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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-113497(P2017-113497A)
(43)【公開日】2017年6月29日
(54)【発明の名称】多言語双六ゲーム392セット
(51)【国際特許分類】
   A63F 3/04 20060101AFI20170602BHJP
   A63F 3/00 20060101ALI20170602BHJP
【FI】
   A63F3/04 501Z
   A63F3/00 507
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2015-257828(P2015-257828)
(22)【出願日】2015年12月24日
(71)【出願人】
【識別番号】509302319
【氏名又は名称】内田 勇
(72)【発明者】
【氏名】内田 勇
(57)【要約】      (修正有)
【課題】多言語の挨拶言葉をふんだんに使い、392面体のサイコロを振り、立体的なピラミッド体頂上を目指す双六ゲームセットを提供する。
【解決手段】双六ゲームセットは、392面体サイコロと多言語双六カードを使って、回転台に載置された折り畳み式ピラミッド体1の頂上到達を競い合うゲームを展開し、ピラミッド本体1は各段10面の8段を成し、各面は複数に仕切られて各段毎にたくさんのBOX10があり、そこに世界中の多言語で‘ありがとう’の挨拶言葉のカードが差し込まれ、クイズ・おみくじ・救済等のオモシロカードと一緒に束になり、ミニ磁石釣り針でカードを釣り上げ、進度フラグで到達地点を表示しながら競い登る。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ピラミッド体を舞台に、392面体サイコロ・即ち多面体サイコロ392と多言語双六カードを使って、ピラミッド体の頂上ドームに到達するまでの早さ順を競うゲーム用具セットであって、ピラミッド体と多面体サイコロ392と多言語双六カードを主要素とし、多言語双六カードを魚に見立ててそれを釣り上げる釣り具や、ピラミッド体のどこまで登り着いたかを示す進度フラグを副要素とし、これら主要素と副要素がワンセットとして構成されるのであるが、ピラミッド体は、ピラミッド本体部分と、本体部分を付け外し式に支えるベース部分・即ちベース回転台から成り、ピラミッド本体は、A面・B面・C面・D面・E面・F面・G面・H面・I面・J面の計10方の壁面を有し、それぞれの壁面がA1〜A8・・・・J1〜J8という具合に8段を成し、最上のピラミッド体吊り上げ板の上に頂上ドームが据えられ、1段目の10個の各壁面は、ポケット状に上方に開口しつつ5つに仕切られて一周50個のBOXが設けられ、2〜3段目各々の10個の各壁面は、同様にして4つに仕切られて一周40個のBOXが設けられ、4〜5段目各々の10個の各壁面は、同様にして3つに仕切られて一周30個のBOXが設けられ、6〜7段目各々の10個の各壁面は、同様にして2つに仕切られて一周20個のBOXが設けられ、8段目の10個の各壁面は、仕切りがなく一周10個のBOXが設けられ、各段のBOX外壁面には各々の面名(A,B,C,D,E,F,G,H,I,J)が印され、且つ壁面内側上辺を共有する各段の平面には、各BOX開口部の前に、1段目A面右端の0〜8段目J面の239まで合計240個のBOXのBOX番号が印されており、すべてのBOXの中に多言語双六カードが差し込まれるのであるが、各段の径はそれぞれすぐ下の段よりも小さく、上から軽く押さえると各々の順に下の段に沈みこむように蛇腹状に形成されており、内部は空洞で、内壁は外側の階段状に相応する逆階段状に形成されるのであり、この様に形成されたピラミッド体本体は、内壁の逆階段状の形状にすっぽり嵌まり合う階段状支え板・即ちボードスタンドによって支えられ、ボードスタンドは、ピラミッド本体の内壁に見合った山稜線様の左右対称階段状に形設されたボードの2枚を直交的十字状に組み合わせたもので、これをベース回転台の上に立設するのであるが、ベース回転台は、ピラミッド本体の1段目より少し大きな径を持つ十角形の枠体で、内側に十字状に交差する溝部・即ちボードスタンド立設溝が設けられ、ここにボードスタンドが上からピッタリ嵌め込まれる形で設置されるのであり、底部には4つのキャスターが設けられるのであり、以上の様に形成されたピラミッド体とは別に、多面体サイコロ392と多言語双六カード及びそれらに付随する釣り具や進度フラグ等が用意されるのであって、多面体サイコロ392は、多面体数∫fx=n(ax+by)+kで多面体数が簡単に求められるのであって、切頂20面体=32面体の上に相似形の正五角形同士・正六角形同士の2段を積み上げたもので、∫fx合計面数=2段(5角形×12個+6角形×20個)+32面=側面を含む392面であり、多言語双六カードは、紙面の表に魚のイラスト・裏に世界の多言語で‘ありがとう’のフレーズが表示され、2枚目にはゲームの準備を簡単にセットできるよう8大陸別の色紙が基本であり、ピラミッド本体の各壁面に設けられた合計240個のBOX全てに差し込まれており、それに加えて途中クイズカード・おみくじカード・ブラックホールカード・救済カードが忍ばせてあり、それらが一束にしてカードクリップで束ね留めてあり、釣り具は、釣竿先端の釣り糸掛けから垂れ伸びる釣り糸の末端に超力マグネットミニ釣り針を設け、磁力で多言語双六カードを釣り上げるのであり、進度フラグは、指先ほどのミニスタンドに可愛いミニ三角旗を付けたもので、ゲーム参加者各人がどこまで進んだか、ピラミッド本体のBOX番号の上に置きながら、その時々の進行到達地点を表示するということを特徴とする多言語双六ゲーム392セット。
【請求項2】
ピラミッド体の頂上到達地点に頂上イルミネーションボール212を据え、頂上イルミネーションボール212は212面体で、LEDランプ93個が内蔵され、ピラミッド体の外周には随所にカラービーズが合計約200個設置され、ライトONで色々の花火模様が浮き出、またウオークマンプレーヤーも内蔵されて、光だけでなく音楽や多言語も聞けることを特徴とする請求項1における多言語双六ゲーム392セット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は多言語双六ゲーム用具セットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の双六は平面的で立体的魅力に欠けた。また6面体サイコロでは遊び方が少なく限られてしまった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
世界では6900語を超える多言語が飛び交う中、英語1つ満足に話せない現状である。
5年後の2020年には東京でオリンピックが開催されることでもあり、多数の人が来日する。外国人のお客様にその国の言葉でおもてなしが出来たら素晴らしいことであるが、その為には子供の時から遊びの中で楽しく、自然に簡単な挨拶ぐらいは身に付ける遊具があってもよい。しかし、これといった物が見当たらない。
本発明は以上の問題を解決する一つの手段である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
ピラミッド体を舞台に、392面体サイコロ・即ち多面体サイコロ392と多言語双六カードを使って、ピラミッド体の頂上ドームに到達するまでの早さ順を競うゲーム用具セットである。ピラミッド体と多面体サイコロ392と多言語双六カードを主要素とし、多言語双六カードを魚に見立ててそれを釣り上げる釣り具や、ピラミッド体のどこまで登り着いたかを示す進度フラグを副要素とし、これら主要素と副要素がワンセットとして構成される。
ピラミッド体は、ピラミッド本体部分と、本体部分を付け外し式に支えるベース部分・即ちベース回転台から成る。ピラミッド本体は、A面・B面・C面・D面・E面・F面・G面・H面・I面・J面の計10方の壁面を有し、それぞれの壁面がA1〜A8・・・・J1〜J8という具合に8段を成し、最上のピラミッド体吊り上げ板の上に頂上ドームが据えられる。1段目の10個の各壁面は、ポケット状に上方に開口しつつ5つに仕切られて一周50個のBOXが設けられる。2〜3段目各々の10個の各壁面は、同様にして4つに仕切られて一周40個のBOXが設けられる。4〜5段目各々の10個の各壁面は、同様にして3つに仕切られて一周30個のBOXが設けられる。6〜7段目各々の10個の各壁面は、同様にして2つに仕切られて一周20個のBOXが設けられる。8段目の10個の各壁面は仕切りがなく、一周10個のBOXが設けられる。各段のBOX外壁面には各々の面名(A,B,C,D,E,F,G,H,I,J)が印され、且つ壁面内側上辺を共有する各段の平面には、各BOX開口部の前に、1段目面右端の0〜8段目J面の239まで合計240個のBOXのBOX番号が印されており、すべてのBOXの中に多言語双六カードが差し込まれる。
各段の径はそれぞれすぐ下の段よりも小さく、上から軽く押さえると各々の順に下の段に沈みこむように蛇腹状に形成されており、内部は空洞で内壁は外側の階段状に相応する逆階段状に形成される。
この様に形成された折りたたみ式のピラミッド体本体は、内壁の逆階段状の形状にすっぽり嵌まり合う階段状支え板・即ちボードスタンドによって支えられる。ボードスタンドは、ピラミッド本体の内壁に見合った山稜線様の左右対称階段状に形設されたボードの2枚を直交的に十字に組み合わせたもので、これをベース回転台の上に立設する。ベース回転台は、ピラミッド本体の1段目より少し大きな径を持つ十角の形の枠体で、内側に十字状に交差する溝部・即ちボードスタンド立設溝が設けられ、ここにボードスタンドが上からピッタリ嵌め込まれる形で設置されるのであり、底部には4つのキャター設けられる。
以上の様に形成されたピラミッド体とは別に、多面体サイコロ392と多言語双六カード及びそれらに付随する釣り具や進度フラグ等が用意される。
多面体サイコロ392は、多面体数∫fx=n(ax+by)+kで多面体数が簡単に求められる。切頂20面体=32面体の上に相似形の正五角形同士・正六角形同士の2段を積み上げたもので、∫fx合計面数=2段(5角形×12個+6角形×20個)+32面=側面を含む392面である。
多言語双六カードは、紙面の表に魚のイラスト・裏に世界の多言語で‘ありがとう’のフレーズが表示され、2枚目にはゲームの準備を簡単にセットできるよう8大陸別の色紙が基本であり、ピラミッド本体の各壁面に設けられた合計240個のBOX全てに差し込まれており、それに加えて途中クイズカード・おみくじカード・ブラックホールカード・救済カードが忍ばせてあり、それらが一束にしてカードクリップで束ね留めてある。
釣り具は、釣竿先端の釣り糸掛けから垂れ伸びる釣り糸の末端に超力マグネットミニ釣り針を設け、磁力で多言語双六カードを釣り上げる。
進度フラグは、指先ほどのミニスタンドに可愛いミニ三角旗を付けたもので、ゲーム参加者各人がどこまで進んだか、ピラミッド本体のBOX番号の上に置きながら、その時々の進行到達地点を表示する。
ピラミッド体の頂上到達地点に据わる頂上ドーム・イルミネーションボール212は212面体で、LEDランプ93個が内蔵され、ピラミッド体の外周には随所にカラービーズが合計約200個設置され、ライトONで色々の花火模様が浮き出、またウオークマンプレーヤーも内蔵されて、光だけでなく音楽や多言語も聞ける。
以上を特徴とする多言語双六ゲーム392セットである。
【発明の効果】
【0006】
本発明は日本語,英語に限らず200ヶ国以上の簡単な挨拶が出来るものである。0からスタートして頂上まで240番のボックスがあり到達する迄の達成感が従来の平面的双六とは大きく違う。
また、目の不自由な方には点字ピラミッド体及び多面体サイコロ392、多言語双六カードにも考え方は応用する事が可能である。
特にピラミッド体の側面A,B・・・・J面の0〜239番の多言語双六カード入れBOXに忍ばせた多言語双六カードを超力マグネットミニ釣り針で釣り上げる感触は大人でも癖になる位楽しい。
また、多面体サイコロ392は多面体数∫fx=n(ax+by)+kで多面体数が簡単に求められる。
準備も遊び方も簡単で問題なく、高価でなく経済的にも問題なく、安全でもある。
多言語双六ゲーム392は多言語のみならず子供の好きな国旗,乗物、動物等イラストを付けたり、オリンピック種目の名シーンを挿入して楽しむことが出来る。頂上イルミネーションボール212を付けたり、多面体サイコロ392の中には音が出る様に鈴が入れてあったり、ゲームをより楽しくする為の工夫がしてある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本体の一部であるピラミッド体の斜視図
図2】本発明の一部である多面体サイコロ392の斜視図
図3】本発明の一部である頂上イルミネーションボール212の斜視図
図4】本発明の一部であるピラミッド本体の断面図
図5】本発明の一部であるボードスタンドの斜視図
図6】本発明の一部であるベース回転台の斜視図
図7】本発明の一部である多言語双六カードの各種を示すイメージ図
図8】本発明の一部である釣り具を示す斜視図
図9】本発明の一部である進度フラグ各種を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
ピラミッド体(1)を舞台に、多面体サイコロ392(2)と多言語双六カード(3)を使って、ピラミッド体(1)の頂上ドーム(4)に到達するまでの早さ順を競うゲーム用具セットである。ピラミッド体(1)と多面体サイコロ392(2)と多言語双六カード(3)を主要素とし、多言語双六カード(3)を魚に見立ててそれを釣り上げる釣り具(5)や、ピラミッド体(1)のどこまで登り着いたかを示す進度フラグ(6)を副要素とし、これら主要素と副要素がワンセットとして構成される。
ピラミッド体(1)は、ピラミッド本体(7)部分と、本体部分を付け外し式に支えるベース部分・即ちベース回転台(8)から成る。ピラミッド本体(7)は、A面・B面・C面・D面・E面・F面・G面・H面・I面・J面の計10方の壁面を有し、それぞれの壁面がA1〜A8・・・・J1〜J8という具合に8段を成し、最上のピラミッド体吊り上げ板(9)の上に頂上ドーム(4)が据えられる。1段目の10個の各壁面は、ポケット状に上方に開口しつつ5つに仕切られて、一周50個のBOX(10)が設けられる。2〜3段目各々の10個の各壁面は、同様にして4つに仕切られて一周40個のBOX(10)が設けられる。4〜5段目各々の10個の各壁面は、同様にして3つに仕切られて一周30個のBOX(10)が設けられる。6〜7段目の各々の10個の各壁面は、同様にして2つに仕切られて一周20個のBOX(10)が設けられる。8段目の10個の各壁面は仕切りがなく、一周10個のBOX(10)が設けられる。各段のBOX(10)外壁面には各々の面名(A,B,C,D,E,F,G,H,I,J)が印され、且つ壁面内側上辺を共有する各段の平面(11)には、各BOX(10)開口部の前に、1段目A面右端の0〜8段目J面の239まで合計240個のBOXのBOX番号(12)が印されており、すべてのBOX(10)の中に多言語双六カード(3)が差し込まれる。
各段の径はそれぞれすぐ下の段よりも小さく、上から押さえると各々順に下の段に沈みこむように蛇腹状に形成されており、内部は空洞で、内壁は外側の階段状に相応する逆階段状に形成される。(図4参照)。
この様に形成されたピラミッド本体(7)は、内壁の逆階段状にすっぽり嵌り合う階段状支え板・即ちボードスタンド(13)によって支えられる。ボードスタンド(13)は、ピラミッド本体(7)の内壁に見合った山稜線様の左右対称階段状に形設されたボードの2枚を直交的十字状に組み合わせたもので、これをベース回転台(8)の上に立設する(図5参照)。
ベース回転台(8)は、ピラミッド本体(7)の1段目より少し大きな径を持つ十角形の枠体で、内側に十字状に交差する溝部・即ちボードスタンド立設溝(14)が設けられ、ここにボードスタンド(13)が上からピッタリ嵌め込まれる形で設置されるのであり、底部には4つのキャスター(15)が設けられる。
以上の様に形成されたピラミッド体(1)とは別に、多面体サイコロ392(2)と多言語双六カード(3)及びそれらに付随する釣り具(5)や進度フラグ(6)等が用意される。
多面体サイコロ392(2)は、多面体数∫fx=n(ax+by)+kで多面体数が簡単に求められる。切頂20面体=32面体の上に相似形の正五角形同士・正六角形同士の2段を積み上げたもので、∫fx合計面数=2段(5角形×12個+6角形×20個)+32面=側面を含む392面である。
多言語双六カード(3)は、紙面の表に魚のイラスト・裏に世界の多言語で‘ありがとう’のフレーズが表示され、2枚目にはゲームの準備を簡単にセットできるよう8大陸別の色紙が基本であり、ピラミッド本体(7)の各壁面に設けられた合計240個のBOX(10)全てに差し込まれており、それに加えて途中クイズカード・おみくじカード・ブラックホールカード・救済カードが忍ばせてあり、それらが一束にしてカードクリップで束ね留めてある。
釣り具(5)は、釣竿先端の釣り糸掛けから垂れ(16)伸びる釣り糸(17)の末端に超カマグネットミニ釣り針(18)を設け、磁力で多言語双六カード(3)を釣り上げる。
進度フラグ(6)は、指先ほどのミニスタンドに可愛いミニ三角旗を付けたもので、ゲーム参加者各人がどこまで進んだか、ピラミッド本体(7)のBOX番号(12)の上に置きながら、その時々の進行到達地点を表示する。
ピラミッド体(1)の頂上到達地点に据わる頂上イルミネーションボール212(19)は、LEDランプ(4)93個が内蔵され、ピラミッド体(1)の外周には随所にカラービーズ(20)が合計200個設置され、ライトONで色々の花火模様が浮き出、またウオークマンプレーヤーも内蔵されて、光だけでなく音楽や多言語も聞ける。
本発明は以上の様な構成であり、以下具体的な使用形態・ゲームの形態を説明する。
1.まず、メンバーの場所決めはピラミッド体(1)の側面A,B〜J面を決める。
人数は2〜10人が基本である。
2.ピラミッド体(1)A面の1段目の右下のBOX番号(12)0からスタートとして時計回りに行う。
3.ポイントはゲーム中に多言語を口ずさむことで、必ず多面体サイコロ392(2)の32面に表示されている何処か1ヶ国の挨拶で、‘いらっしゃい’を唱えて多面体サイコロ392(2)を振る。
4.出たサイの目の数をピラミッド体(1)のBOX番号(12)の多言語双六カード(3)を釣り具(5)で釣り上げて感触を楽しみながら魚のカードの裏側にある多言語で挨拶‘今日は’、‘ありがとう’、‘さようなら’を必ず口ずさむ。
5.ハ)多言語双六カードは元に戻し、そのピラミッド体(1)のBOX番号(12)に進度フラグ(6)を立て、次の人に順番になる。
6.順次B,C,D,E,F,G,H,I,J面の人が行う。
7.2回目以降出たサイの目を今のBOX番号(12)にプラスして多言語の挨拶を口ずさみ進度フラグ(6)を進める。
8.途中クイズカードはピンク色のカードの三択クイズで、赤色のおみくじカード黒色のブラックホールカード、白色の救済カードはゲームを楽しくする為に忍ばせてある。
9.クイズカード、正解者は多言語サイコロ392(2)を再度振れます。
10.救済カードも多言語サイコロ392(2)を再度振れます。
11.ブラックホールカードは1段下に戻る。
12.おみくじカードで大吉が出たら上がり。
13.多言語双六カード(3)の準備は簡単でピラミッド体(1)の側面が8大陸に色分けしあり、多言語双六カード(3)も同様にヨーロッパ、NIS、アジア、中東、アフリカ、オセアニア、北アメリカ、南アメリカの8区分してあり、色別に差し込むことで完了である。
収納も準備も、片付けも短時間で済む、ピラミッド体(1)の各1段目〜ピラミッド釣吊り上げ板(9)は蛇腹式で1段目に収納出来る。
14.短時間でゲームを楽しむ場合はA面の人はA1〜A8面のみをジグザクに登る、ピラミッド体(1)A面の1段目〜8段目をジグザクに登る事で各面は24BOXで上がりとなり1/10に短縮可能。また、A,B〜J面をシャンプルする場合はベース回転台(8)を回転させる。ゲームは誰か1人が頂上に到達したら1ゲーム終了。
15.また,ゲームをより楽しくする為の工夫として、ピラミッド体(1)の頂上イルミネーションボール212(19)にはLEDランプ93個入り、ピラミッド体(1)の外周には随所に花形のカラービーズ(20)が200個貼り付けてあり、ライトONすると色々のパターン、花火模様が浮き出る仕組みである。
ゲームの中も光だけでなく、音をだす仕組みとしてウオークマンプレーヤーを内蔵させ、音楽、多言語が聞くことが出来る。
ピラミッド体(1)は富士山であり、頂上イルミネーションボール212(19)は太陽、花火、各BOXは海川であり、大自然の中で魚形の多言語双六カード(3)釣りを楽しながら、自ずと異国間の人と人との挨拶をも身に付けていく教育具となる。
多言語カードの一種であるオモシロカードの一例を以下に示す。
ルクセンブルグでは息子のことを何と言いますか、次の3点から選んで口ずさんで下さい、(1サーン、2ヨーン、3ゴ)正解は2のヨーンです。
エストニアではありがとうのことを何と言いますか、次の3点から選んで口ずさんで下さい、(1アイタ、2アエイ、3イエタ)正解は1のアイタです。
ベトナムではごめんなさいのことを何と言いますか、次の3点から選んで口ずさんで下さい、(1メロイン、2アンロイ、3ミンロイ)正解は3のミンロイです。
台湾では独身のことを何と言いますか、次の3点から選んで口ずさんで下さい、(1モーケアリ、2モーケフン、3モーケナシ)正解は2のモーケフンです。
【符号の説明】
【0009】
1 ピラミッド体, 2 多面体サイコロ392, 3 多言語双六カード, 4 頂上ドーム, 5 釣り具, 6 進度フラグ, 7 ピラミッド本体, 8 ベース回転台, 9 ピラミッド体吊り上げ板, 10 BOX, 11 各段の平面, 12 BOX番号, 13 ボードスタンド, 14 ボードスタンド立設溝, 15 キャスター, 16 釣り糸掛け, 17 釣り糸, 18 超力マグネットミニ釣り針, 19 頂上イルミネーションボール212, 20 カラービーズ, 21 釣竿, 22 LEDランプ,
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9