特開2017-106575(P2017-106575A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-106575(P2017-106575A)
(43)【公開日】2017年6月15日
(54)【発明の名称】継手付きチューブ
(51)【国際特許分類】
   F16L 23/024 20060101AFI20170519BHJP
   F16L 9/12 20060101ALI20170519BHJP
   B29C 45/14 20060101ALI20170519BHJP
   F16L 47/14 20060101ALI20170519BHJP
   B29L 23/00 20060101ALN20170519BHJP
【FI】
   F16L23/024
   F16L9/12
   B29C45/14
   F16L47/14
   B29L23:00
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-241269(P2015-241269)
(22)【出願日】2015年12月10日
(71)【出願人】
【識別番号】591056097
【氏名又は名称】淀川ヒューテック株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】000106760
【氏名又は名称】CKD株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001438
【氏名又は名称】特許業務法人 丸山国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】小川 克己
(72)【発明者】
【氏名】出口 雄二郎
(72)【発明者】
【氏名】金子 雅由
(72)【発明者】
【氏名】雲 竜馬
(72)【発明者】
【氏名】竹田 秀行
【テーマコード(参考)】
3H016
3H111
4F206
【Fターム(参考)】
3H016AA05
3H111AA01
3H111BA15
3H111CB02
3H111CB27
3H111CB28
3H111DB21
3H111DB22
3H111EA05
4F206AA16
4F206AD12
4F206AG08
4F206AG24
4F206AH11
4F206JA07
4F206JB12
(57)【要約】
【課題】本発明は、継手どうしを接続したときに液漏れ等を可及的に抑えることのできる継手付きチューブを提供する。
【解決手段】
本発明に係る継手付きチューブ10は、チューブ20の先端部22に射出成形することで継手30を形成した継手付きチューブ10であって、前記チューブ20の先端部22は、前記継手30の先端部32よりも後退した位置に配置されており、少なくとも一部が前記継手30によって覆われている。前記継手30の先端部32よりも後退した位置に外向きにフランジ36が突設されており、前記チューブ20の先端部22は、前記フランジ36よりさらに後退した位置に配置されていることが望ましい。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
チューブの先端部に射出成形することで継手を形成した継手付きチューブであって、
前記チューブの先端部は、前記継手の先端部よりも後退した位置に配置されており、少なくとも一部が前記継手によって覆われている、
継手付きチューブ。
【請求項2】
前記継手の先端部よりも後退した位置に外向きにフランジが突設されており、前記チューブの先端部は、前記フランジよりさらに後退した位置に配置されている、
請求項1に記載の継手付きチューブ。
【請求項3】
前記継手は、前記チューブの先端部と前記フランジとの間には外周に凹みが形成されている、
請求項2に記載の継手付きチューブ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、先端に継手を設けたチューブに関するものであり、より詳細には、継手どうしを接続したときに液漏れ等を可及的に抑えることのできる継手付きチューブに関するものである。
【背景技術】
【0002】
半導体などのエレクトロニクス分野、医薬分野、バイオテクノロジー分野等における製造、洗浄、組立等の各種装置では、原料用流体、洗浄用流体、燃料用流体等の供給、移送にフッ素樹脂製のチューブが使用されている。
【0003】
これらチューブとして、先端に継手の設けられた継手付きチューブが提案されている(たとえば特許文献1参照)。この継手付きチューブは、上記分野に用いられるものではないが、チューブの先端と継手の先端が同一平面上に揃うように継手を射出成形するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第4088873号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、チューブの先端は、切断されることで形成されるため、切断面に凹凸があったり、切断面が垂直でなく傾斜していることがある。このような場合、継手どうしを接続すると、対向するチューブの先端間に隙間ができ、液漏れ等が発生する虞がある。
【0006】
本発明の目的は、継手どうしを接続したときに液漏れ等を可及的に抑えることのできる継手付きチューブを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る継手付きチューブは、
チューブの先端部に射出成形することで継手を形成した継手付きチューブであって、
前記チューブの先端部は、前記継手の先端部よりも後退した位置に配置されており、少なくとも一部が前記継手によって覆われている。
【0008】
前記継手の先端部よりも後退した位置に外向きにフランジが突設されており、前記チューブの先端部は、前記フランジよりさらに後退した位置に配置されていることが望ましい。
【0009】
前記継手は、前記チューブの先端部と前記フランジとの間には外周に凹みが形成されていることが望ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明の継手付きチューブによれば、チューブの先端部の少なくとも一部を覆うように継手を形成することで、チューブの先端部が継手付きチューブの先端には露出していない構成とすることができる。従って、チューブの先端に凹凸や傾きがあっても、継手付きチューブの先端は継手であり、継手は、射出成形により形成することができるから、寸法バラツキが小さく、精度の高い接続面形状とすることができる。従って、継手付きチューブどうしを直接又はジョイント等を用いて接続したときに、継手の先端部が接続面となり、チューブの先端部は、接続面にはならないので、チューブの先端部に凹凸や傾斜があっても液漏れ等が発生する虞はない。
【0011】
また、継手が、チューブの周面だけでなく、チューブの先端部の少なくとも一部を覆うことで、チューブと継手との融着代を長く採れ、接合強度を高めることができ、液漏れ等を可及的に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1図1は、本発明の一実施形態に係る継手付きチューブの斜視図である。
図2図2は、本発明の一実施形態に係る継手付きチューブどうしをジョイントで接続した状態を示す断面図である。
図3図3は、本発明の一実施形態に係る継手付きチューブの製造方法を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の一実施形態に係る継手付きチューブ10について、図面を参照しながら説明を行なう。
【0014】
図1は、本発明の一実施形態に係る継手付きチューブ10の断面図である。図に示すように、継手付きチューブ10は、中空のチューブ20と、チューブ20の先端部22に設けられた継手30を具える。そして、継手付きチューブ10,10どうしは、直接又はたとえば図2に示すジョイント40を介して接続可能となっている。
【0015】
継手付きチューブ10は、製造、洗浄、組立等の装置において、原料用流体、洗浄用流体、燃料用流体等の供給、移送に使用することができる。継手付きチューブ10の内部を通過する流体として、液体や気体を例示でき、必要に応じて液体や気体には粉体や粒体が混合される。これら流体は、可燃性、不燃性の何れであってもよい。
【0016】
チューブ20は、フッ素樹脂材料などの熱溶融性の材料を採用することができる。この種のフッ素樹脂材料として、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)が好適であり、その他、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン−ビニリデンフルオライド三元共重合体等を例示することができる。なお、チューブ20の材料や特性は上記に限定されるものではない。
【0017】
チューブ20は、たとえば直径3mm〜60mm、厚さ0.5mm〜5mm、長さ0.05m〜200mとすることができる。また、チューブ20は、直管、スパイラル管、屈曲管等、種々の形状を選択できる。
【0018】
チューブ20の先端部22には、射出成形により継手30が形成される。
【0019】
継手30は、フッ素樹脂材料などの熱溶融性の材料を採用することができる。この種のフッ素樹脂材料として、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)が好適であり、その他、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体(FEP)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン−ビニリデンフルオライド三元共重合体等を例示することができる。なお、継手30の材料や特性は上記に限定されるものではないが、チューブ20と同種の材料を採用することが好適である。
【0020】
継手30は、図1に示すように、チューブ20の先端部22の近傍の周面24と、先端部22の少なくとも一部を覆い、継手30の先端部32が、チューブ20の先端部22よりも突き出た構成、すなわち、チューブ20の先端部22が継手30の先端部32よりも後退した位置にある構成としている。なお、先端部22の少なくとも一部とは、環状の先端部22の全面であってもよいし、先端部22の外周側のみ、或いは、先端部22の1又は複数箇所をであってもよい。
【0021】
チューブ20の先端部22を継手30の先端部32よりも後退させることより、チューブ20の先端部22は、継手付きチューブ10の接続面となる先端には露出せず、継手付きチューブ10の接続面は射出成形された継手30の先端部32によって構成されることになる。射出成形により作製された継手30の先端部32は、精度の高い接続面形状とすることができる。従って、継手付きチューブ10,10どうしを直接又はジョイント40を用いて接続したときに、継手30の先端部32が接続面となり、チューブ20の先端部22は、接続面にはならないので、チューブ20の先端部22に凹凸や傾斜があっても液漏れ等が発生する虞はない。
【0022】
また、チューブ20は、周面24だけでなく、先端部22の少なくとも一部が継手30に融着されているので、周面24のみを継手30に融着した場合に比べて、融着代を長く採れ、その接合強度を高めることができる。従って、流体の搬送に伴って継手付きチューブ10に振動や圧力が作用しても、チューブ20と継手30との間に隙間が生じたり、継手30がチューブ20から離脱してしまうことを防止できる。なお、図1に示すようにチューブ20の環状の先端部22の全面を覆うように継手30を形成することにより、チューブ20と継手30の貫通孔33は、段差無く滑らかに接続されるから、内部を通過する流体の配管抵抗を抑えることができる。
【0023】
継手30の形状について、より詳細に説明すると、継手30は、チューブ20に連通する貫通孔33が形成されている。また、本実施形態では、図1及び図2に示すように、継手30の先端部32は外周が拡径しており、内側にジョイント40を構成するシール部材41(図2参照)の被係合部42が嵌まる環状の係合部34が形成されている。また、先端部32の後方には、外周に環状の第1凹み35が凹設されており、ジョイント40を構成するクリップ43の爪片44が引っ掛かる。
【0024】
継手30には、上記した第1凹み35よりも後退した位置にフランジ36が突設されている。フランジ36は、継手付きチューブ10を接続する際に、治具を押し当てるために用いることができる。
【0025】
また、本実施形態では、フランジ36よりも後退した位置には、外周に第2凹み37が形成されており、チューブ20の先端部22は、この第2凹み37よりも後退した位置に形成された筒状部38に接合されている。たとえば、筒状部38は、図2に示すように、第2凹み37と継手30の後端部39に嵌まる断面コ字状のサポート50で支持することができる。サポート50は、チューブ20を直接支持する構成とすると、チューブ20が摩耗してしまう虞があるが、図2に示すように継手30を支持することで、このような問題を解消できる。
【0026】
上記構成の継手付きチューブ10,10は、図2に示すように、環状のジョイント40を用いて接続することができる。ジョイント40は、継手30の先端部32に当接する環状のシール部材41と、対向する継手30の先端部32どうしの外周に嵌まって連結状態を維持するクリップ43から構成することができる。シール部材41は、継手30の貫通孔33に連通する孔46を有しており、その周縁に環状の被係合部42が形成されている。また、クリップ43は断面略コ字状であって、両側に爪片44が突設されている。
【0027】
図1及び図2に示すように、チューブ20と接合される筒状部38を第2凹み37よりも後退した位置に設けることにより、筒状部38を肉厚にして強度を持たせることができる。また、先端部32、第1凹み35、フランジ36及び第2凹み37にチューブ20が挿入されていないから、これらの外径を拡大することなく強度を具備できる。継手30の外径を小さくできることで、継手付きチューブ10を並列に配置したときに、継手付きチューブ10どうしの間隔を狭めることができる利点もある。
【0028】
然して、継手付きチューブ10,10は、以下の要領で接続することができる。
【0029】
まず、一方の継手付きチューブ10の継手30の先端部32にシール部材41を押し込んで、シール部材41の被係合部42が継手30の係合部34に嵌める。続いて、他方の継手付きチューブ10の継手30の先端部32を反対側からシール部材41と係合させる。そして、継手30,30がシール部材41に密着するように、フランジ36を治具で押さえつつ、クリップ43を装着し、クリップ43の爪片44を継手30の第1凹み35に嵌めることで、継手付きチューブ10,10はジョイント40によって気密且つ液密に接続される。
【0030】
接続された継手付きチューブ10,10は、図2に示すように、精度の高い継手30,30の先端部32,32がシール部材41と当接するから、気密且つ液密に接続を行なうことができ、液漏れ等を防止できる。
【0031】
なお、製造、洗浄、組立等の装置に接続された継手付きチューブ10,10を設置する際に、必要に応じて、図2に示すように継手30を断面コ字状のサポート50で支持することができる。サポート50で継手30を支持することで、チューブ20をサポートで支持した場合に比べてチューブ20の摩耗を抑えることができる。
【0032】
上記構成の継手付きチューブ10は、継手30をチューブ20に射出成形することで作製することができる。たとえば、金型60は、図3に示すように、左右に分割された固定型61と可動型64、及び、固定型61と可動型64に対して下方向から接近可能なスライドピン68からなり、成形される継手30の形状に合わせた凹凸が形成されている。また、固定型61及び可動型64には、チューブ20が挿通される挿通孔62が形成されると共に、スライドピン68には、対向位置にピン65が嵌まる嵌合穴66を具える。チューブ20は、ピン65に差し込まれ、金型60内で保持される。
【0033】
固定型61には、金型60内のキャビティ67に連通するスプルー63が形成されている。スプルー63は、図3に示すように、チューブ20との融着ポイントに近い位置に設けることが好適である。
【0034】
上記構成の金型60において、ピン65にチューブ20を嵌め、展開状態の金型60にチューブ20及びピン65をセットして金型60を閉じる。そして、必要に応じてチューブ20に予熱を行ない、スプルー63を通じてキャビティ67に溶融樹脂を注入することで、チューブ20の周面24及び先端部22の全面を覆うようにチューブ20と融着した継手30を成形することができる。
【0035】
なお、チューブ20の先端部22の外周のみを継手30で覆う場合には、ピン65に段部を形成し、チューブ20の先端部22の外周のみがキャビティ67内に露出するようにして射出成形を行なえばよい。
【0036】
上記説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或いは範囲を限縮するように解すべきではない。また、本発明の各部構成は、上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
【0037】
たとえば、継手30は、チューブ20の先端部22よりも突き出ており、チューブ20の周面24及び先端部22の少なくとも一部を覆う形状であれば、先端部32の形状やフランジ36等の形状、その有無については上記実施形態に限定されるものでないことは勿論である。
【0038】
また、継手付きチューブ10どうしの接続も、上記及び図示したジョイント40によってのみ行なわれるものではない。
【符号の説明】
【0039】
10 継手付きチューブ
20 チューブ
22 先端部(チューブ)
24 周面
30 継手
32 先端部(継手)
36 フランジ
図1
図2
図3
【手続補正書】
【提出日】2016年11月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
チューブの先端部に射出成形することで継手を形成した継手付きチューブであって、
前記チューブの先端部は、前記継手の先端部よりも後退した位置に配置されており、少なくとも一部が前記継手によって覆われており、
前記チューブは、前記継手と対向する周面全体及び前記先端部の少なくとも一部が、前記継手と融着している、
継手付チューブ。
【請求項2】
前記チューブ及び前記継手は、テトラフルオロエチレン−フルオロアルキルビニルエーテル共重合体である、
請求項1に記載の継手付チューブ。
【請求項3】
前記チューブは、先端部の全面が前記継手と融着しており、
前記チューブの内面と、前記内面に連通する前記継手の貫通孔は、段差無く接続されている、
請求項1又は請求項2に記載の継手付きチューブ。
【請求項4】
前記継手の先端部よりも後退した位置に外向きにフランジが突設され、
前記継手の先端部と前記フランジとの間には外周にクリップを嵌める凹みが形成されており、
前記チューブの先端部は、前記フランジよりさらに後退した位置に配置されている、
請求項1乃至請求項3の何れかに記載の継手付きチューブ。
【請求項5】
前記継手は、前記チューブの先端部と前記フランジとの間には外周に凹みが形成されている、
請求項に記載の継手付きチューブ。
【手続補正書】
【提出日】2017年4月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
チューブの先端部に射出成形することで継手を形成した継手付きチューブであって、
前記チューブの先端部は、前記継手の先端部よりも後退した位置に配置されており、少なくとも一部が前記継手によって覆われ、
前記チューブは、前記継手と対向する周面全体及び前記先端部の少なくとも一部が、前記継手と融着しており
前記継手の先端部よりも後退した位置に外向きにフランジが突設され、
前記継手の先端部と前記フランジとの間には外周にクリップを嵌める凹みが形成され、
前記チューブの先端部は、前記フランジよりさらに後退した位置に配置されており、
前記継手は、前記チューブの先端部と前記フランジとの間には外周に凹みが形成されている、
継手付チューブ。
【請求項2】
前記チューブ及び前記継手は、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体である、
請求項1に記載の継手付チューブ。
【請求項3】
前記チューブは、先端部の全面が前記継手と融着しており、
前記チューブの内面と、前記内面に連通する前記継手の貫通孔は、段差無く接続されている、
請求項1又は請求項2に記載の継手付きチューブ。