特開2017-105414(P2017-105414A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 水戸部 俊行の特許一覧

<>
  • 特開2017105414-パラソル式カーサンシェード 図000003
  • 特開2017105414-パラソル式カーサンシェード 図000004
  • 特開2017105414-パラソル式カーサンシェード 図000005
  • 特開2017105414-パラソル式カーサンシェード 図000006
  • 特開2017105414-パラソル式カーサンシェード 図000007
  • 特開2017105414-パラソル式カーサンシェード 図000008
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-105414(P2017-105414A)
(43)【公開日】2017年6月15日
(54)【発明の名称】パラソル式カーサンシェード
(51)【国際特許分類】
   B60J 3/00 20060101AFI20170519BHJP
【FI】
   B60J3/00 J
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】4
(21)【出願番号】特願2015-252559(P2015-252559)
(22)【出願日】2015年12月7日
(71)【出願人】
【識別番号】594189877
【氏名又は名称】水戸部 俊行
(72)【発明者】
【氏名】水戸部 康世
(57)【要約】      (修正有)
【課題】使用時にワンタッチで広がり、フロントガラスに容易に装着することができ、不要時にはコンパクトに収納することができる、パラソル感覚のカーサンシェードを提供する。
【解決手段】中軸紐6と、複数本により形成されている主骨材3があり、中軸紐6や主骨材3に対し、それぞれ回動可能に設けられている副骨材とで構成されている。副骨材が主骨材3と中軸紐6の間を拡げることにより遮光生地2を開閉させる。全ての骨部材の一端が、中軸紐6の一箇所で回動可能に支持されおり、中軸紐6を中心軸に可動式保持具で延伸調整することにより、遮光生地2を開閉させることを特徴とするパラソル式カーサンシェード1。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
中軸紐と、複数本により形成されている主骨材があり、中軸紐や主骨材に対し、それぞれ回動可能に設けられている副骨材とで構成されている。副骨材が主骨材と中軸紐の間を拡げることにより遮光生地を開閉させる。全ての骨部材の一端が、中軸紐で回動可能に支持されおり、中軸紐を中心軸に可動式保持具で延伸することで、全ての骨部材が回動し遮光生地を開閉させることを特徴とするパラソル式カーサンシェード。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車用サンシェードに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ジャバラの構造やアコーディオン伸縮体を利用し車内側に立て掛けて使用するタイプの発明がある(特許文献1,2参照)。また、マグネットでカーテンを取り付けるようにしたものがある(特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】 特開2014−169063公報
【特許文献2】 特開2009−126373公報
【特許文献3】 登録実用第3097338公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のサンシェードは収納には容易であるが、装着するのに手間がかかり駐車と運行を繰り返す場合には不便である(特許文献1,2参照)。また、カーテン式のものはフロントの視界を制約する恐れがある(特許文献3参照)。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
中軸と、複数本により形成されている主骨があり、中軸や主骨に対し、それぞれ回動可能に設けられている副骨とで構成されている。副骨が主骨と中軸の間を拡げることにより遮光生地を開閉させることを特徴とするパラソル式カーサンシェード。
【発明の効果】
【0006】
本発明によるカーサンシェードを用いれば、使用時にはワンタッチで遮光生地が広がってフロントガラス内側の窓枠にしっかりと装着固定でき、不使用時には簡単に閉じて収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】 本発明の概略を示す斜視図である。
図2図1に示す本発明を矢印A方向から見た平面図である。
図3図2に示す本発明を矢印B−B’方向から見た断面図である。
図4図3で示す本発明の展開動作を示す図(半開の状態)である。
図5】 本発明を自動車フロントガラスへの装着固定を示す図である。
図6図1で示す本発明の開閉の動作を示す図(閉の状態)である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1及び図2に示すように、カーサンシェード(1)の生地(2)には4本の主骨(3)が用いられ、主骨(3)の一端側で生地(2)の頂部が縁具(9)で保持されている。また生地(2)にはバックミラー(11)に装着固定させる開口部(10)が設けられている。
【0009】
図3及び図4に示すように、主骨(3)と副骨(4)はどれも中軸(6)に取り付けた固定式保持具(8)と可動式保持具(7)に回動可能に連結されている。また副骨(4)を回動可能に連結するため枢支軸(5)が設けられている。さらに可動式保持具(7)の先端部が固定式保持具(8)の凹部分に差し込まれ固定される構造である。
【0010】
図5に示すように、本発明を使用するときは、まず中軸(6)と可動式保持具(7)を持ち中軸(6)を手前に引くことにより、主骨(3)に取り付けられた生地(2)が広がり、広がった生地(2)の開口部(10)をバックミラー(11)の裏側に装着して、カーサンシェード(1)全体をフロントガラスの内側に置いて装着固定を完了する。
【0011】
本発明の形態では、カーサンシェード(1)の生地(2)に4本の主骨(3)を設けたが、例えば主骨(3)は2本でもよく、また3本以上の複数本であってもよい。
【符号の説明】
【0012】
1 カーサンシェード、2 生地(遮光生地)、3 主骨(骨部材)、4 副骨(骨部材)、5 枢支軸(骨部材)、6 中軸(紐部材)、7 可動式保持具、8 固定式保持具、9 縁具、10 開口部、11 バックミラー
図1
図2
図3
図4
図5
図6