【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、第1のコネクタとして、
第1方向において相手側コネクタと嵌合するコネクタであって、
前記コネクタは、複数の被保持部を有するハウジングと、前記被保持部に夫々対応する複数の端子とを備えており、
前記端子の夫々は、基部と、第1部位と、第2部位と、第3部位とを有しており、
前記第1部位は、前記基部から直接延びており、
前記第1部位には、前記第1方向と直交する第2方向において前記第2部位に向かって突出する第1接点部が設けられており、
前記第2部位は、前記基部から直接延びており、
前記第2部位には、前記第2方向において前記第1部位に向かって突出すると共に前記第1接点部と対向する第2接点部と、前記第2方向において前記第3部位に向かって突出する突起とが設けられており、
前記第3部位は、前記基部から直接延びており、
前記被保持部の夫々は、当該被保持部に対応する前記端子の前記第2部位と前記第3部位とに保持される
コネクタを提供する。
【0006】
また、本発明は、第2のコネクタとして、第1のコネクタであって、
前記相手側コネクタは、前記端子に夫々対応する複数の相手側端子を備えており、
前記コネクタが前記相手側コネクタと嵌合したとき、前記相手側端子の夫々が、当該相手側端子に対応する前記端子の前記第1接点部と前記第2接点部との間に挟まれ、それによって、前記突起が前記被保持部に対して押し付けられる
コネクタを提供する。
【0007】
また、本発明は、第3のコネクタとして、第2のコネクタであって、
前記第2部位は、端部を有しており、
前記第1方向において、前記端部と前記基部との間の距離は、前記突起と前記基部との間の距離よりも大きく、
前記コネクタが前記相手側コネクタと嵌合する前、前記端部は前記第2方向において前記被保持部から離れて位置しており、
前記コネクタが前記相手側コネクタと嵌合すると、前記端部が前記被保持部まで又は前記被保持部に向かって移動する
コネクタを提供する。
【0008】
また、本発明は、第4のコネクタとして、第1乃至第3のいずれかのコネクタであって、
前記端子の夫々には、前記コネクタが回路基板に搭載されたときに前記回路基板に固定される被固定部が設けられており、
前記被固定部は、前記第3部位から延びており、且つ、前記第1方向において前記基部から離れて位置している
コネクタを提供する。
【0009】
また、本発明は、第5のコネクタとして、第4のコネクタであって、
前記ハウジングに取り付けられた補強部材を更に備えており、
前記補強部材の夫々は、支持部と留め部とを有しており、
前記支持部は、前記コネクタが前記相手側コネクタと嵌合する際に、前記ハウジングを受け止めて支持しており、
前記留め部は、前記第2方向において前記支持部から互いに逆方向に延びており、
前記留め部は、前記コネクタが前記回路基板に搭載されたときに前記回路基板に固定され、前記支持部を前記回路基板に対して留める
コネクタを提供する。
【0010】
また、本発明は、第6のコネクタとして、第5のコネクタであって、
前記ハウジングは、2つの第1壁部と2つの第2壁部とを有しており、
前記第1壁部は、前記第2方向において、互いに離れて位置しており、
前記第1壁部の夫々は、前記被保持部を有しており、
前記第2壁部は、前記第1方向及び前記第2方向の双方と直交する第3方向において、互いに離れて位置しており、
前記第2壁部の夫々は、前記第2方向において前記第1壁部を接続しており、
前記補強部材には、夫々、補強片が更に設けられており、
前記補強片は、前記第1方向において、前記支持部から延びており、且つ、前記第3方向において、夫々、前記第2壁部の外側に近接して位置し、前記第2壁部を補強している
コネクタを提供する。
【0011】
また、本発明は、第7のコネクタとして、第6のコネクタであって、
前記補強部材には、夫々、前記補強片から前記第3方向において互いに向かって突出した維持部が更に設けられており、
前記維持部は、前記第1方向において、前記支持部から離れて位置しており、
前記第2壁部は、前記維持部と前記支持部の間に位置している
コネクタを提供する。