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特開2017-228279決定装置、決定方法、及び決定プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-228279(P2017-228279A)
(43)【公開日】2017年12月28日
(54)【発明の名称】決定装置、決定方法、及び決定プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/06 20120101AFI20171201BHJP
   G06Q 20/40 20120101ALI20171201BHJP
【FI】
   G06Q30/06 306
   G06Q20/40 330
【審査請求】有
【請求項の数】15
【出願形態】OL
【全頁数】24
(21)【出願番号】特願2017-78897(P2017-78897)
(22)【出願日】2017年4月12日
(62)【分割の表示】特願2016-124858(P2016-124858)の分割
【原出願日】2016年6月23日
(71)【出願人】
【識別番号】500257300
【氏名又は名称】ヤフー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】特許業務法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】笹本 純也
(72)【発明者】
【氏名】横田 結
(72)【発明者】
【氏名】西田 衣織
【テーマコード(参考)】
5L049
5L055
【Fターム(参考)】
5L049BB47
5L049BB66
5L055AA27
(57)【要約】
【課題】商品またはサービスの注文態様を適切に決定すること。
【解決手段】本願に係る決定装置は、受付部と、決定部とを有する。受付部は、ネットワーク上における所定の口座を用いた決済に関する権限レベルが付与された複数のユーザのうち、一のユーザから商品またはサービスの指定を受け付け、一のユーザに付与された権限レベルが所定のレベル未満である場合、承認者となる他のユーザの指定を受け付ける。また、決定部は、一のユーザに付与された権限レベルに応じて、一のユーザに付与された権限レベルが所定のレベル未満である場合、承認者として指定された他のユーザに対する所定の承認要求を含む受付部により受け付けられた商品またはサービスの注文態様を決定する。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネットワーク上における所定の口座を用いた決済に関する権限レベルが付与された複数のユーザのうち、一のユーザから商品またはサービスの指定を受け付け、前記一のユーザに付与された権限レベルが所定のレベル未満である場合、承認者となる他のユーザの指定を受け付ける受付部と、
前記一のユーザに付与された権限レベルに応じて、前記一のユーザに付与された権限レベルが所定のレベル未満である場合、承認者として指定された前記他のユーザに対する所定の承認要求を含む前記受付部により受け付けられた商品またはサービスの注文態様を決定する決定部と、
を備えたことを特徴とする決定装置。
【請求項2】
前記受付部は、
前記所定の口座を用いた決済が可能な第1権限レベルが付与された第1ユーザと、前記所定の口座を用いた決済が制限された第2権限レベルが付与された第2ユーザとを含む複数のユーザのうち、一のユーザから商品またはサービスの指定を受け付ける
ことを特徴とする請求項1に記載の決定装置。
【請求項3】
前記決定部は、
前記一のユーザが第1ユーザである場合、前記受付部により受け付けられた商品またはサービスの決済を行うと決定する
ことを特徴とする請求項2に記載の決定装置。
【請求項4】
前記決定部は、
前記一のユーザが第2ユーザである場合、前記受付部により受け付けられた商品またはサービスを保留リストに追加すると決定する
ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の決定装置。
【請求項5】
前記受付部は、
前記第2ユーザにより前記保留リストに追加された商品またはサービスに対する、前記第1ユーザによる決済の指示を受け付け、
前記決定部は、
前記第1ユーザによる決済の指示がされた商品またはサービスの決済を行うと決定する
ことを特徴とする請求項4に記載の決定装置。
【請求項6】
前記第2ユーザにより前記保留リストに商品またはサービスが追加された場合、前記第1ユーザに通知する通知部、
をさらに備えることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の決定装置。
【請求項7】
前記決定部は、
前記第2ユーザにより指定された商品またはサービスが、前記所定の口座を用いた決済が可能な商品またはサービスに関する許可リストに含まれる場合、前記受付部により受け付けられた商品またはサービスの決済を行うと決定する
ことを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の決定装置。
【請求項8】
前記受付部は、
前記第1ユーザから前記第2ユーザによる前記所定の口座を用いた決済が可能な商品またはサービスに関する指定を受け付ける、
ことを特徴とする請求項7に記載の決定装置。
【請求項9】
前記決定部は、
前記第2ユーザにより指定された商品またはサービスが、前記所定の口座を用いた決済が行われた商品またはサービスを含む許可リストに含まれる場合、前記受付部により受け付けられた商品またはサービスの決済を行うと決定する
ことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の決定装置。
【請求項10】
前記決定部は、
前記第2ユーザにより指定された商品またはサービスが、前記所定の口座を用いた決済ができない商品またはサービスに関する不許可リストに含まれる場合、前記受付部により受け付けられた商品またはサービスを保留リストに追加すると決定する
ことを特徴とする請求項4〜9のいずれか1項に記載の決定装置。
【請求項11】
前記受付部は、
前記複数のユーザに含まれる各ユーザが前記第1ユーザか前記第2ユーザのいずれであるかの登録を受け付ける
ことを特徴とする請求項2〜10のいずれか1項に記載の決定装置。
【請求項12】
前記受付部は、
前記複数のユーザに含まれる各ユーザを識別する識別情報の登録を受け付ける
ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の決定装置。
【請求項13】
前記決定部は、
前記一のユーザが前記一のユーザに対応する識別情報により認証されなかった場合、未認証のユーザに付与される権限レベルに応じて、前記受付部により受け付けられた商品またはサービスの注文態様を決定する
ことを特徴とする請求項12に記載の決定装置。
【請求項14】
コンピュータが実行する決定方法であって、
ネットワーク上における所定の口座を用いた決済に関する権限レベルが付与された複数のユーザのうち、一のユーザから商品またはサービスの指定を受け付け、前記一のユーザに付与された権限レベルが所定のレベル未満である場合、承認者となる他のユーザの指定を受け付ける受付工程と、
前記一のユーザに付与された権限レベルに応じて、前記一のユーザに付与された権限レベルが所定のレベル未満である場合、承認者として指定された前記他のユーザに対する所定の承認要求を含む前記受付工程により受け付けられた商品またはサービスの注文態様を決定する決定工程と、
を含んだことを特徴とする決定方法。
【請求項15】
ネットワーク上における所定の口座を用いた決済に関する権限レベルが付与された複数のユーザのうち、一のユーザから商品またはサービスの指定を受け付け、前記一のユーザに付与された権限レベルが所定のレベル未満である場合、承認者となる他のユーザの指定を受け付ける受付手順と、
前記一のユーザに付与された権限レベルに応じて、前記一のユーザに付与された権限レベルが所定のレベル未満である場合、承認者として指定された前記他のユーザに対する所定の承認要求を含む前記受付手順により受け付けられた商品またはサービスの注文態様を決定する決定手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする決定プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、決定装置、決定方法、及び決定プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、オンラインショッピング等の電子商取引に関する種々の技術が提供されている。例えば、複数のユーザが協力して商品を買い揃えやすい環境を提供する技術が提供されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第5934169号公報
【特許文献2】特開2004−78924号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の従来技術では商品またはサービスの注文態様を適切に決定することが難しい。例えば、複数のユーザが一の口座を用いて電子商取引を行う場合、いずれのユーザが取引の指示を行うかに応じて、商品またはサービスの注文態様を適切に決定することが難しい。
【0005】
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、商品またはサービスの注文態様を適切に決定する決定装置、決定方法、及び決定プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願に係る決定装置は、ネットワーク上における所定の口座を用いた決済に関する権限レベルが付与された複数のユーザのうち、一のユーザから商品またはサービスの指定を受け付け、前記一のユーザに付与された権限レベルが所定のレベル未満である場合、承認者となる他のユーザの指定を受け付ける受付部と、前記一のユーザに付与された権限レベルに応じて、前記一のユーザに付与された権限レベルが所定のレベル未満である場合、承認者として指定された前記他のユーザに対する所定の承認要求を含む前記受付部により受け付けられた商品またはサービスの注文態様を決定する決定部と、を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
実施形態の一態様によれば、商品またはサービスの注文態様を適切に決定することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は、実施形態に係る決定処理の一例を示す図である。
図2図2は、実施形態に係る決定装置の構成例を示す図である。
図3図3は、実施形態に係る口座情報記憶部の一例を示す図である。
図4図4は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。
図5図5は、実施形態に係る商品情報記憶部の一例を示す図である。
図6図6は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。
図7図7は、実施形態に係る決定処理の一例を示すフローチャートである。
図8図8は、実施形態に係る決定処理の一例を示す図である。
図9図9は、決定装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本願に係る決定装置、決定方法、及び決定プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る決定装置、決定方法、及び決定プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
【0010】
(実施形態)
〔1.決定処理〕
まず、実施形態に係る決定処理について説明する。図1は、実施形態に係る決定処理の一例を示す図である。図1に示す決定装置100は、商品またはサービスの指定を入力するユーザに付与された権限レベルに応じて、商品またはサービスの注文態様を決定する決定サービスを提供する。なお、ここでいう商品またはサービスには、取引可能な対象であればそのような対象が含まれてもよく、以下では、「商品またはサービス」を「商品等」と記載する場合がある。
【0011】
図1に示すように、実施形態に係る決定システム1には、端末装置AP11と、端末装置10と、決定装置100とが含まれる。端末装置AP11と、端末装置10と、決定装置100とは、所定のネットワークを介して通信可能に接続される。なお、図1に示した決定システム1には、複数の端末装置AP11、複数の端末装置10、複数の決定装置100が含まれてもよい。
【0012】
図1に示す例において、端末装置AP11は、いわゆる音声アシスト端末であり、周囲の音を検知し、検知した音に応じて種々の処理を行う端末装置である。例えば、端末装置AP11は、ユーザの発話に対して、処理を行う端末装置である。図1の例では、端末装置AP11は、ユーザによる商品等の指定に関する発話が入力された場合、ユーザにより入力された商品等の指定を決定装置100へ送信する。
【0013】
なお、端末装置AP11は、上記に限らず、ユーザから商品またはサービスの指定に関する情報を取得可能であり、商品等の指定を決定装置100へ送信可能であれば、どのような端末装置であってもよい。なお、ここでいう、商品等の指定を決定装置100へ送信可能とは、他の装置を介して商品等の指定を決定装置100へ送信することも含まれるのものとする。例えば、端末装置AP11は、所定のネットワークを介して決定装置100と通信可能なデバイス、いわゆるIoT(Internet of Things)デバイスであればどのような端末装置であってもよい。例えば、端末装置AP11は、画像センサ等を有する端末装置であってもよい。例えば、端末装置AP11は、ユーザの生体情報等を収集可能な端末装置であってもよい。例えば、端末装置AP11は、ユーザが身に着けるウェアラブル端末(Wearable Device)等であってもよい。例えば、端末装置AP11は、腕時計型端末やメガネ型端末等であってもよい。また、例えば、端末装置AP11は、ユーザの生体情報を収集する端末装置等であってもよい。
【0014】
端末装置10は、ユーザによって利用される情報処理装置である。端末装置10は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。図1に示す例においては、端末装置10がスマートフォンである場合を示すが、端末装置10は、決定装置100から通知される情報をユーザに通知可能であれば、どのような端末装置であってもよい。例えば、端末装置10は、腕時計型の端末装置であってもよい。なお、以下では、端末装置10をユーザと表記する場合がある。すなわち、以下では、ユーザを端末装置10と読み替えることもできる。
【0015】
決定装置100は、ユーザから商品等の指定を受け付け、そのユーザに付与された権限レベルに応じて、受け付けた商品等の注文態様を決定する決定サービスを提供する。例えば、決定装置100は、オンラインショッピング等の電子商取引サービスを提供する情報処理装置であってもよい。また、決定装置100は、電子商取引サービスを提供する情報処理装置から情報を取得可能であってもよい。この場合、決定システム1は、例えば、オンラインショッピング等の電子商取引サービスを提供する情報処理装置を含んでもよい。
【0016】
また、決定装置100は、音声認識の機能を有してもよい。また、決定装置100は、音声認識サービスを提供する音声認識サーバから情報を取得可能であってもよい。この場合、決定システム1は、音声認識サーバが含まれてもよい。なお、図1の例では、決定装置100や音声認識サーバが、種々の従来技術を適宜用いてユーザの発話を認識したり、発話したユーザを特定したりするものとして、説明を省略する。
【0017】
以下、図1を用いて、決定処理の一例を説明する。図1に示す例においては、ユーザに付与される権限レベルが、所定の口座を用いた決済が可能な第1権限レベルと、所定の口座を用いた決済が制限された第2権限レベルとの2つの権限レベルである場合を説明する。また、第1権限レベルが付与されたユーザを第1ユーザとし、第2権限レベルが付与されたユーザを第2ユーザとする場合がある。
【0018】
また、図1の例では、ユーザID「U11」により識別されるユーザ(以下、「ユーザU11」とする場合がある)が所有する口座ID「ACN11」により識別される口座(図3参照。以下、「口座ACN11」とする場合がある)を対象とする処理を説明する。すなわち、図1の例では、図1中のユーザ情報記憶部122に示すように、ユーザU11が口座ACN11に関する第1権限レベルが付与された第1ユーザであり、ユーザID「U12」により識別されるユーザ(以下、「ユーザU12」とする場合がある)が口座ACN11に関する第2権限レベルが付与された第2ユーザである場合を示す。図1中のユーザ情報記憶部122は、図4中のユーザ情報記憶部122のうち一部を図示する。図1では、ユーザU12は、ユーザU11の子供であるものとする。図1の例では、口座ACN11を共通して利用するユーザは1つのグループに属するものとして、口座ID「ACN11」をグループIDとしても用いる場合を示す。以下では、口座とグループとは互いに読み替えることができる。
【0019】
図1では、音声アシスト端末である端末装置AP11は、住宅HM内に配置される。例えば、ユーザID「U13」により識別されるユーザ(図4参照。以下、「ユーザU13」とする場合がある)が所有する住宅HMであり、その家族であるユーザU11やユーザU12が居住する住宅であるものとする。このように住宅HM内に配置された端末装置AP11は、周囲の環境音やユーザの発話等に応じて種々の処理を行う。
【0020】
ここで、例えば住宅HMに帰宅した第2ユーザであるユーザU12が、端末装置AP11の周囲において、「お菓子Aが食べたい」という発話PA11を行う。これにより、端末装置AP11は、「お菓子Aが食べたい」という発話PA11を入力として取得する(ステップS11)。そして、端末装置AP11は、取得した発話PA11の音声情報を入力情報として決定装置100に送信する(ステップS12)。
【0021】
なお、端末装置AP11は、発話PA11の音声情報を音声認識サーバへ送信し、音声認識サーバから発話PA11の文字情報を取得し、取得した文字情報を決定装置100へ送信してもよい。この場合、端末装置AP11は、取得した発話PA11を行ったユーザがユーザU12であることを示す情報を決定装置100に送信してもよい。また、端末装置AP11が音声認識機能を有する場合、端末装置AP11は、決定装置100に送信することを要する入力情報のみを決定装置100に送信してもよい。
【0022】
端末装置AP11から発話PA11の音声情報を受け付けた決定装置100は、どのような処理を行うかを決定する(ステップS13)。例えば、決定装置100は、受け付けた発話PA11の音声情報を解析することにより、発話PA11を行ったユーザがユーザU12であることを特定する。例えば、決定装置100は、グループID(口座ID)「ACN11」により識別されるグループ(以下、「グループACN11」とする場合がある)に含まれるユーザの識別情報(図4参照)に含まれる音声VP11〜VP13等に基づいて、発話PA11の音声情報を解析することにより、発話PA11を行ったユーザがユーザU12であることを特定する。このように、決定装置100は、グループ内に含まれるユーザの識別情報に基づいて、発話PA11の音声情報を解析することにより、ユーザの特定精度を向上させることができる。なお、発話PA11を行ったユーザの特定は、決定装置100が行ってもよいし、他の装置が行ってもよい。発話PA11を行ったユーザの特定を他の装置が行う場合、決定装置100は発話PA11を行ったユーザを特定する情報を他の装置から取得するものとする。
【0023】
また、例えば、決定装置100は、受け付けた発話PA11の音声情報を解析することにより、商品等であるお菓子AをユーザU12が要求していることを特定する。例えば、決定装置100は、受け付けた発話PA11の音声情報を文字情報に変換し、変換後の文字情報に基づいて、発話PA11に商品等であるお菓子AをユーザU12が要求していることを示す内容が含まれることを特定する。例えば、決定装置100は、発話PA11の文字情報を構文解析等の種々の従来技術を適宜用いて解析することにより、商品等であるお菓子AをユーザU12が要求していることを特定する。すなわち、決定装置100は、発話PA11を行ったユーザU12からお菓子Aの指定を受け付ける。
【0024】
そして、決定装置100は、発話PA11を行ったユーザの権限レベル及び発話PA11の内容に応じて、指定された商品等に対する処理を決定する。具体的には、決定装置100は、ユーザU12に付与された権限レベルに応じて、お菓子Aの注文態様を決定する。ここで、図1中のユーザ情報記憶部122に示すように、ユーザU12は、口座ACN11に関する第2権限レベルが付与された第2ユーザである。すなわち、ユーザU12は、口座ACN11を用いた決済が制限された第2権限レベルしか有しないユーザである。
【0025】
そのため、決定装置100は、お菓子Aを保留リストへ追加する(ステップS14)。例えば、決定装置100は、商品情報記憶部123中のグループACN11に対応付けられた保留リストにお菓子Aを識別する商品等ID「IT15」を追加する。図1中の商品情報記憶部123は、図5中の商品情報記憶部123のうち一部を図示する。図1の例では、商品情報記憶部123中のグループACN11に対応付けられた保留リストに、商品等ID「IT15」により識別されるお菓子Aが日時「2016年6月21日17時43分12秒」にユーザU12により入力されたことを示す情報が追加される。このように、決定装置100は、商品等を指定したユーザが第2ユーザである場合、決済処理を保留し、保留リストに指定された商品等を追加する。なお、ここでいう保留リストとは、オンラインショッピングにおける買い物カゴやカートやウィッシュリスト等などであってもよい。
【0026】
その後、決定装置100は、口座ACN11に関する第1権限レベルが付与された第1ユーザに保留リストに商品等が追加されたことを示す情報を通知する(ステップS15)。例えば、決定装置100は、口座ACN11に関する第1ユーザであるユーザU11が利用する端末装置10に保留リストにお菓子Aが追加されたことを示す情報を通知する。例えば、決定装置100は、チャットUI(User Interface)等の種々の手段を適宜用いて、口座ACN11に関する第1権限レベルが付与された第1ユーザに保留リストに商品等が追加されたことを示す情報を通知してもよい。例えば、決定装置100は、口座ACN11を用いたオンラインショッピングに関するアプリケーション(以下、「アプリ」ともいう)により、第1ユーザに保留リストに商品等が追加されたことを示す情報を通知してもよい。例えば、決定装置100は、所定のコミュニケーションアプリにより、第1ユーザに保留リストに商品等が追加されたことを示す情報を通知してもよい。また、決定装置100は、第1ユーザの端末装置10に発話PA11の音声情報を送信してもよい。この場合、第1ユーザであるユーザU11は、端末装置10において第2ユーザであるユーザU12の発話PA11を再生してもよい。また、端末装置10には、発話PA11の文字情報が表示されてもよい。例えば、端末装置10には、発話PA11に対応する「お菓子Aが食べたい」という文字列(文章)が表示されてもよい。
【0027】
例えば、情報が通知されたユーザU11は、ユーザU12が保留リストに追加したお菓子Aを購入してもよいと判断した場合、端末装置10において所定の操作を行うことにより、お菓子Aの決済処理を行うように決定装置100へ指示してもよい。この場合、決定装置100は、お菓子Aの決済処理を行い、例えば住宅HMへお菓子Aを配送するように所定の処理を行う。なお、発話を行ったユーザが第1ユーザである場合の処理については後述する。
【0028】
上述したように、決定装置100は、商品等を指定したユーザが第2ユーザである場合、決済処理を行わずに、保留リストへ追加する処理を行う。このように、決定装置100は、ユーザから商品等の指定を受け付け、そのユーザに付与された権限レベルに応じて、受け付けた商品等の注文態様を決定する。したがって、決定装置100は、ユーザに付与された権限レベルに応じて、商品またはサービスの注文態様を適切に決定することができる。なお、上記の例では、第2ユーザが指定した商品等が保留リストに追加される場合を示したが、商品等に応じて第2ユーザによる決済を可能にしてもよい。例えば、決定装置100は、第2ユーザにより決済を可能とする許可リストを用いてもよい。この場合、決定装置100は、第2ユーザに指定された商品等が許可リストに含まれる場合、第2ユーザに指定された商品等の決済を行うと決定してもよい。また、例えば、決定装置100は、過去に口座を用いた決済が行われた商品等を許可リストに含ませてもよい。例えば、決定装置100は、第2ユーザに指定された商品等が過去に対応する口座において決済がされた履歴がある場合、第2ユーザに指定された商品等の決済を行ってもよい。また、決定装置100は、第2ユーザにより決済を許可しない不許可リストを用いてもよい。この場合、決定装置100は、第2ユーザに指定された商品等が不許可リストに含まれる場合、第2ユーザに指定された商品等を保留リストに追加し、第2ユーザに指定された商品等が不許可リストに含まれない場合、第2ユーザに指定された商品等の決済を行うと決定してもよい。
【0029】
上述した例では、決定装置100は、第2ユーザから指定を受け付けた対象が商品「お菓子A」である場合を例示したが、第2ユーザから指定を受け付ける対象は、商品に限らず種々の対象であってもよい。例えば、決定装置100は、配信型のコンテンツやホテルや美容院等の予約等の対象に対する第2ユーザから指定を受け付けてもよい。例えば、決定装置100は、第2ユーザが有料のコンテンツの配信を指定した場合、第2ユーザが指定した有料のコンテンツの配信を指定したことを第1ユーザに通知してもよい。例えば、決定装置100は、上記通知により、第2ユーザが指定した有料のコンテンツの配信を許可するかを第1ユーザに確認してもよい。
【0030】
また、決定装置100は、商品等ごとに第2ユーザの指定に応じてどのような処理を行わせるかの指定を受け付けてもよい。例えば、決定装置100は、決定装置100は、上記のように第2ユーザが決済可能な商品等の範囲を設定する場合、第1ユーザから第2ユーザによる所定の口座を用いた決済が可能な商品等に関する指定を受け付けてもよい。例えば、決定装置100は、各グループの口座を有するユーザ(第1ユーザ)から、第2ユーザによる第1ユーザが有する口座を用いた決済が可能な商品等の指定を受け付けてもよい。また、決定装置100は、第1ユーザから第2ユーザに4つまでお菓子を購入することを許可する指定を受け付けた場合、第2ユーザが指定した4つのお菓子までは、第1ユーザによる許可なしに決済の処理を行ってもよい。
【0031】
また、上記の例では、決定装置100が一人の第1ユーザに対して通知する場合を示したが、決定装置100は、複数の第1ユーザに通知してもよい。例えば、決定装置100は、図4に示すように、口座ACN11に関する第1権限レベルが付与された第1ユーザがユーザU11とユーザU13である場合、決定装置100は、ユーザU11とユーザU13との両方に保留リストに商品等が追加されたことを示す情報を通知してもよい。この場合、決定装置100は、ユーザU11とユーザU13のいずれから保留リストに追加された商品等に関する指示を受け付けてもよい。例えば、決定装置100は、ユーザU13から保留リストに追加された商品等に関する指示を受け付けてもよい。例えば、決定装置100は、第1ユーザから受け付けた最先の指示を優先してもよい。
【0032】
また、決定装置100は、上記のように第1ユーザが複数いる場合、第1ユーザ間での優先度の指定を所定の第1ユーザから受け付けてもよい。例えば、決定装置100は、口座ACN11を有するユーザU11から、ユーザU11の方がユーザU13よりも優先度が高いとの指定を受け付けてもよい。この場合、決定装置100は、ユーザU13から保留リストに追加された商品等に関する指示を受け付けた後であっても、ユーザU11から保留リストに追加された商品等に関する指示を受け付けた場合、ユーザU11の指示を優先してもよい。また、決定装置100は、ユーザU13から保留リストに追加された商品等に関する指示を受け付けた後の所定の期間(例えば1時間等)内に、ユーザU11から保留リストに追加された商品等に関する指示を受け付けた場合、ユーザU11の指示を優先してもよい。
【0033】
また、決定装置100は、第1ユーザが複数いる場合、第2ユーザから許可を求める第1ユーザの指定を受け付けてもよい。この場合、決定装置100は、ユーザ情報記憶部122に各ユーザの関係を示す情報を記憶してもよい。例えば、決定装置100は、ユーザ情報記憶部122にユーザU11がユーザU12の母親であることを示す情報を記憶してもよい。また、例えば、決定装置100は、ユーザ情報記憶部122にユーザU13がユーザU12の父親であることを示す情報を記憶してもよい。例えば、決定装置100は、ユーザU12による「ママ、お菓子Aが食べたい」という発話の音声情報を受け付けた場合、ユーザU11とユーザU13の2人のうち、ユーザU12の母親であるユーザU11にのみに通知を行ってもよい。また、この場合、決定装置100は、第2ユーザが許可を求めることができる第1ユーザの設定を第1ユーザから受け付けてもよい。例えば、決定装置100は、ユーザU12が許可を求めることができる第1ユーザがユーザU11のみであるとの設定をユーザU11から受け付けてもよい。この場合、決定装置100は、ユーザU12による「パパ、お菓子Aが食べたい」という発話の音声情報を受け付けた場合であっても、ユーザU12の父親であるユーザU13には通知を行わずに、ユーザU12の母親であるユーザU11にのみに通知を行ってもよい。なお、各ユーザの関係は、家族関係に限らず、所定の住居を共有するユーザ間や所定の共同体に属するユーザ間の関係であってもよい。
【0034】
例えば、決定装置100は、3つ以上の権限レベルを用いて複数のユーザの権限を管理してもよい。例えば、決定装置100は、第1権限レベル、第2権限レベル、第3権限レベルの3つのレベルを用いて、複数のユーザの権限を管理してもよい。例えば、決定装置100は、口座ACN11について、ユーザU11を第1権限レベルの第1ユーザとし、ユーザU12を第2権限レベルの第2ユーザとし、ユーザU13を第3権限レベルの第3ユーザとしてもよい。上記の3つの権限レベルにおいて、第3権限レベルの第3ユーザは、自身の入力により決済を行うことはできるが、第2ユーザが保留リストに追加した商品等の追認はできないユーザであってもよい。この場合、決定装置100は、ユーザU13はユーザU12が保留リストに追加した商品等の決済処理を行うと指示した場合であっても、指示を受け付けなくてもよい。また、決定装置100は、ユーザU13はユーザU12が保留リストに追加した商品等の決済処理を行うと指示した場合、ユーザU11に通知し、ユーザU11が許可した場合にユーザU12が保留リストに追加した商品等の決済処理を行ってもよい。
【0035】
例えば、決定装置100は、各グループに含まれる各ユーザが第1ユーザか第2ユーザのいずれであるかの登録を受け付ける。例えば、決定装置100は、各グループの口座を有するユーザから、各グループに含まれる各ユーザが第1ユーザか第2ユーザのいずれであるかの登録を受け付けてもよい。また、決定装置100は、第1ユーザによる入力であるか、第2ユーザの入力であるかに応じて、商品の配送を依頼する、すなわち商品を発注する店舗を変動させてもよい。例えば、決定装置100は、第1ユーザによる入力である場合、キャンセル不可の店舗に配送を依頼してもよい。例えば、決定装置100は、第1ユーザによる入力である場合、キャンセル不可であるが配送が早い店舗に配送を依頼してもよい。
【0036】
また、例えば、決定装置100は、第2ユーザによる入力である場合、所定の期間までキャンセル可能である店舗に配送を依頼してもよい。例えば、決定装置100は、第2ユーザによる入力である場合、キャンセル可能であるが配送が遅い店舗に配送を依頼してもよい。例えば、決定装置100は、第2ユーザによる入力である場合、翌日発送であるが当日キャンセル可能である店舗に配送を依頼してもよい。この場合、決定装置100は、第2ユーザにより指定された商品等がいつまでキャンセル可能であるかを示す情報を含む通知情報を第1ユーザに通知してもよい。なお、決定装置100は、第2ユーザによる入力に応じて決済処理を行う前に第1ユーザに処理を行ってもよいかを確認してもよい。例えば、決定装置100は、第1ユーザが利用する端末装置10に決済確認画面を表示させることにより、第1ユーザに第2ユーザの入力に応じた決済を行うかを確認してもよい。また、例えば、決定装置100は、発話を入力したユーザがユーザに対応する識別情報により認証されなかった場合、そのユーザには、未認証のユーザに付与される権限レベルを付与してもよい。例えば、決定装置100は、第1権限レベルであるユーザU13が音声情報により認証されなかった場合、ユーザU13の入力情報を、第2権限レベルのユーザ、すなわち第2ユーザが入力したものとして、決定処理を行い、商品等の注文態様を決定してもよい。また、本実施形態においては、説明を簡単にするために、口座とグループとが1対1に対応する場合を示すが、口座とグループとが1対1に対応する場合に限らず、1つのグループに複数の口座が対応付けられたり、1つの口座に複数のグループが対応付けられたりしてもよい。
【0037】
〔2.決定装置の構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る決定装置100の構成について説明する。図2は、実施形態に係る決定装置100の構成例を示す図である。図2に示すように、決定装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、決定装置100は、決定装置100の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
【0038】
(通信部110)
通信部110は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークと有線または無線で接続され、端末装置AP11や端末装置10との間で情報の送受信を行う。また、通信部110は、電子商取引サービスを提供する情報処理装置や音声認識サーバとの間で情報の送受信を行ってもよい。
【0039】
(記憶部120)
記憶部120は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。実施形態に係る記憶部120は、図2に示すように、口座情報記憶部121やユーザ情報記憶部122や商品情報記憶部123を有する。
【0040】
(口座情報記憶部121)
実施形態に係る口座情報記憶部121は、口座に関する各種情報を記憶する。例えば、口座情報記憶部121は、ネットワーク上における商取引の決済に用いられる口座に関する各種情報を記憶する。図3に、実施形態に係る口座情報記憶部121の一例を示す。図3に示す口座情報記憶部121は、「口座ID」、「ユーザID」といった項目を有する。
【0041】
「口座ID」は、口座を識別するための識別情報を示す。「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。
【0042】
例えば、図3に示す例において、口座ID「ACN11」により識別される口座(口座ACN11)は、ユーザID「U11」により識別されるユーザ(ユーザU11)が所有する口座であることを示す。また、口座ID「ACN21」により識別される口座は、ユーザID「U21」により識別されるユーザが所有する口座であることを示す。
【0043】
なお、口座情報記憶部121は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。口座情報記憶部121は、限度額に関する情報を記憶してもよい。例えば、口座情報記憶部121は、過去の決済金額に関する情報を記憶してもよい。
【0044】
(ユーザ情報記憶部122)
実施形態に係るユーザ情報記憶部122は、ユーザに関する各種情報を記憶する。例えば、ユーザ情報記憶部122は、ユーザ属性に関する各種情報を記憶する。図4は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。図4に示すユーザ情報記憶部122は、「ユーザID」、「権限情報」、「識別情報」といった項目が含まれる。
【0045】
「ユーザID」は、ユーザを識別するための識別情報を示す。例えば、ユーザID「U11」により識別されるユーザは、図1の例に示したユーザU11に対応する。また、「権限情報」は、対応するユーザIDにより識別されるユーザの権限に関する情報を示す。また、「識別情報」は、対応するユーザIDにより識別されるユーザを識別するために用いる情報を示す。
【0046】
「権限情報」には、「権限レベル」や「グループID」といった項目が含まれる。例えば、「権限レベル」は、ユーザに付与される権限レベルを示す。また、「グループID」は、対応する権限レベルが付与されたグループ(口座)を識別する情報を示す。図4の例では、権限レベルが「1」である場合、対応するグループに関するユーザの権限レベルが第1権限レベルであることを示す。また、図4の例では、権限レベルが「2」である場合、対応するグループに関するユーザの権限レベルが第2権限レベルであることを示す。なお、図4の例では、各ユーザが1つのグループの権限レベルが付与される場合を図示するが、各ユーザは複数のグループの権限レベルが付与されてもよい。例えば、ユーザID「U21」により識別されるユーザは、グループID「ACN21」により識別されるグループに関しては第1ユーザであり、グループID「ACN22」により識別されるグループに関しては第2ユーザであってもよい。
【0047】
「識別情報」には、「音声」といった項目が含まれる。「音声」は、音声情報を示す。なお、図4の例では、各ユーザの音声情報を概念的に記号「VP11」〜「VP13」等で示すが、「音声」としては、これらの格納場所を示すファイルパス名などが格納されてもよい。また、識別情報には、音声に限らず、ユーザを識別するために用いる情報に対応する項目であれば、どのような項目が含まれてもよい。例えば、「識別情報」には、「ログインID」や「顔写真(画像情報)」や「指紋情報」や「静脈情報」等、ユーザを識別する種々の情報が含まれてもよい。
【0048】
例えば、図4に示す例において、ユーザID「U11」により識別されるユーザは、グループID「ACN11」により識別されるグループに関しては第1ユーザであることを示す。また、ユーザID「U11」により識別されるユーザは、識別情報として用いられる音声が「VP11」であることを示す。
【0049】
なお、ユーザ情報記憶部122は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部122は、ユーザの属性情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部122は、ユーザのデモグラフィック属性に関する情報やサイコグラフィック属性に関する情報を記憶してもよい。例えば、ユーザ情報記憶部122は、自宅、勤務地、興味・関心、氏名、家族構成、収入等の情報を記憶してもよい。
【0050】
(商品情報記憶部123)
実施形態に係る商品情報記憶部123は、商品等に関する各種情報を記憶する。例えば、商品情報記憶部123は、グループごとに商品等に関する各種情報を記憶する。図5は、実施形態に係る商品情報記憶部の一例を示す図である。図5に示す商品情報記憶部123は、「グループID」、「決済済リスト」、「保留リスト」といった項目を有する。
【0051】
「グループID」は、商品等が対応付けられるグループを識別する情報を示す。「決済済リスト」は、対応するグループにおいて決済が行われた商品等に関する情報を示す。また、「保留リスト」は、対応するグループにおいて未決済、すなわち保留されている商品等に関する情報を示す。
【0052】
「決済済リスト」には、「商品」や「日時」や「入力ユーザ」といった項目が含まれる。例えば、「商品」は、グループにおいて決済が行われた商品等を識別する情報を示す。また、「日時」は、対応する商品等の決済が行われた日時を示す。なお、「日時」は、対応する商品等の入力が行われた日時であってもよい。「入力ユーザ」は、対応する商品等の入力を行ったユーザを示す。なお、「決済済リスト」中の「入力ユーザ」は、対応する商品等の入力を行ったユーザであってもよいし、対応する商品等の決済の指示を行ったユーザであってもよい。図5の例では、「決済済リスト」中の「入力ユーザ」は、対応する商品等の入力を行ったユーザである場合を示す。なお、「決済済リスト」には、対応する商品等の決済の指示を行ったユーザを示す「決済ユーザ」の項目が含まれてもよい。
【0053】
「保留リスト」には、「商品」や「日時」や「入力ユーザ」といった項目が含まれる。例えば、「商品」は、グループにおいて入力が行われ、未決済、すなわち決済が保留されている商品等を識別する情報を示す。また、「日時」は、対応する商品等の入力が行われた日時を示す。「入力ユーザ」は、対応する商品等の入力を行ったユーザを示す。
【0054】
例えば、図5に示す例において、グループID「ACN11」により識別されるグループは、「決済済リスト」に示すように、ユーザU11により入力された商品等ID「IT11」により識別される商品等が日時「2016年6月19日12時11分45秒」に決済されたことを示す。また、グループID「ACN11」により識別されるグループは、「決済済リスト」に示すように、ユーザU12により入力された商品等ID「IT12」により識別される商品等が日時「2016年6月20日17時35分20秒」に決済されたことを示す。また、グループID「ACN11」により識別されるグループは、「保留リスト」に示すように、ユーザU12により入力された商品等ID「IT15」により識別される商品等が日時「2016年6月21日17時43分12秒」に入力されたことを示す。
【0055】
なお、商品情報記憶部123は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報を記憶してもよい。例えば、商品情報記憶部123は、商品等の金額に関する情報を記憶してもよい。
【0056】
(制御部130)
図2の説明に戻って、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、決定装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(決定プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、コントローラ(controller)であり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
【0057】
図2に示すように、制御部130は、受付部131と、決定部132と、通知部133とを有し、以下に説明する決定処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図2に示した構成に限られず、後述する決定処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
【0058】
(受付部131)
受付部131は、各種情報を受け付ける。例えば、受付部131は、外部の情報処理装置から各種情報を受け付ける。例えば、受付部131は、ネットワーク上における所定の口座を用いた決済に関する権限レベルが付与された複数のユーザのうち、一のユーザから商品またはサービスの指定を受け付ける。例えば、受付部131は、所定の口座を用いた決済が可能な第1権限レベルが付与された第1ユーザと、所定の口座を用いた決済が制限された第2権限レベルが付与された第2ユーザとを含む複数のユーザのうち、一のユーザから商品またはサービスの指定を受け付ける。
【0059】
図1では、受付部131は、口座ACN11に関する権限レベルが第2権限レベルであるユーザU12から商品等の指定を受け付ける。例えば、受付部131は、端末装置AP11から発話PA11の音声情報を入力情報として受け付ける。例えば、受付部131は、発話PA11を行ったユーザU12からお菓子Aの指定を受け付ける。
【0060】
また、例えば、受付部131は、第2ユーザにより保留リストに追加された商品またはサービスに対する、第1ユーザによる決済の指示を受け付ける。例えば、受付部131は、第1ユーザから第2ユーザによる所定の口座を用いた決済が可能な商品またはサービスに関する指定を受け付ける。例えば、受付部131は、複数のユーザに含まれる各ユーザが第1ユーザか第2ユーザのいずれであるかの登録を受け付ける。例えば、受付部131は、複数のユーザに含まれる各ユーザを識別する識別情報の登録を受け付ける。
【0061】
(決定部132)
決定部132は、種々の決定を行う。例えば、決定部132は、一のユーザに付与された権限レベルに応じて、受付部131により受け付けられた商品またはサービスの注文態様を決定する。例えば、決定部132は、一のユーザが第1ユーザである場合、受付部131により受け付けられた商品またはサービスの決済を行うと決定する。例えば、決定部132は、一のユーザが第2ユーザである場合、受付部131により受け付けられた商品またはサービスを保留リストに追加すると決定する。
【0062】
図1の例では、決定部132は、発話PA11を行ったユーザの権限レベル及び発話PA11の内容に応じて、指定された商品等に対する処理を決定する。例えば、決定部132は、ユーザU12に付与された権限レベルに応じて、お菓子Aの注文態様を決定する。例えば、決定部132は、ユーザU12が指定したお菓子Aを保留リストへ追加すると決定する。
【0063】
また、決定部132は、第1ユーザによる決済の指示がされた商品またはサービスの決済を行うと決定する。例えば、決定部132は、商品情報記憶部123中の保留リストに含まれる商品等のうち、第1ユーザによる決済の指示がされた商品またはサービスの決済を行うと決定する。
【0064】
例えば、決定部132は、第2ユーザにより指定された商品またはサービスが、所定の口座を用いた決済が可能な商品またはサービスに関する許可リストに含まれる場合、受付部131により受け付けられた商品またはサービスの決済を行うと決定してもよい。また、例えば、決定部132は、第2ユーザにより指定された商品またはサービスが、所定の口座を用いた決済が行われた商品またはサービスを含む許可リストに含まれる場合、受付部131により受け付けられた商品またはサービスの決済を行うと決定してもよい。また、例えば、決定部132は、第2ユーザにより指定された商品またはサービスが、所定の口座を用いた決済ができない商品またはサービスに関する不許可リストに含まれる場合、受付部131により受け付けられた商品またはサービスを保留リストに追加すると決定してもよい。また、決定部132は、一のユーザが一のユーザに対応する識別情報により認証されなかった場合、未認証のユーザに付与される権限レベルに応じて、受付部131により受け付けられた商品またはサービスの注文態様を決定する。
【0065】
また、決定部132は、各種の情報を特定する処理を行ってもよい。例えば、決定部132は、種々の従来技術を適宜用いてユーザの発話を認識したり、発話したユーザを特定したりしてもよい。例えば、決定部132は、音声情報に基づいて、ユーザの発話を認識したり、発話したユーザを特定したりしてもよい。
【0066】
図1の例では、決定部132は、発話PA11の音声情報を解析することにより、発話PA11を行ったユーザがユーザU12であることを特定する。例えば、決定部132は、ユーザの識別情報(図4参照)に含まれる音声VP11〜VP13等に基づいて、発話PA11の音声情報を解析することにより、発話PA11を行ったユーザがユーザU12であることを特定する。また、例えば、決定部132は、発話PA11の音声情報を解析することにより、商品等であるお菓子AをユーザU12が要求していることを特定する。例えば、決定部132は、発話PA11の音声情報を文字情報に変換し、変換後の文字情報に基づいて、発話PA11に商品等であるお菓子AをユーザU12が要求していることを示す内容が含まれることを特定する。例えば、決定部132は、発話PA11の文字情報を構文解析等の種々の従来技術を適宜用いて解析することにより、発話PA11に商品等であるお菓子AをユーザU12が要求していることを特定する。なお、上記の各種情報を特定する処理は、決定装置100が図示しない特定部を有する場合、特定部により行われてもよい。
【0067】
(通知部133)
通知部133は、各種情報を通知する。例えば、通知部133は、各種情報を外部の情報処理装置へ送信することにより、各種情報を通知する。例えば、通知部133は、第2ユーザにより保留リストに商品またはサービスが追加された場合、第1ユーザに通知する。
【0068】
図1の例では、通知部133は、口座ACN11に関する第1権限レベルが付与された第1ユーザに保留リストに商品等が追加されたことを示す情報を通知する。例えば、通知部133は、口座ACN11に関する第1ユーザであるユーザU11が利用する端末装置10に保留リストにお菓子Aが追加されたことを示す情報を通知する。
【0069】
〔3.端末装置の構成〕
次に、図6を用いて、実施形態に係る端末装置10の構成について説明する。図6は、実施形態に係る端末装置10の構成例を示す図である。図6に示すように、端末装置10は、通信部11と、記憶部12と、入力部13と、出力部14と、制御部15とを有する。
【0070】
(通信部11)
通信部11は、例えば、通信回路等によって実現される。そして、通信部11は、図示しない所定のネットワークと有線または無線で接続され、決定装置100との間で情報の送受信を行う。また、通信部11は、端末装置AP11との間で情報の送受信を行ってもよい。
【0071】
(記憶部12)
記憶部12は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部12は、例えば、端末装置10にインストールされているアプリケーションに関する情報、例えばプログラム等を記憶する。
【0072】
(入力部13)
入力部13は、ユーザからの各種操作を受け付ける。例えば、入力部13は、タッチパネル機能により表示面(例えば表示部153)を介してユーザからの各種操作を受け付けてもよい。また、入力部13は、端末装置10に設けられたボタンや、端末装置10に接続されたキーボードやマウスからの各種操作を受け付けてもよい。
【0073】
(出力部14)
出力部14は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等によって実現されるスマートフォンやタブレット型端末等の表示画面であり、各種情報を表示するための表示装置である。
【0074】
(制御部15)
制御部15は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPUやMPU等によって、端末装置10内部の記憶部12などの記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムには、インストールされているアプリケーションのプログラムが含まれる。また、制御部15は、コントローラ(controller)であり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
【0075】
図6に示すように、制御部15は、要求部151と、受信部152と、表示部153とを有し、以下に説明する表示処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部15の内部構成は、図6に示した構成に限られず、後述する表示処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部15が有する各処理部の接続関係は、図6に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
【0076】
要求部151は、各種の要求を行う。例えば、要求部151は、外部の情報処理装置に対して各種の要求を行う。例えば、要求部151は、入力部13により受け付けたユーザ操作に従って、決定装置100や端末装置AP11へ各種要求を送信する。例えば、要求部151は、ユーザの操作に応じて情報の通知を決定装置100へ要求してもよい。また、例えば、要求部151は、ユーザの操作に応じて、情報の通知を決定装置100へ要求してもよい。また、例えば、要求部151は、ユーザの操作に応じて、保留リストに含まれる商品等の決済処理を行うように決定装置100へ要求(指示)してもよい。図1では、要求部151は、ユーザの操作に応じて、ユーザU12が保留リストに追加したお菓子Aの決済処理を行うように決定装置100へ指示する。
【0077】
受信部152は、外部の情報処理装置から各種情報を受信する。例えば、受信部152は、決定装置100から通知される情報を受信する。例えば、受信部152は、決定装置100から保留リストにお菓子Aが追加されたことを示す通知情報を受信する。また、受信部152は、端末装置AP11から各種情報を受信してもよい。
【0078】
表示部153は、各種情報を表示する。例えば、表示部153は、受信部152により受信された各種情報を表示する。例えば、表示部153は、決定装置100から受信した通知情報を表示する。例えば、表示部153は、決定装置100から受信したお菓子Aが保留リストに追加されたことを示す通知情報を表示する。
【0079】
なお、上述した制御部15による表示処理等の処理は、例えば、JavaScript(登録商標)などにより実現されてもよい。また、上述した表示処理が所定のアプリケーションにより行われる場合や表示処理が専用アプリにより行われる場合、制御部15は、例えば、所定のアプリや専用アプリを制御するアプリ制御部を有してもよい。
【0080】
〔4.処理フロー〕
次に、図7を用いて、実施形態に係る決定システム1による決定処理の手順について説明する。図7は、実施形態に係る決定処理の一例を示すフローチャートである。
【0081】
図7に示すように、決定装置100の受付部131は、ユーザから商品等の指定を受け付ける(ステップS101)。図1の例では、受付部131は、ユーザU12から端末装置AP11を介してお菓子Aの指定を受け付ける。
【0082】
その後、決定装置100の決定部132は、ステップS101で指定したユーザが第1ユーザかどうかを判定する(ステップS102)。決定部132は、ステップS101で指定したユーザが第1ユーザである場合(ステップS102:Yes)、指定された商品等の決済を行うと決定する(ステップS103)。
【0083】
一方、決定部132は、ステップS101で指定したユーザが第1ユーザでない場合(ステップS102:No)、指定された商品等を保留リストに追加する(ステップS104)。図1の例では、決定部132は、ユーザU12により指定された商品等であるお菓子Aを保留リストへ追加する。
【0084】
その後、決定装置100の通知部133は、ステップS104において商品等が保留リストに追加されたことを第1ユーザに通知する(ステップS105)。図1の例では、通知部133は、口座ACN11に関する第1権限レベルが付与された第1ユーザに保留リストに商品等が追加されたことを示す情報を通知する。例えば、通知部133は、口座ACN11に関する第1ユーザであるユーザU11が利用する端末装置10に保留リストにお菓子Aが追加されたことを示す情報を通知する。
【0085】
〔5.第1ユーザによる商品等の指定〕
図1の例では、第2ユーザにより商品等の指定が行われた場合の処理を示したが、商品等の指定を行うユーザが第1ユーザである場合、決定装置100は、商品等の決済処理を行うと決定してもよい。この点について図8を用いて説明する。図8は、実施形態に係る決定処理の一例を示す図である。図8に示す例においては、端末装置AP11に対して発話を行うユーザが第1ユーザであるユーザU11である点において、図1と相違する。なお、図8において、図1と同様の点については、適宜説明を省略する。
【0086】
まず、図8の例では、例えば住宅HM内にいる第1ユーザであるユーザU11が、端末装置AP11の周囲において、「洗剤Aがなくなった」という発話PA21を行う。これにより、端末装置AP11は、「洗剤Aがなくなった」という発話PA21を入力として取得する(ステップS21)。そして、端末装置AP11は、取得した発話PA21の音声情報を入力情報として決定装置100に送信する(ステップS22)。
【0087】
端末装置AP11から発話PA21の音声情報を受け付けた決定装置100は、どのような処理を行うかを決定する(ステップS23)。例えば、決定装置100は、受け付けた発話PA21の音声情報を解析することにより、発話PA21を行ったユーザがユーザU11であることを特定する。また、例えば、決定装置100は、受け付けた発話PA21の音声情報を解析することにより、商品等である洗剤AをユーザU11が要求していることを特定する。すなわち、決定装置100は、発話PA21を行ったユーザU11から洗剤Aの指定を受け付ける。
【0088】
そして、決定装置100は、発話PA21を行ったユーザの権限レベル及び発話PA21の内容に応じて、指定された商品等に対する処理を決定する。具体的には、決定装置100は、ユーザU11に付与された権限レベルに応じて、洗剤Aの注文態様を決定する。ここで、図8中のユーザ情報記憶部122に示すように、ユーザU11は、口座ACN11に関する第1権限レベルが付与された第1ユーザである。すなわち、ユーザU11は、口座ACN11を用いた決済が可能な第1権限レベルを有するユーザである。
【0089】
そのため、決定装置100は、洗剤Aの決済を行うと決定する。ここで、決定装置100が電子商取引サービスを提供する場合、決定装置100は、洗剤Aの決済を行い、例えば住宅HMへ洗剤Aを配送するように所定の処理を行う。また、外部の情報処理装置が電子商取引サービスを提供する場合、決定装置100は、外部の情報処理装置に洗剤Aの決済を行うことを示す情報を送信することにより、外部の情報処理装置に洗剤Aの決済や配送等の各種処理を行わせてもよい。なお、決定装置100は、洗剤Aの決済処理を行う前にユーザU11に処理を行ってもよいかを確認してもよい。例えば、決定装置100は、ユーザU11が利用する端末装置10に決済確認画面を表示させることにより、ユーザU11に決済を行うかを確認してもよい。
【0090】
その後、決定装置100は、洗剤Aを決済済リストへ追加する(ステップS24)。例えば、決定装置100は、商品情報記憶部123中のグループACN11に対応付けられた決済済リストに洗剤Aを識別する商品等ID「IT13」を追加する。図8の例では、商品情報記憶部123−2に示すように、グループACN11に対応付けられた決済済リストに、ユーザU11により入力された商品等ID「IT13」により識別される洗剤Aが日時「2016年6月21日19時35分20秒」に決済されたことを示す情報が追加される。このように、決定装置100は、商品等を指定したユーザが第1ユーザである場合、決済処理を行うと決定し、決済や配送に関する各種処理を行う。
【0091】
これにより、決定装置100は、商品等を指定したユーザが第1ユーザである場合、受け付けた商品等の決済を行うと決定することにより、ユーザの処理負荷を抑制し、決済処理を行うことができる。したがって、決定装置100は、ユーザに付与された権限レベルに応じて、商品またはサービスの注文態様を適切に決定することができる。
【0092】
〔6.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る決定装置100は、受付部131と、決定部132とを有する。受付部131は、ネットワーク上における所定の口座を用いた決済に関する権限レベルが付与された複数のユーザのうち、一のユーザから商品またはサービスの指定を受け付ける。決定部132は、一のユーザに付与された権限レベルに応じて、受付部131により受け付けられた商品またはサービスの注文態様を決定する。
【0093】
これにより、実施形態に係る決定装置100は、例えば、商品等を指定したユーザが第2ユーザである場合、決済処理を行わずに、保留リストへ追加する処理を行う。このように、決定装置100は、ユーザから商品等の指定を受け付け、そのユーザに付与された権限レベルに応じて、受け付けた商品等の注文態様を決定する。したがって、決定装置100は、ユーザに付与された権限レベルに応じて、商品またはサービスの注文態様を適切に決定することができる。
【0094】
また、実施形態に係る決定装置100において、受付部131は、所定の口座を用いた決済が可能な第1権限レベルが付与された第1ユーザと、所定の口座を用いた決済が制限された第2権限レベルが付与された第2ユーザとを含む複数のユーザのうち、一のユーザから商品またはサービスの指定を受け付ける。
【0095】
これにより、実施形態に係る決定装置100は、商品等を指定したユーザが第2ユーザである場合、決済処理を行わずに、保留リストへ追加する処理を行う。このように、決定装置100は、ユーザから商品等の指定を受け付け、そのユーザに付与された権限レベルに応じて、受け付けた商品等の注文態様を決定する。したがって、決定装置100は、ユーザに付与された権限レベルに応じて、商品またはサービスの注文態様を適切に決定することができる。
【0096】
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部132は、一のユーザが第1ユーザである場合、受付部131により受け付けられた商品またはサービスの決済を行うと決定する。
【0097】
これにより、実施形態に係る決定装置100は、ユーザが第1ユーザである場合、受け付けた商品等の決済を行うと決定することにより、ユーザの処理負荷を抑制し、決済処理を行うことができる。したがって、決定装置100は、ユーザに付与された権限レベルに応じて、商品またはサービスの注文態様を適切に決定することができる。
【0098】
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部132は、一のユーザが第2ユーザである場合、受付部131により受け付けられた商品またはサービスを保留リストに追加すると決定する。
【0099】
これにより、実施形態に係る決定装置100は、ユーザが第2ユーザである場合、受け付けた商品等の決済を保留し、保留リストに追加することにより、ユーザの指定を不許可とすることなく、保留状態とすることができる。したがって、決定装置100は、ユーザに付与された権限レベルに応じて、商品またはサービスの注文態様を適切に決定することができる。
【0100】
また、実施形態に係る決定装置100において、受付部131は、第2ユーザにより保留リストに追加された商品またはサービスに対する、第1ユーザによる決済の指示を受け付ける。決定部132は、第1ユーザによる決済の指示がされた商品またはサービスの決済を行うと決定する。
【0101】
これにより、実施形態に係る決定装置100は、保留リストに追加され保留状態にあった商品等に対して第1ユーザが追認することにより、決済処理を行うことができる。したがって、決定装置100は、ユーザに付与された権限レベルに応じて、商品またはサービスの注文態様を適切に決定することができる。
【0102】
また、実施形態に係る決定装置100は、通知部133を有する。通知部133は、第2ユーザにより保留リストに商品またはサービスが追加された場合、第1ユーザに通知する。
【0103】
これにより、実施形態に係る決定装置100は、保留リストに追加され保留状態になった商品等を第1ユーザが適切なタイミングで認識することができる。したがって、決定装置100は、ユーザに付与された権限レベルに応じて、商品またはサービスの注文態様を適切に決定することができる。
【0104】
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部132は、第2ユーザにより指定された商品またはサービスが、所定の口座を用いた決済が可能な商品またはサービスに関する許可リストに含まれる場合、受付部131により受け付けられた商品またはサービスの決済を行うと決定する。
【0105】
これにより、実施形態に係る決定装置100は、ユーザが第2ユーザである場合であっても、許可リストに含まれる商品等については、受け付けた商品等の決済を行うと決定することにより、ユーザの処理負荷を抑制し、決済処理を行うことができる。したがって、決定装置100は、ユーザに付与された権限レベルに応じて、商品またはサービスの注文態様を適切に決定することができる。
【0106】
また、実施形態に係る決定装置100において、受付部131は、第1ユーザから第2ユーザによる所定の口座を用いた決済が可能な商品またはサービスに関する指定を受け付ける。
【0107】
これにより、実施形態に係る決定装置100は、ユーザが第2ユーザである場合であっても、受け付けた商品等が第1ユーザにより許可された商品等である場合は、受け付けた商品等の決済を行うと決定することにより、ユーザの処理負荷を抑制し、決済処理を行うことができる。したがって、決定装置100は、ユーザに付与された権限レベルに応じて、商品またはサービスの注文態様を適切に決定することができる。
【0108】
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部132は、第2ユーザにより指定された商品またはサービスが、所定の口座を用いた決済が行われた商品またはサービスを含む許可リストに含まれる場合、受付部131により受け付けられた商品またはサービスの決済を行うと決定する。
【0109】
これにより、実施形態に係る決定装置100は、ユーザが第2ユーザである場合であっても、対応する口座において過去に決済が行われたことがある商品等については、受け付けた商品等の決済を行うと決定することにより、ユーザの処理負荷を抑制し、決済処理を行うことができる。したがって、決定装置100は、ユーザに付与された権限レベルに応じて、商品またはサービスの注文態様を適切に決定することができる。
【0110】
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部132は、第2ユーザにより指定された商品またはサービスが、所定の口座を用いた決済ができない商品またはサービスに関する不許可リストに含まれる場合、受付部131により受け付けられた商品またはサービスを保留リストに追加すると決定する。
【0111】
これにより、実施形態に係る決定装置100は、ユーザが第2ユーザである場合、不許可リストに含まれる商品等については、受け付けた商品等の決済を保留し、保留リストに追加することにより、ユーザの指定を不許可とすることなく、保留状態とすることができる。したがって、決定装置100は、ユーザに付与された権限レベルに応じて、商品またはサービスの注文態様を適切に決定することができる。
【0112】
また、実施形態に係る決定装置100において、受付部131は、複数のユーザに含まれる各ユーザが第1ユーザか第2ユーザのいずれであるかの登録を受け付ける。
【0113】
これにより、実施形態に係る決定装置100は、各ユーザが第1ユーザか第2ユーザのいずれであるかの登録を受け付けることにより、各ユーザの権限レベルに応じて指定された商品等に対する処理を変動させることができる。したがって、決定装置100は、ユーザに付与された権限レベルに応じて、商品またはサービスの注文態様を適切に決定することができる。
【0114】
また、実施形態に係る決定装置100において、受付部131は、複数のユーザに含まれる各ユーザを識別する識別情報の登録を受け付ける。
【0115】
これにより、実施形態に係る決定装置100は、識別情報に基づいて各ユーザを認証することにより、各ユーザが第1ユーザか第2ユーザのいずれであるかを適切に特定することができる。したがって、決定装置100は、ユーザに付与された権限レベルに応じて、商品またはサービスの注文態様を適切に決定することができる。
【0116】
また、実施形態に係る決定装置100において、決定部132は、一のユーザが一のユーザに対応する識別情報により認証されなかった場合、未認証のユーザに付与される権限レベルに応じて、受付部131により受け付けられた商品またはサービスの注文態様を決定する。
【0117】
これにより、実施形態に係る決定装置100は、識別情報による認証ができなかったユーザについては、未認証ユーザとしての権限レベルを付与することにより、認証の有無により各ユーザに応じて適切な権限レベルを付与することができる。したがって、決定装置100は、ユーザに付与された権限レベルに応じて、商品またはサービスの注文態様を適切に決定することができる。
【0118】
〔7.ハードウェア構成〕
上述してきた実施形態に係る決定装置100は、例えば図9に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図9は、決定装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
【0119】
CPU1100は、ROM1300またはHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
【0120】
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータをネットワークNを介して他の機器へ送信する。
【0121】
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
【0122】
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
【0123】
例えば、コンピュータ1000が決定装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
【0124】
以上、本願の実施形態及び変形例のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の行に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
【0125】
〔8.その他〕
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
【0126】
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
【0127】
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
【0128】
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、受付部は、受付手段や受付回路に読み替えることができる。
【符号の説明】
【0129】
1 決定システム
100 決定装置
121 口座情報記憶部
122 ユーザ情報記憶部
123 商品情報記憶部
130 制御部
131 受付部
132 決定部
133 通知部
10 端末装置
AP11 端末装置(音声アシスト端末)
N ネットワーク
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9