特開2017-206626IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

伸縮性と強度と撥水性を兼ね備えた伸縮性膜及びその形成方法、伸縮性膜で基板上の導電性配線の片面が被覆された配線被覆基板の製造方法、並びに伸縮性膜で導電性配線の両面が被覆された伸縮性配線膜及びその製造方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】優れた伸縮性と強度を有し、かつ膜表面の撥水性にも優れた伸縮性膜を提供する。
【解決手段】伸縮性膜であって、(A)シロキサン結合を有する(メタ)アクリレート化合物、(B)ウレタン結合を有する前記(A)成分以外の(メタ)アクリレート化合物、及び(C)大気圧での沸点が115〜200℃の範囲の有機溶剤を含有する組成物の硬化物であり、前記(A)成分が膜の表面側に偏在するものであることを特徴とする伸縮性膜。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

このような背景から、ポリウレタンと同程度の優れた伸縮性と強度を有し、かつ膜表面はシリコーンと同程度の優れた撥水性を有する伸縮性膜及びその形成方法の開発が望まれている。 本発明は、問題を解決するためになされたものであり、優れた伸縮性と強度を有し、かつ膜表面の撥水性にも優れた伸縮性膜及びその形成方法を提供することを目的とする。また、このような伸縮性膜を用いた配線被覆基板の製造方法、並びに伸縮性配線膜及びその製造方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を達成するために、本発明では、伸縮性膜であって、(A)シロキサン結合を有する(メタ)アクリレート化合物、(B)ウレタン結合を有する前記(A)成分以外の(メタ)アクリレート化合物、及び(C)大気圧での沸点が115〜200℃の範囲の有機溶剤を含有する組成物の硬化物であり、前記(A)成分が膜の表面側に偏在するものである伸縮性膜を提供する。
【発明の効果】
以上のように、本発明の伸縮性膜であれば、ポリウレタンと同程度の優れた伸縮性と強度を有し、かつ膜表面はシリコーンと同程度の優れた撥水性を有する伸縮性膜となる。また、膜表面に偏在する(A)シロキサン結合を有する(メタ)アクリレート化合物が架橋しているため、シリコーンを表面にブリードアウトさせたものとは異なり、膜表面のシリコーンが剥がれ落ちて撥水性が低下する恐れがない。また、本発明の伸縮性膜の形成方法であれば、ポリウレタンと同程度の優れた伸縮性と強度を有し、かつ膜表面はシリコーンと同程度の優れた撥水性を有する伸縮性膜を容易に形成することができる。また、このような伸縮性膜で導電性配線の両面を被覆した本発明の伸縮性配線膜であれば、伸縮性及び強度に優れるだけでなく、表面の撥水性にも優れたものとなる。従って、本発明の伸縮性配線膜であれば、ウェアラブルデバイスにおいて、生体電極とセンサーを接続する配線部として特に好適に用いることができる。また、本発明の製造方法であれば、このような伸縮性膜を用いて、伸縮性配線膜及び配線被覆基板を容易に製造することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

知財ポータルサイト IP Force にログインして確認する (無料)

この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の伸縮性膜の一例を示す概略図である。なお、(a)は基板上に形成された伸縮性膜、(b)は基板から剥がした(独立した)伸縮性膜を示す。

【図2】本発明の伸縮性膜の形成方法の一例を示すフロー図である。

【図3】本発明の伸縮性配線膜の製造方法(A法)の一例を示すフロー図である。

【図4】本発明の伸縮性配線膜の製造方法の別の一例を示すフロー図である。

【図5】本発明の配線被覆基板の製造方法の一例を示すフロー図である。

【図6】本発明の伸縮性配線膜の製造方法(B法)の一例を示すフロー図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1…伸縮性膜(基板上に形成された膜)、 1’…伸縮性膜(独立した膜)、   2…基板、 3…組成物塗布膜、 4…(A)成分が偏在した塗布膜、   5…導電性配線、 6…伸縮性配線膜、 7…配線被覆基板。

全ての図面はログインすると無料で閲覧できます。ログイン・ユーザー登録

[広告欄]

ログインすれば広告は減ります

ログインすれば広告は減ります