特開2017-23656(P2017-23656A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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▶ 小佐田 政文の特許一覧

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  • 特開2017023656-模型用ゴムチューブエアモアーター 図000003
  • 特開2017023656-模型用ゴムチューブエアモアーター 図000004
  • 特開2017023656-模型用ゴムチューブエアモアーター 図000005
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-23656(P2017-23656A)
(43)【公開日】2017年2月2日
(54)【発明の名称】模型用ゴムチューブエアモアーター
(51)【国際特許分類】
   A63H 29/16 20060101AFI20170113BHJP
【FI】
   A63H29/16
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】5
(21)【出願番号】特願2015-155473(P2015-155473)
(22)【出願日】2015年7月17日
(71)【出願人】
【識別番号】599100660
【氏名又は名称】小佐田 政文
(72)【発明者】
【氏名】小佐田 政文
【テーマコード(参考)】
2C150
【Fターム(参考)】
2C150DA33
2C150DE01
2C150EB19
2C150EB38
2C150EC15
(57)【要約】      (修正有)
【課題】ロータリー型の模型のエアーモーター装置を提供する。
【解決手段】ドラム5、内側のエアーパイプ10、から送られた圧縮空気はドラム5、外側のゴムチューブ4、に送られ膨張するがローラー1、で遮られている為ローラー1、を右方向に動かしローラー1、後部から順次ゴムチューブ4、が膨張する。空気排出口7、をローラー1、が通りすぎるとゴムチューブ4、内の圧縮空気が抜けて同じことが繰り返され回転する。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ドラム5、の外周に適宜に引き伸ばしたゴムチューブ4、を接着固定し、これに圧縮空気を送り込みローラー1、でこれを押圧密閉し、空気圧により空気流出方向へローラー1、の公転回転運動を回転ロッド3、をつうじて出力軸6、を回転することを特徴とする模型用ゴムチューブエアーモーター。
【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【産業の利用分野】
【0001】
この発明は、模型など小出力エアーモーターに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来各種のエアーモーターはあったが高価で模型には適さなかった。また模型用にはレシプロ型の複雑なエアーモーターがあったがロータリー型はできなかった。
【発明が解決しょうとする課題】
【0003】
本発明者は、その欠点をなくして、安価、単純構造化を求めるものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
その結果、ドラム5、の外周にゴムチューブ4、を適宜に引き伸ばしながら接着固定し、これに圧縮空気を送り込みローラー1、でこれを押圧密閉し空気圧により空気流出方向へローラー1、の回転運動が発生することがわかった。
【作用と実施例】
【0005】
次に、本発明の構造、作用を実施例をあげて説明する。
本発明の構造の説明
○ドラム5、の中心に軸受8、を設けこれに出力軸6、を通し、回転ロッド3、に固定する。回転ロッド3、の一端にバランスウエイト11、を設けもう一端にローラーシャフト2、を介してローラー1、が取り付けられる。
○ドラム5、の内壁に外部より導入されたパイプ10、に接続されたゴムチューブ4、はドラム5、の外周を一周する。
構造は極めて簡単でドラム5、内側のエアーパイプ10、から送られた圧縮空気はドラム5、外側のゴムチューブ4、に送られ膨張するがローラー1、で遮られている為ローラー1、を空気圧で空気流出右方向に動かしローラー1、後部から順次ゴムチューブ4、が膨張する。空気排出口7、をローラー1、が通りすぎるとゴムチューブ4、内の圧縮空気が抜けて同じことが繰り返され回転する。
【実施例】
【0006】
○この発明により各種模型の動力に使える。
○高出力にするにはゴムチューブ4、ローター1、を増やせばよい。
○ゴムチューブ4、は性質が同じようなシリコンチューブなどでもよい。
○高圧縮空気使用ではゴムチューブ4、がパンクするので説明図4の伸縮性のネット13、でゴムチューブ4、をカバーし、これを防ぐ。
この場合ネット13、を挟みながらローラー1、が回転する。
○ゴムチューブ4、は弾力があるのでローラー1、でのよりよい密閉を望むばあい薄板帯状シート14、をゴムチューブ4、内に一周するよう挿入すれば高い密閉が得られる。
【発明の効果】
【0007】
このように構造簡単安価なゴムチューブエアーモーターがいろいろな模型の動力になり、圧縮空気はペットボトル等に、エアーコンプレッサーはもちろんであるが、自転車の空気入れでも詰められペットボトル等につめた圧縮空気から取り出す、または直接エアーコンプレッサー等に繋ぐ。 電動モーター教材が多いなか空気圧を学ぶ教材にもよい。
【図面の簡単な説明】
図1】 模型用ゴムチューブエアーモ−ター斜視図である。
図2】 作動説明図
図3】 第1図の分解図
図4】 実施例用拡大断面説明図
【符号の説明】
1、 ローラー 7、 空気出口 13、ネット
2、 ローラーシャフト8、 軸受 14、薄板帯状シート
3、 回転ロッド 9、 ナット
4、 ゴムチューブ 10、パイプ 15、ネット固定ベルト
5、 ドラム 11、バランスウエイト
6、 出力軸 12、ナット
図3
図4
【手続補正書】
【提出日】2015年9月1日
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
図1
図2
図3
図4