(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-18541(P2017-18541A)
(43)【公開日】2017年1月26日
(54)【発明の名称】ショックアブソーバー機能を設けたキャッチャーマスク
(51)【国際特許分類】
A63B 71/10 20060101AFI20170105BHJP
A42B 3/20 20060101ALI20170105BHJP
A63B 71/14 20060101ALI20170105BHJP
【FI】
A63B71/10 Z
A42B3/20
A63B71/14 F
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】書面
【全頁数】3
(21)【出願番号】特願2015-147186(P2015-147186)
(22)【出願日】2015年7月7日
(71)【出願人】
【識別番号】593031045
【氏名又は名称】四條 廣幸
(72)【発明者】
【氏名】四條 廣幸
【テーマコード(参考)】
3B107
【Fターム(参考)】
3B107AA01
3B107DA07
3B107DA18
(57)【要約】
【課題】キャッチャーの頸椎への負担を大きく軽減するためにショックアブソーバ機能付きキャッチャーマスク及びキャッチャーヘルメットを提供する
【解決手段】マスクフレーム1を固定することなく、フレーム枠3の突起部5に係止させ、その間にスプリングを介在させることでキャッチャーの頸椎への負担を大きく軽減させる様にする。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
キャッチャーマスクのマスクフレームをフレーム枠に固定することなく、フレーム枠に係止して、その間にスプリングを介在させてなるものである。
【請求項2】
キャッチャーマスクのマスクフレームをフレーム枠に固定することなく、フレーム枠に係止して、その間にゴムを介在させてなるものである。
【請求項3】
キャッチャーマスクのマスクフレームをフレーム枠に固定することなく、フレーム枠に係止して、その間に樹脂を介在させてなるものである。
【請求項4】
マスクフレームをヘルメット本体に固定することなく、ヘルメットに係止してその間にスプリングを介在させてなるものである。
【請求項5】
マスクフレームをヘルメット本体に固定することなく、ヘルメットに係止してその間にゴムを介在させてなるものである。
【請求項6】
マスクフレームをヘルメット本体に固定することなく、ヘルメットに係止してその間に樹脂を介在させてなるものである。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は野球等球技に用いるキャッチャーマスクでショックアブソーバ機能を設けることで、キャッチャーの頸椎への負担を大きく軽減することが出来るキャッチャーマスク改良に関するものである
【背景技術】
【0002】
従来はマスクフレームを直接クッション材等に固定して使用していた
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のキャッチャーマスクは、マスクフレームをクッションに固定して顔面に装着されていた。
この時、打者のファールチップがボールの勢いを増してキャッチャーマスクに当たっていた。
その衝撃はキャッチャーの頸椎を傷める大きな原因となっていた。
本発明は、この課題を解消するためになされものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
マスクフレーム1をフレーム枠3の突起部5に係止して、その間にスプリング4を介在させることにより、強い衝撃のボールが当たった時にスプリング4に衝撃を吸収させることでその衝撃を大きく軽減させる様にした。
【発明の効果】
【0006】
マスクフレーム1を固定することなく、フレーム枠3に係止してスプリング4を介在させたことで、ボールの強い衝撃を大きく軽減させるため、キャッチャーの頸椎への負担も限りなく軽減させることができる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について説明する。
キャッチャーマスクのマスクフレーム1を固定することなく、フレーム枠3の突起部5にスプリング4を介在させて係止する。
【符号の説明】
【0009】
1 マスクフレーム
2 顔面パッド
3 フレーム枠
4 スプリング
5 突起部
6 フレーム枠固定バンド
7 フレーム枠固定バンド