特開2017-201222(P2017-201222A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ アルバネクス株式会社の特許一覧

<>
  • 特開2017201222-液体冷凍機 図000003
  • 特開2017201222-液体冷凍機 図000004
  • 特開2017201222-液体冷凍機 図000005
  • 特開2017201222-液体冷凍機 図000006
  • 特開2017201222-液体冷凍機 図000007
  • 特開2017201222-液体冷凍機 図000008
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-201222(P2017-201222A)
(43)【公開日】2017年11月9日
(54)【発明の名称】液体冷凍機
(51)【国際特許分類】
   F28D 15/02 20060101AFI20171013BHJP
   F25B 9/00 20060101ALI20171013BHJP
【FI】
   F28D15/02 R
   F25B9/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-92942(P2016-92942)
(22)【出願日】2016年5月6日
(71)【出願人】
【識別番号】516133593
【氏名又は名称】アルバネクス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100091672
【弁理士】
【氏名又は名称】岡本 啓三
(72)【発明者】
【氏名】根津 茂広
(57)【要約】
【課題】小型で簡易に設置でき、消費電力の少ない液体冷凍機を供給すること。
【解決手段】冷却槽4に収容した冷却液5に食品などの被処理物を接触させて素早く冷凍させる液体冷凍機10であって、スターリング冷凍機1の低温部19と冷却槽4とをヒートパイプ3で熱的に接続する。ヒートパイプ3は、熱伝達部2を介してスターリング冷凍機1の低温部19と接続されており、その熱伝達部2は冷却液5の液面よりも高い位置に配置する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
冷却液を収容する冷却槽と、
低温部において低温を発生させるスターリング冷凍機と、
前記スターリング冷凍機の低温部に設けられた熱伝達部と、
上端部が前記熱伝達部に接続されるとともに、前記冷却槽内に伸びて前記冷却槽の内壁に沿ってコイル状に巻かれるとともに、熱伝達部側から先端部にかけて徐々に低くなる傾斜が設けられたヒートパイプと、
を備えることを特徴とする液体冷凍機。
【請求項2】
前記熱伝達部は、前記冷却液の液面よりも高い位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の液体冷凍機。
【請求項3】
前記ヒートパイプは、前記熱伝達部において先端側に向けて下るように傾斜して取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の液体冷凍機。
【請求項4】
前記ヒートパイプは、両端が封じられた銅パイプよりなり、内部に前記スターリング冷凍機の低温部で液化する作動流体が封入されていることを特徴とする請求項3に記載の液体冷凍機。
【請求項5】
前記ヒートパイプは、前記冷却槽の内壁の内側に離間して配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の液体冷凍機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、低温に冷却した冷却液に被処理物を接触させて被処理物を急速に冷凍させる液体冷凍機に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、0℃から5℃の範囲に食品を曝すと、内部で氷の結晶が大きく成長して内部の細胞や組織を破壊してしまうとされている。
【0003】
そこで、冷却した液体の中に食品などを投入する液体冷凍機が提案されている。
【0004】
液体は、気体に比べて熱伝導率がはるかに高い。そのたため、−20℃以下に冷却した冷却液を用いる液体冷凍機で食品を処理すれば、0℃から5℃の温度範囲を素早く通過させることができ、食品の品質を保ったまま冷凍を行えるという利点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2008−70035号公報
【特許文献2】特開平7−327587号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来の液体冷凍機のように、コンプレッサー式の冷却機で−20℃を下回る温度を小型の冷凍機で発生させることが困難なことから、大型のコンプレッサー式の冷却機が必要とされていた。
【0007】
しかし、レストランの小規模な事業所や一般家庭などに設置する場合には、大型のコンプレッサーを駆動するための三相電源の設置工事などの大掛かりな準備が必要となり、気軽に導入できないという問題があった。
【0008】
また、設置スペースが大きく、設置場所の確保が問題になるとともに、必要とされる能力よりも過剰な冷凍能力が備わっており、無駄な電力が必要になってしまう場合もある。
【0009】
そこで、本発明は、小型で簡易に設置でき、消費電力の少ない液体冷凍機を供給することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
下記開示の一観点によれば、冷却液を収容する冷却槽と、低温部において低温を発生させるスターリング冷凍機と、前記スターリング冷凍機の低温部に設けられた熱伝達部と、上端部が前記熱伝達部に接続されるとともに、前記冷却槽内に伸びて前記冷却槽の内壁に沿ってコイル状に巻かれるとともに、熱伝達部側から先端部にかけて徐々に低くなる傾斜が設けられたヒートパイプと、を備えた液体冷凍機が提供される。
【発明の効果】
【0011】
上記観点の液体冷凍機によれば、小型で消費電力の小さなスターリング冷凍機と冷却槽とをヒートパイプでつなぐことで、冷却液を−40℃以下に冷却できる。これにより、小型化され、机の上に設置することができ、さらに家庭用の電源でも動作可能な液体冷凍機を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1図1は、実施形態に係る液体冷凍機のブロック図である。
図2図2は、図1のスターリング冷凍機の断面図である。
図3図3は、図2のスターリング冷凍機の低温部とヒートパイプとの接続構造を示す断面図である。
図4図4は、図1のヒートパイプの構造を示す透視図である。
図5図5は、図1の冷却槽内の冷却液の流れを示す断面図である。
図6図6は、図1の液体冷凍機の使用例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面を参照しつつ実施形態について説明する。
【0014】
図1は、実施形態に係る液体冷凍機10のブロック図である。
【0015】
実施形態に係る液体冷凍機10は、図1に示すように、冷却液5を収容する冷媒槽4と、冷却液5を冷却するためのスターリング冷凍機1とを備えている。
【0016】
冷媒槽4は、冷却液5を収容するものであり、その周囲は断熱材で覆われている。その断熱材としては、例えば発泡スチロールや発泡ウレタンフォームなどを用いることができる。また、断熱材の代わりに、真空引きした断熱空間を設けて保温性を確保するようにしてもよい。
【0017】
この冷媒槽4に収容する冷却液5としては、少なくとも−40℃でも凍らない溶液を用いることができる。例えば、エタノール分が60%以上の水−エタノール溶液を用いることができる。
【0018】
冷媒槽4の内側には、コイル状に巻かれたヒートパイプ3が配置されており、そのヒートパイプ3の一端は、熱伝達部2を介してスターリング冷凍機1の低温部に接続されている。
【0019】
熱伝達部2は、冷却液5の液面よりも高い位置に配置されている。そして、ヒートパイプ3は、その上端部3bが熱伝達部2に接続され、その先端部3aにかけて徐々に低くなるように傾斜している。
【0020】
このようにして、スターリング冷凍機1の冷熱をヒートパイプ3を介して冷媒槽4に伝えることで、冷却液5を冷却する。
【0021】
以下、各部の構成について更に詳しく説明する。
【0022】
(スターリング冷凍機1の構成)
図2は、図1のスターリング冷凍機の断面図である。また、図3は、図2のスターリング冷凍機の低温部とヒートパイプとの接続部の構造を示す断面図である。
【0023】
図2に示すように、スターリング冷凍機1は、内部にヘリウムガスなどの気体が封入されてなり、圧縮部11と膨張部12とを有する。
【0024】
圧縮部11は、圧縮ピストン13と膨張ピストン14とに挟まれた部分であり、内部の気体を圧縮が行われて気体を発熱させる部分である。また、膨張部12は、膨張ピストン14の先端側に設けられた部分であり、内部の気体を膨張させて気体の吸熱が行われる部分である。
【0025】
圧縮ピストン13は、駆動部15とシャフト13aを介して接続されており、一定の周期で上下運動を行う。一方、膨張ピストン14は、シャフト14aを介してばね(不図示)と接続されており、圧縮ピストン13とは独立して運動する。ただし、膨張ピストン14は、圧縮部11の圧力によって運動するため、圧縮ピストン13に対して一定の位相差を保って上下運動する。
【0026】
圧縮部11では、圧縮ピストン13の上昇によって、内部の気体が圧縮され温度が上昇する。このとき発生する熱は、放熱部16から放出される。
【0027】
圧縮部11で圧縮された高温の気体は、高温側再生器17を及び低温側再生器18を経て膨張部12に移動する。このとき、気体の熱は高温側再生器17に奪われて気体の温度が低下する。
【0028】
そして、気体が低温側再生器18を通過しつ膨張する際に、吸熱を行い、低温部19が冷却される。
【0029】
その後、膨張ピストン14が上昇して膨張部12の気体が圧縮部11に移動する。このとき、高温側再生器17に蓄えられた熱が気体に与えられて圧縮部11に流入する気体の温度が上昇する。
【0030】
スターリング冷凍機1は、上記の動作を繰り返すことで、低温部19に低温を発生させ、放熱部16に高温を発生させる。
【0031】
スターリング冷凍機1は、比較的小型であり、200W程度の消費電力であっても−40℃以下の温度において80W程度の冷却能力が得られる。
【0032】
そのため、一般家庭などの単相の交流電源(例えば、100V)で使用することができる。
【0033】
(熱伝達部2の構成)
本実施形態の液体冷凍機10では、冷却液5に効率よく伝達するべく、熱伝達部2を介してヒートパイプ3とスターリング冷凍機1の低温部19とを接続している。以下、熱伝達部2及びヒートパイプ3の構成について説明する。
【0034】
図3は、図2のスターリング冷凍機1の低温部19とヒートパイプ3と熱伝達部2の構造を示す断面図である。
【0035】
図3に示すように、熱伝達部2は、アダプタ23とヒートパイプ3の固定金具21とを備えている。
【0036】
アダプタ23は、スターリング冷凍機1の低温部19の外周に取り付ける管状の部材であり、低温部19を周方向から締め付けるようにして固定されている。
【0037】
そのアダプタ23の上に、固定金具21がねじ止めなどの方法で取り付けられる。
【0038】
固定金具21は、ヒートパイプ3を支える支持部21aと蓋部21bとの2つの部品よりなる。支持部21aは、アダプタ23の上に取り付けられる。その支持部21aの上部には、ヒートパイプ3を支持して固定するための断面がU字型の溝21cが形成されており、その溝21c内にヒートパイプ3を収容する。
【0039】
ヒートパイプ3を収容した支持部21aの上には蓋部21bが取り付けられる。この支持部21a及び蓋部21bは、ねじ止めなどの方法で固定される。
【0040】
本実施形態の固定金具21には、支持部21a及び蓋部21bに、側方に伸び出た延長部21dが設けられている。これにより、固定金具21とヒートパイプ3との接触面積を広くとってヒートパイプ3への熱伝導性を高めている。
【0041】
支持部21aの溝21cは、ヒートパイプ3の上端部3bから先端に向けて下るように傾斜が設けられている。この傾斜により、ヒートパイプ3の中で冷やされて凝縮した液相の作動流体が、固定金具21付近で滞留するのを防ぎ、先端側に向かって自重により流れ落ちるようにしている。
【0042】
なお、固定金具21及びアダプタ23は、熱伝導性の良い金属として、例えば、銅、アルミニウム又は真鍮などの金属を用いるとよい。
【0043】
このように、本実施形態の熱伝達部2によれば、作動流体を介してヒートパイプ3へ効率よく冷熱を伝えることができる。
【0044】
なお、熱伝達部2は冷却槽4の冷却液5の液面よりも高い位置に配置することが好ましい。
【0045】
このように、熱伝達部2を冷却液5よりも高い位置に配置しておくことで、ヒートパイプ3の内部で冷却されて液化した作動流体が自重でヒートパイプ3の先端側に流れ下り、循環ポンプなどを設けなくても効率よく冷熱を伝えることができる。
【0046】
(ヒートパイプ3及び冷却槽4の構成)
図3の断面図に示すように、本実施形態のヒートパイプ3は内部が中空の管であり、例えば直径8〜10mm程度の銅パイプよりなり、その内部にはハイドロフルオロカーボンガスなどの作動流体が封入されている。
【0047】
図4は、図1のヒートパイプ3の全体と冷却槽4の構造を示す透視図である。
【0048】
図4に示すように、冷却槽4は箱状に成形されている。ヒートパイプ3は、冷却槽4の内壁に沿って略矩形のコイル状に巻きまわされている。
【0049】
そして、そのヒートパイプ3の先端部3aは、冷却槽4の底部付近で溶接又はロウ付けなどの方法で封じられている。ヒートパイプ3の上端部3bにはバルブが設けられておりそのバルブから作動流体を注入することができる。
【0050】
このヒートパイプ3には、熱伝達部2と接触する部分だけでなく、冷却槽4内で巻かれた部分にも先端部3aにかけて緩やかに下るように傾斜が設けられている。この傾斜は、例えば4°〜8°、より好ましくは6°程度とすると好適である。
【0051】
この傾斜を設けることにより、冷たい液相の作動流体がヒートパイプ3の内部を適度な速度で流れ下り、ヒートパイプ3の全体に効率よく冷熱を伝達することができる。
【0052】
なお、傾斜角を上記の範囲よりも小さくすると、液相の作動流体がヒートパイプ3の先端部3aに到達する前に気化してしまい、ヒートパイプ3の全体を使って冷却液5に効率よく冷熱を伝えることができない。
【0053】
また、傾斜角を大きくとりすぎると、液相の作動流体がヒートパイプ3の先端部3a付近に滞留してしまい、冷却槽4の底部付近のみが過剰に冷やされてしまい、効率の良い冷却が行えなくなってしまう。
【0054】
図5は、図1の冷却槽4の冷却動作を示す図である。
【0055】
ヒートパイプ3内の液相の作動流体は、ヒートパイプ3の内部を流れ下りつつ蒸発して冷却液5を冷却する。ヒートパイプ3内では冷却液5から熱を奪うことで差動流体の蒸気が発生し、その蒸気が熱伝達部2に移動する。ヒートパイプ3は熱伝達部2からの冷熱により、作動流体の蒸気が冷却されて差動流体が液相に戻る。差動流体が蒸気から液相に戻る際に放出する蒸発潜熱は、熱伝達部2を介してスターリング冷凍機1の低温部で冷却される。
【0056】
その後、液相の差動流体がヒートパイプ3の傾きにしたがって、先端部3aにむかって流れ下る。
【0057】
以上のようにしてヒートパイプ3を介して冷却液5にスターリング冷凍機1の冷熱が伝えられる。
【0058】
ヒートパイプ3で冷却された冷却液5は、図中の矢印に示すように、冷却槽4の内壁に沿って下方に向かって流れる。
【0059】
そして、冷却槽4の中央付近では冷却液5の上昇する流れが生じる。このような冷却液5の対流を発生する。これにより、冷却液5をポンプなどを用いて能動的に攪拌しなくても、冷却液5の全体に冷熱が伝わり、その全体を均一に冷却することができる。
【0060】
本実施形態では、ヒートパイプ3は、冷却槽4の内壁よりも内側に離間して配置されている。このように、ヒートパイプ3を冷却槽4の内壁と離間させておくことで、冷却槽4の壁からの熱伝導を抑制し、冷却液5に効率よく冷熱を伝えることができる。
【0061】
(実施例)
図6は、実施例に係る液体冷凍機30の斜視図である。
【0062】
図6に示すように、本実施例の液体冷凍機30は、図1図5を参照しつつ説明した液体冷凍機10の各構成を箱型の筐体31に収めたものである。なお、図1図5で説明したものと同じ構成については同一符号を付してその説明を省略する。
【0063】
筐体31の内部には、冷却槽4が収容されており、その冷却槽4の上には保温蓋36が設けられている。この保温蓋36は、断熱材によって形成されてなり外気から冷却液5への熱の流入を抑える。被処理物91の出し入れを行なわないときに、この保温蓋36を閉じておくことにより、外気からの熱の流入が少なくなり、液体冷凍機30の消費電力を抑制できる。
【0064】
保温蓋36を含めた筐体31のサイズは、例えば、幅70cm、奥行き及び高さが40cmとすることができる。また、この液体冷凍機30が内部するスターリング冷凍機1は、−40℃において80W程度の冷却能力を有しており、そのときの消費電力は200Wであるため、単相の交流電源(例えば、100V)で動作させることができる。
【0065】
筐体31の上面には、冷却液5の温度を表示する表示部32と、温度設定などの運転条件を入力する入力部33とが設けられており、冷却液5の温度を適宜設定することができる。
【0066】
また筐体31の側面には、スターリング冷凍機1の放熱部16を冷却するための吸気部34a及び排気部34bが設けられている。吸気部34a又は排気部34bには冷却封を送るための送風ファンが設けられている。
【0067】
本実施例の液体冷凍機30は、食品などの被処理物91の処理の数時間前に電源を投入して冷却液5の冷却を開始する。例えば、冷却液5の温度を−40℃以下に冷却する。
【0068】
被処理物91は、冷却対象となる肉、魚、果物、惣菜などの食品をあらかじめプラスチックバッグに入れ、その内部の空気を抜いた、いわゆる真空パックとする。
【0069】
真空パック化した被処理物91は、所定のサイズのバスケット92に入れ、そのバスケット92を冷却槽4の内にいれることで、被処理物91を冷却液5に接触させて冷凍を行う。被処理物91の厚さにもよるが、約5分程度で被処理物91の冷凍が完了する。
【0070】
本実施例の液体冷凍機30は、−40℃以下の低温を発生させることができる能力を有しつつも、テーブルなどの上に設置できる程に小型化されており、レストランなどの小規模な事業所や一般家庭に液体冷凍機を設置することができる。
【符号の説明】
【0071】
1…スターリング冷凍機、2…熱伝達部、3…ヒートパイプ、4…冷却槽、5…冷却液、10、30…液体冷凍機、11…圧縮部、12…膨張部、13…圧縮ピストン、14…膨張ピストン、15…駆動部、16…放熱部、17…高温側再生器、18…低温側再生器、19…低温部、21…固定金具、21a…支持部、21b…蓋部、21c…溝、23…アダプタ。
図1
図2
図3
図4
図5
図6