【解決手段】照明制御用受信装置用アタッチメントは、受信部35を含む照明制御用受信装置200への取付けにより、外部から受信部35への信号の入射角度を変化させる角度変化部を含む。前記アタッチメントは、角度変化部として光拡散部材100を含み、前記アタッチメントを前記受信装置に取り付けることにより、光拡散部材100が、外部から受信部35への信号を拡散して、信号の入射角度を変化させる。
受信部を含む照明制御用受信装置への取付けにより、外部から前記受信部への信号の入射角度を変化させる角度変化部を含むことを特徴とする、照明制御用受信装置用のアタッチメント。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の照明制御用受信装置用のアタッチメントは、前記角度変化部として光拡散部材を含み、
前記アタッチメントを前記受信装置に取り付けることにより、前記光拡散部材が、外部から前記受信部への信号を拡散して、前記信号の入射角度を変化させることが好ましく、前記光拡散部材が、光拡散シートまたはレンズであることがより好ましい。
【0015】
本発明の照明制御用受信装置用のアタッチメントは、前記受信部を覆う筒状体であり、
前記筒状体は、外部からの信号を前記受信部へ入射するための信号通過部を含み、
前記筒状体の内表面に、反射部材が配置されており、
前記アタッチメントを前記受信装置に取り付けることにより、前記反射部材が、外部からの前記受信部への信号を反射して、前記信号の入射角度を変化させることが好ましく、前記反射部材が、反射シートであることがより好ましい。
【0016】
本発明の照明制御用受信装置用のアタッチメントは、前記受信部を覆う筒状体であり、
前記筒状体は、外部からの信号を前記受信部へ入射するための信号通過部、および、上下に移動する移動手段を含み、
前記アタッチメントを前記受信装置に取り付け、前記移動手段で前記筒状体の底面と前記受信部との距離を変化させることにより、外部から前記受信部への信号の入射角度を変化させることが好ましい。
【0017】
本発明の照明制御用受信装置用のアタッチメントは、前記受信部を覆う筒状体であり、
前記筒状体は、外部からの信号を前記受信部へ入射するための信号通過部を含み、且つ、パンチにより貫通孔を形成できる部材であり、
前記アタッチメントを前記受信装置に取り付け、前記筒状体に前記貫通孔を形成することにより、外部から前記受信部への信号の入射角度を変化させることが好ましい。
【0018】
本発明の照明制御用受信装置用のアタッチメントは、前記受信部を覆う筒状体であり、
前記筒状体は、外部からの信号を前記受信部へ入射するための信号通過部として、1以上の貫通孔を含み、
前記筒状体の外表面には、剥離可能なシール部材が前記貫通孔を覆う状態で配置されており、
前記アタッチメントを前記受信装置に取り付け、前記筒状体から前記シール部材を剥離することにより、外部から前記受信部への信号の入射角度を変化させることが好ましい。
【0019】
本発明の照明制御用受信装置用のアタッチメントは、前記受信部を覆う筒状体であり、
前記筒状体は、外部からの信号を前記受信部へ入射するための信号通過部を含み、
前記筒状体の信号通過部は、前記アタッチメント未装着時の前記受信装置とは異なる入射角度を与える信号通過部であることが好ましい。
【0020】
本発明の照明制御用受信装置用のアタッチメントは、前記受信部を覆う筒状体であり、
前記筒状体は、外部からの信号を前記受信部へ入射するための1以上の信号通過部、および、前記信号通過部を覆うスライド可能なカバー部を含み、
前記アタッチメントを前記受信装置に取り付け、前記筒状体のカバー部をスライドさせて、前記筒状体の信号通過部を露出または非露出することにより、外部から前記受信部への信号の入射角度を変化させることが好ましい。
【0021】
本発明の照明制御用受信装置用のアタッチメントは、前記受信部を覆う絞り構造体であり、
前記アタッチメントを前記受信装置に取り付け、前記絞り構造体の孔の大きさを変化させることにより、外部から前記受信部への信号の入射角度を変化させることが好ましい。
【0022】
本発明の照明制御用受信装置は、前記受信角度調整部が、移動手段を含み、
前記移動手段は、前記受信部の位置を移動させることにより、外部から前記受信部への信号の入射角度を変化させることが好ましい。
【0023】
本発明の照明制御用受信装置は、前記受信角度調整部が、設置角度調整部を含み、
前記設置角度調整部は、前記受信部の設置角度を変更することにより、外部から前記受信部への信号の入射角度を変化させることが好ましい。
【0024】
本発明の照明制御用受信装置は、前記受信角度調整部が、筒状体を含み、
前記筒状体は、前記受信部を覆うように設置され、
前記筒状体は、外部からの信号を前記受信部へ入射するための信号通過部を含み、且つ、パンチにより貫通孔を形成できる部材であり、
前記筒状体に前記貫通孔を形成することにより、外部から前記受信部への信号の入射角度を変化させることが好ましい。
【0025】
本発明の照明制御用受信装置は、前記受信角度調整部が、筒状体を含み、
前記筒状体は、前記受信部を覆うように設置され、
前記筒状体は、外部からの信号を前記受信部へ入射するための信号通過部として、1以上の貫通孔を含み、
前記筒状体の外表面には、剥離可能なシール部材が前記貫通孔を覆う状態で配置されており、
前記筒状体から前記シール部材を剥離することにより、外部から前記受信部への信号の入射角度を変化させることが好ましい。
【0026】
本発明の照明制御用受信装置は、さらに、記憶部を含み、
前記記憶部は、前記受信部が受信した光度操作信号に基づき、前記照明制御部が前記制御対象の照明装置に送信した光度制御信号を記憶し、
前記照明制御部は、前記受信部が受信した点灯操作信号に基づき、前記記憶部が記憶している前記光度制御信号を前記制御対象の照明装置に送信することが好ましい。
【0027】
本発明の照明制御用受信装置は、さらに、報知部を含み、
前記報知部は、前記受信部が受信した操作信号に基づき、前記受信部が前記操作信号を受信したことを報知することが好ましい。
【0028】
本発明の照明装置は、さらに、照明制御用送信装置を含むことが好ましい。
【0029】
以下、本発明の照明制御用アタッチメント、照明制御用受信装置、照明装置および照明制御用送受信装置について、図面を参照して、例を挙げて詳細に説明する。ただし、本発明は、以下の例に限定および制限されない。また、図面においては、説明の便宜上、各部の構造は適宜簡略化して示す場合があり、各部の寸法比等は、実際とは異なり、模式的に示す場合がある。各実施形態は、特に言及しない限り、互いに組合せ可能である。そして、各実施形態の説明は、特に言及しない限り、互いに援用できる。
【0030】
本発明において、「角度指向性」とは、例えば、前記受信部の受信角度および受信方向を、所定の角度および方向にすることをいう。前記所定の角度および方向は、例えば、複数の前記照明制御用受信装置を設置した場合に、複数の前記照明制御用受信装置の受信領域が重複しない角度および方向があげられる。また、本発明において、「上」とは、前記受信部の受信面側と反対の方向をいい、「下」とは、前記受信部の前記受信面側の方向をいう。本発明において、「高さ」とは、上下方向の長さをいい、「径」とは、上下方向に対し、垂直方向の長さをいう。
【0031】
<照明制御用受信装置用のアタッチメント>
本発明の照明制御用受信装置用のアタッチメントは、前述のように、受信部を含む照明制御用受信装置への取付けにより、外部から前記受信部への信号(以下、「操作信号」ともいう。)の入射角度を変化させる角度変化部を含むことを特徴とする。本発明のアタッチメントは、受信部を含む照明制御用受信装置への取付けにより、外部から前記受信部への信号の入射角度を変化させる角度変化部を含むことを特徴とし、その他の構成および条件は、特に制限されない。本発明のアタッチメントは、受信部を含む照明制御用受信装置への取り付けにより、外部から前記受信部への信号の入射角度を変化させることができるため、例えば、前記入射角度の変化率が異なるアタッチメントと交換することで、事後的に前記受信部の受信角度の指向性を調整できる。上記効果は、以下の実施形態においても同様である。
【0032】
本発明において、送受信に使用する前記信号は、例えば、赤外線、電波、可視光等があげられる。
【0033】
(実施形態1)
図1(A)は、本実施形態において、アタッチメントを取り付けていない照明制御用受信装置の構成を示す模式透視斜視図であり、(B)は、
図1(A)のI−I方向からみた模式断面図であり、(C)は、本実施形態のアタッチメントを取り付けた照明制御用受信装置の構成の一例を示す模式透視斜視図であり、(D)は、
図1(C)のII−II方向からみた模式断面図である。
図1に示すように、本実施形態において、アタッチメントである光拡散部材100は、受信装置200において、筐体33の下方向に取り付けられている。照明制御用受信装置200は、受信室31、照明制御部32、筺体33、および配線34を含み、受信室31は、筺体33の一面に埋め込まれるように設置されている。また、受信室31は、配線34を介して、照明制御部32と電気的に接続されている。受信部35は、受信室31の開口と反対端に設置されている。本実施形態において、照明制御受信装置200は、任意の構成であり、あってもなくてもよい。
【0034】
光拡散部材100は、特に制限されず、光を拡散する素材があげられ、例えば、光拡散シート、レンズ等があげられる。前記光拡散シートは、特に制限されず、例えば、透明部材に光拡散機能を付与したもの等があげられる。前記透明部材は、例えば、アクリル、ポリカーボネート、ガラス等があげられる。前記光拡散機能は、例えば、しぼり加工、塗膜の形成、拡散剤の塗布等により付与できる。前記レンズは、特に制限されず、例えば、凹レンズ、凸レンズ、凹凸レンズ、プリズム等があげられる。前記光拡散シートは、例えば、その拡散度合いを大きくすることにより、取り付け時に、外部から前記受信部への信号の入射角度の変化率を大きくすることができ、前記受信部の受光角度をより大きくできる。また、前記光拡散シートの透過率を低くすることで、例えば、前記光拡散シートの度合いを大きくすることができる。このため、前記光拡散シートの透過率を変化させることで、例えば、外部から前記受信部への信号の入射角度、すなわち、前記受信部の受光角度の指向性を調整できる。前記透過率は、例えば、JIS K 7375のように測定できる。受信室31の直径が3mmであり、高さが20mmである場合、例えば、前記光拡散シートの透過率を65〜90%、好ましくは65〜85%とすることで、前記受光角度を44〜50度にすることができる。より具体的には、前記光拡散シートの透過率を85%程度とすることで、前記受光角度を44度程度にすることができ、前記光拡散シートの透過率を65%程度とすることで、前記受光角度を50度程度にすることができる。
【0035】
光拡散部材100の照明制御用受信装置への取り付け方法は、後述する実施形態9の照明制御用受信装置に記載するように、例えば、接着、ねじ等の固定手段を使用した固定等があげられるが、本発明は、これらの方法に限定されない。
【0036】
照明制御用受信装置200については、後述する。
【0037】
本実施形態のアタッチメントは、光拡散素材100を受信装置200に取り付けるのみで、外部から前記受信部への信号の入射角度を変化させることができる。このため、本実施形態のアタッチメントによれば、例えば、簡便に入射角度を変化させることができる。
【0038】
(実施形態2)
図2(A)は、本実施形態のアタッチメントの構成の一例を示す模式斜視図であり、(B)は、
図2(A)のIII−III方向から見た模式断面図である。
図2(A)および(B)に示すように、本実施形態のアタッチメント110は、前記受信部を覆う筒1であり、筒1は、外部からの信号を前記受信部へ入射するための信号通過部2を含み、前記筒1の内表面に反射部材3が配置されている。
図2(A)に示すように、本実施形態において、信号通過部2は、筒1の孔である。本実施形態のアタッチメント110は、例えば、筒1における信号通過部2と反対端の孔(連結部10)で前記受信部を覆うように取り付け可能である。
【0039】
筒1は、例えば、無底の筒、有底の筒等があげられる。筒1の形成材料は、特に制限されず、例えば、前記受信部への信号を通さない素材(以下、「非透過素材」ともいう。)が好ましい。前記非透過素材は、例えば、前記信号を反射する素材、前記信号を吸収する素材、前記信号を遮断する素材等があげられる。前記非透過素材は、例えば、使用する前記信号に応じて、適宜決定できる。前記信号が、赤外線の場合、前記非透過素材は、例えば、有彩色の樹脂、黒色の樹脂等の不透明樹脂、エスカ(三菱レイヨン社製)、スーパーエスカ(三菱レイヨン社製)、黒色の赤外線遮光樹脂等の赤外線遮光樹脂、アルミ、鉄等の金属があげられ、赤外線の遮光性が高いことから、好ましくは、黒色の樹脂、赤外線遮光樹脂である。前記信号が、電波の場合、前記非透過素材は、例えば、ウレタン、ポリスチレン等の樹脂、鉄、ニッケル、軽金属等の金属、フェライト等のセラミックス、カーボン等があげられる。筒1の形状、大きさ、断面形状等は、特に制限されず、前記受信部の形状、大きさ、断面形状等に応じて適宜決定できる。
【0040】
筒1が、前記非透過素材で形成される場合、筒1は、筒1の全体が、前記非透過素材で形成されてもよいし、一部が、前記非透過素材で形成されてもよい。後者の場合、筒1は、表面全体が、前記非透過素材で形成されてもよいし、外表面または内表面が、前記非透過素材で形成されてもよい。後者の場合、筒1は、基体に対して、前記非透過素材を塗布等することで形成できる。
【0041】
信号通過部2は、外部からの信号を前記受信部へ入射する。本実施形態において、信号通過部2は、筒1の孔としているが、本発明はこれに限定されない。信号通過部2は、例えば、筒1の側面に貫通孔として設けられてもよい。信号通過部2の数は、特に制限されず、1つ以上であればよい。信号通過部2を複数含む場合、各信号通過部の大きさ、形状等は、同じでもよいし、異なってもよい。
【0042】
反射部材3は、外部からの前記受信部への信号を反射して、前記信号の入射角度を変化させる。反射部材3は、例えば、反射シート、鏡、鏡面反射メッキ等のメッキにより形成されたメッキ層、高反射塗装により形成された塗装層等があげあれる。前記反射シートは、例えば、高反射ポリカーボネート等があげられる。本実施形態において、反射部材3は、筒1の内表面全体に配置されているが、内表面の一部に配置されてもよい。後者の場合、筒1の内表面における反射部材3の位置は、特に制限されず、例えば、筒1の信号通過部2端側の領域、筒1の中央領域、筒1の連結部10端側の領域、その他の領域等があげられる。反射部材3は、例えば、筒1の信号通過部2端側に配置することで、外部から前記受信部への信号の入射角度の変化率を大きくすることができ、前記受信部の受光角度をより大きくできる。このため、筒1の内表面における反射部材3の位置を変化させることで、例えば、外部から前記受信部への信号の入射角度、すなわち、前記受信部の受光角度の指向性を調整できる。
【0043】
連結部10は、例えば、アタッチメント110を前記受信装置に連結する。本実施形態において、連結部10は、例えば、アタッチメント110の取り付け方法に応じ、適宜決定できる。
【0044】
アタッチメント110の受信装置への取り付け方法は、後述する実施形態9の受信装置に記載するように、例えば、接着、嵌合を使用した取り付け、後述する実施形態3のアタッチメントのねじ構造を使用した取り付け、ねじ等の固定手段を使用した固定等があげられるが、本発明は、これらの方法に限定されない。
【0045】
本実施形態のアタッチメント110は、筒1の内側表面に反射部材3を配置するのみで、外部から前記受信部への信号の入射角度を変化させることができる。このため、本実施形態のアタッチメント110によれば、例えば、より簡便に入射角度を変化させることができる。
【0046】
(実施形態3)
図3は、本実施形態のアタッチメントの構成の一例を示す模式斜視図である。
図3に示すように、本実施形態のアタッチメント120は、前記受信部を覆う筒1であり、筒1は、外部からの信号を前記受信部へ入射するための信号通過部2および、上下に移動する移動手段を含む。
図3に示すように、本実施形態において、前記移動手段は、筒1のねじ構造4である。本実施形態のアタッチメント120は、前記反射部材に代えて、ねじ構造4を含む点を除き、実施形態2のアタッチメントと同様の構成を有する。
【0047】
ねじ構造4は、例えば、対応するねじ構造を有する前記受信装置に取り付け、回転させることで上下に移動する。ねじ構造4は、例えば、雄ねじ、雌ねじがあげられる。ねじ構造4において、ピッチは、特に制限されない。本実施形態において、前記移動手段は、ねじ構造4であるが、本発明はこれに限定されない。前記移動手段は、例えば、筒1を上下させる昇降手段等でもよい。
【0048】
本実施形態のアタッチメント120は、ねじ構造4を有するため、例えば、回転させることで上下に移動し、外部から前記受信部への信号の入射角度を変化させる。このため、本実施形態のアタッチメント120によれば、より簡便に入射角度を変化させることができる。
【0049】
(実施形態4)
図4(A)は、本実施形態の取り付け前のアタッチメントの構成を示す模式斜視図であり、(B)は、本実施形態の取り付け後のアタッチメントの構成を示す模式斜視図である。
図4(A)に示すように、本実施形態のアタッチメント130は、取り付け前において、前記受信部を覆う筒1であり、筒1は、外部からの信号を前記受信部へ入射するための信号通過部2を含み、且つパンチにより貫通孔6が形成できる部材(貫通孔形成部5に対応)である。また、本実施形態のアタッチメント130は、前記受信装置に取り付け、筒1に貫通孔6を形成する。このため、
図4(B)に示すように、本実施形態のアタッチメント130は、取り付け後において、筒1は、信号通過部2、貫通孔形成部5、および貫通孔6を含む。本実施形態のアタッチメント130は、前記反射部材に代えて、貫通孔形成部5および貫通孔6の少なくとも一方を含む点を除き、実施形態2のアタッチメントと同様の構成を有する。
【0050】
本実施形態において、筒1は、パンチにより貫通孔6が形成できる部材である。前記部材は、特に制限されず、例えば、ポリカーボネート、ABS樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)等があげられる。筒1において前記部材から形成されている箇所は、特に制限されず、変化させたい入射角度に応じて、適宜決定できる。筒1は、例えば、その全体が前記部材から形成されていてもよいし、その一部が前記部材から形成されていてもよい。後者の場合、筒1の1カ所が前記部材で形成されていてもよいし、筒1の複数箇所が前記部材で形成されていてもよい。筒1において、前記部材から形成されている箇所が、例えば、貫通孔形成部5に対応する。筒1の形成材料は、前述の非透過素材であることが好ましく、より好ましくは、黒色で赤外線非透過の素材であることが好ましい。
【0051】
貫通孔6は、例えば、貫通孔形成部5をパンチすることにより形成できる。
【0052】
貫通孔6を形成する方法は、特に制限されず、例えば、パンチ等の穴開け手段を使用し、パンチすることで形成できる。貫通孔6の数は、1以上であればよく、その上限は、特に制限されない。貫通孔6の数は、例えば、変化させたい入射角度の数に応じて、適宜決定できる。貫通孔6の大きさ、形状等は、特に制限されず、変化させたい入射角度に応じて、適宜決定できる。
【0053】
本実施形態のアタッチメント130は、筒1をパンチすることにより、変化させたい入射角度に応じた貫通孔6を形成できる。このため、本実施形態のアタッチメント130によれば、例えば、より簡便に入射角度を変化させることができる。
【0054】
(実施形態5)
図5(A)は、本実施形態の取り付け前のアタッチメントの構成を示す模式斜視図であり、(B)は、本実施形態の取り付け後のアタッチメントの構成を示す模式斜視図である。
図5(A)に示すように、本実施形態のアタッチメント140は、取り付け前において、前記受信部を覆う筒1であり、筒1は、外部からの信号を前記受信部へ入射するための信号通過部2として、1以上の貫通孔6を含み、筒1の外表面には、剥離可能なシール部材7が貫通孔6を覆う状態で配置されている。また、本実施形態のアタッチメント140は、前記受信装置に取り付け、筒1からシール部材7を剥離する。このため、
図5(B)に示すように、本実施形態のアタッチメント140は、取り付け後において、筒1は、信号通過部2として貫通孔6を含む。本実施形態のアタッチメント140は、前記反射部材に代えて、貫通孔6およびシール部材7を含む点を除き、実施形態2のアタッチメントと同様の構成を有する。
【0055】
シール部材7は、取り付け前において、貫通孔6を覆う状態で配置されている。シール部材7の形成材料は、特に制限されず、例えば、前述の非透過素材があげられる。シール部材7の数は、例えば、貫通孔6の数と同じである。シール部材7の配置方法は、剥離可能であればよく、例えば、前述の接着等の方法があげられる。本実施形態において、シール部材7は、筒1の外表面に配置されているが、本発明はこれに限定されない。シール部材7は、例えば、筒1の内表面に配置されてもよい。
【0056】
信号通信部2としての貫通孔6は、例えば、貫通孔6を覆うシール部材7を剥離することで形成できる。
【0057】
取り付け時に剥離するシール部材7は、例えば、変化させたい入射角度に対応した貫通孔6を覆うシール部材7である。剥離するシール部材7の数は、特に制限されず、例えば、変化させたい入射角度の数に応じて、適宜決定できる。
【0058】
本実施形態のアタッチメント140は、シール部材7を剥離するのみで、変化させたい入射角度に応じた信号通過部2としての貫通孔6を形成できる。このため、本実施形態のアタッチメント140によれば、例えば、より簡便に入射角度を変化させることができる。
【0059】
(実施形態6)
図6は、本実施形態のアタッチメントの構成を示す模式斜視図である。
図6に示すように、本実施形態のアタッチメント150は、前記受信部を覆う筒1であり、筒1は、外部からの信号を前記受信部へ入射するための信号通過部2を含み、筒1の信号通過部2は、アタッチメント150未装着時の受信装置とは、異なる入射角度を与える信号通過部2である。本実施形態のアタッチメント150において、信号通過部2として貫通孔6が形成されている。本実施形態のアタッチメント150は、前記反射部材に代えて、アタッチメント150未装着時の受信装置とは、異なる入射角度を与える信号通過部2を筒1に含む点を除き、実施形態2のアタッチメントと同様の構成を有する。
【0060】
本実施形態において、筒1は、例えば、有底の筒があげられる。アタッチメント150は、平面状の底を有するが、本発明はこれに限定されない。前記底の形状は、例えば、球面状等の任意の形状とすることができる。本実施形態の筒1の大きさおよび形成材料等は、実施形態2の筒1と同様であり、その説明を援用できる。
【0061】
本実施形態において、信号通過部2は、筒1の底に形成されているが、本発明はこれに限定されない。信号通過部2は、筒1の側面等に形成されてもよい。本実施形態において、信号通過部2は、貫通孔6として形成されているが、本発明はこれに限定されない。信号通過部2は、例えば、筒1において、前記受信部の信号を通す素材(以下、「透過素材」ともいう。)で形成された箇所等であってもよい。前記透過素材は、例えば、前記信号の種類に応じて適宜決定でき、例えば、前述の非透過素材でない素材があげられる。信号通過部2の数は、特に制限されず、例えば、変化させたい入射角度の数に応じて、適宜決定できる。
【0062】
本実施形態のアタッチメント150は、アタッチメント150未装着時の前記受信装置とは異なる入射角度を与える信号通過部を含むため、アタッチメント150装着により入射角度を変化させることができる。このため、本実施形態のアタッチメント150によれば、例えば、より簡便に入射角度を変化させることができる。
【0063】
(実施形態7)
図7(A)は、本実施形態のアタッチメントの構成を示す模式斜視図であり、(B)は、本実施形態のアタッチメントにおいて、カバー部8をスライドさせ、信号通過部2を露出させた場合の模式斜視図である。
図7(A)に示すように、本実施形態のアタッチメント160は、前記受信部を覆う筒1であり、筒1は、外部からの信号を前記受信部へ入射するための1以上の信号通過部2、および、信号通過部2を覆うスライド可能なカバー部8を含む。また、本実施形態のアタッチメント160は、前記受信装置に取り付け、筒1のカバー部をスライドさせて、筒1の信号通過部2を露出または非露出する。本実施形態のアタッチメント160は、前記反射部材に代えて、カバー部8を含み、さらに、信号通過部2を2つ含む点を除き、実施形態2のアタッチメントと同様の構成を有する。
【0064】
カバー部8は、スライド可能であり、筒1の信号通過部2を露出または非露出できればよい。カバー部8の大きさ、形状等は、例えば、信号通過部2の大きさ、形状等に応じて適宜決定できる。本実施形態において、カバー部8は、筒1の底の信号通過部2を覆うように配置されているが、本発明はこれに限定されない。カバー部8は、例えば、筒1の側面に信号通過部2がある場合、筒1の側面に配置されてよい。カバー部8の数は、例えば、信号通過部2の数に応じて、適宜決定できる。カバー部8をスライドした場合に、カバー部8は、1つの信号通過部2を露出または非露出してもよいし、複数の信号通過部2を露出または非露出してもよいし、本実施形態のように、1つの信号通過部2を露出または非露出すると、別の信号通過部2を、それぞれ、非露出または露出するようにしてもよい。大きさの異なる複数の信号通過部2について、本実施形態のようにカバー部8を取り付けることで、例えば、カバー部8をスライドさせることで、より簡便に入射角度を変化させることができる。
【0065】
本実施形態のアタッチメント160は、カバー部8をスライドさせて、筒1の信号通過部2を露出または非露出し、入射角度を変化させることができる。このため、本実施形態のアタッチメント160によれば、例えば、より簡便に入射角度を変化させることができる。
【0066】
(実施形態8)
図8(A)は、本実施形態のアタッチメントの構成を示す模式斜視図であり、(B)は、本実施形態のアタッチメントにおいて、絞り構造体の孔を大きくした場合の模式斜視図である。
図8(A)に示すように、本実施形態のアタッチメント170は、前記受信部を覆う絞り構造体9である。本実施形態において、絞り構造体9は、筒1の孔に設けられている。
【0067】
絞り構造体9は、例えば、カメラ等の絞り機構があげられる。絞り構造体9の孔の最大径および最小径は、特に制限されず、変化させたい入射角度に応じて、適宜決定できる。本実施形態において、絞り構造体9は、筒1の孔に設けられているが、本発明はこれに限定されない。絞り構造体9は、例えば、筒1の側面に設けられてもよい。
【0068】
本実施形態のアタッチメント170は、絞り構造体9であり、孔の大きさを変化させるのみで、入射角度を変更できる。このため、本実施形態のアタッチメント170によれば、例えば、より簡便に入射角度を変化させることができる。
【0069】
<照明制御用受信装置>
本発明の第1の照明制御用受信装置は、前述のように、受信部、照明制御部、およびアタッチメントを含み、前記受信部は、操作信号を受信し、前記照明制御部は、前記受信部が受信した前記操作信号に基づき、照明制御信号を制御対象の照明装置に送信し、前記アタッチメントは、前記本発明の照明制御用受信装置用のアタッチメントであり、前記受信部を覆うよう着脱可能に取り付けられることを特徴とする。本発明の第1の照明制御用受信装置は、前記アタッチメントが、前記本発明の照明制御用受信装置用のアタッチメントであることを特徴とし、その他の構成、および条件は特に制限されない。本発明の第1の照明制御用受信装置によれば、事後的に前記受信部の受信角度の指向性を調整できる。上記効果は、本発明の第2の照明制御用受信装置においても同様である。本発明の第1および第2の照明制御用受信装置は、例えば、前記本発明の照明制御用受信装置用のアタッチメント等の説明を援用できる。
【0070】
(実施形態9)
図9は、本実施形態の受信装置の構成の一例を示す模式透視斜視図である。
図9に示すように、本実施形態の受信装置210は、アタッチメント110と受信装置200とを含む。また、アタッチメント110は、受信装置200の受信部を覆うように着脱可能に取り付けられている。本実施形態において、アタッチメント110は、実施形態2のアタッチメントと、受信装置200は、実施形態1の受信装置と同様であり、その説明を援用できる。
【0071】
本実施形態の受信装置において、アタッチメント110は、実施形態2のアタッチメントを取り付けているが、本発明はこれに限定されない。本発明の受信装置において、取り付ける前記アタッチメントは、前記本発明のアタッチメントであればよく、例えば、実施形態3〜8のアタッチメントおよびこれらを組合せたアタッチメント等があげられる。
【0072】
アタッチメント110の受信装置200への取り付け方法は、特に制限されず、着脱可能に取り付けられればよい。前記取り付け方法は、例えば、接着、嵌合を使用した取り付け、前述の実施形態3のアタッチメントのねじ構造を使用した取り付け、ねじ等の固定手段を使用した固定等があげられる。
【0073】
本実施形態において、アタッチメント110は、受信装置200から突出するように取り付けられているが、本発明はこれに限定されない。本発明の受信装置において、前記アタッチメントは、例えば、前記受信装置に埋め込まれるように取り付けられてもよい。具体的には、受信室31をとりはずし、受信室31に代えて、受信部35を覆うように前記アタッチメントを取り付けてもよい。
【0074】
受信室31は、受信部35を備える。受信室31の大きさおよび形状等は、受信部35の大きさおよび形状等に応じて、適宜決定できる。
【0075】
受信部35は、照明制御用送信装置から送信された前記操作信号を受信する。また、受信部35は、例えば、前記操作信号を、照明制御部32に電気的に送信する。受信部35は、例えば、前記操作信号を受信可能な受信回路、受光素子等があげられる。前記受信回路は、例えば、前記操作信号に使用する通信手段の種類に応じて、適宜決定できる。受信部35が受信する前記操作信号の種類は、特に制限されず、例えば、点灯操作信号、消灯操作信号、光度操作信号、光色操作信号、点灯時間(タイマー)操作信号、点灯記憶操作信号(照明中の光度を後述する記憶部に記憶させる操作信号)等があげられる。前記制御対象の照明装置が、複数の光源を有している場合、前記点灯操作信号等は、例えば、前記複数の光源のうち1つの光源を点灯等させる操作信号であってもよいし、2つ以上の光源を点灯等させる操作信号であってもよい。前記照明制御用送信装置については、後述する。また、受信部35の大きさおよび形状は、特に制限されない。
【0076】
照明制御部32は、受信部35が受信した前記操作信号に基づき、照明制御信号を制御対象の照明装置に送信する。照明制御部32は、例えば、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラー等があげられる。前記照明制御信号の種類は、例えば、前述の操作信号の種類の説明を援用できる。前記照明制御信号は、例えば、パルス幅変調(PWM)信号、アナログ信号等があげられる。前記照明制御信号は、例えば、照明制御用受信装置210を前記制御対象の照明装置に後付け可能なことから、PWM信号であることが好ましい。前記制御対象の照明装置は、特に制限されず、例えば、前記照明装置の照明部、電源等があげられる。
【0077】
筐体33の形成材料は、特に制限されない。照明制御用受信装置210を天井面へ設置する場合、筐体33は、例えば、照明制御用受信装置210を軽量化可能なことから、ポリカーボネート(PC)、ABS樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)等の樹脂が好ましい。筐体33の形成材料は、前記非透過素材であることが好ましい。筐体33は、前記非透過素材で形成されることにより、例えば、受信部35の横方向および上方向からの前記操作信号を遮断できる。筐体33の形成方法は、特に制限されない。
【0078】
筐体33の大きさおよび形状は、特に制限されず、例えば、受信部35、照明制御部32および配線34の大きさおよび形状に応じて、適宜決定できる。
【0079】
配線34は、特に制限されず、例えば、公知の配線を使用できる。
【0080】
本実施形態の照明制御用受信装置210の設置する高さは、特に制限されず、例えば、前記照明制御用送信装置の前記操作信号の強度により適宜決定できる。照明制御用受信装置210の設置する高さは、設置場所の床面を基準として、例えば、25m以下であり、好ましくは、15m以下であり、より好ましくは、12m以下である。
【0081】
本発明の照明制御用受信装置は、さらに、記憶部を含み、前記記憶部は、受信部35が受信した光度操作信号に基づき、照明制御部32が前記制御対象の照明装置に送信した前記光度制御信号を記憶し、照明制御部32は、受信部35が受信した点灯操作信号に基づき、前記記憶部が記憶している前記光度制御信号を前記制御対象の照明装置に送信することが好ましい。本発明の照明制御用受信装置は、前記記憶部を含むことで、例えば、操作者が、前記照明制御用送信装置を用いて点灯操作を行った際に、前記光度制御信号を受信した前記制御対象の照明装置の光度が、消灯操作前の光度で点灯する。このため、前記操作者が前記点灯操作毎に前記制御対象の照明装置の光度を調整する必要が無く、より簡便に個別の照明装置を制御可能になる。
【0082】
前記記憶部は、照明制御部32と一体として形成されてもよいし、別個に形成されてもよい。前者の場合、照明制御部32は、例えば、マイクロコントローラーがあげられる。後者の場合、前記記憶部は、例えば、HDD(Hard disk drive)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等の記憶媒体があげられる。また、後者の場合、前記記憶部は、例えば、照明制御部32と電気的に接続されている。
【0083】
本発明の照明制御用受信装置は、さらに、報知部を含み、前記報知部により、受信部35が受信した操作信号に基づき、受信部35が前記操作信号を受信したことを報知することが好ましい。本発明の照明制御用受信装置は、前記報知部を含むことで、例えば、前記操作者が、前記照明制御用送信装置を用いて前記操作信号を送信した際に、前記操作信号が受信されたことを確認できる。このため、前記操作者が、前記制御対象の照明装置の点灯を確認せず、他の照明装置の制御に移ることができ、より簡便に個別の照明装置を制御可能になる。
【0084】
前記報知部が、報知する方法は、特に制限されず、例えば、光による報知、音による報知等があげられる。前者の場合、前記報知部は、LED(Light Emitting Diode、発光ダイオード)、OLED(Organic Light Emitting Diode、有機発光ダイオード)、レーザーダイオード等があげられる。後者の場合、前記報知部は、スピーカー、ブザー等があげられる。
【0085】
本発明の照明制御用受信装置は、さらに、チャンネル切り替え部を含み、前記チャンネル切り替え部は、受信部35が受信可能な前記操作信号のチャンネルを切り替えることが好ましい。本発明の照明制御用受信装置は、前記チャンネル切り替え部を含むことで、例えば、使用する前記チャンネルが異なる複数の本発明の照明制御用受信装置を近接して設置した場合に、異なる前記チャンネルで、複数の前記照明制御用受信装置を操作することができ、より簡便に個別の照明装置を制御可能になる。前記チャンネルの数は、特に制限されず、例えば、2〜10チャンネルの範囲であり、好ましくは2〜5チャンネルの範囲である。
【0086】
本発明の第2の受信装置は、前記本発明のアタッチメントに代えて、例えば、前記受信部を操作することで、事後的に前記受信部の受信角度の指向性を調整してもよいし、前記本発明のアタッチメントを前記第1の受信装置の前記筐体とし、事後的に前記受信部の受信角度の指向性を調整してもよい。以下、これらの形態について説明する。
【0087】
本発明の第2の照明制御用受信装置は、前述のように、受信部、照明制御部、および受信角度調整部を含み、前記受信部は、操作信号を受信し、前記照明制御部は、前記受信部が受信した前記操作信号に基づき、照明制御信号を制御対象の照明装置に送信し、前記受信角度調整部は、外部から前記受信部への信号の入射角度を変化させることを特徴とする。前記第2の受信装置は、前記受信角度調整部により、前記受信部の位置を移動させることにより、外部から前記受信部への信号の入射角度を変化させることが特徴であり、その他の構成および条件は、特に制限されない。
【0088】
本発明の第2の受信装置は、前記受信角度調整部が、移動手段を含み、前記移動手段は、前記受信部の位置を移動させることにより、外部から前記受信部への信号の入射角度を変化させることが好ましい。前記移動手段は、特に制限されず、例えば、前記受信部を上下、左右、またはこれらを組合せた方向に移動させる手段である。前記移動手段は、例えば、後述する照明装置の周囲を移動する手段等があげられる。
【0089】
本発明の第2の受信装置は、前記受信角度調整部が、設置角度調整部を含み、前記設置角度調整部は、前記受信部の設置角度を変更することにより、外部から前記受信部への信号の入射角度を変化させることが好ましい。前記設置角度調整部は、特に制限されず、例えば、前記受信部の設置面に対する角度を変更できればよい。前記設置角度調整部は、例えば、角度調整アダプター等があげられる。
【0090】
本発明の第2の受信装置は、前記受信角度調整部が、筒状体を含み、前記筒状体は、前記受信部を覆うように設置され、前記筒状体は、外部からの信号を前記受信部へ入射するための信号通過部を含み、且つ、パンチにより貫通孔を形成できる部材であり、前記筒状体に前記貫通孔を形成することにより、外部から前記受信部への信号の入射角度を変化させることが好ましい。前記筒状体は、前記実施形態4のアタッチメントである筒状体と対応する。すなわち、例えば、前記受信部を覆うように前記実施形態4の筒状体を設置することで、前記受信装置とすることができる。
【0091】
本発明の第2の受信装置は、前記受信角度調整部が、筒状体を含み、前記筒状体は、前記受信部を覆うように設置され、前記筒状体は、外部からの信号を前記受信部へ入射するための信号通過部として、1以上の貫通孔を含み、前記筒状体の外表面には、剥離可能なシール部材が前記貫通孔を覆う状態で配置されており、前記筒状体から前記シール部材を剥離することにより、外部から前記受信部への信号の入射角度を変化させることが好ましい。前記筒状体は、前記実施形態5のアタッチメントと対応する。すなわち、例えば、前記受信部を覆うように前記実施形態5の筒状体を設置することで、前記受信装置とすることができる。
【0092】
<照明装置>
本発明の照明装置は、前述のように、照明制御用受信装置および照明部を含み、前記照明制御用受信装置が、前記本発明の照明制御用受信装置であることを特徴とする。本発明の照明装置は、前記照明制御用受信装置が、前記本発明の照明制御用受信装置であることを特徴とし、その他の構成および条件は、特に制限されない。本発明の照明装置によれば、事後的に前記受信部の受信角度の指向性を調整できる。上記効果は、以下の他の本発明の照明装置においても同様である。本発明の照明装置は、例えば、前記本発明の照明制御用受信装置用のアタッチメント等の説明を援用できる。
【0093】
図10は、本実施形態の照明装置の構成の一例を示す斜視図である。
図10に示すように、本実施形態の照明装置300は、照明制御用受信装置220および照明部230を主要な構成要素として含む。図示していないが、本実施形態において、照明制御用受信装置220の照明制御部は、前記照明制御信号を照明部230の電源に送信可能に接続されている。そして、照明制御用受信装置220の照明制御部は、前記電源を制御することで、照明部230を制御する。この点を除いて、本実施形態の照明制御用受信装置220は、
図9に示す照明制御用受信装置210と同様の構成を有する。
【0094】
本実施形態において、照明部230は、前記電源と一体として形成されているが、本発明は、この例に限定されず、別個に形成されてもよい。後者の場合、前記照明制御部は、例えば、前記照明制御信号を、前記電源に送信可能に接続されている。
【0095】
照明部230は、特に制限されず、例えば、公知の照明が使用できる。照明部230は、例えば、蛍光灯、LED、OLED等があげられる。
【0096】
本実施形態の照明装置300は、さらに、後述する照明制御用送信装置を含んでもよい。
【0097】
<照明制御用送受信装置>
本発明の照明制御用送受信装置は、前述のように、照明制御用受信装置および照明制御用送信装置を含み、前記照明制御用受信装置が、前記本発明の照明制御用受信装置であることを特徴とする。本発明の照明制御用送受信装置は、前記照明制御用受信装置が、前記本発明の照明制御用受信装置であることを特徴とし、その他の構成および条件は、特に制限されない。本発明の照明制御用送受信装置は、例えば、前記本発明の照明制御用受信装置用のアタッチメント等の説明を援用できる。
【0098】
図11は、本実施形態の照明制御用送受信装置の構成の一例を示す模式斜視図である。
図11に示すように、本実施形態の照明制御用送受信装置500は、照明制御用受信装置210および照明制御用送信装置410を主要な構成要素として含む。また、照明制御用操作装置410は、点灯操作ボタン411および消灯操作ボタン412を含む。
【0099】
点灯操作ボタン411および消灯操作ボタ412は、例えば、それぞれのボタンを操作したときに、照明制御用送信装置410が、前記点灯操作信号および前記消灯操作信号を送信する。
【0100】
照明制御用送信装置410は、さらに、前記操作信号に対応する光度操作ボタン、光色操作ボタン、点灯時間操作ボタン、点灯記憶操作ボタン等を含んでもよい。
【0101】
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をできる。