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特開2017-226101印刷装置、制御システム、及び、印刷装置の制御方法
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-226101(P2017-226101A)
(43)【公開日】2017年12月28日
(54)【発明の名称】印刷装置、制御システム、及び、印刷装置の制御方法
(51)【国際特許分類】
   B41J 29/38 20060101AFI20171201BHJP
   B41J 5/30 20060101ALI20171201BHJP
   H04N 1/387 20060101ALI20171201BHJP
   G07G 1/12 20060101ALI20171201BHJP
【FI】
   B41J29/38 Z
   B41J5/30 B
   H04N1/387
   G07G1/12 351A
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2016-122501(P2016-122501)
(22)【出願日】2016年6月21日
(71)【出願人】
【識別番号】000002369
【氏名又は名称】セイコーエプソン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001081
【氏名又は名称】特許業務法人クシブチ国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】宮下 正樹
【テーマコード(参考)】
2C061
2C187
3E142
5C076
【Fターム(参考)】
2C061AP01
2C061HJ06
2C061HJ08
2C061HK11
2C061HN08
2C061HN15
2C187AD08
2C187AE07
2C187AG09
2C187BF41
2C187BG39
2C187BG42
2C187CD08
2C187CD11
2C187CD14
2C187CD17
2C187DB04
3E142DA01
3E142DA04
3E142DA08
3E142FA39
3E142GA02
3E142GA03
3E142GA17
3E142HA03
3E142JA01
5C076AA02
5C076AA14
(57)【要約】
【課題】シンボル画像を簡易に利用可能とする
【解決手段】印刷媒体に印刷する印刷部31と、カスタマーディスプレー12と通信可能な第1通信部34と、ホストコンピューター10と通信可能な第2通信部35と、第2通信部35でホストコンピューター10から印刷データを受信した場合、印刷データに基づいて印刷部31を制御して印刷媒体に印刷させるとともに、印刷データに基づくシンボル画像データを生成し、生成したシンボル画像データを第1通信部34から送信し、カスタマーディスプレー12に表示させる制御部30と、を備えることを特徴とする印刷装置11。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
印刷媒体に印刷する印刷部と、
表示装置と通信可能な第1通信部と、
制御装置と通信可能な第2通信部と、
前記第2通信部で前記制御装置から印刷データを受信した場合、前記印刷データに基づいて前記印刷部を制御して前記印刷媒体に印刷させるとともに、前記印刷データに基づくシンボル画像データを生成し、生成した前記シンボル画像データを前記第1通信部から送信し、前記表示装置に表示させる制御部と、を備える、印刷装置。
【請求項2】
前記印刷データは、前記印刷媒体に前記印刷データに基づいて印刷される画像のイメージデータを含み、
前記制御部は、
前記印刷データに含まれる前記イメージデータを抽出し、抽出した前記イメージデータに基づき前記シンボル画像データを生成する、請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記印刷データは、前記印刷媒体への画像の印刷を指示するコマンドを含み、
前記制御部は、
前記印刷データに含まれる前記コマンドに基づいて、前記印刷媒体に印刷される画像のイメージデータを生成し、生成した前記イメージデータに基づき前記シンボル画像データを生成する、請求項1に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記印刷データは、レシートの発行を指示するデータであり、
前記制御部は、
前記レシートの発行を指示するデータに基づいて、会計に関する情報と商品に関する情報とのいずれか一方の情報を少なくとも抽出し、前記抽出した情報に基づき前記シンボル画像データを生成する、請求項1に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記シンボル画像データは、1次元コード、および2次元コードの少なくともいずれかを含む、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の印刷装置。
【請求項6】
店舗のレジカウンターに設けられ、
前記表示装置は、前記レジカウンターに設けられるカスタマーディスプレーである、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の印刷装置。
【請求項7】
表示装置と、制御装置と、前記表示装置及び前記制御装置と通信可能な印刷装置とを備える制御システムであって、
前記制御装置は、印刷データを送信し、
前記印刷装置は、前記制御装置が送信した前記印刷データを受信し、受信した前記印刷データに基づいて印刷媒体に印刷するとともに、前記印刷データに基づくシンボル画像データを生成し、生成した前記シンボル画像データを前記表示装置に送信し、
前記表示装置は、前記印刷装置が送信した前記シンボル画像データを受信し、受信した前記シンボル画像データに基づいて表示する、制御システム。
【請求項8】
表示装置及び制御装置と通信可能な印刷装置の制御方法であって、
制御装置が送信した印刷データを受信し、受信した前記印刷データに基づいて印刷媒体に印刷するとともに、前記印刷データに基づくシンボル画像データを生成し、生成した前記シンボル画像データを前記表示装置に送信し、前記表示装置に表示させる、印刷装置の制御方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置、制御システム、及び、印刷装置の制御方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、所定の場合にシンボル画像(2次元コード)を印刷媒体(印刷物)に印刷する印刷装置(画像形成装置)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−246027号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に係る印刷装置の場合、ユーザーがシンボル画像を利用するためには、印刷媒体を受け取る必要があり、より簡易にシンボル画像を利用できるようにすることが求められていた。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、シンボル画像を簡易に利用可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明の印刷装置は、印刷媒体に印刷する印刷部と、表示装置と通信可能な第1通信部と、制御装置と通信可能な第2通信部と、前記第2通信部で前記制御装置から印刷データを受信した場合、前記印刷データに基づいて前記印刷部を制御して前記印刷媒体に印刷させるとともに、前記印刷データに基づくシンボル画像データを生成し、生成した前記シンボル画像データを前記第1通信部から送信し、前記表示装置に表示させる制御部と、を備える。
本発明の構成によれば、印刷装置は、印刷データに基づいてシンボル画像データを生成し、表示装置にシンボル画像データに基づくシンボル画像を表示させるため、ユーザーは、レシートを受け取ることなく、簡易に表示装置に表示されたシンボル画像を利用できる。
【0006】
また、本発明は、前記印刷データは、前記印刷媒体に前記印刷データに基づいて印刷される画像のイメージデータを含み、前記制御部は、前記印刷データに含まれる前記イメージデータを抽出し、抽出した前記イメージデータに基づき前記シンボル画像データを生成する。
本発明の構成によれば、印刷装置は、制御装置から受信した印刷データに含まれるイメージデータを利用して、イメージデータが記録されたシンボル画像データを生成することができる。
【0007】
また、本発明は、前記印刷データは、前記印刷媒体への画像の印刷を指示するコマンドを含み、前記制御部は、前記印刷データに含まれる前記コマンドに基づいて、前記印刷媒体に印刷される画像のイメージデータを生成し、生成した前記イメージデータに基づき前記シンボル画像データを生成する。
本発明の構成によれば、印刷装置は、制御装置から受信したコマンドに基づいて、イメージデータが記録されたシンボル画像データを生成することができる。
【0008】
また、本発明は、前記印刷データは、レシートの発行を指示するデータであり、前記制御部は、前記レシートの発行を指示するデータに基づいて、会計に関する情報と商品に関する情報とのいずれか一方の情報を少なくとも抽出し、前記抽出した情報に基づき前記シンボル画像データを生成する。
本発明の構成によれば、印刷装置は、顧客が必要とする情報が記録されたシンボル画像データを生成することができる。
【0009】
また、本発明は、前記シンボル画像データは、1次元コード、および2次元コードの少なくともいずれかを含む。
本発明の構成によれば、印刷装置は、広く普及した1次元コード、又は、2次元コードを表示装置に表示させることができる。
【0010】
また、本発明は、店舗のレジカウンターに設けられ、前記表示装置は、前記レジカウンターに設けられるカスタマーディスプレーである。
本発明の構成によれば、印刷装置は、店舗のレジカウンターにカスタマーディスプレーが設けられることを好適に利用して、2次元コードを顧客が利用可能な状態とすることができる。特に、カスタマーディスプレーを利用するため、印刷装置に2次元コードを表示可能な表示パネルを設ける必要がない。
【0011】
また、上記目的を達成するために、本発明は、表示装置と、制御装置と、前記表示装置及び前記制御装置と通信可能な印刷装置とを備える制御システムであって、前記制御装置は、印刷データを送信し、前記印刷装置は、前記制御装置が送信した前記印刷データを受信し、受信した前記印刷データに基づいて印刷媒体に印刷するとともに、前記印刷データに基づくシンボル画像データを生成し、生成した前記シンボル画像データを前記表示装置に送信し、前記表示装置は、前記印刷装置が送信した前記シンボル画像データを受信し、受信した前記シンボル画像データに基づいて表示する。
本発明の構成によれば、印刷装置は、印刷データに基づいてシンボル画像データを生成し、表示装置にシンボル画像データに基づくシンボル画像を表示させるため、ユーザーは、レシートを受け取ることなく、簡易に表示装置に表示されたシンボル画像を利用できる。
【0012】
また、上記目的を達成するために、本発明は、表示装置及び制御装置と通信可能な印刷装置の制御方法であって、制御装置が送信した印刷データを受信し、受信した前記印刷データに基づいて印刷媒体に印刷するとともに、前記印刷データに基づくシンボル画像データを生成し、生成した前記シンボル画像データを前記表示装置に送信し、前記表示装置に表示させる。
本発明の構成によれば、印刷装置は、印刷データに基づいてシンボル画像データを生成し、表示装置にシンボル画像データに基づくシンボル画像を表示させるため、ユーザーは、レシートを受け取ることなく、簡易に表示装置に表示されたシンボル画像を利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本実施形態に係る印刷システムの各装置の機能的構成を示すブロック図。
図2】印刷システムの各装置の動作を示すフローチャート。
図3】レシートを示す図。
図4】カスタマーディスプレーに表示される画像を示す図。
図5】モバイル端末に表示される画像を示す図。
図6】印刷システムの各装置の動作を示すフローチャート。
図7】印刷システムの各装置の動作を示すフローチャート。
図8】モバイル端末に表示される画像を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る印刷システム1(制御システム)が備える各装置の機能的構成を示すブロック図である。
図1に示すように、印刷システム1は、ホストコンピューター10(制御装置)と、印刷装置11と、カスタマーディスプレー12(表示装置)と、を備える。印刷システム1は、ホストコンピューター10の制御で、印刷装置11が印刷を実行する機能を有するシステムである。本実施形態に係る印刷システム1は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の小売店や、居酒屋や喫茶店等の飲食店等の店舗のレジカウンターに設けられ、レジカウンターにおける会計に応じて、レシートを発行する機能を有する。
【0015】
ホストコンピューター10は、印刷装置11を制御し、印刷装置11に印刷を実行させる装置である。
図1に示すように、ホストコンピューター10は、ホスト制御部20と、ホスト入力部21と、ホスト記憶部22と、デバイス通信部23と、ホスト通信部24とを備える。
【0016】
ホスト制御部20は、CPUや、ROM、RAM、ASIC、信号処理回路等を備え、ホストコンピューター10の各部を制御する。ホスト制御部20は、例えば、CPUが、ROMに記憶されたプログラムをRAMに読み出して処理を実行し、また例えば、ASICに実装された機能により処理を実行し、また例えば、信号処理回路で信号処理を行って処理を実行する等、ハードウェア及びソフトウェアにより処理を実行する。
ホスト入力部21は、ホストコンピューター10の筐体に設けられた操作スイッチ及びキーボードを備え、操作スイッチ及びキーボードに対する操作を検出し、検出した操作に対応する信号をホスト制御部20に出力する。キーボードは、会計に関する情報が入力可能なものであり、テンキーを備える。ホスト制御部20は、ホスト入力部21からの入力に基づいて、操作スイッチに対する操作に対応する処理を実行する。
ホスト記憶部22は、不揮発性メモリーを備え、各種情報を記憶する。
【0017】
デバイス通信部23は、USB、USB以外のシリアル通信規格(例えば、RS232C。)、その他の通信規格に対応するポートを有するインターフェースボードを備える。インターフェースボードのポートには、デバイスが接続可能である。デバイス通信部23は、ホスト制御部20の制御で、ポートに接続されたデバイスと通信規格に従って通信する。なお、デバイス通信部23が、無線通信機能を備え、デバイスと無線通信する構成でもよい。
ホストコンピューター10には、デバイスとして、バーコードリーダーBRが接続される。
バーコードリーダーBRは、バーコードを読み取り、読取結果を示すデータをデバイス通信部23に出力する。デバイス通信部23は、バーコードリーダーBRから入力されたデータを、ホスト制御部20に出力する。
ホストコンピューター10に接続されるデバイスは、一例であり、キャッシュドロアーや、カードリーダー等が接続される構成でもよい。
【0018】
ホスト通信部24は、ホスト制御部20の制御で、所定の通信規格に従って、印刷装置11と通信する。ホストコンピューター10と印刷装置11との間での通信に用いられる通信規格は何でもよく、また、有線通信に係る通信規格であっても無線通信に係る通信規格であってもよい。例えば、通信規格として、USBや、RS232C、IEEE1284、無線LANに係る通信規格、有線LANに係る通信規格等を用いることができる。
【0019】
印刷装置11は、本実施形態では、ロール紙(印刷媒体)を収容し、収容したロール紙にライン型のサーマルヘッドでドットを形成して画像を印刷するラインサーマルプリンターである。印刷装置11は、ホストコンピューター10の制御で、レシートを発行する機能を備える。なお、印刷装置11は、サーマルプリンターに限らず、インクジェットプリンター等の他の印刷方式の装置でもよい。
図1に示すように、印刷装置11は、制御部30と、印刷部31と、記憶部32と、入力部33と、第1通信部34と、第2通信部35とを備える。
【0020】
制御部30は、CPUや、ROM、RAM、ASIC、信号処理回路等を備え、印刷装置11の各部を制御する。制御部30は、例えば、CPUが、ROMに記憶されたプログラムをRAMに読み出して処理を実行し、また例えば、ASICに実装された機能により処理を実行し、また例えば、信号処理回路で信号処理を行って処理を実行する等、ハードウェア及びソフトウェアにより処理を実行する。
印刷部31は、印刷装置11の筐体に収容されたロール紙を搬送する搬送機構や、サーマルヘッドによってロール紙にドットを形成して画像を印刷する印刷機構、ロール紙を所定の位置で切断する切断機構等のロール紙への印刷に関する各種機構を備える。印刷部31は、制御部30の制御で、搬送機構によりロール紙を搬送し、印刷機構によりロール紙にレシートに係る画像を印刷し、切断機構により所定の位置でロール紙を切断してレシートを発行する。
【0021】
記憶部32は、不揮発性メモリーを備え、各種情報を記憶する。
入力部33は、印刷装置11の筐体に設けられた操作スイッチを備え、操作スイッチに対する操作を検出し、検出した操作に対応する信号を制御部30に出力する。制御部30は、入力部33からの入力に基づいて、操作スイッチに対する操作に対応する処理を実行する。
【0022】
第1通信部34は、USB、USB以外のシリアル通信規格(例えば、RS232C。)、その他の通信規格に対応するポートを有するインターフェースボードを備える。インターフェースボードのポートには、デバイスが接続可能である。第1通信部34は、制御部30の制御で、ポートに接続されたデバイスと通信規格に従って通信する。なお、第1通信部34が、無線通信機能を備え、デバイスと無線通信する構成でもよい。
印刷装置11には、デバイスとして、カスタマーディスプレー12が接続される。
カスタマーディスプレー12は、印刷システム1が設けられたレジカウンターにおいて、会計を行う顧客が視認可能な位置に設けられる表示パネルである。カスタマーディスプレー12は、例えば、液晶表示パネルや、有機ELパネルである。カスタマーディスプレー12は、制御部30の制御で、各種情報を表示する。印刷装置11に接続されるデバイスは、一例であり、他のデバイスが接続される構成でもよい。
【0023】
第2通信部35は、制御部30の制御で、所定の通信規格に従って、ホストコンピューター10と通信する。
【0024】
次に、レジカウンターで行われる会計に応じて、ホストコンピューター10の制御で印刷装置11がレシートを発行するときのホストコンピューター10、印刷装置11、及び、カスタマーディスプレー12の動作について説明する。
印刷装置11がレシートを発行するときの各装置の動作について、第1パターンと、第2パターンと、第3パターンとの3つのパターンがある。以下、3つのパターンについて、順次、説明する。
【0025】
<第1パターン>
まず、第1パターンにおける印刷システム1の各装置の動作について説明する。
図2のフローチャートFAはホストコンピューター10の動作を示すフローチャートであり、フローチャートFBは印刷装置11の動作を示すフローチャートであり、フローチャートFCはカスタマーディスプレー12の動作を示すフローチャートである。
【0026】
図2のフローチャートFAに示すように、ホストコンピューター10のホスト制御部20は、レジカウンターで行われる顧客の会計に応じて会計処理(決済処理)を実行し、会計処理に基づいて第1印刷データ(印刷データ)を生成する(ステップSA1)。第1印刷データは、レシートの発行を指示する制御データであり、レシートに印刷される画像のイメージデータを含む。イメージデータとは、ビットマップデータ等の、ドットマトリックス状にドットが配置され、ドットごとに、色を表す値を保持する画像データである。
【0027】
ステップSA1の処理について詳述すると、ホストコンピューター10のホスト制御部20は、キーボードに対するレジ担当者の入力や、バーコードリーダーBRによる商品のバーコードの読み取り結果に基づいて、決済情報を生成する。決済情報は、少なくとも、商品関連情報J3(商品に関する情報。図3参照。)と、会計関連情報J4(会計に関する情報。図3参照。)と、を含む。商品関連情報J3は、顧客が購入した商品ごとに、商品の名称、商品の単価、及び、購入した個数を示す情報を含む。また、会計関連情報J4は、小計、消費税、及び、合計を示す情報を含む。次いで、ホスト制御部20は、生成した決済情報に基づいて、所定のレイアウトに従って決済情報が配置された画像のイメージデータを生成する。次いで、ホスト制御部20は、当該イメージデータを含み、当該イメージデータに基づく画像の印刷、及び、レシートの発行を指示する第1印刷データを生成する。詳細な説明は省略するが、第1印刷データは、ロール紙の切断を指示するコマンド等、イメージデータに基づいてレシートを発行するために必要なコマンドを含んで構成される。
【0028】
ステップSA1で第1印刷データを生成した後、ホスト制御部20は、ホスト通信部24を制御して、生成した第1印刷データを、印刷装置11に送信する(ステップSA2)。
【0029】
図2のフローチャートFBに示すように、印刷装置11の制御部30は、第2通信部35を制御して、第1印刷データを受信する(ステップSB1)。
次いで、制御部30は、受信した第1印刷データに基づいて、印刷部31を制御してレシートを発行する(ステップSB2)。ステップSB2において、制御部30は、第1印刷データからイメージデータを抽出し、抽出したイメージデータに必要な画像処理を施した上で画像バッファーに展開し、画像バッファーに展開したイメージデータに基づいて印刷部31を制御することによりレシートを発行する。
【0030】
図3は、ステップSB2で発行されるレシートの一例を示す図である。図3で例示するレシートには、店舗の名称を図案化したロゴ情報J1が印刷される。また、レシートには、レシートが発行された日時を示す発行日時情報J2が印刷される。また、レシートには、上述した商品関連情報J3が印刷される。また、レシートには、上述した会計関連情報J4が印刷される。
【0031】
次いで、制御部30は、第1印刷データからイメージデータを抽出する(ステップSB3)。上述したように、第1印刷データに含まれるイメージデータは、レシートに印刷される画像(図3参照。)の画像データである。
次いで、制御部30は、抽出したイメージデータに基づいて、当該イメージデータが記録された2次元コード(シンボル画像)の画像データを生成する(ステップSB4)。以下、2次元コードの画像データを「シンボル画像データ」という。
ここで、印刷装置11には、画像データや、文字列(文字コードの組み合わせ)等の情報の入力に応じて、入力された情報が記録されたシンボル画像データを生成して出力する機能を有するプログラムがインストールされる。ステップSB4において、制御部30は、当該プログラムの機能により、イメージデータが記録されたシンボル画像データを生成する。
【0032】
次いで、制御部30は、シンボル画像データ、及び、付加情報J5を含み、シンボル画像データに基づく2次元コード、及び、付加情報J5の表示を指示するコマンドを生成する(ステップSB5)。付加情報J5については後述する。ステップSB5で制御部30が生成するコマンドは、カスタマーディスプレー12のコマンド体系に従ったコマンドである。
次いで、制御部30は、第1通信部34を制御して、ステップSB5で生成したコマンドをカスタマーディスプレー12に送信する(ステップSB6)。
【0033】
図2のフローチャートFCに示すように、カスタマーディスプレー12は、コマンドを受信する(ステップSC1)。
次いで、カスタマーディスプレー12は、受信したコマンドに基づいて、2次元コード、及び、付加情報J5を表示する(ステップSC2)。
【0034】
図4は、ステップSC2でカスタマーディスプレー12が表示する画像の一例を示す図である。
図4に示すように、カスタマーディスプレー12には、付加情報J5が表示される。
付加情報J5は、電子レシートが必要な場合、カスタマーディスプレー12に表示された2次元コードの読み取りを行えばよい旨を示す情報である。電子レシートとは、端末の表示パネルに画像として表示されるレシートである。
また、図4に示すように、カスタマーディスプレー12には、2次元コードが表示される。
【0035】
ここで、近年、カメラ付きのモバイル端末が広く普及している。カメラ付きのモバイル端末は、例えば、スマートフォンである。そして、本実施形態では、所定の主体(例えば、印刷装置11を製造、販売するメーカー。)により、以下の機能を有するアプリケーション(以下、「専用アプリケーション」という。)が事前に提供される。専用アプリケーションは、カスタマーディスプレー12に表示された2次元コードのカメラによる読み取りに応じて、2次元コードに記録されたイメージデータをダウンロードする機能を有する。また、専用アプリケーションは、ダウンロードしたイメージデータに基づいて、モバイル端末の表示パネルにレシートの画像を表示する機能を有する。
店舗で行われる会計に際し、電子レシートの取得を望む顧客は、事前に、自身が保有するモバイル端末に、専用アプリケーションをインストールする。そして、顧客は、店舗での会計に際し、自身が保有するモバイル端末の専用アプリケーションを立ち上げる。次いで、顧客は、モバイル端末のカメラによりカスタマーディスプレー12に表示された2次元コードを読み取る。カメラによる2次元コードの読み取りに応じて、専用アプリケーションは、2次元コードに記録されたイメージデータを取得し、ダウンロードする。次いで、専用アプリケーションは、ダウンロードしたイメージデータに基づいて、表示パネルにレートの画像を表示する。
【0036】
図5は、図3で例示したレシートが発行される場合に、カスタマーディスプレー12に表示された2次元コードの読み取りに応じてモバイル端末の表示パネルに表示される画像を示す図である。
図5図3との比較で明らかなとおり、モバイル端末の表示パネルには、紙媒体として発行されるレシートの画像と同一性を有する画像が表示される。
【0037】
さらに、専用アプリケーションは、以下の機能を有する。専用アプリケーションは、ダウンロードしたイメージデータを、ダウンロードを行った日時を示す情報(以下、「ダウンロード日時情報」という。)と対応付けてデータベースに累積的に記憶する機能を有する。また、専用アプリケーションは、ユーザーの指示に応じて、モバイル端末の表示パネルに、データベースに記憶したダウンロード日時情報を選択可能に一覧表示する機能を有する。また、専用アプリケーションは、一覧表示されたダウンロード日時情報のうちの、1のダウンロード日時情報が選択された場合、データベースにおいて当該1のダウンロード日時情報と対応付けられたイメージデータに基づいて、モバイル端末の表示パネルにレシートの画像を表示する機能を有する。顧客は、専用アプリケーションの機能を利用することによって、任意のタイミングで、電子レシートの内容を参照することができる。
【0038】
以上、第1パターンにおける印刷システム1の各装置の動作を説明した。以上のように、本実施形態では、電子レシートの取得に利用される2次元コードが、カスタマーディスプレー12に表示される。これにより、顧客は、紙媒体のレシートを受け取って用いることなく、カスタマーディスプレー12に表示された2次元コードを簡易に利用して、電子レシートを取得できる。さらに、電子レシートの取得に利用される2次元コードは、紙媒体のレシートに印刷されるのではなく、カスタマーディスプレー12に表示される。このため、ロール紙に2次元コードを印刷する必要がなく、紙の節約を図ることができる。
【0039】
<第2パターン>
次いで、第2パターンにおける印刷システム1の各装置の動作について説明する。
図6のフローチャートFDはホストコンピューター10の動作を示すフローチャートであり、フローチャートFEは印刷装置11の動作を示すフローチャートであり、フローチャートFFはカスタマーディスプレー12の動作を示すフローチャートである。
なお、後に明らかとなるとおり、第2パターンは、レシートの発行に際してホストコンピューター10が印刷装置11に送信する印刷データにイメージデータが含まれず、印刷装置11が印刷データに基づいてイメージデータを生成する点で、第1パターンと異なる。
【0040】
図6のフローチャートFDに示すように、ホストコンピューター10のホスト制御部20は、レジカウンターで行われる顧客の会計に応じて会計処理(決済処理)を実行し、会計処理に基づいて第2印刷データ(印刷データ)を生成する(ステップSD1)。第2印刷データは、レシートの発行を指示する制御データである。第2印刷データは、レシートに印刷される画像のイメージデータを含まず、レイアウトに従って決済情報、その他の情報を印刷させるコマンドを含んで構成される。例えば、図3で例示したレシートの発行を指示する第2印刷データは、以下のコマンドを含んで構成される。図3で例示したレシートに係る第2印刷データは、ロゴ情報J1の画像データを有し、ロゴ情報J1の印刷を指示するコマンドを含む。図3で例示したレシートに係る第2印刷データは、発行日時情報J2の文字列を示す情報(文字列を構成する各文字の文字コードの組み合わせ)を有し、発行日時情報J2の印刷を指示するコマンドを含む。図3で例示したレシートに係る第2印刷データは、商品関連情報J3の文字列を示す情報を有し、商品関連情報J3の印刷を指示するコマンドを含む。図3で例示したレシートに係る第2印刷データは、会計関連情報J4の文字列を示す情報を有し、会計関連情報J4の印刷を指示するコマンドを含む。なお、詳細な説明は省略するが、第2印刷データは、ロール紙の切断を指示するコマンドや、改行コマンド等、レシートを発行するために必要なコマンドを含んで構成される。
【0041】
ステップSD1で第2印刷データを生成した後、ホスト制御部20は、ホスト通信部24を制御して、生成した第2印刷データを、印刷装置11に送信する(ステップSD2)。
【0042】
図6のフローチャートFEに示すように、印刷装置11の制御部30は、第2通信部35を制御して、第2印刷データを受信する(ステップSE1)。
次いで、制御部30は、受信した第2印刷データに含まれるコマンドを、順次、実行することにより、印刷部31を制御してレシートを発行する(ステップE2)。
【0043】
次いで、制御部30は、第2印刷データに基づいてレシートに印刷する画像のイメージデータを生成する(ステップSE3)。ここで、印刷装置11には、第2印刷データが有するコマンドに基づいて、第2印刷データに基づいて印刷される画像のイメージデータを生成する機能を有するプログラムがインストールされる。ステップSE3において、制御部30は、当該プログラムの機能により、イメージデータを生成する。
次いで、制御部30は、抽出したイメージデータに基づいて、当該イメージデータが記録された2次元コード(シンボル画像)の画像データ(シンボル画像データ)を生成する(ステップSE4)。
次いで、制御部30は、シンボル画像データ、及び、付加情報J5を含み、シンボル画像データに基づく2次元コード、及び、付加情報J5の表示を指示するコマンドを生成する(ステップSE5)。
次いで、制御部30は、第1通信部34を制御して、ステップSE5で生成したコマンドをカスタマーディスプレー12に送信する(ステップSE6)。
【0044】
図6のフローチャートFFに示すように、カスタマーディスプレー12は、コマンドを受信する(ステップSF1)。
次いで、カスタマーディスプレー12は、受信したコマンドに基づいて、2次元コード、及び、付加情報J5を表示する(ステップSF2)。
【0045】
以上説明した第2パターンによれば、第1パターンで説明した効果と同様の効果を奏する。
なお、第1パターンと同様に、顧客は、専用アプリケーションの機能を利用して、任意のタイミングで、電子レシートの内容を参照することができる。
【0046】
<第3パターン>
次いで、第3パターンにおける印刷システム1の各装置の動作について説明する。
図7のフローチャートFGはホストコンピューター10の動作を示すフローチャートであり、フローチャートFHは印刷装置11の動作を示すフローチャートであり、フローチャートFIはカスタマーディスプレー12の動作を示すフローチャートである。
なお、後に明らかとなるとおり、第3パターンは、2次元コードにイメージデータが記録されるのではなく、商品関連情報J3、及び、会計関連情報J4が記録される点で、第1パターン及び第2パターンと異なる。
【0047】
図7のフローチャートFGに示すように、ホストコンピューター10のホスト制御部20は、レジカウンターで行われる顧客の会計に応じて会計処理(決済処理)を実行し、会計処理に基づいて第2印刷データ(印刷データ)を生成する(ステップSG1)。
次いで、ホスト制御部20は、ホスト通信部24を制御して、生成した第2印刷データを、印刷装置11に送信する(ステップSG2)。
【0048】
図7のフローチャートFHに示すように、印刷装置11の制御部30は、第2通信部35を制御して、第2印刷データを受信する(ステップSH1)。
次いで、制御部30は、受信した第2印刷データに基づいて、印刷部31を制御してレシートを発行する(ステップH2)。
【0049】
次いで、制御部30は、第2印刷データから、文字列としての商品関連情報J3、及び、会計関連情報J4を抽出する(ステップSH3)。ステップSH3において、例えば、制御部30は、以下の処理を実行する。制御部30は、第2印刷データの各コマンドに含まれる命令コードの判別や、事前に定められたキーワードと各コマンドに含まれる文字列との比較によって、第2印刷データに含まれるコマンドのうち、商品関連情報J3の印刷を指示するコマンド、及び、会計関連情報J4の印刷を指示するコマンドを特定する。次いで、制御部30は、特定したコマンドから、文字列としての商品関連情報J3、及び、会計関連情報J4を抽出する。
【0050】
次いで、制御部30は、抽出した商品関連情報J3及び会計関連情報J4に基づいて、これら情報が記録された2次元コード(シンボル画像)の画像データ(シンボル画像データ)を生成する(ステップSH4)。
次いで、制御部30は、シンボル画像データ、及び、付加情報J5を含み、シンボル画像データに基づく2次元コード、及び、付加情報J5の表示を指示するコマンドを生成する(ステップSH5)。
次いで、制御部30は、第1通信部34を制御して、ステップSH5で生成したコマンドをカスタマーディスプレー12に送信する(ステップSH6)。
【0051】
図7のフローチャートFIに示すように、カスタマーディスプレー12は、コマンドを受信する(ステップSI1)。
次いで、カスタマーディスプレー12は、受信したコマンドに基づいて、2次元コード、及び、付加情報J5を表示する(ステップSI2)。
【0052】
図8は、図3で例示したレシートが発行される場合において、ステップSF2でカスタマーディスプレー12に表示された2次元コードの読み取りに応じて、顧客のモバイル端末の表示パネルに表示される画像(電子レシート)を示す図である。
ここで、上述した専用アプリケーションは、2次元コードに、イメージデータではなく、商品関連情報J3、及び、会計関連情報J4が含まれる場合、これら情報を取得して、所定の態様で表示パネルに表示する機能を有する。
図8に示すように、顧客のモバイル端末の表示パネルには、商品関連情報J3、及び、会計関連情報J4が所定の態様で表示される。
ここで、レシートに印刷される情報のうち、顧客にとって重要であり、顧客が必要とする情報は、商品関連情報J3、及び、会計関連情報J4であるものと想定される。これを踏まえ、第3パターンによれば、第1パターンにおける効果と同様の効果を奏するほか、2次元コードに記録する情報を減少させた上で、顧客に必要な情報を的確に提供できる。
【0053】
さらに、専用アプリケーションは、以下の機能を有する。専用アプリケーションは、取得した商品関連情報J3、及び、会計関連情報J4を、取得した日時を示す情報(以下、「取得日時情報」という。)と対応付けてデータベースに累積的に記憶する機能を有する。また、専用アプリケーションは、ユーザーの指示に応じて、モバイル端末の表示パネルに、データベースに記憶した取得日時情報を選択可能に一覧表示する機能を有する。また、専用アプリケーションは、一覧表示された取得日時情報のうちの、1の取得日時情報が選択された場合、データベースにおいて当該1の取得日時情報と対応付けられたイメージデータに基づいて、モバイル端末の表示パネルに所定の態様で商品関連情報J3及び会計関連情報J4を表示する機能を有する。顧客は、専用アプリケーションの機能を利用することによって、任意のタイミングで、商品関連情報J3及び会計関連情報J4の内容を参照することができる。
【0054】
以上説明したように、本実施形態に係る印刷装置11は、ロール紙(印刷媒体)に印刷する印刷部31と、カスタマーディスプレー12(表示装置)と通信可能な第1通信部34と、ホストコンピューター10(制御装置)と通信可能な第2通信部35と、第2通信部35でホストコンピューター10から印刷データを受信した場合、印刷データに基づいて印刷部31を制御してロール紙に印刷させるとともに、印刷データに基づくシンボル画像データを生成し、生成したシンボル画像データを第1通信部34から送信し、カスタマーディスプレー12に表示させる制御部30と、を備える。
この構成によれば、印刷装置11は、印刷データに基づいてシンボル画像データを生成し、カスタマーディスプレー12にシンボル画像データに基づく2次元コード(シンボル画像)を表示させるため、ユーザー(顧客)は、レシートを受け取ることなく、簡易にカスタマーディスプレー12に表示されたシンボル画像を利用できる。
【0055】
また、本実施形態において、第1パターンでは、印刷データ(第1印刷データ)は、印刷データに基づいてロール紙に印刷される画像(レシートの画像)のイメージデータを含む。制御部30は、印刷データに含まれるイメージデータを抽出し、抽出したイメージデータに基づきシンボル画像データを生成する。
この構成によれば、印刷装置11は、ホストコンピューター10から受信した印刷データに含まれるイメージデータを利用して、イメージデータが記録されたシンボル画像データを生成することができる。
【0056】
また、本実施形態において、第2パターンでは、印刷データは、ロール紙への画像の印刷を指示するコマンドを含む。制御部30は、印刷データに含まれるコマンドに基づいて、ロール紙に印刷される画像のイメージデータを生成し、生成したイメージデータに基づきシンボル画像データを生成する。
この構成によれば、印刷装置11は、ホストコンピューター10から受信したコマンドに基づいて、イメージデータが記録されたシンボル画像データを生成することができる。
【0057】
また、本実施形態において、第3パターンでは、印刷データは、レシートの発行を指示するデータである。制御部30は、レシートの発行を指示するデータに基づいて、会計関連情報J4(会計に関する情報)と商品関連情報J3(商品に関する情報)とを抽出し、抽出した情報に基づいてシンボル画像データを生成する。
この構成によれば、印刷装置11は、顧客が必要とする情報が記録されたシンボル画像データを生成することができる。
なお、制御部30が抽出する情報は、会計関連情報J4と商品関連情報J3の双方である必要は無く、いずれか一方であってもよい。
【0058】
また、本実施形態では、シンボル画像データは、2次元コードを含む。
この構成によれば、印刷装置11は、広く普及した2次元コードをカスタマーディスプレー12に表示させることができる。
なお、印刷装置11がカスタマーディスプレー12に表示させるシンボル画像は、2次元コードに限らず、例えば、1次元コードであってもよい。
【0059】
また、本実施形態では、印刷装置11は、店舗のレジカウンターに設けられるものであり、印刷装置11は、レジカウンターに設けられるカスタマーディスプレー12に2次元コードを表示させる。
この構成によれば、印刷装置11は、店舗のレジカウンターにカスタマーディスプレー12が設けられることを好適に利用して、2次元コードを顧客が利用可能な状態とすることができる。特に、カスタマーディスプレー12を利用するため、印刷装置11自体に2次元コードを表示可能な表示パネルを設ける必要がない。
【0060】
なお、上述した実施の形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形および応用が可能である。
上述した印刷装置11の制御方法(印刷装置の制御方法)が、印刷装置11が備えるコンピューター、又は、印刷装置11に接続される外部装置を用いて実現される場合、本発明を、当該方法を実現するためにコンピューターが実行するプログラム、このプログラムをコンピューターで読み取り可能に記録した記録媒体、或いは、このプログラムを伝送する伝送媒体の態様で構成することも可能である。上記記録媒体としては、磁気的、光学的記録媒体又は半導体メモリーデバイスを用いることができる。具体的には、フレキシブルディスク、HDD(Hard Disk Drive)、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、Blu−ray(登録商標)Disc、光磁気ディスク、フラッシュメモリー、カード型記録媒体等の可搬型の、或いは固定式の記録媒体が挙げられる。また、上記記録媒体は、印刷装置11や、印刷装置11に接続された外部装置が備える内部記憶装置であるRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、HDD等の不揮発性記憶装置でもよい。
また、図を用いて説明した各機能ブロックはハードウェアとソフトウェアにより任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。
【符号の説明】
【0061】
1…印刷システム、10…ホストコンピューター、11…印刷装置、12…カスタマーディスプレー、20…ホスト制御部、21…ホスト入力部、22…ホスト記憶部、23…デバイス通信部、24…ホスト通信部、30…制御部、31…印刷部、32…記憶部、33…入力部、34…第1通信部、35…第2通信部、BR…バーコードリーダー。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8