(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-48487(P2017-48487A)
(43)【公開日】2017年3月9日
(54)【発明の名称】ペン差し手甲
(51)【国際特許分類】
A41D 13/08 20060101AFI20170217BHJP
B43K 23/02 20060101ALI20170217BHJP
A41D 13/00 20060101ALI20170217BHJP
A45F 3/00 20060101ALI20170217BHJP
【FI】
A41D13/08 108
B43K23/02 J
A41D13/00 112
A45F3/00 500
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
【全頁数】3
(21)【出願番号】特願2015-185896(P2015-185896)
(22)【出願日】2015年9月2日
(71)【出願人】
【識別番号】515088670
【氏名又は名称】脇部 謙二
(72)【発明者】
【氏名】脇部 謙二
【テーマコード(参考)】
3B011
3B045
【Fターム(参考)】
3B011AA10
3B011AB01
3B011AC21
3B045BA18
3B045CE09
3B045DA42
3B045FA05
3B045GA00
(57)【要約】
【課題】建設現場で作業員が使う鉛筆やペンなどは数種類に及びその全てを常に持ち歩くには複数の装着具が必要である。
【解決手段】本発明は、市販の手甲に布製幅広ゴムバンドを縫い付け鉛筆やペンを常に見えるところに複数装着できることを特徴とするペン差し手甲。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
市販の手甲に布製幅広ゴムバンドを縫い付け糸で仕切った、ペン差し手甲。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建設現場で作業員が使用する手甲に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、手甲は厚手の布で作られており基本的に作業中の手首を怪我などから保護したり袖口を汚れから防ぐ役目や工具を扱う際に袖口の撓みを機械に巻き込まない為の危険防止具としてのみに使用されるものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
建設現場では鉛筆やペンなどを使用することも多く、それらを耳にはさんで作業する姿は昔からよく知られるところである。
しかし、ヘルメットやメガネをかけると耳には挟めない。
最近の作業服にはペン差し専用のポケットも設けられてはいるものの職種によっては複数のペンや鉛筆またインパクトドライバーのビットなども付け替えで使用することが多く、それだけでは足りないと言う問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
手甲の表面に幅広のゴムバンドを縫い付け、縫い糸で複数に仕切る。
以上の構成よりなるペン差し手甲。
【発明の効果】
【0005】
手甲にペンや鉛筆を装着することにより、常に手元にそれらがあり一目でどれを使用するかを判断できる、また複数装着できるのでドライバービットなどを付け替える際、置き場に困るような事もない。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ)手甲本体(1)に幅広の布製ゴムバンド(2)を設ける。
(ロ)縫い糸で仕切りと共に縫い付ける。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、作業時しっかりと手首に手甲を巻き付け縫いつけられたゴムバンドに鉛筆やペンなどを差し、必要に応じて使用する。
【符号の説明】
【0008】
1手甲本体、2布製幅広ゴムバンド、3縫い糸。