(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-200463(P2017-200463A)
(43)【公開日】2017年11月9日
(54)【発明の名称】三重水槽とバブル水での水耕栽培及びうなぎ稚魚育成等多目的水槽
(51)【国際特許分類】
A01K 63/00 20170101AFI20171013BHJP
A01G 31/00 20060101ALI20171013BHJP
A01K 61/10 20170101ALI20171013BHJP
A01K 63/04 20060101ALI20171013BHJP
【FI】
A01K63/00 C
A01G31/00 601B
A01G31/00 602
A01K61/00 A
A01K63/04 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】3
(21)【出願番号】特願2016-102822(P2016-102822)
(22)【出願日】2016年5月6日
(71)【出願人】
【識別番号】516151276
【氏名又は名称】向田 邦雄
(72)【発明者】
【氏名】向田 邦雄
【テーマコード(参考)】
2B104
2B314
【Fターム(参考)】
2B104AA07
2B104BA06
2B104CA07
2B104CB07
2B104CB12
2B104ED21
2B104ED36
2B314MA23
2B314MA33
2B314MA62
2B314MA70
2B314PA08
2B314PA11
2B314PB44
2B314PB47
2B314PB64
(57)【要約】 (修正有)
【課題】三重層をうなぎの稚魚等が自由に行き来き出来る水槽として、また、水耕栽培用として、さらに水質浄化機能を持たせた多目的水槽を提供する。
【解決手段】送排水口から一段水槽A・二段水槽B・三段水槽Cへ送水し、それぞれ一段水槽A・二段水槽Bの水槽に8分目入水したのを確認し、一段水槽A・二段水槽Bの開閉バルブを閉め、その後、三段水槽Cの開閉口から溢れ出るのを確認し、この後、三段水槽Cの開閉バルブを閉め、その後、一段水槽A・二段水槽Bそれぞれの開閉バルブを開き、水槽内の魚の出入口として開放する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
三重槽とバブル水で水耕栽培及びうなぎ稚魚等の育成を図るもので、それぞれの水槽をパイプで繋ぎ、又水中ポンプで「A」「B」それぞれの水槽へ「螺旋状パイプ1」で下水槽「A」の水を「B」水槽へ汲み上げ「螺旋状パイプ2」で「B」の水槽水を「A」水槽へ落とす、この繰り返しで「バブル水=泡状水」で、水の活性力を図り又三重槽をパイプで繋ぎ「うなぎの稚魚」等が自由に行き来できる水槽として開発した多目的水槽。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アクリル製真空容器1個と、うなぎの稚魚等の出し入れが出来る、水槽2個をパイプで繋ぎ、最上水の流れを止める技法を持って、三重槽をうなぎの稚魚等が自由に行き来き出来る水槽として、また、水耕栽培用として、さらに水質浄化機能を念頭に、モデルビオトープ=環境教育器材として、又多目的水槽として開発した。
【背景技術】
【0002】
現在、全国何処でも水質悪化が懸念されている、これは水環境を念頭に開発した物で、従来の水槽などでは魚の生息する環境は決て良好とは言えず、又水耕栽培に要する水容器にしても又生活排水を浄化する浄化層にしても水質浄化の機能が充分果たしているとは言えない、これ等を補うものとして二重槽・三重槽を設けることで、魚であれば生息する環境はさらに良好となり、又、飲料水不適と思われる様な水も、このニ重層・三重槽の循環過程で炭や水性植物を設置するだけで格段と浄化を高めることが出来、又うなぎ稚魚等の行動範囲を拡大させる事によって稚魚の育成を図り、モデル「ビオトープ=命を育む場」としても重要と思われ、これ等を念頭に開発した。
【図面の簡単な説明】
【0003】
【
図1】「A−1」から「1段槽・A」・「2段槽・B」・「3段槽・C」へ送水し、それぞれ「A・B」の水槽に8分目・入水したのを確認し、「1段槽・A」「2段槽・B」の「開・閉・バルブ」を閉め、その後、最上水槽「C」の「開・閉」口から溢れ出るのを確認し、この後、この「C」の「開・閉・バルブ」を閉め・その後「A」「B」それぞれの「開・閉・バルブ」を開き、魚の通路口として開放する