特開2017-43951(P2017-43951A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-43951(P2017-43951A)
(43)【公開日】2017年3月2日
(54)【発明の名称】軒樋支持具
(51)【国際特許分類】
   E04D 13/072 20060101AFI20170210BHJP
【FI】
   E04D13/072 501R
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2015-166581(P2015-166581)
(22)【出願日】2015年8月26日
(11)【特許番号】特許第6035391号(P6035391)
(45)【特許公報発行日】2016年11月30日
(71)【出願人】
【識別番号】593178409
【氏名又は名称】株式会社オーティス
(74)【代理人】
【識別番号】100087664
【弁理士】
【氏名又は名称】中井 宏行
(72)【発明者】
【氏名】▲葛▼西 弘明
(57)【要約】
【課題】設置対象である種々の軒先の傾斜に対応して、樋支持部を簡易な手順で適切な状態に保持させることができる軒樋支持具を提供する。
【解決手段】軒樋支持具1は、軒先3に固定される取付板部20と、軒先3の前方に突出するように固定される樋支持部10とを備えており、樋支持部10は、取付板部20の上端にヒンジ結合された本体板部11と、本体板部11の下方側で回動自在とした係止片12とを備えている一方、取付板部20は係止片12の先端12aを係止する係止受部21aを上下方向に沿って複数備えている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
軒先に固定される取付板部と、前記軒先の前方に突出するように固定される樋支持部とを備えた軒樋支持具において、
前記樋支持部は、前記取付板部の上端にヒンジ結合された本体板部と、該本体板部の下方側で回動自在とした係止片とを備えている一方、前記取付板部は前記係止片の先端を係止する係止受部を上下方向に沿って複数備えていることを特徴とする軒樋支持具。
【請求項2】
請求項1において、
前記係止片は、先端が上方に近づく方向に弾性力が作用するように前記本体板部に連結されていることを特徴とする軒樋支持具。



【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、軒先に固定される取付板部と、軒先の前方に突出するように固定される樋支持部とを備えた軒樋支持具に関する。
【背景技術】
【0002】
軒樋支持具としては、軒先の種々の傾斜に応じて、軒樋を水平に保持できるようにするために、樋支持部の本体板部が水平に配されるようにする必要がある。そのため、従来では、現場で樋支持部の本体板部と取付板部とのなす折曲角度を手で広げたり狭めたりするか、傾斜角度に応じた複数の製品の中から選択して用いることで対応していた。
【0003】
さらに、より簡便に、1つの製品で複数の傾斜角度に対応できるように、角度可変構造を有した軒樋支持具も種々提案されている(特許文献1、2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003−27681号公報
【特許文献2】特開平7−217125号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に記載された構造は、他の部材を用いなければならないし、現場などにおいて、その他部材を角度に応じて変形させなければならない。よって、部材点数が増えるため生産効率および在庫管理効率は低下する。また、作業効率も格段によくなるとは言えない。
【0006】
また、特許文献2のものは、ボルトを、取付板部に設けた係止孔を通じて螺進、螺退することで傾斜した軒先に対応させるようになっているが、これについても他部材(ボルト)を必要とするため、生産効率および在庫管理効率についてはよくない。また、ボルトによるアナログ的な調節であるため、水平状態を計測しにくいという問題もある。
【0007】
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、設置対象である種々の軒先の傾斜に対応して、樋支持部を簡易な手順で適切な状態に保持させることができる軒樋支持具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の軒樋支持具は、軒先に固定される取付板部と、軒先の前方に突出するように固定される樋支持部とを備えた軒樋支持具において、樋支持部は、取付板部の上端にヒンジ結合された本体板部と、本体板部の下方側で回動自在とした係止片とを備えている一方、取付板部は係止片の先端を係止する係止受部を上下方向に沿って複数備えていることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の軒樋支持具は、係止片が、先端が上方に近づく方向に弾性力が作用するように本体板部に連結されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に記載の軒樋支持具によれば、上述の構成となっているため、設置対象である種々の軒先の傾斜に対応して、樋支持部を簡易な手順で適切な状態(おもに水平な状態)に保持させることができる。また、ボルトなどの別部材を用いないため、従来にくらべ、生産効率や在庫管理効率が低下することもない。さらに、係止片を係止する係止受部が複数設けられているため、係止受部を想定される傾斜に対応した位置に設ければ、樋支持部を簡単に、適切な状態に固定することができる。
【0011】
請求項2に記載の軒樋支持具によれば、係止片は上方に向けて弾性力が作用する構成となっているため、施工途中において係止片が垂れ下がるようなことがなく、係止受部に簡易に係止させることができ、作業を効率化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の一実施形態に係る軒樋支持具の分解斜視図(軒樋支持具の一構成部材である樋支持部については要部のみ図示)である。
図2】軒樋支持具の各種設置状態を説明するための、一部を断面とした側面図である。(a)は一設置態様を示す全体図および一部拡大図、(b)(c)は他の設置態様を示す部分図である。
図3】本発明の他の実施形態に係る軒樋支持具を説明するための模式的側面図である。(a)は軒樋支持具に用いられるバネ材の側面図、(b)(c)は軒樋支持具の要部側面図である。
図4】本発明のさらに他の実施形態に係る軒樋支持具の説明図である。(a)は樋支持部の要部斜視図、(b)は樋支持部の要部縦断面図である。
図5】本発明の他の実施形態に係る軒樋支持具の分解斜視図(軒樋支持具の一構成部材である樋支持部については要部のみ図示)である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下に、本発明の実施の形態に係る軒樋支持具について、添付図面にもとづいて説明する。
【0014】
まず、以下に説明する各種の軒樋支持具1の共通的な基本構成について説明する。これらの軒樋支持具1は、軒先3に固定される取付板部20と、軒先3の前方に突出するように固定される樋支持部10とを備えた支持具である。樋支持部10は、取付板部20の上端にヒンジ結合された本体板部11と、本体板部11の下方側で回動自在とした係止片12とを備えている。一方、取付板部20は、係止片12の先端を係止する係止受部21aを上下方向に沿って複数備えている。
【0015】
こうして設けられた係止片12が、複数の係止受部21aのうちの適切な1つに係止されることで、取付板部20が取り付けられる軒先3の傾斜角度にかかわらず、樋支持部10を水平な状態に保持させるように軒樋支持具1を取り付けることができる。なお、このような軒樋支持具1によれば、樋支持部10を水平な状態に保持できるだけではなく、所望の適正な角度に設置することもできる。
【0016】
ついで、各種の軒樋支持具1の詳細について、順次説明する。
【0017】
図1に示した軒樋支持具1は、上述したように、樋支持部10と取付板部20とを備えた構成とされる。樋支持部10は、図2(a)に示すように、上述した本体板部11と係止片12の他に支持部本体14を備えている。本体板部11と支持部本体14の両部材により、軒樋5の軒先3からの突出距離を調節できるようになっている。なお、支持部本体14を有さず、本体板部11が軒樋5を直接支持する構成であってもよい。
【0018】
支持部本体14は、具体的には、前端に軒樋前耳保持部14bを、後端に軒樋後耳保持部14cを有した形状とされ、それらの間の板状本体部14aには、本体板部11に対して前後方向にスライド調節できるようにするために、長手方向に開設された長孔(不図示)を有している。そして、図2(a)に示すように、軒樋前耳保持部14bに前耳5aが保持され、軒樋後耳保持部14cに後耳5bが保持されるようにして、軒樋5が吊り支持されるようになっている。
【0019】
本体板部11は、杆部11aと、その前端より延出された先端に、ボルト15、蝶ナット16で支持部本体11と連結される連結部11cとを有している。本体板部11の杆部11aの後端には、図1に示すようにヒンジ部11bが形成されている。
【0020】
この本体板部11の杆部11aの下側には、上述したように係止片12が取り付けられている。係止片12は、図2(a)の部分拡大図に示すように、杆部11aの裏面側で蝶番13による連結により回動自在となっており、特に軒先3側へ回動できるようになっている。この係止片12の回動構造は蝶番13によるものには限定されない。
【0021】
また、係止片12の基端12bから先端12aまでの長さは、種々の傾斜の軒先3に取り付けた、後述する取付板部20の係止受部21aに届くような長さとなっている。
【0022】
一方、取付板部20は、軒先3に固定される矩形の板体とされ、横方向の両側には軒先3へ固定するためのビス等の固定具が挿通される挿通孔22aを有した翼片部22を有し、中央には前方に突出した係止本体21が形成されている。
【0023】
係止本体21は、横長状の貫通長孔で形成された4つの係止受部21aが開設されており、それぞれの係止受部21aで樋支持部10(本体板部11)の係止片12の先端12aを受け入れて係止するようになっている。これらの係止受部21aの横には番号が振ってある。この番号は後述する種々の軒先3の傾斜に1対1に対応したものである。なお、係止受部21aは貫通長孔によるものには限られず、凹溝で構成してもよい。
【0024】
この係止本体21の上端にはヒンジ部23が形成されており、このヒンジ部23と、本体板部11のヒンジ部11bとを組みつけ、軸材24で連結されており、樋支持部10、取付板部20間は相互に回動するように構成されている。
【0025】
本体板部11と取付板部20のヒンジ結合の構造としては、図5に示したものでもよい。すなわち、取付板部20のヒンジ部23は本体板部11とヒンジ結合するための2つの結合溝23a、23aを備えており、その溝に本体板部11のヒンジ部11b、11bが連結されるようになっている。図5に示したように、本体板部11のヒンジ部11bを、2点鎖線で示したような平板状態で結合溝23aに差し込んでから、ヒンジ部11bを湾曲加工して連結すればよい。なお、図5におけるヒンジ部11b、23以外の部位については、図1のものと同様であるため説明は省略する。
【0026】
以上のような軒樋支持具1を取り付ける軒先3としては、地面に対して垂直なもののほかに、傾斜したものがある。たとえば垂木の前端面に取り付ける場合には、取付板部20を取り付ける軒先3と垂線とのなす角度は、屋根の勾配に合致して、3寸、5寸などの傾斜角度となっている。
【0027】
図2(a)は、軒樋支持具1の取付板部20を垂直な軒先3に取り付ける場合の縦断面図である。係止片12は、その先端12aが取付板部20に設けた複数の係止受部21aのうち最下の係止受部21aに挿入されることで係止され、それにより樋支持部10の本体板部11および支持部本体14が水平に保持され、それらに支持される軒樋5も水平に保持される。
【0028】
また、軒先3に少し傾斜がある場合(図2(b)参照)、取付板部20は軒先3の傾斜面に添設、固定され、係止片12は図2(a)の場合よりも上方に回動した状態で、下から2番目の係止受部21aに係止される。こうして、樋支持部10の本体板部11および支持部本体14が水平に保持され、それらに支持される軒樋5も水平に保持される。
【0029】
また、軒先3に更なる傾斜角度がある場合(図2(c)参照)、取付板部20は軒先3の傾斜面に添うように傾斜状に固定され、係止片12は図2(b)の場合よりもさらに上方に回動した状態で、上から2番目の係止受部21aに係止される。こうして、樋支持部10の本体板部11および支持部本体14が水平に保持され、それらに支持される軒樋5も水平に保持される。
【0030】
このように、この軒樋支持具1によれば、種々の軒先3の傾斜に対応して、樋支持部10を簡易な手順で水平な状態に保持させることができる。また、角度調節用にボルトなどの別部材を用いないため、従来にくらべ、軒樋支持具1の生産効率や在庫管理効率が低下することもない。なお、この軒樋支持具1は、樋支持部10を水平ではない特殊な状態に保持する場合に利用してもよい。
【0031】
さらに、取付板部20は係止片12を係止する係止受部21aを複数有しているため、それらの係止受部21aを、想定される傾斜に対応した位置に設けることで、樋支持部10を簡単に、適切な状態に固定することができる。また、本実施形態の例のように、係止受部21aのそれぞれに傾斜角度に対応した番号などを付記すれば、ワンタッチで設置することができる。
【0032】
また、複数の係止受部21aを有した別体を取付板部20に後付けしてもよい。後付けにより係止受部21aを形成するようにすれば、係止片12の長さとの関係の調節をしやすくできる。
【0033】
ついで、係止片12の他の形成例について説明する。
【0034】
図3の例では、係止片12が、本体板部11に対して、複数のねじりばね17(図3(a)参照)で、図3(b)(c)に示したように取り付けられるようになっている。このねじりばね17は、図3(a)の状態は、弾性エネルギーが蓄積されていない定常な状態であり、角度Wが小さくなるようにねじった状態に変形すると蓄勢され、復帰弾性力が作用する。
【0035】
図3(b)は、軒樋支持具1を軒先3に取り付けた状態を示す図である。このとき係止片12の先端12aは取付板部20の係止受部21aに係止されており、係止片12は、ねじりばね17の角度Wが図3(a)の角度Wよりも小さくなって弾性付勢された状態にある。
【0036】
このように、ねじりばね17の角度Wを小さくすると、係止片12の先端12aが上方に近づく方向に弾性力が作用するようになっているため、係止片12が係止されていない状態では、図3(c)に示すように、先端12aは上方に回動するように作用する。このように先端12aが係止されていない状態では係止片12が重力に逆らうように動作するため、作業中に係止片12は垂れ下がった状態になりにくく、より高い位置にある係止受部21aへの係止片12の取付操作がしやすくなる。
【0037】
このような弾性構造をより簡易に形成するために、ねじりばね17の代わりに、薄板(板ばね)を用いてもよい。また、ばね付きの蝶番や他の種類のばねを用いてもよい。
【0038】
また、図4(a)(b)に示すように、係止片12を本体板部11の切り起こしにより形成してもよい。図4に示した軒樋支持具1は、係止片12が係止受部21aに係止されるようにするために、本体板部11の基部近傍を上方に突出させている。つまり、本体板部11の基部近傍を突出形状とすることで、切り起こし片の長さを確保でき、換言すれば、係止片12と取付板部20との距離を縮めるようにすることができるようになっている。
【0039】
このような切り起こしによる係止片12であっても、複数の係止受部21aのいずれにでも係止されるように回動する構成とする必要があることは言うまでもない。より回動しやすくするために、係止片12の基端12bを軟質材で形成してもよい。
【0040】
このように、この軒樋支持具1は係止片12が切り起こしにより形成されているため、省材料化でき、また製造において部材の連結の必要もなく、製造コストの低減化を図ることができる。
【0041】
このような切り起こしによる係止片12にも、先端12aが上方に近づく方向に弾性力が作用する構造を付加してもよい。
【符号の説明】
【0042】
1 軒樋支持具
3 軒先
5 軒樋
10 樋支持部
11 本体板部
11a 杆部
11b ヒンジ部
11c 連結部
12 係止片
12a 先端
12b 基端
13 蝶番
14 支持部本体
15 ボルト
16 蝶ナット
17 ねじりばね
20 取付板部
21 係止本体
21a 係止受部
22 翼片部
22a 挿通孔
23 ヒンジ部
23a 結合溝
24 軸材

図1
図2
図3
図4
図5
【手続補正書】
【提出日】2016年8月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
軒先に固定される取付板部と、前記軒先の前方に突出するように固定される樋支持部とを備えた軒樋支持具において、
前記樋支持部は、前記取付板部の上端にヒンジ結合された本体板部と、該本体板部の下方側で回動自在とした係止片とを備えている一方、前記取付板部は前記係止片の先端を係止する係止受部を上下方向に沿って複数備えており、
ねじりばねを付加した構成とされ、
前記本体板部と前記係止片とは、それらの一方に前記ねじりばねの一端が固着され、他方に前記ねじりばねの他端が固着されることにより、相互に回動可能に連結されており、前記係止片はその先端が上方に近づく方向に弾性力が作用するようになっていることを特徴とする軒樋支持具。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0008】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の軒樋支持具は、軒先に固定される取付板部と、軒先の前方に突出するように固定される樋支持部とを備えた軒樋支持具において、樋支持部は、取付板部の上端にヒンジ結合された本体板部と、本体板部の下方側で回動自在とした係止片とを備えている一方、取付板部は係止片の先端を係止する係止受部を上下方向に沿って複数備えており、ねじりばねを付加した構成とされ、本体板部と係止片とは、それらの一方にねじりばねの一端が固着され、他方にねじりばねの他端が固着されることにより、相互に回動可能に連結されており、係止片はその先端が上方に近づく方向に弾性力が作用するようになっていることを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】
また、請求項1に記載の軒樋支持具によれば、係止片は上方に向けて弾性力が作用する構成となっているため、施工途中において係止片が垂れ下がるようなことがなく、係止受部に簡易に係止させることができ、作業を効率化することができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0012】
図1】本発明の参考例に係る軒樋支持具の分解斜視図(軒樋支持具の一構成部材である樋支持部については要部のみ図示)である。
図2】軒樋支持具の各種設置状態を説明するための、一部を断面とした側面図である。(a)は一設置態様を示す全体図および一部拡大図、(b)(c)は他の設置態様を示す部分図である。
図3】本発明の一実施形態に係る軒樋支持具を説明するための模式的側面図である。(a)は軒樋支持具に用いられるバネ材の側面図、(b)(c)は軒樋支持具の要部側面図である。
図4】本発明の他の参考例に係る軒樋支持具の説明図である。(a)は樋支持部の要部斜視図、(b)は樋支持部の要部縦断面図である。
図5】本発明の他の参考例に係る軒樋支持具の分解斜視図(軒樋支持具の一構成部材である樋支持部については要部のみ図示)である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0033】
ついで、本発明の実施形態に係る軒樋支持具1(軒樋支持具1の全体については図1参照)の係止片12の形成例について説明する。