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特開2017-226105制御装置、画像形成装置、画像形成システム及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-226105(P2017-226105A)
(43)【公開日】2017年12月28日
(54)【発明の名称】制御装置、画像形成装置、画像形成システム及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   B41J 29/38 20060101AFI20171201BHJP
   H04N 1/00 20060101ALI20171201BHJP
   H04N 1/21 20060101ALI20171201BHJP
【FI】
   B41J29/38 Z
   H04N1/00 C
   H04N1/21
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2016-122685(P2016-122685)
(22)【出願日】2016年6月21日
(71)【出願人】
【識別番号】000005496
【氏名又は名称】富士ゼロックス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000752
【氏名又は名称】特許業務法人朝日特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】萩原 尚
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 幸大
(72)【発明者】
【氏名】近藤 隆
【テーマコード(参考)】
2C061
5C062
5C073
【Fターム(参考)】
2C061AP01
2C061AR03
2C061AS06
2C061HJ06
2C061HK19
2C061HN15
5C062AA02
5C062AA05
5C062AB09
5C062AB17
5C062AB22
5C062AB40
5C062AB42
5C062AC22
5C062AC58
5C073AA03
5C073BC05
5C073CC01
5C073CC04
(57)【要約】
【課題】画像を記憶する記憶手段から画像形成手段へ画像を供給して連続紙に画像を形成する際に、記憶手段が空とならないようにする。
【解決手段】画像処理部15は、印刷データからビットマップ画像を生成してスプールに記憶する。制御部11は、スプールへのビットマップ画像の書き込み速度を計算する。
制御部11は、画像形成部16が連続紙に画像を形成する画像形成速度が計算した書き込み速度より速い場合、画像形成速度を書き込み速度以下にして画像形成を開始する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
連続紙に形成する複数の画像を表すデータを取得する取得手段と、
前記取得手段が取得したデータが表す画像を生成する生成手段と、
前記生成手段が生成した画像を記憶手段に書き込む書き込み手段と、
供給された画像に基づいて前記連続紙に画像を形成する画像形成手段へ、前記記憶手段に記憶された画像を供給する供給手段と、
前記書き込み手段が前記記憶手段に前記画像を書き込む第1速度と、前記画像形成手段が前記連続紙に画像を形成する第2速度との関係に応じて、前記第2速度又は前記供給手段が前記画像を前記画像形成手段へ供給するタイミングを制御する制御手段
を備える制御装置。
【請求項2】
前記生成手段は、前記連続紙の表面に形成する第1画像と、前記連続紙の裏面に形成する第2画像を生成し、
前記書き込み手段は、前記第1画像を記憶する第1記憶領域へ前記第1画像を書き込み、前記第2画像を記憶する第2記憶領域へ前記第2画像を書き込み、
前記制御手段は、前記第1記憶領域へ前記第1画像を書き込む速度と、前記第2記憶領域へ前記第2画像を書き込む速度と、前記第2速度との関係に応じて、前記第2速度を制御する
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記第1速度より前記第2速度が速い場合、前記第2速度を前記第1速度以下とする
請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
連続紙に形成する複数の画像を表すデータを取得する取得手段と、
前記取得手段が取得したデータが表す画像を生成する生成手段と、
前記生成手段が生成した画像を記憶手段に書き込む書き込み手段と、
前記記憶手段に記憶された画像を供給する供給手段と、
前記供給手段が供給した画像に基づいて前記連続紙に画像を形成する画像形成手段と、
前記書き込み手段が前記記憶手段に前記画像を書き込む第1速度と、前記画像形成手段が前記連続紙に画像を形成する第2速度との関係に応じて、前記第2速度又は前記供給手段が前記画像を前記画像形成手段へ供給するタイミングを制御する制御手段
を備える画像形成装置。
【請求項5】
連続紙に形成する複数の画像を表すデータを取得する取得手段と、
前記取得手段が取得したデータが表す画像を生成する生成手段と、
前記生成手段が生成した画像を記憶手段に書き込む書き込み手段と、
供給された画像に基づいて前記連続紙に画像を形成する画像形成手段へ、前記記憶手段に記憶された画像を供給する供給手段と、
前記書き込み手段が前記記憶手段に前記画像を書き込む第1速度と、前記画像形成手段が前記連続紙に画像を形成する第2速度との関係に応じて、前記第2速度又は前記供給手段が前記画像を前記画像形成手段へ供給するタイミングを制御する制御手段
を有する制御装置と、
前記画像形成手段を有する画像形成装置
を備える画像形成システム。
【請求項6】
コンピュータを、
連続紙に形成する複数の画像を表すデータを取得する取得手段と、
前記取得手段が取得したデータが表す画像を生成する生成手段と、
前記生成手段が生成した画像を記憶手段に書き込む書き込み手段と、
供給された画像に基づいて前記連続紙に画像を形成する画像形成手段へ、前記記憶手段に記憶された画像を供給する供給手段と、
前記書き込み手段が前記記憶手段に前記画像を書き込む第1速度と、前記画像形成手段が前記連続紙に画像を形成する第2速度との関係に応じて、前記第2速度又は前記供給手段が前記画像を前記画像形成手段へ供給するタイミングを制御する制御手段
として機能させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置、画像形成装置、画像形成システム及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
連続紙に印刷を行う発明として例えば特許文献1に開示された印刷装置がある。この印刷装置は、受信した印刷データの各ページをビットマップ展開し、各ページの処理に必要な時間をそれぞれ計算する。印刷装置は、先頭ページからNページまでのビットマップ展開に必要な積算処理時間と、印刷処理が起動されてからNページまでの各ページの印刷が実際に行われるまでの積算印刷時間を算出する。印刷装置は、積算処理時間より積算印刷時間が長い場合には、順次印刷するモードを選択し、積算印刷時間より積算処理時間が長い場合には、ビットマップ展開された印刷データをスプールに格納した後に印刷するモードを選択する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−114565号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、画像を記憶する記憶手段から画像形成手段へ画像を供給して連続紙に画像を形成する際に、記憶手段が空とならないようにする技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の請求項1に係る制御装置は、連続紙に形成する複数の画像を表すデータを取得する取得手段と、前記取得手段が取得したデータが表す画像を生成する生成手段と、前記生成手段が生成した画像を記憶手段に書き込む書き込み手段と、供給された画像に基づいて前記連続紙に画像を形成する画像形成手段へ、前記記憶手段に記憶された画像を供給する供給手段と、前記書き込み手段が前記記憶手段に前記画像を書き込む第1速度と、前記画像形成手段が前記連続紙に画像を形成する第2速度との関係に応じて、前記第2速度又は前記供給手段が前記画像を前記画像形成手段へ供給するタイミングを制御する制御手段を備える。
【0006】
本発明の請求項2に係る制御装置においては、前記生成手段は、前記連続紙の表面に形成する第1画像と、前記連続紙の裏面に形成する第2画像を生成し、前記書き込み手段は、前記第1画像を記憶する第1記憶領域へ前記第1画像を書き込み、前記第2画像を記憶する第2記憶領域へ前記第2画像を書き込み、前記制御手段は、前記第1記憶領域へ前記第1画像を書き込む速度と、前記第2記憶領域へ前記第2画像を書き込む速度と、前記第2速度との関係に応じて、前記第2速度を制御する構成を備える。
【0007】
本発明の請求項3に係る制御装置においては、前記第1速度より前記第2速度が速い場合、前記第2速度を前記第1速度以下とする構成を備える。
【0008】
本発明の請求項4に係る画像形成装置は、連続紙に形成する複数の画像を表すデータを取得する取得手段と、前記取得手段が取得したデータが表す画像を生成する生成手段と、前記生成手段が生成した画像を記憶手段に書き込む書き込み手段と、前記記憶手段に記憶された画像を供給する供給手段と、前記供給手段が供給した画像に基づいて前記連続紙に画像を形成する画像形成手段と、前記書き込み手段が前記記憶手段に前記画像を書き込む第1速度と、前記画像形成手段が前記連続紙に画像を形成する第2速度との関係に応じて、前記第2速度又は前記供給手段が前記画像を前記画像形成手段へ供給するタイミングを制御する制御手段を備える。
【0009】
本発明の請求項5に係る画像形成システムは、連続紙に形成する複数の画像を表すデータを取得する取得手段と、前記取得手段が取得したデータが表す画像を生成する生成手段と、前記生成手段が生成した画像を記憶手段に書き込む書き込み手段と、供給された画像に基づいて前記連続紙に画像を形成する画像形成手段へ、前記記憶手段に記憶された画像を供給する供給手段と、前記書き込み手段が前記記憶手段に前記画像を書き込む第1速度と、前記画像形成手段が前記連続紙に画像を形成する第2速度との関係に応じて、前記第2速度又は前記供給手段が前記画像を前記画像形成手段へ供給するタイミングを制御する制御手段を有する制御装置と、前記画像形成手段を有する画像形成装置を備える。
【0010】
本発明の請求項6に係るプログラムは、コンピュータを、連続紙に形成する複数の画像を表すデータを取得する取得手段と、前記取得手段が取得したデータが表す画像を生成する生成手段と、前記生成手段が生成した画像を記憶手段に書き込む書き込み手段と、供給された画像に基づいて前記連続紙に画像を形成する画像形成手段へ、前記記憶手段に記憶された画像を供給する供給手段と、前記書き込み手段が前記記憶手段に前記画像を書き込む第1速度と、前記画像形成手段が前記連続紙に画像を形成する第2速度との関係に応じて、前記第2速度又は前記供給手段が前記画像を前記画像形成手段へ供給するタイミングを制御する制御手段として機能させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0011】
請求項1に係る制御装置によれば、画像を記憶する記憶手段から画像形成手段へ画像を供給して連続紙に画像を形成する際に、記憶手段が空となることがない。
請求項2に係る制御装置によれば、表面と裏面に画像を形成する場合にも、画像を記憶する記憶手段から画像形成手段へ画像を供給して連続紙に画像を形成する際に、記憶手段が空となることがない。
請求項3に係る制御装置によれば、画像を書き込む速度に合わせて画像を形成することができる。
請求項4に係る画像形成装置によれば、画像を記憶する記憶手段から画像形成手段へ画像を供給して連続紙に画像を形成する際に、記憶手段が空となることがない。
請求項5に係る画像形成システムによれば、画像を記憶する記憶手段から画像形成手段へ画像を供給して連続紙に画像を形成する際に、記憶手段が空となることがない。
請求項6に係るプログラムによれば、画像を記憶する記憶手段から画像形成手段へ画像を供給して連続紙に画像を形成する際に、記憶手段が空となることがない。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の第1実施形態に係る画像形成装置1のブロック図。
図2】画像処理部15のブロック図。
図3】制御部11が行う処理の流れを示したフローチャート。
図4】本発明の第1実施形態に係る画像形成装置1のブロック図。
図5】画像処理部15Aのブロック図。
図6】第2実施形態に係る制御部11が行う処理の流れを示したフローチャート。
図7】第2実施形態に係る制御部11が行う処理の流れを示したフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0013】
[第1実施形態]
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置1のハードウェア構成を示したブロック図である。画像形成装置1は、連続紙の一例であるロール紙に連続帳票印刷を行う装置である。画像形成装置1の各部は、バス10に接続されており、バス10を介してデータのやり取りを行う。
【0014】
タッチパネル14は、表示装置の一例である液晶ディスプレイと、表示装置の表示面において指の接触を検出するセンサーとを組み合わせた装置であり、ユーザーにより操作される操作部の一例である。タッチパネル14は、画像形成装置1を操作するためのGUI(Graphical User Interface)やユーザーへのメッセージなどを表示する。また、タッチパネル14は、ユーザーが指で触れた位置をセンサーで検出する。
【0015】
本発明に係る取得手段の一例であるインターフェース部13は、通信インターフェースの機能を備えており、コンピュータ装置から通信回線を介して供給されるデータを取得する。本実施形態においては、インターフェース部13は、PDL(Page Description Language)で記述されたデータであって、ロール紙に形成する複数の帳票を表す印刷データを取得する。印刷データは、ロール紙に形成する複数の画像を表すデータの一例である。記憶部12は、データを永続的に記憶する不揮発性メモリーを有しており、インターフェース部13が取得した印刷データを記憶する。
【0016】
図2は、画像処理部15の構成を示したブロック図である。画像処理部15は、記憶部12に記憶されている印刷データを解析し、ロール紙に画像形成する帳票のページ毎にビットマップ画像を生成する。
【0017】
CEP(CEnter Processor)151は、供給される印刷データを解釈し、PDLで記述されたオブジェクトの配置を特定し、印刷データに基づく画像の生成をRIP(Raster Image Processor)152に指示する。RIP152は、CEP151からの指示に応じて印刷データを解析して中間データを生成し、生成した中間データをBEP(BackEnd Processor)153へ出力する。中間データは、画像形成部16に出力する前の段階の画像データであり、画像形成部16の種類に依存しない形式のデータである。
【0018】
BEP153は、RIP152から出力された中間データを取得し、取得した中間データからビットマップ画像を生成する。具体的には、BEP153は、ラスタ生成部1531とスプール1532を有する。本発明に係る生成手段及び書き込み手段の一例であるラスタ生成部1531は、RIP152から出力された中間データを取得し、取得した中間データから帳票のページ毎にビットマップ画像を生成する。ラスタ生成部1531は、生成したビットマップ画像をスプール1532に書き込む。スプール1532は、ラスタ生成部1531が生成したビットマップ画像を記憶する記憶手段の一例である。スプール1532に記憶されたビットマップ画像は、制御部11からの指示に応じて画像形成部16へ供給される。画像形成部16は、画像処理部15が生成したビットマップ画像を取得し、取得したビットマップ画像に基づいてロール紙に画像を形成する。なお、本実施形態においては、画像形成部16は、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの色材で画像を形成する。このため、ラスタ生成部1531は、帳票の一つのページにつき各色のビットマップ画像を生成する。
【0019】
本発明に係る制御手段の一例である制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)を備えている。制御部11のCPUが、ROMに記憶されているプログラムを実行すると、実行したプログラムに従って制御部11が各部を制御する。また、制御部11は、タッチパネル14が検出した位置と、タッチパネルに表示されている画面に基づいてユーザーの操作を特定し、特定した操作に応じて各部の制御や各種処理を実行する。
【0020】
次に第1実施形態の動作例について説明する。画像形成装置1にてロール紙に連続帳票印刷を行う場合、他のコンピュータ装置から画像形成装置1へ印刷データを供給する。インターフェース部13は、他のコンピュータ装置から通信回線を介して供給される印刷データを取得する。インターフェース部13が取得した印刷データは、記憶部12に記憶される。
【0021】
画像形成装置1のオペレーターは、印刷データが記憶された後、画像の生成を指示する操作をタッチパネル14において行う。この操作が行われると、制御部11は、記憶部12に記憶された印刷データをCEP151へ供給する。CEP151は、供給される印刷データを解釈し、PDLで記述されたオブジェクトの配置を特定し、印刷データに基づく画像の生成をRIP152に指示する。RIP152は、CEP151からの指示とCEP151から供給される印刷データを取得し、取得した印刷データから中間データを生成する。
【0022】
RIP152は、生成した中間データをラスタ生成部1531へ供給する。ラスタ生成部1531は、供給された中間データから連続帳票のページ毎にビットマップ画像を生成する。ラスタ生成部1531が生成したビットマップ画像は、ページ毎に順次スプール1532に供給され、スプール1532に記憶される。
【0023】
オペレーターは、画像の生成を指示する操作を行った後、画像の形成を指示する操作をタッチパネル14において行う。制御部11は、画像の形成を指示する操作がタッチパネル14にて行われると、図3に示した処理を実行する。まず制御部11は、スプール1532へのビットマップ画像の書き込み速度を計算する(ステップSA1)。具体的には、制御部11は、スプール1532に何ページ分のビットマップ画像が記憶されているか特定する。次に制御部11は、画像の生成を指示する操作が行われた時刻から画像の形成を指示する操作が行われた時刻までの経過時間を計算する。制御部11は、特定したページ数を計算した経過時間で割り、ビットマップ画像の書き込み速度を計算する。制御部11は、ステップSA1の処理を行うことにより、1秒間でスプール1532に書き込まれるページ数を得ることができる。
【0024】
次に制御部11は、画像形成部16が画像を形成する速度(以下、画像形成速度とする)が書き込み速度より速いか判断する(ステップSA2)。本実施形態においては、画像形成速度はオペレーターがタッチパネル14を操作することにより予め設定されている。
【0025】
制御部11は、画像形成速度が書き込み速度以下である場合、即ち、画像形成部16が1秒間に画像形成するページ数が、ステップSA1で計算したページ数以下である場合(ステップSA2でNO)、スプール1532に記憶されているビットマップ画像をページ毎に順次画像形成部16へ供給する(ステップSA3)。また、制御部11は、画像形成部16を制御し、ビットマップ画像が表す画像を設定されている画像形成速度でロール紙に形成する(ステップSA4)。
【0026】
制御部11は、画像形成速度と書き込み速度の関係が、画像形成速度>書き込み速度の関係である場合、即ち、画像形成部16が1秒間に形成するページ数が、ステップSA1で計算したページ数より多い場合(ステップSA2でYES)、画像形成速度を書き込み速度以下にして画像形成を開始するか、画像形成を開始してもスプール1532が空とならない時刻まで画像形成の開始を延期させるか選択させるメッセージが表示されるようにタッチパネル14を制御する(ステップSA5)。
【0027】
オペレーターは、表示されたメッセージに応じてタッチパネル14を操作し、制御部11は、オペレーターが行った操作を判断する(ステップSA6)。制御部11は、画像形成速度を書き込み速度以下にして画像形成を開始する操作をオペレーターが行った場合(ステップSA6でYES)、画像形成速度を書き込み速度以下とし、スプール1532に記憶されているビットマップ画像を画像形成部16へ供給し、画像形成部16を制御してロール紙への画像形成を開始する(ステップSA7)。
【0028】
また、制御部11は、画像形成を開始してもスプール1532が空とならない時刻まで画像形成の開始を延期させる操作が行われた場合(ステップSA6でNO)、画像形成を開始してもスプール1532が空とならない時刻まで待機する(ステップSA8)。これにより、スプールから画像形成部16へビットマップ画像を供給するタイミングが制御される。なお、制御部11は、当該時刻については、書き込み速度と画像形成速度に基づいて特定する。制御部11は、画像形成を開始してもスプール1532が空とならない時刻になると、スプール1532に記憶されているビットマップ画像を画像形成部16へ供給し、画像形成部16を制御してロール紙への画像形成を開始する(ステップSA9)。
【0029】
第1実施形態によれば、設定されていた画像形成速度がビットマップ画像のスプール1532への書き込み速度より速い場合、画像形成速度を書き込み速度以下に変更して画像形成を行えるため、スプール1532が空となって画像形成が行えなくなる状態が発生することがない。また、設定されていた画像形成速度を変更しない場合、ビットマップ画像を生成しつつ、スプール1532が空とならない時刻まで待機してから画像形成を開始するため、最終ページのビットマップ画像を形成するまでの間にスプール1532が空となって画像形成が行えなくなる状態が発生することがない。
また、印刷データを解析して書き込み速度を計算する構成と比較すると、スプール1532にビットマップ画像が書き込まれる速度をスプール1532に書き込まれているビットマップ画像の数と、ビットマップ画像の生成を開始してからの経過時間により計算しているため、正確な書き込み速度が計算される。
【0030】
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態について説明する。図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置1Aのハードウェア構成を示したブロック図である。なお、図4においては、第1実施形態と同じ構成については同じ符号を付し、その説明を省略する。
【0031】
画像形成装置1Aは、画像処理部15Aと画像形成部16Aを有する。画像形成部16Aは、画像処理部15Aが生成したビットマップ画像を取得し、取得したビットマップ画像をロール紙に形成する。画像形成部16Aは、ロール紙の表面と裏面の両方に画像形成が可能な構成となっている。
【0032】
図5は、画像処理部15Aの構成を示したブロック図である。画像処理部15Aは、記憶部12に記憶されている印刷データを解析し、ロール紙の表面に画像形成する帳票のページ毎にビットマップ画像を生成する。また、画像処理部15Aは、記憶部12に記憶されている印刷データを解析し、ロール紙の裏面に画像形成する帳票のページ毎にビットマップ画像を生成する。
【0033】
CEP151Aは、供給される印刷データを解釈し、PDLで記述されたオブジェクトの配置を特定し、印刷データに基づく画像の生成をRIP152AとRIP152Bに指示する。CEP151Aは、ロール紙の表面に画像形成されるページの印刷データについてはRIP152Aへ供給し、ロール紙の裏面に画像形成されるページの印刷データについてはRIP152Bへ供給する。
【0034】
RIP152Aは、CEP151Aからの指示に応じて印刷データを解析し、ロール紙の表面に画像形成されるページの中間データを生成し、生成した中間データをBEP153Aへ出力する。RIP152Bは、CEP151Aからの指示に応じて印刷データを解析し、ロール紙の裏面に画像形成されるページの中間データを生成し、生成した中間データをBEP153Bへ出力する。
【0035】
BEP153Aは、ラスタ生成部1531Aとスプール1532Aを有する。本発明の生成手段の一例であるラスタ生成部1531Aは、RIP152Aから出力された中間データを取得し、取得した中間データから帳票のページ毎にビットマップ画像を生成する。ラスタ生成部1531Aが生成するビットマップ画像は、本発明に係る第1画像の一例である。本発明に係る第1記憶領域の一例であるスプール1532Aは、ラスタ生成部1531Aが生成したビットマップ画像を記憶する。スプール1532Aに記憶されたビットマップ画像は、制御部11からの指示に応じて画像形成部16Aへ供給される。
【0036】
BEP153Bは、ラスタ生成部1531Bとスプール1532Bを有する。本発明に係る生成手段の一例であるラスタ生成部1531Bは、RIP152Bから出力された中間データを取得し、取得した中間データから帳票のページ毎にビットマップ画像を生成する。ラスタ生成部1531Bが生成するビットマップ画像は、本発明に係る第2画像の一例である。本発明に係る第2記憶領域の一例であるスプール1532Bは、ラスタ生成部1531Bが生成したビットマップ画像を記憶する。スプール1532Bに記憶されたビットマップ画像は、制御部11からの指示に応じて画像形成部16Aへ供給される。
【0037】
画像形成部16Aは、スプール1532Aから供給されるビットマップ画像と、スプール1532Bから供給されるビットマップ画像を取得する。画像形成部16Aは、ロール紙の表面に対しては、スプール1532Aから取得したビットマップ画像に基づいて画像を形成し、ロール紙の裏面に対しては、スプール1532Bから取得したビットマップ画像に基づいて画像を形成する。なお、本実施形態においては、画像形成部16Aは、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの色材で画像を形成する。このため、ラスタ生成部1531Aとラスタ生成部1531Bは、帳票の一つのページにつき各色のビットマップ画像を生成する。
【0038】
次に第2実施形態の動作例について説明する。なお、記憶部12に印刷データが記憶されるまでの動作は第1実施形態と同じであるため、その説明を省略する。制御部11は、画像の生成を指示する操作がタッチパネル14において行われると、記憶部12に記憶された印刷データをCEP151Aへ供給する。CEP151Aは、供給される印刷データを解釈し、PDLで記述されたオブジェクトの配置を特定し、印刷データに基づく画像の生成をRIP152AとRIP152Bに指示する。
【0039】
RIP152Aは、CEP151Aからの指示とCEP151Aから供給される印刷データを取得し、取得した印刷データから中間データを生成する。また、RIP152Bは、CEP151Aからの指示とCEP151Aから供給される印刷データを取得し、取得した印刷データから中間データを生成する。
【0040】
ラスタ生成部1531Aは、供給された中間データから連続帳票の表面のページ毎にビットマップ画像を生成する。ラスタ生成部1531Aが生成したビットマップ画像は、ロール紙の表面に形成される画像である。ラスタ生成部1531Aが生成したビットマップ画像は、順次スプール1532Aに供給され、スプール1532Aに記憶される。
また、ラスタ生成部1531Bは、供給された中間データから連続帳票の裏面のページ毎にビットマップ画像を生成する。ラスタ生成部1531Bが生成したビットマップ画像は、ロール紙の裏面に形成される画像である。ラスタ生成部1531Bが生成したビットマップ画像は、ページ毎に順次スプール1532Bに供給され、スプール1532Bに記憶される。
【0041】
制御部11は、画像の形成を指示する操作がタッチパネル14にて行われると、図6に示した処理を実行する。まず制御部11は、ビットマップ画像のスプール1532Aへの書き込み速度とスプール1532Bへの書き込み速度を計算する(ステップSB1)。具体的には、制御部11は、スプール1532Aとスプール1532Bに何ページ分のビットマップ画像が記憶されているか特定する。次に制御部11は、画像の生成を指示する操作が行われた時刻から画像の形成を指示する操作が行われた時刻までの経過時間を計算する。制御部11は、スプール毎に特定したページ数を計算した経過時間で割り、各スプールへのビットマップ画像の書き込み速度を計算する。制御部11は、ステップSB1の処理を行うことにより、1秒間でスプール1532Aに書き込まれるページ数と、1秒間でスプール1532Bに書き込まれるページ数を得ることができる。
【0042】
次に制御部11は、スプール1532Aへの書き込み速度とスプール1532Bへの書き込み速度の関係が、スプール1532Aへの書き込み速度>スプール1532Bへの書き込み速度であるか判断する(ステップSB2)。制御部11は、スプール1532Aへの書き込み速度>スプール1532Bへの書き込み速度の関係である場合(ステップSB2でYES)、画像形成速度とスプール1532Bへの書き込み速度の関係が、画像生成速度>スプール1532Bへの書き込み速度の関係であるか判断する(ステップSB3)。
【0043】
制御部11は、画像形成速度がスプール1532Bへの書き込み速度以下である場合(ステップSA2でNO)、スプール1532Aとスプール1532Bに記憶されているビットマップ画像をページ毎に順次画像形成部16へ供給し、画像形成部16を制御してビットマップ画像が表す画像を設定されている画像形成速度でロール紙に形成する(ステップSB5)。
【0044】
制御部11は、画像形成速度とスプール1532Bへの書き込み速度との関係が、画像生成速度>スプール1532Bへの書き込み速度の関係である場合(ステップSB3でYES)、画像形成速度をスプール1532Bへの書き込み速度以下にして画像形成を開始するか、画像形成を開始してもスプールが空とならない時刻まで画像形成の開始を延期させるか選択させるメッセージが表示されるようにタッチパネル14を制御する(ステップSB4)。
【0045】
オペレーターは、表示されたメッセージに応じてタッチパネル14を操作し、制御部11は、オペレーターが行った操作を判断する(ステップSB6)。制御部11は、画像形成速度をスプール1532Bへの書き込み速度以下にして画像形成を開始する操作をオペレーターが行った場合(ステップSB6でYES)、画像形成速度をスプール1532Bへの書き込み速度以下とし、スプール1532Aとスプール1532Bに記憶されているビットマップ画像を画像形成部16へ供給し、画像形成部16を制御してロール紙への画像形成を開始する(ステップSB9)。
【0046】
また、制御部11は、印刷データに含まれている最終ページのビットマップ画像がスプールに記憶されるまで画像形成の開始を延期させる操作が行われた場合(ステップSB6でNO)、画像形成を開始してもスプールが空とならない時刻まで待機する(ステップSB7)。これにより、スプールから画像形成部16Aへビットマップ画像を供給するタイミングが制御される。なお、制御部11は、当該時刻については、書き込み速度と画像形成速度に基づいて特定する。制御部11は、画像形成を開始してもスプールが空とならない時刻になると、スプール1532Aとスプール1532Bに記憶されているビットマップ画像を画像形成部16へ供給し、画像形成部16を制御してロール紙への画像形成を開始する(ステップSB8)。
【0047】
次に、ステップSB2でNOと判断した場合の動作について図7を用いて説明する。制御部11は、ステップSB2でNOと判断した後、画像形成速度とスプール1532Aへの書き込み速度との関係が、画像生成速度>スプール1532Aへの書き込み速度の関係であるか判断する(ステップSB10)。
【0048】
制御部11は、画像形成速度がスプール1532Aへの書き込み速度以下である場合(ステップSB10でNO)、スプール1532Aとスプール1532Bに記憶されているビットマップ画像をページ毎に順次画像形成部16へ供給し、画像形成部16を制御してビットマップ画像が表す画像を設定されている画像形成速度でロール紙に形成する(ステップSB12)。
【0049】
制御部11は、画像形成速度とスプール1532Aへの書き込み速度との関係が、画像生成速度>スプール1532Aへの書き込み速度の関係である場合(ステップSB10でYES)、画像形成速度をスプール1532Aへの書き込み速度以下にして画像形成を開始するか、画像形成を開始してもスプールが空とならない時刻まで画像形成の開始を延期させるか選択させるメッセージが表示されるようにタッチパネル14を制御する(ステップSB11)。
【0050】
オペレーターは、表示されたメッセージに応じてタッチパネル14を操作し、制御部11は、オペレーターが行った操作を判断する(ステップSB13)。制御部11は、画像形成速度をスプール1532Aへの書き込み速度以下にして画像形成を開始する操作をオペレーターが行った場合(ステップSB13でYES)、画像形成速度をスプール1532Aへの書き込み速度以下とし、スプール1532Aとスプール1532Bに記憶されているビットマップ画像を画像形成部16へ供給し、画像形成部16を制御してロール紙への画像形成を開始する(ステップSB16)。
【0051】
また、制御部11は、画像形成を開始してもスプールが空とならない時刻まで画像形成の開始を延期させる操作が行われた場合(ステップSB13でNO)、画像形成を開始してもスプールが空とならない時刻まで待機する(ステップSB14)。これにより、スプールから画像形成部16Aへビットマップ画像を供給するタイミングが制御される。なお、制御部11は、当該時刻については、書き込み速度と画像形成速度に基づいて特定する。制御部11は、最終ページのビットマップ画像がスプール1532Aとスプール1532Bに記憶されると、スプール1532Aとスプール1532Bに記憶されているビットマップ画像を画像形成部16へ供給し、画像形成部16を制御してロール紙への画像形成を開始する(ステップSB15)。
【0052】
第2実施形態においても、設定されていた画像形成速度がビットマップ画像のスプール1532A又はスプール1532Bへの書き込み速度より速い場合、画像形成速度をスプールへの書き込み速度以下に変更して画像形成を行えるため、スプールが空となって画像形成が行えなくなる状態が発生することがない。また、設定されていた画像形成速度を変更しない場合、ビットマップ画像を生成しつつ、スプールが空とならない時刻まで待機してから画像形成を開始するため、最終ページのビットマップ画像を形成するまでの間にスプールが空となって画像形成が行えなくなる状態が発生することがない。
【0053】
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態及び以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。
【0054】
本発明においては、カラーで画像形成を行う場合、帳票の一つのページにつき、シアンの版、マゼンタの版、イエローの版及びブラックの版のビットマップ画像が生成され、各版のビットマップ画像が同じスプールに記憶されるが、ビットマップ画像を記憶する構成は、実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、BEP153において、シアンの版のビットマップ画像を記憶するスプール、マゼンタの版のビットマップ画像を記憶するスプール、イエローの版のビットマップ画像を記憶するスプール、ブラックの版のビットマップ画像を記憶するスプールを設け、各版のビットマップ画像を対応するスプールへ記憶させるようにしてもよい。また、第2実施形態においても、BEP153AとBEP153Bにおいて各版に対応したスプールを設け、各版のビットマップ画像を対応するスプールへ記憶させるようにしてもよい。
【0055】
本発明においては、帳票の最終ページの画像を形成し終えるまでの間に画像形成速度を変更するようにしてもよい。例えば、制御部11は、予め定められた数のビットマップ画像がスプールに書き込まれる毎に、ビットマップ画像の書き込み速度を計算する。制御部11は、計算した時点での画像形成速度が計算した書き込み速度と異なる場合、画像形成速度を書き込み速度と同じ速度に設定する。この変形例によれば、印刷データの内容に応じてビットマップ画像を生成する時間が変化して書き込み速度が変化しても。変化した書き込み速度に応じて画像形成速度を変更するため、スプールが空となって画像形成が行えなくなる状態が発生することがない。また、この変形例によれば、印刷データの処理中に書き込み速度が速くなった場合、書き込み速度の変化に応じて画像形成速度が速くなるため、画像形成に掛かる時間が短くなる。
【0056】
本発明においては、画像形成装置1や画像形成装置1Aがバリアブル印刷を行ってもよい。画像形成装置1は、バリアブル印刷を行う場合、画像形成時に可変となる部分のデータをバリアブルデータとして取得する。バリアブルデータは、複数のレコードを有しており、レコードに含まれている1又は複数の情報を可変となる部分に印刷する。制御部11は、1つのレコードに含まれている複数の情報を複数のページに分けて印刷する場合、1レコードで印刷されるページ数を特定する。制御部11は、スプールに記憶されているページ数を特定したページ数で除算し、除算で得られた商と一つのレコードから得られるページ数との乗算結果で得られるページ数を上述の経過時間で除算して書き込み速度を計算する。例えば、画像の形成を指示する操作が行われた時点でスプールに70ページ分のビットマップ画像があり、1レコードから得られるページ数が4ページであると特定した場合、スプールに記憶されているページ数を特定したページ数で除算すると、商が17、余りが2となる。制御部11は、商の17と1レコードから得られるページ数の4ページとの乗算を行うと、68ページという乗算結果を得る。制御部11は、この68ページを経過時間で除算して書き込み速度を計算する。
【0057】
本発明においては、制御部11、記憶部12、インターフェース部13、タッチパネル14及び画像処理部15を備える制御装置と、画像形成部16を備える画像形成装置とに分けた画像形成システムとしてもよい。
【0058】
上述した実施形態においては、画像処理部15や画像処理部15Aを、ハードウェアにより実現しているが、プログラムを実行することによりCEP151、RIP152、ラスタ生成部1531の機能を実現するようにしてもよい。
【0059】
上述した実施形態においては、画像形成速度を書き込み速度以下にして画像形成するか、最終ページのビットマップ画像がスプールに記憶されるまで待機するかをユーザーの操作に応じて選択しているが、ユーザーの操作によらずいずれか一方の動作を行う構成としてもよい。
【0060】
本発明に係るプログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD(Hard Disk Drive)、FD(Flexible Disk))など)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリーなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供し、インストールしてもよい。また、通信回線を介してプログラムをダウンロードしてインストールしてもよい。
【符号の説明】
【0061】
1、1A…画像形成装置、10…バス、11…制御部、12…記憶部、13…インターフェース部、14…タッチパネル、15、15A…画像処理部、16、16A…画像形成部、151、151A…CEP、152、152A、152B…RIP、153、153A、153B…BEP、1531、1531A、1531B…ラスタ生成部、1532、1532A,1532B…スプール。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7