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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-13900(P2017-13900A)
(43)【公開日】2017年1月19日
(54)【発明の名称】ローリーおよびローリータンク
(51)【国際特許分類】
   B65D 88/12 20060101AFI20161222BHJP
【FI】
   B65D88/12 F
【審査請求】有
【請求項の数】20
【出願形態】OL
【外国語出願】
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2016-128740(P2016-128740)
(22)【出願日】2016年6月29日
(31)【優先権主張番号】104120975
(32)【優先日】2015年6月29日
(33)【優先権主張国】TW
(71)【出願人】
【識別番号】516195605
【氏名又は名称】台灣富士電子材料股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
(72)【発明者】
【氏名】田中 賢一
(72)【発明者】
【氏名】王 輝 朋
(72)【発明者】
【氏名】范 政 傑
(72)【発明者】
【氏名】黄 聖 賓
【テーマコード(参考)】
3E070
【Fターム(参考)】
3E070AA03
3E070AB01
3E070BF01
3E070GB01
3E070GB04
3E070GB16
3E070GB18
3E070WA03
(57)【要約】
【課題】ローリータンクに不純物が蓄積しやすい問題を解決することのできるローリータンクおよびローリーを提供する。
【解決手段】ローリータンクは、タンク本体と、1つまたは2つのリターンチューブとを含む。タンク本体は、タンク本体内の貯蔵空間に連通したマンホール、通気口、通液口、および循環口を有する。リターンチューブの一端は、循環口に接続され、リターンチューブの他端は、貯蔵空間に延伸する。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
内側の貯蔵空間に連通したマンホール、通気口、通液口、および循環口を有するタンク本体と、
一端が前記循環口に接続され、他端が前記貯蔵空間に延伸したリターンチューブと、
を含むローリータンク。
【請求項2】
前記マンホール、前記通気口、前記通液口、および前記循環口にそれぞれ取り付けられたマンホールバルブ、通気口バルブ、通液口バルブ、および循環口バルブをさらに含む請求項1に記載のローリータンク。
【請求項3】
前記通液口および前記循環口に連通することにより、前記通液口を介して前記貯蔵空間の内側から抽出された液体を濾過し、前記リターンチューブを介して濾過した液体を前記貯蔵空間に戻す濾過装置をさらに含む請求項1に記載のローリータンク。
【請求項4】
前記リターンチューブの長さが、10cmよりも長い請求項1に記載のローリータンク。
【請求項5】
前記リターンチューブの前記他端と前記貯蔵空間の底部との間の距離が、5cmよりも長い請求項1に記載のローリータンク。
【請求項6】
前記リターンチューブが、ステンレス鋼管であるか、その表面がテフロンで覆われた請求項1に記載のローリータンク。
【請求項7】
前記マンホール、前記通気口、前記通液口、および前記循環口が、前記タンク本体の上部に設置された請求項1に記載のローリータンク。
【請求項8】
前記通液口に接続された一端および前記タンク本体の底部に延伸した他端を有する抽出管をさらに含む請求項7に記載のローリータンク。
【請求項9】
前記循環口および前記通液口が、それぞれ前記タンク本体の前端および後端付近にある請求項1に記載のローリータンク。
【請求項10】
前記タンク本体の底部に取り付けられ、それぞれ前記タンク本体の前端および後端付近にあり、前記タンク本体を地面で共同的に支えるよう構成された支柱および車輪セットをさらに含む請求項1に記載のローリータンク。
【請求項11】
車頭と、
前記車頭に接続されたローリータンクと、
を含み、前記ローリータンクが、
内側の貯蔵空間に連通した少なくとも1つのマンホール、少なくとも1つの通気口、通液口、および循環口を有するタンク本体と、
一端が前記循環口に接続され、他端が前記貯蔵空間に延伸したリターンチューブと、
を含むローリー。
【請求項12】
前記ローリータンクが、さらに、前記少なくとも1つのマンホール、前記少なくとも1つの通気口、前記通液口、および前記循環口にそれぞれ取り付けられた少なくとも1つのマンホールバルブ、少なくとも1つの通気口バルブ、通液口バルブ、および循環口バルブを含む請求項11に記載のローリー。
【請求項13】
前記ローリータンクが、さらに、前記通液口および前記循環口に連通し、且つ前記通液口を介して前記貯蔵空間の内側から抽出された液体を濾過し、前記リターンチューブを介して濾過した液体を前記貯蔵空間に戻すよう構成された濾過装置を含む請求項12に記載のローリー。
【請求項14】
前記リターンチューブの長さが、10cmよりも長い請求項11に記載のローリー。
【請求項15】
前記リターンチューブの前記他端と前記貯蔵空間の底部との間の距離が、5cmよりも長い請求項11に記載のローリー。
【請求項16】
前記リターンチューブが、ステンレス鋼管であるか、その表面がテフロンで覆われた請求項11に記載のローリー。
【請求項17】
前記少なくとも1つのマンホール、前記少なくとも1つの通気口、前記通液口、および前記循環口が、前記タンク本体の上部に設置された請求項11に記載のローリー。
【請求項18】
前記ローリータンクが、さらに、前記通液口に接続された一端および前記タンク本体の底部に延伸した他端を有する抽出管を含む請求項17に記載のローリー。
【請求項19】
前記循環口および前記通液口が、それぞれ前記タンク本体の前端および後端付近にある請求項11に記載のローリー。
【請求項20】
前記ローリータンクが、さらに、前記タンク本体の底部に取り付けられ、それぞれ前記タンク本体の前端および後端付近にある支柱および車輪セットを含み、前記ローリータンクの前記前端が、前記車頭に回転可能に接続された請求項11に記載のローリー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ローリー(lorry)、およびローリータンクに関するものであり、特に、液
体貯蔵タンクおよびローリータンクに関するものである。
【背景技術】
【0002】
技術の進歩に伴い、ますます多くの新しい材料が導入されてきた。新しい材料であるか、広く使用されている材料であるかに関わらず、いずれも生産後に下流製造ラインに輸送して利用できるようにしなければならない。しかしながら、保存および輸送の条件が非常に厳しい材料もあるため、輸送手段としてローリーがよく使用される。従来のローリーは、単にマンホール、通気口、および通液口を含むが、この種の設計は、ローリーのローリータンクに出し入れするための液体材料の通液口が1つしかない。その結果、ローリータンク内の液体材料が良い対流を起こすことができないため、不純物が蓄積しやすく、それにより、材料に汚染や変質が生じやすい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、従来のローリーの貯蔵タンクに不純物が蓄積しやすい問題を解決することのできるローリータンクおよびローリーを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明のローリータンクは、タンク本体と、リターンチューブ(return tube)とを含
む。タンク本体は、タンク本体内の貯蔵空間に連通したマンホール、通気口、通液口、および循環口を有する。リターンチューブの一端は、循環口に接続され、リターンチューブの他端は、貯蔵空間に延伸する。
【0005】
本発明のローリーは、車頭と、車頭に接続されたローリータンクとを含む。ローリータンクは、タンク本体と、リターンチューブとを含む。タンク本体は、タンク本体の貯蔵空間に連通した少なくとも1つのマンホール、少なくとも1つの通気口、通液口、および循環口を有する。リターンチューブの一端は、循環口に接続され、リターンチューブの他端は、貯蔵空間に延伸する。
【0006】
本発明の1つの実施形態において、ローリータンクは、さらに、少なくとも1つのマンホール、少なくとも1つの通気口、通液口、および循環口にそれぞれ取り付けられた少なくとも1つのマンホールバルブ、少なくとも1つの通気口バルブ、通液口バルブ、および循環口バルブを有する。
【0007】
本発明の1つの実施形態において、ローリータンクは、さらに、通液口および循環口に連通し、且つ通液口を介して貯蔵空間の内側から抽出された液体を濾過し、リターンチューブを介して濾過した液体を貯蔵空間に戻すよう構成された濾過装置を含む。
【0008】
本発明の1つの実施形態において、リターンチューブの長さは、10cmよりも長い。
【0009】
本発明の1つの実施形態において、リターンチューブの他端と貯蔵空間の底部の間の距離は、5cmよりも長い。
【0010】
本発明の1つの実施形態において、リターンチューブは、ステンレス鋼管であるか、または表面がテフロン(Teflon)で覆われる。
【0011】
本発明の1つの実施形態において、マンホール、通気口、通液口、および循環口は、タンク本体の上部に設置される。
【0012】
本発明の1つの実施形態において、ローリータンクは、さらに、通液口に接続された一端およびタンク本体の底部に延伸した他端を有する抽出管を含む。
【0013】
本発明の1つの実施形態において、循環口および通液口は、それぞれタンク本体の前端および後端付近にある。
【0014】
本発明の1つの実施形態において、ローリータンクは、さらに、タンク本体の底部に取り付けられ、且つタンク本体の前端および後端付近にある支柱および車輪セット(wheel set)を含む。ローリータンクの前端は、車頭に回転可能に接続される。
【発明の効果】
【0015】
以上のように、本発明のローリータンクおよびローリーは、中にそれぞれ循環口およびリターンチューブを設置する。そのため、通液口および循環口をそれぞれ液体の入口および出口として使用することによって、ローリータンク内の液体の対流が良くなり、不純物の蓄積を防ぐことができる。
【0016】
本発明の上記および他の目的、特徴、および利点をより分かり易くするため、図面と併せた幾つかの実施形態を以下に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の1つの実施形態に係るローリータンクの断面図である。
図2】本発明の1つの実施形態に係るローリーの概略図である。
図3】本発明の別の実施形態に係るローリーの概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
図1は、本発明の1つの実施形態に係るローリータンクの断面図である。図1を参照すると、本実施形態のローリータンク100は、タンク本体110と、リターンチューブ120とを含む。タンク本体110は、マンホール112、通気口114、通液口116、および循環口118を有する。マンホール112、通気口114、通液口116、および循環口118は、タンク本体110の貯蔵空間S12に連通する。リターンチューブ120の一端は、循環口118に接続され、リターンチューブ120の他端は、貯蔵空間S12に延伸する。
【0019】
マンホール112は、物をタンク本体110の貯蔵空間S12に入れることのできる開口を示す。マンホール112の大きさは、主に、物を通過させる要因に基づいて設計され、本実施形態のマンホール112は、約50cmの大きさを有する円形の穴であるが、本発明はこれに限定されない。マンホール112は、通常、タンク本体110に貯蔵したい液体を積み下ろすために使用されない。また、マンホール112の数は、増やしてもよい。
【0020】
通気口114は、主に、ガスをタンク本体110内の貯蔵空間S12に出し入れするための通路を提供するために使用される。通液口116を介して液体材料10をタンク本体110内の貯蔵空間S12に入れた時、通気口114が貯蔵空間S12内のガスを流出させるため、液体材料10を貯蔵空間S12にスムーズに入れることができる。また、液体材料10が空気と化学反応を起こしやすい材料である時、通気口114を介して窒素等の不活性ガスをさらに注入することにより、液体材料10に対してより優れた保存環境を提
供することができる。本実施形態の通気口114は、約2cmの大きさを有する円形の穴であるが、本発明はこれに限定されない。また、通気口114をさらにバロメータ(barometer)(図示せず)に連通させることにより、貯蔵空間S12内の気圧状態を制御する
ことができる。また、通気口114の数は、増やしてもよい。
【0021】
通液口116および循環口118は、主に、液体材料10をタンク本体110内の貯蔵空間S12に出し入れするための通路を提供するために使用される。本実施形態の通液口116および循環口118は、それぞれ約10cmの大きさを有する円形の穴であるが、本発明はこれに限定されない。本実施形態のローリータンク100と従来のローリータンクの間の相違点の一つとして、循環口118の追加がある;つまり、本実施形態のローリータンク100は、液体材料10に対して2つの入口/出口通路を有する。そのため、通液口116と循環口118をそれぞれタンク本体110に入れるための液体材料10の通路とタンク本体110から出すための液体材料10の通路として使用することができるため、タンク本体110内の貯蔵空間S12の中で液体材料10の対流が良くなり、それにより、液体材料10内の不純物がタンク本体110の底部に蓄積されやすい問題を解決することができる。また、リターンチューブ120を設置することによって、液体材料10を貯蔵空間S12に戻す時に上部から直接落下するのを回避することができるため、気泡や液体材料10の品質に影響を与えるその他の状況が生じる可能性を減らすことができる。
【0022】
本発明の1つの実施形態において、ローリータンク100は、さらに、マンホール112、通気口114、通液口116、および循環口118にそれぞれ取り付けられたマンホールバルブV12,通気口バルブV14、通液口バルブV16、および循環口バルブV18を含む。マンホールバルブV12,通気口バルブV14、通液口バルブV16、および循環口バルブV18は、タンク本体110内の貯蔵空間S12を外側から隔離するよう構成される。ローリータンク100の内壁は、選択的に、テフロン(Teflon)または液体材料10に接着しない他の材料の層を塗布してもよい。
【0023】
本発明の1つの実施形態において、ローリータンク100は、さらに、通液口116および循環口118に連通し、且つ通液口116を介して貯蔵空間S12の内側から抽出された液体材料10を濾過し、リターンチューブ120を介して濾過した液体材料10を貯蔵空間S12に戻すよう構成された濾過装置130を含む。従来のローリータンクは、循環口がなく、通液口が1つしかないため、中に貯蔵された液体を濾過することができない。本実施形態のローリータンク100は、通液口116および循環口118を有するため、濾過装置130と共同して貯蔵空間S12内の液体材料10を濾過することができ、それにより、中に貯蔵された液体材料10の品質を大幅に改善することができる。また、ローリータンク100は、輸送前の液体材料10の長期貯蔵空間として使用することもできる。
【0024】
本実施形態において、リターンチューブ120の長さL12は、例えば、10cmよりも大きく、循環口118から離れたリターンチューブ120の一端と、貯蔵空間S12の底部との間の距離L14は、例えば、5cmよりも大きく、リターンチューブ120は、ステンレス鋼管であるか、リターンチューブ120の表面がテフロンで覆われるが、本発明はこれに限定されない。
【0025】
本実施形態において、マンホール112、通気口114、通液口116、および循環口118は、例えば、タンク本体110の上部に設置されるが、本発明はこれに限定されない。例えば、通液口116を主に液体材料10を取り出すために使用する時、通液口116は、タンク本体110の底部または底部付近に設置される。本実施形態のローリータンク100は、さらに、通液口116に接続された一端およびタンク本体110の底部に延
伸する一端を有する抽出管140を含んでもよい。抽出管140を設置することによって、液体材料10を貯蔵空間S12の底部から抽出することができ、それにより、底部の液体材料10が長期間流動しないことにより質が低下するのを防ぐことができる。本実施形態において、循環口118および通液口116は、タンク本体110の前端および後端付近にある。つまり、循環口118および通液口116は、それぞれ、タンク本体110の2つの端部付近にあり、互いに接近していないため、液体材料10は、より良い対流を起こすことができる。ここで、タンク本体110の前端は、輸送過程中に前部に面するタンク本体110の一端を示すが、本発明は、循環口118および通液口116のうちの1つがタンク本体110の前端付近にあることのみに限定しない。
【0026】
図2は、本発明の1つの実施形態に係るローリーの概略図である。図2を参照すると、本実施形態のローリー50は、車頭52と、車頭52に接続されたローリータンク100とを含む。ローリータンク100は、図1のローリータンク100と同じであるため、ここでは説明を省略する。本実施形態のローリー50は、例えば、車頭52の後ろの車両(carriage)に直接固定されたローリータンク100を有するよう設計され、この種の設計は、小型のローリータンク100により適しているが、本発明はこれに限定されない。
【0027】
図3は、本発明の別の実施形態に係るローリーの概略図である。図3を参照すると、本実施形態のローリー60は、図2のローリー50に類似しているため、ここでは両者の相違点のみについて説明する。本実施形態のローリータンク102は、図1のローリータンク100に類似するが、本実施形態のローリータンク102は、さらに、支柱150と、車輪セット(wheel set)160とを含み、いずれもタンク本体110の底部に取り付け
られる。支柱150は、タンク本体110の前端付近にあり、車輪セット160は、タンク本体110の後端付近にある。つまり、本実施形態のローリータンク60の車頭62は、一般的に良く見られるトラクタトレーラーの車頭であってもよく、取り換えが可能である。この種の設計は、大型のローリータンク100により適しているが、本発明はこれに限定されない。
【0028】
以上のように、本発明のローリータンクおよびローリーは、中にそれぞれ循環口およびリターンチューブを設置する。そのため、通液口および循環口をそれぞれ液体の入口および出口として使用することによって、ローリータンク内の液体の対流が良くなり、不純物の蓄積を防ぐことができる。
【0029】
以上のごとく、この発明を実施形態により開示したが、もとより、この発明を限定するためのものではなく、当業者であれば容易に理解できるように、この発明の技術思想の範囲内において、適当な変更ならびに修正が当然なされうるものであるから、その特許権保護の範囲は、特許請求の範囲および、それと均等な領域を基準として定めなければならない。
【産業上の利用可能性】
【0030】
本発明は、液体材料の貯蔵に適用することのできるローリーおよびローリータンクに関するものである。
【符号の説明】
【0031】
10 液体材料
100、102 ローリータンク
110 タンク本体
112 マンホール
114 通気口
116 通液口
118 循環口
120 リターンチューブ
130 濾過装置
V12 マンホールバルブ
V14 通気口バルブ
V16 通液口バルブ
V18 循環口バルブ
S12 長さ
S14 距離
50、60 ローリー
52、62 車頭
150 支柱
160 車輪セット(wheel set)
図1
図2
図3
【外国語明細書】
2017013900000001.pdf