(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-109079(P2017-109079A)
(43)【公開日】2017年6月22日
(54)【発明の名称】コネクタアセンブリ
(51)【国際特許分類】
A61B 5/0408 20060101AFI20170526BHJP
A61B 5/0478 20060101ALI20170526BHJP
H01R 11/01 20060101ALI20170526BHJP
【FI】
A61B5/04 300M
A61B5/04 300N
H01R11/01 501Z
A61B5/04 300Q
【審査請求】未請求
【請求項の数】22
【出願形態】OL
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2016-205686(P2016-205686)
(22)【出願日】2016年10月20日
(31)【優先権主張番号】10-2015-0179457
(32)【優先日】2015年12月15日
(33)【優先権主張国】KR
(71)【出願人】
【識別番号】390019839
【氏名又は名称】三星電子株式会社
【氏名又は名称原語表記】Samsung Electronics Co.,Ltd.
(74)【代理人】
【識別番号】110000051
【氏名又は名称】特許業務法人共生国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】高 秉 勳
(72)【発明者】
【氏名】李 亨 優
【テーマコード(参考)】
4C127
【Fターム(参考)】
4C127LL13
4C127LL15
4C127LL18
(57)【要約】
【課題】より安定した接続性を有するコネクタアセンブリを提供する。
【解決手段】本発明のコネクタアセンブリは、第1コネクタと、第1コネクタ上に配置された第1弾性レイヤと、第1弾性レイヤ上に配置された第1電極と、第2コネクタと、第2コネクタ上に配置された第2電極と、を備え、第1弾性レイヤは、第1コネクタと第2コネクタとが結合されたとき、第1電極に圧縮力を提供する。
【選択図】
図3A
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1コネクタと、
前記第1コネクタ上に配置された第1弾性レイヤと、
前記第1弾性レイヤ上に配置された第1電極と、
第2コネクタと、
前記第2コネクタ上に配置された第2電極と、を備え、
前記第1弾性レイヤは、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが結合されたとき、前記第1電極に圧縮力を提供することを特徴とするコネクタアセンブリ。
【請求項2】
前記第1電極は、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが結合されたとき、前記第2電極に接触することを特徴とする請求項1に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項3】
前記第1弾性レイヤは、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが結合されたとき、前記第1電極及び前記第2電極の隣接領域への異質物の流入を遮断することを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項4】
前記第2電極と前記第2コネクタのボディとの間に配置された第2弾性レイヤを更に含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項5】
前記第2弾性レイヤは、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが結合されたとき、前記第2電極に圧縮力を提供することを特徴とする請求項4に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項6】
前記第1電極及び前記第2電極のうちの少なくとも1つの周辺領域に配置された遮蔽部材を更に含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項7】
前記遮蔽部材は、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが結合されて前記第1電極が前記第2電極に接触するとき、前記第1電極及び前記第2電極の隣接領域への異質物の流入を遮断することを特徴とする請求項6に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項8】
前記遮蔽部材は、弾性を有する物質を含むことを特徴とする請求項6又は7に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項9】
前記遮蔽部材は、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが結合されて前記第1電極が前記第2電極に接触するとき、前記第1電極及び前記第2電極の隣接領域への外部電磁波の流入を遮断することを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項10】
前記遮蔽部材は、導電性を有する物質を含むことを特徴とする請求項9に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項11】
前記第1コネクタ及び前記第2コネクタは、互いに異なる回路に接続されることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項12】
少なくとも前記第1コネクタは、前記第2コネクタから信号を受信する信号処理回路を含む電子機器に含まれることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項13】
前記第2コネクタは、生体信号を測定する生体センサを含むことを特徴とする請求項12に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項14】
第1コネクタと、
前記第1コネクタ上に配置された第1弾性レイヤと、
前記第1弾性レイヤ上に配置された複数の第1電極と、
第2コネクタと、
前記第2コネクタ上に配置されて前記第1電極に対応する複数の第2電極と、を備えることを特徴とするコネクタアセンブリ。
【請求項15】
前記第1弾性レイヤは、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが結合されたとき、前記第1電極に圧縮力を提供することを特徴とする請求項14に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項16】
前記第1弾性レイヤは、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが結合されたとき、前記第1電極及び前記第2電極の隣接領域への異質物の流入を遮断することを特徴とする請求項14又は15に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項17】
前記第2電極と前記第2コネクタのボディとの間に配置された第2弾性レイヤを更に含むことを特徴とする請求項14乃至16のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項18】
前記第1電極及び前記第2電極のうちの少なくとも1つの周辺領域に配置された遮蔽部材を更に含むことを特徴とする請求項14乃至17のいずれか一項に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項19】
前記遮蔽部材は、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが結合されて前記第1電極が前記第2電極に接触するとき、前記第1電極及び前記第2電極の隣接領域への異質物及び電磁波のうちの少なくとも1つの流入を遮断することを特徴とする請求項18に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項20】
第1コネクタと、
前記第1コネクタ上に配置された第1弾性レイヤと、
前記第1弾性レイヤ上に配置された第1電極と、
前記第1電極に電気的に接続された信号処理回路と、を備え、
前記第1コネクタは、第2電極をサポートする第2コネクタに接続され、前記第2コネクタの第2締結部に締結される第1締結部を含み、
前記信号処理回路は、前記第2コネクタに接続された生体センサから生体信号を受信することを特徴とするコネクタアセンブリ。
【請求項21】
前記第2コネクタと、
前記第2コネクタ上に配置されて前記第1電極に対応する前記第2電極と、を更に含むことを特徴とする請求項20に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項22】
前記第1締結部と前記第2締結部とは、結合突起及び結合溝の構造を有することを特徴とする請求項20又は21に記載のコネクタアセンブリ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタアセンブリに関する。
【背景技術】
【0002】
ハンドヘルド(handheld)電子装置及びウェアラブル装置(wearable device)が次第に大衆化している。ハンドヘルド電子装置及びウェアラブル装置のような携帯用電子装置は、小さい領域に複雑な電子回路を含む。メモリ、プロセッサ、バッテリなどのような電子コンポーネントは水分に極めて脆弱である。水分はシステム回路内の部品又はピン(pin)の間に意図しない短絡(short−circuit)を誘発して回路が予測不可能に動作するか或いは故障を誘発する虞がある。また、回路は、ホコリ或いはその他の汚染物質に対する露出によって悪影響を受けることがある。
【0003】
一般的に、携帯用電子装置は、外部のコネクタと対をなすコネクタを備える。コネクタは、電気的な接続のための電極と当該電極を固定するためのハウジングで構成される。ここで、電極は安定的な電気的接続のためにバネを用いた接点構造を有し得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、より安定した接続性を有するコネクタアセンブリを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するためになされた本発明の一態様によるコネクタアセンブリは、第1コネクタと、前記第1コネクタ上に配置された第1弾性レイヤと、前記第1弾性レイヤ上に配置された第1電極と、第2コネクタと、前記第2コネクタ上に配置された第2電極と、を備え、前記第1弾性レイヤは、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが結合されたとき、前記第1電極に圧縮力を提供する。
【0006】
前記第1電極は、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが結合されたとき、前記第2電極に接触し得る。
前記第1弾性レイヤは、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが結合されたとき、前記第1電極及び前記第2電極の隣接領域への異質物の流入を遮断し得る。
前記コネクタアセンブリは、前記第2電極と前記第2コネクタのボディとの間に配置された第2弾性レイヤを更に含み得る。
前記第2弾性レイヤは、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが結合されたとき、前記第2電極に圧縮力を提供し得る。
前記コネクタアセンブリは、前記第1電極及び前記第2電極のうちの少なくとも1つの周辺領域に配置された遮蔽部材を更に含み得る。
前記遮蔽部材は、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが結合されて前記第1電極が前記第2電極に接触するとき、前記第1電極及び前記第2電極の隣接領域への異質物の流入を遮断し得る。
前記遮蔽部材は、弾性を有する物質を含み得る。
前記遮蔽部材は、前記第1コネクタと前記第2コネクタとが結合されて前記第1電極が前記第2電極に接触するとき、前記第1電極及び前記第2電極の隣接領域への外部電磁波の流入を遮断し得る。
前記遮蔽部材は、導電性を有する物質を含み得る。
前記第1コネクタ及び前記第2コネクタは、互いに異なる回路に接続され得る。
少なくとも前記第1コネクタは、前記第2コネクタから信号を受信する信号処理回路を含む電子機器に含まれ得る。
前記第2コネクタは、生体信号を測定する生体センサを含み得る。
【0007】
上記目的を達成するためになされた本発明の他の態様によるコネクタアセンブリは、第1コネクタと、前記第1コネクタ上に配置された第1弾性レイヤと、前記第1弾性レイヤ上に配置された複数の第1電極と、第2コネクタと、前記第2コネクタ上に配置されて前記第1電極に対応する複数の第2電極と、を備える。
【0008】
前記コネクタアセンブリは、前記第2電極と前記第2コネクタのボディとの間に配置された第2弾性レイヤを更に含み得る。
前記コネクタアセンブリは、前記第1電極及び前記第2電極のうちの少なくとも1つの周辺領域に配置された遮蔽部材を更に含み得る。
【0009】
上記目的を達成するためになされた本発明の更に他の態様によるコネクタアセンブリは、第1コネクタと、前記第1コネクタ上に配置された第1弾性レイヤと、前記第1弾性レイヤ上に配置された第1電極と、前記第1電極に電気的に接続された信号処理回路と、を備え、前記第1コネクタは、第2電極をサポートする第2コネクタに接続され、前記第2コネクタの第2締結部に締結される第1締結部を含み、前記信号処理回路は、前記第2コネクタに接続された生体センサから生体信号を受信する。
【0010】
前記コネクタアセンブリは、前記第2コネクタと、前記第2コネクタ上に配置されて前記第1電極に対応する前記第2電極と、を更に含み得る。
【発明の効果】
【0011】
本発明のコネクタアセンブリによれば、より安定した接続性を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1A】一実施形態によるコネクタアセンブリの斜視図である。
【
図1B】一実施形態によるコネクタアセンブリの斜視図である。
【
図2】他の実施形態によるコネクタアセンブリの斜視図である。
【
図3A】一実施形態によるコネクタアセンブリの第1例の断面図である。
【
図3B】一実施形態によるコネクタアセンブリの第1例の断面図である。
【
図4A】一実施形態によるコネクタアセンブリの第2例の断面図である。
【
図4B】一実施形態によるコネクタアセンブリの第2例の断面図である。
【
図5】一実施形態によるコネクタアセンブリの第3例の断面図である。
【
図6A】一実施形態によるコネクタアセンブリの第4例の断面図である。
【
図6B】一実施形態によるコネクタアセンブリの第4例の断面図である。
【
図6C】一実施形態によるコネクタアセンブリの第5例の断面図である。
【
図7A】他の実施形態によるコネクタアセンブリの第1例の断面図である。
【
図7B】他の実施形態によるコネクタアセンブリの第1例の断面図である。
【
図8】他の実施形態によるコネクタアセンブリの第2例の断面図である。
【
図9】他の実施形態によるコネクタアセンブリの第3例の断面図である。
【
図10】一実施形態によるコネクタアセンブリが様々な応用に適用された一例を説明するための図である。
【
図11】一実施形態によるコネクタアセンブリが様々な応用に適用された一例を説明するための図である。
【
図12】一実施形態によるコネクタアセンブリが様々な応用に適用された一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明を実施するための形態の具体例を、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面で提示した同一の参照符号は同一の部材を示す。
【0014】
本実施形態で用いる用語は、単に特定の実施形態を説明するために用いるものであって、実施形態を限定しようとする意図はない。単数の表現は、文脈上、明白に異なる意味をもたない限り複数の表現を含む。本明細書において、「含む」又は「有する」等の用語は明細書上に記載した特徴、数字、ステップ、動作、構成要素、部品、又はこれらを組合せたものが存在することを示すものであって、1つ又はそれ以上の他の特徴や数字、ステップ、動作、構成要素、部品、又はこれらを組合せたものなどの存在又は付加の可能性を予め排除しないものとして理解しなければならない。
【0015】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図面を参照して説明する際に、図面符号に関係なく同一の構成要素には同一の参照符号を付与し、これに対する重複説明を省略する。
【0016】
図1A及び
図1Bは、一実施形態によるコネクタアセンブリの斜視図である。
【0017】
図1Aを参照すると、コネクタアセンブリ100は、互いに取り外し可能な第1コネクタ110及び第2コネクタ150を含む。本実施形態によると、第1コネクタ110及び第2コネクタ150は互いに異なる部品、回路、又はシステムに接続される。例えば、第1コネクタ110は一回路に電気的に接続され、第2コネクタ150は他の回路に電気的に接続される。第1コネクタ110は、第2コネクタ150から信号を受信する信号処理回路を有する電子機器に含まれる。一実施形態によると、第2コネクタ150は、生体信号を測定する生体センサを含む。
【0018】
第1コネクタ110は、信号を伝達する第1電極130と第2コネクタ150とを締結するための第1締結部140を含む。また、第1コネクタ110は、第1コネクタ110のボディと第1電極130との間に配置される第1弾性レイヤ120を含む。第2コネクタ150は、信号を伝達する第2電極160と第1コネクタ110との締結のための第2締結部170を含む。第2コネクタ150は、第2電極160をサポートする。第1電極130及び第2電極160は、例えば、金属、黒鉛、導電性ゴム、及び導電性シリコンなどのような導電性を有する物質を含む。また、第1電極130及び第2電極160は、第1弾性レイヤ120上に薄膜工程などにより直接的に膜形態に積層される。第1締結部140及び第2締結部170は、第1コネクタ110と第2コネクタ150とを安定に結合させ、第1コネクタ110の第1電極130と第2コネクタ150の第2電極160とを互いに接触させる役割を果たす。
【0019】
第1締結部140及び第2締結部170は、例えば、
図1Aに示すように、結合突起及び結合溝の構造を有する。異なる例として、第1締結部140及び第2締結部170は、磁気結合の構造又はベルクロ(登録商標)結合(hook and loop fastener)の構造を有し得る。しかし、第1締結部140及び第2締結部170が有する結合構造はこれに限定されることなく、第1コネクタ110と第2コネクタ150とを結合させる結合構造であれば、いかなる制限もなしに適用される。
【0020】
第1コネクタ110と第2コネクタ150とが結合された形状を
図1Bに図示する。
図1Bを参照すると、第1コネクタ110と第2コネクタ150とが結合されたとき、第1電極130は第2電極160に接続される。ここで、第2電極160は第1電極130を加圧し、第1電極130は第1弾性レイヤ120を加圧する。弾性を有する第1弾性レイヤ120は、加えられる圧力によって変形され、第1電極130に復原力に基づく圧縮力を提供する。第1弾性レイヤ120によって提供される圧縮力、及び第1締結部140と第2締結部170との間の結合によって、第1電極130と第2電極160との間の接続が安定的に保持される。
【0021】
図2は、他の実施形態によるコネクタアセンブリの斜視図である。
【0022】
図2は、第1コネクタ110と第2コネクタ150とが結合された形状を図示する。
図1Bに示す実施形態とは異なり、コネクタアセンブリ200で、第1電極130及び第2電極160の周辺領域に遮蔽部材210が追加的に配置される。第1コネクタ110と第2コネクタ150とが結合されたとき、遮蔽部材210は、第1電極130及び第2電極160を外部から遮断する役割を果たす。遮蔽部材210によって水分やホコリのような外部異質物が第1電極130及び第2電極160の隣接領域に流入することを防止する。一実施形態によると、遮蔽部材210は、弾性を有する物質を含む。第1コネクタ110と第2コネクタ150とが結合されたとき、遮蔽部材210は、第1弾性レイヤ120と第2コネクタ150のボディとの間で圧力を受けて第1電極130及び第2電極160の周辺領域を取囲み、これによって第1電極130及び第2電極160が外部から遮断される。他の実施形態によると、遮蔽部材210は導電性を有する物質を含み、この場合、遮蔽部材210は、異質物の流入を遮断するだけではなく、外部電磁波の第1電極130及び第2電極160への流入を遮断する。
【0023】
図3A及び
図3Bは、一実施形態によるコネクタアセンブリの第1例の断面図であり、
図1Bに示すコネクタアセンブリをI−I′の方向から見た断面図を示す。
図3Aを参照すると、第1コネクタ110は、第1弾性レイヤ120及び第1電極130を備える。第1コネクタ110のボディは、一部品、回路、又はシステムに付着又は連結する部分である。第2コネクタ150のボディは、他の部品、回路、又はシステムに付着又は連結する部分である。第2コネクタ150は第2電極160を備える。一実施形態によると、第1コネクタ110のボディ及び第2コネクタ150のボディは絶縁性物質を含み、第1弾性レイヤ120よりも弾性係数が大きい。第2コネクタ150のボディには、第1コネクタ110に締結するための結合突起形の第2締結部170が備えられ、第1コネクタ110のボディには第2締結部170を受け入れる結合溝形状の第1締結部140を備える。
【0024】
一実施形態によると、第1電極130及び第2電極160は信号又は電力を伝達し、システムの内装回路に接続される。各第1電極130及び第2電極160と他のシステムとの間の接続は、電線やハンダ付けなどの接続方法により具現されるが、その接続方法はこれに限定されない。
【0025】
第1コネクタ110に備えられた第1弾性レイヤ120は、第1コネクタ110のボディと第1電極130との間に配置される。第1弾性レイヤ120は、第1コネクタ110及び第2コネクタ150のうちの1つ以上に、1つ以上の層で形成される。
図3Aは、第1弾性レイヤ120が第1コネクタ110に備えられた実施形態を示す。第1弾性レイヤ120は、第1コネクタ110のボディ上に積層され、例えば、ゴム、シリコン、ウレタンなどのような弾性を有する物質を含む。
【0026】
一実施形態によると、第1コネクタ110及び第2コネクタ150は、順次的な積層方式によって形成される。例えば、第1コネクタ110は、第1コネクタ110のボディが形成され、第1弾性レイヤ120が積層された後、第1電極130が積層されるという過程により形成される。第2コネクタ150は、第2コネクタ150のボディが形成された後、第2電極160が積層される過程により形成される。第1電極130、第2電極160、及び第1弾性レイヤ120は、膜の形成工程によって形成され、これによって超薄型のコネクタアセンブリ100を取得することができる。例えば、コネクタアセンブリ100を形成するために、蒸着、コーティング、又はスパッタリングのような膜の形成工程を使用する。この場合、第1電極130、第2電極160、及び第1弾性レイヤ120の厚さを1mm以下に具現することができる。
【0027】
図3Bは、
図3Aに示した第1コネクタ110と第2コネクタ150とが結合されたときのコネクタアセンブリの断面図を示す。
図3Bを参照すると、第1コネクタ110と第2コネクタ150とが結合されたとき、第1コネクタ110のボディと第2コネクタ150のボディとの間の距離が一定に保持され、第1電極130と第2電極160とが接続されて第1コネクタ110と第2コネクタ150との間に信号が伝えられる。ここで、第1弾性レイヤ120は、第2電極160に接続された第1電極130に圧縮力を提供し、安定的な電気的な接続のために一定の圧縮力で第1電極130を押す。第1弾性レイヤ120は、第1コネクタ110と第2コネクタ150とが結合固定されるときに第1電極130を加圧して第1電極130及び第2電極160が安定的に接続されるようにする。第1コネクタ110と第2コネクタ150とが結合されるときに圧縮応力が発生する。圧縮応力による変位の発生において、弾性係数の低い物質が多くの変位を有する。第1弾性レイヤ120で発生した変位に応じて復原力が発生し、第1弾性レイヤ120はバネのような役割をする。また、第1弾性レイヤ120は、第1コネクタ110の内部への水分やホコリなどのような異質物の流入を遮断する。
【0028】
図4A及び
図4Bは、一実施形態によるコネクタアセンブリの第2例の断面図である。
図4Aを参照すると、コネクタアセンブリ400で、第1コネクタ110には第1弾性レイヤ120が備えられ、第2コネクタ150には第2弾性レイヤ410が備えられる。第1弾性レイヤ120は第1コネクタ110のボディと第1電極130との間に配置され、第2弾性レイヤ410は第2コネクタ150のボディと第2電極160との間に配置される。
図4Bに示すように、第1コネクタ110と第2コネクタ150とが結合されたとき、第1弾性レイヤ120は第1電極130に圧縮力を提供し、第2弾性レイヤ410は第2電極160に圧縮力を提供する。第1弾性レイヤ120及び第2弾性レイヤ410によって第1電極130と第2電極160との間の安定的な接続を可能にし、第1電極130及び第2電極160の隣接領域への異質物の流入を遮断する。
【0029】
図5は、一実施形態によるコネクタアセンブリの第3例の断面図である。
図5を参照すると、コネクタアセンブリ500で、第1コネクタ110のボディの上面及び下面に複数の電極(130、510)が備えられる。電極(130、510)は、電線520によって接続される。第2コネクタ150のボディの上面及び下面にも複数の電極(530、160)が備えられ、電極(530、160)は電線540によって接続される。一実施形態によると、電極(510、530)は、ピン又は電線などの形態で露出する。電極(510、530)はコネクタアセンブリ500により電気的に接続される。
【0030】
一実施形態によると、表面実装技術(Surface Mount Technology:SMT)を適用したコネクタアセンブリ500が形成される。
【0031】
図6A及び
図6Bは、一実施形態によるコネクタアセンブリの第4例の断面図である。
図6Aを参照すると、コネクタアセンブリ600に含まれる第1コネクタ110は第1弾性レイヤ120上に配置された複数の第1電極610、620を含み、第2コネクタ150は第1電極610、620にそれぞれ対応する複数の第2電極630、640を含む。一実施形態によると、第1電極610、620及び第2電極630、640は所定の間隔を有して配置される。
【0032】
図6Bは、
図6Aに示した第1コネクタと第2コネクタとが結合されたときのコネクタアセンブリの断面図を示す。
図6Bを参照すると、第1コネクタ110と第2コネクタ150とが結合されたとき、第1電極610、620と第2電極630、640がそれぞれ互いに接続されて第1コネクタ110と第2コネクタ150との間に信号が伝えられる。ここで、第1弾性レイヤ120は、第1電極610、620に圧縮力を提供する。第1弾性レイヤ120は、第1電極610、620と第2電極630、640とが安定的に接続されるようにし、第1コネクタ110の内部への異質物の流入を遮断する。
【0033】
図6Cは、一実施形態によるコネクタアセンブリの第5例の断面図を示し、
図6Aに示したコネクタアセンブリで、第2コネクタに第2弾性レイヤが更に備えられた実施形態を示す。
図6Cを参照すると、第2コネクタ150の第2弾性レイヤ650は、第2コネクタ150のボディと第2電極630、640との間に配置される。第1コネクタ110と第2コネクタ150とが結合されたとき、第2弾性レイヤ650は、第2電極630、640に圧縮力を提供して各第1電極610、620と第2電極630、640との間の接続を安定化し、第1電極610、620及び第2電極630、640の隣接領域への異質物の流入を遮断する。
【0034】
図7A及び
図7Bは、他の実施形態によるコネクタアセンブリの第1例の断面図であり、
図2に示すコネクタアセンブリをJ−J′の方向から見た断面図を示す。
図7Aを参照すると、コネクタアセンブリ200は、第1電極130及び第2電極160のうちの1つ以上の周辺領域に配置される遮蔽部材210を更に含む。遮蔽部材210は、第1コネクタ110と第2コネクタ150とが結合されたとき、第1電極130及び第2電極160を外部から遮断して水分、ホコリなどの異質物の流入を防止する。
【0035】
或いは、遮蔽部材210は、外部から伝えられる電磁波の第1電極130及び第2電極160への流入を遮断する。即ち、外部電磁波による第1電極130又は第2電極160への意図しない信号の流入を防止する。この場合、遮蔽部材210は、導電性を有する物質を含むか、又は遮蔽部材210上に金属薄膜が形成される。遮蔽部材210上に金属薄膜を形成するためには、スパッタリング、スプレーコーティング法、気相蒸着法、電解メッキ、無電解メッキなどのような様々な技術が用いられる。
【0036】
図7Bは、
図7Aに示した第1コネクタ110と第2コネクタ150とが結合されたときのコネクタアセンブリの断面図を示す。
図7Bを参照すると、コネクタアセンブリ200の第1コネクタ110と第2コネクタ150とが結合されたとき、第1弾性レイヤ120は第2電極160に接続された第1電極130に圧縮力を提供する。ここで、遮蔽部材210は圧縮力によって変位が発生し、第1電極130及び第2電極160の周辺領域を取囲むことになる。第1電極130及び第2電極160は、遮蔽部材210によって外部から遮断されて防水及び防塵機能を取得する。
【0037】
図8は、他の実施形態によるコネクタアセンブリの第2例の断面図である。
図8を参照すると、コネクタアセンブリ800で、第1コネクタ110は複数の第1電極610、620を含み、第2コネクタ150は各第1電極610、620に対応する第2電極630、640を含む。また、コネクタアセンブリ800は、第1電極610、620及び第2電極630、640のうちの1つ以上の周辺領域に配置された遮蔽部材810を更に含む。遮蔽部材810は、第1コネクタ110と第2コネクタ150とが結合されたとき、第1電極610、620及び第2電極630、640の隣接領域への異質物又は電磁波の流入を遮断する役割をする。
【0038】
図9は、他の実施形態によるコネクタアセンブリの第3例の断面図である。遮蔽部材910は、
図9に示した実施形態のように、各第1電極610、620及び第2電極630、640を取囲む形態に配置される。この場合、第1電極610、620と第2電極630、640との間の接続は、遮蔽部材910によって第1電極の対及び第2電極の対毎に独立的に保護される。
【0039】
上記の実施形態によって説明したコネクタアセンブリでは、コイルバネ又は板バネを利用しないことから製造工程の簡素化を図ることができる。また、バネの場合、一定以上の圧力が加えられる場合に復原力が発揮されないためバネの機能を喪失することもあるが、コネクタアセンブリは、弾性レイヤを用いることで耐久性を高め、超薄型に適するコネクタの設計を可能にする。
【0040】
図10〜
図12は、一実施形態によるコネクタアセンブリが様々な応用に適用された一例を説明するための図である。
【0041】
図10は、コネクタアセンブリが服型プラットフォームに適用された一例を示す。コネクタアセンブリは、服のように生活環境で防水が必要な領域に適用される。コネクタアセンブリは、服型プラットフォームで脱着及び付着が必要な装置間の接続機能を提供する。
図10を参照すると、服1010には生体信号(例えば、心電図(electrocardiogram:ECG)、筋電図(electromyography:EMG)など)の測定のための生体センサが備えられ、センサから測定された生体信号を伝達するための複数のコネクタアセンブリ1020、1030が服1010に備えられる。服1010にはセンサから生体信号を受信する第1コネクタが備えられる。第1コネクタから取り外し可能な第2コネクタは、生体信号を処理するための信号処理回路に接続される。一実施形態によると、信号処理回路は、フィルタリング、増幅、デジタル信号変換などの信号処理を行った後、デジタル信号に変換された生体信号を他の装置に送信する。
【0042】
服1010に備えられた複数のコネクタアセンブリ1020、1030によって複数の接点が形成される。1つのコネクタアセンブリが1つの基本モジュールとして機能し、複数のコネクタアセンブリ1020、1030が服1010の上のそれぞれ異なる位置に配置されて複数の接点が形成される。ここで、コネクタアセンブリ1020、1030の配置は、コネクタアセンブリ1020、1030との間に接続される他の部材によって決定される。
【0043】
図11は、コネクタアセンブリが生体信号の測定のためのベルトに適用された一例を示す。
図11を参照すると、ベルト1110には、生体信号の測定のためのセンサ及びセンサから測定された生体信号を伝達するための複数のコネクタアセンブリ1120、1130が備えられる。コネクタアセンブリ1120、1130で、各第1コネクタが第2コネクタに結合されたとき、センサによって測定された生体信号が、第1コネクタ及び第2コネクタによって、生体信号を処理するための信号処理回路に伝達される。
【0044】
図12は、コネクタアセンブリが時計型ウェアラブル装置に適用された一例を示す。コネクタアセンブリは、ウェアラブル装置の本体1210とストラップ1220との間の電気的な接続機能を提供するために用いられる。例えば、ストラップ1220にユーザの生体信号(例えば、ECG、光電式脈波(photo−plethysmogram:PPG)など)を検出するためのセンサが備えられた場合、コネクタアセンブリにより、生体信号がストラップ1220から本体1210に伝えられ、またストリップ1220に備えられたセンサの機能を制御するための制御信号が本体1210からストラップ1220に伝えられる。
【0045】
コネクタアセンブリの第1コネクタはストラップ1220に備えられ、第2コネクタは本体1210に備えられる。結合構造1270、1275によってストラップ1220と本体1210とは互いに取り外し可能になり、ストラップ1220と本体1210とが締結される場合に第1コネクタと第2コネクタとが結合される。ここで、第1コネクタの第1電極1240、1245、1250と第2コネクタの第2電極1255、1260、1265とが接続され、第1コネクタに備えられた第1弾性レイヤ1230は、第1電極1240、1245、1250に圧縮力を提供して第1電極1240、1245、1250と第2電極1255、1260、1265との間の安定的な結合を可能にする。また、第1弾性レイヤ1230は、ストラップ1220内への異質物の流入を防止する。
【0046】
上述した実施形態は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、又はハードウェア構成要素及びソフトウェア構成要素の組合せで具現される。本実施形態で説明した装置及び構成要素は、例えば、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor)、マイクロコンピュータ、FPA(field programmable array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサー、又は命令(instruction)を実行して応答する異なる装置のように、1つ以上の汎用コンピュータ又は特殊目的コンピュータを用いて具現される。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)及びオペレーティングシステム上で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーションを実行する。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答してデータをアクセス、格納、操作、処理、及び生成する。理解の便宜のために、処理装置は1つが使用されるものとして説明する場合もあるが、当該技術分野で通常の知識を有する者は、処理装置が複数の処理要素(processing element)及び/又は複数類型の処理要素を含むことが分かる。例えば、処理装置は、複数のプロセッサ又は1つのプロセッサ及び1つのコントローラを含む。また、並列プロセッサ(parallel processor)のような、他の処理構成も可能である。
【0047】
ソフトウェアは、コンピュータプログラム、コード、命令、又はこれらのうちの1つ以上の組合せを含み、希望通りに動作するように処理装置を構成し、独立的又は結合的に処理装置に命令する。ソフトウェア及び/又はデータは、処理装置によって解釈され、処理装置に命令又はデータを提供するためのあらゆる類型の機械、構成要素、物理的装置、仮想装置、コンピュータ格納媒体又は装置、或いは送信される信号波を介して永久的又は一時的に具現化される。ソフトウェアは、ネットワークに接続されたコンピュータシステム上に分散され、分散された方法で格納されるか又は実行される。ソフトウェア及びデータは1つ以上のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納される。
【0048】
本実施形態による方法は、多様なコンピュータ手段を介して実施されるプログラム命令の形態で具現され、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録される。記録媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独又は組合せて含む。記録媒体及びプログラム命令は、本発明の目的のために特別に設計して構成されたものでもよく、コンピュータソフトウェア分野の技術を有する当業者にとって公知のものであり使用可能なものであってもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体、CD−ROM、DVDのような光記録媒体、フロプティカルディスクのような磁気−光媒体、及びROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置を含む。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるような機械語コードだけでなく、インタプリタなどを用いてコンピュータによって実行される高級言語コードを含む。ハードウェア装置は、本発明の動作を実行するために1つ以上のソフトウェアモジュールとして作動するように構成してもよく、その逆も同様である。
【0049】
以上、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲から逸脱しない範囲内で多様に変更実施することが可能である。
【符号の説明】
【0050】
100、200、400、500、600、800、900、1020、1030、1120、1130 コネクタアセンブリ
120、1230 第1弾性レイヤ
110 第1コネクタ
130、610、620、1240、1245、1250 第1電極
140 第1締結部
150 第2コネクタ
160、630、640、1255、1260、1265 第2電極
170 第2締結部
210、810、910 遮蔽部材
410、650 第2弾性レイヤ
510、530 電極
520、540 電線
1010 服
1110 ベルト
1210 本体
1220 ストラップ
1270、1275 結合構造