技術分野
スチレン系樹脂シートを用いた積層シートに関するものであり、詳しくは、防曇性、耐油性、及び二次成形時や成形体とした際に被覆層の剥がれを効果的に抑制した積層シート及びこれから得られる成形体に関するものである。
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】 防曇性を損なわずに耐熱耐油性を向上させ、且つ二次成形時及び成形体加工後における被覆層の剥がれも効果的に抑制でき、食品包装容器として好適に用いることができるスチレン系樹シートを含有する積層シート及びこれを用いて得られる成形体を提供すること。 【解決手段】 スチレン系樹脂シート(A)の少なくとも片面に、酸価が100〜240の親水性アクリル樹脂(b1)と防曇剤(b2)とを含み、且つ非水溶性溶剤含有率が5質量%未満のコート剤(B)の被覆層を有することを特徴とする積層シート、及びこれを用いて成形してなる成形体。特に、乾燥後の質量として80mg/m2 以上の被覆層を形成させることが好ましい。 【選択図】 なし
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
これらの事情に鑑み、本発明が解決しようとする課題は、防曇性を損なわずに耐熱耐油性を向上させ、且つ二次成形時や成形体とした際に被覆層の剥がれを効果的に抑制された、食品包装容器として好適に用いることができるスチレン系樹脂シートを含有する積層シート及びこれを用いて得られる成形体を提供することにある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明者らは、課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、防曇作用を有する化合物と特定のアクリル系樹脂を含み、溶剤組成を調整してなるコート剤を用いることで、スチレン系樹脂シートに防曇性と耐熱耐油性とをバランスよく兼備させることができる被覆層を形成できること、且つその被覆層がスチレン系樹脂シートに対して付着性が良好であり、容易にはがれ等が生じないことにより、食品包装材として好適に用いることができ・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明の積層シートは、加熱時の耐油性と防曇性とを兼備する被覆層を有する。このため、スチレン系樹脂シートが本来有する透明性を損なわずに、成形体の耐油性、防曇性が向上し、且つその被覆層が経時によってはがれることがなく、二次成形可能で、食品用途等の包装材として好適に用いることができる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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