(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-176160(P2017-176160A)
(43)【公開日】2017年10月5日
(54)【発明の名称】ペット用トイレ収納家具
(51)【国際特許分類】
A01K 29/00 20060101AFI20170908BHJP
A01K 1/035 20060101ALI20170908BHJP
【FI】
A01K29/00
A01K1/035 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】書面
【全頁数】7
(21)【出願番号】特願2016-82456(P2016-82456)
(22)【出願日】2016年3月30日
(71)【出願人】
【識別番号】513310036
【氏名又は名称】及川 郁子
(71)【出願人】
【識別番号】513310047
【氏名又は名称】及川 さつき
(71)【出願人】
【識別番号】513310058
【氏名又は名称】関口 みづき
(72)【発明者】
【氏名】及川 郁子
(72)【発明者】
【氏名】及川 さつき
(72)【発明者】
【氏名】関口 みづき
【テーマコード(参考)】
2B101
【Fターム(参考)】
2B101AA13
2B101AA20
2B101BB10
(57)【要約】 (修正有)
【課題】通常、ペット用のトイレは、床に置くタイプで高さがなく、処理をするたびに立ったりしゃがんだりしなければならない。老若男女、健常者か否かを問わずに排泄の処理が簡単で、トイレの置く場所が最小限にできるペット用トイレを提供する。
【解決手段】トイレの本体1には上部トイレ入り口21と上部トイレ2と下部トイレ入り口41と下部トイレ4を設け、間には引出し3を設ける。引出し3には新旧の猫砂を入れておくことができる。また、高齢になった猫でも簡単にあがることができるように階段5を設ける。このことによって、立ったりしゃがんだりする動作が少なくなり飼い主にとって楽になる。そして、付帯するものを全て集約することで処理時間が短く簡単に出来る。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
高さを設けたことを特徴としたペット用トイレ収納家具
【請求項2】
直接床に置くのではなく、高さがあることを特徴とする請求項1記載のペット用トイレ収納家具
【請求項3】
このトイレに必要な物が集約されている
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ペット(主として猫)を飼育している飼い主の為のトイレ収納家具である。
【背景技術】
【0002】
通常のトイレとは、床に直接置き排泄後の処理は飼い主がその都度立ったりしゃがんだりする物である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、以上の技術によれば、健常者や若者には苦も無く特に問題もなく排泄の処理は出来るが、足や腰が不自由な方やお年寄り、太っている方にとっては、とても困難なことだと思う。また、頭数が多いほどトイレの数と場所を多く必要となり、手狭となってしまう。
そこで、この発明は、老若男女、健常者か否かを問わずに排泄の処理が簡単に出来るトイレを提供すること、かつ、トイレを置く場所を最小限にすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上の課題を解決するために、
第一発明は、トイレを床にいくつも置くタイプではなく高さを設けたことを特徴とし、2台の市販のトイレをそのまま利用することが出来るトイレである。
第二発明は、トイレに付帯する全てのものを一括コンパクトにまとめられたトイレである。
【発明の効果】
【0007】
第一発明、または第二発明によれば、トイレに高さを設けることにより、足腰に負担を掛けずに排泄物の処理をすることができ、一度に複数頭の排泄物の処理もできる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
この発明の実施形態を、
図1に示す。
トイレ収納家具の本体は木材(メラミン加工)かつ汚れにくい素材であり、色は3色(赤・黒・白)展開である。
5の階段で、2に上がり、猫が用をたす物である。
本体1及び4は引き扉となっており、トイレの出し入れが楽である。
3は引き出しとなっており、新旧の猫砂の出し入れが容易である。
5は階段となっており、高齢になった猫でも簡単に上がることができ、扉を開けると開封前の猫砂をストックできる。
【0010】
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、お洒落でとてもかわいい製品なので、リビング、その他の部屋にも置くことができ、若い方にも大変喜んでもらえる製品です。
また、部屋の中に幾つものトイレを置かずに複数頭のトイレ処理ができ、全てのもの(新旧の猫砂、ストックの猫砂)を一カ所の集約することにより整理整頓ができる。
したがってトイレの置き場所に制限がなく、家具感覚で配置することができる。
このトイレは猫を飼っている大勢の方に本当に喜んでいただき、欲しい製品となることを確信しています。
「他の実施形態」
図1の実施形態では、猫がトイレに上がるための階段を猫砂のストック入れとし、よりコンパクトにすることができるようにしてある。
また、上下にトイレを入れる所があるので、足や腰の不自由な方、お年寄り、太っている方、老若男女、健常者か否かを問わず全ての飼い主にとってとても楽にトイレの処理をすることができる。
【符号の説明】
【0011】
1.本体
2.上部トイレ入れ
3.使用前・使用済み猫砂入れ
4.下部トイレ入れ
5.階段及び開封前猫砂貯蔵庫
21.上部トイレ入り口
22.上部トイレ入れ扉
41.下部トイレ入り口
42.下部トイレ入れ扉
【手続補正書】
【提出日】2016年7月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】