特開2017-39401(P2017-39401A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特開2017-39401車両等で、荷物の積み降ろしが簡易になる台車
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-39401(P2017-39401A)
(43)【公開日】2017年2月23日
(54)【発明の名称】車両等で、荷物の積み降ろしが簡易になる台車
(51)【国際特許分類】
   B62B 3/02 20060101AFI20170203BHJP
   B62B 5/00 20060101ALI20170203BHJP
【FI】
   B62B3/02 F
   B62B3/02 G
   B62B5/00 K
【審査請求】未請求
【請求項の数】11
【出願形態】OL
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2015-162709(P2015-162709)
(22)【出願日】2015年8月20日
(71)【出願人】
【識別番号】714011352
【氏名又は名称】内原 浩一
(72)【発明者】
【氏名】内原 浩一
【テーマコード(参考)】
3D050
【Fターム(参考)】
3D050AA01
3D050BB02
3D050BB22
3D050DD03
3D050EE08
3D050EE15
3D050EE18
3D050FF05
3D050GG01
3D050HH01
(57)【要約】
【課題】従来の台車及び、トラック等の車両での荷物の積み降ろし作業に要する労力は多大である。また、トラックコンテナ等の車両に固定された物は車両から降ろすことが困難でり、車両の改造等に要する費用も多額である。
【解決手段】しかし、従来の台車に、支脚と着脱可能なジャッを備えたキャスターを設けることで、地上と車両の荷台を自在に往行出来る台車を提供することが可能である。積載出来る物は多様で、職種・目的に応じて加工、取り付けも可能である。
【選択図】図26
【特許請求の範囲】
【請求項1】
(図1参照) 鋼製材(2)(3)(4)(31)で組み立てた枠の底面に、キャスター(10)(11)(12)(13)を備えた台車に、鋼製材から成る折りたたみ可能な支脚(5)(6)(7)(8)を備えた特徴を有する。
【請求項2】
(図1参照) 請求項1、の台車にアジャストボルト(27)(28)(29)(30)を備えた特徴を有する。
【請求項3】
(図1参照) 請求項1、の台車に落下防止金物(33)(34)(35)(36))を備えた特徴を有する。
【請求項4】
請求項3において、落下防止金物(33)(34)(35)(36)は、フォークリフト爪の差込金具の役割を兼ねている特徴を有する。
【請求項5】
請求項4において、落下防止金物(33)(35)の間の鋼製材(1)と、落下防止金物(32)(34)の間の鋼製材(32)は、フォークリフト爪を受ける効果がある特徴を有する。
【請求項6】
(図1参照) 請求項1において、支脚(5)(6)(7)(8)を、折りたたまないで使用する際は、前記、支脚が折りたたみ方向に倒れようとする作用になるため、前記、支脚が倒れる作用を防ぐために、筋交(19)(20)(21)(22)(23)(24)(25)(26)を備える特徴を有する。
【請求項7】
請求項6において、支脚が倒れる作用を防ぐために、備える筋交いは、折りたたみ可能な特徴を有する。
【請求項8】
(図1参照) 請求項1において、折りたたみ可能な支脚(5)(6)(7)(8)を折りたたまないで使用する際には、前記、支脚端部に着脱可能で高さを多段で上下調節自在なジャッキを備えたキャスター(13)(14)(15)(16)を設ける特徴を有する。
【請求項9】
(図1参照) 図1において、鋼製枠(3)の底面に備えたキャスター(9)を備える位置は、安全措置金物(35)と、アジャストボルト(27)の間で、安全措置金物(35)に近い位置に備えることを定め、鋼製枠(4)の底面に備えたキャスター(10)を備える位置は、安全措置金物(33)と、アジャストボルト(28)の間で、安全措置金物(33)に近い位置に備えることを定める特徴を有する。また、鋼製枠(3)の底面に備えたキャスター(11)を備える位置は、安全措置金物(36)と、筋交(24)の間で、安全措置金物(36)に近い位置に備えることを定め、鋼製枠(4)に備えたキャスター(12)を備える位置は、安全措置金物(34)と、筋交(26)の間で、安全措置金物(36)に近い位置に備えることを定める特徴を有する。
【請求項10】
(図1参照) 請求項1において、折りたたみ可能な支脚(5)の位置は、鋼製枠(3)と、鋼製枠(31)の交点の底部と定め、折りたたみ可能な支脚(6)の位置は、鋼製枠(4)と、鋼製枠(31)の交点の底部と定める特徴を有する。また、折りたたみ可能な支脚(7)の位置は、鋼製枠(3)と、鋼製枠(2)の交点の底部と定め、折りたたみ可能な支脚(8)の位置は、鋼製枠(4)と、鋼製枠(2)の交点の底部と定める特徴を有する。
【請求項11】
請求項1〜請求項8において、使用する鋼製材及び、キャスターの選定は、使用方法、使用環境、使用目的、安全性向上の目的に応じて、請求項9、請求項10の定めた条件を満たす場合、多様に選定でき、数量も追加出来る特徴を有するの
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両等で荷物を積み下ろす作業の、人的労力を軽減できることが可能になる台車に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の台車は、主に台車底面にキャスターを備え、台車を地上など、平らな場所で走行させることが可能な物がほとんどである。
( 例えば、特許文献1参照。)
【0003】
本発明に関する、車両等で荷物の積み降ろしが簡易になる台車について、図面を用いて背景技術の一例を説明する
【0004】
図 24において、車両(C)の荷台(D)に積載する荷物(50)(51)を、荷台(D)から地上にある台車(J)に移動する、あるいは、台車(J)に積載する荷物(52)を車両(C)の荷台(D)に移動するには、人の手による労力を必要とする方法がほとんどである。
【0005】
または、図25において、荷物(53)を車両(C)の荷台(D)への積み降ろしをするためにフォークリフト(Z)を使用するなどの方法が考えられる。
【0006】
または、車両に、荷受台昇降装置を備える方法などが提案されている。
(例えば、特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2014−104815号 公開
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明に関する、車両等で、荷物の積み降ろしが簡易になる台車につて、図面を用いて、解決しようとする課題を説明する。
【0009】
図24において、車両(C)の荷台(D)に積載する荷物(50)(51)を、荷台(D)から地上にある台車(J)に移動する、あるいは、台車(J)に積載する荷物(52)を車両(C)の荷台(D)に移動するには、人の手による労力を必要とする方法がほとんどである。しかし、人の力だけで移動が困難な重さや大きさの荷物もある。
【0010】
図25において、人の力で移動することが困難な荷物を移動する為の手段として、フォークリフト(Z)を使用したり、車両(C)に荷受台昇降装置(特許文献1)を備えている場合もある。
【0011】
しかし上記、荷受台昇降装置(特許文献1)を車両に取り付けたり、フォークリフト(Z)を用意するには多額の費用が必要である場合がある。
【0012】
また、一人の力で移動が困難な荷物等を移動するために、複数の人による労力で移動が可能な場合もあるが、困難な作業により、荷物の転倒や落下、更に怪我などを引き起こす場合も考えられる。
【0013】
このように、荷物の大きさや重さに応じて、人的労力で移動が不可能な場合や、フォークリフト(Z)や、荷受台昇降装置(特許文献1)がない場合において、多種多様の荷物を安全に移動が可能で、人的労力を軽減する為に、車両等で、荷物の積み降ろしが簡易になる台車を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0014】
解決しようとする、本発明の車両等で荷物の積み降ろしが簡易になる台車は、地面と高さの異なる場所や、車両の荷台などで荷物の移動を簡易に実施することを可能にする為に、従来よりある台車の底面に備わるキャスターに加えて、折りたたみ可能な支脚を備えることを特徴とする。
【0015】
さらに、上記、折りたたみ可能な支脚には、着脱可能で高さを多段で上下調節自在な、ジャッキを備えたキャスターを設ける構成が特徴である。
【0016】
また、本発明の、車両等で、荷物の積み降ろしが簡易になる台車の、支脚を折りたたまずに使用する祭、支脚の補強と安全性を施す為に、支脚と台車を連結する為の折りたたみ可能な筋交いを設ける構成を特徴としたものである。
【発明の効果】
【0017】
本発明の、車両等で、荷物の積み降ろしが簡易になる台車に、折りたたみ可能な支脚を備えた効果は次の通りである。
【0018】
従来の台の底面にキャスターを備えた台車の高さに、支脚の長さを加えた範囲で、台車を高い位置に上げることが可能になる効果を発揮する。
【0019】
さらに、上記、折りたたみ可能な支脚に、着脱可能で高さを多段で上下調節自在な、ジャッキを備えたキャスターを設けた効果は次の通りである。
【0020】
従来の台車では、台車を走行させる為のキャスターを備えてあるが、台車そのものの高さを変えることは出来ない。そこで、従来の台車に、折りたたみ可能で支脚と、着脱可能で高さを多段で上下調節自在な、ジャッキを備えたキャスターを設ける構成より、台車が高い位置に上がった形態で走行できる効果を発揮する。
【0021】
つまり、折りたたみ可能な支脚を使用する際は、従来の台車を、車両等の荷台の高さまで上げることが可能になる効果を発揮する。
【0022】
また、折りたたみ可能な支脚と、ジャッキを備えたキャスターを設ける効果で、従来の台車に備わるキャスターが地面に接地していなくても、台車を地上で移動・走行させることが出来る効果を発揮する。
【0023】
つまり、折りたたみ可能な支脚と、ジャッキを備えたキャスターて台車を地上で走行させることで、従来の台車に備わるキャスターを、車両等の荷台に移動、積載せることが可能なる効果がある。
【0024】
次に、上記、従来の台車に備えた、折りたたみ可能な支脚を安全に使用する為に備えた、筋交いを設ける作用は次の通りである。
【0025】
折りたたみ可能な支脚を折りたたまずに使用する際、折りたたみ可能な支脚が、折りたたみ方向に倒れようとする作用が発生する為、折りたたみ可能な支脚が倒れないようにする為に、支脚と台車を連結する為の筋交いを設けることにより、折りたたみ自在な支脚に強度を設けることができ、台車を安定させる効果と、安全性を向上させる効果を発揮するものである。
【0026】
上記効果により、本発明の、車両等で、荷物の積み降ろしが簡易になる台車の、支脚とジャッキを備えたキャスターを使用している際の台車の移動、走行は、地上での行い、台車の支脚を折りたたんで使用する祭は、従来の搬送台車に備わるキャスターによる、従来の台車の走行性により、台車を移動することが可能になる。
【0027】
よって、本発明の、車両等で、荷物の積み降ろしが簡易になる台車は、地上と車両等のような高さの異なる場所での往行走行が可能になる効果を発揮する。
【0028】
つまり、本発明の車両等で、荷物の積み降ろしが簡易になる台車は、荷物を搭載した状態での高さの異なる場所への台車の移動が可能なることで、荷物の積み替え作業が不要になり、人的労力と、作業時間を大幅に軽減する効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【0029】
図1】本発明の実施形態に係る、形態斜視図である。
図2】本発明の実施形態に係る、図1の平面図である。
図3】本発明の実施形態に係る、図2のA-A側面図である。
図4】本発明の実施形態に係る、図2のB-B側面図である。
図5】本発明の実施形態に係る、形態斜視図である。
図6】本発明の実施形態に係る、図5の平面図である。
図7】本発明の実施形態に係る、図6のA-A側面図である。
図8】本発明の実施形態に係る、図6のB-B側面図である。
図9】本発明の実施説明に係る、形態斜視図である。
図10】本発明の実施説明に係る、形態斜視図である。
図11】本発明の実施説明に係る、形態斜視図である。
図12】本発明の実施説明に係る、形態斜視図である。
図13】本発明の実施説明に係る、形態斜視図である。
図14】本発明の実施説明に係る、形態斜視図である。
図15】本発明の実施説明に係る、形態斜視図である。
図16】本発明の実施説明に係る、形態斜視図である。
図17】本発明の実施説明に係る、形態斜視図である。
図18】本発明の実施説明に係る、形態斜視図である。
図19】本発明の実施説明に係る、形態斜視図である。
図20】本発明の実施説明に係る、形態斜視図である。
図21】本発明の実施説明に係る、形態斜視図である。
図22】本発明の実施説明に係る、形態斜視図である。
図23】本発明の実施説明に係る、形態斜視図である。
図24】背景技術説明および、発明が解決しようとする課題説明に係る形態斜視図である。
図25】背景技術説明に係る、形態斜視図である。
図26】代表図に係る、形態斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0030】
本発明に関する、車両等で、荷物の積み降ろしが簡易になる台車について、図面を用いて形態の一例を説明する。
【0031】
図1において、本発明の車両等で、荷物の積み降ろしが簡易になる台車(A)の、鋼製材より成る支脚(5)(6)(7)(8)を折りたたまないで使用する際の、鋼製材(1)(2)(3)(4)(31)(32)の配置。
キャスター(9)(10)(11)(12)の配置。
鋼製材より成る支脚(5)(6)(7)(8)の配置。
着脱可能でジャッキを備えたキャスター(13)(14)(15)(16)の配置。
支脚を補強するための折りたたみ可能な筋交い(19)(20)(21)(22)(23)(24)(25)(26)の配置。
落下防止金物(33)(34)(35)(36)の配置。
アジャストボルト(27)(28)(29)(30)の配置。
台車(A)の移動を実施する為の取っ手(37)の配置。
上記、主な部材と配置を示した形態斜視図である。
【0032】
上記、台車(A)の支脚(5)(6)(7)(8)を折りたたまないで使用する際、支脚(5)(6)(7)(8)には着脱可能でジャッキを備えたキャスター(13)(14)(15)(16)を設けており、前記、ジャッキ部(13a)(14a)(15a)(16a)を示した形態図である。
【0033】
また、前記、落下防止金物(33)(34)(35)(36)には、フォークリフトの使用を可能にするための効果もある。
【0034】
図5において、本発明の支脚を備えた台車(A)の、鋼製材より成る支脚(5)(6)(7)(8)を折りたたんで使用する際に使用するキャスター(9)(10)(11)(12)と、アジャストボルト(27)(28)(29)(30)の配置を示した形態図である。
【実施例】
【0035】
本発明に係る、車両等で、荷物の積み降ろしが簡易になる台車について、図面を用いて実施の一例を説明する。
【0036】
図9において、前記、車両等で、荷物の積み降ろしが簡易になる台車(A)の、支脚(5)(6)(7)(8)を折りたたまないで使用する祭の形態と、車両(C)の斜視図である。
【0037】
これより、本発明の、車両等で、荷物の積み降ろしが簡易になる台車を、車両(C)の荷台(D)に積載するまでの実施方法を説明する。
【0038】
図9において、車両(C)の荷台(D)部分のあおり(E)を開き、台車(A)の積載用意をする。この際、あおり(L)と(R)を閉じておくことで、台車(A)を、安全に荷台(D)へ積載することが可能である。
【0039】
次に、台車(A)の支脚(5)(6)(7)(8)に設けた着脱可能なキャスター(13)(14)(15)(16)に備わるストッパー(13b)(14b)(15b)(16b)の解除を実施することにより、台車(A)の取っ手(37)をしっかり持ち、台車(A)を押す、または引くことで、台車(A)を地上で自在に移動させることが可能である。
【0040】
図10において、前記、ストッパー(13b)(14b)(15b)(16b)の解除を確認できたら、取っ手(37)をしっかり持ち、矢印(G)の方向に押すことにより台車(A)を車両(C)の荷台(D)へ積載する準備が可能になる。
【0041】
上記、台車(A)のキャスター(9)(10)を車両(C)の荷台(D)の上に十分乗せられる位置まで台車(A)を人(K)力で矢印(G)の方向へ移動を実施する。
【0042】
図11において、台車(A)のキャスター(9)(10)を車両(C)の荷台(D)の上に十分乗せられる位置まで移動出来たことを確認してから、台車(A)に備えたジャッキを備えたキャスター(15)(16)のストッパー(15b)(16b)で、前記キャスター(15)(16)が動かないよう固定し、安全を確認したうえで次の操作を実施する。
【0043】
上記、台車(A)に備えたジャッキを備えたキャスター(15)(16)のストッパー(15b)(16b)がしっかり効いている状態が確認出来たら、支脚(5)(6)に備えたキャスターのジャッキ(13a)(14a)のハンドル操作を下がる方向に実施することで、台車(A)に備えた支脚(5)(6)の高さを調節出来る効果を発揮できる。
【0044】
つまり、ジャッキを備えたキャスターのジャッキ(13a)(14a)のハンドル操作を下がる方向に実施することで、折りたたみ可能な支脚(5)(6)にかかる荷重を、台車(A)に備えたキャスター(9)(10)に荷重を移す効果により、支脚(5)(6)に備えた着脱可能なジャッキ付きキャスターにかかる荷重をなくす効果を発揮する。
【0045】
次に、図12において、上記、支脚(5)(6)に備えた着脱可能なジャッキ付きキャスターにかかる荷重がなくなる効果により、支脚(5)(6)を補強する為の筋交い(19)(21)(23)(25)にかかる負荷もなくなる効果を発揮している。
【0046】
次に、支脚(5)(6)を補強する為の筋交い(19)(21)(23)(25)にかかる負荷がなくなる効果により、台車(A)の鋼製枠(3)と支脚(5)を連結していた筋交い(23)と、台車(A)の鋼製枠(4)と支脚(6)を連結していた筋交い(25)を取り外すことが可能になる。
【0047】
図13において、台車(A)の鋼製枠(3)(4)と支脚(5)(6)を連結していた筋交い(23)(25)を取り外した効果により、支脚(5)(6)を折りたたむことが可能な効果を発揮できる。
【0048】
つまり、台車(A)の鋼製枠(3)(4)と支脚(5)(6)を連結していた筋交い(23)(25)を取り外した効果により、支脚(5)を、支脚(7)の方に折りたため、支脚(6)を、支脚(8)の方に折りたたむことが可能になる。
【0049】
さらに、支脚(5)(6)を折りたたむ際、支脚(5)(6)に備えていた着脱可能なキャスター(13)(14)が取り外せる効果も発揮できる。
【0050】
次に、図14において、支脚(5)を、台車(A)の鋼製枠(3)の底面に折りたたみ、支脚(6)を台車(A)の鋼製枠(4)の底面に折りたたむことが可能になる。
【0051】
上記までの効果により、台車(A)の荷重は支脚(5)(6)(7)(8)に設けた着脱可能なキャスター(13)(14)(15)(16)にかかっていたが、支脚(5)(6)を折りたたみ、着脱可能なキャスター(13)(14)を取り外したことにより、台車(A)の荷重を、支脚(7)(8)に設けた着脱可能なキャスター(15)(16)と、台車(A)の底面に備えられたキャスター(9)(10)に移すことが可能な効果を発揮できる。
【0052】
さらに、台車(A)の底面に備えられたキャスター(9)(10)に荷重を移すことが可能な効果により、台車(A)の約50%荷重を車両(C)の荷台(D)に積載出来る効果も発揮できる。
【0053】
次に、図15において、ジャッキを備えたキャスター(15)(16)のストッパー(15b)(16b)を解除する効果により、台車(A)に備えたキャスター(9)(10)と台車(A)に備えた支脚(7)(8)に設けたなジャッキを備えたキャスター(15)(16)を動かすことが出来る効果により、台車(A)を人(K)の力で矢印(G)の方向に移動することが可能になる。
【0054】
図16において、前記効果により、台車(A)を人(K)の力によって、台車(A)に備えたキャスター(11)(12)を車両(C)の荷台(D)の上に十分降ろせる位置まで移動することが可能である。
【0055】
次に、図17において、ジャッキ(15a)(16a)のハンドルを下がる操作をすることにより、台車(A)に備えたキャスター(11)(12)を、車両(C)の荷台(D)に乗せることが可能である。
【0056】
つまり、車両(C)の荷台(D)にキャスター(11)(12)を乗せる効果により、着脱可能なジャッキ付きキャスター(15)(16)にかかる荷重を、台車(A)に備えたキャスター(11)(12)に移すことが可能な効果を発揮できる。
【0057】
上記、支脚(7)(8)に備えた着脱可能なジャッキ付きキャスターの荷重をなくす効果により、支脚(7)(8)を補強する為の筋交い(20)(22)(24)(26)の負荷もなくなる効果を発揮している。
【0058】
図18において、前記効果により、支脚(7)(8)を補強する為の筋交い(20)(22)(24)(26)の負荷がなくなる効果により、台車(A)の鋼製枠(2)と支脚(7)を連結していた筋交い(20)と、台車(A)の鋼製枠(2)と支脚(8)を連結していた筋交(22)を取り外せる効果を発揮できる。
【0059】
つまり、台車(A)の鋼製枠(2)(3)(4)と支脚(7)(8)を連結していた筋交い(20)(22)を取り外した効果により、支脚(7)(8)を折りたたむことが可能な効果を発揮できる。
【0060】
つまり図19において、台車(A)の鋼製枠(2)と支脚(7)(8)を連結していた筋交い(20)(22)を取り外した効果により、支脚(7)を、支脚(8)の方に折りたため、支脚(8)を、支脚(7)の方に折りたたむことが可能な効果を発揮できる。
【0061】
さらに、支脚(7)(8)を折りたたむ際、支脚(7)(8)に備えていた着脱可能なキャスター(15)(16)が取り外せる効果も発揮できる。
【0062】
図20において、上記までの効果により、台車(A)の荷重は支脚(5)(6)(7)(8)に設けた着脱可能なキャスター(13)(14)(15)(16)にかかっていたが、支脚(7)(8)を折りたたみ、着脱可能なキャスター(15)(16)を取り外したことにより、台車(A)の荷重を、台車(A)の底面に備えられたキャスター(9)(10)(11)(12)に移すことが可能な効果を発揮できる。
【0063】
これまでの上記効果によって、台車(A)の底面に備えられたキャスター(9)(10)(11)(12)に全ての荷重を移すことが可能な効果により、台車(A)の100%荷重を車両(C)の荷台(D)に積載出来る効果も発揮できる。
【0064】
次に、図21において,台車(A)に備えたキャスター(9)(10)(11)(12)を稼働させるために、取っ手(37)をしっかり持って押すことで、人の力(K)で台車(A)を矢印(G)の方向に移動することが可能になる効果を発揮する。
【0065】
次に、図22において、台車(A)を移動させる効果により台車(A)全体を車両(C)の荷台(D)の上に移動することが可能である。
【0066】
台車(A)を車両(C)の荷台(D)に全て乗せ終えてから車両(C)の荷台(D)のあおり(L)と(R)を広げて、台車(A)の側面に備えたアジャストボルト(27)(28)(29)(30)の操作を実施できるようにする。
【0067】
さらに、台車(A)に備えたアジャスターボルト(27)(28)(29)(30)に負荷をかける操作により台車(A)に備えたキャスター(9)(10)(11)(12)にかかる荷重をアジャスターボルト(27)(28)(29)(30)に移す効果により台車(A)に備えたキャスター(9)(10)(11)(12)の負荷を軽減し、車両等の積載時に台車(A)全体を安定させる効果を発揮できる。
【0068】
次に、本発明の台車(A)を車両(C)の荷台(D)から地上へ移動する為の実施方法を説明する
【0069】
図23において、台車(A)に備えたアジャスターボルト(27)(28)(29)(30)の負荷をかけなくする操作により台車(A)に備えたキャスター(9)(10)(11)(12)荷重をかけることで、アジャスターボルト(27)(28)(29)(30)にかかっていた荷重を台車(A)に備えたキャスター(9)(10)(11)(12)に移す効果を発揮できる。
【0070】
つまり、台車(A)に備えついたキャスターに荷重がかかる効果により、台車(A)を移動出来る効果を発揮できる。
【0071】
次に、図22において、台車(A)の側面に備えたアジャストボルト(27)(28)(29)(30)の負荷をかけない操作を実施して、台車(A)に備えたキャスター(9)(10)(11)(12)に台車(A)の荷重移動を終えてから台車(A)を車両(C)の荷台(D)から安全に降ろす操作を実施できるように車両(C)の荷台(D)のあおり(L)と(R)を閉じる。
【0072】
次に、図21において,台車(A)に備えたキャスター(9)(10)(11)(12)を稼働させるために、取っ手(37)をしっかり持って引くことで、人の力(K)で台車(A)を矢印(H)の方向に移動することが可能になる効果を発揮する。
【0073】
台車(A)に備えたキャスター(9)(10)(11)(12)を回転させる効果により、人(K)の力で台車(A)を矢印(H)の方向に移動するが、この際の移動範囲は、折りたたみ可能な支脚(7)(8)が車両(C)の備えたゲート(E)手前まで移動することにより、台車(A)に備えた支脚(7)(8)を車両(C)の荷台(D)の外側に出すことが可能になる効果を発揮する。
【0074】
前記、台車(A)を移動の際、台車(A)が矢印(H)方向に移動し過ぎることにより、台車(A)に備えたキャスター(11)(12)が車両(C)の荷台(D)から落ちてしまった際の安全措置として、フォークリフトの爪を差し込める金具(34)(36)が急激な落下を防ぐための安全措置の効果を発揮できる。
【0075】
次に、図20において、台車(A)に備えた支脚(7)(8)を車両(C)の荷台(D)の外側に出すことが可能になる効果により、台車(A)の鋼製枠(2)の底部に折りたたんでいた支脚(7)(8)を張り出すことが可能になる効果を発揮する。
【0076】
この際、図19において、台車(A)の鋼製枠(2)の底部に折りたたんでいた支脚(7)(8)を張り出しながら着脱可能なキャスター(13)(14)が取り付ける効果も発揮できる。
【0077】
次に、図18において、台車(A)に備えた支脚(7)(8)を補強する為の折りたたみ可能な筋交い(20)(22)で台車(A)の鋼製枠(2)と、支脚(7)(8)を連結することにより、支脚(7)(8)が倒れなくする効果を発揮する。
【0078】
次に、図17において、支脚(7)(8)に設けた着脱可能なジャッキ付きキャスター(15)(16)に備えたジャッキ(15a)(16a)が上がる操作を行うことで台車(A)に備えたキャスター(11)(12)にかかる荷重を着脱可能なジャッキ付きキャスター(15)(16)に移すことが可能な効果を発揮する。
【0079】
前記、効果により、台車(A)に備えたキャスター(11)(12)にかかってた荷重を支脚(7)(8)に設けた着脱可能なジャッキ付きキャスター(15)(16)に移すことで車両(C)の荷台(D)から約50%の荷重を台車(A)に移す効果を発揮できる。
【0080】
前記、効果により図16において、台車(A)に備えた取っ手(37)を引く操作により、台車(A)に備えたキャスター(9)(10)と、着脱可能なジャッキ付きキャスター(15)(16)を回転させることにより台車(A)をさらに矢印(H)方向に移動することが可能な効果を発揮する。
【0081】
次に、図15において、台車(A)を矢印(H)方向に移動することにより、台車(A)に備えたキャスター(9)(10)を車両(C)に備えたゲート(E)手前まで移動することにより、台車(A)に備えた支脚(5)(6)を車両(C)の荷台(D)の外側に出すことが可能になる効果を発揮する。
【0082】
前記、台車(A)を移動の際、台車(A)が矢印(H)方向に移動し過ぎることにより、台車(A)に備えたキャスター(9)(10)が車両(C)の荷台(D)から落ちてしまった際の安全措置として、フォークリフトの爪を差し込める金具(35)(33)が急激な落下を防ぐための安全措置の効果を発揮できる。
【0083】
次に、図14において、支脚(7)(8)に備えた着脱可能なジャッキ付きキャスター(15)(16)のストッパー(15b)(16b)で、キャスター(15)(16)が回転しないように、固定措置を実施することで以下の操作を安全に実施できる効果を発揮する。
【0084】
次に、図13において、台車(A)に備えた支脚(5)(6)を車両(C)の荷台(D)の外側に出すことが可能になる効果により、台車(A)の鋼製枠(3)の底部に折りたたんでいた支脚(5)と、台車(A)の鋼製枠(4)の底部に折りたたんでいた支脚(6)を張り出すことが可能になる効果を発揮する。
【0085】
この際、台車(A)の鋼製枠の底部に折りたたんでいた支脚(5)(6)を張り出しながら着脱可能なキャスター(13)(14)を取り付けることが可能になる効果も発揮できる。
【0086】
次に、図11において、台車(A)に備えた支脚(5)を補強する為の折りたたみ可能な筋交い(23)と台車(A)の鋼製枠(3)を連結、支脚(6)を補強する為の折りたたみ可能な筋交い(28)と台車(A)の鋼製枠(4)を連結、することにより、支脚(5)(6)が倒れなくする効果を発揮する。
【0087】
次に、着脱可能なジャッキ付きキャスターのジャッキ(15a)(16a)を上げる操作を行うことで台車(A)に備えたキャスター(9)(10)にかかる荷重を着脱可能なジャッキ付きキャスター(15)(16)に移すことが可能な効果を発揮する。
【0088】
前記、効果により、台車(A)に備えたキャスター(9)(10)にかかってた荷重を支脚(5)(6)に設けた着脱可能なジャッキ付きキャスター(13)(14)に移すことで車両(C)の荷台(D)から100%の荷重を台車(A)に移す効果を発揮できる。
【0089】
次に、図10において,台車(A)に備えた取っ手(37)をしっかり持って引くことで、台車(A)を矢印(F)の方向に移動することが可能になる効果を発揮する。
【0090】
図9において、台車(A)に備えた着脱可能なジャッキ付キャスター(13)(14)(15)(16)を回転させる効果により、本発明の台車(A)を車両(C)の荷台(D)から降ろしても人(K)の力で台車(A)を自在に移動できる効果を発揮する。
【0091】
前記、効果により、地上での台車(A)の移動と、車両(C)への台車(Aの)積載が自在に実施できる効果を発揮する。
【産業上の利用可能性】
【0092】
本発明の台車には、多種多様の形の物を積載することが可能である。
【0093】
本発明の台車は、積載する物の形や大きさに応じた形状の台車を製造することが可能である。
【0094】
本発明の台車に備えるキャスターは、多種多様のサイズと、許容荷重を選定することが可能である。
【0095】
本発明の台車は、様々な業種、職種に適応する可能性を持つ発明である。
【符号の説明】
【0096】
1 . 2 . 3 . 4 . 31 . 32 鋼製枠
5 . 6 . 7 . 8 支脚
9 . 10 . 11 . 12 固定キャスター
13 . 14 . 15 . 16 ジャッキを備えたキャスター
19 . 20 . 21 . 22 筋交い
23 . 24 . 25 . 26 筋交い
27 . 28 . 29 . 30 アジャストボルト
33 . 34 . 35 . 36 落下防止金物(フォークリフト爪、差込指定を兼ねる)
37 台車移動用 取っ手
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