(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-102096(P2017-102096A)
(43)【公開日】2017年6月8日
(54)【発明の名称】バッテリー液の残量確認器
(51)【国際特許分類】
G01F 23/58 20060101AFI20170512BHJP
【FI】
G01F23/58
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】3
(21)【出願番号】特願2015-245638(P2015-245638)
(22)【出願日】2015年11月30日
(71)【出願人】
【識別番号】515349917
【氏名又は名称】武山 邦治
(72)【発明者】
【氏名】武山 邦治
【テーマコード(参考)】
2F013
【Fターム(参考)】
2F013AA06
2F013BA10
2F013BG02
2F013BG11
2F013CA21
2F013CB10
(57)【要約】 (修正有)
【課題】バッテリー液の残量を簡単に計測できるバッテリ液残量確認器を提供する。
【解決手段】パイプの中に浮き状の棒を通した形状のバッテリー液残量確認器であって、バッテリー液注入口の穴の上に置く底面4を備えたガイドパイプ1と、ガイドパイプ1の中を通る浮き棒2と、液面に浮かべる浮き5と、を備え、ガイドパイプの上端に設けられた基準線8と、浮き棒2に設けられた下限ライン6と上限ライン7との位置により、バッテリーの液量が適正であるか判断する。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
パイプの中に浮き状の棒を通した形状のバッテリー液残量確認器。
パイプをバッテリー液の注入口に置き、棒を差し込み、浮きを浮かべて、棒に印されたラインと、パイプ上端の基準線の位置を見ることにより、液の残量を確認できる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリー液の残量を簡単に計測するものである。
【背景技術】
【0002】
今まで、バッテリー液を計測する器具として、比重を計るものはあるが、液の残量そのものを確認できる計測器はなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
通常、バッテリー液の残量を知るには、注入口の穴から覗き込み、液面を目視で確認するか、バッテリー本体の容器が半透明のものなら、裏から懐中電灯などで照らし、液面の移り込みを見て判断する必要がある。これでは液面が分かりにくく、どれだけ注入して良いのか判断が付きにくい。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、パイプの中に浮き状の棒を通した簡潔な作りになっている。
パイプを液の注入口に置き、浮き棒を穴の中に差し込み、浮きを浮かべて、パイプ上端の基準線を目印に、棒に印されたラインがどの位置にきているかで、液の残量を確認できる仕組みである。
【発明の効果】
【0005】
本発明はバッテリー液の残量が適正であるかどうか、簡単に計測できる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【
図1】本発明のおおまかな構造を示す図面。正面・背面・左側面・右側面図。
【
図2】本発明のおおまかな構造を示す図面。断面図。
【
図3】本発明のおおまかな構造を示す図面。平面図。
【
図4】本発明のおおまかな構造を示す図面。背面図。
【
図5】本発明のおおまかな構造を示す図面。斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
(1)ガイドパイプの(4)底面を、バッテリー液注入口の穴の上に置き、(2)浮き棒を穴の中へ差し込み、(5)浮きを液面に浮かべる。ガイドパイプの上端(8)基準線を見て、(6)下限ラインと(7)上限ラインがどの位置にきているかで、バッテリーの液量が適正であるか判断する。
【符号の説明】
【0008】
(1)ガイドパイプ (2)浮き棒 (3)落下防止ストッパー (4)ガイドパイプの底面 (5)浮き (6)下限ライン (7)上限ライン (8)基準線