(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-42950(P2017-42950A)
(43)【公開日】2017年3月2日
(54)【発明の名称】アルバムケース
(51)【国際特許分類】
B42D 3/18 20060101AFI20170210BHJP
B42D 1/08 20060101ALI20170210BHJP
B42D 9/00 20060101ALI20170210BHJP
【FI】
B42D3/18 A
B42D1/08 Z
B42D9/00 F
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2015-165302(P2015-165302)
(22)【出願日】2015年8月24日
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 安永熙は、平成27年6月2日・3日に、東京国際展示場(東京ビックサイト西4ホール)で開催された「2015 フォトグラファーズ&フォトビジネスフェア」において、株式会社トヨテックのブースで、自らが発明した「アルバムケース」について公開した。
(71)【出願人】
【識別番号】515232480
【氏名又は名称】安永熙
(74)【代理人】
【識別番号】100094617
【弁理士】
【氏名又は名称】神崎 正浩
(72)【発明者】
【氏名】安永熙
(57)【要約】
【課題】アルバムの任意のページを開いて立て掛けることができるアルバムケースを提供することを目的とする。
【解決手段】アルバムを内部に収納可能な空間を有する平面視矩形の枠体と、この枠体の下部開口部・上部開口部を覆うように配置されたカバー部を備えるアルバムケースにおいて、カバー部は、枠体の下部開口部を閉鎖するように配置された下部カバー部と、枠体の側面に沿うように配置された側部カバー部と、枠体の上部開口部を閉鎖するように配置された上部カバー部とから構成され、下部カバー部・側部カバー部・上部カバー部は、それぞれ折り目を介して連設しており、下部カバー部は、枠体の下部開口部に固定された固定カバー部と、固定カバー部に折り目を介して連設している可動カバー部とから成り、固定カバー部に連設している可動カバー部と側部カバー部と上部カバー部は、枠体から離れるように構成されている
【選択図】
図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
アルバムを内部に収納可能な空間を有する平面視矩形の枠体と、この枠体の下部開口部・上部開口部を覆うように配置されたカバー部を備えるアルバムケースにおいて、
カバー部は、枠体の下部開口部を閉鎖するように配置された下部カバー部と、枠体の側面に沿うように配置された側部カバー部と、枠体の上部開口部を閉鎖するように配置された上部カバー部とから構成され、下部カバー部・側部カバー部・上部カバー部は、それぞれ折り目を介して連設しており、
下部カバー部は、枠体の下部開口部に固定された固定カバー部と、固定カバー部に折り目を介して連設している可動カバー部とから成り、
固定カバー部に連設している可動カバー部と側部カバー部と上部カバー部は、枠体から離れるように構成されている事を特徴とするアルバムケース。
【請求項2】
カバー部により枠体の下部開口部・上部開口部を閉鎖している状態から、側部カバー部と上部カバー部を連接している折り目と、可動カバー部と側部カバー部を連接している折り目を伸ばすように展開して、側部カバー部と上部カバー部を水平面に配置し、
この展開している上部カバー部側に枠体を移動させて、
固定カバー部と可動カバー部を連設している折り目を山折りにすると共に、可動カバー部と側部カバー部を連設している折り目を谷折りにし、
枠体の端部を上部カバー部の裏面に当接させた状態で、アルバム立てとして使用可能なことを特徴とする請求項1に記載のアルバムケース。
【請求項3】
下部カバー部は、側面視において、可動カバー部が固定カバー部より長く形成されている事を特徴とする請求項1または請求項2に記載のアルバムケース。
【請求項4】
枠体の端部が、上部カバー部の裏面に当接した際に、固定カバー部と可動カバー部を連設している折り目の成す角が、略90度である事を特徴とする請求項2または請求項3に記載のアルバムケース。
【請求項5】
上部カバー部の裏面には、帯状の凸部が設けられ、枠体の端部がこの帯状の凸部に当接可能である事を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のアルバムケース。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アルバムの任意のページを開いて立て掛けることができる、アルバムケースに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のアルバムケースは、貴重なアルバムを納品するときに高級感のある綺麗な化粧箱等のケースとして使用され、このアルバムケースにアルバムを入れて納品することが行われていた。
【0003】
また、贈呈品又は商品の送り主へメッセージを確実に送り、メッセージの内容を贈呈品又は商品が送られた本人のみ見ることができる化粧箱が提案されていた(特許文献1)。
【0004】
この特許文献1は、箱部と、箱部にかぶせられる蓋部とを有する化粧箱において、蓋部は、写真、挿絵、文字等のメッセージを表示する裏当部と、裏当部を露出可能に覆う扉部とを有し、扉部は、ヒンジ部を介して回転して開閉する化粧箱を開示している。
【0005】
また、写真立てと、アルバムとの機能との機能を併有させて写真のセットを容易にし、且つ、写真の閲覧若しくは検索も容易に行なえるようにするケースが提案されていた(特許文献2)。
【0006】
この特許文献2は、前面側に開放部を備えた外箱と、この外箱の前記開放部より出し入れ可能に設けられた上部開放型の内箱と、この内箱内に収容可能な複数の写真用フォルダとを備え、前記内箱の前壁に窓部を設けるとともに、前記前壁の内方側に仕切部材を設けて当該仕切部材と前壁との間に第1の空間を設ける一方、仕切部材と内箱の後壁との間に第2の空間を設け、前記第1の空間に写真を収容して前記窓部より表出可能に設けるとともに、前記第2の空間にフォルダを収容して各フォルダ毎に写真を収容可能に設けたことを特徴とする写真ケースを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】実開平7−21522号公報
【特許文献2】特開11−348482号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、高級感のある綺麗な化粧箱等のアルバムケースや特許文献1に記載の化粧箱は、アルバムや写真が手元に届いた際に、受け取り主に感動を与えるといった利点があるが、その後は、アルバムケースや化粧箱は捨てられてしまうか、保管時に本棚等に写真がよく見えない状態で放置されてしまうといった問題があった。
【0009】
また、特許文献2に記載の写真ケースは、上部開放型の内箱に各フォルダ毎に写真を収容可能に設けて、フォルダごとに前後に移動して写真を飾ることができるが、アルバムの任意のページを開いて立て掛けるということができないという問題があった。
【0010】
そこで、本発明は、アルバムの任意のページを開いて立て掛けることができる、アルバムケースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記課題を解決するために、請求項1に記載のアルバムケースに係る発明は、例えば、
図1〜
図7に示すように、
アルバムを内部に収納可能な空間を有する平面視矩形の枠体と、この枠体の下部開口部・上部開口部を覆うように配置されたカバー部を備えるアルバムケースにおいて、
カバー部は、枠体の下部開口部を閉鎖するように配置された下部カバー部と、枠体の側面に沿うように配置された側部カバー部と、枠体の上部開口部を閉鎖するように配置された上部カバー部とから構成され、下部カバー部・側部カバー部・上部カバー部は、それぞれ折り目を介して連設しており、
下部カバー部は、枠体の下部開口部に固定された固定カバー部と、固定カバー部に折り目を介して連設している可動カバー部とから成り、
固定カバー部に連設している可動カバー部と側部カバー部と上部カバー部は、枠体から離れるように構成されている事を特徴とする。
【0012】
請求項1に記載のアルバムケースに係る発明によれば、
図1〜
図5に示すように、アルバムを内部に収納可能な空間を有する平面視矩形の枠体と、この枠体の下部開口部・上部開口部を覆うように配置されたカバー部を備えるアルバムケースにおいて、カバー部は、枠体の下部開口部を閉鎖するように配置された下部カバー部と、枠体の側面に沿うように配置された側部カバー部と、枠体の上部開口部を閉鎖するように配置された上部カバー部とから構成され、下部カバー部・側部カバー部・上部カバー部は、それぞれ折り目を介して連設しており、
下部カバー部は、枠体の下部開口部に固定された固定カバー部と、固定カバー部に折り目を介して連設している可動カバー部とから成り、
固定カバー部に連設している可動カバー部と側部カバー部と上部カバー部は、枠体から離れるように構成されているので、可動カバー部と側部カバー部と上部カバー部を枠体から離してアルバムケースをアルバム立てに変形することで、上部カバー部で覆われていた枠体の開口が露出し、この空間にアルバムの任意のページを開いてアルバムの背表紙側を挿入することにより立て掛けることができる。
【0013】
請求項2に記載のアルバムケースに係る発明は、例えば、
図1〜
図5に示すように、カバー部により枠体の下部開口部・上部開口部を閉鎖している状態から、側部カバー部と上部カバー部を連接している折り目と、可動カバー部と側部カバー部を連接している折り目を伸ばすように展開して、側部カバー部と上部カバー部を水平面に配置し、
この展開している上部カバー部側に枠体を移動させて、
固定カバー部と可動カバー部を連設している折り目を山折りにすると共に、可動カバー部と側部カバー部を連設している折り目を谷折りにし、
枠体の端部を上部カバー部の裏面に当接させた状態で、アルバム立てとして使用可能なことを特徴とする。
【0014】
請求項2に記載のアルバムケースに係る発明によれば、カバー部により枠体の下部開口部・上部開口部を閉鎖している状態から、側部カバー部と上部カバー部を連接している折り目と、可動カバー部と側部カバー部を連接している折り目を伸ばすように展開して、側部カバー部と上部カバー部を水平面に配置し、この展開している上部カバー部側に枠体を移動させて、固定カバー部と可動カバー部を連設している折り目を山折りにすると共に、可動カバー部と側部カバー部を連設している折り目を谷折りにし、枠体の端部を上部カバー部の裏面に当接させた状態で、アルバム立てとして使用可能なので、折り目を谷折りまたは谷折りにするだけで、容易にアルバムケースをアルバム立てに変形することができる。
【0015】
請求項3に記載のアルバムケースに係る発明は、例えば、
図6に示すように、下部カバー部は、側面視において、可動カバー部が固定カバー部より長く形成されている。
【0016】
請求項3に記載のアルバムケースに係る発明によれば、下部カバー部は、側面視において、可動カバー部が固定カバー部より長く形成されているので、枠体の空間にアルバムの背表紙を挿入して立て掛けた際に、アルバムの背表紙を後方から支える位置が高くなり、アルバムが後方に倒れることがなくしっかりと支えることができ、使用者等がアルバムを見やすい角度とすることができる。
【0017】
請求項4に記載のアルバムケースに係る発明は、例えば、
図6に示すように、枠体の端部が、上部カバー部の裏面に当接した際に、固定カバー部と可動カバー部を連設している折り目の成す角が、略90度である。
【0018】
請求項4に記載のアルバムケースに係る発明によれば、枠体の端部が、上部カバー部の裏面に当接した際に、固定カバー部と可動カバー部を連設している折り目の成す角が、略90度であるので、枠体の空間にアルバムの背表紙を挿入して立て掛けた際に、重心位置を低くし安定させることができる。
【0019】
請求項5に記載のアルバムケースに係る発明は、例えば、
図1、
図2に示すように、上部カバー部の裏面には、帯状の凸部が設けられ、枠体の端部がこの帯状の凸部に当接可能である事を特徴とする。
【0020】
請求項5に記載のアルバムケースに係る発明によれば、上部カバー部の裏面には、帯状の凸部が設けられ、枠体の端部がこの帯状の凸部に当接可能であるので、アルバムを枠体に挿入した際の荷重が凸部当接部分に分散されることにより、アルバムの荷重を分散して安定したアルバム立てとして機能することができる。
【発明の効果】
【0021】
本発明によれば、アルバムの任意のページを開いて立て掛けることができるアルバムケースを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【
図1】本発明に係るアルバムケースの一例を示す斜視図である。
【
図2】本発明に係るアルバムケースの上部カバー部を開いた状態の一例を示す斜視図である。
【
図3】本発明に係るアルバムケースからアルバムケースを取り出した一例を示す斜視図である。
【
図4】本発明に係るアルバムケースの上部カバー部を水平面上に開いた状態の一例を示す斜視図である。
【
図5】本発明に係るアルバムケースの可動カバー部と枠体の端部との折り目を山折りにしている状態の一例を示す斜視図である。
【
図6】本発明に係るアルバムケースの枠体の端部を上部カバー部の裏面に当接している状態の一例を示す斜視図である。
【
図7】本発明に係るアルバムケースをアルバム立てに変形した状態でアルバムを開いて立てている状態の一例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、図面を参照して、本発明の一実施の形態について説明する。
【0024】
<実施の形態>
図1〜
図7は、本発明に係るアルバムケースの一実施の形態を示している。
【0025】
本発明に係るアルバムケース1は、
図1・
図2に示すように、アルバム3を内部に収納可能な空間5を有する平面視矩形の枠体7と、この枠体7を側面視コ字状に覆っているカバー部9を備えている。
【0026】
平面視矩形の枠体7は、
図2・
図3に示すように、長方形の複数の部材からなり、それぞれの長手方向の端部が他の部材とつながっており、対向する部材の長さが同じである。アルバム3を収納するために、側面視において、所定の高さがあり、枠体7内部にアルバム3が収納可能な空間5が形成されている、
【0027】
カバー部9は、枠体下方の下部開口部と、枠体上方の上部開口部とを覆うように配置されている。
【0028】
カバー部9は、
図4示すように、枠体の下部開口部を閉鎖するように配置された下部カバー部13と、枠体の側面に沿うように配置された側部カバー部15と、枠体の上部開口部を閉鎖するように配置された上部カバー部11とから構成され、下部カバー部13・側部カバー部15・上部カバー部11は、それぞれ折り目10a,10b,10cを介して連設されている。
【0029】
下部カバー部13は、枠体7の下部開口部に固定された固定カバー部13aと、固定カバー部13aに折り目を介して連設している可動カバー部13bとから成る。下部カバー部13は、側面視において、可動カバー部13bが、固定カバー部13aより長く形成されている。
【0030】
また、固定カバー部13aに連設している可動カバー部13bと側部カバー部15と上部カバー部11は、
図7に示すように、、枠体7から離れるように構成されている。側部カバー部15の高さは、枠体7の所定の高さに応じて設定される。
【0031】
可動カバー部13a・側部カバー部15・上部カバー部11は、互いに折り目を介して連接されているが、枠体7には固定されていないため、カバー部9により枠体の下部開口部・上部開口部を閉鎖している状態から、側部カバー部15と上部カバー部11を連接している折り目10cと、可動カバー部と側部カバー部を連接している折り目10bを伸ばすように展開して(
図4参照)、側部カバー部と上部カバー部を水平面に配置し、この展開している上部カバー部11側に、枠体7を若干持ち上げるようにして移動させて(
図5参照)、固定カバー部13aと可動カバー部13bを連設している折り目10aを山折りにすると共に、可動カバー部と側部カバー部を連設している折り目10bを谷折りにし、枠体7の端部21を上部カバー部11の裏面に当接させた状態で、アルバム立てとして使用可能となる(
図6参照)。
【0032】
上部カバー部の表面を水平面に接触するよう位置して、固定カバー部13aと可動カバー部13bとを山折りにした際に、側部カバー部15側の枠体7の端部21の角部23が上部カバー部11の裏面に当接可能である。また、枠体7の端部21が上部カバー部11の裏面に当接した際に、固定カバー部13aと可動カバー部13bを連設している折り目の成す角が、略90度である。
【0033】
図4に示すように、上部カバー部11の裏面には、帯状の凸部17が設けられ、枠体7の端部21がこの帯状の凸部17に当接可能である。具体的には、
図5・
図6に示すように、固定カバー部13aと可動カバー部13bを山折りした際に、側部カバー部15側の枠体7の端部21が上部カバー部11と帯状の凸部17と当接可能であり、角部23が上部カバー部11の裏面に線状に当接可能である。
【0034】
図6では、枠体7の下方の長方形の端部21が凸部17に当接し、枠体7の下方の長方形の角部23が上部カバー部11の裏面に当接している。
【0035】
枠体7と可動カバー部13bの成す角は、凸部17を配置する位置で変動するが90度から120度程度に設定可能とし、置き場所や使用者の好みに応じてアルバム3を立てた際に、写真が見やすい角度に設定可能としてもよい。
【0036】
尚、帯状の凸部は、上部カバー部11の裏面に複数設けられ、帯状の凸部17,17aの両端は枠体7の内側に嵌合して挿入可能である構成としてもよい。
図2〜
図6に示す幅の狭い帯状の凸部17には、側部カバー部15側の枠体7が線状に当接して、アルバムケース1をアルバム立てに変形した際に、枠体7の位置決めをして枠体7のずれを防止するための部材である一方、上部カバー部11で枠体7の開口を閉じる場合は、枠体7の内側に嵌合して挿入され、上部カバー部11がずれたり、安易に開いたりすることを防止するようにしてもよい。
【0037】
また、
図2〜
図6に示す幅の広い帯状の凸部17aは、上部カバー部11で枠体7の開口を閉じる場合、枠体7の内側に嵌合して挿入され、上部カバー部11がずれたり、安易に開いたりすることを防止するようにしてもよい。この場合、幅の広い帯状の凸部17aは、枠体7の内側と接触する部分が多くなっているため、上部カバー部11がずれたり、安易に開いたりするのを防止する効果が大きくなる。
【0038】
図5に示す、固定カバー部13aと枠体7との間に端部が固定された紐25は、アルバム3をアルバムケース1から取り出す際に、取り出しやすいように取り付けられている。この紐25は、
図2に示すように、アルバム3をアルバムケース1に入れた際に、アルバム3の下側を通して、アルバム3の上面に紐25を配置しておく。そして、アルバム3をアルバムケース1から取り出す際に、紐25を上方に引っ張ることにより、アルバム3をアルバムケース1から取り出し易くなる。
【0039】
図7に示すように、アルバム3を取り出して、アルバムケース1をアルバム立てに変形した後、アルバム3の背表紙を枠体7内部に挿入することにより、アルバム3の任意のページを開いて立て掛けることができる。また、アルバム3をアルバム立てに立て掛けた状態で、アルバム3をめくることができる。
【0040】
(変形例)
上記実施の形態では、幅の狭い帯状の凸部が一つの例について説明したが、れに限られない。幅の狭い帯状の凸部を短手方向に複数平行に設けて、アルバムケースをアルバム立てに変形する際の枠体の角度を変えるように構成してもよい。
【符号の説明】
【0041】
1 アルバムケース
3 アルバム
5 空間
7 枠体
9 カバー部
10a,10b,10c 折り目
11 上部カバー部
13 下部カバー部
13a 固定カバー部
13b 可動カバー部
15 側部カバー部
17,17a 凸部
19 上部カバー部の表面
21 端部
23 角部