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特開2017-175241複数の発信先に対して分散して発信する機能を持つ電話機
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  • 特開2017175241-複数の発信先に対して分散して発信する機能を持つ電話機 図000003
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-175241(P2017-175241A)
(43)【公開日】2017年9月28日
(54)【発明の名称】複数の発信先に対して分散して発信する機能を持つ電話機
(51)【国際特許分類】
   H04M 1/00 20060101AFI20170901BHJP
   H04M 1/2745 20060101ALI20170901BHJP
【FI】
   H04M1/00 S
   H04M1/2745
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
【全頁数】4
(21)【出願番号】特願2016-56360(P2016-56360)
(22)【出願日】2016年3月20日
(71)【出願人】
【識別番号】710001292
【氏名又は名称】佐々木 直人
(72)【発明者】
【氏名】佐々木 直人
【テーマコード(参考)】
5K127
【Fターム(参考)】
5K127AA36
5K127BA01
5K127BA03
5K127GA02
5K127GB02
5K127GC08
5K127JA09
(57)【要約】      (修正有)
【課題】システム障害の緊急連絡等で複数の担当者のうちの一人へ電話連絡をつける必要がある場合、常に同じ順番で連絡をしても、先の担当者に連絡先が偏ることなく均等になるようにする。
【解決手段】電話機が備える電話帳に登録されている複数の連絡先の電話番号に、分散する機能を付けて登録し、システム障害発生時に、分散する機能に従って連絡先を選択して、電話連絡を行うようにする。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電話機が複数の発信先に対して分散して発信する機能を持つ
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電話機及びソフトウェアに関する。
【背景技術】
【0002】
システム障害の緊急連絡等で複数の担当者のうちの一人へ電話連絡をつける必要がある場合、常に同じ順で連絡をすると順番が先の担当者に連絡先が偏る。
【0003】
連絡先を振り分ける為のシステムを用意すると、ステムの運用管理にコストがかかる。
【0004】
連絡先を振り分ける為に外部のサービスを利用すると、情報漏えいのリスクが発生する。
【0005】
連絡先を振り分ける為に、連絡用の携帯電話等の端末を用意し、担当者に持ち回りで渡すと、その端末の費用や、担当者が複数の端末を持ち歩く手間がかかる。
【0006】
本発明は電話機の発信側で連絡先を分散して、連絡先の偏りを減らす仕組みである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
小規模な組織では連絡先の偏りを解消するために、システムの導入や端末の購入等のコストをかけたくない。
【0008】
本発明では電話機に連絡先をコントロールする機能を持たせることで連絡先の偏りを解消する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
電話機1は電話帳2と電話帳に登録されている電話番号3とソフトウェア4を持つ。ソフトウェア4は発信先を分散する処理をする処理5と、電話番号3への対応情報を記録した電話番号対応情報7をいくつかまとめてグループ化したグループ6からなる。
【0010】
電話機1でソフトウェア4を使い、グループ6に対して発信することで、処理5がグループ6にある電話番号対応情報7を分散して一つ選択し、電話番号対応情報7に対応する電話番号3を電話機1へ返す。
【0011】
選択された電話番号3に対して電話機1で発信する。
【発明の効果】
【0012】
連絡先を振り分けるシステムを導入する必要が無く、運用コストが減る。
【0013】
連絡先を振り分ける外部のサービスを利用する必要が無く、情報漏えいのリスクが減る。
【0014】
連絡用を振り分ける為の端末を用意する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の電話機の概略構成を示すブロック図である。
【産業上の利用可能性】
【0016】
連絡先を振り分ける機能を持つ端末として、固定電話、携帯電話、スマートフォンに適用可能である。
【符号の説明】
【0017】
1 電話機
2 電話帳
3 電話番号
4 ソフトウェア
5 処理
6 グループ
7 電話番号対応情報
図1
【手続補正書】
【提出日】2017年3月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
電話機が複数の発信先に対して、ランダムではなく、ソフトウェアにより振り分けることで、分散して発信する機能を持つ方法
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0003】
連絡先を振り分ける為のシステムを用意すると、ステムの運用管理にコストがかかる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】
連絡を振り分ける為の端末を用意する必要がなく、既存の端末に機能として追加することができる。