特開2017-189387(P2017-189387A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-189387(P2017-189387A)
(43)【公開日】2017年10月19日
(54)【発明の名称】頭髪加熱具
(51)【国際特許分類】
   A45D 20/38 20060101AFI20170922BHJP
   A45D 20/28 20060101ALI20170922BHJP
   A45D 20/30 20060101ALI20170922BHJP
   A45D 20/40 20060101ALI20170922BHJP
   A45D 20/24 20060101ALI20170922BHJP
   A45D 20/20 20060101ALI20170922BHJP
【FI】
   A45D20/38
   A45D20/28
   A45D20/30
   A45D20/40
   A45D20/24
   A45D20/20
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-80513(P2016-80513)
(22)【出願日】2016年4月13日
(71)【出願人】
【識別番号】516111236
【氏名又は名称】村瀬 務
(74)【代理人】
【識別番号】100124419
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 敬也
(74)【代理人】
【識別番号】100162293
【弁理士】
【氏名又は名称】長谷 久生
(72)【発明者】
【氏名】村瀬 務
【テーマコード(参考)】
3B040
【Fターム(参考)】
3B040DC01
3B040DC05
(57)【要約】
【課題】コンパクトで安価に製造することができ、家庭内で手軽に使用することが可能であるとともに、パーマネント処理、トリートメント処理やカラーリング処理等を頭髪に斑なく均一に施すことが可能な頭髪加熱具を提供する。
【解決手段】頭髪加熱具1は、頭髪を覆う袋状の被覆体であるカバー2に、頭頂部に近い部分を加熱するための頭頂部加熱手段3aと、襟足に近い部分を加熱するための襟足部加熱手段3dとが内臓されているとともに、それらの頭頂部加熱手段3aおよび襟足部加熱手段3dの近傍に、それぞれ温度センサ12a,12dが設けられている。そして、頭頂部加熱手段3aおよび襟足部加熱手段3dが、各温度センサ12a,12dの検知温度に基づいて出力制御可能になっている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
頭髪を加熱するための頭巾タイプの頭髪加熱具であって、
頭髪を覆う袋状の被覆体に、頭頂部に近い部分を加熱するための上部加熱手段と、襟足に近い部分を加熱するための下部加熱手段とが内臓されているとともに、
それらの上部加熱手段および下部加熱手段の近傍に、それぞれ温度センサが設けられており、上部加熱手段および下部加熱手段が、各温度センサの検知温度に基づいて出力制御可能になっていることを特徴とする頭髪加熱具。
【請求項2】
被覆体が、表面にゲルマニウムを塗布した合成樹脂製のシートによって形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の頭髪加熱具。
【請求項3】
上部加熱手段および下部加熱手段がいずれも電熱線であり、下部加熱手段における電熱線の設置密度の方が、上部加熱手段における電熱線の設置密度よりも高いことを特徴とする請求項1、または請求項2に記載の頭髪加熱具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、頭髪全体あるいは一部にパーマネント処理、トリートメント処理やカラーリング処理等を施すための頭髪加熱具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
頭髪にパーマネント処理、トリートメント処理やカラーリング処理等を施す際に、パーマ液、トリートメント剤やヘアカラー剤等を塗布した頭髪を加熱することによって、薬液の頭髪への浸透を促進させ、処理の効果を高める技術が知られている。そして、そのように頭髪を加熱するための器具として、特許文献1の如き、使用者の頭部を被覆可能な略半球状のヒーターユニットを備えた頭髪加熱装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−75374号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記した特許文献1の如き頭髪加熱装置は、ヒーターユニットを保持するためのフレームが必要であるため大型かつ高価であり、家庭内で手軽に使用することが困難である。また、略半球状のヒーターユニット内の空気の対流によって、頭頂部分の温度が襟足部分の温度よりも高くなり易いので、パーマネント処理、トリートメント処理やカラーリング処理等を頭髪に均一に施すことができない、という不具合もある。
【0005】
本発明の目的は、特許文献1の如き従来の頭髪加熱装置が有する問題点を解消し、コンパクトで安価に製造することができ、家庭内で手軽に使用することができるとともに、パーマネント処理、トリートメント処理やカラーリング処理等を頭髪に斑なく均一に施すことが可能な頭髪加熱具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の内、請求項1に記載された発明は、頭髪を加熱するための頭巾タイプの頭髪加熱具であって、頭髪を覆う袋状の被覆体に、頭頂部に近い部分を加熱するための上部加熱手段と、襟足に近い部分を加熱するための下部加熱手段とが内臓されているとともに、それらの上部加熱手段および下部加熱手段の近傍に、それぞれ温度センサが設けられており、上部加熱手段および下部加熱手段が、各温度センサの検知温度に基づいて出力制御可能になっていることを特徴とするものである。
【0007】
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、被覆体が、表面にゲルマニウムを塗布した合成樹脂製のシートによって形成されたものであることを特徴とするものである。
【0008】
請求項3に記載された発明は、請求項1、または請求項2に記載の発明において、
上部加熱手段および下部加熱手段がいずれも電熱線であり、下部加熱手段における電熱線の設置密度の方が、上部加熱手段における電熱線の設置密度よりも高いことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0009】
請求項1に記載の頭髪加熱具は、大型の装置を必要とすることなく、コンパクトに設計することが可能であるので、家庭内で手軽に使用することができる上、安価に製造することができる。また、請求項1に記載の頭髪加熱具は、頭頂部に近い部分を加熱するための上部加熱手段と襟足に近い部分を加熱するための下部加熱手段とが、それぞれ温度センサの検知温度に基づいて別々に出力制御可能になっているため、頭部全体を斑なく均一な温度となるように加熱することができる。したがって、請求項1に記載の頭髪加熱具によれば、頭髪にパーマネント処理、トリートメント処理やカラーリング処理等を斑なく均一に施すことが可能になる。また、上部加熱手段あるいは下部加熱手段の片方のみを用いて、頭髪の一部のみに強いパーマネント処理、トリートメント処理やカラーリング処理等を施すこともできる。
【0010】
請求項2に記載された頭髪加熱具は、遠赤外線効果によって低い温度で頭髪にダメージを与えることなく、パーマネント処理、トリートメント処理やカラーリング処理等を施すことが期待できる。
【0011】
請求項3に記載された頭髪加熱具は、被覆体の内部での対流現象によって上部の温度が下部の温度よりも高くなる現象を効果的に防止して、頭髪へより高い精度で均一にパーマネント処理、トリートメント処理、カラーリング処理等を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】頭髪加熱具を示す説明図(右側面図)である。
図2】頭髪加熱具を示す説明図(正面図)である。
図3】頭髪加熱具を示す説明図(背面図)である。
図4】頭髪加熱具を示す説明図(平面図)である。
図5】頭髪加熱具を示す説明図である(aは図1におけるA−A線端面図であり、bはaにおけるB部分の拡大図である)。
図6】頭髪加熱具の制御回路を示すブロック図である。
図7】頭髪加熱具の使用状態を示す説明図である(aは正面図であり、bは右側面図であり、cは背面図である)。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明に係る頭髪加熱具の一実施形態について、図面に基づいて説明する。
<頭髪加熱具の構造>
図1〜5は、本発明に係る頭髪加熱具を示したものであり、頭髪加熱具1は、二つ折りした頭巾状のカバー2、カバー2に内蔵された加熱手段3(3a〜3d)、加熱手段3へ電源を供給するための電源供給手段4、加熱手段3による加熱温度・加熱時間を制御するための制御装置(コントローラ)21等によって構成されている。
【0014】
カバー2は、表層シート5の内側に表層シート6を貼り合わせた積層シートによって袋状に形成されている。そして、左右両サイドの部分は、頭頂部から下端縁まで約200mmの長さになっており、後方の部分は、頭頂部から下端縁まで約300mmの長さになっている。
【0015】
カバー2の表層シート5は、厚さ約1.0mmの合成樹脂(塩化ビニル)によって形成されており、高い防水性を有している。また、表層シート5の表面には、ゲルマニウム粒子がコーティングされている(バインダーとともに固着されている)。
【0016】
一方、カバー2の表層シート6は、耐熱性を有する合成樹脂(PPS(ポリフェニレンサルファイド))製の繊維からなる織布によって形成されており、厚さが約1.5mmになっている。また、図1〜4の如く、表層シート6には、表側の布と裏側の布とを縫製することによって、カバー2の最頂部(最上部)から順に、頭頂部加熱手段収納部8a、中間部加熱手段収納部8b、耳部加熱手段収納部8c、襟足部加熱手段収納部8dが、それぞれ、ポケット状に形成されている。
【0017】
そして、それらの各収納部8a〜8dの内部には、それぞれ、加熱手段である電熱線(コイル状のニクロム線)が蛇行状に収納されており、頭頂部加熱手段(上部加熱手段)3a、中間部加熱手段3b、耳部加熱手段3c、襟足部加熱手段(下部加熱手段)3dを構成した状態になっている。なお、当該電熱線は、通常の100Wの電化製品用の電熱線よりも太い直径約0.4mmのものを用いている。
【0018】
また、各加熱手段においては、襟足部加熱手段3d→耳部加熱手段3c→中間部加熱手段3b→頭頂部加熱手段3aの順に、各収納部8a〜8dの面積に対する電熱線の長さの割合(すなわち、「電熱線の長さ/収納部の面積」の数値が小さくなるように、電熱線が配置されている。さらに、各収納部8a〜8dの内部には、それぞれ、温度センサ12a〜12dが、加熱手段3a〜3dと隣接するように内蔵されている。
【0019】
また、図6は、加熱手段3a〜3dの制御回路を示したものであり、この制御回路においては、加熱手段3a〜3dに、それぞれ、スイッチ13a〜13dおよびヒューズ14が接続されている。そして、そのようにスイッチ13a〜13dおよびヒューズ14と接続させた加熱手段3a〜3dが、それぞれ、主回路に並列に接続された状態になっている。また、主回路には、スイッチ10、コンデンサ11等が接続されている。そして、主回路には、電源供給手段4によって、外部電源(交流100V)をACアダプター(図示せず)で直流に変換して供給することができるようになっている。なお、コンデンサ11は、接地(アース)されている。
【0020】
また、スイッチ13a〜13d、加熱手段3a〜3dの近傍に設置された温度センサ12a〜12d、スイッチ10は、インターフェイス24を介して、CPU22およびタイマ23等を内蔵した制御装置21に接続されている。さらに、制御装置21には、インターフェイス24を介して、入力手段25が接続されている。そして、作業者が、制御装置21の入力手段25を操作することによって、電源供給のON・OFF、加熱温度、加熱時間を入力することができるようになっている。また、制御装置21の入力手段25を操作することによって、加熱手段3a〜3dの内の一部のみに電源を供給することができるようになっている。
【0021】
さらに、加熱中には、各加熱手段収納部8a〜8dの内部の温度センサ12a〜12dが各加熱手段収納部8a〜8d内の温度を検知し、その数値をフィードバックすることによって、スイッチ13a〜13dをON・OFF制御することによって、各加熱手段収納部8a〜8dの内部の実際の温度が、設定温度を中心として上下に所定温度の範囲内(すなわち、設定温度±1℃以内)になるように制御可能になっている。
【0022】
<頭髪加熱具の使用方法>
図7は、頭髪加熱具の使用状態を示したものであり、頭髪加熱具1は、パーマネント処理、トリートメント処理、縮毛矯正処理(ストレートパーマ処理)、カラーリング処理、ヘッドスパ処理等の頭髪の広範な処理に用いることができる。そして、たとえば、頭髪へのパーマネント処理時にパーマネント液を塗布した頭髪を加熱する場合には、二つ折りされた部分を開いて、パーマネント液が塗布された頭髪にカバー2の内面を押し当てるように、カバー2を使用者の頭部に被覆させる。そのようにカバー2を使用者の頭部に被覆させると、カバー2の左右両サイドの部分が使用者の耳部を完全に覆い、カバー2の後方の部分が首の後方を完全に覆って肩まで達した状態となる。
【0023】
そして、その状態で、制御装置21の入力手段25を操作して、加熱温度を所定の温度に設定するとともに、加熱継続時間を所定の時間にセットして、スイッチをONにする。そのようにスイッチをONにすると、加熱手段3a〜3dに電源が供給されて、加熱手段3a〜3dが発熱する。そのように加熱手段3a〜3dが発熱すると、カバー2の内部においては、暖められた空気が下方から上方へ対流するが、頭髪加熱具1は、襟足部加熱手段3d→耳部加熱手段3c→中間部加熱手段3b→頭頂部加熱手段3aの順に、各収納部8a〜8dの面積に対する電熱線の長さの割合(すなわち、「電熱線の長さ/収納部の面積」の数値が小さくなるように、電熱線が配置されているため、上方の温度の方が下方の温度よりも高くなる現象が生じにくい。さらに、上記の如く、加熱中においては、各加熱手段収納部8a〜8dの内部の温度センサ12a〜12dが温度を検知して、その数値をフィードバックすることによって、各加熱手段収納部8a〜8dの内部の実際の温度が、きわめて設定温度に近い温度となるように制御される。
【0024】
<頭髪加熱具の効果>
頭髪加熱具1は、上記の如く、頭髪を覆う袋状の被覆体であるカバー2に、頭頂部に近い部分を加熱するための頭頂部加熱手段3a(上部加熱手段)と、襟足に近い部分を加熱するための襟足部加熱手段3d(下部加熱手段)とが内臓されているとともに、それらの頭頂部加熱手段3aおよび襟足部加熱手段3dの近傍に、それぞれ温度センサ12a,12dが設けられており、上部加熱手段3aおよび下部加熱手段3dが、各温度センサ12a,12dの検知温度に基づいて出力制御可能になっている。
【0025】
したがって、頭髪加熱具1は、大型の装置を必要とすることなく、コンパクトに設計することが可能であるので、家庭内で手軽に使用することができる上、安価に製造することができる。また、頭髪加熱具1によれば、頭部全体を斑なく均一な温度となるように加熱することができるため、頭髪にパーマネント処理、トリートメント処理やカラーリング処理等を斑なく均一に施すことが可能になる。さらに、頭髪加熱具1によれば、上部加熱手段3aあるいは下部加熱手段3bの片方のみを用いて、頭髪の一部のみに強いパーマネント処理、トリートメント処理やカラーリング処理等を施すこともできる。
【0026】
また、頭髪加熱具1は、被覆体であるカバー2が、表面にゲルマニウムを塗布した合成樹脂製のシートによって形成されたものであるため、遠赤外線効果によって低い温度で頭髪にダメージを与えることなく、パーマネント処理、トリートメント処理やカラーリング処理等を施すことが期待できる。
【0027】
さらに、頭髪加熱具1は、上部加熱手段および下部加熱手段がいずれも電熱線であり、下部加熱手段における電熱線の設置密度の方が、上部加熱手段における電熱線の設置密度よりも高くなっているため、被覆体の内部での対流現象によって上部の温度が下部の温度よりも高くなる現象を効果的に防止して、頭髪へより高い精度で均一にパーマネント処理、トリートメント処理、カラーリング処理等を施すことができる。
【0028】
<頭髪加熱具およびそれを用いた頭髪の加熱方法の変更例>
本発明に係る頭髪加熱具の構成は、上記実施形態の態様に何ら限定されず、被覆体(カバー)、加熱手段(電熱線)、電源供給手段、制御装置(コントローラ)等の形状、構造等の構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更することができる。
【0029】
たとえば、加熱手段は、上記実施形態の如く、コイル状に捲回させたニクロム線に限定されず、鉄クロム線や、ニクロム線や鉄クロム線をケースに密閉したシーズ線等でも良い。また、加熱手段は、上記実施形態の如き電熱線に限定されず、面状ヒーターを用いることも可能である。
【0030】
一方、表層シートの材質は、上記実施形態の如く、塩化ビニルに限定されず、防水性を発現可能な他の合成樹脂に変更することができる。さらに、内層シートも、上記実施形態の如く、PPS製の繊維からなる織布に限定されず、他の耐熱性の高い合成樹脂製の繊維(PBO(ポリパラフェニレンベンゾビスオキサザール)繊維、メタアラミド繊維)からなる織布等に変更することも可能である。
【0031】
さらに、本発明に係る頭髪加熱具は、上記実施形態の如く、加熱手段が頭頂部加熱手段、中間部加熱手段、耳部加熱手段、襟足部加熱手段の4つに分割されているとともに、それらの4つの加熱手段の近傍に、それぞれ温度センサが設けられており、それらの4つの加熱手段が、各温度センサの検知温度に基づいて出力制御可能になっているものに限定されず、加熱手段が3つ以下(2つあるいは3つ)もしくは5つ以上の領域を加熱するものに分割されているとともに、それらの3つ以下もしくは5つ以上の加熱手段の近傍に、それぞれ温度センサが設けられており、それらの3つ以下もしくは5つ以上の加熱手段が、各温度センサの検知温度に基づいて出力制御可能になっているものに変更することも可能である。
【産業上の利用可能性】
【0032】
本発明の頭髪加熱具を用いた頭髪の加熱方法は、上記の如く優れた効果を奏するものであるから、頭髪にパーマネント処理、トリートメント処理、縮毛矯正処理、カラーリング処理、ヘッドスパ処理等を施す際の器具として好適に用いることができる。
【符号の説明】
【0033】
1・・頭髪加熱具
2・・カバー(被覆体)
3・・加熱手段
3a・・頭頂部加熱手段
3b・・中間部加熱手段
3c・・耳部加熱手段
3d・・後頭部加熱手段
3e・・襟足部加熱手段
5・・表層シート
6・・内層シート
12a〜12d・・温度センサ
21・・制御装置
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7