【実施例】
【0187】
以下の実施例は、本開示の好ましい実施形態を実証するために含まれている。以下に続
く実施例に開示されている技術は、本開示の実施において十分に機能することが発明者に
より発見された技術を代表しており、したがって、その実施に対して好ましいモードを構
成すると考えることができることは当業者により認識されるべきである。しかし、当業者
であれば、本開示に照らして、本開示の精神および範囲から逸脱することなく、開示され
た特定の実施形態において多くの変更を行うことができ、類似のまたは同様の結果を依然
として得ることができることを認識すべきである。
略語および頭字語のリスト
【表B-1】
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【表B-2】
[この文献は図面を表示できません]
【0188】
(実施例1)
3−(ピリミジン−2−イルメトキシ)−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル
)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化17】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:メチル5−ブロモサリチレート(5g、21.6mmol)を、90mL
の1,4−ジオキサンおよび10mLの水に溶解させた。10mLの50%ヒドロキシル
アミン水溶液を加え、混合物を周囲温度にて24時間撹拌した。混合物を真空下で濃縮し
た後、水を加えた。形成した沈殿物を濾過し、水で洗浄し、乾燥させ、5−ブロモ−N,
2−ジヒドロキシベンズアミド(4.12g、17.76mmol)をオフホワイトの固
体として得た。
【0189】
ステップ2:5−ブロモ−N,2−ジヒドロキシベンズアミド(4.12g、17.7
6mmol)を、100mLのTHFに懸濁させた。カルボニルジイミダゾール(5.7
6g、35.5mmol)を加え、混合物を3時間加熱還流させた。溶媒を真空下で蒸発
させ、100mLの水を加え、溶液を、急速に撹拌しながら1NのHClでpH1に酸性
化した。形成した沈殿物を濾過し、水で洗浄し、乾燥させ、5−ブロモベンゾ[d]イソ
オキサゾール−3−オール(3.71g、17.3mmol)をオフホワイトの固体とし
て得た。
【0190】
ステップ3:5−ブロモベンゾ[d]イソオキサゾール−3−オール(200mg、0
.93mmol)、2−(クロロメチル)ピリミジン塩酸塩(200mg、1.21mm
ol)および炭酸セシウム(1g)を、10mLのDMF中で合わせ、周囲温度にて2日
間撹拌した。反応混合物を60mLの酢酸エチルで希釈し、水およびブラインで洗浄し、
真空下で蒸発させた。ヘキサン中の0〜100%酢酸エチルによる12gのシリカゲル上
のフラッシュクロマトグラフィー精製によって、O−アルキル化された生成物である5−
ブロモ−3−(ピリミジン−2−イルメトキシ)ベンゾ[d]イソオキサゾール(120
mg、0.39mmol)を得た。
【0191】
ステップ4:5−ブロモ−3−(ピリミジン−2−イルメトキシ)ベンゾ[d]イソオ
キサゾール(120mg、0.39mmol)、4−(トリフルオロメトキシ)フェニル
ボロン酸(120mg、0.58mmol)、炭酸カリウム(500mg)、および[1
,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(25
mg、0.034mmol)を、6mLのDMF中で合わせた。3mLの水を加え、混合
物を80℃にて2時間撹拌した。反応混合物を60mLの酢酸エチルで希釈し、水および
ブラインで洗浄し、真空下で蒸発させた。ヘキサン中の0〜60%酢酸エチルによる12
gのシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー精製によって、3−(ピリミジン−2
−イルメトキシ)−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオ
キサゾール(94mg、0.24mmol)を得た。
【0192】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 8.83 (d, J =
4.9 Hz, 2H), 8.07 - 8.01 (m, 1H), 7.97
(dd, J = 8.8, 1.8 Hz, 1H), 7.91 - 7.83 (
m, 2H), 7.72 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.51 -
7.40 (m, 3H), 5.67 (s, 2H). MS: 388 (MH
+).
【0193】
下記の化合物を、適当なボロン酸で置き換えて、上記の手順を使用して合成した。
【0194】
(実施例2)
5−(2−フルオロ−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−3−(ピリミジン−2
−イルメトキシ)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化18】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.82(d, J=4.9H
z, 2H), 7.98−7.93(m, 1H), 7.84(dt, J=8.8
, 1.7Hz, 1H), 7.80−7.71(m, 2H), 7.58−7.5
0(m, 1H), 7.47(t, J=4.9Hz, 1H), 7.39−7.3
1(m, 1H), 5.67(s, 2H). MS: 406(MH
+).
【0195】
(実施例3)
5−(2−メチル−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−3−(ピリミジン−2−
イルメトキシ)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化19】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.82(d, J=4.9H
z, 2H), 7.75−7.71(m, 1H), 7.69(d, 1H), 7
.64(dd, J=8.7, 1.7Hz, 1H), 7.47(t, J=4.9
Hz, 1H), 7.38(d, J=8.4Hz, 1H), 7.36−7.31
(m, 1H), 7.29−7.22(m, 1H), 5.66(s, 2H),
2.25(s, 3H). MS: 402(MH
+).
【0196】
(実施例4)
5−(2−メトキシ−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−3−(ピリミジン−2
−イルメトキシ)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化20】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.82(d, J=4.9H
z, 2H), 7.84−7.79(m, 1H), 7.74(dd, J=8.8
, 1.7Hz, 1H), 7.66(d, J=8.8Hz, 1H), 7.52
−7.43(m, 2H), 7.16−7.11(m, 1H), 7.07−6.9
8(m, 1H), 5.66(s, 2H), 3.81(s, 3H). MS:
418(MH
+).
【0197】
(実施例5)
3−((4−メチルピリミジン−2−イル)メトキシ)−5−(4−(トリフルオロメト
キシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化21】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.65(d, J=5.1H
z, 1H), 8.05(dd, J=1.9, 0.8Hz, 1H), 7.97
(dd, J=8.8, 1.9Hz, 1H), 7.92−7.83(m, 2H)
, 7.73(dd, J=8.8, 0.7Hz, 1H), 7.44(d, J=
7.6Hz, 2H), 7.35(d, J=5.1Hz, 1H), 5.60(s
, 2H), 2.46(s, 3H). MS: 402(MH
+).
【0198】
(実施例6)
5−(2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル)−3−(ピリミジン−2−
イルメトキシ)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化22】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.82(d, J=4.9H
z, 2H), 8.01(t, J=1.4Hz, 1H), 7.91−7.84(
m, 2H), 7.82(dd, J=10.8, 1.7Hz, 1H), 7.7
7(d, J=8.9Hz, 1H), 7.68(dd, J=8.2, 1.7Hz
, 1H), 7.47(t, J=4.9Hz, 1H), 5.67(s, 2H)
. m/z: 390(MH+)
【0199】
(実施例7)
5−(3−メチル−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−3−(ピリミジン−2−
イルメトキシ)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化23】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.83(d, J=4.9H
z, 2H), 8.04(d, J=1.7Hz, 1H), 7.97(dd, J
=8.8, 1.9Hz, 1H), 7.81(d, J=2.3Hz, 1H),
7.71(d, J=8.8Hz, 1H), 7.68(dd, J=8.5, 2.
5Hz, 1H), 7.48(t, J=4.9Hz, 1H), 7.37(dt,
J=8.5, 1.6Hz, 1H), 5.66(s, 2H), 2.34(s,
3H). m/z: 402(MH+).
【0200】
(実施例8)
5−(4−クロロ−3−フルオロフェニル)−3−(ピリミジン−2−イルメトキシ)ベ
ンゾ[d]イソオキサゾール
【化24】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.83(d, J=4.9H
z, 2H), 8.13(d, J=1.7Hz, 1H), 8.02(dd, J
=8.8, 1.9Hz, 1H), 7.92−7.85(m, 1H), 7.73
(d, J=8.8Hz, 1H), 7.67−7.64(m, 2H), 7.48
(t, J=4.9Hz, 1H), 5.67(s, 2H). m/z: 356
(MH+)
【0201】
(実施例9)
3−(ピリミジン−2−イルメトキシ)−5−(4−(トリフルオロメチル)フェニル)
ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化25】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.85(d, J=4.9H
z, 2H), 8.15(d, J=1.7Hz, 1H), 8.05(dd, J
=8.8, 1.8Hz, 1H), 8.01(d, J=8.1Hz, 2H),
7.83(d, J=8.2Hz, 2H), 7.78(d, J=8.8Hz, 1
H), 7.50(t, J=4.9Hz, 1H), 5.70(s, 2H). m
/z: 372(MH+)
【0202】
(実施例10)
3−(ピリミジン−2−イルメトキシ)−5−(3−(トリフルオロメトキシ)フェニル
)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化26】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.83(d, J=4.9H
z, 2H), 8.10(d, J=1.7Hz, 1H), 8.01(dd, J
=8.8, 1.9Hz, 1H), 7.81(ddd, J=7.9, 1.9,
1.0Hz, 1H), 7.78−7.75(m, 1H), 7.73(d, J=
8.8Hz, 1H), 7.60(t, J=8.0Hz, 1H), 7.48(t
, J=4.9Hz, 1H), 7.40−7.33(m, 1H), 5.67(s
, 2H). m/z: 388(MH+)
【0203】
(実施例11)
6−メトキシ−3−(ピリミジン−2−イルメトキシ)−5−(4−(トリフルオロメト
キシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化27】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.75(d, J=4.9H
z, 2H), 7.56−7.48(m, 2H), 7.42(t, J=4.9H
z, 1H), 7.39−7.32(m, 3H), 7.24(s, 1H), 5
.27(s, 2H), 3.77(s, 3H). m/z: 418(MH+).
【0204】
(実施例12)
5−(2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル)−6−メトキシ−3−(ピ
リミジン−2−イルメトキシ)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化28】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.75(d, J=4.9H
z, 2H), 7.69(dd, J=9.9, 1.7Hz, 1H), 7.62
−7.57(m, 1H), 7.52(t, J=7.6Hz, 1H), 7.42
(t, J=4.9Hz, 1H), 7.39(s, 1H), 7.21(s, 1
H), 5.25(s, 2H), 3.76(s, 3H). m/z: 420(M
H+).
【0205】
(実施例13)
5−(4−クロロ−3−フルオロフェニル)−6−メトキシ−3−(ピリミジン−2−イ
ルメトキシ)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化29】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.75(d, J=4.9H
z, 2H), 7.57(t, J=8.2Hz, 1H), 7.46(dd, J
=11.0, 2.0Hz, 1H), 7.42(t, J=4.9Hz, 1H),
7.35(s, 1H), 7.32−7.26(m, 2H), 5.28(s,
2H), 3.78(s, 3H). m/z: 386(MH+)
【0206】
(実施例14)
6−メトキシ−5−(3−メチル−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−3−(ピ
リミジン−2−イルメトキシ)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化30】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.84(d, J=4.9H
z, 2H), 7.50(t, J=4.9Hz, 1H), 7.48(d, J=
2.1Hz, 1H), 7.44−7.40(m, 2H), 7.37(dd, J
=8.5, 1.5Hz, 1H), 7.31(s, 1H), 5.36(s, 2
H), 3.85(s, 3H), 2.35(s, 3H). m/z: 432(M
H+)
【0207】
(実施例15)
5−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−6−メトキシ−3−(ピリミジン−2−イ
ルメトキシ)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化31】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.75(d, J=4.9H
z, 2H), 7.61−7.56(m, 1H), 7.44−7.39(m, 3
H), 7.34(s, 1H), 7.27(s, 1H), 5.28(s, 2H
), 3.77(s, 3H). m/z: 386(MH+).
【0208】
(実施例16)
7−メチル−3−(ピリミジン−2−イルメトキシ)−5−(4−(トリフルオロメトキ
シ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化32】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.82(d, J=4.9H
z, 2H), 7.88−7.83(m, 3H), 7.81(t, J=1.4H
z, 1H), 7.47(t, J=4.9Hz, 1H), 7.44(d, J=
8.5Hz, 2H), 5.66(s, 2H), 2.49(s, 3H). m/
z: 402(MH+).
【0209】
(実施例17)
7−フルオロ−3−(ピリミジン−2−イルメトキシ)−5−(4−(トリフルオロメト
キシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化33】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.83(d, J=4.9H
z, 2H), 8.01(dd, J=12.2, 1.5Hz, 1H), 7.9
7−7.89(m, 3H), 7.54−7.40(m, 3H), 5.69(s,
2H). m/z: 406(MH+).
【0210】
(実施例18)
7−メチル−5−(3−メチル−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−3−(ピリ
ミジン−2−イルメトキシ)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化34】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.82(d, J=4.9H
z, 2H), 7.93(d, J=1.8Hz, 1H), 7.90−7.82(
m, 2H), 7.67−7.63(m, 2H), 7.48(t, J=4.9H
z, 1H), 5.66(s, 2H), 2.49(s, 3H), 2.48(s
, 3H). m/z: 416(MH+).
【0211】
(実施例19)
7−メチル−3−(ピリミジン−2−イルメトキシ)−5−(3−(トリフルオロメトキ
シ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化35】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.83(d, J=5.0H
z, 2H), 7.93−7.89(m, 1H), 7.86(dd, J=1.8
, 1.0Hz, 1H), 7.83−7.78(m, 1H), 7.75(s,
1H), 7.59(t, J=8.0Hz, 1H), 7.48(t, J=4.9
Hz, 1H), 7.40−7.32(m, 1H), 5.66(s, 2H),
2.50(s, 3H). m/z: 402(MH+).
【0212】
(実施例20)
5−(6−シクロプロピルピリジン−3−イル)−3−(ピリミジン−2−イルメトキシ
)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化36】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.83(d, J=4.9H
z, 2H), 8.76(dd, J=2.5, 0.8Hz, 1H), 8.05
(dd, J=1.9, 0.7Hz, 1H), 8.01(dd, J=8.2,
2.5Hz, 1H), 7.97(dd, J=8.8, 1.9Hz, 1H),
7.72(dd, J=8.8, 0.7Hz, 1H), 7.48(t, J=4.
9Hz, 1H), 7.37(dd, J=8.2, 0.8Hz, 1H), 5.
67(s, 2H), 2.14(tt, J=7.7, 5.2Hz, 1H), 1
.00−0.93(m, 4H). m/z: 345(MH+).
【0213】
(実施例21)
3−(ピリミジン−2−イルメトキシ)−5−(6−(2,2,2−トリフルオロエトキ
シ)ピリジン−3−イル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化37】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.83(d, J=4.9H
z, 2H), 8.58(dd, J=2.6, 0.8Hz, 1H), 8.21
(dd, J=8.6, 2.6Hz, 1H), 8.07(dd, J=1.8,
0.8Hz, 1H), 7.98(dd, J=8.8, 1.9Hz, 1H),
7.73(dd, J=8.8, 0.7Hz, 1H), 7.48(t, J=4.
9Hz, 1H), 7.08(dd, J=8.6, 0.7Hz, 1H), 5.
67(s, 2H), 5.04(q, J=9.1Hz, 2H). m/z: 4
03(MH+).
【0214】
(実施例22)
7−メトキシ−3−(ピリミジン−2−イルメトキシ)−5−(4−(トリフルオロメト
キシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化38】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.82(d, J=4.9H
z, 2H), 7.94−7.85(m, 2H), 7.55(d, J=1.4H
z, 1H), 7.51−7.40(m, 4H), 5.66(s, 2H), 4
.04(s, 3H). m/z: 418(MH+).
【0215】
(実施例23)
7−メトキシ−5−(3−メチル−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−3−(ピ
リミジン−2−イルメトキシ)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化39】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.83(d, J=4.9H
z, 2H), 7.83(d, J=2.3Hz, 1H), 7.71(dd, J
=8.5, 2.4Hz, 1H), 7.55(d, J=1.4Hz, 1H),
7.51−7.45(m, 2H), 7.37(dt, J=8.5, 1.5Hz,
1H), 5.65(s, 2H), 4.04(s, 3H), 2.35(s,
3H). m/z: 432(MH+).
【0216】
(実施例24)
5−(2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル)−7−メトキシ−3−(ピ
リミジン−2−イルメトキシ)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化40】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.82(d, J=4.9H
z, 2H), 7.89(t, J=7.9Hz, 1H), 7.86−7.79(
m, 1H), 7.72−7.66(m, 1H), 7.52(t, J=1.5H
z, 1H), 7.47(t, J=4.9Hz, 1H), 7.42(t, J=
1.3Hz, 1H), 5.66(s, 2H), 4.01(s, 3H). m/
z: 420(MH+).
【0217】
(実施例25)
7−メトキシ−5−(2−メチル−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−3−(ピ
リミジン−2−イルメトキシ)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化41】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.81(d, J=4.9H
z, 2H), 7.47(t, J=4.9Hz, 1H), 7.40(d, J=
8.4Hz, 1H), 7.36−7.31(m, 1H), 7.28−7.23(
m, 1H), 7.22(d, J=1.3Hz, 1H), 7.18(d, J=
1.3Hz, 1H), 5.64(s, 2H), 3.96(s, 3H), 2.
28(s, 3H). m/z: 432(MH+).
【0218】
(実施例26)
6−メチル−3−(ピリミジン−2−イルメトキシ)−5−(4−(トリフルオロメトキ
シ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化42】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.81(d, J=4.9H
z, 2H), 7.61−7.58(m, 1H), 7.56(s, 1H), 7
.54−7.49(m, 2H), 7.49−7.40(m, 3H), 5.63(
s, 2H), 2.31(s, 3H). m/z: 402(MH+)
【0219】
(実施例27)
6−メチル−5−(3−メチル−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−3−(ピリ
ミジン−2−イルメトキシ)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化43】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.81(d, J=4.9H
z, 2H), 7.62−7.57(m, 1H), 7.55(s, 1H), 7
.47(t, J=4.9Hz, 1H), 7.43(d, J=2.0Hz, 1H
), 7.37(dd, J=8.3, 1.5Hz, 1H), 7.33(dd,
J=8.4, 2.1Hz, 1H), 5.63(s, 2H), 2.32(s,
6H). m/z: 416(MH+)
【0220】
(実施例28)
5−(2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル)−6−メチル−3−(ピリ
ミジン−2−イルメトキシ)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化44】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.81(d, J=4.9H
z, 2H), 7.82(dd, J=9.8, 1.4Hz, 1H), 7.73
−7.60(m, 4H), 7.46(t, J=4.9Hz, 1H), 5.64
(s, 2H), 2.23(s, 3H). m/z: 404(MH+)
【0221】
(実施例29)
6−メチル−5−(2−メチル−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−3−(ピリ
ミジン−2−イルメトキシ)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化45】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.81(d, J=4.9H
z, 2H), 7.63−7.58(m, 1H), 7.49−7.43(m, 2
H), 7.35(s, 1H), 7.24(s, 2H), 5.62(s, 2H
), 2.08(s, 3H), 2.02(s, 3H). m/z: 416(MH
+)
【0222】
(実施例30)
5−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−3−(ピ
リミジン−2−イルメトキシ)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化46】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.83(d, J=4.9H
z, 2H), 8.07−8.02(m, 1H), 7.96(dd, J=8.8
, 1.8Hz, 1H), 7.87(d, J=1.7Hz, 1H), 7.72
(d, J=8.8Hz, 1H), 7.59(dd, J=8.4, 1.8Hz,
1H), 7.52−7.45(m, 2H), 5.67(s, 2H). m/
z: 384(MH+)
【0223】
(実施例31)
6−フルオロ−3−(ピリミジン−2−イルメトキシ)−5−(4−(トリフルオロメト
キシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化47】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.82(d, J=4.9H
z, 2H), 7.95(d, J=7.4Hz, 1H), 7.80(d, J=
10.5Hz, 1H), 7.76−7.69(m, 2H), 7.52−7.44
(m, 3H), 5.65(s, 2H). m/z: 406(MH+)
【0224】
(実施例32)
6−フルオロ−5−(3−メチル−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−3−(ピ
リミジン−2−イルメトキシ)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化48】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.83(d, J=4.9H
z, 2H), 7.94(d, J=7.3Hz, 1H), 7.79(d, J=
10.4Hz, 1H), 7.64(s, 1H), 7.53(dt, J=8.6
, 2.1Hz, 1H), 7.48(t, J=4.9Hz, 1H), 7.41
(dd, J=8.4, 1.7Hz, 1H), 5.65(s, 2H), 2.3
3(s, 3H). m/z: 420(MH+)
(実施例33)
6−フルオロ−5−(2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル)−3−(ピ
リミジン−2−イルメトキシ)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化49】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.82(d, J=4.9H
z, 2H), 8.02(d, J=6.9Hz, 1H), 7.89−7.83(
m, 2H), 7.81(t, J=7.6Hz, 1H), 7.75−7.70(
m, 1H), 7.48(t, J=4.9Hz, 1H), 5.66(s, 2H
). m/z: 408(MH+)
【0225】
(実施例34)
6−フルオロ−5−(2−メチル−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−3−(ピ
リミジン−2−イルメトキシ)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化50】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.82(d, J=4.9H
z, 2H), 7.79(s, 1H), 7.77(d, J=3.6Hz, 1H
), 7.47(t, J=4.9Hz, 1H), 7.39(d, J=8.4Hz
, 1H), 7.38−7.35(m, 1H), 7.31−7.24(m, 1H
), 5.64(s, 2H), 2.16(s, 3H). m/z: 420(M
H+)
【0226】
(実施例35)
5−(2,2−ジフルオロベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−6−フル
オロ−3−(ピリミジン−2−イルメトキシ)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化51】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.82(d, J=4.9H
z, 2H), 7.93(d, J=7.4Hz, 1H), 7.79(d, J=
10.4Hz, 1H), 7.69(t, J=1.5Hz, 1H), 7.52(
d, J=8.4Hz, 1H), 7.48(t, J=4.9Hz, 1H), 7
.42(dt, J=8.4, 1.7Hz, 1H), 5.65(s, 2H).
m/z: 402(MH+)
【0227】
(実施例36)
3−((5−シクロプロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メトキシ)−
5−(2−メチル−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾ
ール
【化52】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 7.76−7.70(m, 2
H), 7.66(dd, J=8.7, 1.8Hz, 1H), 7.37(d,
J=8.4Hz, 1H), 7.35−7.32(m, 1H), 7.28−7.2
1(m, 1H), 5.70(s, 2H), 2.30−2.25(m, 1H),
2.23(s, 3H), 1.19−1.11(m, 2H), 1.04−0.9
6(m, 2H). m/z: 432(MH+)
【0228】
(実施例37)
3−((5−シクロプロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メトキシ)−
5−(4−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化53】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.12(dd, J=1.8
, 0.8Hz, 1H), 8.06(dd, J=8.9, 1.9Hz, 1H)
, 8.01−7.95(m, 2H), 7.84−7.77(m, 3H), 5.
72(s, 2H), 2.28(tt, J=8.4, 4.9Hz, 1H), 1
.20−1.12(m, 2H), 1.05−0.97(m, 2H). m/z:
402(MH+)
【0229】
(実施例38)
3−((5−シクロプロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メトキシ)−
5−(2−フルオロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾ
ール
【化54】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 7.99(dt, J=1.9
, 1.0Hz, 1H), 7.90(dt, J=8.8, 1.7Hz, 1H)
, 7.87−7.77(m, 3H), 7.71−7.63(m, 1H), 5.
71(s, 2H), 2.27(tt, J=8.4, 4.9Hz, 1H), 1
.18−1.11(m, 2H), 1.04−0.97(m, 2H). m/z:
420(MH+)
【0230】
(実施例39)
3−((5−シクロプロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メトキシ)−
5−(2−メトキシ−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサ
ゾール
【化55】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 7.80−7.74(m, 2
H), 7.69(dd, J=8.7, 0.9Hz, 1H), 7.46(d,
J=8.4Hz, 1H), 7.14−7.10(m, 1H), 7.04−6.9
8(m, 1H), 5.69(s, 2H), 3.80(s, 3H), 2.26
(tt, J=8.4, 4.9Hz, 1H), 1.18−1.11(m, 2H)
, 1.04−0.97(m, 2H). m/z: 448(MH+)
【0231】
(実施例40)
3−((5−シクロプロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メトキシ)−
5−(3−メチル−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾ
ール
【化56】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.04(dd, J=1.9
, 0.8Hz, 1H), 8.00(dd, J=8.8, 1.9Hz, 1H)
, 7.82−7.79(m, 1H), 7.76(dd, J=8.8, 0.8H
z, 1H), 7.71−7.64(m, 1H), 7.37(dd, J=8.5
, 1.7Hz, 1H), 5.71(s, 2H), 2.34(s, 3H),
2.28(tt, J=8.4, 4.9Hz, 1H), 1.19−1.12(m,
2H), 1.05−0.98(m, 2H). m/z: 432(MH+)
【0232】
(実施例41)
3−((5−シクロプロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メトキシ)−
5−(2−フルオロ−4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサ
ゾール
【化57】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 7.96−7.91(m, 1
H), 7.86(dt, J=8.8, 1.7Hz, 1H), 7.79(dd,
J=8.7, 0.8Hz, 1H), 7.75(t, J=8.8Hz, 1H)
, 7.56−7.50(m, 1H), 7.38−7.31(m, 1H), 5.
71(s, 2H), 2.27(tt, J=8.4, 4.9Hz, 1H), 1
.18−1.11(m, 2H), 1.04−0.98(m, 2H). m/z:
436(MH+)
【0233】
(実施例42)
3−(オキセタン−2−イルメトキシ)−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル
)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化58】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:ジイソプロピルアゾジカルボキシレート(0.38mL、0.70mmo
l)を、5−ブロモベンゾ[d]イソオキサゾール−3−オール(100mg、0.47
mmol)、トリフェニルホスフィン(184mg、0.70mmol)、およびオキセ
タン−2−イルメタノール(62mg、0.70mmol)のTHF溶液に撹拌しながら
加えた。反応混合物を周囲温度にて一晩撹拌した。揮発性物質を真空下で蒸発させ、残渣
を12gのシリカゲル上でヘキサン中の0〜100%酢酸エチルによって精製し、5−ブ
ロモ−3−(オキセタン−2−イルメトキシ)ベンゾ[d]イソオキサゾール(114m
g、0.40mmol)を得た。
【0234】
ステップ2:5−ブロモ−3−(ピリミジン−2−イルメトキシ)ベンゾ[d]イソオ
キサゾール(114mg、0.40mmol)、4−(トリフルオロメトキシ)フェニル
ボロン酸(100mg、0.49mmol)、炭酸カリウム(500mg)、および[1
,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(25
mg、0.034mmol)を、3mLのDMF中で合わせた。1.5mLの水を加え、
混合物を60℃にて30分間撹拌した。反応混合物を60mLの酢酸エチルで希釈し、水
およびブラインで洗浄し、真空下で蒸発させた。ヘキサン中の0〜60%酢酸エチルによ
る12gのシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー精製によって、表題化合物(1
15mg、0.31mmol)を得た。
【0235】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 8.04 - 7.99
(m, 1H), 7.97 (dd, J = 8.8, 1.9 Hz, 1H),
7.91 - 7.82 (m, 2H), 7.73 (d, J = 8.8 H
z, 1H), 7.44 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 5.16 -
5.06 (m, 1H), 4.65 - 4.49 (m, 4H), 2.81
- 2.68 (m, 1H), 2.68 - 2.56 (m, 1H). MS:
366 (MH
+).
【0236】
(実施例43)
3−((1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)メトキシ)−5−(4−(トリフ
ルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化59】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:メチル5−ブロモサリチレート(5g、21.6mmol)、4−(トリ
フルオロメトキシ)フェニルボロン酸(4.43g、21.6mmol)、炭酸カリウム
(10g)および[1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラ
ジウム(II)(800mg、1.09mmol)を、10mLのDMF中で合わせた。
5mLの水を加え、混合物を50℃にて60分間撹拌した。反応混合物を300mLの酢
酸エチルで希釈し、水およびブラインで洗浄し、真空下で蒸発させた。ヘキサン中の0〜
100%酢酸エチルによる120gのシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー精製
によって、メチル4−ヒドロキシ−4’−(トリフルオロメトキシ)−[1,1’−ビフ
ェニル]−3−カルボキシレート(5.7g、18.3mmol)を得た。
【0237】
ステップ2:4−ヒドロキシ−4’−(トリフルオロメトキシ)−[1,1’−ビフェ
ニル]−3−カルボキシレート(5.7g、18.3mmol)の1,4−ジオキサン(
10mL)溶液を、10mLの50%KOH水溶液および10mLの50%ヒドロキシル
アミン水溶液の混合物に10分にわたり加えた。反応混合物を周囲温度にて4時間撹拌し
た。濃HClで酸性化した後、形成した沈殿物を濾過し、水で洗浄し、乾燥させた。
【0238】
ステップ3:ステップ2からの沈殿物を、50mLのTHFに溶解させた。カルボニル
ジイミダゾール(6.23g、38.4mmol)を加え、10分間撹拌した。12mL
のトリエチルアミンを加え、混合物を2時間加熱還流させた。冷却した後、揮発性物質を
真空下で除去した。残渣に50mLの水を加え、1NのHClでpHをpH1に調節した
。形成した沈殿物を濾過し、水で洗浄し、乾燥させ、5−(4−(トリフルオロメトキシ
)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−オール(4.5g、15.2mmol
)を黄褐色の固体として得た。
【0239】
ステップ4:トルエン中のジイソプロピルアゾジカルボキシレート40%溶液(0.2
7mL、0.51mmol)を、5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ
[d]イソオキサゾール−3−オール(100mg、0.34mmol)、樹脂上のトリ
フェニルホスフィン(3mmol/g)(330mg、1mmol)、および1−メチル
イミダゾール−4−イルメタノール(60mg、0.51mmol)のTHF溶液に撹拌
しながら加えた。反応混合物を周囲温度にて一晩撹拌した。揮発性物質を真空下で蒸発さ
せ、残渣を12gのシリカゲル上でジクロロメタン中の0〜20%メタノールにより精製
し、表題化合物(40mg、0.103mmol)を黄色がかった油状物として得た。
【0240】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 8.07 - 7.97
(m, 2H), 7.89 - 7.81 (m, 2H), 7.54 (d, J
= 8.7 Hz, 1H), 7.50 - 7.41 (m, 3H), 7.1
2 (d, J = 1.3 Hz, 1H), 5.03 (s, 2H), 3.5
9 (s, 3H). MS: 390 (MH
+).
【0241】
下記の化合物を、同じ手順を使用するが、ステップ4において適当なアルコールを代わ
りに用いて合成した。
【0242】
(実施例44)
3−((1−メチル−1H−イミダゾール−4−イル)メトキシ)−5−(4−(トリフ
ルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化60】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.30(s, 1H), 8
.01−7.91(m, 2H), 7.90−7.79(m, 2H), 7.79−
7.71(m, 1H), 7.46−7.39(m, 2H), 5.54(s, 2
H), 4.06(s, 3H). MS: 391(MH
+).
【0243】
(実施例45)
3−((1H−ピラゾール−4−イル)メトキシ)−5−(4−(トリフルオロメトキシ
)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化61】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 12.93(s, 1H),
8.00−7.92(m, 3H), 7.90−7.81(m, 2H), 7.76
−7.66(m, 2H), 7.46−7.38(m, 2H), 5.39(s,
2H). MS: 376(MH
+).
【0244】
(実施例46)
4−(((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾー
ル−3−イル)オキシ)メチル)ピロリジン−2−オン
【化62】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.01−7.93(m, 2
H), 7.90−7.81(m, 2H), 7.73(dd, J=8.6, 0.
9Hz, 1H), 7.61(s, 1H), 7.49−7.41(m, 2H),
4.47−4.39(m, 2H), 3.44(t, J=9.5, 8.4Hz,
1H), 3.17(dd, J=9.9, 5.7Hz, 1H), 3.06−2
.90(m, 1H), 2.35(dd, J=16.7, 9.0Hz, 1H),
2.14(dd, J=16.7, 6.9Hz, 1H). MS: 393(MH
+).
【0245】
(実施例47)
3−((1−エチル−1H−イミダゾール−2−イル)メトキシ)−5−(4−(トリフ
ルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化63】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.02−7.94(m, 2
H), 7.90−7.81(m, 2H), 7.76(d, J=9.3Hz, 1
H), 7.46−7.39(m, 2H), 7.33(d, J=1.1Hz, 1
H), 6.95(d, J=1.1Hz, 1H), 5.52(s, 2H), 4
.10(q, J=7.3Hz, 2H), 1.35(t, J=7.2Hz, 3H
). MS: 404(MH
+).
【0246】
(実施例48)
3−((1−イソプロピル−1H−イミダゾール−2−イル)メトキシ)−5−(4−(
トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化64】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.03−7.93(m, 2
H), 7.89−7.80(m, 2H), 7.80−7.72(m, 1H),
7.46−7.39(m, 3H), 7.00−6.94(m, 1H), 5.54
(s, 2H), 4.60(p, J=6.5Hz, 1H), 1.40(d, J
=6.6Hz, 6H). MS: 418(MH
+).
【0247】
(実施例49)
3−((1−エチル−1H−イミダゾール−5−イル)メトキシ)−5−(4−(トリフ
ルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化65】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.01−7.61(m, 5
H), 7.49−7.39(m, 3H), 7.15(s, 1H), 5.52(
s, 2H), 4.08(q, J=7.3Hz, 2H), 1.37(t, J=
7.3Hz, 3H). MS: 404(MH
+).
【0248】
(実施例50)
3−((1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)メトキシ)−5−(4−(トリフ
ルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化66】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.01(dd, J=1.8
, 0.8Hz, 1H), 7.97(dd, J=8.8, 1.9Hz, 1H)
, 7.90−7.81(m, 2H), 7.74(dd, J=8.8, 0.8H
z, 1H), 7.71(d, J=1.0Hz, 1H), 7.49−7.39(
m, 2H), 7.14(d, J=1.0Hz, 1H), 5.52(s, 2H
), 3.71(s, 3H). MS: 390(MH
+).
【0249】
(実施例51)
3−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イルメトキシ)−5−(4−(トリフルオ
ロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化67】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.55(dt, J=6.8
, 1.1Hz, 1H), 8.15(s, 1H), 8.00−7.93(m,
2H), 7.89−7.81(m, 2H), 7.74(dd, J=8.6, 1
.0Hz, 1H), 7.54(dt, J=9.2, 1.1Hz, 1H), 7
.42(dd, J=8.5, 1.4Hz, 2H), 7.26(ddd, J=8
.9, 6.7, 1.2Hz, 1H), 6.90(td, J=6.8, 1.1
Hz, 1H), 5.58(s, 2H). MS: 426(MH
+).
【0250】
(実施例52)
3−((2,5−ジメチルオキサゾール−4−イル)メトキシ)−5−(4−(トリフル
オロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化68】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.00−7.92(m, 2
H), 7.90−7.82(m, 2H), 7.72(d, J=9.3Hz, 1
H), 7.42(dd, J=8.8, 1.3Hz, 2H), 5.29(s,
2H), 2.37(s, 3H), 2.34(s, 3H). MS: 405(M
H
+).
【0251】
(実施例53)
3−(オキサゾール−2−イルメトキシ)−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニ
ル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化69】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.23(d, J=0.8H
z, 1H), 8.05−8.01(m, 1H), 7.99(dd, J=8.8
, 1.9Hz, 1H), 7.91−7.83(m, 2H), 7.76(d,
J=8.8Hz, 1H), 7.43(dd, J=8.8, 1.2Hz, 2H)
, 7.32(d, J=0.8Hz, 1H), 5.62(s, 2H). MS:
377(MH
+).
【0252】
(実施例54)
2−(1−(((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキ
サゾール−3−イル)オキシ)メチル)シクロプロピル)アセトニトリル
【化70】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.05−8.00(m, 1
H), 7.97(dd, J=8.8, 1.9Hz, 1H), 7.89−7.8
1(m, 2H), 7.73(d, J=8.7Hz, 1H), 7.51−7.4
2(m, 2H), 4.35(s, 2H), 2.87(s, 2H), 0.87
−0.79(m, 2H), 0.75−0.68(m, 2H). MS: 389(
MH
+).
【0253】
(実施例55)
3−(2−(1H−イミダゾール−1−イル)エトキシ)−5−(4−(トリフルオロメ
トキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化71】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.00(dd, J=1.8
, 0.8Hz, 1H), 7.96(dd, J=8.8, 1.9Hz, 1H)
, 7.89−7.80(m, 2H), 7.78−7.69(m, 2H), 7.
50−7.42(m, 2H), 7.31(t, J=1.2Hz, 1H), 6.
88(t, J=1.0Hz, 1H), 4.67(t, J=4.9Hz, 2H)
, 4.48(t, J=4.9Hz, 2H). MS: 390(MH
+).
【0254】
(実施例56)
1−メチル−4−(((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イ
ソオキサゾール−3−イル)オキシ)メチル)ピロリジン−2−オン
【化72】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.00−7.93(m, 2
H), 7.90−7.79(m, 2H), 7.77−7.69(m, 1H),
7.49−7.41(m, 2H), 4.47−4.37(m, 2H), 3.54
(dd, J=10.0, 8.1Hz, 1H), 3.31−3.24(m, 1H
), 2.92(hept, J=6.7Hz, 1H), 2.72(s, 3H),
2.48−2.40(m, 1H), 2.23(dd, J=16.8, 6.6H
z, 1H). MS: 407(MH
+).
【0255】
(実施例57)
3−(2−(2−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)エトキシ)−5−(4−(ト
リフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化73】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 7.95(dd, J=8.8
, 1.9Hz, 1H), 7.93−7.87(m, 1H), 7.87−7.7
9(m, 2H), 7.73(dd, J=8.6, 0.9Hz, 1H), 7.
46(dd, J=8.4, 1.3Hz, 2H), 7.19(d, J=1.3H
z, 1H), 6.71(d, J=1.3Hz, 1H), 4.67(t, J=
4.9Hz, 2H), 4.39(t, J=5.0Hz, 2H), 2.33(s
, 3H). MS: 404(MH
+).
【0256】
(実施例58)
3−(2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)エトキシ)−5−(4−(ト
リフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化74】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.66(s, 1H), 7
.99(s, 1H), 7.95(dd, J=8.8, 1.9Hz, 1H),
7.93−7.88(m, 1H), 7.89−7.79(m, 2H), 7.72
(dd, J=8.8, 0.8Hz, 1H), 7.49−7.40(m, 2H)
, 4.82−4.69(m, 4H). MS: 391(MH
+).
【0257】
(実施例59)
1−(2−((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサ
ゾール−3−イル)オキシ)エチル)ピロリジン−2−オン
【化75】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 7.96(dd, J=8.8
, 1.9Hz, 1H), 7.93−7.89(m, 1H), 7.89−7.8
0(m, 2H), 7.73(dd, J=8.7, 0.8Hz, 1H), 7.
50−7.42(m, 2H), 4.54(t, J=5.3Hz, 2H), 3.
67(t, J=5.3Hz, 2H), 3.49(t, J=7.0Hz, 2H)
, 2.19(dd, J=8.6, 7.5Hz, 2H), 1.91(tt, J
=7.8, 6.7Hz, 2H). MS: 407(MH
+).
【0258】
(実施例60)
3−(2−メトキシエトキシ)−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ
[d]イソオキサゾール
【化76】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.00−7.90(m, 2
H), 7.91−7.82(m, 2H), 7.76−7.69(m, 1H),
7.48−7.39(m, 2H), 4.58−4.51(m, 2H), 3.80
−3.73(m, 2H), 3.33(s, 3H). MS: 354(MH
+).
【0259】
(実施例61)
(R)−5−(((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオ
キサゾール−3−イル)オキシ)メチル)ピロリジン−2−オン
【化77】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.03−7.93(m, 3
H), 7.89−7.80(m, 2H), 7.73(d, J=8.7Hz, 1
H), 7.50−7.43(m, 2H), 4.44(dd, J=10.3, 4
.3Hz, 1H), 4.29(dd, J=10.3, 6.5Hz, 1H),
4.08−3.97(m, 1H), 2.39−2.08(m, 3H), 1.96
−1.84(m, 1H). MS: 393(MH
+).
【0260】
(実施例62)
(S)−5−(((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオ
キサゾール−3−イル)オキシ)メチル)ピロリジン−2−オン
【化78】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.03−7.93(m, 3
H), 7.89−7.80(m, 2H), 7.73(dd, J=8.8, 0.
8Hz, 1H), 7.51−7.43(m, 2H), 4.44(dd, J=1
0.3, 4.3Hz, 1H), 4.29(dd, J=10.3, 6.6Hz,
1H), 4.08−3.97(m, 1H), 2.39−2.08(m, 3H)
, 1.96−1.84(m, 1H). MS: 393(MH
+).
【0261】
(実施例63)
3−(2−(4H−1,2,4−トリアゾール−4−イル)エトキシ)−5−(4−(ト
リフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化79】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.66(s, 2H), 8
.09−8.04(m, 1H), 7.96(dd, J=8.8, 1.9Hz,
1H), 7.89−7.81(m, 2H), 7.72(dd, J=8.8, 0
.7Hz, 1H), 7.50−7.43(m, 2H), 4.70(t, J=4
.8Hz, 2H), 4.57(t, J=4.8Hz, 2H). MS: 391
(MH
+).
【0262】
(実施例64)
3−((1−フェニル−1H−イミダゾール−2−イル)メトキシ)−5−(4−(トリ
フルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化80】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 7.96(dd, J=8.8
, 1.9Hz, 1H), 7.93−7.88(m, 1H), 7.88−7.8
1(m, 2H), 7.71(dd, J=8.8, 0.8Hz, 1H), 7.
59−7.35(m, 8H), 7.16(d, J=1.3Hz, 1H), 5.
42(s, 2H). MS: 452(MH
+).
【0263】
(実施例65)
3−((1−(ピリジン−2−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)メトキシ)−5−
(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化81】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.86(s, 1H), 8
.47(ddd, J=4.9, 1.8, 0.9Hz, 1H), 8.06−7.
89(m, 5H), 7.90−7.79(m, 2H), 7.74(d, J=8
.8Hz, 1H), 7.47−7.39(m, 2H), 7.37(ddd, J
=7.2, 4.9, 1.1Hz, 1H), 5.50(s, 2H). MS:
453(MH
+).
【0264】
(実施例66)
3−(2−(1H−イミダゾール−2−イル)エトキシ)−5−(4−(トリフルオロメ
トキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化82】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 11.85(s, 1H),
7.99−7.89(m, 2H), 7.90−7.80(m, 2H), 7.76
−7.69(m, 1H), 7.48−7.41(m, 2H), 6.90(s,
2H), 4.72(t, J=6.7Hz, 2H), 3.22(t, J=6.6
Hz, 2H). MS: 390(MH
+).
【0265】
(実施例67)
3−((4−メトキシピリミジン−2−イル)メトキシ)−5−(4−(トリフルオロメ
トキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化83】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.50(d, J=5.8H
z, 1H), 8.09−8.03(m, 1H), 7.98(dd, J=8.8
, 1.9Hz, 1H), 7.92−7.83(m, 2H), 7.73(dd,
J=8.7, 0.8Hz, 1H), 7.48−7.41(m, 2H), 6.
88(d, J=5.8Hz, 1H), 5.57(s, 2H), 3.83(s,
3H). MS: 418(MH
+).
【0266】
(実施例68)
3−(2−(1H−ピラゾール−1−イル)プロポキシ)−5−(4−(トリフルオロメ
トキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化84】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 7.94(dd, J=8.8
, 1.9Hz, 1H), 7.91−7.85(m, 2H), 7.85−7.7
8(m, 2H), 7.72(d, J=8.8Hz, 1H), 7.48−7.4
1(m, 3H), 6.22(t, J=2.1Hz, 1H), 5.01−4.8
8(m, 1H), 4.74−4.61(m, 2H), 1.55(d, J=6.
9Hz, 3H). MS: 404(MH
+).
【0267】
(実施例69)
3−(2−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−1−イル)エトキシ)−5−(4−
(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化85】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 7.95(dd, J=8.8
, 1.8Hz, 1H), 7.90−7.78(m, 3H), 7.73(d,
J=8.8Hz, 1H), 7.45(dd, J=8.5, 1.3Hz, 2H)
, 5.77(s, 1H), 4.71(t, J=5.2Hz, 2H), 4.4
3(t, J=5.2Hz, 2H), 2.23(s, 3H), 2.04(s,
3H). MS: 418(MH
+).
【0268】
(実施例70)
3−((4−モルホリノピリミジン−2−イル)メトキシ)−5−(4−(トリフルオロ
メトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化86】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.19(d, J=6.2H
z, 1H), 8.04(dd, J=1.9, 0.8Hz, 1H), 7.97
(dd, J=8.8, 1.9Hz, 1H), 7.91−7.83(m, 2H)
, 7.72(dd, J=8.8, 0.7Hz, 1H), 7.49−7.38(
m, 2H), 6.74(d, J=6.2Hz, 1H), 5.41(s, 2H
), 3.59−3.47(m, 8H). MS: 473(MH
+).
【0269】
(実施例71)
(S)−3−((1−メチルピロリジン−2−イル)メトキシ)−5−(4−(トリフル
オロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化87】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 10.90(s, 1H),
8.12(d, J=1.8Hz, 1H), 7.99(dd, J=8.8, 1.
9Hz, 1H), 7.90−7.81(m, 2H), 7.76(d, J=8.
9Hz, 1H), 7.51−7.43(m, 2H), 4.86−4.71(m,
2H), 3.95−3.77(m, 1H), 3.73−3.55(m, 1H)
, 3.17−3.06(m, 1H), 2.97(s, 3H), 2.88−2.
74(m, 1H), 2.37−1.69(m, 3H). MS: 393(MH
+
).
【0270】
(実施例72)
(R)−3−((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキ
サゾール−3−イル)オキシ)ピロリジン−2−オン
【化88】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.25(s, 1H), 7
.99(dt, J=4.8, 2.3Hz, 2H), 7.93−7.82(m,
2H), 7.76(d, J=9.2Hz, 1H), 7.45(dd, J=8.
6, 1.2Hz, 2H), 5.40(t, J=7.9Hz, 1H), 3.3
9−3.20(m, 2H), 2.78−2.66(m, 1H), 2.26−2.
11(m, 1H). MS: 379(MH
+).
【0271】
(実施例73)
3−((5−メチルピラジン−2−イル)メトキシ)−5−(4−(トリフルオロメトキ
シ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化89】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.80(s, 1H), 8
.58(s, 1H), 8.09−8.03(m, 1H), 7.97(dd, J
=8.8, 1.9Hz, 1H), 7.90−7.82(m, 2H), 7.73
(d, J=8.8Hz, 1H), 7.47−7.39(m, 2H), 5.58
(s, 2H), 2.51(s, 3H). MS: 402(MH
+).
【0272】
(実施例74)
3−(ピリダジン−3−イルメトキシ)−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル
)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化90】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 9.25(dd, J=5.0
, 1.5Hz, 1H), 8.09(d, J=1.8Hz, 1H), 7.99
(dt, J=8.5, 1.9Hz, 2H), 7.91−7.82(m, 2H)
, 7.83−7.72(m, 2H), 7.44(d, J=8.3Hz, 2H)
, 5.79(s, 2H). MS: 388(MH
+).
【0273】
(実施例75)
3−(2−((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサ
ゾール−3−イル)オキシ)エチル)オキサゾリジン−2−オン
【化91】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 7.96(dd, J=8.8
, 1.9Hz, 1H), 7.94−7.90(m, 1H), 7.89−7.8
0(m, 2H), 7.74(d, J=8.8Hz, 1H), 7.46(d,
J=8.3Hz, 2H), 4.58(t, J=5.1Hz, 2H), 4.25
(dd, J=8.9, 7.0Hz, 2H), 3.75−3.63(m, 4H)
. MS: 409(MH
+).
【0274】
(実施例76)
3−(2−(3,5−ジメチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)エトキシ
)−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化92】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 7.95(dd, J=8.8
, 1.9Hz, 1H), 7.86(dd, J=1.8, 0.8Hz, 1H)
, 7.85−7.78(m, 2H), 7.73(dd, J=8.8, 0.8H
z, 1H), 7.45(dd, J=8.5, 1.1Hz, 2H), 4.73
(t, J=5.0Hz, 2H), 4.53(t, J=5.0Hz, 2H),
2.37(s, 3H), 2.13(s, 3H). MS: 419(MH
+).
【0275】
(実施例77)
3−(2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロポキシ)−5−(4−(
トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化93】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.70(s, 1H), 7
.98(s, 1H), 7.95(dd, J=8.8, 1.9Hz, 1H),
7.89(dd, J=1.9, 0.8Hz, 1H), 7.86−7.78(m,
2H), 7.72(dd, J=8.8, 0.8Hz, 1H), 7.48−7
.41(m, 2H), 5.15−5.02(m, 1H), 4.78−4.61(
m, 2H), 1.59(d, J=6.9Hz, 3H). MS: 405(MH
+).
【0276】
(実施例78)
3−(2−モルホリノエトキシ)−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベン
ゾ[d]イソオキサゾール
【化94】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 7.99−7.92(m, 2
H), 7.90−7.81(m, 2H), 7.72(d, J=9.3Hz, 1
H), 7.45(d, J=8.3Hz, 2H), 4.54(t, J=5.5H
z, 2H), 3.59−3.52(m, 4H), 2.81(t, J=5.5H
z, 2H), 2.53−2.48(m, 4H). MS: 409(MH
+).
【0277】
(実施例79)
3−(2−(3,5−ジメチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロポキ
シ)−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化95】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 7.95(dd, J=8.8
, 1.8Hz, 1H), 7.86−7.78(m, 3H), 7.73(d,
J=8.8Hz, 1H), 7.45(d, J=8.4Hz, 2H), 5.00
−4.87(m, 1H), 4.65(dd, J=10.6, 4.3Hz, 1H
), 4.58(dd, J=10.5, 9.1Hz, 1H), 2.36(s,
3H), 2.14(s, 3H), 1.47(d, J=6.7Hz, 3H).
MS: 433(MH
+).
【0278】
(実施例80)
1−(2−((7−フルオロ−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[
d]イソオキサゾール−3−イル)オキシ)エチル)ピロリジン−2−オン
【化96】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 7.98(dd, J=12.
2, 1.5Hz, 1H), 7.93−7.82(m, 2H), 7.79(d,
J=1.5Hz, 1H), 7.46(d, J=8.3Hz, 2H), 4.5
5(t, J=5.2Hz, 2H), 3.67(t, J=5.2Hz, 2H),
3.48(t, J=7.0Hz, 2H), 2.19(t, J=8.0Hz,
2H), 1.90(p, J=7.6Hz, 2H). MS: 425(MH
+).
【0279】
(実施例81)
3−((4−メトキシピリジン−2−イル)メトキシ)−5−(4−(トリフルオロメト
キシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化97】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.41(d, J=5.7H
z, 1H), 8.12−8.06(m, 1H), 7.98(dd, J=8.8
, 1.8Hz, 1H), 7.92−7.83(m, 2H), 7.74(d,
J=8.8Hz, 1H), 7.44(d, J=8.3Hz, 2H), 7.23
(d, J=2.5Hz, 1H), 6.98(dd, J=5.8, 2.5Hz,
1H), 5.49(s, 2H), 3.84(s, 3H). MS: 417(
MH
+).
【0280】
(実施例82)
3−(イソキノリン−3−イルメトキシ)−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニ
ル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化98】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 9.36(s, 1H), 8
.16(d, J=8.1Hz, 1H), 8.12(s, 1H), 8.09(d
, J=1.8Hz, 1H), 8.02(d, J=8.2Hz, 1H), 7.
98(dd, J=8.8, 1.9Hz, 1H), 7.91−7.84(m, 2
H), 7.81(ddd, J=8.2, 6.9, 1.3Hz, 1H), 7.
75(d, J=8.8Hz, 1H), 7.71(ddd, J=8.0, 7.0
, 1.1Hz, 1H), 7.44(d, J=8.3Hz, 2H), 5.71
(s, 2H). MS: 437(MH
+).
【0281】
(実施例83)
3−((1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メトキシ)−5−(4−(トリフ
ルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化99】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.18−7.94(m, 3
H), 7.92−7.81(m, 2H), 7.76(s, 1H), 7.57(
d, J=8.7Hz, 1H), 7.45(d, J=8.4Hz, 2H), 5
.31(s, 2H). MS: 377(MH
+).
【0282】
(実施例84)
3−(2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)エトキシ)−7−フルオロ−
5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化100】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.66(s, 1H), 8
.03−7.93(m, 2H), 7.93−7.83(m, 2H), 7.81(
d, J=1.5Hz, 1H), 7.46(d, J=8.3Hz, 2H), 4
.79(t, J=4.9Hz, 2H), 4.72(t, J=4.9Hz, 2H
). MS: 409(MH
+).
【0283】
(実施例85)
4−(2−((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサ
ゾール−3−イル)オキシ)エチル)チオモルホリン 1,1−ジオキシド
【化101】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 7.96(d, J=7.9H
z, 2H), 7.88−7.81(m, 2H), 7.73(d, J=9.6H
z, 1H), 7.45(d, J=8.3Hz, 2H), 4.54(t, J=
5.4Hz, 2H), 3.11−2.79(m, 10H). S: 457(M
H
+).
【0284】
(実施例86)
5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−3−((4−(トリフルオロメチル)
ピリミジン−2−イル)メトキシ)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化102】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 9.22(d, J=5.1H
z, 1H), 8.10−8.04(m, 1H), 8.02(d, J=5.1H
z, 1H), 8.00−7.92(m, 1H), 7.91−7.84(m, 2
H), 7.73(d, J=8.8Hz, 1H), 7.49−7.41(m, 2
H), 5.81(s, 2H). MS: 456(MH
+).
【0285】
(実施例87)
7−メチル−3−((1−メチル−1H−1,2,3−トリアゾール−4−イル)メトキ
シ)−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化103】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.29(s, 1H), 7
.86−7.81(m, 2H), 7.80(dd, J=2.0, 1.1Hz,
1H), 7.78−7.74(m, 1H), 7.45−7.37(m, 2H),
5.53(s, 2H), 4.06(s, 3H), 2.51(s, 3H).
m/z: 405(MH+)
【0286】
(実施例88)
1−(2−((7−メチル−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d
]イソオキサゾール−3−イル)オキシ)エチル)ピロリジン−2−オン
【化104】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 7.85−7.79(m, 2
H), 7.78(d, J=1.7Hz, 1H), 7.71(d, J=1.6H
z, 1H), 7.43(d, J=8.3Hz, 2H), 4.51(t, J=
5.3Hz, 2H), 3.65(t, J=5.3Hz, 2H), 3.46(t
, J=7.0Hz, 2H), 2.49(s, 3H), 2.18(t, J=8
.1Hz, 2H), 1.89(p, J=7.6Hz, 2H). m/z: 42
1(MH+)
【0287】
(実施例89)
3−(2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)エトキシ)−7−メチル−5
−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化105】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.65(s, 1H), 7
.98(s, 1H), 7.84−7.80(m, 2H), 7.79(t, J=
1.5Hz, 1H), 7.72(d, J=1.7Hz, 1H), 7.44(d
t, J=8.2, 1.2Hz, 2H), 4.83−4.65(m, 4H),
2.50(s, 3H). m/z: 405(MH+)
【0288】
(実施例90)
3−((4−メトキシピリミジン−2−イル)メトキシ)−7−メチル−5−(4−(ト
リフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化106】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.50(d, J=5.8H
z, 1H), 7.90−7.83(m, 3H), 7.81(dd, J=1.7
, 1.0Hz, 1H), 7.48−7.40(m, 2H), 6.88(d,
J=5.8Hz, 1H), 5.56(s, 2H), 3.84(s, 3H),
2.50(s, 3H). m/z: 432(MH+)
【0289】
(実施例91)
7−メチル−3−(オキサゾール−2−イルメトキシ)−5−(4−(トリフルオロメト
キシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化107】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.22(d, J=0.9H
z, 1H), 7.89−7.80(m, 4H), 7.47−7.39(m, 2
H), 7.32(d, J=0.9Hz, 1H), 5.61(s, 2H), 2
.51(s, 3H).
m/z: 391(MH+)
【0290】
(実施例92)
3−((3−メチルオキセタン−3−イル)メトキシ)−5−(4−(トリフルオロメト
キシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化108】
[この文献は図面を表示できません]
5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−
オール(100mg、0.34mmol)、3−ブロモメチル−3−メチルオキセタン(
150mg、0.91mmol)および炭酸セシウム(300mg)を、5mLのDMF
中で合わせ、HPLCがベンゾイソオキサゾール出発材料の完全な消失を示すまで周囲温
度にて撹拌した。反応混合物を60mLの酢酸エチルで希釈し、水およびブラインで洗浄
し、真空下で蒸発させた。ヘキサン中の0〜60%酢酸エチルによる12gのシリカゲル
上のフラッシュクロマトグラフィー精製によって、表題化合物(80mg、0.21mm
ol)を得た。
【0291】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 8.02 - 7.93
(m, 2H), 7.91 - 7.82 (m, 2H), 7.73 (dd,
J = 8.7, 0.8 Hz, 1H), 7.48 - 7.41 (m, 2H
), 4.57 (d, J = 5.9 Hz, 2H), 4.53 (s, 2H
), 4.33 (d, J = 5.9 Hz, 2H), 1.42 (s, 3H
). MS: 380 (MH
+).
【0292】
下記の化合物を、同じ手順を使用するが、適当なハロゲン化物を置換して合成した。
【0293】
(実施例93)
3−((3−メチルピリジン−2−イル)メトキシ)−5−(4−(トリフルオロメトキ
シ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化109】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.44−8.37(m, 1
H), 8.03−7.93(m, 2H), 7.90−7.81(m, 2H),
7.74(dt, J=8.8, 0.7Hz, 1H), 7.72−7.66(m,
1H), 7.46−7.38(m, 2H), 7.34(dd, J=7.7,
4.8Hz, 1H), 5.59(s, 2H), 2.42(s, 3H). MS
: 401(MH
+).
【0294】
(実施例94)
3−((3−フルオロピリジン−2−イル)メトキシ)−5−(4−(トリフルオロメト
キシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化110】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.47(dt, J=4.7
, 1.5Hz, 1H), 8.03−7.94(m, 2H), 7.91−7.7
8(m, 3H), 7.78−7.71(m, 1H), 7.56(dt, J=8
.7, 4.5Hz, 1H), 7.48−7.38(m, 2H), 5.64(d
, J=1.9Hz, 2H). MS: 405(MH
+).
【0295】
(実施例95)
3−((6−メチルピリジン−2−イル)メトキシ)−5−(4−(トリフルオロメトキ
シ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化111】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.07(dd, J=1.9
, 0.7Hz, 1H), 7.97(dd, J=8.8, 1.9Hz, 1H)
, 7.91−7.83(m, 2H), 7.79−7.68(m, 2H), 7.
49−7.40(m, 3H), 7.24(d, J=7.7Hz, 1H), 5.
50(s, 2H), 2.48(s, 3H). MS: 401(MH
+).
【0296】
(実施例96)
3−((5−シクロプロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メトキシ)−
5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化112】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.05(dd, J=1.9
, 0.7Hz, 1H), 8.00(dd, J=8.8, 1.9Hz, 1H)
, 7.92−7.83(m, 2H), 7.77(dd, J=8.8, 0.7H
z, 1H), 7.48−7.40(m, 2H), 5.71(s, 2H), 2
.28(tt, J=8.4, 4.9Hz, 1H), 1.25−1.09(m,
2H), 1.08−0.97(m, 2H). MS: 418(MH
+).
【0297】
(実施例97)
(3−(((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾ
ール−3−イル)オキシ)メチル)オキセタン−3−イル)メタノール
【化113】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.02−7.93(m, 2
H), 7.90−7.82(m, 2H), 7.77−7.70(m, 1H),
7.45(d, J=8.3Hz, 2H), 5.06(t, J=5.4Hz, 1
H), 4.61(s, 2H), 4.52(d, J=6.0Hz, 2H), 4
.41(d, J=6.0Hz, 2H), 3.78(d, J=5.4Hz, 2H
). MS: 396(MH
+).
【0298】
(実施例98)
3−(1−(ピリジン−2−イル)エトキシ)−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フ
ェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化114】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.56(ddd, J=4.
9, 1.8, 0.9Hz, 1H), 8.08−8.02(m, 1H), 7.
96(dd, J=8.8, 1.9Hz, 1H), 7.91−7.85(m, 2
H), 7.81(td, J=7.7, 1.8Hz, 1H), 7.70(d,
J=8.8Hz, 1H), 7.59(dt, J=8.0, 1.1Hz, 1H)
, 7.49−7.38(m, 2H), 7.33(ddd, J=7.6, 4.8
, 1.1Hz, 1H), 5.96(q, J=6.5Hz, 1H), 1.75
(d, J=6.5Hz, 3H). MS: 401(MH
+).
【0299】
(実施例99)
3−((5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メトキシ)−5−(4
−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化115】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.06−8.02(m, 1
H), 8.00(dd, J=8.8, 1.9Hz, 1H), 7.91−7.8
2(m, 2H), 7.77(d, J=8.8Hz, 1H), 7.48−7.4
0(m, 2H), 5.75(s, 2H), 2.53(s, 3H). MS:
392(MH
+).
【0300】
(実施例100)
3−((5−イソプロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メトキシ)−5
−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化116】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.07−8.02(m, 1
H), 8.00(dd, J=8.8, 1.4Hz, 1H), 7.91−7.8
2(m, 2H), 7.77(d, J=8.8Hz, 1H), 7.48−7.4
0(m, 2H), 5.75(s, 2H), 3.22(hept, J=7.0H
z, 1H), 1.30(d, J=7.0,Hz, 6H). MS: 420(M
H
+).
【0301】
(実施例101)
3−((5−メチル−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)メトキシ)−5−(4−
(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化117】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.04−7.96(m, 2
H), 7.91−7.82(m, 2H), 7.77(dd, J=8.7, 0.
9Hz, 1H), 7.48−7.40(m, 2H), 5.91(s, 2H),
2.74(s, 3H). MS: 408(MH
+).
【0302】
(実施例102)
3−((3−メチルイソオキサゾール−5−イル)メトキシ)−5−(4−(トリフルオ
ロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化118】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.02(d, J=1.8H
z, 1H), 7.99(dd, J=8.8, 1.9Hz, 1H), 7.91
−7.82(m, 2H), 7.76(d, J=8.8Hz, 1H), 7.43
(dd, J=8.5, 1.3Hz, 2H), 6.63(s, 1H), 5.6
2(s, 2H), 2.25(s, 3H). MS: 391(MH
+).
【0303】
(実施例103)
2−((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
−3−イル)オキシ)アセトニトリル
【化119】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.06(d, J=1.7H
z, 1H), 8.02(dd, J=8.8, 1.9Hz, 1H), 7.92
−7.83(m, 2H), 7.80(d, J=8.8Hz, 1H), 7.49
−7.42(m, 2H), 5.50(s, 2H). MS: 335(MH
+).
【0304】
(実施例104)
3−((5−シクロプロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メトキシ)−
7−フルオロ−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサ
ゾール
【化120】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.03(dd, J=12.
3, 1.5Hz, 1H), 7.95−7.87(m, 3H), 7.45(d,
J=8.3Hz, 2H), 5.73(s, 2H), 2.28(tt, J=8
.7, 4.9Hz, 1H), 1.20−1.09(m, 2H), 1.08−0
.97(m, 2H). MS: 436(MH
+).
【0305】
(実施例105)
3−((5−シクロプロピル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メトキシ)−
7−メチル−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾ
ール
【化121】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 7.90−7.80(m, 4
H), 7.47−7.39(m, 2H), 5.70(s, 2H), 2.51(
s, 3H), 2.34−2.21(m, 1H), 1.19−1.11(m, 2
H), 1.04−0.98(m, 2H).
m/z: 432(MH+)
【0306】
(実施例106)
7−メチル−3−((6−メチルピリジン−2−イル)メトキシ)−5−(4−(トリフ
ルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化122】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 7.90−7.83(m, 3
H), 7.82(d, J=1.5Hz, 1H), 7.74(t, J=7.7H
z, 1H), 7.48−7.40(m, 3H), 7.24(d, J=7.7H
z, 1H), 5.49(s, 2H), 2.51(s, 3H), 2.48(s
, 3H). m/z: 415(MH+)
【0307】
(実施例107)
tert−ブチル(S)−2−(((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベ
ンゾ[d]イソオキサゾール−3−イル)オキシ)メチル)ピロリジン−1−カルボキシ
レート
【化123】
[この文献は図面を表示できません]
トルエン中のジイソプロピルアゾジカルボキシレート40%溶液(0.27mL、0.
51mmol)を、5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオ
キサゾール−3−オール(100mg、0.34mmol)、樹脂上のトリフェニルホス
フィン(3mmol/g)(330mg、1mmol)、および1−メチルイミダゾール
−4−イルメタノール(60mg、0.51mmol)のTHF溶液に撹拌しながら加え
た。反応混合物を周囲温度にて一晩撹拌した。揮発性物質を真空下で蒸発させ、残渣を1
2gのシリカゲル上でヘキサン中の0〜60%酢酸エチルによって精製し、表題化合物(
104mg、0.22mmol)を得た。
【0308】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 8.00 - 7.92
(m, 2H), 7.89 - 7.81 (m, 2H), 7.72 (d, J
= 9.3 Hz, 1H), 7.45 (d, J = 8.3 Hz, 2H)
, 4.51 - 4.40 (m, 2H), 4.20 - 4.11 (m, 1H
), 3.34 - 3.25 (m, 2H), 2.09 - 1.93 (m, 3
H), 1.86 - 1.78 (m, 1H), 1.35 (s, 9H). M
S: 479 (MH
+).
【0309】
(実施例108)
(S)−3−(ピロリジン−2−イルメトキシ)−5−(4−(トリフルオロメトキシ)
フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化124】
[この文献は図面を表示できません]
実施例107(95mg、0.20mmol)を、1,4ジオキサン中4NのHCl溶
液2mLに溶解させ、周囲温度にて2時間撹拌した。ジエチルエーテル(Diethyl
ether ether)を加え、形成された沈殿物を濾過し、ジエチルエーテルで洗浄
し、乾燥させ、表題化合物(76mg、0.18mmol)をHCl塩として得た。
【0310】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 9.69 (br, 1H
), 9.35 (br, 1H), 8.06 - 8.02 (m, 1H), 7
.99 (dd, J = 8.8, 1.9 Hz, 1H), 7.88 - 7.
80 (m, 2H), 7.76 (dd, J = 8.8, 0.8 Hz, 1
H), 7.48 (dd, J = 8.1, 1.6 Hz, 2H), 4.71
(dd, J = 11.2, 3.8 Hz, 1H), 4.61 (dd, J
= 11.2, 7.8 Hz, 1H), 4.10 - 3.98 (m, 1H
), 3.32 - 3.16 (m, 2H), 2.21 - 1.75 (m, 4
H). MS: 379 (MH
+).
【0311】
(実施例109)
(S)−1−(2−(((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]
イソオキサゾール−3−イル)オキシ)メチル)ピロリジン−1−イル)エタン−1−オ
ン
【化125】
[この文献は図面を表示できません]
実施例108(65mg、0.16mmol)を、2mLの無水ピリジンに溶解させた
。無水酢酸(0.1mL)を加え、混合物を周囲温度にて1時間撹拌した。揮発性物質を
真空下で蒸発させ、残渣を12gのシリカゲル上でヘキサン中の0〜60%酢酸エチルに
よって精製し、表題化合物(54mg、0.13mmol)を得た。
1H NMR (4
00 MHz, DMSO−d
6) δ 8.01 - 7.91 (m, 2H),
7.90 - 7.81 (m, 2H), 7.78 - 7.69 (m, 1H),
7.46 (d, J = 8.5 Hz, 2H), 4.54 - 4.30 (
m, 3H), 3.59 - 3.38 (m, 2H), 2.14 - 1.83
(m, 7H). MS: 421 (MH
+).
【0312】
下記の化合物を、同じ経路を使用して合成した。
【0313】
(実施例110)
1−(3−(((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキ
サゾール−3−イル)オキシ)メチル)アゼチジン−1−イル)エタン−1−オン
【化126】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.01−7.93(m, 2
H), 7.90−7.81(m, 2H), 7.77−7.70(m, 1H),
7.49−7.41(m, 2H), 4.60(d, J=6.8Hz, 2H),
4.25(t, J=8.5Hz, 1H), 4.06−3.92(m, 2H),
3.72(dd, J=9.6, 5.5Hz, 1H), 3.19−3.07(m,
1H), 1.74(s, 3H). MS: 407(MH
+).
【0314】
(実施例111)
tert−ブチル(S)−3−(((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベ
ンゾ[d]イソオキサゾール−3−イル)オキシ)メチル)モルホリン−4−カルボキシ
レート
【化127】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.02−7.86(m, 2
H), 7.84−7.77(m, 2H), 7.73(d, J=8.8Hz, 1
H), 7.44(d, J=8.3Hz, 2H), 4.76−4.33(m, 3
H), 3.98−2.96(m, 6H), 1.20(s, 9H). MS: 4
95(MH
+).
【0315】
(実施例112)
tert−ブチル(R)−3−(((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベ
ンゾ[d]イソオキサゾール−3−イル)オキシ)メチル)モルホリン−4−カルボキシ
レート
【化128】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.00−7.88(m, 2
H), 7.84−7.77(m, 2H), 7.74(d, J=8.8Hz, 1
H), 7.45(d, J=8.3Hz, 2H), 4.75−4.32(m, 3
H), 3.97−3.02(m, 6H), 1.20(s, 9H). MS: 4
95(MH
+).
【0316】
(実施例113)
(S)−3−(モルホリン−3−イルメトキシ)−5−(4−(トリフルオロメトキシ)
フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化129】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 9.86(br, 2H),
8.20(d, J=1.8Hz, 1H), 7.99(dd, J=8.8, 1.
9Hz, 1H), 7.89−7.80(m, 2H), 7.75(d, J=8.
9Hz, 1H), 7.48(d, J=8.3Hz, 2H), 4.72−4.5
7(m, 2H), 4.09(dd, J=12.1, 3.0Hz, 1H), 3
.93(dt, J=12.4, 3.1Hz, 1H), 3.87 :−3.70(
m, 3H), 3.46−3.26(m, 1H), 3.22−3.11(m, 1
H). MS: 395(MH
+).
【0317】
(実施例114)
(R)−3−(モルホリン−3−イルメトキシ)−5−(4−(トリフルオロメトキシ)
フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化130】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 9.79(s, 2H), 8
.18(d, J=1.8Hz, 1H), 8.00(dd, J=8.8, 1.9
Hz, 1H), 7.89−7.80(m, 2H), 7.76(d, J=8.8
Hz, 1H), 7.48(d, J=8.3Hz, 2H), 4.71−4.56
(m, 2H), 4.09(dd, J=12.2, 3.1Hz, 1H), 3.
98−3.70(m, 4H), 3.41−3.27(m, 1H), 3.23−3
.11(m, 1H). MS: 395(MH
+).
【0318】
(実施例115)
(S)−1−(3−(((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]
イソオキサゾール−3−イル)オキシ)メチル)モルホリノ)エタン−1−オン
【化131】
[この文献は図面を表示できません]
NMRにおけるアミド異性体の混合物。
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.00−7.79(m, 4H), 7.78−7.69(m, 1H),
7.49−7.42(m, 2H), 4.85−4.26(m, 3H), 4.1
5−3.75(m, 3H), 3.64−2.85(m, 3H), [2.10(s
), 1.98(s) 3H]. MS: 437(MH
+).
【0319】
(実施例116)
(R)−1−(3−(((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]
イソオキサゾール−3−イル)オキシ)メチル)モルホリノ)エタン−1−オン
【化132】
[この文献は図面を表示できません]
NMRにおけるアミド異性体の混合物。
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.00−7.79(m, 4H), 7.78−7.69(m, 1H),
7.49−7.42(m, 2H), 4.85−4.27(m, 3H), 4.1
5−3.77(m, 3H), 3.64−2.84(m, 3H), [2.10(s
), 1.98(s) 3H]. MS: 437(MH
+).
【0320】
(実施例117)
(R)−1−((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキ
サゾール−3−イル)オキシ)プロパン−2−アミン
【化133】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.32(br, 3H),
8.11(d, J=1.8Hz, 1H), 7.99(dd, J=8.9, 1.
9Hz, 1H), 7.87−7.78(m, 2H), 7.75(d, J=8.
8Hz, 1H), 7.51−7.44(m, 2H), 4.57(dd, J=1
0.8, 3.8Hz, 1H), 4.43(dd, J=10.8, 7.0Hz,
1H), 3.79−3.72(m, 1H), 1.33(d, J=6.6Hz,
3H). MS: 353(MH
+).
【0321】
(実施例118)
(S)−3−メチル−1−((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[
d]イソオキサゾール−3−イル)オキシ)ブタン−2−アミン
【化134】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d
6) δ 8.37(br, 3H),
8.16−8.10(m, 1H), 7.99(dd, J=8.8, 1.9Hz,
1H), 7.87−7.79(m, 2H), 7.76(d, J=8.8Hz,
1H), 7.49(d, J=8.3Hz, 2H), 4.66(dd, J=1
1.2, 3.4Hz, 1H), 4.53(dd, J=11.2, 6.7Hz,
1H), 3.51−3.42(m, 1H), 2.14(h, J=6.9Hz,
1H), 1.05(d, J=6.8Hz, 3H), 1.02(d, J=6.
8Hz, 3H). MS: 381(MH
+).
【0322】
(実施例119)
(R)−1−(1−((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イ
ソオキサゾール−3−イル)オキシ)プロパン−2−イル)ピロリジン−2−オン
【化135】
[この文献は図面を表示できません]
実施例117(23mg、0.059mmol)を、2mLのTHFに溶解させた。ト
リエチルアミン(0.041mL、0.29mmol)、次いで、4−クロロブチリルク
ロリド(11mg、0.077mmol)を加えた。混合物を周囲温度にて1時間撹拌し
、次いで、EtOAcで希釈し、水およびブラインで洗浄し、蒸発させた。残渣を、5m
LのTHFに溶解させた。油中のNaH60%(50mg)を加え、反応混合物を周囲温
度にて一晩撹拌した。反応物を5mLの水でクエンチし、酢酸エチルで希釈し、水および
ブラインで洗浄し、蒸発させ、12gのシリカゲル上でヘキサン中の0〜100%酢酸エ
チルによって精製し、表題化合物(25mg、0.048mmol)を得た。
【0323】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 7.95 (dd, J
= 8.8, 1.8 Hz, 1H), 7.91 (d, J = 1.7 Hz,
1H), 7.89 - 7.80 (m, 2H), 7.73 (d, J =
8.8 Hz, 1H), 7.45 (d, J = 8.4 Hz, 2H), 4
.56 - 4.39 (m, 3H), 3.46 - 3.34 (m, 2H),
2.22 - 2.13 (m, 2H), 1.94 - 1.77 (m, 2H),
1.21 (d, J = 6.4 Hz, 3H). MS: 421 (MH
+)
.
【0324】
下記の化合物を、同じ手順を使用して合成した。
【0325】
(実施例120)
(S)−1−(3−メチル−1−((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベ
ンゾ[d]イソオキサゾール−3−イル)オキシ)ブタン−2−イル)ピロリジン−2−
オン
【化136】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 7.95 (dd, J
= 8.8, 1.9 Hz, 1H), 7.91 - 7.86 (m, 1H),
7.86 - 7.79 (m, 2H), 7.73 (d, J = 8.8 H
z, 1H), 7.49 - 7.42 (m, 2H), 4.65 - 4.52
(m, 2H), 4.05 (ddd, J = 10.4, 7.3, 4.3 H
z, 1H), 3.45 - 3.31 (m, 2H), 2.28 - 2.12
(m, 2H), 2.11 - 1.97 (m, 1H), 1.96 - 1.81
(m, 2H), 0.99 (d, J = 6.6 Hz, 3H), 0.82
(d, J = 6.7 Hz, 3H). MS: 449 (MH
+).
【0326】
(実施例121)
1−(ピロリジン−1−イル)−2−((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル
)ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イル)オキシ)エタン−1−オン
【化137】
[この文献は図面を表示できません]
ステップ1:5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサ
ゾール−3−オール(500mg、1.69mmol)、tert−ブチル2−ブロモア
セテート(500mg、2.56mmol)および炭酸セシウム(1.65g)を、5m
LのDMF中で合わせ、周囲温度にて1時間撹拌した。反応混合物を80mLの酢酸エチ
ルで希釈し、水およびブラインで洗浄し、真空下で蒸発させた。ヘキサン中の0〜100
%酢酸エチルによる12gのシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー精製によって
、tert−ブチル2−((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d
]イソオキサゾール−3−イル)オキシ)アセテート(285mg、0.70mmol)
を得た。
【0327】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 8.04 - 8.01
(m, 1H), 7.98 (dd, J = 8.8, 1.8 Hz, 1H),
7.90 - 7.83 (m, 2H), 7.75 (d, J = 8.8 H
z, 1H), 7.45 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 5.00 (
s, 2H), 1.42 (s, 9H). MS: 410 (MH
+).
【0328】
ステップ2:tert−ブチル2−((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル
)ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イル)オキシ)アセテート(285mg、0.7
0mmol)を、5mLのジクロロメタンに溶解させた。2mLのトリフルオロ酢酸を加
え、混合物を周囲温度にて3時間撹拌した。揮発性物質を真空下で蒸発させ、残渣を酢酸
エチル/ヘキサンから結晶化し、2−((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル
)ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−イル)オキシ)酢酸(160mg、0.453m
mol)を得た。
【0329】
ステップ3:2−((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イ
ソオキサゾール−3−イル)オキシ)酢酸(50mg、0.142mmol)を、3mL
のDMFに溶解させた。ピロリジン(30mg、0.425mmol)を加え、それに続
いてHATU(81mg、0.212mmol)を加えた。混合物を周囲温度にて一晩撹
拌し、次いで、60mLの酢酸エチルで希釈し、水およびブラインで洗浄し、蒸発させた
。生成物を12gのシリカゲル上でヘキサン中の0〜100%酢酸エチルによって精製し
、それに続くアセトニトリル/水からの再結晶によって、表題化合物(30mg、0.0
73mmol)を得た。
【0330】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 8.05 - 8.00
(m, 1H), 7.97 (dd, J = 8.8, 1.9 Hz, 1H),
7.91 - 7.83 (m, 2H), 7.74 (d, J = 8.8 H
z, 1H), 7.45 (d, J = 8.2 Hz, 2H), 5.12 (
s, 2H), 3.45 (t, J = 6.8 Hz, 2H), 3.33 (
t, J = 6.9 Hz, 2H), 1.91 (p, J = 6.8 Hz,
2H), 1.78 (p, J = 6.9 Hz, 2H). MS: 407
(MH
+).
【0331】
下記の化合物を、同じ手順を使用して合成した。
【0332】
(実施例122)
N−イソプロピル−2−((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d
]イソオキサゾール−3−イル)オキシ)アセトアミド
【化138】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 8.09 - 8.02
(m, 2H), 7.97 (dd, J = 8.8, 1.9 Hz, 1H),
7.90 - 7.81 (m, 2H), 7.73 (d, J = 8.8 H
z, 1H), 7.50 - 7.43 (m, 2H), 4.83 (s, 2H
), 3.99 - 3.86 (m, 1H), 1.08 (d, J = 6.6
Hz, 6H). MS: 395 (MH
+).
【0333】
(実施例123)
N−(2−((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサ
ゾール−3−イル)オキシ)エチル)ピリミジン−2−アミン
【化139】
[この文献は図面を表示できません]
2−((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾー
ル−3−イル)オキシ)エタンアミン塩酸塩(57mg、0.152mmol)および2
−(メチルスルホニル)ピリミジン(96mg、0.608mmol)を、マイクロ波バ
イアルにおいて2mLのエタノールに溶解させた。トリエチルアミン(0.1mL)を加
え、混合物をマイクロ波装置で120℃にて1時間加熱した。全ての揮発性物質を真空下
で除去し、残渣を12gのシリカゲル上でヘキサン中の0〜100%酢酸エチルによって
精製し、表題化合物(40mg、0.096mmol)を得た。MS:417(MH
+)
。
【0334】
(実施例124)
3−(ピリミジン−2−イルオキシ)−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)
ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化140】
[この文献は図面を表示できません]
化合物A(0.100g、0.34mmol)およびB(0.268g、1.69mm
ol)を、0.2〜5mLのマイクロ波チューブに加えた。DMF(3mL)を加えた。
混合物を撹拌し、マイクロ波を当てて30分間120℃にし、次いで、濾過した。濾液を
HPLCによって精製した。HPLCからの画分を合わせ、K
2CO
3(0.5g)を加
え、EtOAcで抽出した。有機溶液を濃縮した。生成した材料を、短いシリカゲルカラ
ムを通してEtOAc中の1%MeOHによって濾過し、表題化合物(6.4mg、5%
)を得た。1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 8.74 (d
, J = 4.8 Hz, 2H), 8.03 (dd, J = 9.0, 1.
8 Hz, 1H), 7.95 - 7.88 (m, 2H), 7.83 - 7.
75 (m, 2H), 7.45 (t, J = 4.8 Hz, 1H), 7.
44 - 7.39 (m, 2H). m/z: 374 (MH+)
【0335】
(実施例125)
3−(ピリジン−2−イルオキシ)−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベ
ンゾ[d]イソオキサゾール
【化141】
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化合物A(0.133g、0.45mmol)およびB(0.05g、0.45mmo
l)を混合し、200℃にて一晩加熱した。混合物をHPLCによって精製し、画分を合
わせ、K
2CO
3(0.5g)を加え、EtOAcで抽出し、濃縮し、次いで、分取TL
C(20%DCM/ヘキサン中Rf=0.14)によって精製し、表題化合物(4.3m
g、3%)を得た。
【0336】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 8.68 - 8.61
(m, 1H), 8.26 (dd, J = 1.5, 0.8 Hz, 1H),
8.12 - 8.03 (m, 2H), 7.80 - 7.71 (m, 2H)
, 7.59 - 7.51 (m, 2H), 7.50 - 7.41 (m, 3H
). m/z: 373 (MH+).
【0337】
(実施例126)
N−(ピリミジン−2−イルメチル)−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)
ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−アミン
【化142】
[この文献は図面を表示できません]
A(3.13g、13.5mmol)、B(2.77g、13.5mmol)、Pd(
dppf)Cl
2(1.00g、1.35mmol)、炭酸カリウム(5.58g、40
.4mmol)を混合した。トルエン(30mL)、2−イソプロパノール(15mL)
、水(20mL)を加えた。生成した混合物をN
2保護下で120℃にて15分間撹拌し
、反応が完了した。生成した混合物をEtOAcで希釈し、ブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥させ、濃縮し、シリカゲルカラム(ヘキサン中の2%EtOAcでR
f=0.1
6)で精製し、標的生成物C(2.44g、58%)を得た。
【0338】
0.2〜0.5mlのマイクロ波チューブに、C(0.050g、0.159mmol
)、D(0.25g、2.0mmol)およびDBU(0.12g)を加えた。混合物を
、160Cにて1.5時間マイクロ波にかけた。沈殿物が形成されるまで撹拌しながら水
を加え、濾過し、水で洗浄した。生成した沈殿物を、EtOAc中の0.5%MeOHを
用いる分取TLC、次いで、HPLCによって精製した。HPLCからの画分を合わせ、
K
2CO
3(0.5g)を加え、EtOAcで抽出した。抽出からの有機溶液を濃縮した
。生成した材料を、短いシリカゲルカラムを通してEtOAc中の1%MeOHによって
濾過し、表題化合物(5.8mg、9.4%)を得た。1H NMR (400 MHz
, DMSO−d6) δ 8.78 (dd, J = 4.9, 0.9 Hz,
2H), 8.36 - 8.31 (m, 1H), 7.89 - 7.83 (m,
1H), 7.83 - 7.76 (m, 2H), 7.70 (t, J =
6.2 Hz, 1H), 7.54 (d, J = 8.7 Hz, 1H), 7
.52 - 7.45 (m, 2H), 7.40 (t, J = 4.9 Hz,
1H), 4.68 (d, J = 6.1 Hz, 2H). m/z: 387
(MH+)
【0339】
下記の化合物を、同じ手順を使用して合成した。
【0340】
(実施例127)
3−(4−メチルピペラジン−1−イル)−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニ
ル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化143】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.25−8.08(m, 1
H), 7.92−7.79(m, 3H), 7.66(d, J=8.7Hz, 1
H), 7.45(d, J=8.4Hz, 2H), 3.54−3.45(m, 4
H), 2.53−2.47(m, 4H), 2.23(s, 3H). m/z:
378(MH+)
【0341】
(実施例128)
N−(シクロプロピルメチル)−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ
[d]イソオキサゾール−3−アミン
【化144】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.04−7.94(m, 1
H), 7.58(dd, J=8.7, 1.9Hz, 1H), 7.56−7.4
9(m, 2H), 7.27(d, J=8.7Hz, 1H), 7.25−7.1
8(m, 2H), 6.82(t, J=5.5Hz, 1H), 2.86(t,
J=6.2Hz, 2H), 1.01−0.82(m, 1H), 0.32−0.1
9(m, 2H), 0.08−−0.01(m, 2H). m/z: 349(MH
+)
【0342】
(実施例129)
N−((6−メチルピリジン−2−イル)メチル)−5−(4−(トリフルオロメトキシ
)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−アミン
【化145】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.27(dd, J=1.9
, 0.8Hz, 1H), 7.85(dd, J=8.7, 1.9Hz, 1H)
, 7.81−7.75(m, 2H), 7.71−7.59(m, 2H), 7.
55(dd, J=8.7, 0.7Hz, 1H), 7.52−7.43(m, 2
H), 7.23(d, J=7.8Hz, 1H), 7.13(d, J=7.6H
z, 1H), 4.51(d, J=6.0Hz, 2H), 2.46(s, 3H
). m/z: 400(MH+)
【0343】
(実施例130)
3−モルホリノ−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキ
サゾール
【化146】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.23−8.17(m, 1
H), 7.91−7.80(m, 3H), 7.68(d, J=8.8Hz, 1
H), 7.51−7.40(m, 2H), 3.85−3.72(m, 4H),
3.57−3.43(m, 4H). m/z: 365(MH+).
【0344】
(実施例131)
N−イソプロピル−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオ
キサゾール−3−アミン
【化147】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.21(dd, J=1.9
, 0.8Hz, 1H), 7.83(dd, J=8.7, 1.9Hz, 1H)
, 7.80−7.75(m, 2H), 7.52(dd, J=8.7, 0.8H
z, 1H), 7.50−7.44(m, 2H), 6.80(d, J=7.1H
z, 1H), 3.86−3.62(m, 1H), 1.25(d, J=6.4H
z, 6H). m/z: 337(MH+).
【0345】
(実施例132)
3−(1H−イミダゾール−1−イル)−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル
)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化148】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.73(t, J=1.1H
z, 1H), 8.41(dd, J=1.7, 0.8Hz, 1H), 8.11
(dd, J=8.9, 1.8Hz, 1H), 8.08(t, J=1.4Hz,
1H), 8.01−7.93(m, 3H), 7.54−7.46(m, 2H)
, 7.30(dd, J=1.5, 0.8Hz, 1H). m/z: 346(M
H+).
【0346】
(実施例133)
N,N−ジメチル−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオ
キサゾール−3−アミン
【化149】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.14(dd, J=1.8
, 0.8Hz, 1H), 7.89−7.80(m, 3H), 7.62(dd,
J=8.7, 0.8Hz, 1H), 7.49−7.40(m, 2H), 3.
16(s, 6H). m/z: 323(MH+).
【0347】
(実施例134)
(R)−5−(((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオ
キサゾール−3−イル)アミノ)メチル)ピロリジン−2−オン
【化150】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.21−8.14(m, 1
H), 7.85(dd, J=8.7, 1.9Hz, 1H), 7.81−7.7
4(m, 2H), 7.71(s, 1H), 7.55(d, J=8.7Hz,
1H), 7.52−7.44(m, 2H), 7.07(t, J=5.9Hz,
1H), 3.86(p, J=6.0Hz, 1H), 3.40−3.21(m,
2H), 2.28−2.03(m, 3H), 1.89−1.72(m, 1H).
m/z: 392(MH+).
【0348】
(実施例135)
1−(2−((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサ
ゾール−3−イル)アミノ)エチル)ピロリジン−2−オン
【化151】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.12(dd, J=1.9
, 0.8Hz, 1H), 7.84(dd, J=8.7, 1.9Hz, 1H)
, 7.79−7.72(m, 2H), 7.55(d, J=8.7Hz, 1H)
, 7.51−7.45(m, 2H), 7.11(t, J=5.6Hz, 1H)
, 3.51−3.35(m, 6H), 2.17(t, J=8.1Hz, 2H)
, 1.89(tt, J=7.8, 6.6Hz, 2H). m/z: 406(M
H+).
【0349】
(実施例136)
3−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−5−(4−(トリフルオロメトキ
シ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化152】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 9.59(s, 1H), 8
.57(s, 1H), 8.42(dd, J=1.8, 0.8Hz, 1H),
8.13(dd, J=8.9, 1.9Hz, 1H), 8.01(dd, J=8
.9, 0.8Hz, 1H), 7.92−7.84(m, 2H), 7.55−7
.45(m, 2H). m/z: 347(MH+).
【0350】
(実施例137)
N−(2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)エチル)−5−(4−(トリ
フルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−アミン
【化153】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.48(s, 1H), 8
.10(dd, J=1.9, 0.8Hz, 1H), 7.98(s, 1H),
7.85(dd, J=8.7, 1.9Hz, 1H), 7.79−7.71(m,
2H), 7.57(d, J=8.7Hz, 1H), 7.51−7.43(m,
2H), 7.22(t, J=5.8Hz, 1H), 4.47(t, J=5.
8Hz, 2H), 3.70(q, J=5.9Hz, 2H). m/z: 390
(MH+).
【0351】
(実施例138)
3−(2−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−5−(4−(トリフルオロメトキ
シ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化154】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.15−8.08(m, 2
H), 8.03−7.97(m, 1H), 7.95(d, J=1.6Hz, 1
H), 7.94−7.89(m, 2H), 7.51−7.44(m, 2H),
7.13(d, J=1.6Hz, 1H), 2.53(s, 3H). m/z:
360(MH+).
【0352】
(実施例139)
3−(4−メチル−1H−イミダゾール−1−イル)−5−(4−(トリフルオロメトキ
シ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化155】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.61(d, J=1.4H
z, 1H), 8.43−8.38(m, 1H), 8.09(dd, J=8.9
, 1.7Hz, 1H), 7.99−7.92(m, 3H), 7.77(t,
J=1.3Hz, 1H), 7.53−7.47(m, 2H), 2.23(d,
J=1.1Hz, 3H). m/z: 360(MH+).
【0353】
(実施例140)
3−(4−クロロ−1H−イミダゾール−1−イル)−5−(4−(トリフルオロメトキ
シ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化156】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.71(d, J=1.6H
z, 1H), 8.43(dd, J=1.7, 0.8Hz, 1H), 8.25
(d, J=1.6Hz, 1H), 8.12(dd, J=8.9, 1.7Hz,
1H), 8.02−7.94(m, 3H), 7.54−7.45(m, 2H)
. m/z: 380(MH+).
【0354】
(実施例141)
3−(3−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)−5−(4−(トリフ
ルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化157】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 9.43(s, 1H), 8
.40(dd, J=1.9, 0.8Hz, 1H), 8.10(dd, J=8.
9, 1.8Hz, 1H), 7.99(d, J=8.9, 1H), 7.89−
7.85(m, 2H), 7.56−7.44(m, 2H), 2.47(s, 3
H). m/z: 361(MH+).
【0355】
(実施例142)
3−(4−フェニル−1H−イミダゾール−1−イル)−5−(4−(トリフルオロメト
キシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化158】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.78(d, J=1.3H
z, 1H), 8.55(d, J=1.3Hz, 1H), 8.51(dd, J
=1.8, 0.8Hz, 1H), 8.12(dd, J=8.9, 1.7Hz,
1H), 8.03−7.94(m, 5H), 7.56−7.48(m, 2H)
, 7.43(dd, J=8.4, 7.1Hz, 2H), 7.34−7.25(
m, 1H). m/z: 422(MH+).
【0356】
(実施例143)
3−(4−(tert−ブチル)−1H−イミダゾール−1−イル)−5−(4−(トリ
フルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化159】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.63(d, J=1.3H
z, 1H), 8.43−8.39(m, 1H), 8.08(dd, J=8.9
, 1.7Hz, 1H), 8.00−7.92(m, 3H), 7.61(d,
J=1.4Hz, 1H), 7.52−7.46(m, 2H), 1.30(s,
9H). m/z: 402(MH+).
【0357】
(実施例144)
3−(2−イソプロピル−1H−イミダゾール−1−イル)−5−(4−(トリフルオロ
メトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化160】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.11(dd, J=8.8
, 1.8Hz, 1H), 8.05(dd, J=1.8, 0.8Hz, 1H)
, 8.01(dd, J=8.8, 0.8Hz, 1H), 7.94−7.89(
m, 2H), 7.87(d, J=1.5Hz, 1H), 7.51−7.44(
m, 2H), 7.15(d, J=1.5Hz, 1H), 3.37(p, J=
6.8Hz, 1H), 1.23(d, J=6.8Hz, 6H). m/z: 3
88(MH+).
【0358】
(実施例145)
5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)−3−(4−(トリフルオロメチル)−
1H−イミダゾール−1−イル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化161】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.87(dd, J=1.4
, 0.8Hz, 1H), 8.79−8.74(m, 1H), 8.45(dd,
J=1.7, 0.8Hz, 1H), 8.13(dd, J=8.9, 1.7H
z, 1H), 8.01(dd, J=8.9, 0.8Hz, 1H), 7.99
−7.93(m, 2H), 7.55−7.47(m, 2H). m/z: 414
(MH+).
(実施例146)
(1−(5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
−3−イル)−1H−イミダゾール−4−イル)メタノール
【化162】
[この文献は図面を表示できません]
1H NMR(400MHz, DMSO−d6) δ 8.67(d, J=1.4H
z, 1H), 8.40(dd, J=1.7, 0.8Hz, 1H), 8.10
(dd, J=8.9, 1.7Hz, 1H), 8.01−7.93(m, 3H)
, 7.84(q, J=1.0Hz, 1H), 7.53−7.45(m, 2H)
, 5.10(t, J=5.7Hz, 1H), 4.48(dd, J=5.7,
1.0Hz, 2H). m/z: 376(MH+).
【0359】
(実施例147)
5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−ア
ミン
【化163】
[この文献は図面を表示できません]
A(0.575g、2.70mmol)、B(0.834g、4.05mmol)、P
d(dppf)Cl
2(0.200g、0.27mmol)、炭酸カリウム(0.746
g、5.40mmol)を混合した。トルエン(4mL)、2−イソプロパノール(2m
L)、水(4mL)を加えた。次いで、バイアルをしっかりキャップし、100℃にて3
.6時間撹拌した。混合物をEtOAcで希釈し、ブラインで洗浄し、MgSO
4で乾燥
させ、濃縮し、シリカゲルカラム(20%EtOAc/ヘキサン中Rf=0.13)によ
って精製し、表題化合物(0.523g、66%)を得た。
【0360】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 8.17 - 8.12
(m, 1H), 7.83 (dd, J = 8.7, 1.9 Hz, 1H),
7.80 - 7.74 (m, 2H), 7.56 - 7.50 (m, 1H)
, 7.50 - 7.44 (m, 2H), 6.45 (s, 2H). m/z
: 295 (MH+).
【0361】
(実施例148)
3−(ピリミジン−2−イルメトキシ)−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル
)イソオキサゾロ[5,4−c]ピリジン
【化164】
[この文献は図面を表示できません]
実施例148は、適当な出発材料を使用して実施例1と同様の合成手順を使用して調製
した。
【0362】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 9.19 (d, J =
1.1 Hz, 1H), 8.84 (d, J = 4.9 Hz, 2H),
8.48 (d, J = 1.2 Hz, 1H), 8.35 - 8.26 (m
, 2H), 7.53 - 7.43 (m, 3H), 5.73 (s, 2H)
. MS: 389 (MH
+).
【0363】
(実施例149)
N−((4−メトキシピリミジン−2−イル)メチル)−5−(4−(トリフルオロメト
キシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−アミン
【化165】
[この文献は図面を表示できません]
実施例147(0.1g、0.34mmol)、C(0.047g、0.34mmol
)をMeOH(2mL)中で混合し、2滴のHOAcを加えた。懸濁物を室温にて2〜3
日間撹拌した。シアノ水素化ホウ素ナトリウム(0.180g、2.35mmol)を加
えた。生成した混合物を室温にて一晩撹拌し、NaHCO
3水溶液でクエンチし、EtO
Acで抽出し、ブラインで洗浄し、濃縮し、HPLCで精製した。TFA塩形態の生成し
た生成物を、K
2CO
3/EtOAc抽出で脱塩し、表題化合物(0.0357g、25
%)を得た。
【0364】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d6) δ 8.46 (d, J =
5.8 Hz, 1H), 8.35 - 8.31 (m, 1H), 7.85
(dd, J = 8.7, 1.9 Hz, 1H), 7.83 - 7.75 (
m, 2H), 7.59 (t, J = 6.2 Hz, 1H), 7.54 (
d, J = 8.7 Hz, 1H), 7.52 - 7.45 (m, 2H),
6.82 (d, J = 5.8 Hz, 1H), 4.58 (d, J =
6.2 Hz, 2H), 3.87 (s, 3H). m/z: 417 (MH+
).
【0365】
(実施例150)
N,N−ジエチル−2−((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d
]イソオキサゾール−3−イル)オキシ)アセトアミド
【化166】
[この文献は図面を表示できません]
実施例150は、適当な出発材料を使用して実施例121と同様の合成手順を使用して
調製した。
【0366】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 8.03 - 7.93
(m, 2H), 7.90 - 7.82 (m, 2H), 7.73 (d, J
= 8.7 Hz, 1H), 7.45 (d, J = 8.2 Hz, 2H)
, 5.21 (s, 2H), 3.36 - 3.29 (m, 4H), 1.1
7 (t, J = 7.1 Hz, 3H), 1.03 (t, J = 7.0
Hz, 3H). MS: 409 (MH
+).
【0367】
(実施例151)
3−(ピラジン−2−イルメトキシ)−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)
ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化167】
[この文献は図面を表示できません]
実施例151を、適当な出発材料を使用して実施例43と同様の合成手順を使用して調
製した。
【0368】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 8.97 (d, J =
1.4 Hz, 1H), 8.73 - 8.65 (m, 2H), 8.11
(d, J = 1.8 Hz, 1H), 7.99 (dd, J = 8.9,
1.9 Hz, 1H), 7.92 - 7.83 (m, 2H), 7.75 (
d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.48 - 7.41 (m, 2H),
5.65 (s, 2H). MS: 388 (MH
+).
【0369】
(実施例152)
3−((3−メチルピラジン−2−イル)メトキシ)−5−(4−(トリフルオロメトキ
シ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化168】
[この文献は図面を表示できません]
実施例152を、適当な出発材料を使用して実施例43と同様の合成手順を使用して調
製した。
【0370】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 8.54 (d, J =
2.5 Hz, 1H), 8.48 (d, J = 2.6 Hz, 1H),
8.02 (d, J = 1.9 Hz, 1H), 7.97 (dd, J =
9.0, 1.9 Hz, 1H), 7.86 (d, J = 8.5 Hz, 2
H), 7.74 (d, J = 8.8 Hz, 1H), 7.43 (d, J
= 8.2 Hz, 2H), 5.67 (s, 2H), 2.64 (s, 3
H). MS: 402 (MH
+).
【0371】
(実施例153)
3−(1−(5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)エトキシ)−5−
(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化169】
[この文献は図面を表示できません]
実施例153を、適当な出発材料を使用して実施例43と同様の合成手順を使用して調
製した。
【0372】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 8.03 - 7.95
(m, 2H), 7.92 - 7.83 (m, 2H), 7.76 (d, J
= 8.6 Hz, 1H), 7.44 (d, J = 8.3 Hz, 2H)
, 6.25 (q, J = 6.6 Hz, 1H), 2.51 (s, 3H)
, 1.85 (d, J = 6.6 Hz, 3H). MS: 406 (MH
+
).
【0373】
(実施例154)
3−((5−シクロプロピル−1,3,4−チアジアゾール−2−イル)メトキシ)−5
−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化170】
[この文献は図面を表示できません]
実施例154を、適当な出発材料を使用して実施例92と同様の合成手順を使用して調
製した。
【0374】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 8.04 - 7.95
(m, 2H), 7.90 - 7.82 (m, 2H), 7.77 (d, J
= 8.7 Hz, 1H), 7.44 (d, J = 7.8 Hz, 2H)
, 5.88 (s, 2H), 2.55 (tt, J = 8.3, 4.8 H
z, 1H), 1.28 - 1.15 (m, 2H), 1.07 - 0.98
(m, 2H). MS: 434 (MH
+).
【0375】
(実施例155)
7−フルオロ−3−((5−メチル−1,3,4−オキサジアゾール−2−イル)メトキ
シ)−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール
【化171】
[この文献は図面を表示できません]
実施例155を、適当な出発材料を使用して実施例92と同様の合成手順を使用して調
製した。
【0376】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 8.03 (dd, J
= 12.3, 1.5 Hz, 1H), 7.95 - 7.87 (m, 3H)
, 7.48 - 7.41 (m, 2H), 5.78 (s, 2H), 2.5
4 (s, 3H). MS: 410 (MH
+).
【0377】
(実施例156)
N−(オキサゾール−2−イルメチル)−5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル
)ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−アミン
【化172】
[この文献は図面を表示できません]
実施例156を、適当な出発材料を使用して実施例149と同様の合成手順を使用して
調製した。
【0378】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 8.22 (dd, J
= 1.9, 0.8 Hz, 1H), 8.06 (d, J = 0.9 Hz,
1H), 7.86 (dd, J = 8.8, 1.9 Hz, 1H), 7.
82 - 7.73 (m, 3H), 7.57 (d, J = 8.7 Hz,
1H), 7.52 - 7.44 (m, 2H), 7.17 (d, J = 0
.9 Hz, 1H), 4.61 (d, J = 6.0 Hz, 2H). m/
z: 376 (MH
+).
【0379】
(実施例157)
tert−ブチル2−((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]
イソオキサゾール−3−イル)オキシ)アセテート
【化173】
[この文献は図面を表示できません]
5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサゾール−3−
オール(500mg、1.69mmol)、tert−ブチル2−ブロモアセテート(5
00mg、2.56mmol)および炭酸セシウム(1.65g)を、5mLのDMF中
で合わせ、周囲温度にて1時間撹拌した。反応混合物を80mLの酢酸エチルで希釈し、
水およびブラインで洗浄し、真空下で蒸発させた。ヘキサン中の0〜100%酢酸エチル
による12gのシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー精製によって、tert−
ブチル2−((5−(4−(トリフルオロメトキシ)フェニル)ベンゾ[d]イソオキサ
ゾール−3−イル)オキシ)アセテート(285mg、0.70mmol)を得た。
【0380】
1H NMR (400 MHz, DMSO−d
6) δ 8.04 - 8.01
(m, 1H), 7.98 (dd, J = 8.8, 1.8 Hz, 1H),
7.90 - 7.83 (m, 2H), 7.75 (d, J = 8.8 H
z, 1H), 7.45 (d, J = 8.0 Hz, 2H), 5.00 (
s, 2H), 1.42 (s, 9H). MS: 410 (MH
+).
【0381】
(実施例158)
下記の成分を含有する硬質ゼラチンカプセル剤を調製する。
量
成分 (mg/カプセル)
活性成分 30.0
デンプン 305.0
ステアリン酸マグネシウム 5.0
【0382】
上記の成分を混合し、硬質ゼラチンカプセル中に充填する。
【0383】
(実施例159)
錠剤処方は、下記の成分を使用して調製する。
量
成分 (mg/錠剤)
活性成分 25.0
微結晶性セルロース 200.0
コロイド状二酸化ケイ素 10.0
ステアリン酸 5.0
【0384】
構成要素をブレンドし、圧縮し、錠剤を形成する。
【0385】
(実施例160)
下記の構成要素を含有する乾燥粉末吸入製剤を調製する。
成分 重量%
活性成分 5
ラクトース 95
【0386】
活性成分をラクトースと混合し、混合物を乾燥粉末吸入用具に加える。
【0387】
(実施例161)
それぞれが30mgの活性成分を含有する錠剤を、下記のように調製する。
量
成分 (mg/錠剤)
活性成分 30.0mg
デンプン 45.0mg
微結晶性セルロース 35.0mg
ポリビニルピロリドン
(滅菌水中の10%溶液として) 4.0mg
カルボキシメチルデンプンナトリウム 4.5mg
ステアリン酸マグネシウム 0.5mg
タルク 1.0mg
合計 120mg
【0388】
活性成分、デンプンおよびセルロースは、20番メッシュU.S.篩を通して、徹底的
に混合する。ポリビニルピロリドンの溶液を生成した粉末と混合し、次いで、これを16
メッシュU.S.篩に通す。このように生成された顆粒剤を、50℃〜60℃にて乾燥さ
せ、16メッシュU.S.篩に通す。次いで、30番メッシュU.S.篩に従前に通して
おいたカルボキシメチルデンプンナトリウム、ステアリン酸マグネシウムおよびタルクを
顆粒剤に加え、これを混合した後、錠剤成形機で圧縮し、それぞれが120mgの重量で
ある錠剤を生じさせる。
【0389】
(実施例162)
それぞれが25mgの活性成分を含有する坐剤を、下記のように作製する。
成分 量
活性成分 25mg
飽和脂肪酸グリセリド 2,000mgまで
【0390】
活性成分を60番メッシュU.S.篩に通し、必要とされる最小の熱を使用して従前に
溶融させておいた飽和脂肪酸グリセリドに懸濁する。次いで、混合物を2.0gの公称容
量の坐剤型中に注ぎ、冷却させる。
【0391】
(実施例163)
それぞれが5.0mL用量毎に50mgの活性成分を含有する懸濁剤を、下記のように
作製する。
成分 量
活性成分 50.0mg
キサンタンガム 4.0mg
カルボキシメチルセルロースナトリウム(11%)
微結晶性セルロース(89%) 50.0mg
スクロース 1.75g
安息香酸ナトリウム 10.0mg
香味料および着色料 q.v.
精製水 5.0mLまで
【0392】
活性成分、スクロースおよびキサンタンガムをブレンドし、10番メッシュU.S.篩
に通し、次いで、従前に作製しておいた微結晶性セルロースおよびカルボキシメチルセル
ロースナトリウムの水溶液と混合する。安息香酸ナトリウム、香味料および着色料を、い
くらかの水で希釈し、撹拌しながら加える。次いで、必要とされる容量を生じさせるのに
十分な水を加える。
【0393】
(実施例164)
皮下製剤は、下記のように調製し得る。
成分 量
活性成分 5.0mg
トウモロコシ油 1.0mL
【0394】
(実施例165)
下記の組成を有する注射用調製物を調製する。
成分 量
活性成分 2.0mg/mL
マンニトール、USP 50mg/mL
グルコン酸、USP q.s.(pH5〜6)
水(蒸留、無菌) 1.0mLまでq.s.
窒素ガス、NF q.s.
【0395】
(実施例166)
下記の組成を有する局所調製物を調製する。
成分 グラム
活性成分 0.2〜10
Span60 2.0
Tween60 2.0
鉱油 5.0
ペトロラタム 0.10
メチルパラベン 0.15
プロピルパラベン 0.05
BHA(ブチルヒドロキシアニソール) 0.01
水 100までq.s.
【0396】
水以外の上記の成分の全ては、合わせ、撹拌しながら60℃に加熱する。次いで、60
℃の十分な量の水を激しく撹拌しながら加え、成分を乳化し、次いで、水を100gまで
q.s.加える。
【0397】
(実施例167)
持続放出組成物
成分 重量範囲%
活性成分 50〜95
微結晶性セルロース(充填剤) 1〜35
メタクリル酸コポリマー 1〜35
水酸化ナトリウム 0.1〜1.0
ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.5〜5.0
ステアリン酸マグネシウム 0.5〜5.0
【0398】
本開示の持続放出製剤は、下記のように調製する。化合物およびpH依存性結合剤およ
び任意の任意選択の添加剤を良好に混合(乾燥ブレンド)する。次いで、乾燥ブレンドし
た混合物を、強塩基の水溶液の存在下で顆粒化し、これをブレンドした粉末中に噴霧する
。顆粒を乾燥させ、スクリーニングし、任意選択の滑沢剤(例えば、タルクまたはステア
リン酸マグネシウム)と混合し、錠剤に圧縮する。強塩基の好ましい水溶液は、アルカリ
金属水酸化物、例えば、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウム、好ましくは水酸化ナト
リウムの水溶液(25%までの水混和性溶媒、例えば、低級アルコールを任意選択で含有
する)である。
【0399】
得られた錠剤は、同定目的および味をマスキングする目的で、ならびに嚥下の容易さを
改善するために、任意選択の皮膜形成剤でコーティングし得る。皮膜形成剤は典型的には
、錠剤重量の2%〜4%の範囲の量で存在する。適切な皮膜形成剤は当技術分野で周知で
あり、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カチオン性メタクリレートコポリマー(メ
タクリル酸ジメチルアミノエチル/メタクリル酸メチル−ブチルコポリマー−Eudra
git(登録商標)E−Roehm.Pharma)などを含む。これらの皮膜形成剤は
、着色剤、可塑剤および他の補助的成分を任意選択で含有し得る。
【0400】
圧縮錠剤は好ましくは、8Kpの圧縮を耐えるのに十分な硬度を有する。錠剤サイズは
、主として、錠剤中の化合物の量によって決まる。錠剤は、約5mg〜約1gの化合物を
含む。ある特定の実施形態では、錠剤は、約5mg、約10mg、約25mg、約50m
g、約100mg、約150mg、約200mg、約250mg、約300mg、約35
0mg、約400mg、約450mg、約500mg、約600mg、または約750m
gの化合物を含む。
【0401】
溶解速度に影響を与えるために、化合物含有粉末が湿式混合される時間は制御される。
好ましくは、粉末混合の総時間、すなわち、粉末が水酸化ナトリウム溶液に曝露される時
間は、1〜10分、好ましくは、2〜5分の範囲である。顆粒化に続いて、粒子をグラニ
ュレーターから取り出し、乾燥のために流動床乾燥機中に約60℃にて入れる。
【0402】
(実施例168)
活性試験を、本明細書に記載されている方法および当技術分野で周知の方法を使用して
、下記の実施例において行う。
【0403】
心臓のナトリウム電流スクリーニングアッセイ:
心臓の遅延ナトリウム電流(遅延I
Na)およびピークナトリウム電流(ピークI
Na
)アッセイを、全細胞パッチクランプ技術を使用して自動化されている電気生理学プラッ
トフォームであるQPatch 16XまたはQPatch HT(Sophion B
ioscience、Copenhagen、Denmark)で行い、細胞膜を通る電
流を測定する。アッセイは、Millipore(Billerica、MA)から購入
した野性型ヒト心臓のナトリウムチャネル、hNa
v1.5を異種発現しているHEK2
93(ヒト胎児腎)細胞系を使用する。ベータサブユニットは、Naチャネルアルファサ
ブユニットと共に同時発現していなかった。細胞を標準的な組織培養手順で維持し、安定
的なチャネル発現を、培養培地中の400μg/mLのGeneticinで維持する。
実験を23〜25℃にて行う。
【0404】
遅延I
NaおよびピークI
Naアッセイの両方のために、直列抵抗補正を100%に設
定し、直列抵抗および全細胞補正を自動的に行う。電流を25kHzにてデジタル化し、
5kHzにてローパスフィルタ処理し、Sophion Bioscience Ora
cle database(Sophion Bioscience、Copenhag
en、Denmark)に貯蔵する。QPatchアッセイソフトウェアを使用して分析
を行い、データをExcel2010(Microsoft、Seattle、WA、U
.S.A.)にコンパイルする。
【0405】
化合物ストックを、バイアルにおいてジメチルスルホキシド(DMSO)中10mMま
でGilead Sample Bankによって通常通り作製する。場合によって、化
合物がDMSO中で可溶性でないとき、これらは100%エタノール中で作製される。ス
トックを必要に応じて超音波処理する。遅延I
Naをスクリーニングするための細胞外溶
液は、140mMのNaCl、4mMのKCl、1.8mMのCaCl
2、1mMのMg
Cl
2、10mMのHEPESおよび10mMのデキストロースから構成され、NaOH
を使用してpHを7.35に調節する。細胞内溶液は、105mMのCsF、20mMの
CsCl、10NaF、2mMのEGTA、10mMのHEPESおよび10mMのデキ
ストロースを含有し、CsOHでpHを7.35に調節する。MicroLab Nim
bus(Hamilton Robotics、Reno、NV)を使用して、ガラス製
バイアルにおいて化合物を細胞外溶液で0.3〜3μMに希釈し、ガラスウェルプレート
に移し、その後、細胞へのロボットによる添加を行う。ベースライン電流を測定するため
に、遅延I
NaおよびピークI
Naアッセイのための各実験の終わりにおいて使用した0
mMのNa細胞外溶液(0Na−ECF)は、140のコリン−Cl;4mMのKCl、
1.8mMのCaCl
2;1mMのMgCl
2;10mMのHEPESおよび10mMの
デキストロースを含有し、CsOHでpHを7.35に調節した。
【0406】
遅延I
Naスクリーニングアッセイ:
遅延I
Naアッセイのために、−120mVの保持電位から−20mVへと細胞膜を2
50ミリ秒(ms)間脱分極することによって、10秒毎にナトリウムチャネルを活性化
する(0.1Hz)。
【0407】
化合物を試験し、遅延ナトリウム電流のブロックにおいてこれらの活性を決定した。遅
延I
Naは、細胞外溶液に10μMのテフルトリン(ピレスロイド)を加えることによっ
て生じさせた。スクリーニングの目的で、遅延I
Naは、−20mVへの電圧ステップの
間の240ms〜265msの平均電流と定義される。全細胞記録コンフィギュレーショ
ンを確立した後、Na電流の遅延構成要素が安定的な値に達するように、遅延I
Naアク
チベーターを、各ウェルに15分間にわたり4回加える。次いで、遅延I
Naアクチベー
ターの存在下で、5分にわたる3回の添加を伴って、(典型的には0.3または1μMで
)化合物を加えた。第3の化合物添加への曝露の終わりに測定を行い、0Na−ECFの
2回の添加の後、全てのNa
+を細胞外溶液から除去したときの電流レベルに、値を正規
化した。
【0408】
結果を遅延I
Naのブロックパーセントとして報告し、遅延I
Naについてのランダウ
ン補正を組み込むことによって結果を分析した。
【0409】
ピークI
Naスクリーニングアッセイ:
Na
V1.5ピークI
Naに対するこれらの効果について化合物を評価した。式Iの化
合物は、ピークI
Naのかなりのブロックを回避することが企図されている。本明細書に
おいて使用される細胞におけるピークI
Naは非常に大きいことがあるため、記録におい
て人為性を導入して、Na
+をコリンで等張置換することによって浴中のNa
+の濃度を
40mMに低減させることができる(下記を参照されたい)。
【0410】
ピークI
Naの持続性ブロック(TB)は、0.1Hzの低刺激周波数にて、−100
mVの保持電位から−20mVへの電圧ステップを使用して測定した。ピークI
Naの使
用依存性ブロック(UDB)は、−100mVの保持電位からパルストレインのパルス数
50(−20mV、20ms、50パルス、3Hz)の間に測定した。
【0411】
本開示の化合物による心臓のピークI
Naのブロックは典型的には、0.1から3Hz
への刺激の周波数の増加と共に増加する(正常な心臓においてまたは頻拍の間に遭遇する
周波数)。
【0412】
ピークI
Naをスクリーニングするための細胞外溶液は、40mMのNaCl、100
mMのコリン−Cl、4mMのKCl、1.8mMのCaCl
2、1mMのMgCl
2、
10mMのHEPESおよび10mMのデキストロースから構成され、NaOHを使用し
てpHを7.35に調節する。ピークI
Naアッセイのために使用する細胞内溶液は、遅
延I
Naアッセイについて概要を述べたものと同じである(上記を参照されたい)。
【0413】
全細胞記録コンフィギュレーションを確立した後、記録をモニターすることができ、記
録が安定化した程度を評価することができるように、チャネルを刺激し、低周波数(0.
1Hz)で開口した。
【0414】
次いで、試験化合物を1または3μMで加え、60秒の間隔で2回加えた。第2の化合
物添加の後、200秒の待機期間をおいて、平衡化させた。TBおよびUDBについての
電圧プロトコールは、化合物の非存在下および存在下で行い、化合物非含有条件に関して
TBおよびUDBを計算する。TBおよびUDBの両方を、ピークI
Naについてのラン
ダウン補正を組み込むことによって分析した。
【0415】
化合物を、上記のアッセイ法を使用して試験した。表1において提供するデータ(阻害
率(パーセント)で)は、遅延I
NaおよびピークI
Naアッセイにおいて列挙した化合
物を1μMおよび0.3μMの濃度で試験することによって得た(ならびに必要に応じて
他の濃度)。
【表1-1】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-2】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-3】
[この文献は図面を表示できません]
【表1-4】
[この文献は図面を表示できません]
【0416】
表1において示したアッセイ結果は、試験した化合物が、例えば、遅延ナトリウム電流
を阻害(または低減)することによって、遅延ナトリウム電流のモジュレーターとしての
活性を示したことを確証する。
【0417】
一部の実施形態では、式Iの化合物の効果は遅延ナトリウム電流に対して特異的であり
、一つもしくは複数の他のイオンチャネルに関して、ほとんどまたは全く活性を示さない
。このように、一部の実施形態では、遅延ナトリウム電流を低減させる活性を有する化合
物はまた、ピークナトリウム電流に関して、ほとんどまたは全く活性を示さない。
【0418】
(実施例169)
CNS Na
V1.1ナトリウムチャネルの使用依存性阻害
ヒトNa
V1.1cDNAの発現
Milliporeから得た野性型(WT)hNa
V1.1(SCN1A、NCBI#
AB09354)を安定的に発現しているHEK−293細胞(カタログ番号CYL30
09)を、I
Naを記録するために使用した。細胞を標準的な組織培養手順で維持し、安
定的なチャネル発現を培養培地中の400ug/mLのG418で維持する。他に断らな
い限り、全ての試薬は、Sigma−Aldrich(St Louis、MO、U.S
.A.)から購入する。
【0419】
電気生理学
Na
V1.2の使用依存性ブロック(UDB)を測定するアッセイは、全細胞パッチク
ランプ技術を使用して、自動化した電気生理学プラットフォームであるQPatch16
XまたはQPatch HT(Sophion Bioscience、Copenha
gen、Denmark)で行い、細胞膜を通る電流を測定する。直列抵抗補正を100
%に設定し、直列抵抗および全細胞補正を自動的に行う。電流をSophion Bio
science Oracle database(Sophion Bioscien
ce、Copenhagen、Denmark)に保存する。分析はQPatchアッセ
イソフトウェアを使用して行い、データをExcel2010(Microsoft、S
eattle、WA、U.S.A.)にコンパイルする。
【0420】
内部(ピペット)溶液は、(mMで)105のCsF、10のNaF、20のCsCl
、2のEGTA、10のHEPES、10のデキストロースからなり、7.35のpHお
よび300mOsmol/kgの容量オスモル濃度である。外部(浴)溶液は、(mMで
)145のNaCl、4のKCl、1.8のCaCl
2、1のMgCl
2、10のデキス
トロース、10のHEPESを含有し、7.35のpHおよび310mOsmol/kg
の容量オスモル濃度である。実験は23〜25℃にて行う。
【0421】
化合物ストックは、バイアルにおいてジメチルスルホキシド(DMSO)中10mMま
でGilead Sample Bankによって通常通り作製する。場合によって、化
合物がDMSOに可溶性でないとき、これらは100%エタノール中で作製する。必要に
応じて、ストックを超音波処理する。MicroLab Nimbus(Hamilto
n Robotics、Reno、NV)を使用して、ガラス製バイアルにおいて化合物
を細胞外溶液で0.3〜3μMに希釈し、ガラスウェルプレートに移し、その後、細胞へ
のロボットによる添加を行う。
【0422】
電流を測定する前に、全細胞コンフィギュレーションを確立させた後、細胞を10分間
安定化させる。試験化合物を、60秒間隔で2回加える。第2の化合物添加の後、200
秒の待機期間をおいて、平衡化させた。オンラインP/4手順を使用することによってリ
ーク電流を減算し、全ての電流を5kHzにてローパスベッセルフィルタ処理し、525
kHzにてデジタル化する。
【0423】
Na
V1.2ピーク電流の使用依存性ブロックを、−120mVの保持電位から電圧パ
ルストレインのパルス数20(0mV、20ms、20パルス、25Hz)の間に測定す
る。電流を、各周波数トレインにおける最初のパルスに応じて記録したピーク電流に正規
化する。化合物の非存在下および存在下でUDBについての電圧プロトコールを行い、化
合物非含有条件に関して阻害百分率を計算した。結果を平均阻害百分率として提示し、デ
ータ分析はQPatchアッセイソフトウェア4.0、およびExcel2002(Mi
crosoft、Seattle、WA、U.S.A.)を使用して行う。
【0424】
(実施例170)
CNS Na
V1.2ナトリウムチャネルの使用依存性阻害
ヒトNa
V1.2cDNAの発現
野性型(WT)hNaV1.2(SCN2A NCBI#NM_021007.2、S
CN1B NCBI#NM_001037.4、SCN2B NCBI#NM_0045
88.2)を安定的に発現しているHEK−293細胞を使用して、I
Naを記録した。
細胞を標準的な組織培養手順で維持し、安定的なチャネル発現を培養培地中の800ug
/mLのG418および3ug/mLのピューロマイシンで維持する。他に断らない限り
、全ての試薬は、Sigma−Aldrich(St Louis、MO、U.S.A.
)から購入する。
【0425】
電気生理学
Na
V1.2の使用依存性ブロック(UDB)を測定するアッセイは、全細胞パッチク
ランプ技術を使用して、自動化した電気生理学プラットフォームであるQPatch16
XまたはQPatch HT(Sophion Bioscience、Copenha
gen、Denmark)で行い、細胞膜を通る電流を測定する。直列抵抗補正を100
%に設定し、直列抵抗および全細胞補正を自動的に行う。電流をSophion Bio
science Oracle database(Sophion Bioscien
ce、Copenhagen、Denmark)に保存する。分析はQPatchアッセ
イソフトウェアを使用して行い、データをExcel2010(Microsoft、S
eattle、WA、U.S.A.)にコンパイルする。
【0426】
内部(ピペット)溶液は、(mMで)105のCsF、10のNaF、20のCsCl
、2のEGTA、10のHEPES、10のデキストロースからなり、7.35のpHお
よび300mOsmol/kgの容量オスモル濃度である。外部(浴)溶液は、(mMで
)145のNaCl、4のKCl、1.8のCaCl
2、1のMgCl
2、10のデキス
トロース、10のHEPESを含有し、7.35のpHおよび310mOsmol/kg
の容量オスモル濃度である。実験は23〜25℃にて行う。
【0427】
化合物ストックは、バイアルにおいてジメチルスルホキシド(DMSO)中10mMま
でGilead Sample Bankによって通常通り作製する。場合によって、化
合物がDMSOに可溶性でないとき、これらは100%エタノール中で作製する。必要に
応じて、ストックを超音波処理する。MicroLab Nimbus(Hamilto
n Robotics、Reno、NV)を使用して、ガラス製バイアルにおいて化合物
を細胞外溶液で0.3〜3μMに希釈し、ガラスウェルプレートに移し、その後、細胞へ
のロボット利用の添加を行う。
【0428】
電流を測定する前に、全細胞コンフィギュレーションを確立させた後、細胞を10分間
安定化させる。試験化合物を、60秒間隔で2回加える。第2の化合物添加の後、200
秒の待機期間をおいて、平衡化させた。オンラインP/4手順を使用することによってリ
ーク電流を減算し、全ての電流を5kHzにてローパスベッセルフィルタ処理し、525
kHzにてデジタル化する。
【0429】
結果は、平均阻害百分率として提示する。
【0430】
Na
V1.2ピーク電流の使用依存性ブロックを、−120mVの保持電位から電圧パ
ルストレインのパルス数20(0mV、20ms、20パルス、25Hz)の間に測定す
る。
【0431】
電流を、各周波数トレインにおける最初のパルスに応じて記録したピーク電流に正規化
する。化合物の非存在下および存在下でUDBについての電圧プロトコールを行い、化合
物非含有条件に関して阻害百分率を計算した。
【0432】
データ分析は、QPatchアッセイソフトウェア4.0およびExcel2002(
Microsoft、Seattle、WA、U.S.A.)を使用して行う。
【0433】
上記の方法を使用して、本開示の化合物が、脳アイソフォームNa
V1.1およびNa
V1.2のピーク電流を阻害することなく心臓の遅延I
Na電流を阻害することについて
選択的であることを実証し得る。本開示の化合物は、Na
v1.1およびNa
v1.2の
非常に高い周波数発射を阻害しても、てんかん患者で観察される変異Na
V1.1および
Na
V1.2の電圧依存性ブロックを実証してもよい。試料化合物についてのデータを、
上記表1において示す。
【0434】
(実施例171)
Na
V1.3ナトリウムチャネルの電圧依存性阻害
ヒトNa
V1.3cDNAの発現
野性型(WT)hNa
V1.3(SCN3A NCBI#NP_001075、SCN
1B NCBI#NM_001037.4、SCN2B NCBI#NM_004588
.2)を安定的に発現しているHEK−293細胞を使用して、I
Naを記録した。細胞
を標準的な組織培養手順で維持し、安定的なチャネル発現を培養培地中の800ug/m
LのG418および3ug/mLのピューロマイシンで維持する。他に断らない限り、全
ての試薬は、Sigma−Aldrich(St Louis、MO、U.S.A.)か
ら購入する。
【0435】
電気生理学
Na
V1.3の電圧依存性ブロック(VDB)を測定するアッセイは、全細胞パッチク
ランプ技術を使用して、自動化した電気生理学プラットフォームであるQPatch16
XまたはQPatch HT(Sophion Bioscience、Copenha
gen、Denmark)で行い、細胞膜を通る電流を測定する。直列抵抗補正を100
%に設定し、直列抵抗および全細胞補正を自動的に行う。電流をSophion Bio
science Oracle database(Sophion Bioscien
ce、Copenhagen、Denmark)に保存する。分析はQPatchアッセ
イソフトウェアを使用して行い、データをExcel2010(Microsoft、S
eattle、WA、U.S.A.)にコンパイルする。
【0436】
内部(ピペット)溶液は、(mMで)105のCsF、10のNaF、20のCsCl
、2のEGTA、10のHEPES、10のデキストロースからなり、7.35のpHお
よび300mOsmol/kgの容量オスモル濃度である。外部(浴)溶液は、(mMで
)80のNaCl、60のコリン−Cl、4のKCl、1.8のCaCl
2、1のMgC
l
2、10のデキストロース、10のHEPESを含有し、7.35のpHおよび310
mOsmol/kgの容量オスモル濃度である。実験は23〜25℃にて行う。
【0437】
化合物ストックは、バイアルにおいてジメチルスルホキシド(DMSO)中10mMま
でGilead Sample Bankによって通常通り作製する。場合によって、化
合物がDMSOに可溶性でないとき、これらは100%エタノール中で作製する。必要に
応じて、ストックを超音波処理する。MicroLab Nimbus(Hamilto
n Robotics、Reno、NV)を使用して、ガラス製バイアルにおいて化合物
を細胞外溶液で1μMに希釈し、ガラスウェルプレートに移し、その後、細胞へのロボッ
ト利用の添加を行う。
【0438】
電流を測定する前に、全細胞コンフィギュレーションを確立させた後、細胞を10分間
安定化させる。試験化合物を120秒の間隔で3回加え、平衡化させる。P/4手順を使
用して電流をリーク減算処理し、5kHzにてローパスベッセルフィルタ処理し、25k
Hzにてデジタル化した。結果を、平均阻害百分率として提示する。
【0439】
Na
V1.3ピーク電流の電圧依存性ブロックは、電圧ステップの事前調整ステップ(
10秒間の−55mV、それに続く10ms間の−120mV)に続いて、0mV(20
ms)への電圧ステップの間に測定した。保持電位は−120mVであったが、この電圧
プロトコールはNa
V1.3の最大半量不活性化を誘発する。VDBについての電圧プロ
トコールを、化合物の非存在下および存在下で45秒毎に行い、化合物非含有条件に関し
て阻害百分率を計算した。
【0440】
Na
V1.7ナトリウムチャネルの電圧依存性阻害
ヒトNa
V1.7cDNAの発現
野性型(WT)hNa
V1.7を安定的に発現しているHEK−293細胞は、Sco
ttish Biomedical(Glasgow、Scotland、United
Kingdom)から得た。細胞を標準的組織培養手順で維持し、安定的なチャネル発
現を培養培地中の500ug/mLのG418で維持する。他に断らない限り、全ての試
薬は、Sigma−Aldrich(St Louis、MO、U.S.A.)から購入
する。
【0441】
電気生理学
Na
V1.7の電圧依存性ブロック(VDB)を測定するアッセイは、全細胞パッチク
ランプ技術を使用して、自動化した電気生理学プラットフォームであるQPatch16
XまたはQPatch HT(Sophion Bioscience、Copenha
gen、Denmark)で行い、細胞膜を通る電流を測定する。直列抵抗補正を100
%に設定し、直列抵抗および全細胞補正を自動的に行う。電流をSophion Bio
science Oracle database(Sophion Bioscien
ce、Copenhagen、Denmark)に保存する。分析はQPatchアッセ
イソフトウェアを使用して行い、データをExcel2010(Microsoft、S
eattle、WA、U.S.A.)にコンパイルする。
【0442】
内部(ピペット)溶液は、(mMで)105のCsF、10のNaF、20のCsCl
、2のEGTA、10のHEPES、10のデキストロースからなり、7.35のpHお
よび300mOsmol/kgの容量オスモル濃度である。外部(浴)溶液は、(mMで
)140のNaCl、4のKCl、1.8のCaCl
2、1のMgCl
2、10のデキス
トロース、10のHEPESを含有し、7.35のpHおよび310mOsmol/kg
の容量オスモル濃度である。実験は23〜25℃にて行う。
【0443】
化合物ストックは、バイアルにおいてジメチルスルホキシド(DMSO)中10mMま
でGilead Sample Bankによって通常通り作製する。場合によって、化
合物がDMSOに可溶性でないとき、これらは100%エタノール中で作製する。必要に
応じて、ストックを超音波処理する。MicroLab Nimbus(Hamilto
n Robotics、Reno、NV)を使用して、ガラス製バイアルにおいて化合物
を細胞外溶液で1μMに希釈し、ガラスウェルプレートに移し、その後、細胞へのロボッ
ト利用の添加を行う。
【0444】
電流を測定する前に、全細胞コンフィギュレーションを確立させた後、細胞を10分間
安定化させる。試験化合物を120秒の間隔で3回加え、平衡化させる。P/4手順を使
用して電流をリーク減算処理し、5kHzにてローパスベッセルフィルタ処理し、25k
Hzにてデジタル化した。結果を、平均阻害百分率として提示する。
【0445】
Na
V1.7ピーク電流の電圧依存性ブロックは、電圧ステップの事前調整ステップ(
10秒間の−60mV、それに続く10ms間の−120mV)に続いて、0mV(20
ms)への電圧ステップの間に測定した。保持電位は−120mVであったが、この電圧
プロトコールはNa
V1.7の最大半量不活性化を誘発する。VDBについての電圧プロ
トコールを、化合物の非存在下および存在下で45秒毎に行い、化合物非含有条件に関し
て阻害百分率を計算した。
【0446】
上記の方法を使用して、本開示の選択した化合物がまたNa
V1.3およびNa
V1.
7の電圧依存性ブロックを示すことを実証し得る。この活性は、化合物の潜在的な抗糖尿
病効果と相関すると考えられる。VDBプロトコールは、ピークI
Naの最大半量不活性
化を生じさせ、また膵島細胞(ベータ、アルファおよびデルタ細胞)の静止膜電位を模倣
する。例示的な化合物についてのデータを、下記表2において示す。
【表2】
[この文献は図面を表示できません]
【0447】
(実施例172)
麻酔したウサギにおける虚血によって誘発されるSTセグメント上昇
この研究を行って、in vivoでのウサギモデルにおける本開示の化合物の抗虚血
効果を決定した。
【0448】
方法:
雌性ニュージーランドウサギ(3.0〜4.0kg)は、Western Orego
n Rabbitryから購入した。動物を12時間の明暗サイクルで収容し、標準的な
飼料および水を与えた。米国学術研究会議によって公表されたGuide for th
e Care and Use of Laboratory AnimalsおよびI
nstitutional Animal Care Committee of Gi
lead Sciences,Inc.により承認された実験プロトコールによって全て
の実験を行った。
【0449】
ウサギをケタミン(35mg/kg)およびキシラジン(5mg/kg)の筋肉内注射
(im)で麻酔した。気管切開を行い、気管に気管内チューブを挿管した。動物は、圧力
制御動物用人工呼吸器(Kent Scientific Corp.、Torring
ton、CT)を使用して、40ストローク/分の呼吸数および10mmH
2Oのピーク
吸気圧力で酸素を補充した室内空気で人工呼吸し、これを血液ガスおよびpHを生理的範
囲内に維持するために調節した(iSTAT臨床分析器、Heska Corp.;Wa
ukesha、WI)。血圧(BP)の測定のために、左大腿動脈にカニューレを挿入し
た。血液試料をまた大腿動脈から採取した。薬物/ビヒクル投与のために、右外頸静脈に
カニューレを挿入した。体表面心電図(ECG)の記録のために針電極を肢の皮下に挿入
した。
【0450】
心臓を第4肋間腔における切開によって曝露させた(第4および/または第5肋骨を明
瞭な手術視野のために切断した)。胸部を開き、4つの開創器を使用して心膜クレードル
を形成させた。その中に6−0Proleneポリプロピレン糸を有する5cmのPE−
10チューブでできているスネアから構成される冠動脈オクルーダーを、左前下行動脈(
LAD)の周りにその起点において緩く置いた。濾紙の小さなパッチに付着させたtef
lon(登録商標)コーティングした銀線で作製した2つの単極電極を、左心室の虚血お
よび正常領域の表面上に付着させ、心外膜心電図を記録した。
【0451】
参照電極を首の開いた切開部に置いた。動物の体温を直腸温度計によってモニターし、
手術台の表面温度を調節することによって37〜40℃にて維持した。LADを結紮する
ことによって局所虚血(15分)を誘発し、それに続いて結紮を開放することによって1
5分間再灌流させた。実験の終わりに心臓を摘出し、LADを再結紮した。食塩水中1%
のエバンスブルーで心臓を灌流することによって虚血領域を可視化し、総心室重量の百分
率として計算した。10%未満または25%より大きい虚血領域を有するウサギは、分析
から除外した。動物を、ビヒクルおよび試験化合物群に無作為に割り付けた。試験化合物
を、15%NMP、10%Solutolおよび75%脱イオン水(dH
2O)に溶解さ
せた。試験化合物を、静脈への注入として1μMの血漿濃度に達することを標的とした速
度で与えた。30分の化合物投与の後、心臓を15分の虚血、それに続く15分の再灌流
に供した。
【0452】
結果:
表3のデータは、本開示の特定の化合物が虚血によって誘発される心筋の電気的機能障
害を予防し得ることを示唆する。
【表3】
[この文献は図面を表示できません]
【0453】
本発明の好ましい実施形態によれば、例えば、以下が提供される。
(項1)
式Iの化合物
【化174】
[この文献は図面を表示できません]
またはその薬学的に許容される塩、立体異性体もしくは立体異性体の混合物であって、式
中、
Yは、−L−R1または環窒素原子を介して結合しているヘテロシクリルもしくはヘテロ
アリール環であり、各ヘテロシクリルまたはヘテロアリールは、C1〜C6アルキル、C
3〜C6シクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、オキソ、
C1〜C6アルコキシ、−OH、−NH2、−COR7、−CO2R7、−NHSO2R
7、−NHCO2R7、および−CNからなる群から独立に選択される1〜3個の基で任
意選択で置換されており、C1〜C6アルキル、C3〜C6シクロアルキル、アリール、
ヘテロシクリル、ヘテロアリール、およびC1〜C6アルコキシは各々、1〜3個のC1
〜C6アルコキシ、ハロ、−CF3、−CN、−OH、−NH2または−OCF3で任意
選択で置換されており、
Xは、CR8またはNであり、
Zは、CR9またはNであり、
Lは、−O−、−NR5−、−NR5(CHR6)n−、−O(CHR6)n、−O(C
HR6)nC(O)−、−O(CHR6)nC(O)O−、−O(CHR6)nNH−、
−O(CHR6)nC(O)NH−、−O(CHR6)nNHC(O)O−または−O(
CHR6)mNHS(O)2−であり、
R1は、水素、C1〜C6アルキル、C3〜C8シクロアルキル、アリール、ヘテロシク
リルまたはヘテロアリールであり、各シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルまたは
ヘテロアリールは、C1〜C6アルキル、C3〜C6シクロアルキル、ハロ、アリール、
ヘテロシクリル、ヘテロアリール、オキソ、−OH、−NH2、−COR7、−CO2R
7、−NHSO2R7、−NHCO2R7、および−CNからなる群から独立に選択され
る1〜3個の基で任意選択で置換されており、C1〜C6アルキル、C3〜C6シクロア
ルキル、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、およびC1〜C6アルコキシは各
々、1〜3個のC1〜C6アルコキシ、ハロ、−CF3、−CN、−OH、−NH2また
は−OCF3で任意選択で置換されており、
各R2は、独立に、ハロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたは−OCF3
であり、
R3は、水素、ハロ、C1〜C3ハロアルキル、C1〜C3ハロアルコキシ、C3〜C6
シクロアルキルまたはフェニルであり、前記シクロアルキルまたはフェニルは、1個また
は2個のハロ原子で任意選択で置換されており、ただし、R3が水素であるとき、pは、
1または2であり、
各R4は、独立に、C1〜C6アルキル、ハロ、C1〜C6アルコキシもしくは−OCF
3であるか、またはR3およびR4は、それらが結合している炭素原子と一緒になって、
1〜3個の二重結合を任意選択で含有し、かつO、N、およびSからなる群から独立に選
択される1〜3個のヘテロ原子を任意選択で含有するC4〜C8環を形成し、この環は、
1〜3個のハロ、C1〜C6アルキル、C1〜C3ハロアルキルまたはC1〜C3ハロア
ルコキシで任意選択で置換されてよく、
R5は、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C3ハロアルキルまたは−COCH3であり
、
各R6は、独立に、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C3ハロアルキル、−CN、−O
Hまたは−NH2であり、
R7は、水素、C1〜C6アルキル、アリールまたはアラルキルであり、
R8は、独立に、水素、C1〜C6アルキル、ハロ、C1〜C6アルコキシもしくは−O
CF3であるか、またはR3およびR8は、それらが結合している炭素原子と一緒になっ
て、1〜3個の二重結合を任意選択で含有し、かつO、N、およびSからなる群から独立
に選択される1〜3個のヘテロ原子を任意選択で含有するC4〜C8環を形成し、この環
は、1〜3個のハロ、C1〜C6アルキル、C1〜C3ハロアルキルまたはC1〜C3ハ
ロアルコキシで任意選択で置換されてよく、
R9は、水素、ハロ、C1〜C6アルキル、C1〜C6アルコキシまたは−OCF3であ
り、
各nは、独立に、2、3、4または5であり、
各nは、独立に、1、2、3、4または5であり、
pおよびqは、それぞれ独立に、0、1または2である、
化合物、またはその薬学的に許容される塩、立体異性体もしくは立体異性体の混合物。
(項2)
Yが、環窒素原子を介して結合しているヘテロシクリルまたはヘテロアリール環であり
、各ヘテロシクリルまたはヘテロアリールが、C1〜C6アルキル、C3〜C6シクロア
ルキル、ハロ、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、オキソ、C1〜C6アルコ
キシ、−OH、−NH2、−COR7、−CO2R7、−NHSO2R7、−NHCO2
R7、および−CNからなる群から独立に選択される1〜3個の基で任意選択で置換され
ており、C1〜C6アルキル、C3〜C6シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、
ヘテロアリール、およびC1〜C6アルコキシが各々、1〜3個のC1〜C6アルコキシ
、ハロ、−CF3、−CN、−OH、−NH2または−OCF3で任意選択で置換されて
いる、上記項1に記載の化合物。
(項3)
Yが、環窒素原子を介して結合しているヘテロシクリルまたはヘテロアリール環であり
、各ヘテロシクリルまたはヘテロアリールが、C1〜C6アルキル、アリール、およびオ
キソからなる群から独立に選択される1〜3個の基で任意選択で置換されており、前記C
1〜C6アルキルが、1〜3個のハロまたは−OHで任意選択で置換されている、上記項
1に記載の化合物。
(項4)
Yが、−L−R1である、上記項1に記載の化合物。
(項5)
Lが、−O(CHR6)n−である、上記項4に記載の化合物。
(項6)
各R6が、独立に、水素またはC1〜C6アルキルである、上記項4に記載の化合物。
(項7)
R1が、C1〜C6アルキル、C3〜C8シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル
またはヘテロアリールであり、各シクロアルキル、アリール、ヘテロシクリルまたはヘテ
ロアリールが、C1〜C6アルキル、C3〜C6シクロアルキル、ハロ、アリール、ヘテ
ロシクリル、ヘテロアリール、オキソ、−OH、−NH2、−COR7、−CO2R7、
−NHSO2R7、−NHCO2R7、および−CNからなる群から独立に選択される1
〜3個の基で任意選択で置換されており、C1〜C6アルキル、C3〜C6シクロアルキ
ル、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、およびC1〜C6アルコキシが各々、
1〜3個のC1〜C6アルコキシ、ハロ、−CF3、−CN、−OH、−NH2または−
OCF3で任意選択で置換されている、上記項1に記載の化合物。
(項8)
R1が、
【化175-1】
[この文献は図面を表示できません]
【化175-2】
[この文献は図面を表示できません]
【化175-3】
[この文献は図面を表示できません]
である、上記項1に記載の化合物。
(項9)
R1が、C1〜C6アルキルである、上記項1に記載の化合物。
(項10)
R2が、フルオロ、メチルまたはメトキシである、上記項1に記載の化合物。
(項11)
R3が、水素、フルオロ、−CF3、−OCF3、−O−CH2−CF3またはシクロ
プロピルである、上記項1に記載の化合物。
(項12)
R4が、フルオロ、クロロ、メチル、メトキシまたは−OCF3である、上記項9に記
載の化合物。
(項13)
Xが、Nである、上記項1に記載の化合物。
(項14)
Xが、CR8である、上記項1に記載の化合物。
(項15)
R8が、水素である、上記項1に記載の化合物。
(項16)
Zが、Nである、上記項1に記載の化合物。
(項17)
Zが、CR9である、上記項1に記載の化合物。
(項18)
R9が、水素である、上記項1に記載の化合物。
(項19)
qが、0または1である、上記項1に記載の化合物。
(項20)
pが、0または1である、上記項1に記載の化合物。
(項21)
式Iの化合物が、式IAの化合物
【化176】
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である、上記項1に記載の化合物。
(項22)
式Iの化合物が、式IBの化合物
【化177】
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である、上記項1に記載の化合物。
(項23)
式Iの化合物が、式ICの化合物
【化178】
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である、上記項1に記載の化合物。
(項24)
【化179-1】
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【化179-2】
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【化179-3】
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【化179-4】
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【化179-5】
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【化179-6】
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【化179-7】
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【化179-8】
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【化179-9】
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【化179-10】
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【化179-11】
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【化179-12】
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【化179-13】
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【化179-14】
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【化179-15】
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【化179-16】
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【化179-17】
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【化179-18】
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【化179-19】
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【化179-20】
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【化179-21】
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【化179-22】
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【化179-23】
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【化179-24】
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【化179-25】
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【化179-26】
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【化179-27】
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からなる群から選択される化合物、またはその薬学的に許容される塩、立体異性体もしく
は立体異性体の混合物。
(項25)
【化180】
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からなる群から選択される化合物。
(項26)
薬学的に許容される添加剤および治療有効量の上記項1から25のいずれか一項に記載の化合物またはその薬学的に許容される塩を含む医薬組成物。
(項27)
ヒトにおいて遅延ナトリウム電流を低減させることができる剤での処置によって軽減可能である病態を処置する方法であって、それを必要としているヒトに、治療有効用量の請求項1から25のいずれか一項に記載の化合物を投与することを含む方法。
(項28)
前記病態が、心房性不整脈、心室性不整脈、心不全(うっ血性心不全、拡張期心不全、収縮期心不全、急性心不全を含む)、プリンツメタル型(異型)狭心症、安定狭心症、不安定狭心症、運動誘発性狭心症、うっ血性心疾患、虚血、再発性虚血、再灌流傷害、心筋梗塞、急性冠動脈症候群、末梢動脈疾患、肺高血圧症、QT延長症候群、肥大型心筋症および間欠性跛行の一つまたは複数から選択される心血管疾患である、上記項27に記載の方法。
(項29)
前記病態が、糖尿病または糖尿病性末梢神経障害である、上記項27に記載の方法。
(項30)
前記病態が、神経因性疼痛、てんかん、片頭痛、発作または麻痺の一つまたは複数をもたらす、上記項27に記載の方法。
(項31)
治療における、上記項1から25のいずれか一項に記載の化合物の使用。
(項32)
心房性不整脈、心室性不整脈、心不全(うっ血性心不全、拡張期心不全、収縮期心不全、急性心不全を含む)、プリンツメタル型(異型)狭心症、安定狭心症、不安定狭心症、運動誘発性狭心症、うっ血性心疾患、虚血、再発性虚血、再灌流傷害、心筋梗塞、急性冠動脈症候群、末梢動脈疾患、肺高血圧症、QT延長症候群、肥大型心筋症および間欠性跛行から選択される一つまたは複数の疾患を処置するための医薬の製造における、上記項1から25のいずれか一項に記載の化合物の使用。