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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-115304(P2017-115304A)
(43)【公開日】2017年6月29日
(54)【発明の名称】足場板の固定装置
(51)【国際特許分類】
   E04G 5/06 20060101AFI20170602BHJP
   E04G 7/28 20060101ALI20170602BHJP
【FI】
   E04G5/06 C
   E04G7/28 301A
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2015-248346(P2015-248346)
(22)【出願日】2015年12月21日
(71)【出願人】
【識別番号】514244516
【氏名又は名称】大隅機設株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】000227146
【氏名又は名称】日綜産業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100067367
【弁理士】
【氏名又は名称】天野 泉
(74)【代理人】
【識別番号】100122323
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 憲
(72)【発明者】
【氏名】興梠 圭太
(72)【発明者】
【氏名】松尾 健治
(72)【発明者】
【氏名】小峠 利信
(57)【要約】      (修正有)
【課題】足場板の定着力が強固であり、取付け、取外し作業が容易な足場板固定装置を提供する。
【解決手段】単管足場Aの腕木1に並べて配置した複数の足場板2の端部を固定する足場板の固定装置において、腕木1の下部を支える支持板3と、支持板3から水平方向に延びるナット固定部材と、ナット固定部材に固定したナット5と、ナット固定部材の端部に起立した足場板支持片8と、足場板2の端部上面に当接した押え板6と、押え板6を貫通してナット5に螺合したボルトとからなり、ボルトを回動して支持板3を引き上げながら支持板3と押え板6と足場支持片8とで腕木1と足場板2とを挟持する構成とした。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
単管足場Aの腕木(1)に並べて配置した複数の足場板2の端部を固定する足場板の固定装置において、
上記腕木1の下部を支える支持板(3)と、上記支持板3から水平方向に延びるナット固定部材(B)と、上記ナット固定部材(B)に固定したナット(5)と、上記ナット固定部材(B)の端部に起立した足場板支持片(8)と、上記足場板(2)の端部上面に当接した押え板(6)と、上記押え板(6)を貫通して上記ナット(5)に螺合したボルト(7)とからなり、ボルト(7)を回動して上記支持板(3)を引き上げながら当該支持板(3)と上記押え板(6)と上記足場支持片(8)とで上記腕木(1)と上記足場板(2)とを挟持することを特徴とする足場板の固定装置。
【請求項2】
上記支持板(3)が断面V字状又はC字状に成形され、上記ボルト固定部材(B)が水平板(4)と上記水平板(4)上に起立する一対のナット固定板(10a)、(10b)とからなり、上記各ナット固定板(10a)、(10b)に上記ナット(5)の外周を固定している請求項1に記載の足場板の固定装置。
【請求項3】
上記足場板(2)が一対の桁(2b)、(2b)と、上記桁(2b)、(2b)間に架設した多孔の踏板(2a)とからなり、上記足場板支持片(8)を上記水平板(4)の端部に起立して上記桁(2b)、(2b)の下面に対向させ、更に上記足場板支持片(8)の上端中央に上記桁(2b)の側面に係合するストップ片(9)を起立させた請求項1又は2に記載の足場板の固定装置。
【請求項4】
単管足場(A)の腕木(1)に並べて配置した複数の足場板(2)の端部を固定する足場板の固定装置において、
上記足場板(2)の端部上面に当接した押え板(6)と、上記押え板(6)の下部に垂設したナット固定板(16)と、上記ナット固定板(16)に固定したナット(15)と、上記腕木(1)の下部を支える支持板(13)と、上記支持板(13)から水平方向に延びるボルトガイド板(14)と、上記ボルトガイド板(14)を貫通して上記ナット(15)に螺合したボルト(17)と、上記ボルトガイド板(14)の端部に起立した足場板支持片(18)とからなり、上記ボルト(17)を回動して上記支持板(13)を引き上げながら当該支持板(13)と上記押え板(6)と上記足場支持片(18)とで上記腕木(1)と上記足場板(2)とを挟持することを特徴とする足場板の固定装置。
【請求項5】
上記ナット固定板(16)が下方に垂設した一対に支持片(16a)、(16b)を備え、この支持片(16a)、(16b)間に上記ナット(15)の外周を固定したことを特徴とする請求項4に記載の足場板の固定装置。
【請求項6】
上記足場板2が一対の桁(2b)、(2b)と、上記桁(2b)、(2b)間に架設した多孔の踏板(2a)とからなり、上記足場板支持片(18)の上端にスリット(19a)を形成した水平な係止片(19)を設け、上記係止片(19)の上面に上記桁(2b)の下面を当接し、上記スリット(19a)に上記ナット固定板16の端部を嵌合させている請求項4又は5に記載の足場板の固定装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、足場板の固定装置に関し、特に縦方向の建地と、建地にクランプを介して組み付けた布及び腕木とを単管パイプで構成し、腕木に足場板を架設した単管足場において、上記足場板を腕木に固定させるのに適する足場板の固定装置に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、単管パイプを組みつけた単管足場を建築、土木、構築物の解体、修理等の現場に設置する場合、現場の面積の大きさ、周囲の障害物の有無等により建地としての単管パイプを起立する位置が異なり、その結果対向する横方向の建地同士間の距離と前後方向の建地同士間の距離とが異なる場合が多く、足場板を架設する腕木間の距離も現場によってまちまちとなる。
【0003】
一方、一般的な足場板はその長さと横幅は一定であり、この足場板の端部に腕木に引掛けるフックを設けているが、対向する腕木間の距離が足場板の長さに対応していればそのままフックを介して腕木間に架設できるが、上記のように建築等の現場によって対向する腕木間の距離が異なると、上記のフックを介して腕木間に架設できない。
【0004】
この為、従来は、例えば、腕木の上に足場板を置き、腕木と足場板とを番線で結合する方法が採用されているが、この方法であると番線を巻きつける作業が面倒で手を痛める不具合があり、また足場板を撤去する際にはこの番線を切断する必要があり、その作業が面倒で困難であり、番線の再利用が無理で無駄にしてしまい、作業性、経済性に不利である。
【0005】
この為、例えば、特許文献1に示すような足場板固定具が開発されている。
【0006】
この足場板固定具は弾性な線材からなる単一の係止金具からなり、ワンタッチで単管パイプからなる腕木に足場板を固定し、又は取外しできるようにしたものであり、繰り返し再利用が可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2009−102821号公報(図2、請求項1、要約参照)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記特許文献1に示す足場板の固定具は構造上欠陥があるわけではないが、この固定具は線材で構成されていることから足場板の定着力が弱く、振動等の外力が作用すると足場板が動いたり、外れたりする恐れがある。
また、番線の弾性に抗して手動で取付け、取外し作業を行うため取付け、取外し作業が面倒であり、その改善が望まれている。
そこで本発明の目的は、足場板の定着力が強固であり、取付け、取外し作業が容易な足場板の固定装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するため、本発明の一つの手段は、単管足場の腕木に並べて配置した複数の足場板の端部を固定する足場板の固定装置において、
上記腕木の下部を支える支持板と、上記支持板から水平方向に延びるナット固定部材と、上記ナット固定部材に固定したナットと、上記ナット固定部材の端部に起立した足場板支持片と、上記足場板の端部上面に当接した押え板と、上記押え板を貫通して上記ナットに螺合したボルトとからなり、ボルトを回動して上記支持板を引き上げながら当該支持板と上記押え板と上記足場支持片とで上記腕木と上記足場板とを挟持することを特徴とするものである。
【0010】
同じく、他の手段は、単管足場の腕木に並べて配置した複数の足場板の端部を固定する足場板の固定装置において、
上記足場板の端部上面に当接した押え板と、上記押え板の下部に垂設したナット固定板と、上記ナット固定板に固定したナットと、上記腕木の下部を支える支持板と、上記支持板から水平方向に延びるボルトガイド板と、上記ボルトガイド板を貫通して上記ナットに螺合したボルトと、上記ボルトガイド板の端部に起立した足場板支持片とからなり、上記ボルトを回動して上記支持板を引き上げながら当該支持板と上記押え板と上記足場支持片とで上記腕木と上記足場板とを挟持することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば次の効果を達成できる。
1)請求項1の発明によれば腕木と足場板とが支持板と押え板と支持片とで挟持され、
請求項2の発明によれば、腕木と足場板とが支持板と、押え板と足場支持片とで挟持されるから腕木に対する足場板の固定力が番線等による固定力に比べて強力となり、振動等の外力が作用しても足場板が弛んだり、外れたりするのを防止できる。
2)請求項1及び2の発明によれば、ボルトを回動するだけで足場板を腕木に固定したり、外したりできるので、番線を使用して足場板を固定する場合に比べて手を痛めることなくスムースに取付け、取外し作業が可能となり、操作性の向上とスピードアップを図れる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】請求項1の発明に係る一実施の形態の足場板の固定装置を利用して腕木に足場板を固定した状態を示す単管足場の一部切り欠き斜視図である。
図2図1の一部拡大斜視図である。
図3】押え板の拡大平面図である。
図4】押え板と足場板の固定装置の一部拡大側面図である。
図5】足場板の固定装置で腕木に足場板を固定した状態の一部拡大縦断正面図である。
図6】二つの足場板の桁間にストップ片を差し込んだ状態の一部拡大側面図である。
図7】腕木上に足場板と押え板とを重ねた状態に一部拡大正面図である。
図8】請求項2の発明に係る一実施の形態の足場板の固定装置を利用して腕木に足場板を固定した状態を示す単管足場の一部切り欠き斜視図である。
図9図8の一部拡大斜視図である。
図10】押え板の拡大平面図である。
図11】押え板と足場板の固定装置の一部拡大側面図である。
図12】足場板の固定装置で腕木に足場板を固定した状態の一部拡大縦断正面図である。
図13】腕木上に足場板と押え板とを重ねた状態に一部拡大正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下本発明の実施の一例を図に基づいて説明する。
【0014】
図1図7は請求項1の発明の実施の形態に係る足場板の固定装置を示す。
【0015】
この足場板の固定装置は、単管足場Aの腕木1に並べて配置した複数の足場板2の端部を固定するものである。
【0016】
単管足場Aは公知のように、単管パイプからなる建地を横方向と前後方向に多数起立させ、横方向に並べて対向する建地間に単管パイプからなる水平な布をクランプを介して結合し、同じく前後方向に対向する建地間に単管パイプからなる腕木をクランプを介して結合し、対向する腕木間に足場板を架設している。
【0017】
そして、この単管足場を建築、土木、構築物の解体、修理等の現場に設置する場合、現場の面積の大きさ、周囲の障害物の有無等により建地としての単管パイプを起立する位置が異なり、その結果対向する横方向の建地同士間の距離と前後方向の建地同士間の距離とが異なる場合が多いが、本発明の足場板の固定装置はこの建地間の距離に関係なく足場板を腕木に架設で切るようしている。
【0018】
図1図7に示す足場の固定装置は、単管パイプからなる腕木1の下部を支える支持板3と、支持板3から水平方向に延びるナット固定部材Bと、ナット固定部材Bに固定したナット5と、ナット固定部材Bの端部に起立した足場板支持片8と、足場板2の端部上面に当接した押え板6と、押え板6を貫通してナット5に螺合したボルト7とから構成されている。
【0019】
そして、ボルト7を工具等を介して回動するとボルト7の螺子に沿って支持板3が引き上げられ、支持板3と押え板6と足場支持片8とで腕木1と足場板2とを強固に挟持するものである。
【0020】
支持板3は図2に示すように断面V字状成形されているが腕木1の外周に沿うようにC字状に湾曲させておいても良い。
【0021】
ボルト固定部材Bは水平板4と水平板4上に起立する一対の直交するナット固定板10a、10bとからなり、各ナット固定板10a、10bにナット5の外周を固定している。
【0022】
腕木1上に並べた各足場板は一対の桁2b、2bと、桁2b、2b間に架設した多孔の踏板2aとで構成され、踏板2aには滑り止めように孔2cが多数形成されている。
【0023】
押え板6はボルト7を挿通させる孔と、両端の位置決め片11,11を備えている。
【0024】
足場板支持片8は図1図2図6に示すように、水平板4の端部に起立して各桁2b、2bの下面に対向させ、更に足場板支持片8の上端中央に桁2bの側面に係合するストップ片9を起立させている。
【0025】
足場板2の端部を腕木1上に固定する場合は、まず腕木1上に複数の足場板1の端部をわずかな隙間を設けながら並べて置く。
【0026】
次に、隣同士の足場板1、1間に本発明の足場板の固定装置を配置する。
【0027】
この場合、押え板6に形成した孔にボルト7を挿入し、次に支持板3を腕木1の下部に宛がいながらボルト7をその頭部10を工具等で回動させてナット10bに螺合させる。
【0028】
この為、水平板4とナット5と足場支持片8とがボルト7の螺子に沿って上昇し、足場支持片8の肩部が足場板2の桁2bの下面に当接し、ストップ片9が桁2b、2b間の隙間に挿入され、同時に支持板3も上方に引き上げられて腕木1の下部に圧接する。
【0029】
また、ボルト7は水平板4に形成した孔12を介して下方に貫通し、このボルト7の六角頭部10で押圧された押え板6が足場板2の上面に圧接され、結果的に腕木1と足場板2とが支持板3と押え板6とで強固に挟持される。
【0030】
上記の足場支持板8とストップ片9は無くても使用可能であるが、ボルト7を回動して支持片3を締め付けたとき反力を足場支持板8を介して桁2bで受けてナット固定部材B全体が傾くのを防止するので存在している方が好ましい。
【0031】
上記の足場板の固定装置では、ボルト7の回動操作で取付け、取外し作業が可能であり、手を痛めることなく操作でき、操作性が向上し、スピードアップを図れる。
【0032】
また、番線等の固定手段に比べて機械的に腕木1に足場板2を挟持して固定するので、振動等の外力が足場板2や腕木1に作用しても足場板2の締結が弛まず、移動もしないので安全である。
【0033】
次に、図8図13に基づいて請求項4の発明に係る実施の形態を説明する。
【0034】
単管足場Aの構造は図1の場合と同じである。
【0035】
この足場板の固定装置はボルト15を下側たる支持板13から延びるボルトガイド板14に設けたものであり、作用効果は上記図1図2に示す実施の形態と実施的に同じである。
【0036】
また、足場板2や押え片6は上記図1の実施の形態のものと同じである。
【0037】
ただし、押え片6にはボルト挿通用の孔は設けなくても良い。
【0038】
足場板の固定装置は、足場板2の端部上面に当接した押え板6と、押え板6の下部に垂設したナット固定板16と、ナット固定板16に固定したナット15と、腕木1の下部をささえる支持板13と、支持板13から水平方向に延びるボルトガイド板14と、ボルトガイド板14を貫通してナット15に螺合したボルト17と、ボルトガイド板14の端部に起立した足場板支持片18とから構成されている。
【0039】
そして、この足場板の固定装置では、ボルト17を回動して支持板13を引き上げながら当該支持板13と押え板6と足場支持片18とで腕木1と足場板2とを挟持する。
【0040】
上記ナット固定板16は下方に垂設した一対に支持片16a、16bを備え、この支持片16a、16b間にナット15の外周を固定している。
【0041】
足場板支持片18の上端にスリット19aを形成した水平な係止片19を設け、係止片19の上面に桁2bの下面を当接し、スリット19aにナット固定板16の端部を嵌合させるようになっている。
【0042】
足場板2の端部を腕木1上に固定する場合は、まず腕木1上に複数の足場板1の端部をわずかな隙間を設けながら並べて置く。
【0043】
次に、隣同士の足場板1、1間に本発明の足場板の固定装置を配置する。
【0044】
この場合、押え板6に垂設したナット固定板16にナット15を固定した状態でこのナット固定板16を隣同士の足場板2、2の桁2b、2b間に挿入しておく。
【0045】
次に支持板3を腕木1の下部に宛がい、同時に足場支持片18を足場板2の桁2bに対向させ、併せてスリット19aに16aを差し込んでおく。
【0046】
この状態で、ボルト17をその頭部17aを工具等で回動させてナット15に螺合させるとボルトガイド板14とボルト17と足場支持片18と係止片19とがボルト17の螺子に沿って上昇し、係止片19の上面が足場板2の桁2bの下面に当接し、同時に支持板13も上方に引き上げられて腕木1の下部に圧接する。
【0047】
また、係止片19が桁2bの仮面当接した時さらにボルト17を締め付けると押え板6が下方に引き込まれて足場板2の上面に圧接する。その結果、腕木1と足場板2とが支持板13と押え板6とで強固に挟持される。
【0048】
上記の足場支持板18は無くても使用可能であるが、ボルト17を回動して支持片13を締め付けたとき反力を足場支持板18を介して桁2bで受けて支持板13やボルトガイド板14が傾くのを防止するので存在している方が好ましい。
【0049】
上記の足場板の固定装置では、上記の図1の実施の形態の場合と同じく、ボルト17の回動操作で取付け、取外し作業が可能であり、手を痛めることなく操作でき、操作性が向上し、スピードアップを図れる。
【0050】
また、番線等の固定手段に比べて機械的に腕木1に足場板2を挟持して固定するので、振動等の外力が足場板2や腕木1に作用しても足場板2の締結が弛まず、移動もしないので安全である。
【符号の説明】
【0051】
1 腕木
2 足場板
3 支持板
4 水平板
5 ナット
6 押え板
7 ボルト
8 足場支持片
15 ナット
16 ナット固定板
17ボルト
18 足場支持片
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13