特開2017-216013(P2017-216013A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-216013(P2017-216013A)
(43)【公開日】2017年12月7日
(54)【発明の名称】情報処理システム
(51)【国際特許分類】
   G06F 13/00 20060101AFI20171110BHJP
   A63F 13/30 20140101ALI20171110BHJP
   A63F 13/70 20140101ALI20171110BHJP
   A63F 13/814 20140101ALI20171110BHJP
【FI】
   G06F13/00 510B
   A63F13/30
   A63F13/70
   A63F13/814
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
【全頁数】19
(21)【出願番号】特願2017-159633(P2017-159633)
(22)【出願日】2017年8月22日
(62)【分割の表示】特願2015-74463(P2015-74463)の分割
【原出願日】2015年3月31日
(71)【出願人】
【識別番号】506113602
【氏名又は名称】株式会社コナミデジタルエンタテインメント
(74)【代理人】
【識別番号】100161207
【弁理士】
【氏名又は名称】西澤 和純
(74)【代理人】
【識別番号】100175824
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 淳一
(72)【発明者】
【氏名】片貝 太平
【テーマコード(参考)】
5B084
【Fターム(参考)】
5B084AA01
5B084AA11
5B084AB07
5B084AB13
5B084AB20
5B084AB30
5B084AB31
5B084BA03
5B084BB01
5B084BB14
5B084BB15
5B084CC04
5B084CC09
5B084CC14
5B084CC19
5B084CD02
5B084CD05
5B084CD22
5B084DB02
5B084DC02
5B084DC03
(57)【要約】
【課題】コンテンツに対する評価の矛盾をなくすこと。
【解決手段】コンテンツを評価する評価操作とコンテンツへのショートカットの登録を指示する登録操作との少なくともいずれかを受け付ける操作受付部と、操作受付部が受け付けた評価操作又は登録操作に応じて、コンテンツに対する評価と該コンテンツへのショートカットとの両方を登録する登録部とを備え、操作受付部は、コンテンツを評価する評価操作とコンテンツへのショートカットの登録を指示する登録操作とをそれぞれ受け付け、登録部は、前記操作受付部が受け付けた前記登録操作に応じて、コンテンツに対する評価と該コンテンツへのショートカットとの両方を登録するように情報処理システムを構成する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンテンツを評価する評価操作と前記コンテンツへのショートカットの登録を指示する登録操作との少なくともいずれかを受け付ける操作受付部と、
前記操作受付部が受け付けた前記評価操作又は前記登録操作に応じて、前記コンテンツに対する評価と該コンテンツへのショートカットとの両方を登録する登録部と、
を備え、
前記操作受付部は、コンテンツを評価する評価操作と前記コンテンツへのショートカットの登録を指示する登録操作とをそれぞれ受け付け、
前記登録部は、前記操作受付部が受け付けた前記登録操作に応じて、前記コンテンツに対する評価と該コンテンツへのショートカットとの両方を登録する
情報処理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
ユーザ所望のコンテンツにアクセスしやすくするために、コンテンツをお気に入りに登録する機能(「お気に入り登録機能」)が知られている(例えば、特許文献1)。また、コンテンツに対し、ユーザがその良し悪し等の評価を記入する機能が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−243243号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、お気に入り登録機能は、ローカルの端末装置により提供されることが多かった。これに対して、評価機能は、リモートのサーバ装置により提供されていた。具体的には、お気に入り登録機能では、URL(Uniform Resource Locator)等のコンテンツのアドレスがローカルの端末装置に保存され、評価機能では、評価情報がリモートのサーバ装置に保存されていた。このように、従来、お気に入り登録機能と評価機能は別々に提供されていた。そのため、お気に入りに登録されているにも関わらず高評価されていない場合や、高評価されているにも関わらずお気に入りに登録されない場合があり、コンテンツに対する評価に矛盾が生じる場合があった。
【0005】
本発明のいくつかの態様は、コンテンツに対する評価の矛盾をなくすことができる情報処理システムを提供することを目的の一つとする。
【0006】
また、本発明の他の態様は、後述する実施形態に記載した作用効果を奏することを可能にする情報処理システムを提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決するために、本発明の一態様は、コンテンツを評価する評価操作と前記コンテンツへのショートカットの登録を指示する登録操作との少なくともいずれかを受け付ける操作受付部と、前記操作受付部が受け付けた前記評価操作又は前記登録操作に応じて、前記コンテンツに対する評価と該コンテンツへのショートカットとの両方を登録する登録部とを備え、前記操作受付部は、コンテンツを評価する評価操作と前記コンテンツへのショートカットの登録を指示する登録操作とをそれぞれ受け付け、前記登録部は、前記操作受付部が受け付けた前記登録操作に応じて、前記コンテンツに対する評価と該コンテンツへのショートカットとの両方を登録する情報処理システムである。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の一実施形態に係る評価機能とお気に入り登録機能との概要を示す模式図。
図2】同実施形態に係る情報処理システムの構成を示す図。
図3】同実施形態に係る管理装置の構成を示すブロック図。
図4】同実施形態に係る評価データの構成の一例を示す図。
図5】同実施形態に係るショートカットデータの構成の一例を示す図。
図6】同実施形態に係る端末装置の構成を示すブロック図。
図7】同実施形態に係る情報処理システムの第1の登録処理の流れを示すシーケンスチャート。
図8】同実施形態に係る情報処理システムの第2の登録処理の流れを示すシーケンスチャート。
図9】同実施形態に係る情報処理システムによる評価参照処理の流れを示すシーケンスチャート。
図10】同実施形態に係る情報処理システムによるお気に入り参照処理の流れを示すシーケンスチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
〔情報処理システムの概要〕
本実施形態に係る情報処理システム1は、管理装置10と端末装置30とを備えるシステムであり、コンテンツに対する評価と、コンテンツへのショートカットとをユーザに提供するシステムである。また、以下では、ユーザとは、端末装置30のユーザであるとして説明する。
【0010】
コンテンツとは、メディアが記録・伝送し、人間が観賞するひとまとまりの情報であり、映像や画像、音楽、文章、或いはそれらを組み合わせた情報である。具体的には、コンテンツには、ウェブサイトやゲーム、映画等の著作物が含まれる。コンテンツンに対する評価には、コンテンツそのものについての評価と、コンテンツの内容についての評価とが含まれる。コンテンツの内容についての評価とは、例えば、ウェブサイトで紹介されている商品や場所等、コンテンツ内で取り上げられた事物に対する評価である。コンテンツは、電気通信回線や刊行物等の任意のメディアにより記録・伝送されてよい。
【0011】
ショートカットとは、コンピュータのソフトウェアで、手順に沿って行う一連の長い操作手順を、短縮して行えるようにする機能である。具体的には、ショートカットには、ウェブサイトのURLの登録(いわゆる、ブックマーク)や、コンテンツファイルの格納先の登録、コンテンツファイルの検索キーの登録等がある。ショートカットに登録されたコンテンツは、例えば、専用のアクセスボタンから参照可能になったり、初期値として設定されたりすることにより、より容易にアクセス可能になる。ショートカットは、コンテンツの利用を容易にする、コンテンツの利用範囲を広げる、コンテンツの情報を提示する等、コンテンツの利用においてユーザの利益になる機能の一例である。
【0012】
以下では、一例として、コンテンツがゲーム内の一要素、例えばゲームがタイミングゲームであり、一要素がタイミングゲームにおいてユーザに対して操作指示を行うパターンを表すデータ(以下、「操作譜面」と称する。)である場合について説明する。この操作譜面は、端末装置30のユーザが自由に作成し、他のユーザに公開することができる。また、以下では、操作譜面に対してショートカットを適用することをお気に入り登録と称する。また、お気に入り登録された操作譜面をお気に入り操作譜面と称する。
【0013】
図1は、本実施形態に係る情報処理システム1における評価機能とお気に入り登録機能との概要を示す図である。
図1は、端末装置30が表示する3つの画面例GR1〜GR3を示す。画面例GR1は、操作譜面を評価する場合に表示される評価入力画面の例である。画面例GR2は、操作譜面の評価を参照する場合に表示される評価参照画面の例である。画面例GR3は、プレイの開始前に表示されるプレイ開始前画面の例である。
【0014】
端末装置30は、タイミングゲームを実行する装置であり、評価入力画面GR1は、例えば、タイミングゲームのプレイ後に表示される。ここで、タイミングゲームとは、リズムや音楽、画像の動き等に合わせてタイミングをとるゲームである。この場合、ユーザは、プレイする楽曲や動画と、楽曲や動画ごとに1つ以上予め用意された操作譜面とを選択してタイミングゲームをプレイする。
【0015】
評価入力画面GR1について説明する。評価入力画面GR1には、情報提示領域IN1と、評価入力ボタンB1〜B5と、決定ボタンFXとが設けられている。
情報提示領域IN1には、例えば、評価入力画面である旨や、操作譜面ID(IDentifier)等のプレイしたゲームに関する情報が表示される。
評価入力ボタンB1〜B5は、操作譜面の評価の入力を受け付けるボタンであり、それぞれ、星1〜5個までの5段階の異なる評価に対応している。評価入力画面GR1に示す例では、評価入力ボタンB4が選択されている。
決定ボタンFXは、選択した評価を確定させるボタンである。
なお、操作譜面の評価を行うことにより、ユーザが所定の対価を貰えるようにしてもよい。そして、その対価は、評価の高さに応じて設定されていてもよい。また、評価において、ユーザは所定の対価を支払うこととしてもよい。
【0016】
ユーザは、自身が選択した操作譜面によりタイミングゲームをプレイした後、その操作譜面に対して評価を行う場合は、評価入力ボタンB1〜B5のいずれかを押下する。そして、ユーザは、選択した評価を確定する場合、決定ボタンFXを押下する。また、評価の入力をキャンセルする場合は、例えば、評価入力ボタンB1〜B5と決定ボタンFXとの欄外を押下する。端末装置30がユーザによる操作譜面の評価の入力を受け付けると、管理装置10は、該評価を登録する。そして、管理装置10は、ユーザにより入力された評価が所定値以上である場合、該操作譜面を、評価元のユーザのお気に入り操作譜面として登録する。
また、図示はしないが、端末装置30が操作譜面をお気に入り登録する操作を受け付けると、管理装置10は、該操作譜面をお気に入り登録する。そして、管理装置10は、操作譜面に対して所定の評価を登録する。
【0017】
このように、本実施形態に係る情報処理システム1は、操作譜面を評価する評価操作と、操作譜面へのショートカットの登録を指示する登録操作との少なくともいずれかを受け付け、受け付けた評価操作又は登録操作に応じて、操作譜面に対する評価と該操作譜面へのショートカットとの両方を登録する。
【0018】
これにより、情報処理システム1は、評価機能とお気に入り登録機能とを連動させることができる。例えば、あるユーザが、高評価を行いながらお気に入り登録していない場合や、お気に入り登録しているのに高評価をしていない場合は、評価に矛盾があるといえる。この場合、ウェブ管理者や他のユーザにとって、コンテンツに対する評価がわかりにくい。これに対して、本実施形態に係る情報処理システム1は、評価機能とお気に入り登録機能とを連動させるため、評価の矛盾をなくし、ウェブ管理者や他のユーザにとっても評価を分かりやすくすることができる。
【0019】
次に、評価参照画面、プレイ開始前画面の例について説明する。
評価参照画面GR2は、操作譜面に対する評価を提示する画面である。この評価は、管理装置10が1以上の端末装置30から受け付けた評価を集約したものである。評価参照画面GR2には、情報提示領域IN2と、評価ランキング表示領域RNと、カテゴリ切替ボタンCBと、評価集計期間切替ボタンDBと、が設けられている。
情報提示領域IN2には、例えば、評価参照画面である旨等の各種情報が表示される。
評価ランキング表示領域RNには、操作譜面IDとその評価とが、例えば、評価の高い順に降順で並べて表示される。また、この他にも操作譜面のプレイにより獲得できる報酬、自装置のユーザが行った評価、操作譜面の難易度、動画のサムネイル等の各種情報が操作譜面ごとに表示されてもよい。
【0020】
カテゴリ切替ボタンCBは、評価を提示する操作譜面のカテゴリを切り替えるボタンである。操作譜面のカテゴリには、例えば、動画別、楽曲別、作成者別等がある。例えば、動画別が選択された場合、評価ランキング表示領域RNには、動画に対応する操作譜面群における評価による操作譜面のランキングが表示される。
評価集計期間切替ボタンDBは、評価の集計期間を切り替えるボタンである。集計期間の長さには、例えば、一日、一週間、一月、総合等の分類がある。例えば、一日が選択された場合、評価ランキング表示領域RNには、過去一日間において集計された評価による操作譜面のランキングが表示される。
【0021】
プレイ開始前画面GR3は、タイミングゲームの開始前に表示される画面であり、選択中の楽曲、操作譜面の情報を表示する画面である。プレイ開始前画面GR3には、情報提示領域IN3と、難易度選択ボタンLVと、プレイ開始ボタンPBとが設けられている。
また、プレイ開始前画面GR3には、楽曲タイトル情報TLと、ベストスコア情報SCと、操作譜面情報BMとが表示されている。
【0022】
情報提示領域IN3には、例えば、プレイ開始前の画面である旨等の各種情報が表示される。
プレイ開始ボタンPBは、プレイを開始させるためのボタンである。ユーザがプレイ開始ボタンPBを押下すると、楽曲タイトル情報TLに示される楽曲と、操作譜面情報BMに示される操作譜面とによるタイミングゲームが、難易度選択ボタンLVで選択された難易度で開始される。
操作譜面情報BMには、プレイ対象として選択中の操作譜面の情報が表示される。ここで、操作譜面情報BMには、初期設定値として、お気に入り操作譜面の情報が表示される。このように、操作譜面をお気に入り登録することにより、ユーザは、操作譜面を検索、選択する操作を別途行うことなくプレイを開始することができる。
【0023】
なお、お気に入り操作譜面について、端末装置30は、アクセスを容易にする機能を提供する他、追加情報を表示してもよい。例えば、プレイ開始前画面GR3の例の場合、ユーザのベストスコア情報SCが表示されている。この他にも、操作譜面の作成者が登録したコメントや、他のユーザを含めたスコアのランキング等の任意の情報を表示してもよい。このように、お気に入り登録により、ユーザは、様々な特典を得ることができる。
【0024】
〔情報処理システムの構成〕
次に、本実施形態に係る情報処理システム1の構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る情報処理システム1の構成を示す図である。
情報処理システム1は、複数の端末装置30−1、30−2、…、30−n(nは正の整数)と、管理装置10とを備える。以下では、端末装置30−1、30−2、…、30−nを端末装置30と総称する。管理装置10と、端末装置30とは、それぞれネットワークNに接続されている。
【0025】
ネットワークNは、WAN(Wide Area Network)及びLAN(Local Area Network)などによって構成される情報通信ネットワークである。WANは、例えば、携帯電話網、PHS(Personal Handy-phone System)網、PSTN(Public Switched Telephone Network;公衆交換電話網)、専用通信回線網、及びVPN(Virtual Private Network)等によって構成される。
【0026】
管理装置10は、例えば、サーバ装置であり、操作譜面の評価機能と、操作譜面のお気に入り登録機能とを提供する。管理装置10は、ユーザによる操作譜面への評価を記憶する。そして、管理装置10は、端末装置30からの要求に応じて、操作譜面ごとの評価を表す評価データを端末装置30に送信する。また、管理装置10は、各ユーザのお気に入り操作譜面を管理する。具体的には、管理装置10は、ユーザIDと、該ユーザIDが示すユーザのお気に入り操作譜面との対応関係を記述したショートカットデータを記憶する。そして、管理装置10は、端末装置30からの要求に応じて、該端末装置30のユーザのお気に入り操作譜面を記述したショートカットデータを端末装置30に送信する。また、本実施形態では、一例として、管理装置10が操作譜面を記述したシーケンスデータを管理する場合について説明する。ただし、操作譜面は、別の装置が管理してもよい。
【0027】
端末装置30は、例えば、いわゆるアーケードゲーム機等の業務用ゲーム機、家庭用ゲーム機、携帯型ゲーム、パーソナルコンピュータ、携帯電話、タブレットPC(Personal
Computer)、スマートフォン、PHS(Personal Handy-phone System)端末装置、又はPDA(Personal Digital Assistant)等の電子機器である。端末装置30は、ユーザから特定の操作を受け付けると、該操作の内容を表す操作情報を管理装置10に送信する。特定の操作には、例えば、評価操作、お気に入り登録操作、評価参照操作、お気に入り参照操作、操作譜面検索操作等がある。
【0028】
評価操作とは、操作譜面を評価する操作である。端末装置30は評価操作を受け付けると、ユーザID、操作譜面ID、及び評価を含む操作情報を管理装置10に送信する。
お気に入り登録操作とは、操作譜面をお気に入り登録する操作である。ここで、お気に入り登録操作は、コンテンツへのショートカットの登録を指示する登録操作の一例である。端末装置30はお気に入り登録操作を受け付けると、ユーザID及び操作譜面IDを含む操作情報を管理装置10に送信する。
【0029】
評価参照操作とは、操作譜面の評価を参照する操作である。評価参照操作は、例えば、図1に示す評価参照画面GR2を表示させる操作である。端末装置30は、評価参照操作を受け付けると、管理装置10に評価データの取得要求を行い、操作譜面ごとの評価を取得する。
お気に入り参照操作は、お気に入り登録された操作譜面を参照する操作である。お気に入り参照操作は、例えば、図1に示すプレイ開始前画面GR3を表示させる操作である。
端末装置30は、お気に入り参照操作を受け付けると、管理装置10にショートカットデータの取得要求を行い、該端末装置30のユーザのお気に入り操作譜面が記述されたショートカットデータを取得する。
【0030】
操作譜面検索操作とは、管理装置10に管理されている操作譜面を検索する操作である。本実施形態では、操作譜面が記述されているシーケンスデータに、該操作譜面が対応する楽曲や動画に固有の識別情報(楽曲ID、動画ID)が予め記録されている。楽曲IDや動画IDは、例えば、シーケンスデータの作成時に記録される。ユーザは、楽曲や動画のタイトル等を入力して楽曲や動画をリストアップする。リストアップされた楽曲や動画をユーザが選択すると、選択された楽曲の楽曲IDや、動画の動画IDを含むシーケンスデータが抽出される。抽出されたシーケンスデータは、端末装置30においてユーザに提示される。これにより、ユーザは、操作譜面を検索することができる。以下では、一例として、タイミングゲームが楽曲の進行に合わせて進行する場合について説明する。
【0031】
〔管理装置の構成〕
次に、管理装置10の構成について説明する。
図3は、本実施形態に係る管理装置10の構成を示すブロック図である。
管理装置10は、通信部110と、記憶部120と、制御部130と、を備える。
通信部110は、通信用IC(Integrated Circuit)を備え、ネットワークNを介して端末装置30と通信する。
【0032】
記憶部120は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)、HDD(Hard Disk Drive)等の記録媒体のうちの1以上を用いて構成され、管理装置10が備える各部を制御するための各種プログラムや各種情報を記憶する。また、記憶部120は、評価記憶部121と、ショートカット記憶部122と、楽曲データ記憶部123と、シーケンスデータ記憶部124と、を備える。
【0033】
評価記憶部121は、操作譜面ごとの評価が記述された評価データを記憶する。
ショートカット記憶部122は、ユーザごとのお気に入り操作譜面の情報が記述されたショートカットデータを記憶する。
楽曲データ記憶部123は、タイミングゲームにおいてプレイ可能な楽曲の音声データを記憶する。
シーケンスデータ記憶部124は、タイミングゲームにおいてプレイ可能な操作譜面を記述したシーケンスデータを記憶する。シーケンスデータは、各楽曲について、操作譜面ごとに記憶される。
【0034】
ここで、評価データとショートカットデータのデータ構成について説明する。
図4は、本実施形態に係る評価データの構成の一例を示す図である。
図4に示す評価データD121は、楽曲IDと、シーケンスIDと、評価点情報(評価点)と、を互いに対応付けた複数のレコードの集合として構成される。各情報は、左から楽曲ID、シーケンスID、評価点情報の順に記述されている。
【0035】
楽曲IDは、楽曲を識別する識別情報である。
シーケンスIDは、シーケンスデータを識別する識別情報である。つまり、楽曲IDとシーケンスIDとは、操作譜面を識別する操作IDの一例である。
評価点情報は、評価を表す情報である。評価点情報は、例えば、操作譜面について1以上の端末装置30のユーザがそれぞれ入力した評価を集約した値である。集約は、例えば、各ユーザによる評価点の総和や平均値、最大値、最小値等の統計量である。
これらの情報を互いに対応付けて構成される評価データの各レコードは、楽曲ID及びシーケンスIDが示す操作譜面について集約された評価が、評価点情報が表す値であることを表す。
【0036】
図5は、本実施形態に係るショートカットデータの構成の一例を示す図。
図5に示すショートカットデータD122は、ユーザIDと、楽曲IDと、シーケンスIDと、アドレス情報(アドレス)と、を互いに対応付けた複数のレコードの集合として構成される。各情報は、左からユーザID、楽曲ID、シーケンスID、アドレス情報の順に記述されている。
【0037】
ユーザIDは、端末装置30のユーザを識別する識別情報である。
楽曲ID及びシーケンスIDは、上述した評価データの楽曲ID及びシーケンスIDと同様であり、操作譜面を識別する識別情報である。なお、楽曲IDの代わりに、又は、楽曲IDに加えて、楽曲の音声データの格納先のアドレスをショートカットデータD122登録してもよい。音声データが外部装置に格納されている場合には、そのアドレスを登録してもよい。具体的には、動画共有サービス等で提供される楽曲や動画に対して操作譜面が対応付けられている場合には、対象の楽曲や動画のURLを登録する。
アドレス情報は、操作譜面の格納先のアドレスを表す。
これらの情報を互いに対応付けて構成されるショートカットデータの各レコードは、ユーザIDが示すユーザが、楽曲ID及びシーケンスIDが示す操作譜面をお気に入り登録しており、アドレス情報が示すアドレスへのアクセスにより該操作譜面を取得可能であることを表す。
【0038】
制御部130は、管理装置10の制御中枢として機能するCPU(Central Processing Unit)等を備えており、管理装置10が備える各部を制御する。制御部130は、操作受付部131と、登録部132と、評価送信部133と、ショートカット送信部134と、を備える。操作受付部131と、登録部132と、評価送信部133と、ショートカット送信部134とは、例えば、記憶部120に予め記憶されたプログラムを管理装置10のCPUが実行することにより実現される。
【0039】
操作受付部131は、通信部110を介して、端末装置30に入力された操作を受け付ける。操作受付部131は、端末装置30から受信する操作情報の内容に応じた処理を実行する。
操作情報が評価操作を表す場合、操作受付部131は、登録部132に評価対象の操作譜面IDと、該操作譜面に対する評価と、評価操作を行ったユーザのユーザIDとを登録部132に通知する。
操作情報がお気に入り登録操作を表す場合、操作受付部131は、お気に入り登録対象の操作譜面IDと、お気に入り登録操作を行ったユーザのユーザIDとを登録部132に通知する。
なお、操作受付部131は、所定の受付条件を満たす場合に評価操作とお気に入り登録操作とを受け付ける。ここでは、一例として、所定の受付条件とは、操作譜面をプレイしたこと、である場合について説明する。
【0040】
操作情報が評価参照操作を表す場合、操作受付部131は、操作譜面を特定するための検索キーを評価送信部133に通知する。検索キーには、例えば、評価ランキング、ダウンロード数ランキング、作成者、楽曲名、作成日等、操作譜面の任意の属性情報を採用してよい。検索キーは、ユーザにより指定される。
操作情報がお気に入り参照操作を表す場合、操作受付部131は、ユーザIDをショートカット送信部134に通知する。
【0041】
登録部132は、操作譜面ごとの評価を登録する処理と、お気に入り操作譜面を登録する処理とを実行する。
登録部132は、操作譜面IDと、該操作譜面に対する評価と、ユーザIDとを操作受付部131から通知された場合、通知された操作譜面IDと評価とを関連付けて評価データD121に登録する。また、登録部132は、所定の登録条件を満たす場合に、評価された操作譜面を、評価元のユーザのお気に入りに登録する。具体的には、登録部132は、評価元のユーザIDと、評価された操作譜面の操作譜面IDと、操作譜面のアドレスとを関連付けてショートカットデータD122に登録する。本実施形態において、所定の登録条件とは、一例として、評価が所定値以上であること、である。
【0042】
なお、登録部132は、評価が所定の登録条件を満たさない場合、操作譜面のお気に入り登録を拒否としてもよい。このとき、操作譜面が既にお気に入りに登録されている場合は、対応するショートカットデータを削除してもよい。
【0043】
登録部132は、お気に入り登録対象の操作譜面IDと、お気に入り登録操作を行ったユーザのユーザIDとを操作受付部131から通知された場合、通知されたユーザIDと、操作譜面IDと、操作譜面のアドレスとを関連付けてショートカットデータD122に登録する。また、登録部132は、お気に入り登録した操作譜面IDと、所定の評価とを関連付けて評価データD121に登録する。お気に入り登録の操作をしたということは、ユーザが嗜好するコンテンツであると推測される。そのため、お気に入り登録に対応して登録される所定の評価は、相対的に高い評価とする。
【0044】
なお、お気に入り登録に応じた評価において、複数の選択肢をユーザに与えてもよい。
例えば、お気に入り登録した場合、相対的に高い評価のうちのいずれかのみしか選択できないようにする。これにより、ユーザは、適切な評価の範囲内で、評価に重み付けを行うことができる。
また、登録部132は、お気に入り登録されなかった操作譜面に対して、相対的に低い評価を登録してもよい。また、お気に入り登録しない場合、相対的に低い評価しか選択できないようにしてもよい。
【0045】
評価送信部133は、操作譜面を特定するための検索キーを操作受付部131から通知された場合、通知された検索キーに対応する評価データD121のレコードを抽出する。
評価送信部133は抽出したレコードを、通信部110を介して端末装置30に送信する。
【0046】
ショートカット送信部134は、ユーザIDを操作受付部131から通知された場合、通知されたユーザIDに対応するショートカットデータD122のレコードを抽出する。
ショートカット送信部134は、抽出したレコードを、通信部110を介して端末装置30に送信する。
【0047】
〔端末装置の構成〕
次に、端末装置30の構成について説明する。
図6は、本実施形態に係る端末装置30の構成を示すブロック図である。
端末装置30は、通信部310と、入力部320と、表示部330と、音声出力部340と、記憶部350と、制御部360と、を備える。
通信部310は、通信用ICを備え、ネットワークNを介して管理装置10と通信する。
【0048】
入力部320は、ユーザによる操作に応じて入力信号を生成する入力装置である。入力部320には、例えば、マウス等のポインティングデバイス、キーボード、ボタン、タッチパッド、タッチパネル等が適用できる。入力装置の形状は、任意であってよく、例えば、弦楽器、打楽器、管楽器等の楽器の一部又は全体を模した形状であってもよい。タッチパネルの場合、入力部320と表示部330とは、一体に構成される。タッチパネルによるタッチの検出方式は、例えば、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式等のいずれでもよい。
【0049】
表示部330は、画像や文字等の情報を表示する表示装置である。表示部330には、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等を適用できる。
音声出力部340は、楽曲、音声、効果音等を出力するスピーカである。
【0050】
記憶部350は、RAMやROM、HDD等の記録媒体のうちの1以上を用いて構成され、端末装置30が備える各部を制御するための各種プログラムや各種情報を記憶する。
また、記憶部350は、ゲームプログラム記憶部351と、楽曲データ記憶部352と、シーケンスデータ記憶部353と、備える。
【0051】
ゲームプログラム記憶部351は、タイミングゲームのゲームプログラムを記憶する。
楽曲データ記憶部352は、管理装置10の楽曲データ記憶部123と同様に、タイミングゲームにおいてプレイ可能な楽曲の音声データを記憶する。
シーケンスデータ記憶部353は、管理装置10のシーケンスデータ記憶部124と同様に、タイミングゲームにおいてプレイ可能な操作譜面を記述したシーケンスデータを記憶する。楽曲の音声データ、シーケンスデータは、記憶部350に予め記憶されていてもよいし、必要に応じて管理装置10からダウンロードされてもよい。
【0052】
制御部360は、端末装置30の制御中枢として機能するCPU等を備えており、管理装置10が備える各部を制御する。制御部360は、ゲーム実行部361と、評価処理部362と、ショートカット処理部363と、を備える。ゲーム実行部361と、評価処理部362と、ショートカット処理部363とは、例えば、ゲームプログラム記憶部351に記憶されているゲームプログラムを端末装置30のCPUが実行することにより実現される。
【0053】
ゲーム実行部361は、タイミングゲームを実行する。ゲーム実行部361は、タイミングゲームの実行において、入力部320を介して、ユーザから楽曲を指定する操作と、操作譜面を指定する操作とを受け付ける。ゲーム実行部361は、指定された楽曲の音声データを楽曲データ記憶部352から読み出す。また、ゲーム実行部361は、指定された操作譜面のシーケンスデータをシーケンスデータ記憶部353から読み出す。ゲーム実行部361は、楽曲の音声データを音声出力部340に出力して楽曲を再生させるとともに、シーケンスデータに基づいて生成したゲーム画面の画像データを表示部330に表示させる。また、ゲーム実行部361は、入力部320が受け付けたゲーム操作に応じた処理を実行する。
【0054】
評価処理部362は、操作譜面の評価操作を受け付ける処理と、操作譜面の評価を提示する処理とを実行する。評価処理部362は、評価入力画面を表示部330に表示させる。評価処理部362は、入力部320が評価操作の入力を検出すると、検出した評価操作を表す操作情報を、通信部310を介して管理装置10に送信する。また、評価処理部362は、入力部320が評価参照操作の入力を検出すると、管理装置10に評価データD121の取得要求を行う。評価処理部362は、管理装置10から取得した評価データD121のレコードに基づいて、操作譜面ごとの評価を表す画像データを生成する。そして、評価処理部362は、画像データを表示部330に出力し、操作譜面ごとの評価をユーザに提示する。
【0055】
ショートカット処理部363は、お気に入り登録操作を受け付ける処理と、お気に入り操作譜面を提示する処理とを実行する。ショートカット処理部363は、お気に入り登録入力画面を表示部330に表示させる。ショートカット処理部363は、入力部320がお気に入り登録操作の入力を検出すると、検出したお気に入り登録操作を表す操作情報を、通信部310を介して管理装置10に送信する。また、ショートカット処理部363は、入力部320がお気に入り参照操作の入力を検出すると、管理装置10にショートカットデータD122の取得要求を行う。ショートカット処理部363は、管理装置10から取得したショートカットデータD122のレコードに基づいて、ショートカット、すなわち自装置のユーザのお気に入り操作譜面への簡易アクセスを提供する画像データを生成する。そして、ショートカット処理部363は、画像データを表示部330に出力し、お気に入り操作譜面へのショートカットをユーザに提示する。
【0056】
〔情報処理システムの動作〕
次に、情報処理システム1の動作について説明する。
図7は、本実施形態に係る情報処理システム1による評価の登録とお気に入りの登録とにおける処理の流れの第1例を示すシーケンスチャートである。
(ステップS300)端末装置30は、ユーザから指定された楽曲及び操作譜面のタイミングゲームを実行し、ゲームを終了する。その後、情報処理システム1は、ステップS302に処理を進める。
(ステップS302)端末装置30は、評価入力画面を表示し、操作譜面に対するユーザの評価操作を受け付ける。端末装置30は、受け付けた評価操作、すなわち評価を表す操作情報を管理装置10に送信する。この操作情報には、ユーザIDと、操作譜面IDと、評価の情報とが含まれている。その後、情報処理システム1は、ステップS100に処理を進める。
【0057】
(ステップS100)管理装置10は、評価操作を表す操作情報を受信する。つまり、管理装置10は、操作譜面に対する評価を受け付ける。その後、情報処理システム1は、ステップS102に処理を進める。
(ステップS102)管理装置10は、評価が所定の登録条件を満たすか否かを判定する。具体的には、管理装置10は、評価が所定値以上であるか否かを判定する。登録条件を満足する場合(ステップS102;YES)、情報処理システム1はステップS104に処理を進める。登録条件を不満足する場合(ステップS102;NO)、情報処理システム1は、ステップS106に処理を進める。
【0058】
(ステップS104)管理装置10は、操作譜面をユーザのお気に入りに登録する。具体的には、ユーザIDと、操作譜面IDと、操作譜面のアドレス情報とを関連付けてショートカットデータD122に登録する。その後、情報処理システム1は、ステップS106に処理を進める。
(ステップS106)管理装置10は、ステップS100において受け付けた評価を登録する。具体的には、操作譜面IDと、評価点情報とを関連付けて評価データD121に登録する。操作譜面識別情報について、既にレコードが存在している場合は、評価点情報の値を更新する。その後、情報処理システム1は、図7に示す処理を終了する。
【0059】
図8は、本実施形態に係る情報処理システム1による評価の登録とお気に入りの登録とにおける処理の流れの第2例を示すシーケンスチャートである。
図8に示す処理のうち、ステップS300の処理は、図7に示すステップS300の処理と同様であるため、説明を省略する。図8に示す処理では、情報処理システム1は、ステップS300の後、ステップS312に処理を進める。
(ステップS312)ステップS300の処理の後、端末装置30は、お気に入り登録画面を表示し、操作譜面をお気に入り登録するお気に入り登録操作を受け付ける。端末装置30は、受け付けたお気に入り登録操作を表す操作情報、すなわちお気に入り登録要求を管理装置10に送信する。この操作情報には、ユーザIDと、操作譜面IDとが含まれている。その後、情報処理システム1は、ステップS110に処理を進める。
【0060】
(ステップS110)管理装置10は、端末装置30からお気に入り登録操作を表す操作情報を受信する。すなわち、管理装置10は、お気に入り登録要求を受け付ける。その後、情報処理システム1は、ステップS112に処理を進める。
(ステップS112)管理装置10は、操作譜面をユーザのお気に入りに登録する。具体的には、ユーザIDと、操作譜面IDと、操作譜面のアドレス情報とを関連付けてショートカットデータD122に登録する。その後、情報処理システム1は、ステップS114に処理を進める。
【0061】
(ステップS114)管理装置10は、ステップS112でお気に入り登録した操作譜面に対応する評価を登録する。具体的には、操作譜面IDと、評価点情報とを関連付けて評価データD121に登録する。操作譜面識別情報について、既にレコードが存在している場合は、評価点情報の値を更新する。このときの評価点は、例えば評価が図1の画面例GR1に示すような星1〜5個までの5段階評価であり、お気に入りとして登録されうる評価点が4点または5点だとすると、評価点として4点を自動的に付与する。その後、情報処理システム1は、図8に示す処理を終了する。
【0062】
図9は、本実施形態に係る情報処理システム1による評価提示処理の流れを示すシーケンスチャートである。
(ステップS320)端末装置30は、ユーザから評価参照操作を受け付けると、評価参照操作を表す操作情報を管理装置10に送信する。つまり、端末装置30は、評価データD121の取得要求を管理装置10に送信する。この取得要求には、操作譜面を特定するための検索キーが含まれている。その後、情報処理システム1は、ステップS120に処理を進める。
【0063】
(ステップS120)管理装置10は、評価データD121の取得要求を受信すると、取得要求に含まれる検索キーに基づいて、評価記憶部121に記憶されている評価データD121からレコードを抽出する。その後、情報処理システム1は、ステップS122に処理を進める。
(ステップS122)管理装置10は、抽出した評価データD121のレコードを端末装置30に送信する。その後、情報処理システム1は、ステップS322に処理を進める。
【0064】
(ステップS322)端末装置30は、管理装置10から評価データD121のレコードを取得する。その後、情報処理システム1は、ステップS324に処理を進める。
(ステップS324)端末装置30は、管理装置10から取得した評価データD121のレコードに基づいて、操作譜面ごとの評価を表示する。そして、情報処理システム1は、図9に示す処理を終了する。
【0065】
図10は、本実施形態に係る情報処理システム1によるお気に入り参照処理の流れを示すシーケンスチャートである。
(ステップS330)端末装置30は、ユーザからお気に入り参照操作を受け付けると、お気に入り参照操作を表す操作情報を管理装置10に送信する。つまり、端末装置30は、ショートカットデータD122の取得要求を管理装置10に送信する。この取得要求には、ユーザIDが含まれている。その後、情報処理システム1は、ステップS130に処理を進める。
【0066】
(ステップS130)管理装置10は、ショートカットデータD122の取得要求を受信すると、取得要求に含まれるユーザIDに基づいて、ショートカット記憶部122に記憶されているショートカットデータD122からレコードを抽出する。その後、情報処理システム1は、ステップS132に処理を進める。
(ステップS132)管理装置10は、抽出したショートカットデータD122のレコードを端末装置30に送信する。その後、情報処理システム1は、ステップS332に処理を進める。
【0067】
(ステップS332)端末装置30は、管理装置10からショートカットデータD122のレコードを取得する。その後、情報処理システム1は、ステップS334に処理を進める。
(ステップS334)端末装置30は、管理装置10から取得したショートカットデータD122のレコードに基づいて、お気に入り操作譜面にアクセスできるように表示する。
そして、情報処理システム1は、図10に示す処理を終了する。
【0068】
〔第1の実施形態のまとめ〕
(1)以上説明してきたように、本実施形態による情報処理システム1は、コンテンツ(例えば、操作譜面)を評価する評価操作とコンテンツへのショートカットの登録を指示する登録操作(例えば、お気に入り登録操作)との少なくともいずれかを受け付ける操作受付部131と、操作受付部131が受け付けた評価操作又は登録操作に応じて、コンテンツに対する評価と該コンテンツへのショートカットとの両方を登録する登録部132と、を備える。
【0069】
これにより、情報処理システム1は、ユーザによるコンテンツの評価と、ユーザが所望するコンテンツへのショートカットの登録とを連動させる。そのため、情報処理システム1は、コンテンツに対する評価の矛盾をなくすことができる。また、評価を3段階以上とする場合には、単にお気に入りへの登録数を公開する場合に比して、評価の良し悪しをより細かく公開することができる。
【0070】
(2)また、登録部132は、評価操作によるコンテンツの評価が所定の登録条件を満たす場合、該コンテンツへのショートカットを登録する。
【0071】
これにより、情報処理システム1は、コンテンツに対する評価に基づいて、コンテンツへのショートカットを登録するか否かを判定することができる。そのため、ユーザは、評価をするだけでショートカットを登録、又は、不登録とすることができる。従って、情報処理システム1は、コンテンツに対する評価の矛盾をなくすことができる。
【0072】
(3)また、登録部132は、ユーザを識別するユーザ識別情報と、評価操作に対応するショートカットとを関連付けて記憶部に記憶させる。
【0073】
これにより、情報処理システム1は、コンテンツを評価するユーザごと、つまりユーザ識別情報ごとにショートカットを管理することができる。
【0074】
(4)また、操作受付部131は、所定の受付条件を満たす場合に、評価操作と登録操作との少なくともいずれかを受け付ける。
【0075】
これにより、情報処理システム1は、例えば、コンテンツを利用した後のみ評価操作、登録操作を受け付けるようにすることができるため、評価の精度を向上させることができる。
【0076】
(5)また、情報処理システム1は、登録部132が登録したコンテンツごとの評価を他装置に送信する評価送信部133、をさらに備える。
【0077】
これにより、情報処理システム1は、あるユーザに他のユーザが行った評価を確認させることができる。
【0078】
(6)また、コンテンツとは、楽曲と動画との少なくともいずれかの進行とともに指示されるタイミングに合わせて操作を行うゲームにおいて、該タイミングを記述したデータであり、評価送信部133は、楽曲と動画との少なくともいずれかの指定に応じて、指定された楽曲と動画との少なくともいずれかに対応するコンテンツごとの評価を他装置に送信する。
【0079】
これにより、情報処理システム1は、あるユーザに、タイミングゲームにおける操作のパターンについての他のユーザによる評価を確認させることができる。
【0080】
[変形例]
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成は上述の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。例えば、上述の実施形態において説明した各構成は、任意に組み合わせることができる。また、上述の実施形態において説明した各構成、各処理は、分離して別体の装置に備えられ、実行されてもよい。例えば、上述した管理装置10からショートカットを管理する機能が分離され、端末装置30に備えられてもよい。また、例えば、上述した管理装置10による登録条件を満たすか否かの判定を端末装置30が行うようにしてもよい。
【0081】
なお、上述した実施形態において、受付条件は上述したものに限られない。例えば、受付条件は、コンテンツの少なくとも一部、又は、全てを利用したこと、であってもよい。
また、コンテンツの少なくとも一部の利用を条件とする場合、半分以上を利用する等、全体に対して利用すべき割合を別途定めてもよい。また、評価対象のコンテンツがシリーズの一部である場合には、そのシリーズの全てを利用すること、を受付条件としてもよい。
【0082】
また、上述した実施形態では、評価が所定値以上である場合に、評価の登録とお気に入りの登録とを行う態様について説明したが、これには限られない。例えば、評価が所定値以上の場合に、コンテンツについての追加情報や追加機能を利用可能としてもよい。追加情報には、例えば、操作譜面の過去のプレイ履歴、スコア等がある。また、追加機能には、例えば、クーポンの発行やコンテンツにおけるアイテムの利用等がある。コンテンツを嗜好するユーザを誘引可能な情報や機能と、評価とを連動させることにより、評価の精度を向上させることができる。ただし、お気に入り登録機能の場合は、登録対象が増える程、コンテンツを探すのが難しくなり、コンテンツへの簡易なアクセスを提供するというお気に入り登録機能の効果が損なわれる。従って、お気に入り登録されるコンテンツは、ユーザにより選別されやすいため、評価とお気に入り登録とを連動させることにより、評価の精度をより向上させることができる。
【0083】
また、上述した実施形態において、情報処理システム1は、評価操作に応じて評価の登録とお気に入り登録とを行う態様と、お気に入り登録操作に応じてお気に入り登録と評価登録とを行う態様の2つを行う場合について説明したが、いずれか一方のみを行うとしてもよい。
【0084】
また、上述した実施形態において、評価が5段階である場合について説明したが、これには限られない。評価は、例えば、良い、悪い(評価しない)等の2段階以上であればよい。
【0085】
また、上述した実施形態において、情報処理システム1は、ゲームのデータを評価、参照するシステムであるとして説明したがこれには限られない。例えば、情報処理システム1は、グルメや商品等を評価、参照するシステムであってもよい。このように、情報処理システム1における評価対象やお気に入り登録対象は、任意であってよい。
【0086】
また、上述の管理装置10及び端末装置30の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより管理装置10及び端末装置30としての処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部又は外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
【0087】
[付記]
以上の記載から本発明は例えば以下のように把握される。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を便宜的に括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の態様に限定されるものではない。
【0088】
(付記1)
本発明の一態様において、情報処理システム(1)は、コンテンツを評価する評価操作と前記コンテンツへのショートカットの登録を指示する登録操作との少なくともいずれかを受け付ける操作受付部(131、S100、S110)と、前記操作受付部が受け付けた前記評価操作又は前記登録操作に応じて、前記コンテンツに対する評価と該コンテンツへのショートカットとの両方を登録する登録部(132、S104、S106、S112、S114)と、を備える。
【0089】
上記構成によれば、情報処理システムは、評価操作と登録操作とのいずれかが行われた場合であっても、コンテンツに対する評価と、コンテンツへのショートカットとの両方を登録することができる。従って、情報処理システムは、コンテンツに対する評価の矛盾をなくすことができる。
【0090】
(付記2)本発明の他の態様は、付記1に記載の情報処理システムであって、前記登録部は、前記評価操作による前記コンテンツの評価が所定の登録条件を満たす場合、該コンテンツへのショートカットを登録する。
【0091】
上記構成によれば、情報処理システムは、コンテンツに対する評価に基づいて、コンテンツへのショートカットを登録するか否かを判定することができる。
【0092】
(付記3)本発明の他の態様は、付記1又は付記2に記載の情報処理システムであって、前記登録部は、ユーザを識別するユーザ識別情報と、前記評価操作に対応するショートカットとを関連付けて記憶部(120)に記憶させる。
【0093】
上記構成によれば、情報処理システムは、コンテンツを評価するユーザごと、つまりユーザ識別情報ごとにショートカットを管理することができる。
【0094】
(付記4)本発明の他の態様は、付記1から付記3のいずれかに記載の情報処理システムであって、前記操作受付部は、所定の受付条件を満たす場合に、前記評価操作と前記登録操作との少なくともいずれかを受け付ける。
【0095】
上記構成によれば、情報処理システムは、所定の受付条件を満たす場合に、評価の登録やショートカットの登録を行うため、所定の受付条件を適切に設定することにより、評価の精度を向上させることができる。
【0096】
(付記5)本発明の他の態様は、付記1から付記4のいずれかに記載の情報処理システムであって、前記登録部が登録したコンテンツごとの評価を他装置に送信する評価送信部(133、S122)、をさらに備える。
【0097】
上記構成によれば、情報処理システムは、あるユーザが行った評価を別のユーザに確認させることができる。
【0098】
(付記6)本発明の他の態様は、付記5に記載の情報処理システムであって、前記コンテンツとは、楽曲と動画との少なくともいずれかの進行とともに指示されるタイミングに合わせて操作を行うゲームにおいて、該タイミングを記述したデータであり、前記評価送信部は、前記楽曲と前記動画との少なくともいずれかの指定に応じて、指定された前記楽曲と前記動画との少なくともいずれかに対応するコンテンツごとの評価を前記他装置に送信する。
【0099】
上記構成によれば、情報処理システムは、タイミングゲームにおける操作のパターンについて、あるユーザが行った評価を別のユーザに確認させることができる。
【符号の説明】
【0100】
1 情報処理システム
10 管理装置
30 端末装置
110、310 通信部
120、350 記憶部
130、360 制御部
320 入力部
330 表示部
340 音声出力部
121 評価記憶部
122 ショートカット記憶部
123、352 楽曲データ記憶部
124、353 シーケンスデータ記憶部
131 操作受付部
132 登録部
133 評価送信部
134 ショートカット送信部
361 ゲーム実行部
362 評価処理部
363 ショートカット処理部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10