特開2017-215106IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

冷却装置に関し、より詳細には、例えば生鮮食品等の輸送等に用いられる収容庫に設けられた蓄冷材を冷却する冷却装置に関するものである。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】冷媒回路を循環する冷媒量の低減を抑制して収容庫の蓄冷材を良好に冷却すること。
【解決手段】収容庫10と接続状態にある場合に、冷凍機31が収容庫10の冷却器12とともに冷媒回路を構成し、収容庫10と非接続状態にある場合に収容庫10が可搬されることを許容する冷却装置30で、接続状態において運転スイッチ34が操作されて冷却運転指令が与えられた場合、冷凍機31の入口側の低圧バルブ32と冷凍機31の出口側の高圧バルブ33とを開成させつつ冷凍機31を駆動させて収容庫10の蓄冷材13を冷却する制御部40を備え、制御部40は、接続状態において待機状態が待機時間だけ継続された場合に、高圧バルブ33を閉成させつつ低圧バルブ32を開成させて冷凍機31を動作時間だけ駆動させ、動作時間の経過後に低圧バルブ32を閉成させつつ冷凍機31を駆動停止にさせる定期ポンプダウン運転を行うものである。
【選択図】図2

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、上述した冷却装置では、収容庫と接続状態になって蓄冷材の冷却を行った後に該収容庫と非接続状態となるには、冷媒回路を循環する冷媒を該冷却装置に回収するポンプダウン運転を行うのが一般的である。 かかるポンプダウン運転は、高圧バルブを閉成させつつ低圧バルブを開成させて圧縮機を所定時間だけ駆動させ、該所定時間の経過後に低圧バルブを閉成させつつ圧縮機を駆動停止にさせる運転である。 このポンプダウン運転の終了後すぐに冷却装置から収容庫が切り離されることが望ましいが、何等かの理由によりポンプダウン運転の終了後すぐに冷却装置から収容庫が切り離されないことがある。この場合、低圧ポンプの構造上等の理由により、一旦冷却装置に回収された冷媒が逆流して収容庫側に流出してしまうことがあった。 このように収容庫側に流出してしまうと次のような不具合があった。すなわち、流出後に収容庫が切り離された冷却装置が他の収容庫と接続状態となる場合、該収容庫との間で循環可能な冷媒量が低減してしまい、結果的に蓄冷材の冷却不良を招来する虞れがあった。 本発明は、実情に鑑みて、冷媒回路を循環する冷媒量の低減を抑制して収容庫の蓄冷材を良好に冷却することができる冷却装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

目的を達成するために、本発明に係る冷却装置は、収容庫と接続状態にある場合に、搭載された冷凍機が前記収容庫に内蔵された膨張機構及び冷却器とともに封入された冷媒を循環させる冷媒回路を構成する一方、前記収容庫と非接続状態にある場合に、該収容庫が可搬されることを許容する冷却装置であって、前記接続状態において入力手段が操作されて冷却運転指令が与えられた場合には、前記冷媒回路における前記冷凍機の入口・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、制御手段が、接続状態において冷凍機が駆動停止した待機状態が予め決められた待機時間だけ継続された場合に、高圧バルブを閉成させつつ低圧バルブを開成させて冷凍機を予め設定された動作時間だけ駆動させ、該動作時間の経過後に低圧バルブを閉成させつつ冷凍機を駆動停止にさせる定期ポンプダウン運転を行うので、収容庫との間で循環可能な冷媒量が低減してしまうことを抑制できる。従って、冷媒回路を循環する冷媒量の低減を抑制して収容庫の蓄冷材を良好に冷却することができるという効果を奏する。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】図1は、本発明の実施の形態である冷却装置を冷却対象である収容庫とともに示す模式図である。

【図2】図2は、本発明の実施の形態である冷却装置の制御系を、冷却対象である収容庫の制御系とともに示すブロック図である。

【図3】図3は、本発明の実施の形態である冷却装置が冷却対象となる収容庫と電気的に接続された場合に、図2に示した制御部が実施する処理内容を示すフローチャートである。

【図4】図4は、図3に示した冷却運転処理の処理内容を示すフローチャートである。

【図5】図5は、図2に示した制御部が実施する定期ポンプダウン運転処理の処理内容を示すフローチャートである。

選択図 図2出願人が指定した本件の代表的な図

10 収容庫   10a 収容空間   11 キャスタ   12 冷却器   13 蓄冷材   14 膨張機構   15 接続検知部   16 開閉センサ   17 扉ロック部   18 連結部   19 連結扉   30 冷却装置   30a 装置本体   31 冷凍機   31a 圧縮機   31b 放熱器   32 低圧バルブ   33 高圧バルブ   34 運転スイッチ   35 表示部   40 制御部   41 入力処理部   42 判定処理部   43 出力処理部   45 メモリ

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