本発明に係る表示情報生成装置は、接続される表示装置の表示能力を特定する必要情報特定部と、再生するコンテンツに応じて表示する項目を特定し、必要情報特定部により特定した表示装置の表示能力に応じて表示する項目を含む出力情報を生成する出力情報生成部と、を備えることを特徴とする。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態を適用した表示情報生成システムについて、図面を参照して説明する。なお、
図1〜9は、表示情報生成システムの全ての構成を示すものではなく、理解容易のため、適宜、構成の一部を省略して描いている。
【0010】
図1に、本発明に係る実施形態を適用した表示情報生成システムの構造を示す。本発明に係る実施形態を適用した表示情報生成システムにおいては、表示情報生成装置100と、表示装置200と、が通信可能に接続されている。なお、表示情報生成装置100と、表示装置200とは、通信ネットワークを介して接続されるものであってもよく、例えばインターネット網や携帯電話網等の公衆無線通信網であってもよいし、所定の管理地域ごとに設けられた閉鎖的な通信網であってもよい。より具体的には、そのような通信ネットワークは、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、WiFi(登録商標)等の無線ネットワーク、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線等の、各種通信方法による通信網であってもよい。
【0011】
表示情報生成装置100は、オーディオ等のコンテンツをCD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)、各種の不揮発性記憶媒体等から読出し、あるいはDAB(Digital Audio Broadcast)等のデジタル放送等から取得可能な情報処理装置である。
【0012】
本実施形態においては、表示情報生成装置100は、DABをアンテナ50を介して受信する受信装置である。しかし、本願発明の対象となる表示情報生成装置100は、
図1に示す表示情報生成装置100に限られるものではない。例えば、移動体に組み込まれた各種制御機器、カーナビゲーション装置であってもよい。
【0013】
また、表示情報生成装置100は、移動体に着脱可能に設けられるものであってもよい。あるいは、表示情報生成装置100は、移動体の運転者あるいは乗員が有する携帯電話機器等の移動端末であってもよく、例えばスマートフォンやフィーチャーフォン、あるいはPDA(Personal Digital Assistance)、ノートパソコン、サーバー装置、デジタル放送の中継装置、タブレット端末等であってもよい。
【0014】
表示情報生成装置100は、制御部120と、記憶部130と、を含んで構成される。制御部120には、受信制御部121と、プログラムタイプ特定部122と、必要情報特定部123と、出力情報生成部124と、が含まれる。記憶部130には、プログラムタイプ記憶部131と、優先情報記憶部132と、出力情報記憶部133と、が含まれる。
【0015】
図2は、プログラムタイプ記憶部131のデータ構造を示す図である。
【0016】
プログラムタイプ記憶部131は、チャンネル識別子131Aと、プログラムタイプ131Bと、を含む。チャンネル識別子131Aは、DABのサービスを特定する識別子である。プログラムタイプ131Bは、チャンネル識別子131Aにより特定されるDABのチャンネルごとの、コンテンツの種類を特定する情報であるプログラムタイプを特定する情報である。
【0017】
図3は、優先情報記憶部132のデータ構造を示す図である。優先情報記憶部132は、プログラムタイプ132Aと、第一の優先DL(Dynamic Label)タグ132Bと、第二の優先DLタグ132Cと、第三の優先DLタグ132Dと、を含む。
【0018】
プログラムタイプ132Aは、DABのPTy情報に相当する、放送プログラムのコンテンツの種類を特定する情報である。第一の優先DLタグ132Bは、プログラムタイプ132Aにより特定されるコンテンツの種類ごとに、表示を最も優先する順位にあるDLプラスタグを特定する情報である。例えば、プログラムタイプが「Pop music」であれば、「Item.title(曲のタイトル)」が最優先の表示項目である、ということを示す情報である。
【0019】
第二の優先DLタグ132Cは、プログラムタイプ132Aにより特定されるコンテンツの種類ごとに、表示を二番目に優先する順位にあるDLプラスタグを特定する情報である。例えば、プログラムタイプが「Pop music」であれば、「Item.artist(曲のアーティスト)」が二番目に優先する表示項目である、ということを示す情報である。
【0020】
第三の優先DLタグ132Dは、プログラムタイプ132Aにより特定されるコンテンツの種類ごとに、表示を三番目に優先する順位にあるDLプラスタグを特定する情報である。例えば、プログラムタイプが「Pop music」であれば、「Programme.now」が三番目に優先する表示項目である、ということを示す情報である。
【0021】
図4は、出力情報記憶部133のデータ構造を示す図である。出力情報記憶部133は、一行目133Aと、二行目133Bと、三行目133Cと、を含む。
【0022】
一行目133Aは、出力情報の一行目に表示するテキスト情報である。二行目133B、三行目133Cについても、出力情報のそれぞれ二行目、三行目に表示するテキスト情報である。例えば、一行目133Aに「Song title X」、二行目133Bに「Artist Y」、三行目133Cには空の情報が格納される場合には、表示装置200の表示領域の一行目には「Song title X」が、二行目には「Artist Y」が、それぞれ表示されるように情報が格納され、三行目には何も表示されないように情報が格納されているといえる。
【0023】
図1の説明に戻る。受信制御部121は、DABの受信を制御する。具体的には、受信制御部121は、DABを受信して、FIC(Fast Information Channel)、コンテンツデータ、附帯するテキスト情報であるDLデータ、DLデータの構造を特定するDLプラスタグの情報を抽出する。
【0024】
プログラムタイプ特定部122は、受信制御部121が抽出したFICからFIB(Fast Information Block)を取り出し、さらにFIBからFIG(FIG:Fast Information Group)を取り出して、所定のPTy情報を取得することで、プログラムタイプを特定する。
【0025】
必要情報特定部123は、接続される表示装置の表示能力を、接続確立時に特定する。具体的には、必要情報特定部123は、表示装置200ごとに、表示可能なテキストの量、例えばテキスト表示領域の行数等を取得して表示能力として特定する。
【0026】
出力情報生成部124は、再生するコンテンツの種類に応じて表示する項目を特定し、必要情報特定部123により特定した表示装置の表示能力に応じて表示する項目をその行数に応じて含む出力情報を生成する。より具体的には、出力情報生成部124は、プログラムタイプ特定部122により特定したプログラムタイプに応じて表示する項目の優先順を特定し、必要情報特定部123により特定した表示装置の表示能力に応じて優先順に出力情報を生成する。
【0027】
表示装置200は、オーディオ等のコンテンツに関するテキスト情報を液晶画面等に表示する装置である。
【0028】
本実施形態においては、表示装置200は、表示情報生成装置100と接続され、表示情報生成装置100が生成した表示情報を表示する。しかし、本願発明の対象となる表示装置200は、
図1に示す表示装置200に限られるものではない。例えば、移動体に組み込まれた各種制御機器やオーディオ装置、カーナビゲーション装置であってもよい。
【0029】
また、表示装置200は、移動体に着脱可能に設けられるものであってもよい。あるいは、表示装置200は、移動体の運転者あるいは乗員が有する携帯電話機器等の移動端末であってもよく、例えばスマートフォンやフィーチャーフォン、あるいはPDA(Personal Digital Assistance)、ノートパソコン、サーバー装置、デジタル放送の中継装置、タブレット端末等であってもよい。
【0030】
表示装置200は、制御部220と、記憶部230と、を含んで構成される。制御部220には、表示制御部221と、接続確立部222と、受信チャンネル指定受付部223と、が含まれる。記憶部230には、出力情報記憶部231が含まれる。
【0031】
出力情報記憶部231は、表示情報生成装置100の出力情報記憶部133と基本的に同様の構造を有するデータを格納する。
【0032】
表示制御部221は、表示情報生成装置100から表示に係る出力情報を受け取ると出力情報記憶部231へ格納し、所定のタイミングで出力情報記憶部231から読み出した出力情報を用いて液晶画面等にテキスト情報の表示出力を行う。
【0033】
接続確立部222は、表示情報生成装置100とのデータ交換のための接続を確立するために、通信を制御する。
【0034】
受信チャンネル指定受付部223は、操作者からの受信チャンネルの指定を受け付けると、表示情報生成装置100の受信制御部121へ指定された受信チャンネルの情報を受け渡す。
【0035】
なお、上記の表示情報生成システムは、表示情報生成装置100と、表示装置200と、が別の装置として分かれているが、これに限られるものではない。すなわち、表示情報生成装置100と、表示装置200とは、単一の装置であってもよい。
【0036】
図5は、表示情報生成装置100のハードウェア構造を示す図である。表示情報生成装置100は、入力受付装置101と、演算装置102と、通信装置103と、主記憶装置104と、これらをつなぐバス106と、を含んで構成される。
【0037】
入力受付装置101は、ハードウェアボタンやタッチパネル等の各種入力装置である。なお、この入力受付装置101は、表示装置200の入出力の装置と共用されるものであってもよいし、独立しているものであってもよい。
【0038】
演算装置102は、例えばCPU(Central Processing Unit)などの演算装置である。
【0039】
通信装置103は、ネットワーク等を介して、例えば表示装置200等の他の装置と通信経路を確立し情報を送受信するネットワークカード等の装置である。
【0040】
主記憶装置104は、例えばRAM(Random Access Memory)などのメモリ装置である。
【0041】
上記した制御部120の各機能部、すなわち受信制御部121、プログラムタイプ特定部122、必要情報特定部123、出力情報生成部124は、演算装置102が所定のプログラムを読み込み実行することにより構築される。そのため、主記憶装置104には、各機能部の処理を実現するためのプログラムが記憶されている。
【0042】
なお、上記した各構成要素は、表示情報生成装置100の構成を、理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。そのため、構成要素の分類の仕方やその名称によって、本願発明が制限されることはない。表示情報生成装置100の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
【0043】
また、各機能部は、CPUに限らずハードウェア(ASIC、GPUなど)により構築されてもよい。また、各機能部の処理が一つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。
【0044】
図6は、表示装置200のハードウェア構造を示す図である。表示装置200は、入力受付装置201と、演算装置202と、通信装置203と、主記憶装置204と、音声出力装置205と、出力表示装置206と、これらをつなぐバス208と、を含んで構成される。
【0045】
入力受付装置201は、ハードウェアボタンやタッチパネル等の各種入力装置である。なお、この入力受付装置201は、表示情報生成装置100の入出力の装置と共用されるものであってもよいし、独立しているものであってもよい。
【0046】
演算装置202は、例えばCPUなどの演算装置である。
【0047】
通信装置203は、ネットワーク等を介して、例えば表示情報生成装置100等の他の装置と通信経路を確立し情報を送受信するネットワークカード等の装置である。
【0048】
主記憶装置204は、例えばRAMなどのメモリ装置である。
【0049】
音声出力装置205は、例えばスピーカーやヘッドセット等の、指示された音声の出力を行う装置である。
【0050】
出力表示装置206は、例えば液晶ディスプレイや、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示出力を行う装置である。
【0051】
上記した制御部220の各機能部、すなわち表示制御部221、接続確立部222、受信チャンネル指定受付部223は、演算装置202が所定のプログラムを読み込み実行することにより構築される。そのため、主記憶装置204には、各機能部の処理を実現するためのプログラムが記憶されている。
【0052】
なお、上記した各構成要素は、表示装置200の構成を、理解を容易にするために、主な処理内容に応じて分類したものである。そのため、構成要素の分類の仕方やその名称によって、本願発明が制限されることはない。表示装置200の構成は、処理内容に応じて、さらに多くの構成要素に分類することもできる。また、1つの構成要素がさらに多くの処理を実行するように分類することもできる。
【0053】
また、各機能部は、CPUに限らずハードウェア(ASIC、GPUなど)により構築されてもよい。また、各機能部の処理が一つのハードウェアで実行されてもよいし、複数のハードウェアで実行されてもよい。
【0054】
[動作の説明]次に、表示情報生成装置100が実施するプログラムタイプ特定処理の動作について説明する。
【0055】
図7は、プログラムタイプ特定処理の流れを示す図である。プログラムタイプ特定処理は、周期的に(例えば1秒に1回、あるいはそれよりも長い所定の時間に1回、あるいはそれよりも短い所定の時間に1回、あるいは例えばFIGの放送頻度の周期で)開始される。
【0056】
まず、プログラムタイプ特定部122は、表示情報生成装置100のアンテナ50から受信した送信フレームからFICを読み出す(ステップS001)。
【0057】
そして、プログラムタイプ特定部122は、FICから複数のFIBを取り出す(ステップS002)。
【0058】
そして、プログラムタイプ特定部122は、FIBから複数のFIGを取り出す(ステップS003)。
【0059】
そして、プログラムタイプ特定部122は、所定のFIGによるProgramme Typeの定義を読み出し、プログラムタイプを特定する(ステップS004)。
【0060】
以上が、プログラムタイプ特定処理の流れである。プログラムタイプ特定処理によれば、DABから適切にプログラムタイプの情報を取得しプログラムタイプを特定することができる。
【0061】
図8は、出力情報生成処理の流れを示す図である。出力情報生成処理は、表示情報生成装置100がDABの受信を開始すると、開始される。
【0062】
まず、受信制御部121は、DLデータとDLプラスタグデータとを受信する(ステップS101)。具体的には、受信制御部121は、受信したDABの送信フレームに含まれるDLデータと、DLプラスタグデータと、を取り出す。
【0063】
そして、出力情報生成部124は、表示装置に応じてDLデータから抽出する項目数を特定する(ステップS102)。具体的には、出力情報生成部124は、必要情報特定部123が特定した表示装置200の表示能力に応じて、表示する項目数を特定する。例えば、出力情報生成部124は、表示装置200が2行の表示領域を持っている場合には、抽出する項目数を「2」と特定する。
【0064】
そして、出力情報生成部124は、抽出する項目数の優先表示タグを優先順に特定する(ステップS103)。具体的には、出力情報生成部124は、ステップS102にて特定した抽出する項目数だけ、プログラムタイプ特定処理により特定したプログラムタイプの情報を用いて優先情報記憶部132のプログラムタイプ132Aを特定して優先順の高い順にDLプラスタグを特定する。
【0065】
そして、出力情報生成部124は、DLプラスタグのデータを用いて優先表示タグのDLプラスオブジェクトテキストを抽出する(ステップS104)。具体的には、出力情報生成部124は、ステップS103において特定した順の優先表示タグについて、DLプラスタグが有するオフセット情報と長さ情報とを用いて、DLデータからDLプラスタグにより指定される範囲のテキスト情報をDLプラスオブジェクトテキストとして抽出する。
【0066】
そして、出力情報生成部124は、抽出したDLプラスオブジェクトテキストで出力情報を生成する(ステップS105)。具体的には、出力情報生成部124は、ステップS104において抽出したDLプラスオブジェクトテキストを用いて、表示装置200において表示可能な表示情報を生成し、出力情報記憶部133に格納する。格納された出力情報は、接続確立部222を介して表示装置200の記憶部230へ移され、表示制御部221は記憶部230の出力情報記憶部231を読み出して表示を制御する。
【0067】
以上が、出力情報生成処理の流れである。出力情報生成処理によれば、表示装置200において表示することが可能な量のテキスト情報をコンテンツの種類に応じて適切にDLデータから抜き出して、表示装置200においてテキストとして表示情報を適切に生成し出力することができる。
【0068】
図9は、DLプラスオブジェクトテキストの生成の具体例を示す図である。受信したDLデータ400は、文字数がスペースを含めて43文字であり、その内容は「Now Playing :Sing For The Moment by Enimen.」である。このうち、「Now Playing :」の部分は再生中のコンテンツの説明のための定型句であり、「Sing For The Moment」の部分が曲のタイトル情報である。そして、「Enimen」の部分がアーティスト情報である。
【0069】
付随するDLプラスタグの情報には、第一の優先DLタグとなる、タグ名称が「Item.title」であるタグが記載されており、「start marker」すなわち開始オフセット位置を特定する「13」と、「length marker」すなわちタイトル情報の開始オフセット位置からの長さは「19」であるとの情報が含まれるものとする。
【0070】
また、付随するDLプラスタグの情報には、第二の優先DLタグとなる、タグ名称が「Item.artist」であるタグが記載されており、「start marker」すなわち開始オフセット位置を特定する「36」と、「length marker」すなわちアーティスト情報の開始オフセット位置からの長さは「6」であるとの情報が含まれるものとする。
【0071】
ここで、表示装置200のテキスト表示可能行数が2である場合には、出力情報生成部124によって第一の優先DLタグと第二の優先DLタグとの両方が用いられ、それぞれタイトルとして「Sing For The Moment」、アーティストとして「Enimen」がそのオフセット情報からDLプラスオブジェクトとして読み取られ、それぞれが表示装置200の1行目、2行目にテキスト表示される。なお、プログラムタイプは「Jazz music(0x18)」であるとする。
【0072】
なお、表示装置200のテキスト表示可能行数が1である場合には、出力情報生成部124によって第一の優先DLタグが用いられ、タイトルとして「Sing For The Moment」がそのオフセット情報からDLプラスオブジェクトとして読み取られ、表示装置200の1行目にテキスト表示されることとなる。
【0073】
ただし、これに限られず、例えばDABの受信情報から表示する項目を特定するのではなく、CDDB(Compact Disc DataBase)情報等をCDのTOC(Table Of Contents)を読み取って検索してコンテンツのジャンルに合う表示項目を取得するものであってもよい。このようにすることで、コンテンツの入手経路を問わず、コンテンツに関する適切な情報を容易に取得することができる。
【0074】
以上が、第一の実施形態に係る表示情報生成システムである。第一の実施形態によれば、表示情報を適切に生成することができるといえる。
【0075】
ただし、本発明は、上記の実施形態に制限されない。上記の第一の実施形態は、本発明の技術的思想の範囲内で様々な変形が可能である。
【0076】
例えば、第一の実施形態においては、表示情報生成装置100と表示装置200とが別体の装置を実施形態としたが、これに限られず、一体型の装置であってもよいし、例えばより細かく機能別に筐体を独立させ、互いの通信部分にBluetooth(登録商標)やWifi(登録商標)等の無線通信を採用した分散型の装置で実施するものであってもよい。
【0077】
以上、本発明について、実施形態を挙げて説明した。しかし、これに限られず、上記実施形態に記載した特徴的な処理について、別の機器に適用する(例えば、着脱可能なスマートフォンやタブレット装置等の携帯端末等に適用する)ことも可能である。