(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-186107(P2017-186107A)
(43)【公開日】2017年10月12日
(54)【発明の名称】予備袋収納ポケット付きゴミ箱
(51)【国際特許分類】
B65F 1/06 20060101AFI20170919BHJP
【FI】
B65F1/06 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
【全頁数】4
(21)【出願番号】特願2016-74784(P2016-74784)
(22)【出願日】2016年4月2日
(71)【出願人】
【識別番号】715006731
【氏名又は名称】中村 幸嗣
(72)【発明者】
【氏名】中村 幸嗣
【テーマコード(参考)】
3E023
【Fターム(参考)】
3E023GB03
(57)【要約】
【課題】予備のゴミ袋が収納でき、ゴミを出した後、新たなゴミ袋をその場で補充することができる、予備袋を入れるための予備袋収納ポケット付きゴミ箱を提供する。
【解決手段】予備のゴミ袋を、買ってきてそのまま収納用ポケットに収納できる。また、ゴミがたまったゴミ袋を引き出した後、収納用ポケットに収納したまま予備のゴミ袋を一枚ずつ取り出すことができ、その場で新たなゴミ袋を補充できるので、従来のように、違う場所に補充用のゴミ袋を取りに行かなくてはならないという手間が省ける。また、予備のゴミ袋は、ゴミ箱と使用中のゴミ袋の間に収納されるので、特に屋外用の蓋付きのゴミ箱には最適である。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゴミ箱の内側に、補充用のゴミ袋を収納するためのポケットを備えた、予備袋収納ポケット付きゴミ箱。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、予備のゴミ袋を収納できるポケットと、ゴミ箱本体が一体になったゴミ箱に関するものである。
【背景技術】
【0002】
通常、ゴミ箱の中にゴミ袋を広げてゴミを入れ、ゴミ袋にゴミが溜まるとゴミ箱から引き出し、また新たにゴミ袋を補充する。
【0003】
特に、屋外で使われているゴミ箱の傍に補充用のゴミ袋がない場合が多く、違う場所へ取りに行かなくてはならなく不便なものであった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実開平01−088602
【特許文献2】特開2003−095401
【特許文献3】実開平07−038006
【特許文献4】実登3129690
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
解決しようとする問題点は、従来のものは、雨などの侵入があり屋外用には不向きなものである。また、予備のゴミ袋を広げて固定具で固定をする準備がいるものは、手間がかかるものであった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、予備のゴミ袋を買ってきてそのまま収納でき手間がかからない。また、ゴミ箱の中に収納するので、雨風にさらされることもなく屋外用として使用できる。
【発明の効果】
【0007】
本発明の予備袋収納ポケット付きゴミ箱は、予備のゴミ袋を買ってきてそのまま収納でき、収納したまま一枚ずつ取り出すことができるので、ゴミがたまったゴミ袋を引き出した後その場で新たにゴミ袋を補充できるので、従来のように違う場所に補充用のゴミ袋を取りに行かなくてはならないという煩わしさがなくなる。また、予備のゴミ袋はゴミ箱と使用中のゴミ袋の間に収納されるので、屋外用の蓋付きのゴミ箱には最適である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】
図1は予備袋収納用ポケット2を備えた角型の屋外用大型ゴミ箱1と、予備袋3のイメージである。
【
図2】
図2は予備袋収納用ポケット2に、予備袋3を入れた説明図である。
【
図3】
図3は予備袋収納用ポケット2を備えた、角型の屋外用大型ゴミ箱1の正面からと、横方向からの斜影図である。(実施例1)
【
図4】
図4は、内側に張り出した予備袋収納用ポケット2と、内面をフラットにし、外側に張り出した予備袋収納用ポケット2‘の説明図である。(実施例1)
【
図5】
図5は、予備袋収納用ポケット2を備えた丸型の大型ゴミ箱1’と、予備袋収納用ポケット2を備えた角型の大型ゴミ箱1のイメージである。(実施例1)
【発明を実施するための形態】
【0009】
ゴミ箱の内側に、予備のゴミ袋を収納するためのポケットを備える。
【実施例1】
【0010】
図1のように、収納用ポケット2とゴミ箱1を一体に形成する。
【0011】
素材は、従来のように、プラスティック、樹脂、金属など多岐にわたって形成できる。
【0012】
これらの素材を組み合わせ、複合で形成できる。
【0013】
使用するゴミ袋を入れる際や、引き出す際に引っ掛けてしまって破れないように、設計の段階で収納用ポケットの内側に張り出した部分が丸みを帯びた形にすることと、製造によるバリが出ないようにしないといけない。
【0014】
丸型や角型など様々な形のゴミ箱に応用できる。
【符号の説明】
【0015】
1 角型屋外用ゴミ箱本体
1‘ 丸型屋外用ゴミ箱本体
2 内に張り出した形の予備袋収納用ポケット
2’ 外に張り出した形の予備袋収納用ポケット
3 予備袋