特開2017-213550IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

調湿什器に関し、より詳細には、什器本体である筐体の内部空気の湿度を調整する調湿什器に関するものである。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】筐体10の内部空気の湿度の調整に要する時間の短縮化を図ること。
【解決手段】SPE膜21aの両面に電極対22が設けられて構成され、かつ什器本体である筐体10に形成された通気孔16aを閉塞する態様で配置された調湿素子20と、電極対22に電圧を印加する電圧印加手段30とを備え、筐体10の内部空気の湿度を調整する調湿什器であって、SPE膜21aの両面のうち相対的に電位が高い第1面(陽極面23a)に対して空気を供給するファン40を備えたものである。ファン40は、第1面に空気が所定の角度で当たるよう供給することが好ましい。
【選択図】図3

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

上述した特許文献1の調湿什器では、水を貯留するための水タンク等を用いることなく筐体の内部空気の湿度を調整できるので衛生的であるが、設置面積等に制限があるために水分の処理能力が十分でなく、内部空気の湿度の調整に長時間を要する虞れがあった。 本発明は、実情に鑑みて、筐体の内部空気の湿度の調整に要する時間の短縮化を図ることができる調湿什器を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するために、本発明に係る調湿什器は、イオン導電性電解質よりなる膜の両面に電極対が設けられて構成され、かつ什器本体である筐体に形成された通気孔を閉塞する態様で配置された調湿素子と、前記電極対に電圧を印加する電圧印加手段とを備え、前記筐体の内部空気の湿度を調整する調湿什器であって、前記膜の両面のうち相対的に電位が高い第1面に対して空気を供給する空気供給手段を備えたことを特徴とする。・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、空気供給手段が、調湿素子を構成する膜の両面のうち相対的に電位が高い第1面に対して空気を供給するので、相対的に電位の高い第1面と該空気に含まれる水分との単位時間当たりの接触機会を増加させることができ、これにより処理水分量が増大し、筐体の内部空気の湿度の調整に要する時間の短縮化を図ることができるという効果を奏する。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1は、本発明の実施の形態1である調湿什器を模式的に示す正面図であり、一部を断面で示している。

【図2】図2は、図1に示した調湿什器の要部を拡大して示す説明図である。

【図3】図3は、図1に示した調湿什器の特徴的な制御系を示す模式図である。

【図4】図4は、調湿素子の陽極面に対して外部空気を供給した場合と、陽極面に対して外部空気を供給しなかった場合との実験結果を示す図表である。

【図5】図5は、本発明の実施の形態2である調湿什器を模式的に示す正面図である。

【図6】図6は、図5に示した調湿什器の特徴的な制御系を示す模式図である。

【図7】図7は、図6に示した制御部が実施する冷却運転制御処理の処理内容を示すフローチャートである。

【図8】図8は、蒸気圧線図を示す図表である。

【図9】図9は、蒸気圧線図を示す図表である。

選択図 図3出願人が指定した本件の代表的な図

10 筐体   11 収納室   16a 通気孔   20 調湿素子   21 板状部   22 電極対   21a SPE膜   21b チタン製メッシュ   21c カーボンペーパー   22a 第1電極   22b 第2電極   23a 陽極面   23b 陰極面   30 電圧印加手段   31 電源部   32 電圧調整部   40 ファン   42 軸部   50 制御部

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