(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-197849(P2017-197849A)
(43)【公開日】2017年11月2日
(54)【発明の名称】古紙再生処理装置
(51)【国際特許分類】
D21C 5/02 20060101AFI20171006BHJP
D21G 1/00 20060101ALI20171006BHJP
【FI】
D21C5/02
D21G1/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2016-86646(P2016-86646)
(22)【出願日】2016年4月25日
(71)【出願人】
【識別番号】390002129
【氏名又は名称】デュプロ精工株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001298
【氏名又は名称】特許業務法人森本国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】石川 義晃
(72)【発明者】
【氏名】太田 竜一
【テーマコード(参考)】
4L055
【Fターム(参考)】
4L055CF41
4L055CH02
4L055FA14
(57)【要約】
【課題】再生紙の平滑化を安定して行うことができるとともに、プレスローラに過剰な負荷を与えることがない古紙再生処理装置を提供する。
【解決手段】パルプ懸濁液から湿紙12を抄紙する抄紙部13と、湿紙12を乾燥させて乾紙となす乾燥部14と、紙搬送方向で乾燥部14の下流側に位置し、乾紙61を平滑化して再生紙となすカレンダ部200を備え、カレンダ部200は、紙搬送経路を介して上下に対向して配置する一対のプレスローラ201、202のうちで、一方のプレスローラ201が位置を固定した固定ローラ201bをなし、他方のプレスローラ202が固定ローラ201bに対して接近離間自在に配置する加圧ローラ202bをなし、付勢部203が加圧ローラ202bを固定ローラ201bに向けて付勢し、規制部202dが固定ローラ201bと加圧ローラ202bの間に再生紙の仕上がり紙厚より狭い規制間隙tを形成する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
パルプ懸濁液から湿紙を抄紙する抄紙部と、湿紙を乾燥させて乾紙となす乾燥部と、紙搬送方向で乾燥部の下流側に位置し、乾紙を平滑化して再生紙となすカレンダ部を備え、
カレンダ部は、紙搬送経路を介して上下に対向して配置する一対のプレスローラのうちで、一方のプレスローラが位置を固定した固定ローラをなし、他方のプレスローラが固定ローラに対して接近離間自在に配置する加圧ローラをなし、付勢部が加圧ローラを固定ローラに向けて付勢し、規制部が固定ローラと加圧ローラの間に再生紙の仕上がり紙厚より狭い規制間隙を形成することを特徴とする古紙再生処理装置。
【請求項2】
紙搬送方向で乾燥部の下流側に乾紙を所定サイズに裁断する裁断部を有し、カレンダ部は紙搬送方向で裁断部の下流側に配置することを特徴とする請求項1に記載の古紙再生処理装置。
【請求項3】
カレンダ部は、紙搬送方向でプレスローラ対の上流側に乾紙を規制間隙に案内するガイド部を有し、ガイド部は乾紙の先端縁を何れか一方のプレスローラの外周面に沿わせることを特徴とする請求項1または2に記載の古紙再生処理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、古紙の発生場所であるオフィス等に設置して紙を再生することができる古紙再生処理装置に関し、詳しくはカレンダの技術に係るものである。
【背景技術】
【0002】
従来、古紙パルプを含むパルプ懸濁液を抄紙ワイヤーで抄紙する抄紙工程では、抄紙した湿紙を抄紙ワイヤーで乾燥ローラに押圧するか、フェルトのカンバスベルトで湿紙を乾燥ローラに押圧して乾燥させている。このとき、抄紙ワイヤーの網目、もしくはカンバスベルトの網目の痕跡が湿紙に凹凸の圧痕として残る。この圧痕は印刷を阻害する要因となり、窪んだところにインクやトナーが乗り難く、印刷の仕上がり品質が低下する。また、ペンなどにより手書きする場合の書き味も悪くなる。
【0003】
このため、例えば特許文献1に記載する技術では、乾燥部が、複数のローラと内部にヒーターを備えた乾燥ローラの間に掛け渡したスチール製の下搬送ベルトと、複数のローラと乾燥ローラの間に掛け渡した網状をなす樹脂製の上搬送ベルトを有し、下搬送ベルトと上搬送ベルトが湿紙を挟んで乾燥ローラの表面上で重なり、乾燥ローラに圧接させて湿紙を乾燥させている。
【0004】
そして、カレンダ部において、プレスローラを乾燥ローラに対向する位置に配置し、プレスローラを湿紙に当接するプレス位置と湿紙から離間する退避位置とにわたって変位可能に設け、プレスローラで湿紙を押圧して紙面の平滑化を行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2012−1820
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述したように、乾燥ローラに湿紙を押圧して乾燥させる工程の途中においてプレスローラで湿紙を加圧すると、湿紙の平滑化が容易で、プレスローラのプレス圧力も比較的小さなもので良いという利点があるが、水分を含んだ湿紙をプレスすると、湿紙中の水分の移動に伴って湿紙の繊維が流出する事象や、湿紙先端部がプレスローラに巻き付く事象などの不安定要素がある。
【0007】
本発明は上記した課題を解決するものであり、再生紙の平滑化を安定して行うことができるとともに、プレスローラに過剰な負荷を与えることがない古紙再生処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明の古紙再生処理装置は、パルプ懸濁液から湿紙を抄紙する抄紙部と、湿紙を乾燥させて乾紙となす乾燥部と、紙搬送方向で乾燥部の下流側に位置し、乾紙を平滑化して再生紙となすカレンダ部を備え、カレンダ部は、紙搬送経路を介して上下に対向して配置する一対のプレスローラのうちで、一方のプレスローラが位置を固定した固定ローラをなし、他方のプレスローラが固定ローラに対して接近離間自在に配置する加圧ローラをなし、付勢部が加圧ローラを固定ローラに向けて付勢し、規制部が固定ローラと加圧ローラの間に再生紙の仕上がり紙厚より狭い規制間隙を形成することを特徴とする。
【0009】
本発明の古紙再生処理装置において、紙搬送方向で乾燥部の下流側に乾紙を所定サイズに裁断する裁断部を有し、カレンダ部は紙搬送方向で裁断部の下流側に配置することを特徴とする。
【0010】
本発明の古紙再生処理装置において、カレンダ部は、紙搬送方向でプレスローラ対の上流側に乾紙を規制間隙に案内するガイド部を有し、ガイド部は乾紙の先端縁を何れか一方のプレスローラの外周面に沿わせることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
以上のように本発明によれば、湿紙を乾燥させた後の乾紙を固定ローラと加圧ローラとの間において付勢部により加える加圧力のもとでプレスすることで、紙表面の凹凸を均して平滑化処理し、印刷のインクやトナーの乗りを良くして印刷の仕上がり品質を高めることができ、ペンなどによる手書きの書き味も向上する。また、従来の湿紙状態でプレスするときに生じる繊維が流出する事象や、湿紙先端部がプレスローラに巻き付く事象の発生を防止できる。
【0012】
さらに、固定ローラと加圧ローラの間に再生紙の仕上がり紙厚より狭い規制間隙を確保することで、乾紙を固定ローラと加圧ローラの間にスムーズに導いて先端縁の折れ曲がりや皺の発生を防止でき、乾紙に対する過剰なプレスを防止して再生紙の品質を安定化できる。さらに、固定ローラと加圧ローラの相互間に過剰な加圧力が作用することを防止でき、プレスローラ、特に受圧側の固定ローラに作用する荷重負荷を抑制し、装置としての機械的負荷を軽減して稼働時の消費エネルギーを節減できる。
【0013】
カレンダ部を裁断部の下流側に配置することで、乾紙がカレンダ部を通過する間には紙の搬送が中断する事態が生じず、紙表面の平滑化を紙搬送方向にムラなく実施できる。
すなわち、抄紙部から乾燥部を経て裁断部に至るまでの搬送経路上では、紙は連続紙の状態にあり、裁断部で乾紙を所定サイズの再生紙に裁断する際に、紙の搬送が一時停止する。このため、裁断部より上流側にカレンダ部を配置した場合には、平滑化処理の途中で乾紙の搬送が一時停止して紙面に不要な線などのムラが生じ易くなる。しかし、裁断部より下流側においては裁断後の単票紙であるので、裁断時に生じる搬送の一時停止に影響を受けることがなく、カレンダ部を通過する乾紙に対して中断することなく連続して平滑化処理を施すことができる。
【0014】
また、裁断部の上流側に配置したカレンダ部では、一旦乾紙に皺が発生すると連続紙であるが故にプレスローラの加圧力を解除してプレスローラ間を広げて皺を直すまで正常復帰できず、その間は皺の発生が継続する。しかし、裁断部の下流側にカレンダを配置して単票紙の乾紙にプレスを施すので、ある単票の乾紙に皺が発生しても次に搬送されてくる単票の乾紙との間が断絶していることで皺が継続せず、皺が発生していない次の単票の乾紙の先端縁が規制間隙に導入されることで、プレスローラの加圧力を解除せずとも、正常状態に復帰できる。
【0015】
さらに、ガイド部が乾紙の先端縁を何れか一方のプレスローラの外周面に沿わせることで、乾紙の先端縁がプレスローラの外周面に倣って直線的に矯正され、乾紙の先端縁が規制間隙に導入される前に予備的に伸ばされ、規制間隙へ導入する際に乾紙に生じる場合がある皺の発生を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】本発明の実施の形態におけるカレンダ部を示す正面図
【
図2】同実施の形態におけるカレンダ部を示す断面図
【
図3】同実施の形態における古紙再生処理装置を示す模式図
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図3に示すように、抄紙部13は、脱墨されたパルプ懸濁液から湿紙12を抄紙するものであり、複数のローラ41に巻回されたメッシュ状のベルトからなる抄紙ワイヤー42と、脱墨されたパルプ懸濁液を抄紙ワイヤー42上に注ぐヘッドボックス43を有している。
【0018】
抄紙ワイヤー42の無端軌道は、ヘッドボックス43から後述する乾燥ローラ49に至るまでの往路部と、乾燥ローラ49の一部を覆う転移部と、乾燥ローラ49からヘッドボックス43に戻る復路部からなる。
【0019】
抄紙ワイヤー42の往路部には、抄紙ワイヤー42の下部側でヘッドボックス43の近くに、抄紙ワイヤー42の下面に摺接して抄紙ワイヤー42の下面上から水を払う水切り部44と、抄紙ワイヤー42を介して湿紙12から水分を吸引する吸引装置45を設けている。
【0020】
さらに吸引装置45の下流側には、複数の絞りローラ41a、41bが抄紙ワイヤー42を挟んで位置しており、絞りローラ41a、41bによって双方のローラ間を通過する抄紙ワイヤー42上の湿紙12を絞る。ヘッドボックス43から抄紙ワイヤー42に供給された直後の湿紙12の含水率を100%とすると、絞りローラ41a、41bを通過した湿紙は、含水率が60−65%である。
【0021】
乾燥部14は、脱水された湿紙12を乾燥するものであり、加熱装置を内蔵した乾燥ローラ49の一部を、複数のローラ50に巻回したカンバスベルト51が無端軌道の一部で乾燥部14を覆っており、乾燥部14においてカンバスベルト51と乾燥ローラ49の外周面との間に湿紙12を挟み、乾燥ローラ49で湿紙12を乾燥させる。
【0022】
乾燥した乾紙61は、カンバスベルト51の往路終端位置でスクレーパ111によりカンバスベルト51から剥離させて仕上部15に案内する。
仕上部15は、湿紙12を乾燥して得られる連続紙の乾紙61に対して仕上工程を行い、得られた単票紙の再生紙62を紙受部63に排出するものであり、裁断部として乾紙61を所定のサイズの単票紙に切断する金属製のカッター装置60およびスリッター装置112が設けられている。
【0023】
乾燥部14の紙搬送方向の下流側で、裁断部のカッター装置60とスリッター装置112の間には、単票紙の乾紙61を平滑化して再生紙62となすカレンダ部200および単票紙の乾紙61のカールを矯正するデカール部300を配置している。
【0024】
図1および
図2に示すように、カレンダ部200は、紙搬送経路を介して上下に対向して配置する一対のプレスローラ201、202を有している。上方に位置する一方のプレスローラ201は駆動側の固定ローラ201bをなし、回転軸201aを所定位置に固定しており、他方のプレスローラ202は従動側の加圧ローラ202bをなし、回転軸202aを固定ローラ201bに対して接近離間自在に配置している。
【0025】
加圧ローラ202bの下方には加圧ローラ202bを固定ローラ201bに向けて付勢する付勢部203を設けている。付勢部203は加圧ローラ202bの保持部202cに付勢力を加える皿バネ203aと皿バネ203aの付勢力を調整する押しボルト203bからなる。
【0026】
加圧ローラ202bの保持部202cには、固定ローラ201bと加圧ローラ202bの間に規制間隙tを形成して固定ローラ201bと加圧ローラ202bの当接を防止する規制部202dを設けており、規制間隙tは再生紙62の仕上がり紙厚より狭く、約0.03mmであり、仕上がり紙厚さが0.1mmから0.3mmの範囲にある再生紙62に共通して設定される隙間サイズである。
【0027】
カレンダ部200は、紙搬送方向でプレスローラ201、202の上流側にガイド部204を有しており、ガイド部204は乾紙61を規制間隙tに案内するもので、上ガイド204aおよび下ガイド204bからなる。紙搬送方向の下流側に向けて下り勾配をなす上ガイド204aと紙搬送方向の下流側に向けて上り勾配をなす下ガイド204bとの間隙は紙搬送方向の下流側ほど狭くなっている。下ガイド204bの下流側縁は、上ガイド204aの下流側縁よりも紙搬送方向で下流側に位置し、規制間隙tより上方位置で固定ローラ201bの外周面に対向している。
【0028】
以上の構成において、抄紙部13で抄紙された湿紙12は乾燥部14で乾燥されて乾紙61として仕上部15に送られる。仕上部15では、裁断部のカッター装置60で乾紙61の紙搬送方向の長さを所定のサイズに切断して単票紙となし、この乾紙61をカレンダ部200に導いて平滑化処理し、デカール部300でカールを矯正した後に、スリッター装置112で単票紙の乾紙61の幅を所定のサイズに切断して再生紙62となす。
【0029】
カレンダ部200ではガイド部204が上ガイド204aと下ガイド204bによって湿紙61を規制間隙tに導く。このとき、下ガイド204bが湿紙61の先端縁を固定ローラ201bの外周面に沿わせることで、乾紙61の先端縁が固定ローラ201bの外周面に倣って直線的に矯正され、乾紙61の先端縁が規制間隙tに導入される前に予備的に伸ばされる。この結果、規制間隙tへ導入する際に乾紙61に生じる場合がある皺の発生を抑制できる。
【0030】
そして、乾紙61は、固定ローラ201bの回転に伴って固定ローラ201bと加圧ローラ202cの間の規制間隙tにスムーズに導かれ、乾紙61の状態で固定ローラ201bと加圧ローラ202cとの間においてプレスされる。このとき、付勢部203の皿バネ203aにより加圧ローラ202bに加える加圧力のもとでプレスし、かつ規制部202dにより固定ローラ201bと加圧ローラ202bの間を規制間隙tに維持する。
【0031】
この結果、乾紙61は、先端縁の折れ曲がりや皺の発生を伴うことなく、かつ過剰な圧力を受けることなくプレスされ、紙表面の凹凸を均して平滑化処理される。また、従来の湿紙状態でプレスするときに生じる繊維が流出する事象や、湿紙先端部がプレスローラに巻き付く事象の発生を防止できるので、再生紙62の品質を安定化できる。
【0032】
さらに、固定ローラ202bと加圧ローラ202cの相互間に過剰な加圧力が作用することを防止でき、プレスローラ201、202、特に受圧側の固定ローラ202bに作用する荷重負荷を抑制し、装置としての機械的負荷を軽減して稼働時の消費エネルギーを節減できる。
【0033】
裁断部のカッター装置60の下流側にカレンダ部200を配置することで、乾紙61がカレンダ部200を通過する間に紙の搬送が中断する事態が生じず、紙表面の平滑化をムラなく実施できる。
【0034】
すなわち、抄紙部13から乾燥部14を経て裁断部のカッター装置60に至るまでの搬送経路上では、紙は連続紙の状態にあり、裁断部で乾紙61を所定サイズに裁断する際に、紙の搬送が一時停止する。このため、裁断部より上流側にカレンダ部200を配置した場合には、平滑化処理の途中で乾紙61の搬送が一時停止して紙面に不要な線などのムラが生じ易くなる。しかし、裁断部より下流側においては単票紙であるので、裁断時に生じる搬送の一時停止に影響を受けることがなく、カレンダ部200を通過する乾紙61に対して中断することなく連続して平滑化処理を施すことができる。
【0035】
また、裁断部の上流側に配置したカレンダ部200では、一旦乾紙61に皺が発生すると連続紙であるが故にプレスローラ201、202の加圧力を解除してプレスローラ201、202の間を広げて皺を直すまで正常復帰できず、その間は皺の発生が継続する。
【0036】
しかし、裁断部の下流側に配置したカレンダ部200では、裁断後の単票紙の乾紙61にプレスを施すので、ある単票の乾紙61に皺が発生しても次に搬送されてくる単票の乾紙61との間が断絶していることで皺が継続せず、皺が発生していない次の単票の乾紙61の先端縁が規制間隙tに導入されることで、プレスローラ201、202の加圧力を解除せずとも、正常状態に復帰できる。
【符号の説明】
【0037】
12 湿紙
13 抄紙部
14 乾燥部
15 仕上部
41 ローラ
41a、41b 絞りローラ
42 抄紙ワイヤー
43 ヘッドボックス
44 水切り部
45 吸引装置
49 乾燥ローラ
50 ローラ
51 カンバスベルト
60 カッター装置
61 乾紙
62 再生紙
63 紙受部
200 カレンダ部
201、202 プレスローラ
201a 回転軸
201b 固定ローラ
202a 回転軸
202b 加圧ローラ
202c 保持部
202d 規制部
203 付勢部
203a 皿バネ
203b 押しボルト
204 ガイド部
204a 上ガイド
204b 下ガイド
t 規制間隙