特開2017-228982(P2017-228982A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-228982(P2017-228982A)
(43)【公開日】2017年12月28日
(54)【発明の名称】電子機器
(51)【国際特許分類】
   H01Q 13/10 20060101AFI20171201BHJP
   H01Q 1/24 20060101ALI20171201BHJP
【FI】
   H01Q13/10
   H01Q1/24 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】13
【出願形態】OL
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-124836(P2016-124836)
(22)【出願日】2016年6月23日
(71)【出願人】
【識別番号】505205731
【氏名又は名称】レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】特許業務法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】西岡 善夫
【テーマコード(参考)】
5J045
5J047
【Fターム(参考)】
5J045AA05
5J045DA03
5J045HA03
5J045KA05
5J047AA02
5J047AA03
5J047AA12
5J047AB08
5J047EF05
(57)【要約】
【課題】各種使用形態で電子機器を使用する場合であってもスロットアンテナのアンテナ利得の低減を抑えることができるスロットアンテナを備えた電子機器を提供すること。
【解決手段】電子機器1は、下面が導体で形成されたベースカバー12と上面がキーボード装置13及び誘電体で形成されたキーボードカバー11とを用いて覆われる本体筐体10と、本体筐体10にヒンジ装置30を介して連結され、上面が導体で形成されたディスプレイリアカバー22と下面がディスプレイ装置23及び誘電体で形成されたベゼル21とを用いて覆われ、ディスプレイリアカバー22のベゼル領域にスロットアンテナA1が形成されたディスプレイ筐体20と、を備え、ベースカバー12は、ディスプレイ筐体20のディスプレイリアカバー22が本体筐体10の下面または上面に重ねた場合におけるスロットアンテナA1のスロット35の対向位置にスロット15を設けた。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
下面が導体で形成されたベースカバーと上面がキーボード及び誘電体で形成されたキーボードカバーとを用いて覆われる本体筐体と、
前記本体筐体にヒンジを介して連結され、上面が導体で形成されたディスプレイリアカバーと下面がディスプレイ装置及び誘電体で形成されたベゼルとを用いて覆われ、前記ディスプレイリアカバーのベゼル領域にスロットアンテナが形成されたディスプレイ筐体と、
を備え、
前記ベースカバーは、ディスプレイ筐体のディスプレイリアカバーが前記本体筐体の下面または上面に重ねた場合における前記スロットアンテナのスロットの対向位置に共振するスロットを設けた電子機器。
【請求項2】
請求項1記載の電子機器において、
前記スロットアンテナは、スロット開口で励振する給電アンテナを配置した給電部を有する電子機器。
【請求項3】
請求項2記載の電子機器において、
前記給電アンテナは、モノポールアンテナあるいはダイポールアンテナである電子機器。
【請求項4】
請求項1記載の電子機器において、
前記スロットアンテナは複数形成され、
前記ベースカバーには、各スロットアンテナのスロットの配置位置に対応した複数のスロットが設けられる電子機器。
【請求項5】
請求項1記載の電子機器において、
前記スロットアンテナのスロットと該スロットに対向配置されるスロットとの開口形状は同一である電子機器。
【請求項6】
請求項1記載の電子機器において、
前記スロットアンテナのスロットに対向配置される前記スロットの電気長は、前記スロットアンテナの使用波長の1/4の整数倍である電子機器。
【請求項7】
第一筐体と、
前記第一筐体とヒンジを介して連結された第二筐体と、
前記第二筐体に形成されたスロットアンテナと、を備え、
前記一筐体の下面は、導体を含んで形成されたベースカバーであり、
前記ベースカバーの導体部分であって、且つ前記第一筐体の下面と前記第二筐体の一の面とが面する状態において前記スロットアンテナのスロット領域と対向する位置にスロットが設けられている電子機器。
【請求項8】
請求項7記載の電子機器において、
前記第一筐体は入力装置を備え、
前記第二筐体はディスプレイを備え、
前記ディスプレイは、前記第二筐体の前記一の面と対向する面に設けられ、
前記スロットアンテナのスロット領域は、前記第二筐体のベゼル領域に設けられる電子機器。
【請求項9】
請求項8記載の電子機器において、
前記第二筐体の前記一の面は、導体を含んで形成されたディスプレイカバーであり、
前記ディスプレイカバーの導体部分に前記スロットアンテナのスロットは設けられる電子機器。
【請求項10】
請求項9記載の電子機器において、
前記ディスプレイカバーに設けられたスロットは誘電体を充填して形成する電子機器。
【請求項11】
請求項10記載の電子機器において、
前記ベースカバーのスロットの形状は、前記スロットアンテナのスロット領域の形状と同一形状である電子機器。
【請求項12】
請求項9から請求項11の何れか一項に記載の電子機器において、
前記ベースカバーに設けられたスロットは誘電体を充填して形成する電子機器。
【請求項13】
請求項9において、
前記第一筐体の下面と対向する面は、導体を含んで形成された上面カバーであり、
前記上面カバーのうち、前記ベースカバーのスロット領域と対向する部分又は当該スロット領域とその周辺領域とを合わせた領域と対向する部分は誘電体で形成される電子機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スロットアンテナを備えた電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、スロットアンテナを備えた電子機器がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
各種使用形態で電子機器を使用する場合であってもスロットアンテナのアンテナ利得の低減を抑えることができるスロットアンテナを備えた電子機器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示による電子機器は、下面が導体で形成されたベースカバーと上面がキーボード及び誘電体で形成されたキーボードカバーとを用いて覆われる本体筐体と、前記本体筐体にヒンジを介して連結され、上面が導体で形成されたディスプレイリアカバーと下面がディスプレイ装置及び誘電体で形成されたベゼルとを用いて覆われ、前記ディスプレイリアカバーのベゼル領域にスロットアンテナが形成されたディスプレイ筐体と、を備え、前記ベースカバーは、ディスプレイ筐体のディスプレイリアカバーが前記本体筐体の下面または上面に重ねた場合における前記スロットアンテナのスロットの対向位置にスロットを設けた。
【発明の効果】
【0005】
本発明によれば、各種使用形態で電子機器を使用する場合であってもスロットアンテナのアンテナ利得の低減を抑えることができるスロットアンテナを備えた電子機器が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1図1は、電子機器がノートPCモードのときの外観構成を示す図である。
図2図2は、電子機器がタブレットPCモードのときの外観構成を示す図である。
図3図3は、図2に示した電子機器のA−A線断面の斜視図である。
図4図4は、モノポールアンテナによって励振されるスロットアンテナの給電部の構成を示す図である。
図5図5は、スロットアンテナを直接励振させた場合のスロットアンテナの給電部の構成を示す図である。
図6図6は、1つのヒンジによってディスプレイ筐体を回転させ、ディスプレイリアカバーを本体筐体上面のキーボード側に重ねることができる電子機器におけるスロットアンテナのスロットと該スロットに対応配置されるスロットの配置関係を示す図である。
図7図7は、スロットアンテナを複数設けた電子機器におけるスロットアンテナのスロットと該スロットに対応配置されるスロットの配置関係を示す図である。
図8図8は、スロットアンテナのスロットの電気長と該スロットに対向配置されるスロットの電気長との関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本開示に係る電子機器の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本開示は以下の実施形態に限定されるものではない。また、以下の実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0008】
図1に示すように、電子機器1は、本体筐体10と、ディスプレイ筐体20と、左右のヒンジ装置30と、を備えている。なお、以下では、図1に示す状態からディスプレイ筐体20を本体筐体10に対して閉じた状態(0度位置)を基準とし、ディスプレイ筐体20および本体筐体10のヒンジ装置30側の端部を後端(後方)、その反対側の端部を前端(前方)、厚み方向を上下方向、幅方向を左右方向と呼んで説明を行う。
【0009】
電子機器1は、ヒンジ装置30を備えることにより、ディスプレイ筐体20を本体筐体10に対して90度前後の角度位置に回動させた状態ではノート型PCとして好適に使用でき(図1参照)、ディスプレイ筐体20を本体筐体10に対して360度位置まで回動させて反転させた状態ではタブレット型PCとして好適に使用できる、いわゆるコンバーチブル型PCである。ただし、本開示は、PC以外にも、例えば携帯電話、スマートフォンまたは電子手帳等、2つの筐体がヒンジ装置を介して折り畳みが可能な電子機器にも適用できる。
【0010】
本体筐体10は、図1に示すように、平板状かつ箱状に形成されている。本体筐体10は、その後端部に設けられたヒンジ装置30によってディスプレイ筐体20と連結されている。また、本体筐体10の上面には誘電体で形成されたキーボードカバー11を用いてキーボード装置13等の入力手段が設けられ、本体筐体10の内部には図示しない基板、演算装置およびメモリ等の各種電子部品が設けられている。本体筐体10の下面は、金属等の導体で形成されたベースカバー12で覆われている。なお、キーボード装置13は、例えば本体筐体10の上面に設けられた図示しないタッチパネル式のディスプレイに表示される方式、いわゆるオンスクリーンキーボード(On Screen Keyboard)で構成されてもよい。
【0011】
ディスプレイ筐体20は、図1に示すように、本体筐体10よりも薄い平板状に形成されている。ディスプレイ筐体20は、その後端部に設けられたヒンジ装置30によって本体筐体10と連結されている。また、ディスプレイ筐体20の下面には誘電体で形成されたベゼル21を用いてディスプレイ装置23等の表示装置が設けられている。ディスプレイ筐体20の上面は、金属等の導体で形成されたディスプレイリアカバー22によって覆われる。なお、ディスプレイ装置23は、例えばタッチパネル式の液晶表示装置によって構成されている。
【0012】
ヒンジ装置30は、本体筐体10とディスプレイ筐体20からなる2つの筐体間を開閉可能に連結するものである。ヒンジ装置30は、ここでは図1に示すように左右一対で構成されており、ディスプレイ装置21の外側に配置されている。ヒンジ装置30は、ディスプレイ筐体20を本体筐体10に対して、0度位置から360度位置まで回動することができる。ディスプレイ筐体20を本体筐体10に対して90度前後の角度位置にした場合は、ノートPCモードでノート型PCとして用いられ、ディスプレイ筐体20を本体筐体に対して360度位置まで回動した場合、タブレットPCモードでタブレット型PCとして用いられる。
【0013】
(スロットアンテナ及び共振のためのスロットの構成)
図1及び図2に示すように、ディスプレイリアカバー22の端部にスロットアンテナA1が形成されている。具体的には、スロットアンテナA1のスロット35は、下面のベゼル21と対向する箇所に形成されている。また、ベースカバー12には、図2に示すように、ディスプレイ筐体20を本体筐体10に対して360度回転させてディスプレイ筐体20を折り畳んだタブレットPCモードのときに、スロットアンテナA1のスロット35と対向する位置にスロット15が形成されている。タブレットPCモードでは、スロットアンテナA1のスロット35とベースカバー12のスロット15が近接することで共振が起こる。
【0014】
図3は、タブレットPCモードにおけるスロットアンテナA1のスロット35とベースカバー12のスロット15との配置状態を示すA−A線断面の斜視図である。図3に示すように、スロット35とスロット15とは、同一形状であり、開口が上下方向で重なった状態となっている。
【0015】
ベースカバー12のスロット15は、アンテナ利得を確保するために設けられる。スロット15を設けない場合、図2に示したタブレットPCモードのときに、金属等の導体で形成されたベースカバー12の影響により、電波の放射が阻害され、アンテナ利得が落ちてしまう。これに対して、本開示では、図3に示すように、ベースカバー12において、スロットアンテナA1のスロット35と対向する位置にスロット15を形成しているので、アンテナ利得の低下を避けられる。
【0016】
なお、タブレットPCモードのときにスロットアンテナA1のアンテナ利得を低下しないようにするため、スロットアンテナA1がベースカバー12に重ならないように、スロットアンテナA1を外部方向にオフセットし、スロットアンテナA1を、ディスプレイ筐体20から、はみ出した状態とすることが考えられる。この場合、はみ出したスロットアンテナA1の存在が操作上邪魔になるとともに、デザイン上、見た目が悪い。さらに、スロットアンテナA1が対向するベースカバー12の部分を誘電体で形成ことも考えられるが、端部を誘電体で形成すると電子機器1の強度が劣化する。本開示では、単にスロットアンテナA1の対向位置にスロット15を形成するのみでよく、簡易な構成で強度を保ちつつ、スロットアンテナA1のアンテナ利得の低減を抑止することができる。
【0017】
図4は、スロットアンテナA1の具体的な構造の一例を示している。図4に示すように本開示では、スロットアンテナA1のスロット35に、スロットアンテナA1を励振する給電部40を設けている。給電部40は、スロット35にモノポールアンテナ42を配置している。モノポールアンテナ42には接地部43が接続される。モノポールアンテナ42及び接地部43は、プリント基板(PCB)やフレキシブル基板(FPC)を用いた基板41上に形成される。基板41上のモノポールアンテナ42は、スロット35に配置される。このモノポールアンテナ42の励振によってスロットアンテナA1が励振される。モノポールアンテナ42は、スロットアンテナA1を励振するための給電アンテナの一例であり、他の給電アンテナであってもよい。例えば、ダイポールアンテナであってもよい。
【0018】
なお、図5に示すスロットアンテナB1ように、給電アンテナを用いず、スロット35の長手方向の中央近傍で直接励振する給電部50を用いる構成としても良い。
【0019】
なお、スロット35とスロット15の内部は、空洞にせず、誘電体を充填しておくことが好ましい。誘電体を充填すると、スロットアンテナA1のスロット35及びスロット15の電気長を短くすることができるとともに、本体筐体10及びディスプレイ筐体20の防塵、防滴を図ることができる。
【0020】
なお、上述した電子機器1は、タブレットPCモードで、ディスプレイリアカバー22とベースカバー12とが向かい合って重なるものであった。これに限らず、例えば、図6に示すように、本体筐体10とディスプレイ筐体20とがそれぞれの後端端部の中央で1つのヒンジ装置31によって連結する電子機器2にも上述したスロットアンテナA1のスロット35及びスロット15の構成を適用することができる。
【0021】
電子機器2のヒンジ装置31は、本体筐体10及びディスプレイ筐体20を互いに開閉する方向に回動自在に支持している。電子機器2は、本体筐体10に対してディスプレイ筐体20を開いた状態で、ディスプレイ筐体20を、ヒンジ装置31を中心にして少なくとも180度回転させることが可能となっている。スロットアンテナA1のスロット35は、タブレットPCモードでは、ディスプレイ筐体20を回転させて、ディスプレイリアカバー22がキーボード装置13及びキーボードカバー11側に向いて重なる状態となる。図6に示すように、スロット15は、スロットアンテナA1のスロット35が対向する位置に配置される。
【0022】
また、上述した開示では、1つのスロットアンテナA1を設けた電子機器1,2について説明したが、これに限らず、2以上のスロットアンテナA1a,A1bを設けた電子機器3であっても、上述したスロットアンテナA1のスロット35及びスロット15の構成を適用することができる。図7に示した電子機器3は、図1に示した電子機器1に2つのスロットアンテナA1a,A1bにそれぞれ対応するスロット35a,35bを設けており、各スロット35a,35bが対向するベースカバー12の位置に、それぞれスロット15a,15bが形成されている。なお、2以上のスロットアンテナA1a,A1bを設けた場合、各スロットアンテナA1a,A1bの各スロット35a,35bの共振長は、異なるものとすることができ、複数の無線通信部を設けることができる。この場合、スロット15a,15bは、各スロットアンテナA1a,A1bのスロット35a,35bに共振する。
【0023】
さらに、図8に示すように、スロット15の電気長は、スロットアンテナA1のスロット35の電気長と同じであっても、異なっていてもよい。図8(b)では、スロットアンテナA1のスロット35とスロット15との電気長が共にλ/2で同じになっている。また、図8(c)では、スロット15´の電気長(λ)がスロットアンテナA1のスロット35の電気長(λ/2)の2倍となっている。図8(d)では、スロット15´´の電気長(λ/4)がスロットアンテナA1のスロット35の電気長(λ/2)の1/2倍となっている。基本的に、共振のためのスロットの電気長はスロットアンテナA1の使用波長λの1/4の整数倍であればよい。
【0024】
なお、上記では、キーボードカバー11が誘電体で形成される例について説明した。ここでは、キーボードカバー11が導体で形成される例について説明する。キーボードカバー11が導体で形成される場合、キーボードカバー11において、ベースカバー12のスロット15と対向する箇所にスロットを設けることが好ましい。このキーボードカバー11のスロットの開口領域は、スロット15より大きいことが好ましく、またスロット15と同様にその内部は空洞にせず誘電体を充填しておくことが好ましい。なお、キーボードカバー11のスロットの開口領域及びその周辺領域を誘電体で形成してもよい。
【0025】
なお、本発明は、上記した開示内容に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
【符号の説明】
【0026】
1,2,3 電子機器
10 本体筐体
11 キーボードカバー
12 ベースカバー
13 キーボード装置
15,15a,15b スロット
20 ディスプレイ筐体
21 ディスプレイ装置
21 ベゼル
22 ディスプレイリアカバー
23 ディスプレイ装置
30,31 ヒンジ装置
40,50 給電部
41 基板
32 モノポールアンテナ
43 接地部
35,35a,35b スロット
A1,A1a,A1b,B1 スロットアンテナ
λ 使用波長
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8