。
図2】 本発明の「下側の箸」の正面図及び側面図である。
図3】 本発明の斜視図である。
【符号の説明】
【0008】
1 上側の箸
2 上側の箸の側面図
3 上側の箸の下面図
4 下側の箸
5 下側の箸の側面図
6 下側の箸の下面図
7 下側の箸の窪ませた部分
図1
図2
図3