特開2016-78843(P2016-78843A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2016-78843(P2016-78843A)
(43)【公開日】2016年5月16日
(54)【発明の名称】車両室内用サイド死角確認ミラー
(51)【国際特許分類】
   B60R 1/04 20060101AFI20160411BHJP
   B60R 1/08 20060101ALI20160411BHJP
【FI】
   B60R1/04 Z
   B60R1/08 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】12
【出願形態】OL
【外国語出願】
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2015-201316(P2015-201316)
(22)【出願日】2015年10月9日
(31)【優先権主張番号】62/063,050
(32)【優先日】2014年10月13日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】62/133,350
(32)【優先日】2015年3月14日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】14/840,006
(32)【優先日】2015年8月30日
(33)【優先権主張国】US
(71)【出願人】
【識別番号】512023351
【氏名又は名称】チェン、デイビー ジド
(74)【代理人】
【識別番号】100095407
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 満
(74)【代理人】
【識別番号】100109449
【弁理士】
【氏名又は名称】毛受 隆典
(74)【代理人】
【識別番号】100132883
【弁理士】
【氏名又は名称】森川 泰司
(74)【代理人】
【識別番号】100148633
【弁理士】
【氏名又は名称】桜田 圭
(74)【代理人】
【識別番号】100147924
【弁理士】
【氏名又は名称】美恵 英樹
(72)【発明者】
【氏名】チェン、デイビー ジド
(72)【発明者】
【氏名】ル、レクン
(72)【発明者】
【氏名】チェン、ベンユ
(57)【要約】      (修正有)
【課題】運転手が振り返ることなくサイド死角を確認できる車両室内用サイド死角確認ミラーを提供する。
【解決手段】多脚支持装置40付きの車両室内用サイド死角確認ミラーで、当該ミラーは、サイドミラー41と、多脚支持装置であって、多脚支持装置にサイドミラーを固定させるための連結台座42と、フレキシブルで屈曲後に屈曲形状が保持できる半硬質の金属線で作製され、連結台座に連結されたネック43と、半硬質の金属線で作製され、それぞれの端部が一本に結束してネックに連結する複数の脚44と、から構成される、多脚支持装置と、複数の脚を自動車内面のある場所に固定させるための粘着部材45と、から構成さ、多脚支持装置付きの当該車両室内用サイド死角確認ミラーは、あらゆる車両に容易に使用して良好なサイド死角確認効果を奏することができる。
【選択図】図17
【特許請求の範囲】
【請求項1】
サイドミラーと、
多脚支持装置であって、
当該多脚支持装置にサイドミラーを固定させるための連結台座と、
フレキシブルで屈曲後に屈曲形状を保持できる半硬質の金属線で作製され、前記連結台座に連結されたネックと、
半硬質の金属線で作製され、それぞれの端部が一本に結束してネックに連結する複数の脚と、
から構成される、多脚支持装置と、
複数の脚を自動車室内表面のある場所に固定させるための粘着部材と、
を含むことを特徴とする車両室内用サイド死角確認ミラー。
【請求項2】
請求項1に記載の車両室内用サイド死角確認ミラーにおいて、
前記粘着部材は、複数の脚を自動車内面の前記ある場所に粘着させるためのガムテープ又は粘着プラスチック片であることを特徴とする車両室内用サイド死角確認ミラー。
【請求項3】
請求項1に記載の車両室内用サイド死角確認ミラーにおいて、
前記粘着部材は、ボール紙、ガムテープ又は粘着プラスチック片であり、
複数の脚をボール紙に粘着させ、ボール紙を自動車内面の前記ある場所に粘着させることを特徴とする車両室内用サイド死角確認ミラー。
【請求項4】
請求項1に記載の車両室内用サイド死角確認ミラーにおいて、
前記粘着部材は、複数の脚を自動車内面の前記ある場所に吸着させるための吸盤であることを特徴とする車両室内用サイド死角確認ミラー。
【請求項5】
請求項1に記載の車両室内用サイド死角確認ミラーにおいて、
前記粘着部材は、脚の屈曲端部分であり、
ガムテープ又は粘着プラスチック片を介して自動車内面の前記ある場所に粘着されることを特徴とする車両室内用サイド死角確認ミラー。
【請求項6】
請求項1に記載の車両室内用サイド死角確認ミラーにおいて、
前記複数の脚とネックは、プラスチック被覆の金属線であることを特徴とする車両室内用サイド死角確認ミラー。
【請求項7】
請求項1に記載の車両室内用サイド死角確認ミラーにおいて、
前記連結台座は、金属線又は金属片で作製されたフレームであることを特徴とする車両室内用サイド死角確認ミラー。
【請求項8】
請求項1に記載の車両室内用サイド死角確認ミラーにおいて、
2本の脚の交差角度を0°〜180°にすることにより、前記多脚支持装置が異なる車両の内面の任意の場所に固定されるようにすることを特徴とする車両室内用サイド死角確認ミラー。
【請求項9】
請求項1に記載の車両室内用サイド死角確認ミラーにおいて、
各脚を屈曲可能にして脚の両端部間の距離を短くすることにより、前記多脚支持装置が異なる車両の内面の任意の場所に固定されるようにすることを特徴とする車両室内用サイド死角確認ミラー。
【請求項10】
請求項1に記載の車両室内用サイド死角確認ミラーにおいて、
サイドミラーを最適位置に調整してサイド死角を確認しやすくするために、前記ネックは、屈曲可能又は捻り可能にされたことを特徴とする車両室内用サイド死角確認ミラー。
【請求項11】
請求項1に記載の車両室内用サイド死角確認ミラーにおいて、
前記多脚支持装置は、2本又は3本又は4本の脚を有することを特徴とする車両室内用サイド死角確認ミラー。
【請求項12】
請求項1に記載の車両室内用サイド死角確認ミラーにおいて、
前記多脚支持装置は、AC換気口又はダッシュボード又はドア又はフロントガラスに固定されるか、運転手の傍の自動車のAピラー又は空気排出取付具に固定されることを特徴とする車両室内用サイド死角確認ミラー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用サイドミラー組立体に関し、特に車両室内用サイド死角確認ミラーに関する。
【背景技術】
【0002】
サイド死角は、運転者がみな知ることである。車線変更の際に、運転手は、必ず振り返ってサイド死角を確認してそこに車両がないことを確認する。こうすることを忘れれば、車が破損する事故になりうる。振り返ってサイド死角を確認することは、非常に重要なことであるが、運転手にとって手間がかかり疲れる。上記問題を解決する発明は、多数あるが、複雑で高価なものである。アウターサイドミラーと併用する簡単なものもあるが、死角のイメージが小さく、運転手がはっきりと見えない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、運転手が振り返ることなくサイド死角を確認できることに協力する車両室内用サイド死角確認ミラーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
車両室内用サイド死角確認ミラーは、多脚支持装置を含む。くもの巣構造を有する当該多脚支持装置は、その脚が半硬質の金属線で作製される。金属線は、フレキシブルなものであり、屈曲後に屈曲形状が保持できる。従って、多脚支持装置は、車両室内用サイドミラーを自動車内面の任意の場所に確実に固定させることができ、サイド死角を確認するようサイドミラーが最適位置まで調整される。多脚支持装置付きの当該車両室内用サイド死角確認ミラーは、あらゆる車両に容易に使用して良好な効果を奏することができる。当該多脚支持装置は、2本又は3本又は4本又はそれ以上の脚を有する。
【0005】
車両室内用サイド死角確認ミラーは、運転手の前方に位置する自動車の内装部品に固定された台座と、サイドミラーと、台座とサイドミラーを連結するための可撓ミラー棒とを含む。サイドミラーは、運転手が振り返ることなくサイド死角を確認するために最適な位置に位置決めされることができる。
【0006】
車両室内用サイド死角確認ミラーは台座を含み、この台座は、アンカー台座である。アンカー台座は、基板を含む。基板上にはネックがあり、ボールがネックによって支持されている。複数のアンカー脚が、基板の背面から延び出ている。複数のアンカー脚は、サイドAC換気口に挿入され、アンカー台座をサイドAC換気口に固定できる。
【0007】
車両室内用サイド死角確認ミラーの台座は、運転手の傍らのダッシュボードに重さによって据えられたサンドバッグ台座であってもよい。サイドミラーは、可撓金属管に固定され、可撓金属管は、サンドバッグ台座に固定される。
【0008】
車両室内用サイド死角確認ミラーの台座は、運転手の傍らのダッシュボードに粘着される粘着テープを有するボール紙台座であってもよい。サイドミラーは、可撓金属管に固定され、可撓金属管は、ボール紙台座に固定される。
【0009】
車両室内用サイド死角確認ミラーの台座は、運転手の傍らのダッシュボードに粘着される粘着テープを有するシリコーン粘着パッド台座であってもよい。サイドミラーは、可撓ボールソケットジョイントミラー棒に固定され、可撓ボールソケットジョイントミラー棒は、シリコーン粘着パッド台座に固定される。
【発明の効果】
【0010】
本発明の車両室内用サイド死角確認ミラーは、運転手にとって重要なものである。一般的なサイドミラーでサイド死角が写されない問題と、運転手がサイド死角を確認するには振り返らなければならない問題を解決し、運転の安全性向上に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】サイドAC換気口に固定されるアンカー台座を有する車両室内用サイド死角確認ミラーを示す図である。
図2】車両室内用サイド死角確認ミラーのアンカー台座を示す図である。
図3】3本のアンカー脚でサイドAC換気口に固定されるアンカー台座を示す図である。
図4】車両室内用サイド死角確認ミラーの可撓ボールソケットジョイントミラー棒を示す図である。
図5】サイドミラーと可撓ボールソケットジョイントミラー棒の連結を示す図である。
図6】アンカー台座でサイドAC換気口に固定される車両室内用サイド死角確認ミラーを示す図である。
図7】サイドミラーと可撓ボールソケットジョイントミラー棒の連結を示す図である。
図8】ダッシュボードに位置するサンドバッグ台座を有する車両室内用サイド死角確認ミラーを示す図である。
図9】粘着テープを有するボール紙台座を有する車両室内用サイド死角確認ミラーを示す図である。
図10】自動車のダッシュボードに粘着され、ボール紙台座を有する車両室内用サイド死角確認ミラーを示す図である。
図11】自動車のサイドドアに粘着され、フレキシブルなボール紙台座を有する車両室内用サイド死角確認ミラーを示す図である。
図12】自動車のダッシュボードに粘着され、シリコーン粘着パッド台座を有する車両室内用サイド死角確認ミラーを示す図である。
図13】シリコーン粘着パッドを示す図である。
図14】ハンドル台座を有する車両室内用サイド死角確認ミラーを示す図である。ハンドル台座は、自動車に固有のハンドルである。
図15】ハンドル台座がハンドルであり、当該ハンドルを自動車のウォールに固定することを示す図である。
図16】サイドミラーと可撓棒の連結を示す図である。
図17】三脚台支持構造を有する車両室内用サイド死角確認ミラーを示す図である。
図18】屈曲可能にして脚の両端部間の距離を短くできる、三脚台支持装置における1本の脚を示す図である。
図19】屈曲され捻られたネックを示す図である。
図20】3本の脚がボール紙に固定され、ボール紙を、ガムテープ又は粘着プラスチック片で自動車内面のある場所に固定させることを示す図である。
図21】吸盤を有する脚を示す図である。
図22】金属片形態の連結台座を示す図である。
図23】金属線で作製したフレーム形態の連結台座を示す図である。
図24】自動車のダッシュボード又はフロントガラス又は通気取付具に固定され、三脚台支持装置付きの車両室内用サイドミラーを示す図である。
図25】自動車のドアに固定される三脚台支持装置付きの車両室内用サイドミラーを示す図である。
図26】自動車のAピラーに固定される三脚台支持装置付きの車両室内用サイドミラーを示す図である。
図27】自動車のAC換気口に固定される三脚台支持装置付きの車両室内用サイドミラーを示す図である。
図28】4本の脚を有する多脚支持装置を示す図である。
図29】2本の脚を有する多脚支持装置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
(実施例1)
図1、2、3、4、5、6、7を参照する。車両室内用サイド死角確認ミラー1は、アンカー台座4と、可撓ボールソケットジョイントミラー棒3と、サイドミラー2とを含む。
【0013】
当該アンカー台座4は、基板7を含む。基板にネック6を有し、ネックに連結ボール5を有する。当該基板7の背面から延び出る複数のアンカー脚(8及び9)は、サイドAC換気口10の内部に挿入されてアンカー台座4をサイドAC換気口10に固定させる。
【0014】
当該可撓ボールソケットジョイントミラー棒3は、複数のボールソケットジョイント11から組み立てられた可撓ボールソケットジョイント棒である。各ボールソケットジョイント11は、連結ボール11aと連結凹所11bを有する。当該複数のボールソケットジョイント11は、連結ボール11aを連結凹所11bへそれぞれ挿入することにより、一体に連結されている。アンカー台座4の連結ボール5は、可撓ボールソケットジョイントミラー棒の連結凹所11bへ挿入でき、そして当該棒と台座とが一体に連結できる。
【0015】
当該サイドミラー2の背面には、ボール12aを有するボールソケット12が固定される。ボール12aが可撓ボールソケットジョイントミラー棒3の連結凹所11bに挿入されることにより、サイドミラー2は、可撓ボールソケットジョイントミラー棒3に取り付けられる。
【0016】
当該サイドミラー2は、運転手がサイドミラーを通してサイド死角エリアを確認する最適位置まで調整される。
【0017】
(実施例2)
図8を参照する。車両室内用サイド死角確認ミラー26は、サンドバッグ台座13と、可撓金属管棒14と、サイドミラー15とを含む。
【0018】
サンドバッグ台座13は、砂を布で包んでなるものである。可撓金属管棒14は、一端がサンドバッグ台座13に固定され、他端がサイドミラー15に連結される。サンドバッグ台座13は、ダッシュボード21に置かれる。
【0019】
当該サイドミラー15は、運転手がサイドミラーを通してサイド死角エリアを確認する最適位置まで調整される。
【0020】
(実施例3)
図9、10、11を参照する。車両室内用サイド死角確認ミラー20は、ボール紙台座18と、可撓金属管棒17と、サイドミラー16とを含む。ボール紙台座18の背部に粘着テープ19を有する。
【0021】
当該サイドミラー16は、可撓金属管棒17の一端に固定される。可撓金属管棒17の他端は、ボール紙台座18に固定される。ボール紙台座18は、粘着テープ19によって、ダッシュボード21又はサイドドア22に粘着される。
【0022】
当該サイドミラー16は、運転手がサイドミラーを通してサイド死角エリアを確認する最適位置まで調整される。
【0023】
図12、13を参照する。車両室内用サイド死角確認ミラー22は、シリコーン粘着パッド台座25と、可撓ボールソケットジョイントミラー棒24と、サイドミラー23とを含む。シリコーン粘着パッド台座25は、シリコーン粘着パッド26を有する。シリコーン粘着パッド26は、非常に粘着力が強く安全であり、ひとたび貼り付けると簡単に剥がれない。別の特長としては、剥がされた時、貼り付けられていた表面にいかなる残留物も残さないことが挙げられる。このシリコーンは、市販されている製品である。
【0024】
サイドミラー23は、可撓ボールソケットジョイントミラー棒24の一端に固定される。可撓ボールソケットジョイントミラー棒24の他端は、シリコーン粘着パッド台座25に固定される。シリコーン粘着パッド台座25は、ダッシュボード21に粘着される。
【0025】
当該サイドミラー23は、運転手がサイドミラーを通してサイド死角エリアを確認する最適位置まで調整される。
【0026】
(実施例4)
図14、15、16を参照する。車両室内用サイド死角確認ミラー30は、ハンドル台座31と、可撓金属線棒32と、サイドミラー33とを含む。
【0027】
小型車及びそれより大型であるトラックの運転席の傍に、固定されたハンドルを有する。このような固有のハンドルは、車両室内用サイド死角確認ミラーのハンドル台座31として用いられることができる。金属線32は、サイドミラー33の背面に固定される。当該金属線32は、ハンドル31に巻き付けられる。当該サイドミラー33は、運転手がサイドミラーを通してサイド死角エリアを確認する最適位置まで調整される。
【0028】
当該可撓金属線棒32は、金属線、可撓ボールソケットジョイントミラー棒又は金属管棒で代替することができる。
【0029】
当該ハンドル台座31は、自動車のウォールから離間できる。図15を参照する。ハンドル31に両端面を有し、端面上に粘着パッド34を有する。ハンドル31は、粘着パッド34を介して自動車のウォールに固定される。
【0030】
図16を参照する。金属線は、サイドミラー33の背面に粘着される。他の方法、例えば機械的方法により、可撓金属棒32をサイドミラー33に連結できる。
【0031】
(実施例5)
図17〜27を参照する。車両室内用サイド死角確認ミラーは、多脚支持装置を含む。多脚支持装置は、3本の脚を有して三脚台になる。3本の脚が半硬質の金属線から作製された三脚台構造を有する三脚台支持装置は、金属線がフレキシブルなものであり、屈曲後に屈曲形状が保持できることが利点である。従って、三脚台支持装置は、車両室内用サイドミラーを自動車内面の任意の場所に確実に固定することができ、サイドミラーを、サイド死角を確認する上で最適な位置まで調整することを可能にする。三脚台支持装置付きの当該車両室内用サイド死角確認ミラーは、あらゆる車両に容易に使用して良好な効果を奏することができる。
【0032】
図17を参照する。三脚台支持装置40付きの車両室内用サイド死角確認ミラーは、サイドミラー41を含む。
【0033】
連結台座42は、粘着又は機械的方法によりサイドミラー41の背面に固定される。
【0034】
ネック43は、支持装置40に連結され、半硬質の金属線で作製される。これは、金属線がフレキシブルなものであり屈曲後に屈曲形状をそのまま保持できることを意味する(当該定義は、以下の全ての説明に用いられる)。
【0035】
3本の脚44は、半硬質の金属線から作製される。脚44の端部は、一本に結束してネック43の端部に連結する。3本の脚44は、離間して三脚台を構成することが可能である。ネックと脚は、金属線、例えば銅線、鉄線、鋼線、又はプラスチック被覆の金属線で作製される。
【0036】
各脚の各端部に、3本の脚を自動車内面のある場所に固定させるための粘着部材45を有する。当該粘着部材は、脚の屈曲端部分であり、三脚台を自動車内面のある場所に粘着させる(図18を参照)。粘着部材45は、3本の脚を自動車内面のある場所に固定させるためのガムテープ又は粘着プラスチック片46である。さらに図21を参照する。粘着部材は、3本の脚を自動車内面のある場所に吸着させるための吸盤47である。さらに図20を参照する。粘着部材は、ボール紙48、ガムテープ又は粘着プラスチック片46であり、3本の脚44をボール紙48に粘着させ、それから、ボール紙48を自動車49の内面のある場所に粘着させる。
【0037】
図18、19を参照する。2本の脚の交差角度を0°〜180°にすることにより、三脚台支持装置が異なる車両の内面のある場所に固定されるようにする。各脚(例えば脚A、脚B)を屈曲可能にして脚の両端部間の距離を短くすることにより、三脚台支持装置が異なる車両の内面の任意の場所に固定されるようにする。
【0038】
図19を参照する。サイドミラーを最適位置に調整してサイド死角を確認しやすくするために、ネック43は、屈曲可能又は捻り可能である。
【0039】
図22、23を参照する。連結台座は、金属線又は金属片50で作製されたフレーム51である。
【0040】
図28、29を参照する。多脚支持装置は、2本又は4本の脚を有する。
【0041】
図24、25、26、27を参照する。三脚台支持装置は、AC換気口52又はダッシュボード53又はドア54又はフロントガラス57に固定されるか、空気排出取付具56又は運転手の傍の自動車のAピラー55に固定される。
図1
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22
図23
図24
図25
図26
図27
図28
図29
図2
図3
【外国語明細書】
2016078843000001.pdf