特開2017-53066(P2017-53066A)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2017-53066(P2017-53066A)
(43)【公開日】2017年3月16日
(54)【発明の名称】リバーシブルジャケット
(51)【国際特許分類】
   A41D 1/02 20060101AFI20170224BHJP
   A44B 1/00 20060101ALI20170224BHJP
   A44B 1/06 20060101ALI20170224BHJP
【FI】
   A41D1/02 A
   A44B1/00 Z
   A44B1/06 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2015-178643(P2015-178643)
(22)【出願日】2015年9月10日
(71)【出願人】
【識別番号】515249879
【氏名又は名称】株式会社フォークナー
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(72)【発明者】
【氏名】小泉 修
【テーマコード(参考)】
3B031
【Fターム(参考)】
3B031AA07
3B031AB10
3B031AC20
(57)【要約】
【課題】従来のリバーシブルジャケットに残されていた種々の問題を解決する。
【解決手段】第一の面10と、第一の面10の裏側にある第二の面20と、の各々を表側にして着用可能なリバーシブルジャケット1であって、左右の前部分11、12(21、22)の各々に設けられたボタン穴30と、ボタン穴30に対して着脱自在に取り付けられる両面ボタン40と、を備える。両面ボタン40は、一対のボタン基体41と、一対のボタン基体41を相互に連結する連結部42と、を有する。ボタン穴30の寸法を、両面ボタン40のボタン基体41の最大径と略同一に設定する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第一の面と、前記第一の面の裏側にある第二の面と、の各々を表側にして着用可能なリバーシブルジャケットであって、
左右の前部分の各々に設けられたボタン穴と、
前記ボタン穴に対して着脱自在に取り付けられる両面ボタンと、
を備える、リバーシブルジャケット。
【請求項2】
前記両面ボタンは、一対のボタン基体と、前記一対のボタン基体を相互に連結する連結部と、を有し、
前記ボタン穴の寸法は、前記両面ボタンの前記ボタン基体の最大径と略同一に設定されている、請求項1に記載のリバーシブルジャケット。
【請求項3】
上襟及び下襟を備え、
前記リバーシブルジャケットの前記第一の面を表側にした状態で外側に折り畳まれた前記上襟及び前記下襟の表出面の装飾は、前記第一の面の装飾と同一にされており、
前記リバーシブルジャケットの前記第二の面を表側にした状態で外側に折り畳まれた前記上襟及び前記下襟の表出面の装飾は、前記第二の面の装飾と同一にされている、請求項1又は2に記載のリバーシブルジャケット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リバーシブルジャケットに関する。
【背景技術】
【0002】
現在、一枚のジャケットで二つのコーディネート(例えばフォーマルとカジュアル)を可能にする両面着用可能な上衣(リバーシブルジャケット)が提案され、実用化されている。例えば、近年においては、両面にポケットを取付けたり、襟吊りの構造を工夫したりすることにより、裏面着用時の問題点を解決したリバーシブルジャケットが提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実用新案登録第3104390号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載されたリバーシブルジャケットにおいては、通常のボタンとボタン穴を使用する代わりにドットボタンを使用しているため、フォーマルな場面で着用する際などには違和感を生じさせる場合がある。また、従来のリバーシブルジャケットにおいては、ジャケットの前部分からボタンを取り外すことができないため、ボタンに交換する必要が生じた場合に手間がかかるという問題がある。
【0005】
また、ジャケットには通常、上襟(カラー)及び下襟(ラペル)が設けられているが、従来のリバーシブルジャケットにおいては、製作の手間を省くために、上襟及び下襟を展開した状態で一方の面を全て同じ装飾(色や模様)にし、他方の面についても同様に上襟及び下襟を展開した状態で全て同じ装飾(色や模様)にすることが行われていた。しかし、このようにすると、一方の面を表側にした状態で外側に折り畳まれた上襟及び下襟の表出面の装飾が、(一方の面の裏側の)他方の面の装飾となってしまい、上襟及び下襟だけが異なった装飾となって美観を損なう場合があった。
【0006】
このように、従来のリバーシブルジャケットには、解決すべき問題が依然として多く残されていた。
【0007】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、従来のリバーシブルジャケットに残されていた種々の問題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記目的を達成するため、本発明に係るリバーシブルジャケットは、第一の面と、第一の面の裏側にある第二の面と、の各々を表側にして着用可能なリバーシブルジャケットであって、左右の前部分の各々に設けられたボタン穴と、ボタン穴に対して着脱自在に取り付けられる両面ボタンと、を備えるものである。
【0009】
かかる構成を採用すると、左右の前部分の各々に設けられたボタン穴に対して、両面ボタンを着脱自在に取り付けることができる。従って、例えば、第一の面を表側にした「第一モード」でリバーシブルジャケットを使用する場合には、右側前部分に設けられたボタン穴を取付穴として機能させて両面ボタンを取り付けることができる。そして、左側前部分に設けられたボタン穴を必要に応じて嵌込穴として機能させて、取付穴(右側ボタン穴)に取り付けた両面ボタンと、嵌込穴(左側ボタン穴)と、を用いた前閉じを実現させることができる。
【0010】
一方、第二の面を表側にした「第二モード」でリバーシブルジャケットを使用する場合には、第一モードで使用していた両面ボタンを取り外し、第二モードでの右側前部分(第一モードでの左側前部分)に設けられたボタン穴を取付穴として機能させて両面ボタンを取り付けることができる。そして、第二モードでの左側前部分(第一モードでの右側前部分)に設けられたボタン穴を必要に応じて嵌込穴として機能させて、取付穴(右側ボタン穴)に取り付けた両面ボタンと、嵌込穴(左側ボタン穴)と、を用いた前閉じを実現させることができる。
【0011】
従って、第一モード及び第二モードの双方において、右側前部分を「下前」とし、左側前部分を「上前」とした状態でジャケットを着用することが可能となる。この際、ドットボタンを使用していないので、フォーマルな場面で着用する際にも違和感を生じさせることがない。また、ボタン穴から両面ボタンを取り外すことができるため、ボタンの交換がきわめて容易であり、ボタンのバリエーションを幅広く楽しむこともできる。
【0012】
本発明に係るリバーシブルジャケットにおいて、一対のボタン基体と、一対のボタン基体を相互に連結する連結部と、を有する両面ボタンを採用することができる。かかる場合において、ボタン穴の寸法を、両面ボタンのボタン基体の最大径と略同一に設定することができる。
【0013】
かかる構成を採用すると、ボタン穴の寸法を、両面ボタンのボタン基体の最大径と略同一に設定しているため、両面ボタンのボタン基体をボタン穴に通して取り付けた後に、両面ボタンがボタン穴から外れ難くなるという利点がある。
【0014】
本発明に係るリバーシブルジャケットにおいて、上襟及び下襟を備え、リバーシブルジャケットの第一の面を表側にした状態で外側に折り畳まれた上襟及び下襟の表出面の装飾を、第一の面の装飾と同一にし、リバーシブルジャケットの第二の面を表側にした状態で外側に折り畳まれた上襟及び下襟の表出面の装飾を、第二の面の装飾と同一にすることができる。
【0015】
かかる構成を採用すると、第一(第二)の面を表側にした「第一(第二)モード」でリバーシブルジャケットを使用する場合に、外側に折り畳まれた上襟及び下襟の表出面の装飾が第一(第二)の面の装飾と同一にされているため、上襟及び下襟だけが異なった装飾となって美観を損なうというような事態を回避することができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、従来のリバーシブルジャケットに残されていた種々の問題を解決することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の実施形態に係るリバーシブルジャケットの第一の面を表側にした状態を示すものであり、(A)は正面図、(B)は背面図である。
図2】本発明の実施形態に係るリバーシブルジャケットの第二の面を表側にした状態を示すものであり、(A)は正面図、(B)は背面図である。
図3】本発明の実施形態に係るリバーシブルジャケットの第一の面を表側にした場合の展開図である。
図4】本発明の実施形態に係るリバーシブルジャケットの第二の面を表側にした場合の展開図である。
図5】本発明の実施形態に係るリバーシブルジャケットの両面ボタンの斜視図である。
図6】本発明の実施形態に係るリバーシブルジャケットの両面ボタンの側面図である。
図7】本発明の実施形態に係るリバーシブルジャケットの両面ボタンのボタン基体の最大径とボタン穴の寸法との関係を説明するための説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態はあくまでも好適な適用例であって、本発明の適用範囲がこれに限定されるものではない。
【0019】
まず、図1図7を用いて、本発明の実施形態に係るリバーシブルジャケット1の構成について説明する。本実施形態に係るリバーシブルジャケット1は、図1及び図2に示すように、第一の面10と、第一の面10の裏側にある第二の面20と、を備えており、これら第一の面10及び第二の面20の各々を表側にして着用可能とされてなるものである。
【0020】
リバーシブルジャケット1は、図1(A)及び図3に示すように、第一の面10を表側にした状態(「第一モード」)において、相互に重ね合わせられる左右の前部分11、12を備えており、これら左右の前部分11、12の各々には、ボタン穴30が2個ずつ設けられている。また、リバーシブルジャケット1は、図2(A)及び図4に示すように、第二の面20を表側にした状態(「第二モード」)においても左右の前部分21、22を備えている。第二モードにおける左側前部分21は、第一モードにおける右側前部分12の裏側に相当する部分であり、第二モードにおける右側前部分22は、第一モードにおける左側前部分11の裏側に相当する部分である。
【0021】
また、リバーシブルジャケット1は、図1(A)及び図2(A)に示すように、各ボタン穴30に対して着脱自在に取り付けられる両面ボタン40を備えている。両面ボタン40は、図5図7に示すように、一対のボタン基体41と、一対のボタン基体41を相互に連結する連結部42と、を有している。
【0022】
本実施形態においては、両面ボタン40のボタン基体41として、図5図7に示すように、所定厚さを有する平面視円形状の円盤状部材を採用している。ボタン基体41の材料は特に限定されるものではなく、例えば合成樹脂、金属、貝、水牛の角や骨、等を採用することができる。本実施形態においては、図7に示すように、両面ボタン40のボタン基体41の直径(最大径)Dを、ボタン穴30の寸法と略同一に設定している。このようにすると、両面ボタン40のボタン基体41をボタン穴30に通して取り付けた後に、両面ボタン40がボタン穴30から外れ難くなるという利点がある。
【0023】
また、本実施形態においては、両面ボタン40の連結部42として、図5及び図6に示すように、熱で溶解する糸を複数巻回して形成した筒状の根巻部を採用している。連結部42の長さ(一対のボタン基体41の裏面間の間隔)Hは、リバーシブルジャケット1を構成する生地の厚さ等に応じて適宜設定することができ、例えば7〜10mm(好ましくは7mm程度)に設定することができる。
【0024】
また、リバーシブルジャケット1は、左右一対の上襟(カラー)50及び下襟(ラペル)60を備えている。本実施形態においては、図1に示すように、リバーシブルジャケット1の第一の面10を表側にした状態で外側に折り畳まれた上襟50及び下襟60の表出面51、61の装飾(色及び模様)を、第一の面10の装飾(色及び模様)と同一にしている。また、図2に示すように、リバーシブルジャケット1の第二の面20を表側にした状態で外側に折り畳まれた上襟50及び下襟60の表出面52、62(面51、61の裏側の面)の装飾を、第二の面20の装飾と同一にしている。
【0025】
すなわち、リバーシブルジャケット1の第一の面10を表側にした状態で上襟50及び下襟60を展開した場合には、図3に示すように、第二の面20と同一の装飾を有する面52、62が現れる。一方、リバーシブルジャケット1の第二の面20を表側にした状態で上襟50及び下襟60を展開した場合には、図4に示すように、第一の面10と同一の装飾を有する面51、61が現れることとなる。
【0026】
次に、本実施形態に係るリバーシブルジャケット1の使用方法について説明する。
【0027】
<第一モード>
リバーシブルジャケット1を、第一の面10を表側にした「第一モード」で使用する場合には、図1に示すように第一の面10を表側にし、上襟50及び下襟60を外側に折り畳んで、第一の面10と同一の装飾を有する面51、61を表出させる。次いで、右側前部分12に設けられた各ボタン穴30を取付穴として機能させて、両面ボタン40の一方のボタン基体41を各ボタン穴30に通して取り付ける。その後、リバーシブルジャケット1を着用し、必要に応じて、左側前部分11に設けられたボタン穴30を嵌込穴として機能させる。すなわち、必要に応じて、右側のボタン穴30(取付穴)に取り付けた両面ボタン40の他方のボタン基体41を、左側のボタン穴30(嵌込穴)に嵌め込んで、図1(A)に示すような前閉じを実現させる。着用を終えた場合には、各ボタン穴30から両面ボタン40を取り外して別途保管することもできる。
【0028】
<第二モード>
リバーシブルジャケット1を、第二の面20を表側にした「第二モード」で使用する場合には、図2に示すように第二の面20を表側にし、上襟50及び下襟60を外側に折り畳んで、第二の面20と同一の装飾を有する面52、62を表出させる。次いで、右側前部分22に設けられた各ボタン穴30を取付穴として機能させて、両面ボタン40の一方のボタン基体41を各ボタン穴30に通して取り付ける。その後、リバーシブルジャケット1を着用し、必要に応じて、左側前部分21に設けられたボタン穴30を嵌込穴として機能させる。すなわち、必要に応じて、右側のボタン穴30(取付穴)に取り付けた両面ボタン40の他方のボタン基体41を、左側のボタン穴30(嵌込穴)に嵌め込んで、図2(A)に示すような前閉じを実現させる。着用を終えた場合には、各ボタン穴30から両面ボタン40を取り外して別途保管することもできる。
【0029】
以上説明した実施形態に係るリバーシブルジャケット1においては、左右の前部分11、12(21、22)の各々に設けられたボタン穴30に対して、両面ボタン40を着脱自在に取り付けることができる。従って、第一モード及び第二モードの双方において、右側前部分12、22を「下前」とし、左側前部分11、21を「上前」とした状態でジャケット1を着用することが可能となる。この際、ドットボタンを使用していないので、フォーマルな場面で着用する際にも違和感を生じさせることがない。また、ボタン穴30から両面ボタン40を取り外すことができるため、ボタンの交換がきわめて容易であり、ボタンのバリエーションを幅広く楽しむこともできる。
【0030】
また、以上説明した実施形態に係るリバーシブルジャケット1においては、ボタン穴30の寸法を、両面ボタン40のボタン基体41の最大径と略同一に設定しているため、両面ボタン40のボタン基体41をボタン穴30に通して取り付けた後に、両面ボタン40がボタン穴30から外れ難くなるという利点がある。
【0031】
また、以上説明した実施形態に係るリバーシブルジャケット1においては、第一の面10を表側にした「第一モード」で使用する場合に、外側に折り畳まれた上襟50及び下襟60の表出面51、61の装飾(色及び模様)が第一の面10の装飾(色及び模様)と同一にされており、第二の面20を表側にした「第二モード」で使用する場合においても、外側に折り畳まれた上襟50及び下襟60の表出面52、62の装飾(色及び模様)が第二の面20の装飾(色及び模様)と同一にされているため、上襟50及び下襟60だけが異なった装飾となって美観を損なうというような事態を回避することができる。
【0032】
なお、以上の実施形態においては、両面ボタン40のボタン基体41として、平面視円形状の円盤状部材を採用した例を示したが、ボタン基体41の構成はこれに限られるものではない。例えば、平面視で楕円形状や多角形状のボタン基体を採用することもできる。この場合においても、ボタン基体の最大径を、ボタン穴30の寸法と略同一に設定することが好ましい。
【0033】
また、以上の実施形態においては、両面ボタン40の連結部42として、熱で溶解する糸を複数巻回して形成した筒状の根巻部を採用した例を示したが、連結部42の構成はこれに限られるものではない。例えば、合成樹脂や金属で筒状の連結部を構成し、この連結部の両端に接着剤等を用いてボタン基体41を接続することもできる。
【0034】
また、以上の実施形態においては、リバーシブルジャケット1を、右側前部分12(22)を「下前」とし左側前部分11(21)を「上前」とする男性用ジャケットとして使用した例を示したが、左側前部分11(21)を「下前」とし右側前部分12(22)を「上前」とする女性用ジャケットとしてリバーシブルジャケット1を使用することもできる。この場合には、左側前部分11(21)に設けられたボタン穴30を「取付穴」として機能させ、右側前部分12(22)に設けられたボタン穴30を「嵌込穴」として機能させるようにする。
【0035】
本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、かかる実施形態に当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。すなわち、前記実施形態が備える各要素及びその配置、材料、条件、形状、サイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前記実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
【符号の説明】
【0036】
1…リバーシブルジャケット
10…第一の面
11・21…左側前部分
12・22…右側前部分
30…ボタン穴
40…両面ボタン
41…ボタン基体
42…連結部
50…上襟
51…第一の面を表側にした状態で外側に折り畳まれた上襟の表出面
52…第二の面を表側にした状態で外側に折り畳まれた上襟の表出面
60…下襟
61…第一の面を表側にした状態で外側に折り畳まれた下襟の表出面
62…第二の面を表側にした状態で外側に折り畳まれた下襟の表出面
D…ボタン基体の直径(最大径)
図5
図6
図7
図1
図2
図3
図4