特開2017-213415(P2017-213415A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-213415(P2017-213415A)
(43)【公開日】2017年12月7日
(54)【発明の名称】遊技機
(51)【国際特許分類】
   A63F 7/02 20060101AFI20171110BHJP
【FI】
   A63F7/02 304D
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2017-153823(P2017-153823)
(22)【出願日】2017年8月9日
(62)【分割の表示】特願2015-178997(P2015-178997)の分割
【原出願日】2015年9月11日
(71)【出願人】
【識別番号】599104196
【氏名又は名称】株式会社サンセイアールアンドディ
(74)【代理人】
【識別番号】110002158
【氏名又は名称】特許業務法人上野特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】兼子 潔人
(72)【発明者】
【氏名】稲垣 忠
(72)【発明者】
【氏名】椿谷 悠
(72)【発明者】
【氏名】近藤 美穂
【テーマコード(参考)】
2C088
【Fターム(参考)】
2C088BC25
2C088DA07
(57)【要約】
【課題】装飾が施される部材間に生ずる装飾のずれを目立たなくすることが可能な遊技機を提供すること。
【解決手段】光透過性を有する材料で形成された部分21に装飾が施された第一装飾部211a、および装飾が施されていない光透過部212aを有する第一遊技部材(例えば役物ユニット20)と、前記第一遊技部材20と一体化された部材であって、少なくとも一部が前記光透過部212aに重なる第二装飾部11を有する第二遊技部材(例えば遊技板10)と、を備えることを特徴とする遊技機1とする。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第一遊技部材および当該第一遊技部材と一体化された第二遊技部材を備えた遊技機であって、
前記第一遊技部材は、
その少なくとも一部の端縁に向かって厚みが次第に小さくなるテーパ部分を含む、光透過性を有する光透過部と、
装飾が施された第一装飾部と、
を有し、
前記第二遊技部材は、
前記光透過部のテーパ部分に重なり、当該光透過部のテーパ部分を通じて遊技者に視認される部分である第一の部分、および、前記光透過部のテーパ部分に重ならず、当該光透過部のテーパ部分を通じて遊技者に視認される部分ではない第二の部分を含む第二装飾部を有し、
前記第一装飾部と前記第二装飾部の第二の部分との間に、前記光透過部のテーパ部分を通じて視認される前記第二装飾部の第一の部分が位置するような装飾が構築されることを特徴とする遊技機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関する。
【背景技術】
【0002】
遊技機の遊技板の前面側には、いわゆる役物の支持板(例えば、下記特許文献1に記載される役物台板19)が固定されることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2015−77169号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
遊技板には、種々の装飾が施される。一方、上記支持板のような遊技板の前側に固定される部材にも装飾が施されることがある。この場合、遊技板の装飾と支持板の装飾にずれが生じないようにする必要があるが、遊技板に対して支持板を精度良く固定しなければならず、当該作業が困難である。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、装飾が施される部材間に生ずる装飾のずれを目立たなくすることが可能な遊技機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、第一遊技部材および当該第一遊技部材と一体化された第二遊技部材を備えた遊技機であって、前記第一遊技部材は、その少なくとも一部の端縁に向かって厚みが次第に小さくなるテーパ部分を含む、光透過性を有する光透過部と、装飾が施された第一装飾部と、を有し、前記第二遊技部材は、前記光透過部のテーパ部分に重なり、当該光透過部のテーパ部分を通じて遊技者に視認される部分である第一の部分、および、前記光透過部のテーパ部分に重ならず、当該光透過部のテーパ部分を通じて遊技者に視認される部分ではない第二の部分を含む第二装飾部を有し、前記第一装飾部と前記第二装飾部の第二の部分との間に、前記光透過部のテーパ部分を通じて視認される前記第二装飾部の第一の部分が位置するような装飾が構築されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明にかかる遊技機によれば、第一遊技部材の装飾と第二遊技部材の装飾との間に生ずるずれを目立たなくすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の一実施形態にかかる遊技機の正面図である。
図2】遊技板の一部および役物ユニットの一部の断面の模式図である。
図3】遊技板および役物ユニットにおける連続する装飾が形成された部分(一部)を拡大して示した模式図である。
図4】第一変形例を説明するため図(断面の模式図)である。
図5】第二変形例を説明するための図(連続する装飾が形成された部分(一部)を拡大して示した模式図である)
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明にかかる遊技機1(ぱちんこ遊技機)の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。
【0010】
遊技機1は遊技板10を備える。遊技板10は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置908(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する通路を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
【0011】
遊技領域902には、始動入賞口904、大入賞口906、アウト口907などが設けられている。表示装置91の表示領域911は、遊技板10に形成された開口901を通じて視認可能となる領域である。
【0012】
また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
【0013】
このような遊技機1では、発射装置908を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動入賞口904や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。
【0014】
なお、遊技球を貯留する下皿や上皿、大当たりの抽選方法等、本発明に関係のない遊技機1の構成要素や制御態様については説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
【0015】
以下、本実施形態における遊技板10(本発明における第二遊技部材に相当する)と、それに固定される役物ユニット20の構成について、図1図3を用いて詳細に説明する。図1に示すように、遊技板10には、上述した種々の入賞口等を構成する部材を有する役物ユニット20が固定される。例えば、本実施形態では、上述した大入賞口906を構成する複数の部材(大入賞口構成部22)を有する役物ユニット20が遊技板10に固定される。遊技板10には、当該役物ユニット20の一部が内側に入り込むユニット固定用孔(図示せず)が形成されている。
【0016】
役物ユニット20は、ベース板21(本発明における第一遊技部材に相当する)およびそれに支持された大入賞口構成部22を備える。大入賞口構成部22は、大入賞口906およびそれを駆動する駆動機構等を構成するものであればどのようなものであってもよいから説明を省略する。例えば、大入賞口906となる開口を開閉する開閉部材や、当該開閉部材を駆動させる駆動源等が設けられる。
【0017】
役物ユニット20のベース板21は、遊技板10の前側に位置する板状の部分である。ベース板21には、遊技板10に固定するためのねじを通すための貫通孔等が設けられている。ベース板21は、その基材が光透過性を有する材料(本実施形態では無色透明な材料)で形成されたものであって、少なくとも一部の端縁に向かって厚みが次第に小さくなるテーパ部分を有する。具体的には、ベース板21の基材は、前面が遊技板10の前面と略平行である平坦部211と、当該平坦部211よりも外側に位置し、ベース板21の少なくとも一部の端縁を含むテーパ部212を有する。テーパ部212の前面は、端縁に向かうに従い後方に変位するような形状を呈する。テーパ部212の前面の形状は端縁に向かって真っすぐに傾斜する傾斜面であってもよいし、曲面であってもよい。なお、本実施形態におけるベース板21の後面は平坦な面を含み、当該平坦な面が遊技板10の前面に密着した状態にある。
【0018】
ベース板21における平坦部211の前面の少なくとも一部には、第一装飾部211a(装飾面)が形成されている(図2図3参照)。当該第一装飾部211aの形成手法はどのようなものであってもよい。ベース板21の基材(光透過性を有する板)に印刷することにより形成してもよいし、所定の装飾が施されたシール等をベース板21の基材に貼付することにより形成してもよい。なお、各図においては、説明を分かりやすくするため、第一装飾部211aの厚みを強調して描いているが、実際には第一装飾部211aの厚みはベース板21の厚みに比して極めて小さい。
【0019】
一方、ベース板21のテーパ部212には、このような装飾が施されていない(図2参照)。つまり、ベース板21の基材そのものであるから、光を透過させる光透過部212aである。第一装飾部211aが形成された箇所は、当該第一装飾部211aに覆われることによってその後方は視認できない状態となる。ただし、第一装飾部211aの一部が光透過性を有する部分を含んでいてもよい。
【0020】
遊技板10の前面における役物ユニット20が固定される部分付近には、第二装飾部11(装飾面)が形成されている(図2図3参照)。当該第二装飾部11の形成手法はどのようなものであってもよい。遊技板10の基材に印刷することにより形成してもよいし、所定の装飾が施されたシール等を遊技板10の基材に貼付することにより形成してもよい。なお、各図においては、説明を分かりやすくするため、第二装飾部11の厚みを強調して描いているが、実際には第二装飾部11の厚みは遊技板10の厚みに比して極めて小さい。また、遊技板10の基材は、光透過性を有する材料で形成されているかどうかは問わない。
【0021】
遊技板10に役物ユニット20が固定された状態において、第二装飾部11の一部は、ベース板21の光透過部212a(テーパ部212)に前後方向で重なる(図2参照)(以下、単に重なるというときは、前後方向において(遊技者から見て)重なった状態をいうものとする)。また、第二装飾部11の一部は、ベース板21の平坦部211に形成された第一装飾部211aに重なる。つまり、第二装飾部11は、ベース板21の外側に位置する外側部分111(ベース板21に重ならない部分)と、光透過部212aに重なる中間部分112と、第一装飾部211aに重なる重畳部分113とを含む。遊技者から見れば、外側部分111はその装飾がそのまま(ベース板21を通さずに)視認される部分であり、中間部分112はベース板21の光透過部212a(テーパ部212)を通して視認される部分であり、重畳部分113は第一装飾部211aに覆われて視認できない部分であるということになる。なお、詳細を後述するように、重畳部分113は役物ユニット20(ベース板21)の遊技板10に対する固定位置がずれてしまった場合に隙間が生じないようにするための部分であるから、製造誤差等により当該固定位置のずれが所定量を超えるようなことがあれば、重畳部分113が発生しないことになる。ただし、発生しうる最大の固定位置のずれを考慮し、必ず重畳部分113が発生するよう設定されていることが望ましい。
【0022】
このようにベース板21および遊技板10が構成されているため、遊技者から見たベース板21およびその周囲の装飾は、第二装飾部11の外側部分111と、第二装飾部11の中間部分112と、第一装飾部211aによって構成される態様となる(図3参照)。本実施形態では、これら第二装飾部11の外側部分111と、第二装飾部11の中間部分112と、第一装飾部211aとが連続する一つの装飾を構築する。つまり、ベース板21と遊技板10を正面から見て、ベース板21の平坦部211に形成された第一装飾部211aにおける光透過部212a(テーパ部212)側の装飾態様と、遊技板10に形成された第二装飾部11における光透過部212aを通じて視認される部分(中間部分112)の装飾態様とが連続するということである。なお、図3においては、各装飾態様によって構築される「A」の文字(あくまで装飾の一態様としての例示である)のみ示すが、それ以外の箇所の装飾部分(図示省略)も連続しているものとする
【0023】
このように、本実施形態にかかる遊技機1では、遊技板10の第二装飾部11の少なくとも一部(中間部分112)は、ベース板21の光透過部212aを通じて視認されることになる。したがって、遊技板10に対する役物ユニット20(ベース板21)の固定位置のずれによって、第一装飾部211aと第二装飾部11との間にずれが生じていたとしても、第二装飾部11の少なくとも一部(中間部分112)は光透過部212aで生ずる光の屈折等によって多少暈けた態様で遊技者に視認されるため、当該ずれを目立たなくすることが可能である。
【0024】
特に、本実施形態では、ベース板21の光透過部212aがテーパ部212であるため、屈折による暈し作用が高まり、ずれがより目立たなくなる。
【0025】
また、仮に、このようなテーパ部212に装飾を施してしまうと、当該装飾が剥離しやすいところ、上記構成ではテーパ部212に装飾を施さないことによる装飾(第一装飾部211a)の剥離を抑制する効果が高まる。特に、本実施形態におけるベース板21には、少なくとも遊技球が通過する流路(例えば図1に示す流路30)内に位置する端縁側にこのようなテーパ部212が設けられている(テーパ部212の少なくとも一部が流路内に位置する)。このような流路内に位置する端縁は、上から流下する遊技球が衝突しやすい個所であるため、上述したような装飾の剥離が発生しやすいところであるといえるため、当該テーパ部212に装飾が施されていない意義が大きいといえる。
【0026】
また、本実施形態では、第一装飾部211aの少なくとも一部と第二装飾部11の少なくとも一部が重なる(オーバーラップさせる)態様である。そのため、遊技板10に対する役物ユニット20(ベース板21)の固定位置のずれによって、第一装飾部211aと第二装飾部11との間に(装飾が施されていない)隙間が生じてしまうのを防止することが可能である。
【0027】
以下、上記実施形態にかかる遊技機1の変形例について、上記実施形態と異なる点を中心に説明する。
【0028】
・第一変形例(図4参照)
上記実施形態では、第二装飾部11の少なくとも一部に重なるベース板21の光透過部212aは、テーパ部212であることを説明したが、必ずしもテーパ状とする必要はない。ベース板21には、その少なくとも一部の端縁を含む光透過部212aが設けられ、当該光透過部212aの前面がその他の部分、例えば第一装飾部211aが形成された部分の前面と面一(フラット)であるとする。このような構成であっても、遊技板10に形成された第二装飾部11の少なくとも一部(中間部分112)は、光透過部212aを通じて視認されるから、光透過部212aを通じて視認されない場合に比して、多少暈けた態様で視認されることになる。よって、第一装飾部211aと第二装飾部11との間にずれが生じていたとしても、当該ずれを目立たなくすることが可能である。
【0029】
なお、上記実施形態では、ベース板21の光透過部212aがテーパ部212であるから、第二装飾部11の少なくとも一部(中間部分112)を暈す作用が、本例に比して高いといえる。よって、ずれを目立たなくする作用は本例よりも上記実施形態の方が高いといえる。ただし、本例の方が、暈す作用が低いため、光透過部212aに重なる第二装飾部11の少なくとも一部(中間部分112)がより明確に視認されるという利点がある。
【0030】
・第二変形例(図5参照)
上記実施形態や上記第一変形例では、ベース板21の光透過部212aは、その端縁の少なくとも一部を含むものであることを説明したが、このような端縁側に形成されたものでなくてもよい。つまり、ベース板21の端縁よりも内側に光透過部212aが形成され、当該光透過部212aに第二装飾部11の少なくとも一部が重なる構成としてもよい。このような構成としても、第一装飾部211aと第二装飾部11との間にずれが生じても、光透過部212aに重なる第二装飾部11が暈され、当該ずれを目立たなくすることが可能である。
【0031】
また、このような構成とする場合、上記実施形態のように、ベース板21における光透過部212aにおける、第一装飾部211aが形成される部分側にテーパ部212を形成してもよい。このようにすれば、ずれを目立たなくする作用が向上することになる。また、上記第一変形例のように、光透過部212aと第一装飾部211aが形成される部分を面一(フラット)にしてもよい。このようにすれば、テーパ部212を形成した場合に比して光透過部212aに重なる第二装飾部11の少なくとも一部がより明確に視認されるという利点がある。
【0032】
・第三変形例
上記実施形態におけるベース板21の基材は無色透明な材料からなるものであること(すなわち光透過部212aが透明であること)を説明したが、無色透明な材料よりも光透過性(透明度)を低くすることにより、第二装飾部11の少なくとも一部(中間部分112)を暈す作用を高めてもよい。例えば、若干白みがかった材料からなるベース板21の基材(光透過部212a)とすることにより、上記暈す作用を高めてもよい。また、有色の光透過部212aとしてもよい。
【0033】
以上、本発明の実施形態(およびその変形例)について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態(およびその変形例)に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
【0034】
上記実施形態にかかる遊技機1はいわゆるぱちんこ遊技機であるが、場合によっては、スロットマシン等の他の遊技機に同様の技術思想を適用することが可能である。
【0035】
上記実施形態では、第一装飾部211aが役物ユニット20(ベース板21)に形成されたものであり、第二装飾部11が遊技板10に形成されたものであることを説明したが、各装飾部が形成される対象はこれには限られない。各装飾部が形成される対象は、遊技機1を構成する部材であればどのようなものであってもよい。また、第一装飾部211aや第二装飾部11の装飾態様はどのようなものであってもよい。また、ベース板21(ベース部材)は、その基材の全体が光透過性を有する材料で形成されたものであることを説明したが、光透過部212aを構成する部分のみ光透過性を有する材料で形成され、その他の部分(第一装飾部211aが形成される部分)が光透過性を有しない材料で形成された構成としてもよい。
【0036】
上記実施形態から得られる具体的手段(遊技機)を以下に列挙する。
手段1にかかる遊技機は、光透過性を有する材料で形成された部分に装飾が施された第一装飾部、および装飾が施されていない光透過部を有する第一遊技部材と、前記第一遊技部材と一体化された部材であって、少なくとも一部が前記光透過部に重なる第二装飾部を有する第二遊技部材と、を備えることを特徴とする。
手段1にかかる遊技機において、第二遊技部材の第二装飾部の少なくとも一部は、第一遊技部材の光透過部を通じて視認される。したがって、第一装飾部と第二装飾部との間にずれが生じていたとしても、第二装飾部は光透過部で生ずる光の屈折等によって多少暈けた態様で遊技者に視認されるため、当該ずれを目立たなくすることが可能である。
手段2にかかる遊技機は、手段1に記載の遊技機において、前記光透過部は、前記第一遊技部材の少なくとも一部の端縁を含む所定範囲を占める部分であり、前記第二装飾部は、前記光透過部に重なる部分と、それよりも外側に位置する前記第一遊技部材に重ならない部分とを有することを特徴とする。
手段2にかかる遊技機のように、第一遊技部材の端縁側に光透過部を設け、第二装飾部が光透過部に重なる部分とそれよりも外側に位置する部分とを含む構成とすることにより、第一装飾部、光透過部を通じて視認される第二装飾部、光透過部を通さずに視認される第二装飾部によって構成される装飾の一体感(ずれが目立つことによって低下するもの)を向上させることが可能である。また、第一遊技部材の少なくとも一部の端縁側である光透過部が形成された部分には第一装飾部が形成されないため、遊技球の衝突等による第一装飾部の剥離を抑制することが可能である。
手段3にかかる遊技機は、手段1または手段2に記載の遊技機において、前記第一遊技部材は、その少なくとも一部の端縁に向かって厚みが次第に小さくなるテーパ部分を有し、当該テーパ部分が、前記光透過部であることを特徴とする。
手段3にかかる遊技機のように、光透過部がテーパ部分であれば、屈折による暈し作用が高まるため、ずれがより目立たなくなる。また、このようなテーパ部分に装飾を施してしまうと、当該装飾が剥離しやすいところ、上記構成ではテーパ部分に装飾を施さないことによる装飾(第一装飾部)の剥離を抑制する効果が高まる。
手段4にかかる遊技機は、手段1から手段3のいずれかに記載の遊技機において、前記第一装飾部の少なくとも一部と、前記第二装飾部の少なくとも一部とが重なっていることを特徴とする。
手段4にかかる遊技機のように、第一装飾部の少なくとも一部と第二装飾部の少なくとも一部が重なる(オーバーラップさせる)態様とすれば、第一装飾部と第二装飾部との間に(装飾が施されていない)隙間が生じてしまうのを防止することが可能である。
手段5にかかる遊技機は、手段1から手段4のいずれかに記載の遊技機において、前記第一遊技部材と前記第二遊技部材を正面から見て、前記第一装飾部における前記光透過部側の装飾態様と、前記第二装飾部における前記光透過部を通じて視認される部分の装飾態様とが連続するように構成されていることを特徴とする。
手段5にかかる遊技機のように、第一装飾部の光透過部側の装飾態様と、第二装飾部における光透過部を通じて視認される部分の装飾態様とが連続するもの(ずれが目立つもの)において特に有効である。
【符号の説明】
【0037】
1 遊技機
10 遊技板(第二遊技部材)
11 第二装飾部
111 外側部分
112 中間部分
113 重畳部分
20 役物ユニット
21 ベース板(第一遊技部材)
211 平坦部
211a 第一装飾部
212 テーパ部
212a 光透過部
22 大入賞口構成部
図1
図2
図3
図4
図5