特開2017-106654(P2017-106654A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特開2017-106654瞬間ガス化液体燃料製造装置とその製造方法の技術と発明
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-106654(P2017-106654A)
(43)【公開日】2017年6月15日
(54)【発明の名称】瞬間ガス化液体燃料製造装置とその製造方法の技術と発明
(51)【国際特許分類】
   F23K 5/22 20060101AFI20170519BHJP
【FI】
   F23K5/22
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
【全頁数】5
(21)【出願番号】特願2015-239238(P2015-239238)
(22)【出願日】2015年12月8日
(71)【出願人】
【識別番号】712006743
【氏名又は名称】宇野 薫
(72)【発明者】
【氏名】宇野 薫
【テーマコード(参考)】
3K068
【Fターム(参考)】
3K068AA11
3K068AB10
3K068AB36
(57)【要約】
【課題】 既存の液体燃料の燃焼噴霧口に、瞬間ガス化液体燃料燃焼装置を従来既存の設備炉の燃焼ルームと燃料吐出口の間に簡易設置するだけで、完全ガスが瞬間に出来る為に、その後の不完全燃焼の排気ガスの燃焼が可能になるために、熱エネルギー変換の高効率が生まれる行程も備えている。
【解決手段】 図1の本発明品を、既存液体燃焼噴霧口と燃焼炉に設置するだけで、発明の効果と目的が出来る。又液体ガス化は通常高圧力によって製造するが、図2の発明品内の圧縮室を設けて燃焼時間を経ると、燃焼室の温度上昇によって自重の圧力が更なるガス化を進め、より完全燃焼のガス化燃料に質的向上が出来る。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
液体燃料が燃焼ルームに入ってガス化燃料燃焼される間に設置して使用されるガス化触媒の円筒部である。この液体燃料から噴霧されて燃焼まだの間に、本発明技術方法のガス化燃焼比率空間を設けて、図1図2のガス化理論空気比に応じて、燃焼量に応じた容積を設ける瞬間ガス化ルームである。
【数1】
【請求項2】
請求項1に係る液体燃料ガス化室の製造装置と、
請求項1に係るガス化燃焼ルームを備えた材質の装置と、
請求項1に係る完全燃焼を容易にさせたガス化と空気及び酸素とガス化結合爆発を容易に進める容積材質装置と、それらのガス化燃焼とラジカル再生燃焼を特徴とする完全ガス化燃焼の製造装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液化石油・液化石炭・材木液化・液化燃料全て液体燃料を簡単にガス化にする方法と、全液体燃料を簡単にガス化燃焼させる装置とその技術方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来は、石油燃料を始め液体燃料はその性質に合わせた燃焼利用をしていており、不完全燃焼の環境問題を起こしていた液体燃料問題が常にあった。又ガス化燃料の製造と保存や輸送にしても、多大な設備コストと使い捨てに近い簡易容器に保存したり、ガス燃料供給の為の新たなパイプライン埋設工事の必要性があった。
それらは、PNG及びLNG等の特定の液体燃料分子構造に限定による制限制約の中で利用されてきた。
つまり固体燃料・液体燃料・気体燃料のように分子組成や外見構成によって利用方法が組み込まれた、エネルギー利用形態であった。
【0003】
また、固体燃料にしてもそのままの燃焼利用による物理的熱量の抽出に限界があり、物理の基本原則の原子単位の熱量が燃焼爆発によって単純発熱量を引き出せずに廃棄汚染の原因にもなっている。
【0004】
それらの物理的保有の熱量の無駄や効率を解消する為に、ガス化燃料の推進が行われているが、それ自体にもコストと無駄な時間が求められている。そして地球環境の排気ガス問題に応じて、既存の石炭等の固体燃料の利用も制限原因になっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特許文献1:特願2011-248350(P2011-248350)
【非特許文献】
【0006】
【非特許文献1】埼玉工業大学 燃焼の理論入門(初版) 第8項 可燃範囲
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
液化天然ガスやプロパンガスの採取と液化保存と製造と郵送については、多くの技術が発明されておりその目的効果は完全燃焼による環境問題に寄与貢献と燃焼効率として出されているが、化石燃料を含むバイオ燃料・液化石炭燃料・材木液化全ての液化燃料のガス化製造技術や瞬間燃焼技術は殆どないのが現状である。
【0008】
本発明は、全ての液体燃料を瞬間にガス化する技術である。ガス化燃焼方法については、多くの文献はあるが使用直前に、液体燃料をガス化燃料に変化する技術方法と、その製造装置である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、本発明全体のシステムの特徴を述べる。非特許文献の表1に示しているが、炭化水素系の燃料の可燃範囲が全てに存在している。例えば、ガス化燃料のメタンにしてもブタンにしても、物質構成基本は空気比と石油系の水素と炭素の混合比である。この混合比を、条件設定すればガス化液体燃料はできる。これら液体燃料の水素・炭素の混合割合が、事前に把握できれば、利用直前に適正混合すれば、ガス化燃料の特徴条件が出来る。
【0010】
石油系ガス化燃料と液体燃料の基本構成主要素は、水素と炭素の化学構造式で決定されている。本発明は、それらのガス化燃料の分子構成に瞬間的する解決する方法手段技術と装置を発明した。
【0011】
上記のガス化燃料の化学分子構造式にするには、超音波による分断と熱圧力による分断で、ガス化燃料製造システムを確立した。
【0012】
第一の手段で、液体燃料てして利用直前に配管パイプを、特許第5719093号の超音波発生リングを配管内に装備して、高圧下で送油することで、ガス燃料の化学分子構造式状態が出来る。その液体状態に可能化燃焼限界の空気を注入するだけで、瞬間ガス化液体燃料が出来る。
【0013】
更に本発明は、ガス化液体燃料として直前製造貯蔵方式か燃焼直前ガス化液体燃料燃焼装置の発明の双方にりわぅ出来る発明である。この技術方法は、前項の適切な化学分子構造には、ガス化年燃料の空気比率と一定の圧力を同時に与える前提条件があれば、全ての液体燃料がガス化完全燃焼出来る装置の発明でできる。



上記の目的をっ達成する為には、超微細の燃焼ルームと無限的多数を備えるには、それを満たして素材特徴の超高比表面積かつ多孔質な素材のマグネシウム等のセラミック材料を原料を利用することで、利用燃料を個別分子レベル燃焼を促進する超微細熱伝導装置を媒体を備えたことを特徴とする。
現在の燃焼熱力学は現実的に、一つの燃焼ルームで熱効率を求めているが、より小さな燃焼ルームが可能な限り有れば、保温性による燃焼効率を生む事が、微細化によるサイズ効果で完全燃焼によって化学エネルギーの最大熱量変換の問題解決できる。よって本発明は外燃機関に利用するに至って、燃料供給点火口から燃焼設備の間に超微細化燃焼ルームを無限的に多数を作ることを特徴技術とする。利用燃料は全て着火の時点でガス化状態となっており、目視的には大小関係なく一定サイズの炎と認識できるが、化学的燃焼実態は、ガス化サイズのミクロ以下燃焼サイズ炎が集積されて、それらが大きな火炎長になっている。つまり着火前後から火炎の燃焼段階はマイクロ・ナノサイズ以下であるので、燃焼ルームもそのサイズすれば、保温性が上がり完全燃焼を促進できる。
その形状を超微細燃焼ルームで無限多数に備えたことを特徴とする。
さらに、上記のように燃焼ルームで一定高温高圧下になると、軽油や重油等のディーゼルでは、外気希薄状態でも発火する性質を持っている為に、希薄燃焼熱交換装置としての特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明の効果は、,全ての液体燃料が瞬間的にガス化燃料にできる。その効果は、ガス化による燃焼が完全燃焼として排気ガス環境改善とされているガス燃料の推進と同等に全ての液体燃料にもガス化の効果活用ができる。
【0015】
本発明の装置効果は、瞬間にガス化に出来る為に現状の設備と使用液体燃料でガス化の効果活用が出来る。
【0016】
本発明の、瞬間ガス化燃焼装置を利用すれは゛完全燃焼が大幅に進むために、煤等の不完全燃焼廃棄分燃焼が可能になり、燃焼効率が上昇して、燃費の抑制と排気ガスが大幅に削減できる。
【0017】
本発明によるガス化によって、液体燃料のガス化燃焼によって完全燃焼化が進むので、設備内のクリーン現象と有害物質化として排出量が半減できる効果で環境廃棄ガスに活用が出来る。
【0018】
又ガス化燃焼効果は完全燃焼の高温化が期待できるので、従来の液体燃料が出せなかった高温燃焼利用目的に応じて、既存の液体燃料で利用範囲が最大限活用が広がる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1図1は、液体燃料が噴出ノズル口から燃焼方向に向かって、本発明の瞬間ガス化装置の乗田である。液体燃料の分子構造式に応じた希薄化燃焼限界と過濃化燃焼限界のガス化容積を確保する為の、燃焼前の一時ガス化液体燃料室を示すのである。
図2図2は、目的別の液体燃料をガス化構成への必要空気比率の容積に応じた一例である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下に本発明品の実施の形態について、図面と数式表を参照しながら説明する。
本発明品は、全ての液体燃料を瞬間ガス化にすることが目的である。ガス化には液体燃料が持つ化学構造式に基づく空気中に存在する可燃範囲率が最重要である。表1はガス燃料の可燃限界の燃焼範囲幅が化学実証で周知の事実になっている。先ずガス化燃焼前提条件として、使用液体燃料に合わせて液体と空気の混合比率を決定すれば、継続的なガス化燃料の継続製造に不可欠である。その可燃性予混合器幅にする方法は、図1図2のエンジンのピストンの状態容積を液体噴射と空気混合の上記ガス化燃料を噴霧すれば、燃焼前のガス化燃料の供給体制が出来る。
【0021】
上記のガス化液体燃料の分子構造に応じた可燃幅の液体燃料が注入出来れば、引火温度を提供する工程を同室内に設ける事で連続ガス化燃焼が出来る。
【0022】
上記のガス化液体燃料の継続供給と連続引火の繰り返しには、既に特願2015-211739の熱伝導装置による熱交換器を加温して利用すれば、後続的な着火燃焼が容易に可能なり簡単にガス化できる。
【0023】
この熱伝導交換器は、高温耐久のセラミック材によってより後続的なガス化燃料の製造が出来る。本発明の連続着火が重要であり、利用材料はジルコニア等の熱伝導率の高いセラミックを使用する。
【実施例】
【0024】
実際の使用例は、図1を液体燃料噴霧口に直接密着させて、可燃空気幅の設定を表1に基づいて液体流量と空気流量の予混合器供給をし、希薄可燃限界の燃焼空気室容積の関係によってブルーフレーム状態の完全ガス化燃焼が実現する。ガス化液体燃料の直前製造保存は、この着火部分の温度を取り除いて、ガス化液体燃料の目的量の容器に注入するだけで、高圧が要らが瞬間に製造貯蔵できる。
【産業上の利用可能性】
【0025】
本発明の技術と装置を利用可能性は、あらゆる液体燃料なら瞬間に製造と簡単燃焼が既存施設において、容易に利用が出来る。
【0026】
例えば、重油の大型炉である場合は、ガス化による完全燃焼化目的で設備と燃料の交換利用が行われているが、本発明方法と装置を設置するだけでガス化燃料燃焼利用と同じ効果が、簡単に出来る。
【0027】
また、ガス化燃焼は不完全燃焼物が液体燃料に比べて軽減できるので、設備変更をせずに環境問題対策が出来る。又C重油や材木液化や液化石炭のように発熱量が有するも、燃焼効果が少ない粘土質の高い液体燃料に利用するだけで、熱効率が向上する効果が望める。
【符号の説明】
【0028】
図1の符号5は燃料の吹き出し口に、本発明品を設置した状態である。
図1
図2