【解決手段】画像形成装置は、以下を有する。画像形成ユニットは、二成分現像剤により現像する現像器を有し、画像形成を行う。トナーカートリッジは、現像器へガラス転移温度が50℃以下のトナーを供給する。湿度検出部は、画像形成装置の内部又は外部の湿度を検出する。温度検出部は、画像形成ユニットの内部又は外部の温度を検出する。制御部は、検出温度値と第1温度閾値と比較し、検出湿度値と第1湿度閾値とを比較する。制御部は、温度値、湿度値が共に各閾値以上である場合、現像条件の1つである第1現像条件の上限値を、第1の値から、第1の値よりも低い第2の値に切り替え、第1現像条件の上限値が第2の値以上とならないように画像形成を行うように制御する。
【発明を実施するための形態】
【0013】
実施形態の画像形成装置は、低温定着対応で、ガラス転移温度Tgが50℃以下のトナーを使用した2成分現像剤を用いる。従前の通常トナーのガラス転移温度Tgは65℃程度であるが、本実施形態の低温定着用トナーは、少なくとも50℃以下とし、より具体的には40℃〜41℃程度とする。
【0014】
画像形成装置は、装置内の一部又は装置外の雰囲気(画像形成装置の外気)の湿度を検出する手段を有し、画像形成ユニット内の一部又は画像形成ユニット外の雰囲気(画像形成ユニット周辺)の温度を検出する手段を有する。画像形成装置は、温度検出手段が検知した温度と、あらかじめ設定されている温度閾値とを比較し、また湿度検出手段が検知した相対湿度と、あらかじめ設定されている閾値とを比較する。画像形成装置は、温度、相対湿度と各閾値との比較結果に従い、現像条件の少なくとも1つのリミッタを、より低位のリミッタとなるように切り替える。現像条件としては、画像コントラスト電位、帯電バイアス電圧、露光強度などがあるが、本実施形態では、その中の一つである画像コントラスト電位について特に言及する。
【0015】
本実施形態の画像形成装置は、従来の上位リミッタ、および低位リミッタの2つのリミッタを有し、温度、湿度に応じてリミッタを切り替え、これら各リミッタ以上の画像コントラスト電位とならないように制御する。キャリア現像は、画像コントラスト電位が高い状態で画像形成を行うと生じ得るため、本実施形態のように低位のリミッタを設け、画像形成の際には、これ以上とならないように制御することで、キャリア現像の発生を抑制し、また画像濃度についても規定の範囲内に収めることができる。
【0016】
また本実施形態の態様では、上記の温度閾値が、トナーのガラス転移温度Tgよりも高い温度であるものとする。さらに、本実施形態の態様では、上記の相対湿度の閾値が50%RHよりも高湿度とする。
【0017】
本実施形態において、画像コントラスト電位は現像バイアスのDC成分と露光後の電位との電位差を意味する。画像コントラスト電位を必要に応じてVcと略称する。画像コントラスト電位(Vc)が高いほど、トナーの感光体への現像移行能力が増加し、トナー付着量が増える。
【0018】
以下、本実施形態について図面を参照し説明する。
【0019】
図1は、実施形態における画像形成装置100(画像形成装置:Multi-Function Peripheral)の概略構成を示す縦断面図である。
図1に示すように、画像形成装置100は、読取部Rと、プリント部Pとを備えている。
【0020】
読取部Rは、シート原稿およびブック原稿の画像をスキャンして読み取る機能を有している。読取部Rは、複数の反射ミラーや撮像素子を含む走査光学系10を備え、また原稿を所定の載置場所まで自動搬送可能な自動原稿搬送装置(ADF:Auto Document Feeder)9を備える。原稿トレイRtに載置される、自動原稿搬送装置9によって自動搬送される原稿や、不図示の原稿台に載置される原稿の画像は、走査光学系10によって読み取られる。
【0021】
プリント部Pは、読取部Rにて原稿から読み取られた画像や、外部機器から送信される画像データ等に基づいて、シートに現像剤像を形成する。また、プリント部Pは、感光体2Y〜2K、現像器40Y〜40K、中間転写ベルト60、定着装置7、排出トレイ8、トナーカートリッジ20Y〜20Kおよびカートリッジ収納部30を備えている。また現像器40Y〜40Kは、現像ローラ3Y〜3K、ミキサ4Y〜4K、帯電チャージャ5Y〜5K、レーザ露光装置6Y〜6Kを有している。またトナーカートリッジ20Y〜20Kには、本実施形態ではTg40℃〜41℃程度(すなわち50℃以下)の低温定着用トナーが収容されている。
【0022】
画像形成装置100は、制御部800を有する。制御部800は、プロセッサ801、メモリ802、通信I/F803(I/F:Interface)を有する基板である。プロセッサ801は、たとえばCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)などの演算処理装置である。プロセッサ801は、画像形成装置100における各種処理を行う役割を有しており、メモリ802に予め格納されているプログラムをロードして実行することにより、種々の機能を実現する。
【0023】
メモリ802は、主記憶装置であるRAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリ、ハードディスクドライブなどの不揮発性記憶装置により構成される記憶部である。メモリ802には、以降で説明する数値データや、判定用の閾値、制御用の上限値や下限値などの範囲を示す値などが事前に記憶されている。通信I/F803は、外部機器とのデータ送受信を制御するユニットである。
【0024】
また画像形成装置100は、コントロールパネル810を有する。コントロールパネル810は、ユーザからの指示を受け付けるタッチパネル式の入力部と、ユーザへ処理内容やメッセージ等を表示するとともに、印刷前に、印刷対象のプレビュー画像を表示するフラット型の表示部とを含む。
【0025】
画像形成装置100は、温度センサ401、湿度センサ402を有する。温度センサ401は、感光体2Y〜2K、現像器40Y〜40K、中間転写ベルト60、帯電チャージャ5Y〜5K、レーザ露光装置6Y〜6Kの各ユニットを有する画像形成ユニット200の内部、または画像形成ユニット200の外部の周辺の温度を検出するサーミスタである。湿度センサ402は、画像形成装置100内、または画像形成装置100外部の相対湿度を検出する。温度センサ401、湿度センサ402は、本例では1つずつとしているが、各色の感光体ごとなど、複数設置してもよい。温度センサ401、湿度センサ402が検出した温度、湿度の値は、制御部800に出力される。
【0026】
以下、画像形成装置100の処理の一例として、コピー処理の概要について説明する。まず、ピックアップローラ51によりピックアップされたシートは、シート搬送路内に供給される。シート搬送路内に供給されたシートは、複数のローラ対によって所定の搬送方向へ向けて搬送される。
【0027】
そして、自動原稿搬送装置9によって連続的に自動搬送される複数枚のシート原稿の画像が、走査光学系10によって読み取られる。
【0028】
次に、読取部Rにて原稿から読み取られた画像データに対して、制御部800が所定の画像処理を施す。制御部800は、帯電チャージャ5Y〜5Kの出力を制御して、感光体2Y〜2Kの感光面を帯電させる。制御部800は、事前に設定される、または後述の制御により設定変更される画像コントラスト電位、帯電バイアス電圧に基づき、帯電チャージャ5Y〜5Kの出力を制御する。また制御部800は、レーザ露光装置6Y〜6Kを制御して、感光体2Y〜2Kの感光面上に画像データの静電潜像を形成する。制御部800は、事前に設定される、または後述の制御により設定変更される露光強度となるよう、レーザ露光装置6Y〜6Kの出力を制御する。このようにして、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)およびK(ブラック)の現像剤像をシートに転写するための感光体2Y、2M、2Cおよび2Kの感光面上に、読取部Rにより読み取られた画像データの静電潜像が形成される。
【0029】
現像器40Y〜40Kには、トナーおよびキャリアにより形成される2成分現像剤が収容さており、ミキサ4Y〜4Kが2成分現像剤を攪拌して、トナーをキャリアに付着させる。トナーが付着したキャリアは、現像ローラ(いわゆる、マグローラ)3Y〜3Kに引き寄せられて吸着する。その後、本来の動作としては、トナーは静電潜像が形成された感光体2Y〜2K上に供給され、キャリアは現像器40Y〜40Kに戻る。これにより、感光体の感光面上に形成された静電潜像が顕像化される。
【0030】
このようにして感光体2Y〜2K上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト60のベルト面に転写される(いわゆる、一次転写)。トナー像は、中間転写ベルト60の回転駆動によって搬送され、所定の二次転写位置Tにて、搬送されるシート上に転写される。
【0031】
シート上に転写されたトナー像は、定着装置7にてシートに対して加熱、加圧により定着し、複数の搬送ローラ対によって搬送路内を搬送され、排出トレイ8上に順次排出される。
【0032】
尚、プリント処理については、コンピュータから送信される印刷対象のデータが、通信I/F803を介して取得されること以外は、上記動作と同様である。また画像濃度の調整は、上記手法により感光体2Y〜2K上に規定のマークまたはベタ画像を形成し、濃度センサを用いて計測することで行われる。
【0033】
以下、センサ401、402の検出する温度や相対湿度に応じて、制御部800が画像コントラスト電位の上限値(リミット値)を変化させる態様について説明するが、まずは上限値などを定義するに際しての検討事項や検討結果について説明する。本実施形態では、以下の4パターンについて検討した。尚、以下の各パターンについては、外部環境が30℃/85%RH(relative humidity)の条件下で行った。この条件下をHH環境と称する。尚、これら各数値は一例であり、画像形成装置の機種や個体の状態、各センサの設置位置によっては異なる結果となる。
【0034】
(第1パターン) 印字率1%の片面印字を1万枚連続して行う。HH環境下でこの連続印字を行うと、画像形成装置100の機体内の温度は上昇してドラムサーミスタ温度が45℃に達する。また機体内の相対湿度は、温度上昇の影響を受けて低下し、55%RHになる。本状況では、マゼンタ、ブラックでVc上限張り付き(リミット値:700V)が生じ、マゼンタ、ブラックでキャリア現像が発生する。尚、上限張り付きとは、本例では、Vcがリミット値で常時維持される状態を指す。現像能力が低下したトナーは、画像コントラスト電位を上げても、所望の濃度(付着量)に達するのが困難となる。濃度調整の際などにおいて、従来の制御部は極力所望の濃度となるように制御するため、Vcをリミット値である700Vとなるように制御し、結果、この状態が維持されることとなる。これにより上限張り付きが生じる。また上限張り付きが生じると、画像コントラスト電位が高い状態で画像形成を行うこととなり、上記の通りキャリア現像が生ずる。
【0035】
(第2パターン) 印字率4%の片面印字を1万枚行う。HH環境下でこの連続印字を行うと、ドラムサーミスタ温度が41℃、相対湿度が62%RHとなる。本状況では、Vc張り付きは生じず、キャリア現像も生じない。
【0036】
(第3パターン) 第2パターンに引き続き、印字率1%の片面印字を1万枚行う。HH環境下でこの連続印字を行うと、ドラムサーミスタ温度が45℃、相対湿度が77%RHとなる。本状況では、マゼンタ、ブラックでVc上限張り付き(700V)が生じ、マゼンタ、ブラックでキャリア現像が発生する。
【0037】
(第4パターン) 印字率3%の両面印字を1万枚行う。HH環境下でこの連続印字を行うと、ドラムサーミスタ温度が44℃、相対湿度が81%RHとなる。本状況では、Vc張り付きは生じず、キャリア現像も生じない。
【0038】
印字率が1%のときは、上記第1、第3パターンに示すようにVc張り付きが生じてキャリア現像が発生する。印字率が1%のときは、現像剤約400g中でのトナーの入れ替わりが少なく、1万枚印字しても、約半分のトナー(約20g)は開始から現像器の中で撹拌され続ける。これにより、トナー表面の外添剤が埋没/離脱し、感光体への現像能力が低下する。よって、制御部が画像コントラスト電位を上限リミット(本例では700V)まで上げても、所望の濃度に達せず、画像コントラストが上限リミットに張付き、結果、キャリア現像が生じる。
【0039】
従来の画像形成装置は、どのような環境でも画像コントラスト電位の上限を700Vに設定している。本実施形態では、上記の検討を踏まえ、
図2に示すように検出温度と検出湿度に応じて、画像コントラスト電位の上限を700Vから350Vに変更する制御を採用する。画像コントラスト電位のリミットを低位に低減させることで、キャリア現像の発生を抑えることができる。
【0040】
本例では、温度センサ401の検出温度(図中の機体内サーミスタ検出温度)については、42℃を閾値(第1温度閾値)とし、42℃未満、42℃以上で区切る。また湿度センサ402の検出湿度(図中の機体相対湿度)については、値に応じて第1区分〜第5区分の5つに区分けする。本例では、
図2に示すように、検出湿度が20%RH未満を第1区分とし、20%RH以上35%RH未満を第2区分とする。検出湿度が35%RH以上から55%RH未満を第3区分とし、55%RH(第1湿度閾値)以上75%RH未満を第4区分とする。さらに、検出湿度が75%RH(第2湿度閾値)以上を第5区分とする。
【0041】
図2の特記すべき点として、55%RH以上75%RH未満の第4区分において、42℃未満と42℃以上とでは、画像コントラス電位のリミットを700Vと350Vとで異ならせる。42℃未満である場合は画像コントラス電位のリミットを700Vとし、42℃以上である場合は画像コントラス電位のリミットを350Vとする。
【0042】
また、温度センサ401の検出温度が42℃以上となる状況において、55%RH未満、すなわち第1〜第3区分の場合、画像コントラス電位のリミットを700Vとする。また42℃以上となる状況において、55%RH以上、すなわち第4〜第5区分の場合は画像コントラスト電位のリミットを350Vとする。
【0043】
図2について別の見方をすると、湿度センサ402の検出湿度と55%RH(第1湿度閾値)とを比較し、また温度センサ401の検出温度と42℃(第1温度閾値)とを比較し、共に各閾値以上である場合、上限値が350Vとなる。また、湿度センサ402の検出湿度と75%RH(第2湿度閾値)とを比較し、検出湿度が75%RH以上である場合、検出温度の値にかかわらず、上限値が350Vとなる。
【0044】
切り替え用の上限値(700V、350Vなど)や
図2に示す数値データは、事前に定義されるデータ構造に従い、メモリ802に不揮発性に記憶されている。制御部800は、切り替え用の上限値や
図2に示すデータを用いて各種制御を行う。
【0045】
本実施形態のように低温定着用トナーを用いる場合、上記のように画像コントラスト電位の上限を複数設ける。制御部800は、検出温度、検出相対湿度が
図2に示す事前に定義される閾値を超えるか否かを画像形成時、特に濃度調整時に都度判定する。閾値を超える場合、制御部800は画像コントラスト電位の上限を切り替え、当該上限を超えないように画像コントラスト電位を制御する。この制御や
図2に示す検出温度、検出相対湿度の閾値定義により、上記の第1、第3パターン時の状況で画像コントラスト電位の上限が350Vに制限される。このように画像コントラスト電位の上限を低く下げることで、結果、画像コントラスト電位の700Vへの到達を抑制して電位を下げ、キャリア現像を抑制することができる。
【0046】
図3を参照しつつ、どのようにして相対湿度の閾値を定義付けたのかについて説明する。
図3は、相対湿度と、適正なトナー付着量を得ることのできる現像コントラスト電位との関係を示す図である。一般的に、湿度が高いと付着量が増える傾向にあり、よって、湿度が高いほど現像コントラスト電位を低く抑えても好適なトナー濃度(トナー付着量)となる。
図3に示す通り、少なくとも相対湿度50%RH以上では、Vcが350Vあれば十分であり、適正なトナー付着量を得ることのできることがわかる。よって、本例では、相対湿度55%RH以上のときに画像コントラスト電位の上限を350Vとする。
【0047】
尚、
図3では、破線で外挿値を示しているが、相対湿度が20%RH以下の場合、適正なトナー付着量を得るには350Vでは不足する。よって本実施形態では、少なくとも相対湿度が規定値(ここでは20%RH)以下となる場合には、現像コントラスト電位の上限を従前の700Vのまま維持する。
【0048】
図4は、画像濃度と画像コントラスト電位との関係を示す図であり、一例としてシアンについて例示している。測点形状がひし形となっているグラフは、従来のトナーについての関係を示しており、測点形状が正四角形となっているグラフは、低温定着用トナーについての関係を示している。また画像濃度の1.45ラインを、本例ではシアン濃度の目標値としており、目標値から±0.2程度を、シアン濃度の許容範囲とする。すなわち本例では、シアンの濃度については、1.25〜1.65の範囲に維持することができれば、画質を満たしているとみなす。
【0049】
図4に示すように、現像コントラスト電位を350Vとする場合、濃度値も1.3付近となり、濃度の許容範囲も満たすことができる。よって、現像コントラスト電位の上限を350Vとすることで、この350Vで電位を維持することで画質を許容値に収めることができる。
【0050】
上記に示す閾値などの各数値は、あくまで例示であり、画像形成装置の機種や個体状態、各センサの設置位置などに依拠する。実施形態においては、低印字率を3%未満もしくは3%以下であるとしている。この数値も、あくまでも例示である。また、実施形態において、検出する湿度は画像形成装置100の外部の湿度であってもよく、画像形成装置100の内部の湿度であってもよい。さらには、実施形態において、画像形成ユニットの温度を測定することが望ましく、外部の雰囲気温度でもよい。
【0051】
上記では、現像条件の一例として画像コントラスト電位について言及したが、帯電バイアス電圧、露光強度などにも上記の実施形態を適用することができる。帯電バイアス電圧の場合、電圧値を大きくするとトナー付着量が増える。例えば、通常VppAC=1200Vであるが、1400Vを上限値とすることで、同様な効果が得られる。露光強度についても同様で、3.5nJ/mm
2が通常で、上限を5.0nJ/mm
2とすることで、同様な効果が得られる。
【0052】
上記各種データや制御上必要なデータもまた、メモリ802に記憶されている。制御部800は、これらデータを用いて制御を行う。
【0053】
以上に詳説したように、実施形態によって、低温定着用トナーを用いる場合でも、キャリア現像の発生を抑制しつつ、許容範囲内の画像濃度で印刷することができる。
【0054】
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施の形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、なんら拘束されない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、すべて本発明の範囲内のものである。
【符号の説明】
【0055】
2Y〜2K 感光体、3Y〜3K 現像ローラ、4Y〜4K ミキサ、
5Y〜5K 帯電チャージャ、6Y〜6K レーザ露光装置、
7 定着装置、8 排出トレイ、9 自動原稿搬送装置、
10 走査光学系、20Y〜20K トナーカートリッジ、
30 カートリッジ収納部、60 中間転写ベルト、
40Y〜40K 現像器、401 温度センサ、402 湿度センサ、
100 画像形成装置、200 画像形成ユニット、
800 制御部、801 プロセッサ、802 メモリ、803 通信I/F、
810 コントロールパネル、
P プリント部、R 読取部。