特開2017-35501(P2017-35501A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特開2017-35501ゆっくりと二つのゴルフマーカー面が起き上がり立体になるマーカー
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  • 特開2017035501-ゆっくりと二つのゴルフマーカー面が起き上がり立体になるマーカー 図000003
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-35501(P2017-35501A)
(43)【公開日】2017年2月16日
(54)【発明の名称】ゆっくりと二つのゴルフマーカー面が起き上がり立体になるマーカー
(51)【国際特許分類】
   A63B 57/30 20150101AFI20170127BHJP
   A63B 102/32 20150101ALN20170127BHJP
【FI】
   A63B57/30
   A63B102:32
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【公開請求】
【全頁数】3
(21)【出願番号】特願2016-188815(P2016-188815)
(22)【出願日】2016年9月7日
(71)【出願人】
【識別番号】593078442
【氏名又は名称】水戸 貞夫
(72)【発明者】
【氏名】水戸 貞夫
(57)【要約】      (修正有)
【課題】ゆっくりと起き上がり、マーカー本体基盤がぶれることなくホール側より見たマーカーが起き上がって立体になるようにしたマーカーを提供する。
【解決手段】ホール側から見えるメインマーカー2と自分から見える薄く小さいマーカー3を用意し、小さいマーカー3を下にしてその上にホールから見えるメインマーカー2が折り重なるように設置して、観音開きになるようにそれぞれのマーカーの前後の端に蝶番5と蝶番7を付け、蝶番もゴルフマーカー基盤1の内側に内蔵して、マーカー基盤1は円形ではみ出るものが無いようにして、自分から見えるマーカー3の下に動力源である低反発素材4を置き、小さいマーカー3が起き上がると小さいマーカー3の蝶番5の反対側の先に取り付けてあるローラー8がスムーズにメインマーカー2を起こし、45度くらいまで起き上がって止まるように設定し、メインマーカー2が立体になるようにして使用する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゴルフマーカーの円形の基盤の中にホール側から見えるメインマーカーと自分側から見える小さめのマーカー二枚を設け、小さいマーカーとメインマーカーがマーカー基盤の中で上下に重なるように配置し、小さいマーカーには自分から見て手前にメインのマーカーにはホール側の方にそれぞれのマーカーの端に蝶番を付けマーカー基盤と繋ぎ、ゴルフマーカー基盤の底と自分側から見える下に置いてある小さいマーカーとの間に低反発素材を内蔵して、その低反発素材を動力源として、小さいマーカーが起きて、小さいマーカーの先に付けてあるローラーがメインのマーカーを下からスムーズに押し上げて、メインのマーカーがホール側にゆっくりと起きて、互いのマーカーが45度ぐらいの半観音開き状になり、立体になるようにしたことを特徴とするゴルフマーカー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴルフマーカー基盤の中にホール側から見えるマーカーと自分側から見えるマーカーが互いにゆっくりと起き上がり立体になり自分のボールの位置を見易くしてくれるゴルフマーカーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ゴルフマーカーは百円玉と同じように平面のものが一般的であり、起き上がるマーカーもあるようだが、置いたときにバネ仕掛けで一気に上がるタイプのものしかありませんでした。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
私たちアマチュアーゴルファーは、グリーンにONしたとしてもホールに寄らず遠いところからのパターが多く、マーカーを置いても位置を確認しづらいことが多々あるので、立体になるマーカーにして位置確認をしやすくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記目的を達成するため、本発明は、ゴルフマーカーの円形の基盤の中にホール側から見えるメインマーカーと自分側から見える小さめのマーカー二枚を設け、小さいマーカーとメインマーカーがマーカー基盤の中で重なるように設置して、それぞれの端に蝶番を付け、ゴルフマーカー基盤と繋げ、マーカー基盤の底と自分側から見える小さいマーカーとの間に低反発素材を内蔵して、その低反発素材を動力源として、小さいマーカーが起きて、更にメインのマーカーを押し上げてメインのマーカーがゆっくりと起きて、互いのマーカーが観音開きの途中状態になり、メインのマーカーを45度ぐらいの角度まで起きるように立体になるようにして、遠くからでも見易くなるようにしたゴルフマーカーである。
【発明の効果】
【0005】
本発明のゴルフマーカーは、ホールより遠い所の位置にあるマーカーを立体にしてくれるので見易くしてくれて、マークをしてからゆっくりと立体になり、マーカー基盤の中にメインのマーカーと小さいマーカーが内蔵されているため、マーカー基盤の本体がぶれることなくメインのマーカーが起き上がり、ホールから近い時にはロックを掛けて百円玉と同じように通常のマーカーとして使用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】本発明のゴルフマーカーの上からの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1において、ゴルフマーカーの基盤1となる円形の台を用意し、その基盤の中は二つのマーカーがすっぽり入るように抉られていて、ホール側から見えるメインマーカー2と自分から見える薄く小さいマーカー3を用意し、小さいマーカー3を下にしてその上にホールから見えるメインマーカー2が折り重なるように設置して観音開きになるようにそれぞれのマーカーの前後の端に蝶番3と蝶番4を付け、その蝶番もゴルフマーカー基盤の内側に内蔵して、マーカー基盤は円形ではみ出るものが無いようにして円形を保ち、自分から見えるマーカー3の下に動力源である低反発素材4を置き、小さいマーカー2が起き上がると小さいマーカー2の蝶番4と反対側の先に取り付けてあるローラー8がスムーズにメインマーカー起こし、45度くらいまで起き上がって止まるように設定し、マーカーが立体になるようにして使用するものであり、またロック機構9を使い百円玉と同じように通常のマーカーとして使用できるものである。
【符号の説明】
【008】
1 マーカー基盤
2 ホール側から見た起き上がるメインマーカー
3 自分から見た起き上がる少し小さいマーカー
4 マーカーをゆっくり持ち上げる低反発素材
5 マーカー基盤と小さいマーカーを繋げる蝶番
6 小さいマーカーと蝶番を繋げる板
7 メインマーカーとマーカー基盤を繋ぐ蝶番
8 起き上がる小さいマーカーのローラー
9 スライド式のロック機構
10 メインマーカーの回転線
11 小さいマーカーの回転線
図1