特開2017-18556(P2017-18556A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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▶ 村上 三郎の特許一覧

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  • 特開2017018556-キャスター付き脚腰の運動器具 図000003
  • 特開2017018556-キャスター付き脚腰の運動器具 図000004
  • 特開2017018556-キャスター付き脚腰の運動器具 図000005
  • 特開2017018556-キャスター付き脚腰の運動器具 図000006
  • 特開2017018556-キャスター付き脚腰の運動器具 図000007
  • 特開2017018556-キャスター付き脚腰の運動器具 図000008
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-18556(P2017-18556A)
(43)【公開日】2017年1月26日
(54)【発明の名称】キャスター付き脚腰の運動器具
(51)【国際特許分類】
   A63B 23/04 20060101AFI20170105BHJP
【FI】
   A63B23/04 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】4
(21)【出願番号】特願2015-153683(P2015-153683)
(22)【出願日】2015年7月14日
(71)【出願人】
【識別番号】515213364
【氏名又は名称】村上 三郎
(72)【発明者】
【氏名】村上 三郎
(57)【要約】
【課題】体に負荷をかけずに脚腰の運動をするために、横になって脚腰の運動をできるように自在型のキャスターを設けた、キャスター付きの脚腰の運動器具を提供する。
【解決手段】体重や引力の負荷をかけずに横になって脚腰を動かすために、足を乗せるだけで脚を動かすには、足を乗せる台と台を動かすキャスターを設ける必要がある。運動器具を左右、前後に動かす時にスムーズな反復運動が出来るように、小さな自在型キャスターを4個設ける。特に4個のキャスターが方向変換時に同時に同じ向きになるように、ナイロン製や合成樹脂製のキャスターを設けたことも特徴である。レールも電気も使用せずに場所も取らず軽量で持ち運びもできるので、低コストでもあり誰でも使用できるのキャスター付き脚腰の運動器具である。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
板を組み合わせた運動器具の足乗せ台に、自在型の小型キャスターを設けたことを特徴とするキャスター付きの脚腰の運動器具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は体を横になった状態で、体重の負担をかけずに脚腰の運動が出来る運動器具で、キャスターを設けたキャスター付き脚腰の運動器具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、体を横になった状態で体に負担をかけずに、脚腰の運動が出来る運動器具で、キャスターを設けて、低コストで誰にでも出来る脚腰の運動器具はなかった。
【従来文献】
【0003】
【特許文献1】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
これは次のような欠点があった。
イ)脚腰の筋力の弱い人は、疲れが出ると体の腰の左右のバランスが悪くなり、腰痛に成り易い。
ロ)膝が痛む時は余り歩く事が出来ないので、運動不足で体調が悪くなる。
ハ)同一姿勢で1日中仕事をした後に、体を動かさないと疲れが蓄積し、脚腰に疲労感 を感じる。
ニ)高齢者は運動する機会が少なく、体を動かさないので体調を崩しやすい。
ホ)電動式の脚腰の部分的な運動器具はあるが、価格的に誰でも購入出来ない。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
体重をかけずに脚腰の運動をするには、体を横にして脚腰の運動が出来るように板を組み合わせた運動器具の足乗せ台に、自在型のキャスターを設ける。
本発明は以上の構成によるキャスター付き脚腰の運動器具である。
【発明の効果】
【0006】
(イ)体を横になったまま、脚腰に体重の負担をかからない状態で運動出来るので、体力 がない人でも使用出来る。
(ロ 仕事で疲れて帰っても、テレビを見ながら横になって脚腰の運動が出来る。
(ハ)高齢者でも、横になって脚腰の運動が出来るので、体調を崩しにくくなる。
(ニ)組み立て部品も少なく低価格になるので、誰でも購入出来る。
(ホ)このキャスター付き運動器を継続使用する事により、血流がよくなるので脚のだる さや腰痛になりにくく、腹筋運動も含まれるので腸内活動が活発になり、冷え症や 便秘にも改善効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の斜視図である。
図2】本発明の底部の平面図である。
図3】本発明の仰向けになって行う、腰のスイング運動の平面図である。
図4】本発明の仰向けになって行う、脚の開閉運動の平面図である。
図5】本発明の横向きになって行う、脚の前後運動の側面図である。
図6】本発明の椅子に座った時に行う膝の曲げ伸ばし運動の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1図2に示すように、下部の足乗せ台(1)、上部の足乗せ台(2)、足乗せ台クッション(5)、側板(3、4)を設け、自在式の小型キャスター(6,7,8、9)4個設ける。下記の仰向けでの運動(イ)(ロ)ではこの運動器具を2台使用する。
本発明は以上の構造である。
本発明を使用する時は
イ)仰向けでの運動でこの運動器具を2台使用し、左右の足首の運動器具の下部の足乗せ 台(1)に足首を乗せ、両脚を閉じた状態で左右に動かして、腰のスイング運動(図 3)を行う。
ロ)仰向けでの運動でこの運動器具を2台使用し、左右の足首の運動器具の下部の足乗せ 台(1)に足首を乗せ、脚の開閉運動(図4)を行う。
ハ)横向きでの運動でこの運動器具は1台使用とし、片方の足首を運動器具の上部の足乗 せ台クッッション(5)に乗せて、脚の前後運動(図5)を行う。この運動では体の 向きを変えて左右の足を乗せかえて行う。
ニ)椅子に座っての運動ではこの運動器具は1台使用とし、片足を運動器具上部の足乗せ 台クッション(5)に足を乗せ、脚を前後に動かして膝の内側の筋肉の伸縮運動(図 6)を行う。
【符号の説明】
【0009】
1.下部足乗せ台
2.上部足乗せ台
3.右側板
4.左側板
5.足乗せクッション
6.キャスター1
7.キャスター2
8.キャスター3
9.キャスター4
10.側板取り付けネジ、上部足乗せ台取り付けネジ
11.キャスター取り付けネジ
図1
図2
図3
図4
図5
図6