(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-18548(P2017-18548A)
(43)【公開日】2017年1月26日
(54)【発明の名称】金網の目を半分覆い脚をつけた調理用ストレーナー
(51)【国際特許分類】
A47J 43/22 20060101AFI20170105BHJP
【FI】
A47J43/22
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】3
(21)【出願番号】特願2015-149016(P2015-149016)
(22)【出願日】2015年7月9日
(71)【出願人】
【識別番号】597139871
【氏名又は名称】清田 洋子
(72)【発明者】
【氏名】清田 洋子
【テーマコード(参考)】
4B053
【Fターム(参考)】
4B053AA03
4B053CA04
4B053CE03
(57)【要約】 (修正有)
【課題】具材に粉を振りかける時、粉が不要に落ちず、具材に直接必要な分だけ掛け、余った粉は元に戻せば粗末にならず、後片付けが簡単な調理用ストレーナ―を提供する。
【解決手段】調理用ストレーナーの構造上、金網の上部の縁と取手は一体化している。そこで、取手の一部分をV字へ折り曲げ、そこを左右に開いて脚3、4にする。そうすることで、ストレーナー本体は金網の底と脚3、4の3点で支えられ、安定し単独で立てる。又、ストレーナーの金網の手元半分の目を覆い、この部分に粉を入れば粉は下に落ちず、具材に必要な分だけ粉を振りかけられる。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
調理用ストレーナーの取手の一部分を脚(3)(4)とし、単独で立たせ、金網の目を半分覆い(2)、粉が不要に落ちないことを特徴とした調理器具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、調理用ストレーナーに脚(3)と(4)をつけ、単独で立たせ(
図4)又、金網の手元半分の網目を覆い(2)、そこに粉を入れ、粉が不要に落ちないようにした調理器具である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
調理用ストレーナーで具材に粉を振りかける時、ストレーナーを片手でもって粉を入れると、すぐ金網の目から粉が落ちてしまう為、いったん、受け皿にストレーナーを置いて粉を入れるが、ストレーナーの底が丸い為不安定であり、又、受け皿には、不要な粉が落ち、粗末になり、片付ける手間がいる。本発明はこの課題を解決する為になされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0003】
調理用ストレーナーの構造上、金網の上部の縁と取手は一体化している(1)ので、取手の一部分をV字へ折り曲げ(
図2)、その部分を左右に開いて脚(3)と(4)にする(
図3)。そうすることで、ストレーナー本体は金網の底と脚(3)と(4)の3点で支え、安定して単独で立てる(
図4)。又、粉が不要に落ちないようにする為ストレーナーの金網の手元半分の目を覆う(2)。
【発明の効果】
【0004】
取手の一部をV字に折り曲げて左右に開いた(3)と(4)が脚となり、単独で立つ(
図4)ことで受皿は必要とせず、又、金網を覆った部分(2)の中に粉を入れるので、粉は不要に落ちず、具材に直接必要な分だけ掛け、余った粉は元に戻せば粗末にならず、後片付けが簡単である。
【発明を実施するための形態】
【0005】
以下、本発明の実施の形態について説明する。調理用ストレーナーの構造上、金網の上部の縁と取手は一体化している(1)ので、取手の一部分をV字へ折り曲げ(
図2)、左右に開き(
図3)脚とする(3)(4)。この脚と金網の底の3点でストレーナーは単独で立つ(
図4)。ストレーナーの金網の手元半分の網目を覆う(2)。
【符号の説明】
【0007】
1 一体化している金網の縁と取手
2 金網の手元半分を覆い粉を入れる部分
3 取手をV字に折り曲げ左右に開いて脚になる部分
4 取手をV字に折り曲げ左右に開いて脚になる部分